JPH0714604Y2 - 円形ドアの開閉装置 - Google Patents

円形ドアの開閉装置

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JPH0714604Y2
JPH0714604Y2 JP1988114034U JP11403488U JPH0714604Y2 JP H0714604 Y2 JPH0714604 Y2 JP H0714604Y2 JP 1988114034 U JP1988114034 U JP 1988114034U JP 11403488 U JP11403488 U JP 11403488U JP H0714604 Y2 JPH0714604 Y2 JP H0714604Y2
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toothed
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circular
movement locus
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JP1988114034U
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JPH0236592U (ja
Inventor
勇一 野口
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ワイケイケイ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、平面的に円形をなした円形ドアを開閉する装
置に関する。
〔従来の技術〕
円形ドアを開閉する装置としては、例えば実開昭62-187
078号公報に示す装置が知られている。
つまり、第5図に示すように平面円形となった一対のド
ア1,1を平面円形のガイドレールに沿って走行可能と
し、このガイドレールに沿って一対の無端ベルト2,2を
平面円形にそれぞれ配設すると共に、各無端ベルト2を
各ドア1にそれぞれ連結し、一方の無端ベルト2の駆動
プーリ3をモータ4に連結すると共に相隣接するプーリ
5,6にギャ7,8を相互に噛み合うように設けて、モータ4
を駆動すると一対の無端ベルト2,2が反対方向に回動し
て一対のドア1,1が閉じ方向又は開方向にそれぞれ走行
して開・閉するようにした円形ドアの開閉装置である。
〔考案が解決しようとする課題〕
かかる開閉装置にあっては無端ベルト2がドア1の移動
軌跡に沿って平面円形に弯曲して掛け回しされるので、
その無端ベルト1をガイドする内ガイドローラ9aは無端
ベルト1の外表面1aに接し、外ガイドローラ9bは内表面
1bに接するように配設する必要がある。
このために、無端ベルト1を歯付きベルトとしてプーリ
に対してスリップしないようにすると、外ガイドローラ
9bは無端ベルト1の噛部に接するので外ガイドローラ9b
を噛付きローラとして無端ベルト1をスムーズにガイド
できるようにする。
しかしながら、外ガイドローラ9bが歯付きローラである
と無端ベルトの歯部と噛合・離脱する際に騒音が発生
し、しかも外ガイドローラ9bは複数設けてあるから全体
の騒音が大となって円形ドアの開閉時に大きな騒音が発
生してしまう。
そこで、本考案は無端ベルトとして歯付きベルトを用い
ても外ガイドローラを歯付きローラとしなくとも良いよ
うにした円形ドアの開閉装置を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
(手段) 平面円形の移動軌跡に沿ってドアを走行させる円形ドア
において、前記移動軌跡の一側に歯付き駆動プーリ14
を、他側に歯付き従動プーリ15を配設すると共に、該歯
付き駆動プーリ14と歯付き従動プーリ15とに亘って、内
表面に歯部19を有しかつ外表面が平滑となった歯付きベ
ルトより成る無端ベルト16を掛け回し、前記移動軌跡の
外側部分における無端ベルト16の両側部を、歯部19を有
する内表面が外側に向い、平滑な内表面が内側に向うよ
うに180度ねじると共に、前記移動軌跡の外側部分にお
ける無端ベルト16の内側に複数の外ガイドローラ21を配
設し、前記移動軌跡の内側部分における無端ベルト16の
内側に複数の内ガイドローラ20を配設し、この無端ベル
ト16をドアに連結した円形ドアの開閉装置。
(作用) 内ガイドローラ20及び外ガイドローラ21が歯部19を有す
る歯付きベルトよりなる無端ベルト16の平滑な面に接す
るので、内・外ガイドローラ20,21を歯付きローラとせ
ずに無端ベルト16をスムーズにガイドできる。
〔実施例〕
第1図に示すように、平面円形のドア横枠10には平面円
形のガイドレール11が設けられ、該ガイドレール11に沿
って平面円形の一対のドア12,13が、ドアの横枠10の長
手方向中央部10′を境として対称となるように走行可能
に設けてある。
前記ドア横枠10の長手方向一側端に歯付き駆動プーリ14
が、他側端に歯付き従動プーリ15が設けてあり、該歯付
き駆動プーリ14と歯付き従動プーリ15は同一径となって
いる。
前記歯付き駆動プーリ14と歯付き従動プーリ15とに亘っ
て歯付きベルトより成る無端ベルト16が掛け回しされて
いると共に、歯付き駆動プーリ14側の一側端部と歯付き
駆動プーリ15側の他側端部とに一側歯付きガイドローラ
17と他側歯付きガイドローラ18が無端ベルト16の外側部
分16a内表面に形成された歯部19と噛合するようにそれ
ぞれ設けられ、無端ベルト16の外側部分16aは一側・他
側歯付きガイドローラ17,18を境として180度ねじられて
歯部19を有する内表面が外側で、平滑な外表面が内側と
なるようにしてある。
このようであるから、無端ベルト16の内側部分16bをガ
イドする内ガイドローラ20と外側部分16aをガイドする
外ガイドローラ21を、無端ベルト16の歯部19を有する内
表面と反対側の平滑なる外表面に接することができるの
で、内・外ガイドローラ20,21を歯付きローラとしなく
とも無端ベルト16をスムーズにガイドできるから、無端
ベルト16の歯部19と歯付きローラが噛合・離脱する時の
騒音発生を低減できる。
なお、以上の実施例では一対のドア12,13を有する両開
き式円形ドアであるから、歯付き駆動プーリ14の中心14
aよりも歯付き従動プーリ15の中心15aをガイドレール11
の中心11a側にそのプーリ径だけずらすと共に、内ガイ
ドローラ20と外ガイドローラ21をドア横枠10の長手方向
中央部10′を境として一側Aと他側Bとにそれぞれ分
け、一側Aの内ガイドローラ20と他側Bの外ガイドロー
ラ21をガイドレール11の中心11aと同心なる円形軌跡X
上に配設すると共に、一側Aの外ガイドローラ21を前記
円形軌跡Xより大径の円形軌跡Y上に配設し、他側Bの
内ガイドローラ20を前記円形軌跡Xよりも小径の円形軌
跡Z上に配設し、無端ベルト16の一側Aの内側部分16bA
を一側連結具22で一方のドア12に連結すると共に、無端
ベルト16の他側Bの外側部分16aBを他方のドア13に他側
連結具23で連結してある。
また、各部の詳細は第3図(a)、(b)、(c)に示
すように構成してある。
第3図(a)〜(c)に示すように、ドア横枠10は下部
にスリット状の開口部30を有する箱型断面形状となり、
このドア横枠10内に縦板31を長手方向に亘って取付ける
と共に、この縦板31の下部に前記ガイドレール11を取付
け、一対のドア12,13の上部にL型の吊り具32を取付け
ると共に、この吊り具32に上下ローラ33,34を設けてガ
イドレール11に沿って走行するようにしてあり、さらに
縦板31にL型のガイドブラケット35を取付けてある。
前記ガイドブラケット35の長手方向他側端に、第3図
(a)のように他側歯付きローラ18と内ガイドローラ20
が取付けられ、ガイドブラケット35の長手方向中間部
に、第3図(b)のように内ガイドローラ20と外ガイド
ローラ21が取付けられ、他側連結具23に第3図(c)の
ように無端ベルト16の他側Bの外側部分16aBが連結して
ある。
なお、ドア横枠10の長手方向中央部10′より一側A部分
も前述と同様にしてある。
このようであるから、無端ベルト16を回動すると一側A
の内側部分16bAと他側Bの外側部分16bBはガイドレール
11の中心11aと同一中心の略円形軌跡に沿って反対方向
に移動するので、一対のドア12,13をガイドレール11に
沿って平面的に円形な移動軌跡となるように滑らかに開
方向、閉じ方向に走行して開・閉動作できる。
例えば、第1図に示す閉じ状態より歯付き駆動プーリ14
を矢印方向に回動して無端ベルト16を回動すると、一側
Aの内側部分16bAは矢印のように一側に向けて移動する
と共に、他側Bの外側部分16aBは矢印のように他側に向
けて移動するので、一対のドア12,13が開方向にそれぞ
れ走行して両開き式の円形ドアを開放する。
また、第4図のように、内ガイドローラ20と外ガイドロ
ーラ21を同心状の内・外円形軌跡C、Dに沿ってそれぞ
れ配設すると共に、一対のドア12を一側連結具22で無端
ベルト16の外側部分16aに連結し、他方のドア13を他側
連結具23で無端ベルト16の内側部分16bに連結すると共
に、ガイドレールを一側ガイドレール11Aと他側ガイド
レール11Bとに分割し、かつ径を異ならせても良い。
この場合には一対のドア12,13を閉じた時に突き当らな
いので、戸当り等を設けて一対のドア12,13間に隙間が
生じないようにする。
以上の各実施例では両開き式の円形ドアについて述べた
が、片開き式のドアの場合も同様である。
〔考案の効果〕
内ガイドローラ20及び外ガイドローラ21が歯部19を有す
る歯付きベルトよりなる無端ベルト16の平滑な面に接す
るので、内・外ガイドローラ20,21を歯付きローラとせ
ずに無端ベルト16をスムーズにガイドできる。
したがって、内・外ガイドローラ20,21と無端ベルト16
の歯部19が噛合・離脱する際に騒音が発生しないので、
歯付きベルトより成る無端ベルト16を用いた円形ドアの
開閉装置のドア開閉時に発生する騒音を低減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す平面図、第2図は無端ベ
ルトのねじれ部平面図、第3図(a)、(b)、(c)
は第1図の(a)‐(a)線、(b)‐(b)線、
(c)‐(c)線断面詳細図、第4図は第2実施例の平
面図、第5図は従来例の平面図である。 14は歯付き駆動プーリ、15は歯付き従動プーリ、16は無
端ベルト、20は内ガイドローラ、21は外ガイドローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】平面円形の移動軌跡に沿ってドアを走行さ
    せる円形ドアにおいて、前記移動軌跡の一側に歯付き駆
    動プーリ14を、他側に歯付き従動プーリ15を配設すると
    共に、該歯付き駆動プーリ14と歯付き従動プーリ15とに
    亘って、内表面に歯部19を有しかつ外表面が平滑となっ
    た歯付きベルトより成る無端ベルト16を掛け回し、前記
    移動軌跡の外側部分における無端ベルト16の両側部を、
    歯部19を有する内表面が外側に向い、平滑な内表面が内
    側に向うように180度ねじると共に、前記移動軌跡の外
    側部分における無端ベルト16の内側に複数の外ガイドロ
    ーラ21を配設し、前記移動軌跡の内側部分における無端
    ベルト16の内側に複数の内ガイドローラ20を配設し、こ
    の無端ベルト16をドアに連結したことを特徴とする円形
    ドアの開閉装置。
JP1988114034U 1988-09-01 1988-09-01 円形ドアの開閉装置 Expired - Lifetime JPH0714604Y2 (ja)

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JP1988114034U JPH0714604Y2 (ja) 1988-09-01 1988-09-01 円形ドアの開閉装置
FR898911461A FR2635813B1 (ja) 1988-09-01 1989-08-31
KR8912585A KR920010807B1 (en) 1988-09-01 1989-08-31 Sliding door opening and closing apparatus
DE3928911A DE3928911C2 (de) 1988-09-01 1989-08-31 Öffnungs/Schließmechanismus zur Verwendung bei einer kreisbogenförmigen Schiebetür
GB8919795A GB2222434B (en) 1988-09-01 1989-09-01 Opening/closing mechanism for use in circular-arc shaped sliding doors
US07/530,478 US4991347A (en) 1988-09-01 1990-05-29 Opening/closing mechanism for the use in circular-arc shaped sliding doors
HK184295A HK184295A (en) 1988-09-01 1995-12-07 Opening/closing mechanism for use in circular-arc shaped sliding doors

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JPH0236592U JPH0236592U (ja) 1990-03-09
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