JPH07147311A - 搬送アーム - Google Patents

搬送アーム

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JPH07147311A
JPH07147311A JP5319060A JP31906093A JPH07147311A JP H07147311 A JPH07147311 A JP H07147311A JP 5319060 A JP5319060 A JP 5319060A JP 31906093 A JP31906093 A JP 31906093A JP H07147311 A JPH07147311 A JP H07147311A
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JP
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processed
cooling
susceptor
present
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JP5319060A
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English (en)
Inventor
Mitsuaki Komino
光明 小美野
Masahide Watanabe
昌英 渡辺
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Tokyo Electron Ltd
Tokyo Electron Yamanashi Ltd
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Tokyo Electron Ltd
Tokyo Electron Yamanashi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被処理体の冷却効率が高く結露が生じない搬
送アームを提供する。 【構成】 本発明に基づいて構成された、駆動アームを
備えた駆動部100〜103と被処理体を支持する被処
理体支持部104とから構成され、被処理体を移載する
ための搬送アーム30は、被処理体支持部104の少な
くとも被処理体と接触する接触部位31、32を断熱性
を有しかつ導電性を有する材料から構成しているので、
移載中に予冷却された被処理体の冷熱が逃げないので、
被処理体の冷却効率を高めることができる。同時に搬送
アームに付着した水分の結露が生じるのを防止できる。
さらに接触部が導電性を有するので、移載中に被処理体
の帯電を除去できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被処理体をたとえば各
チャンバ間で搬送するために使用される搬送アームに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より半導体製造工程においては、た
とえばロードロック室から処理室内に被処理体を搬入搬
出するために、搬送アームが使用されている。かかる搬
送アームは、図8に示すように、回転駆動自在な基台1
00に設置されて相互に連動して回転駆動可能な第1お
よび第2のアーム101、102から構成された駆動部
と、それらの複数のアームの先端部に設けられて被処理
体を載置可能な被処理体支持部103とから主に構成さ
れている。また載置台103の載置面には被処理体、た
とえば半導体ウェハのオリフラ部に整合する位置決め部
104が設けられている。
【0003】ところで、近年の半導体処理装置において
は、垂直なパターン形状と高い選択比を得るために、被
処理体、たとえば半導体ウェハの反応表面を低温化する
低温処理方法が採用されている。かかる低温処理におい
ては、被処理体の反応表面の温度を許容処理温度範囲内
に正確に保持することが、製品の歩留まりを向上させ、
かつ繊細な表面加工を行う上で重要である。特に最近で
は、被処理体の反応表面温度を低温に制御すればするほ
ど、製品の加工精度が向上するため、処理の極低温化が
進められている。
【0004】このように極低温、たとえば−150℃程
度に被処理体を冷却して処理する場合に、処理室1内に
おいて被処理体の冷却を行うのでは時間がかかり過ぎる
ので、近年の半導体製造装置は、図3および図4に示す
ように、処理室1の前段にプリクーリングステージ50
を設け、このプリクーリングステージ50にて被処理体
をある程度冷却した後、処理室1内にて所望の低温処理
を行い、その後、処理室1の後段に設けたヒーティング
ステージ80で常温にまで加熱してから、他の工程に搬
出するように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような半導体製
造装置において、各ステージ間の被処理体の移動は、前
述のような搬送アームによって行われていたが、従来の
被処理体移載用のアームは、アルミニウム等の金属材料
の表面にTiN等のコーティングを施すことにより耐腐
食性を持たせた材料から構成されていた。しかしなが
ら、このような搬送アームを使用すると、プリクーリン
グステージ50にて被処理体が予め所望の低温領域にま
で冷却されたにもかかわらず、処理室1内のサセプタに
まで移載する途中で、搬送アームを介した外部入熱によ
り昇温し、予冷却の効果が減少するという問題が生じて
いた。
【0006】また搬送アームが設置されるロードロック
室、あるいはプリクーリングステージ50は、外気導入
と真空引きとが反復されるため、その過程で搬送アーム
に付着した水分が、冷却された被処理体から搬送アーム
に伝達された冷却熱により結露し、被処理体、たとえば
半導体ウェハに好ましくない影響を与えるおそれがあり
問題となっていた。
【0007】本発明は従来の装置の有する上記のような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、移載過程での熱損失を防止して、被処理体であ
る半導体ウェハの冷却効率を高めるとともに、搬送アー
ムの結露を防止することが可能であり、しかも被処理体
の移載過程において静電気除去を行うことが可能な新規
かつ改良された搬送アームを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に基づいて構成された、駆動アームを備えた
駆動部と被処理体を支持する被処理体支持部とから構成
され、被処理体を移載するための搬送アームは、その被
処理体支持部の少なくとも被処理体と接触する接触部位
を断熱性を有しかつ導電性を有する材料から構成したこ
とを特徴としている。
【0009】なお、上記搬送アームの上記被処理体支持
部の少なくとも上記接触部位は、断熱性部材に導電性微
粉末を混合した材料、あるいは断熱性部材の表面に導電
性膜を形成した材料から構成することが可能である。ま
た、その搬送アームの上記被処理体支持部の上記接触部
位のうち少なくとも一部が接地されるように構成するこ
とが好ましい。
【0010】
【作用】本発明によれば、搬送アームの被処理体に接触
する部分が断熱性部材、たとえばセラミックス、石英ガ
ラス、エンジニアリングプラスティックスから構成され
るので、プリクーリングステージにて冷却された被処理
体を載置した場合であっても、その接触部から冷却熱が
逃げることがないので、被処理体の移載途中での冷却熱
の損失を防止し、冷却効率を高めることが可能である。
また冷却された被処理体からの冷熱の伝熱により搬送ア
ームに付着した水分が結露するのを防止することができ
る。
【0011】さらにまた本発明によれば、搬送アームの
被処理体に接触する部分が導電性部材、たとえば金属粉
を断熱性部材に混入したもの、あるいは断熱性部材に導
電性膜をコーティングしたものを使用するので、搬送ア
ームの導電性が確保されるため、その一部を接地するこ
とにより、移載途中で被処理体に帯びた静電気を除去す
ることが可能である。
【0012】
【実施例】以下に、本発明に基づいて構成された搬送ア
ームをプリクーリングステージ50とヒーティングステ
ージ80を備えた低温プラズマエッチング装置に適用し
た場合について、添付図面を参照しながら説明する。
【0013】まず図7を参照しながら本発明方法を適用
可能な低温エッチング装置1について簡単に説明する。
図示のように、このエッチング装置1は、導電性材料、
例えばアルミニウム製の略円筒形状の気密に構成された
処理室2を有しており、この処理室2の底部付近には排
気口3が設けられており、図示しない排気手段、例えば
真空ポンプを介して処理室2内を所望の減圧雰囲気に真
空引き可能なように構成されている。
【0014】さらに、この処理室2のほぼ中央に処理室
2の底部から電気的に絶縁状態を保持するように略円柱
形状の載置台4が収容されている。この載置台4の上面
に被処理体、例えば半導体ウェハWを載置することが可
能である。この載置台4は、例えばアルミニウム製の略
円柱形状のサセプタ支持台5と、その支持台5の上にボ
ルト6により着脱自在に設けられた、例えばアルミニウ
ム製のサセプタ7より構成されている。
【0015】上記サセプタ支持台5には、冷媒、例えば
液体窒素を流通循環させるための冷媒収容部、例えば冷
却ジャケット8が設けられている。この冷却ジャケット
8には、冷媒供給路9および冷媒排出路10が設けられ
ており、後述するように構成された冷媒回路11から冷
媒、例えば液体窒素を上記冷媒供給路9を介して上記冷
却ジャケット8内に導入し、そのジャケット内部を循環
させ、上記冷媒排出路10を介して排出させ、図示しな
い気化器を介して排気することができる。
【0016】上記サセプタ7は、中央部に凸部を有する
円板形状をしており、その中央凸部の載置面には、半導
体ウェハWを載置固定するための固定手段、例えば静電
チャック12が設けられている。この静電チャック12
は、例えば2枚のポリイミドフィルム間に銅箔等の導電
膜13を挟持することにより構成され、この導電膜13
に直流高電圧源14から高電圧を印加することにより、
チャック面にクーロン力を発生させ、半導体ウェハWを
載置面に吸着保持することが可能である。
【0017】さらに上記載置台4の各構成部材の接続面
および、載置された半導体ウェハWの裏面と静電チャッ
ク12のチャック面には、それぞれ伝熱ガス供給手段1
5を介して、伝熱媒体、例えばヘリウムガスなどを供給
することが可能であり、サセプタ7内の冷却ジャケット
8から冷熱が速やかに半導体ウェハWにまで伝達するこ
とが可能なように構成されている。
【0018】さらに上記サセプタ7の上端周縁部には、
半導体ウェハWを囲むように環状のフォーカスリング1
6が配置されている。このフォーカスリング16は反応
性イオンを引き寄せない絶縁材料からなり、反応性イオ
ンを内側に設置された半導体ウェハWに対してのみ入射
させ、エッチング処理の効率化を図っている。
【0019】また上記サセプタ7には、マッチング用コ
ンデンサ17を介して高周波電源18が接続されてお
り、処理時にはたとえば13.56MHzの高周波をサ
セプタに印加することが可能であり、かかる構成により
サセプタ7は下部電極として作用し、上部電極との間に
グロー放電を生じさせ、反応性プラズマを処理室内に形
成し、そのプラズマ流にて被処理体をエッチング処理す
ることが可能なように構成されている。
【0020】また上記サセプタ7と上記サセプタ支持台
5との間には、温調用ヒータ29が設けられており、こ
の温調用ヒータ29に電源30よりフィルタ31を介し
て電力を印加して加熱源として作用させることにより、
上記サセプタ支持台5内に設けられた上記冷却ジャケッ
ト8から半導体ウェハWに伝達される冷熱量を最適に調
整することが可能である。
【0021】上記サセプタ7の上方には、接地された上
部電極20が設けられている。この上部電極20の内部
は中空に構成され、被処理体である半導体ウェハWへの
対向面には多数の小孔21が穿設されており、図示しな
い処理ガス源からガス供給管路22により図示しないマ
スフローコントローラを介して送られた処理ガス、例え
ばCF4などのエッチングガスを処理室内に均一に導入
することができるように構成されている。
【0022】以上のように本発明に基づいて構成された
搬送アームを適用可能な低温プラズマエッチング装置は
構成されている。次に図2および図3を参照しながら、
本発明に基づいて構成された搬送アームが設置されるプ
リクーリングステージ50およびヒーティングステージ
80について説明する。
【0023】図示のように、プリクーリングステージ5
0はゲートバルブ25を介して処理室1に隣接して設け
られている。プリクーリングステージ50内には、被処
理体を載置した予冷却するための予冷却用サセプタ51
が設置されている。この予冷却用サセプタ51内には冷
却ジャケット52が内設されており、この冷却ジャケッ
ト52内に図示しない冷却源より冷媒を冷媒供給管53
aを介して導入し、サセプタ51を所望の温度に冷却し
た後、冷媒排出管53bから排出させることができるよ
うに構成されている。
【0024】またこのプリクーリングステージ50に
は、本発明に基づいて構成された搬送アーム30が設置
されている。この搬送アームの基本的構造は、図8に関
連して説明した従来の構造と同様に、回転駆動自在な基
台100に設置されて相互に連動して回転駆動可能な第
1および第2のアーム101、102から構成された駆
動部と、それらの複数のアームの先端部に設けられて被
処理体を載置可能な被処理体支持部103とから主に構
成されている。また載置台103の載置面には被処理
体、たとえば半導体ウェハのオリフラ部に整合する位置
決め部104が設けられている。
【0025】ただし、本発明に基づいて構成された搬送
アーム30の場合には、載置台103の先端部に被処理
体支持部31が設けられている。この被処理体支持部3
1には、図1および図2に示すように、被処理体を支持
するための複数、たとえば3本の支持ピン32が設けら
れている。この被処理体と接触する可能性のある部位、
すなわち被処理体支持部31、支持ピン32、さらには
位置決め部104は、それぞれ断熱性とともに導電性を
有する材料から成り、冷却された被処理体が接触した場
合であっても、被処理体の冷熱を逃がさないように構成
されている。かかる材料は、たとえば断熱性を有するセ
ラミックス、石英ガラス、エンジニアリングプラスチッ
クスに、導電性を持たせるためにアルミニウムや銅など
の金属粉を混入し焼結したもの、あるいは表面に導電性
膜をコーティングしたものを用いることができる。なお
上記のようにセラミックス、石英ガラス、エンジニアリ
ングプラスチックスは耐腐食性にも優れているため、H
Fガスなどの腐食性の処理ガスが処理室1から漏洩した
場合であっても、装置の寿命を延ばすことが可能であ
る。
【0026】上記処理室1にはゲートバルブ33を介し
てヒーティングステージ80が隣接して設置されてい
る。このヒーティングステージには、適当な加熱手段8
1が内設された加熱用サセプタ82と、すでに説明した
ものと同じ構造の搬送アーム30’とが設けられてお
り、この搬送アーム30’により処理室1内にて低温処
理が終了した冷たい被処理体を、加熱用サセプタ82上
に移載して、低温状態から常温状態に戻すことが可能で
ある。なおこの搬送アーム30’の構造はクーリングス
テージ50に設置されたものと同様なので、同じ参照番
号を付することにより詳細な説明は省略する。ただし、
二つの搬送アーム30、30’を識別するためにヒーテ
ィングステージ80の搬送アーム30’については各数
字に「’」を付することにする。
【0027】以上のように本発明に基づく搬送アーム1
00を備えた半導体製造装置は構成されている。次にこ
の半導体製造装置の動作について説明する。
【0028】まず図示しないカセット室よりゲートバル
ブ34を介して被処理体、たとえば半導体ウェハWが所
定の圧力にまで減圧されたプリクーリングステージ50
内に搬入される。搬入された被処理体は予冷却用サセプ
タ51の載置面に載置され、所定の温度まで予冷却され
る。ついで予冷却された被処理体が、本発明に基づいて
構成された搬送アーム30により載置され、ゲートバル
ブ25を介して処理室1内に移載される。その際、本発
明によれば、移載中に予冷却された被処理体から搬送ア
ームを介して冷熱が逃げないので、被処理体の冷却効率
を高めることができる。また搬送アームが冷却されて搬
送アームに結露が生じるのを防止することができる。さ
らにまた被処理体との接触部が導電性を有するので、移
載中に被処理体に帯電している静電気を逃すことがで
き、被処理体に形成された素子の絶縁破壊といった不測
の事態や帯電微粒子のウェハ面への静電吸着を未然に防
止することができる。
【0029】被処理体が処理室1内に導入され、サセプ
タ7の載置面に載置された後、高周波電源18より高周
波がサセプタに印加され、上部電極の開口部から導入さ
れた処理ガスがプラズマ化され、被処理体にエッチング
処理が施される。その際、被処理体の処理面が低温、た
とえば−150℃程度にまで冷却されているので、形状
特性に優れたエッチングを行うことが可能である。また
被処理体を処理中に、別の被処理体をプリクーリングス
テージ50にて予冷却することにより、装置のスループ
ットを向上させることができる。
【0030】所定の処理が終了すると、処理室1内のガ
スが排気され、ゲートバルブ33が開放し、搬送アーム
30’により処理が終了した被処理体がヒーティングス
テージ80に搬出される。その際にも、本発明によれ
ば、冷たい被処理体から冷熱が搬送アーム30’に逃げ
ないので、搬送アーム30’の結露を防止することがで
きるとともに、被処理体の帯電を防止することができ
る。この搬送アーム30’により加熱用サセプタ82に
載置され、所望の温度、たとえば常温にまで昇温された
後、被処理体はゲートバルブ35より図示しない搬出用
カセット室に搬出され、一連の処理を終了する。
【0031】以上が本発明に基づいて構成された搬送ア
ームを実装した半導体製造装置の一連の動作の説明であ
る。次に図5および図6を参照しながら、本発明に基づ
いて構成された搬送アームの他の実施例について説明す
る。図1および図2に示す搬送アームは載置台103の
先端が板状の被処理体支持部31からなり、その上面に
支持ピン32が配列された構成を採用していたが、本発
明はかかる実施例に限定されない。たとえば図5に示す
ように、半円状の挟持部を有する2本のアーム40、4
1により被処理体を両側から挟持する構成を採用するこ
とが可能である。かかる場合にも、被処理体と接触する
部分を断熱性がありかつ導電性のある部材から構成する
ことにより、図1に示す実施例と同様の効果を奏するこ
とができる。
【0032】また図6に示すように、一部を欠いた略円
形の輪の形状を有する支持部42の数カ所に半径方向内
側に向かって飛び出す支持ピン43を設けた構成を採用
することも可能である。かかる場合にも、被処理体と接
触する部分、たとえば支持ピン43を断熱性がありかつ
導電性のある部材から構成することにより、図1に示す
実施例と同様の効果を奏することができる。なお、この
他にも特許請求の範囲に記載された本発明の要旨を逸脱
しない範囲で各種の変更および修正を加えることが可能
であるが、それらはいずれも本発明の特許請求の範囲に
属するものと了解されたい。
【0033】上記実施例では、一例として本発明に基づ
いて構成された搬送アームをを低温プラズマエッチング
装置に適用した例を示したが、本発明方法はかかる装置
に限定されることなく、CVD装置、アッシング装置、
スパッタ装置、あるいは被処理体を低温で検査等する場
合、例えば電子顕微鏡の試料載置台や半導体材料、素子
の評価を行う試料載置台の冷却機構にも適用することが
できる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に基づいて
構成された搬送アームよれば、予冷却された被処理体か
ら冷熱が移載中に逃げることはないので、被処理体の冷
却効率を高めることが可能であり、したがって装置のス
ループットを向上させることができる。また、同時に冷
たい被処理体からの冷熱により搬送アームに付着した水
分が結露し、被処理体に好ましくない影響を与えること
を未然に防止することが可能である。さらにまた、本発
明によれば、移載中に被処理体に帯電した静電気を逃す
ことが可能なので、被処理体に形成された素子が静電破
壊などにより損傷を被るのや帯電微粒子のウェハ面への
静電吸着を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づいて構成された搬送アームの被処
理体支持部の概略的な平面図である。
【図2】本発明に基づいて構成された搬送アームの被処
理体支持部の概略的な側面図である。
【図3】本発明に基づいて構成された搬送アームが実装
された半導体製造装置の概略的な断面図である。
【図4】本発明に基づいて構成された搬送アームが実装
された半導体製造装置の概略的な平面図である。
【図5】本発明に基づいて構成された搬送アームの他の
実施例の被処理体支持部の概略的な平面図である。
【図6】本発明に基づいて構成された搬送アームのさら
に他の被処理体支持部の概略的な平面図である。
【図7】本発明に基づいて構成された搬送アームを適用
可能な低温プラズマ処理装置の概略的な断面図である。
【図8】従来の搬送アームの概略を示す説明図である。
【符号の説明】
1 処理装置 2 処理室 4 載置台 5 サセプタ支持台 7 サセプタ 8 冷却ジャケット 9 冷媒供給路 10 冷媒排出路 30 搬送アーム 31 被処理体支持部 32 支持ピン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動アームを備えた駆動部と被処理体を
    支持する被処理体支持部とから構成され、被処理体を移
    載するための搬送アームにおいて、前記被処理体支持部
    の少なくとも被処理体と接触する接触部位を断熱性を有
    しかつ導電性を有する材料から構成したことを特徴とす
    る、搬送アーム。
  2. 【請求項2】 前記被処理体支持部の少なくとも前記接
    触部位が、断熱性部材に導電性微粉末を混合した材料か
    ら構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の
    搬送アーム。
  3. 【請求項3】 前記被処理体支持部の少なくとも前記接
    触部位が、断熱性部材の表面に導電性膜を形成した材料
    から構成されていることを特徴とする、請求項1に記載
    の搬送アーム。
  4. 【請求項4】 前記被処理体支持部の前記接触部位のう
    ち少なくとも一部が接地されていることを特徴とする、
    請求項1、2または3のいずれかに記載の搬送アーム。
JP5319060A 1993-11-24 1993-11-24 搬送アーム Pending JPH07147311A (ja)

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