JPH07149058A - 熱転写記録体 - Google Patents

熱転写記録体

Info

Publication number
JPH07149058A
JPH07149058A JP5321442A JP32144293A JPH07149058A JP H07149058 A JPH07149058 A JP H07149058A JP 5321442 A JP5321442 A JP 5321442A JP 32144293 A JP32144293 A JP 32144293A JP H07149058 A JPH07149058 A JP H07149058A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermal transfer
layer
base material
transfer recording
transparent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5321442A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Sakurai
秀夫 櫻井
Ryoichi Kitajima
良一 北嶋
Osamu Ito
修 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP5321442A priority Critical patent/JPH07149058A/ja
Publication of JPH07149058A publication Critical patent/JPH07149058A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 透過型と反射型の両方の表示に使用でき、カ
ールの発生が極めて少なく、走行性も良好であり、高コ
ントラストでフルカラー画像を付与できる熱転写記録体
を提供する。 【構成】 透明支持体の一方の面に感熱記録層、熱転写
受容層を設けた熱転写記録体、或いは、透明支持体の一
方の面に感熱記録層を設け、他の面に熱転写受容層を設
けた熱転写記録体、また、透明支持体が2層構造を有す
る前記熱転写記録体、更に感熱記録層の両面に透明支持
体を貼り合わせ、一方の面に熱転写受容層を設けた熱転
写記録体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、透明型表示、反射型表
示のいずれも可能な熱転写記録体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高度情報通信システム(IN
S)、付加価値通信網(VAN)など、情報関連技術が
急速に発達しており、情報の価値が大きくなってきてい
る。それに伴ない、情報の伝達方法や、情報の記憶・表
示といった情報処理関連機器などの開示表示機能がない
ために、情報の表示のためのハードコピーを別に必要と
している。例えば、現在広く利用されているキャッシュ
カードなどでお金の出し入れをした場合、預金額の残高
情報を利用者に知らせるために、別にハードコピーに出
力させている。同様にクレジットカードやその他のカー
ドの利用時においても、表示機能がないために別にハー
ドコピーを必要としている場合が非常に多く、カードに
表示機能を持たせたいという要望は高い。
【0003】このため、その一つの実現手段として、I
Cカードなどに液晶表示デバイス及び薄型の電池を内蔵
させて表示機能を持たせ、且つ、電卓にもなるといった
多機能カードなども検討さているが、電池の必要なこと
や、カードコストがかなり高くなることから、カードの
手軽さに対する問題を有している。
【0004】また、従来の熱転写記録体に於いては、透
過光により表示を行なうもの(OHP熱転写記録フィル
ム等)と、反射光により表示を行なうものとは別のもの
であった。この場合同一の記録内容であっても、使う目
的によって各々別々の記録媒体に印字或いは印写しなけ
ればならなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記実情に
鑑み、同一の熱転写記録体を、透過型と反射型の両方に
使うことができ、透過型表示、反射型表示どちらの形態
においても表示、消去が何度も繰り返し行なうことがで
き、また熱転写記録時にサーマルヘッドによって加えら
れる熱によって発生する記録体のカールを非常に小さく
でき、熱転写記録装置内における走行性が良好で、しか
も摩擦によっても容易に消えない高コントラストの表示
画像が得られ、同時に鮮明なフルカラー画像を付与でき
る熱転写記録体を低コストで提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、透明支
持体の少なくとも一方の面に、樹脂母材及び該樹脂母材
中に分散させた有機低分子物質を主成分とし、温度に依
存して透明度が可逆的に変化する感熱記録層を設け、更
にその上に熱転写記録により印写されるべき受容層とを
設けたことを特徴とする熱転写記録体が提供され、ま
た、透明支持体を挾んで、一方の面に樹脂母材及び該樹
脂母材中に分散させた有機低分子物質を主成分とし、温
度に依存して透明度が可逆的に変化する感熱記録層を設
け、反対の面に熱転写記録により印写されるべき受容層
を設けたことを特徴とする熱転写記録体が提供され、ま
た、前記透明支持体が、2枚の支持体を貼り合わせたも
のであることを特徴とする前記熱転写記録体が提供さ
れ、更に、樹脂母材及び該樹脂母材中に分散させた有機
低分子物質を主成分とし、温度に依存して透明度が可逆
的に変化する感熱記録層の両面に、それぞれ透明支持体
を貼り合わせ、更に該透明支持体の何れかの面に熱転写
記録により印写されるべき受容層を設けたことを特徴と
する熱転写記録体が提供され、更にまた、熱転写記録に
より印写されるべき受容層側の支持体の厚みDLと、も
う一方の支持体の厚みDAの関係が DA/DL ≦ 1.1 であることを特徴とする前記熱転写記録体が提供され
る。
【0007】即ち、本発明者等は、鋭意研究を重ねた結
果、温度に依存して透明度が可逆的に変化する感熱記録
機能と、熱転写受容機能との両機能を有する熱転写記録
体において、透明支持体を用いることが重要であり、そ
うすることによって、熱転写記録後に、熱により透明度
が可逆的に変化する感熱記録材料の透明度を変化させ、
記録体の全域にわたって透明度を変化させることによ
り、透過型表示と反射型表示を使い分けることができる
ことを見い出し、本発明を完成するに至った。
【0008】以下、本発明の熱転写記録体の具体的な例
を図面に従って詳細に説明する。図1は、後に詳記す
る、本発明に係る可逆性感熱記録材料の熱による透明度
の変化を表わした図である。初めに、本発明の動作を説
明する。先ず、本発明の記録媒体の熱転写記録により印
写されるべき受容層に対して、熱転写記録を行なう。こ
の記録後の媒体を、図1に示すT0以下の常温で用いれ
ば、当該記録媒体の熱により透明度が可逆的に変化する
可逆性感熱記録層の状態が白濁不透明状態であるため、
白い支持体上の熱転写記録画像として反射型表示記録媒
体として使用できる。この媒体に図2に示すような熱ロ
ーラー或いはサーマルヘッドを用いて、図1に示すT2
に加熱すると、可逆性感熱記録層の状態は透明となる。
この状態で再びT0以下の常温に戻しても透明のままで
あるため、当該記録媒体を透過型表示記録媒体として使
用できる。更に、この媒体をT3以上の温度に加熱して
0以下の常温に戻すと可逆性感熱記録層の状態が白色
不透明状態となるために、再び反射型記録媒体として使
用できる。これらの動作を繰り返すことにより、当該記
録媒体は反射型表示、透過型表示を目的によって、何度
でも使い分けることができる。
【0009】次に、本発明の熱転写記録体の構成につい
て図によって説明する。図3は透明支持体1上の可逆性
感熱記録層2を設け、その上に熱転写受容層3を設けた
ものである。図4は透明支持体1上の可逆性感熱記録層
2を設け、その反対面に熱転写受容層を設けたものであ
る。図5(a)は透明支持体が支持体1−1と支持体1
−2を粘着剤4により貼り合わせ、支持体1−1上に可
逆性感熱記録層4を設け、その上に熱転写受容層5を設
けたものである。図5(b)は熱転写受容層を支持体1
−2の表面に設けたものである。図6(a)は透明支持
体1−1の上に可逆性感熱記録層2を設け、その上に粘
着剤4を用いて支持体1−2を貼り合わせ、支持体1−
2の表面に熱転写受容層3を設けたものである。図6
(b)は支持体1−1の上に熱転写受容層3を設けたも
のである。
【0010】図3及び図4に示す構成により、可逆性感
熱記録層を白濁状態にすれば反射光型の表示媒体として
使用でき、可逆性感熱記録層を透明状態にすれば、透過
型の表示媒体として使用できる。図5(a)及び5
(b)に示す構成では、支持体を粘着剤ではり合わせる
ことにより熱転写記録時に受容層が熱収縮することによ
って生じるカール発生を防止することができる。また熱
転写受容層を設けた側の支持体の熱収縮による歪を粘着
剤で緩和することによってもカール発生を抑制すること
ができる。ここで使用する粘着剤としては、従来公知の
ものは何れも使用できるが、その挙動は粘弾性を持つも
のであるため、高分子化合物をベースとすることが基本
となっている。基本的には高分子弾性体及び粘着付着剤
の2成分を主とし、粘着調整剤、接着改良剤などを配合
したものを用いることができる。図6(a)及び6
(b)に示す構成においては可逆性感熱記録層が2枚の
支持体のはり合わせの内側にあるため、支持体自体が可
逆性感熱記録層の保護層として働くので、記録媒体の繰
り返し耐久性が向上する。
【0011】本発明で使用する透明支持体としては、透
明であることが重要であり、しかも熱転写記録時に受け
る熱に対しての耐熱性があり、可逆性感熱記録層に対す
る繰り返しの熱履歴にも耐えられるものならば特に制限
されない。このような条件を満たすものとしては高分子
化合物の樹脂フィルムが適当である。例えば、ポリエチ
レンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリ塩化ビニ
ルフィルム、ポリ塩化ビニリデンフィルム、ポリビニル
アルコールフィルム、ポリエチレンテレフタレートフィ
ルム、ポリカーボネートフィルム、ナイロンフィルム、
ポリスチレンフィルム、エチレン酢酸ビニル共重合体フ
ィルム、ポリエチレンナフタレートフィルム、フッ素化
エチレンプロピレンフィルムなどのフィルムが使用でき
る。支持体をはり合わせる場合、その支持体1−1と支
持体1−2の材質は同種であっても良いし、異種であっ
ても良い。透明フィルムの厚みは好ましくは15〜20
0μm、特に好ましくは20〜150μm程度である。
透明支持体を2枚はり合わせて支持体を形成する場合、
熱転写受容層を設ける側の支持体の厚みDLと、もう一
方の支持体の厚みDAの関係が DA/DL ≦ 1.1 となることが好ましい。この範囲を越えると、カール抑
制効果が不十分となる。
【0012】また、本発明の熱転写記録体において、熱
転写記録により印写されるべき受容層に熱転写記録層を
行なう場合の熱転写記録体の駆動速度をVL、熱転写イ
ンクシート或いは熱転写インクリボンの駆動速度をVI
とし、これらVLとVIとの比を下記式 VL/VI=n nは1以上の数値 で表わすとき、当該熱転写記録体をn倍駆動方式が可能
な記録体とすることにより、熱転写リボンや熱転写イン
クシートの使用量を減らし、記録コストを下げることが
できる。
【0013】本発明の熱転写記録体の可逆性感熱記録層
の記録原理は、前記のごとき温度よる可逆的な透明度変
化(透明状態、白濁不透明状態)を利用しており、この透
明状態と白濁不透明状態との違いは次のように推測され
る。すなわち、(I)透明の場合には樹脂母材中に分散さ
れた有機低分子物質の粒子は有機低分子物質の大きな粒
子で構成されており、感熱記録層の片側から入射した光
は散乱されること無く反対側に透過するため透明に見え
ること、また、(II)白濁不透明の場合には有機低分子物
質の粒子は有機低分子物質の微細な結晶が集合した多結
晶で構成され、個々の結晶の結晶軸がいろいろな方向を
向いているため片側から入射した光は有機低分子物質粒
子の結晶の界面で何度も屈折し、散乱されるため白く見
えること、等に由来している。
【0014】図1(熱による透明度の変化を表わしてい
る)において、樹脂母材と、この樹脂母材中に分散され
た有機低分子物質とを主成分とする感熱層は、例えばT0
以下の常温では白濁不透明状態にある。これを温度T2
加熱すると透明になり、この状態で再びT0以下の常温に
戻しても透明のままである。これは温度T2からT0以下に
至るまでに有機低分子物質が半溶融状態を経て多結晶か
ら単結晶へと結晶が成長するためと考えられる。更にT3
以上の温度に加熱すると、最大透明度と最大不透明度と
の中間の半透明状態になる。次に、この温度を下げて行
くと、再び透明状態をとることなく最初の白濁不透明状
態に戻る。これは温度T3以上で有機低分子物質が溶融
後、冷却されることにより多結晶が析出するためである
と考えられる。なお、この不透明状態のものをT1〜T2
の温度に加熱した後、常温即ちT0以下の温度に冷却した
場合には透明と不透明との中間の状態をとることができ
る。また、前記常温で透明になったものも再びT3以上の
温度に加熱した後常温に戻せば、再び白濁不透明状態に
戻る。即ち、常温で不透明及び透明の両形態並びにその
中間状態をとることができる。
【0015】本発明に係る熱転写記録体の可逆性感熱記
録層を作るには一般に(1)樹脂母材及び有機低分子物
質の2成分を溶解した溶液、又は樹脂母材の溶液(溶剤と
しては有機低分子物質を溶解しないものを用いる)に有
機低分子物質を微粒子状に分散した分散液を対象面上に
塗布、乾燥させるか、或いは(2)前記2成分を溶剤の
存在又は不存在下に、必要あれば加熱しながら、混練
し、これをシート状に成形し、それ自体を感熱記録シー
トとすることにより作られる。
【0016】可逆性感熱記録層作成用溶剤としては、樹
脂母材及び有機低分子物質の種類によって種々選択でき
るが、例えばテトラヒドロフラン、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン、クロロホルム、四塩化炭
素、エタノール、トルエン、ベンゼン等が挙げられる。
なお、分散液を使用した場合はもちろんであるが、溶液
を使用した場合も得られる感熱層中では有機低分子物質
は微粒子として析出し、分散状態で存在する。
【0017】該感熱層に使用される樹脂母材は、有機低
分子物質を均一に分散保持した層を形成すると共に、最
大透明時の透明度に影響を与える材料である。このため
樹脂母材は透明性が良く、機械的に安定で、成膜性に優
れた樹脂が好ましい。こような樹脂母材において、塩化
ビニル系樹脂は、感熱可逆性能が高く、かつ感熱昇華受
容性能も高いので、可逆性感熱記録層及び後記熱転写受
容層に共通に使用することができ、極めて優れた樹脂で
ある。
【0018】次の表1に、各樹脂の感熱記録性能及び感
熱昇華性受容性能を示す。表1から、前記両性能に優れ
ている塩化ビニル系樹脂が記録層の樹脂母材の主成分と
して好適に用いられる。
【表1】
【0019】このような樹脂としては、前記したように
塩化ビニル系樹脂が最適であり、例えば、ポリ塩化ビニ
ル、塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル-酢酸
ビニル-ビニルアルコール共重合体、塩化ビニル-酢酸ビ
ニル-マレイン酸共重合体、塩化ビニル-アクリレート共
重合体等の塩化ビニル系共重合体が挙げられるが、その
他にポリ塩化ビニリデン、塩化ビニリデン-塩化ビニル
共重合体、塩化ビニリデン-アクリロニトリル共重合体
等の塩化ビニリデン系共重合体;ポリエステル;ポリアミ
ド;ポリアクリレート又はポリメタクリレート或いはア
クリレート-メタクリレート共重合体;シリコン樹脂等が
挙げられる。これらは単独で或いは2種以上混合して使
用される。
【0020】一方、有機低分子物質としては記録層中で
熱により多結晶から単結晶に変化するものであればよ
く、一般に融点30〜200℃好ましくは50〜150℃程度のも
のが使用される。このような有機低分子物質としてはア
ルカノール;アルカンジオール;ハロゲンアルカノール
またはハロゲンアルカンジオール;アルキルアミン;ア
ルカン;アルケン;アルキン;ハロゲンアルカン;ハロ
ゲンアルケン;ハロゲンアルキン;シクロアルカン;シ
クロアルケン;シクロアルキン;飽和または不飽和モノ
またはジカルボン酸又はこれらのエステル、アミド又は
アンモニウム塩;飽和または不飽和ハロゲン脂肪酸また
はこれらのエステル、アミド又はアンモニウム塩;アリ
ルカルボン酸またはそれらのエステル、アミド又はアン
モニウム塩;ハロゲンアリルカルボン酸またはそれらの
エステル、アミド又はアンモニウム塩;チオアルコー
ル;チオカルボン酸又はそれらのエステル、アミンまた
はアンモニウム塩;チオアルコールのカルボン酸エステ
ル等が挙げられる。これらは単独で又は2種以上混合し
て使用される。これらの化合物の炭素数は10〜60、好ま
しくは10〜38、特に10〜30が好ましい。エステル中のア
ルコール基部分は飽和していても、又、飽和していなく
てもよく、またハロゲン置換されていてもよい。いずれ
にしても有機低分子物質は分子中に酸素、窒素、硫黄及
びハロゲンの少くとも1種、例えば-OH、-COOH、-CONH
-、-COOR、-NH-、-NH2、-S-、-S-S-、-O-、ハロゲン等
を含む化合物であることが好ましい。
【0021】更に具体的には、これら化合物としてはラ
ウリン酸、ドデカン酸、ミリスチン酸、ペンタデカン
酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ノナデカ
ン酸、アラギン酸、オレイン酸等の高級脂肪酸;ステア
リン酸メチル、ステアリン酸テトラデシル、ステアリン
酸オクタデシル、ラウリン酸オクタデシル、パルミチン
酸テトラデシル、ベヘン酸ドデシル等の高級脂肪酸のエ
ステル; C16H33-O-C16H33 , C16H33-S-C16H33 , C18H37-S-C18H37 , C12H25-S-C12H25 , C19H39-S-C19H39 , C12H25-S-S-C12H25 , 等のエーテル又はチオエーテル等がある。中でも本発明
では高級脂肪酸、特にパルミチン酸、ステアリン酸、ベ
ヘン酸、リグノセリン酸等の炭素数16以上の高級脂肪酸
が好ましく、炭素数16〜24の高級脂肪酸が更に好まし
い。
【0022】なお、感熱層中の有機低分子物質と樹脂母
材との割合は、重量比で2:1〜1:16程度が好ましく、1:1
〜1:5が更に好ましい。樹脂母材の比率がこれ以下にな
ると、有機低分子物質を樹脂母材中に保持した膜を形成
することが困難となり、またこれ以上になると、有機低
分子物質の量が少ないため、不透明化が困難になる。
【0023】感熱記録層には以上の成分の他に、透明画
像の形成を容易にするために、界面活性剤、高沸点溶剤
等の添加物を添加することができる。これらの添加物の
具体例は次の通りである。 高沸点溶剤の例;リン酸トリブチル、リン酸トリ-2-エ
チルヘキシル、リン酸トリフェニル、リン酸トリクレジ
ル、オレイン酸ブチル、フタル酸ジメチル、フタル酸ジ
エチル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジヘプチル、フタ
ル酸ジ-n-オクチル、フタル酸ジ-2-エチルヘキシル、フ
タル酸ジイソノニル、フタル酸ジオクチルデシル、フタ
ル酸ジイソデシル、フタル酸ブチルベンジル、アジピン
酸ジブチル、アジピン酸ジ-n-ヘキシル、アジピン酸ジ-
2-エチルヘキシル、アジピン酸アルキル610、アゼライ
ン酸ジ-2-エチルヘキシル、セバシン酸ジブチル、セバ
シン酸ジ-2-エチルヘキシル、ジエチレングリコールジ
ベンゾエート、トリエチレングリコールジ-2-エチルブ
チラート、アセチルリシノール酸メチル、アセチルリシ
ノール酸ブチル、ブチルフタリルブチルグリコレート、
アセチルクエン酸トリブチル。
【0024】界面活性剤、その他の添加物の例;多価ア
ルコール高級脂肪酸エステル;多価アルコール高級アル
キルエーテル;多価アルコール高級脂肪酸エステル、高
級アルコール、高級アルキルフェノール、高級脂肪酸高
級アルキルアミン、高級脂肪酸アミド、油脂又はポリプ
ロピレングリコールの低級オレフィンオキサイド付加
物;アセチレングリコール;高級アルキルベンゼンスル
ホン酸のNa、Ca、Ba又はMg塩;高級脂肪酸、芳香族カル
ボン酸、高級脂肪酸スルホン酸、芳香族スルホン酸、硫
酸モノエステル又はリン酸モノ-又はジ-エステルのCa、
Ba又はMg塩;低度硫酸化油;ポリ長鎖アルキルアクリレ
ート;アクリル系オルゴマー;ポリ長鎖アルキルメタク
リレート;長鎖アルキルメタクリレート〜アミン含有モ
ノマー共重合体;スチレン〜無水マレイン酸共重合体;
オレフィン〜無水マレイン酸共重合体。
【0025】又、本発明においては、可逆性感熱記録層
中にアミノ変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、
アルキッド変性シリコーン等の離型剤を含有させること
ができる。なお、感熱記録層中には、充填剤を含有させ
ることもできる。充填剤としては、シリカ、酸化チタ
ン、炭酸カルシウム等の白色顔料が挙げられる。その
他、感熱記録層には、界面活性剤、紫外線吸収剤、酸化
防止剤等を適宜含有させてもよい。
【0026】また、感熱記録層上に前記離型剤を含んだ
層や保護層を設けたり、或いは各種の図案や文字等を印
刷することができる。感熱記録層上に積層する離型剤層
や保護層(いずれも厚さ0.1〜5μm)の材料としては、離
型剤として前記シリコーン等、更に耐熱保護の効果をも
たらすバインダーとしてシリコーン系ゴム、シリコーン
樹脂(特開昭63-221087号公報に記載)、ポリシロキサン
グラフトポリマー(特願昭62-152550号に記載)や紫外線
硬化樹脂又は電子線硬化樹脂(特願昭63-310600号に記
載)等が用いられる。いずれの場合も、塗布時に溶剤を
用いるが、その溶剤は、感熱記録層の樹脂ならびに有機
低分子物質を溶解しにくいほうが望ましい。感熱記録層
の樹脂及び有機低分子物質を溶解しにくい溶剤としては
n-ヘキサン、メチルアルコール、エチルアルコール、イ
ソプロピルアルコール等が挙げられ、特にアルコール系
の溶剤がコスト面から望ましい。
【0027】次に、転写受容層は、染料染着性のある樹
脂によって形成され、必要に応じて2層以上にしてもよ
い。受容層に用いられる樹脂としては、染料染着性のあ
る樹脂が用いられ、特に限定されるものではないが、中
でもポリエステル、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸
ビニル共重合体が特に好ましい。n倍駆動(速度差)記
録の場合、ポリイソシアネートにより染着樹脂を硬化す
ることが好ましい。このことによりスティッキングを防
止できる。
【0028】また、本発明においては、熱転写受容層中
にもアミノ変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、
アルキッド変性シリコーン等の離型剤を含有させること
ができる。なお、染料受容層中にも、充填剤を含有させ
ることもできる。充填剤としては、シリカ、酸化チタ
ン、炭酸カルシウム等の白色顔料が挙げられる。その
他、染料受容層には、界面活性剤、紫外線吸収剤、酸化
防止剤等を適宜含有させてもよい。
【0029】本発明の情報記録媒体の他の各層の形成法
は次の通りである。着色層や光反射層を設けたことによ
り、可逆性感熱記録層に形成される表示画像を見易くす
ることができる。着色層は着色剤及び樹脂バインダーを
主成分とする溶液又は分散液を対象面に塗布、乾燥する
か、或いは単に着色シートを貼合せることにより形成さ
れる。ここで着色剤としては上層の可逆性感熱記録層の
透明及び白濁の変化を反射画像として認識できればよ
く、赤、黄、青、紺、紫、黒、茶、灰、橙、緑などの色
や銀、金など光を反射するような色を有する染料、顔
料、金属粉等が使用される。また樹脂バインダーとして
は各種熱可塑性、熱硬化性又は紫外線硬化性樹脂が使用
される。又、支持体上に、Al等を蒸着して光反射層と
することもできる。
【0030】次に、磁気カード等として使用するために
磁気層を設けることもできる。磁気層は磁性材料を対象
面に真空蒸着、スパッタリング等の方法で堆積させる
か、或いは樹脂バインダーと共に塗布、乾燥することに
より形成される。ここで磁性材料としては、鉄、コバル
ト、ニッケル等、及びそれらの合金又は化合物が挙げら
れる。また樹脂バインダーとしては着色層の場合と同
様、各種熱可塑性、熱硬化性又は紫外線硬化性樹脂が挙
げられる。なお磁気層上には必要に応じて隠蔽層を設け
たり、或いは各種の図案や文字等を印刷することができ
る。
【0031】更にまた、保護層形成液或いは離型剤層形
成液の溶剤やモノマー成分等から感熱記録層を保護する
ために、保護層或いは離型剤層と、感熱記録層との間に
中間層を設けることができる(特開平1-133781号公報に
記載)。中間層の材料としては感熱記録層中の樹脂母材
として挙げたものの他に下記のような熱硬化性樹脂、熱
可塑性樹脂が使用可能である。即ち、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリスチレン、ポリビニルアルコール、
ポリビニルブチラール、ポリウレタン、飽和ポリエステ
ル、不飽和ポリエステル、エポキシ樹脂、フェノール樹
脂、ポリカーボネート、ポリアミド等が挙げられる。中
間層の厚さは0.1〜2μmくらいが好ましい。
【0032】
【実施例】本発明を実施例により更に詳しく説明するが
本発明はこれに限定されるものではない。なおここでの
部及び%はともに重量基準である。
【0033】実施例1 100μm厚の透明ポリエチレンテレフタレートフィル
ム上に ベヘン酸 8部 ステアリルステアレート 2部 フタル酸ジ(2−エチルヘキシル) 3部 塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体(UCC社製VYHH) 25部 テトラヒドロフラン(THF) 200部 よりなる溶液を塗布し、乾燥して15μm厚の可逆性感
熱記録層を設けた。次にその上に 塩化ビニル・酢酸ビニル・ビニルアルコール共重合体 (UCC社製VAGH) 15部 イソシアネート コロネートL(日本ポリウレタン工業社製) 5部 ストレートシリコンオイル SH200(東レシリコン) 0.5部 アルコール変性シリコンオイルSF8427(東レシリコン)0.5部 トルエン 40部 メチルエチルケトン 40部 よりなる溶液を塗布し、乾燥して5μm厚の熱転写受容
層を積層して設け、図3に記載する構成と同じ構成の熱
転写記録体を作成した。
【0034】実施例2 実施例1と同様に100μm厚の透明ポリエチレンテレ
フタレートフィルム上に ベヘン酸 8部 ステアリルステアレート 2部 フタル酸ジ(2−エチルヘキシル) 3部 塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体(UCC社製VYHH) 25部 テトラヒドロフラン(THF) 200部 よりなる溶液を塗布し、乾燥して15μm厚の可逆性感
熱記録層を設けた。次にフィルムの反対の面に 塩化ビニル・酢酸ビニル・ビニルアルコール共重合体 (UCC社製VAGH) 15部 イソシアネート コロネートL(日本ポリウレタン工業製) 5部 ストレートシリコンオイル SH200(東レシリコン) 0.5部 アルコール変性シリコンオイルSF8427(東レシリコン)0.5部 トルエン 40部 メチルエチルケトン 40部 よりなる溶液を塗布し、乾燥して5μm厚の熱転写受容
層を設け、図4に記載する構成と同じ構成の熱転写記録
体を作成した。
【0035】実施例3 50μm厚みの透明ポリエチレンテレフタレートフィル
ム上に2液硬化型アクリル系粘着剤(商品名:E510
0、東洋紡)を乾燥時の塗布量が10g/m2となるよ
うに塗布して、さらに同じ50μm厚みの透明ポリエチ
レンテレフタレートフィルムを重ね合わせ、90℃の熱
ロール間で押さえて貼り合わせて積層し、透明支持体を
得た。この透明支持体上に実施例1と同様に可逆性感熱
記録層と熱転写受容層を順次積層して設け、図5(a)
に記載する構成と同じ構成の熱転写記録体を作成した。
【0036】実施例4 実施例3と同様に50μm厚みの透明ポリエチレンテレ
フタレートフィルム上に2液硬化型アクリル系粘着剤を
塗布した後、60μm厚みの透明ポリエチレンテレフタ
レートフィルムを熱ロールで貼り合わせて積層した。そ
の後60μm厚みの透明ポリエチレンテレフタレートフ
ィルム上に実施例1と同様に可逆性感熱記録層と熱転写
受容層を順次積層して設け、図5(a)に記載する構成
と同じ構成の熱転写記録媒体を作成した。
【0037】実施例5 実施例3と同様にして60μm厚みの透明ポリエチレン
テレフタレートフィルム上に2液硬化型アクリル系粘着
剤を塗布した後、50μm厚みの透明ポリエチレンテレ
フタレートフィルムを熱ロールで押さえて貼り合わせて
積層した。その後50μm厚みの透明ポリエチレンテレ
フタレートフィルム上に実施例1と同様に可逆性感熱記
録層と熱転写受容層を順次積層して設け、図5(a)に
記載する構成と同じ構成の熱転写記録体を作成した。
【0038】実施例6 実施例3と同様にして作成した透明支持体上に実施例2
と同様に片側の面に可逆性感熱記録層、反対側の面に熱
転写受容層を設け、図5(b)に記載する構成と同じ構
成の熱転写記録体を作成した。
【0039】実施例7 50μm厚みの透明ポリエチレンテレフタレートフィル
ム(支持体1−1)上に可逆性感熱記録層を設け、その
上に実施例3と同じ2液硬化型アクリル系粘着剤を塗布
し、さらに50μm厚みの透明ポリエチレンテレフタレ
ートフィルム(支持体1−2)を熱ロールで貼り合わせ
て、透明支持体を得た。次に支持体1−2の側の熱転写
受容層を設け、図6(a)に記載する構成と同じ構成の
熱転写記録体を作成した。
【0040】実施例8 実施例7と同じ透明支持体を得た後に支持体1−1の側
に熱転写受容層を設け、図6(b)に記載する構成と同
じ構成の熱転写記録体を作成した。
【0041】実施例1〜8の記録体の熱転写受容層に対
して、昇華型熱転写インクリボンを対面させ、記録体の
主走査方向の駆動速度VLに対してインクリボンの駆動
速度VIをVI=VL/15としてサーマルヘッドで画像
形成した。比較例2では、インクリボンと熱転写受容層
の剥離がスムーズに行なわれずスティッキングが発生し
た。その他のものはこの状態で可逆性感熱記録層の状態
は白濁状態であるために、反射光型の表示体として、鮮
明なフルカラーが得られた。次に、可逆性感熱記録層に
対してサーマルヘッドを用いて熱エネルギーを与え、図
1に示す温度T2にした。可逆性感熱記録層の状態が透
明になるので透過型の表示記録体として使用できた。こ
の状態でOHPにて投影し、鮮明な画像を得た。次に再
び可逆性感熱記録層に対してサーマルヘッドを用いて熱
エネルギーを与え、図1に示す温度T3とした後常温に
戻した。可逆性感熱記録層の状態が再び白濁状態となっ
たので再び反射光型の表示体として使用できた。
【0042】表1に実施例1〜8に対して、熱転写記録
を繰り返し行なった場合の結果及び可逆性感熱記録層の
状態を、不透過→透過→不透過を1サイクルとして繰り
返し変化させたときの結果を表2に示す。
【表2】 * カール量の測定は定盤上に印写後の記録体を置い
て、最大カール部のそり量を測定した。
【0043】
【発明の効果】本発明の熱転写記録体においては、透明
支持体上に可逆性感熱記録層と熱転写受容層を設けてい
るので、透明支持体上に熱転写記録を行ない、可逆性感
熱記録層の状態を白濁状態、透明状態と変化させること
により、一枚の記録体で反射光型表示と透過光型表示を
両立させることができる。また、透明支持体を2枚の支
持体の貼り合わせとした場合は、熱転写記録時の支持体
のカール量を少なくでき、熱転写記録時の記録体の搬送
性能を向上させることができる。更に、可逆性感熱記録
層を2枚の支持体の間に設けた場合は、可逆性感熱記録
層の状態変化を繰り返し行なう場合の耐久性を向上させ
ることができる。更にまた、熱転写受容層を設ける側の
支持体の厚みともう一方の支持体の厚みの比を1.1以
下とした場合は、カール量をより少なくし、熱転写記録
時の搬送性能をさらに向上させることができる。そし
て、本発明の熱転写記録体を速度差駆動方式で使用する
と、熱転写記録のコストを低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る可逆性感熱記録材料の熱による透
明度の変化を表わした図である。
【図2】熱転写記録体を、ヒートローラ或いはサーマル
ヘッドを用いて加熱する場合の模式図である。
【図3】透明支持体上に可逆性感熱記録層、熱転写受容
層を順次設けた本発明の熱転写記録体である。
【図4】透明支持体の一方の面に可逆性感熱記録層を設
け、他の面に熱転写受容層を設けた本発明の熱転写記録
体である。
【図5】(a)は、粘着剤を用いて透明支持体を貼り合
わせた2層構造の透明支持体上に、可逆性感熱記録層、
熱転写受容層を順次設けた本発明の熱転写記録体であ
る。 (b)は、(a)と同様の2層構造の透明支持体
の一方の面に可逆性感熱記録層を設け、他の面に熱転写
受容層を設けた本発明の熱転写記録体である。
【図6】(a)は可逆性感熱記録層の一方の面に透明支
持体を貼り合わせ、他の面に粘着剤を介して透明支持体
を貼り合わせ、その上に更に熱転写受容層を設けた本発
明の熱転写記録体である。(b)は、可逆性感熱記録層
の一方の面に粘着剤を介して透明支持体を貼り合わせ、
他の面に透明支持体、熱転写受容層を順次設けた本発明
の熱転写記録体である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明支持体の少なくとも一方の面に、樹
    脂母材及び該樹脂母材中に分散させた有機低分子物質を
    主成分とし、温度に依存して透明度が可逆的に変化する
    感熱記録層を設け、更にその上に熱転写記録により印写
    されるべき受容層とを設けたことを特徴とする熱転写記
    録体。
  2. 【請求項2】 透明支持体を挾んで、一方の面に樹脂母
    材及び該樹脂母材中に分散させた有機低分子物質を主成
    分とし、温度に依存して透明度が可逆的に変化する感熱
    記録層を設け、反対の面に熱転写記録により印写される
    べき受容層を設けたことを特徴とする熱転写記録体。
  3. 【請求項3】 前記透明支持体が、2枚の支持体を貼り
    合わせたものであることを特徴とする請求項1又は2記
    載の熱転写記録体。
  4. 【請求項4】 樹脂母材及び該樹脂母材中に分散させた
    有機低分子物質を主成分とし、温度に依存して透明度が
    可逆的に変化する感熱記録層の両面に、それぞれ透明支
    持体を貼り合わせ、更に該透明支持体の何れかの面に熱
    転写記録により印写されるべき受容層を設けたことを特
    徴とする熱転写記録体。
  5. 【請求項5】 熱転写記録により印写されるべき受容層
    側の支持体の厚みDLと、もう一方の支持体の厚みDA
    関係が DA/DL ≦ 1.1 であることを特徴とする請求項3又は4記載の熱転写記
    録体。
JP5321442A 1993-11-26 1993-11-26 熱転写記録体 Pending JPH07149058A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5321442A JPH07149058A (ja) 1993-11-26 1993-11-26 熱転写記録体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5321442A JPH07149058A (ja) 1993-11-26 1993-11-26 熱転写記録体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07149058A true JPH07149058A (ja) 1995-06-13

Family

ID=18132608

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5321442A Pending JPH07149058A (ja) 1993-11-26 1993-11-26 熱転写記録体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07149058A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013123888A (ja) * 2011-12-16 2013-06-24 Dainippon Printing Co Ltd 熱転写受像シートと、印画物及びその印画物の製造方法
US20160141738A1 (en) * 2014-11-18 2016-05-19 Samsung Sdi Co., Ltd. Battery pack

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013123888A (ja) * 2011-12-16 2013-06-24 Dainippon Printing Co Ltd 熱転写受像シートと、印画物及びその印画物の製造方法
US20160141738A1 (en) * 2014-11-18 2016-05-19 Samsung Sdi Co., Ltd. Battery pack

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5393727A (en) Image-receiving sheet
US5210068A (en) Image-receiving sheet
US5547915A (en) Information recording medium and printing method using the same
JP2006272960A (ja) 熱転写シート
JP3336530B2 (ja) 情報記録媒体及びそれを用いた印字方法
JP2942782B2 (ja) 被熱転写シート
JPH07149058A (ja) 熱転写記録体
US5811371A (en) Image-receiving sheet
US5276004A (en) Process for heat transfer recording
JP2999515B2 (ja) 熱転写カバーフイルム
JPH07179060A (ja) カード処理方法
JP3218546B2 (ja) 情報記憶表示媒体
JPH08224973A (ja) 熱印字方法及び記録媒体
JPH0615958A (ja) 消去装置
JPH05185773A (ja) 情報記憶カード
JP3649357B2 (ja) 可逆性感熱記録カード又はシート
JPH05338351A (ja) 可逆性感熱記録材料
JP2662680B2 (ja) 可逆性感熱記録材料
JP3134900B2 (ja) 可逆性感熱記録材料
JP2819489B2 (ja) 情報記憶カード
JPH06239066A (ja) 情報記憶カード
JPH0852963A (ja) 情報記憶カード
JPH03142288A (ja) 転写箔
JPH0528996B2 (ja)
JPH04294195A (ja) 画像記録体及び画像記録体製造方法並びに画像記録体製造装置