JPH0734155Y2 - 引き戸の構造 - Google Patents

引き戸の構造

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JPH0734155Y2
JPH0734155Y2 JP1988099022U JP9902288U JPH0734155Y2 JP H0734155 Y2 JPH0734155 Y2 JP H0734155Y2 JP 1988099022 U JP1988099022 U JP 1988099022U JP 9902288 U JP9902288 U JP 9902288U JP H0734155 Y2 JPH0734155 Y2 JP H0734155Y2
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JP
Japan
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guide
sliding door
bracket
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gate
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JP1988099022U
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English (en)
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JPH0221299U (ja
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信行 中村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はガレージやその他の出入り口に設ける引き戸の
構造に関するものである。
[従来の技術] 引き戸1は第1図に示すように、引き戸1の下部に走行
用の車輪2を設け、ガイドレール8に前記車輪2を転動
自在に載置し、車輪2をガイドレール8に沿って転動さ
せることで、引き戸1を往復して開閉するようになって
いた。この場合、従来にあっては、引き戸1の移動軌跡
上に第6図に示すように引き戸1の上部両側をガイドす
る一対のガイドローラ12′を設け、移動してくる引き戸
1の先端を一対のガイドローラ12′間に誘導ガイドする
ようにしていた。そして、このガイドローラ12′は第6
図に示すようにブラケット11に軸24により回動自在に取
り付けられているが、ガイドローラ12′の位置は変化し
ないようになっていた。
[考案が解決しようとする課題] しかして、上記の従来例にあっては、ガイドローラ12′
の位置が変化しないため、引き戸1が横振れした場合、
引き戸1の先端が第6図の想像線のようにガイドローラ
12′に引っ掛かって一対のガイドローラ12′間に誘導さ
れず、引き戸1がそれ以上閉まらなくなるというおそれ
があった。
本考案は叙述の点に鑑みてなされたものであって、本考
案の目的とするところは引き戸が横振れしてもスムーズ
に引き戸を正常な姿勢に誘導できると共に、一対の誘導
ガイド部材の移動幅を広げることにより、引き戸が厚い
場合や薄い場合でもその横揺れを確実に防止できる引き
戸の構造を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本考案の引き戸の構造は、引き
戸1の下部に走行用の車輪2を設けると共にこの車輪2
をガイドレール8に転動自在に載置し、ブラケット11を
配置し、このブラケット11に引き戸1の上部両側を誘導
ガイドする一対の誘導ガイド部材12を引き戸1の側面に
対して交差する方向に各々別々に移動自在に取付けると
共に、両誘導ガイド部材12を2つのばね部材25を介して
ブラケット11の中央側に設けたばね支持部26に各々連結
する構成とした。
[作用] 引き戸1の移動に当たり、引き戸1が横振れした場合で
も誘導ガイド部材12がばね力に抗して移動することで誘
導ガイド部材12に引き戸1が引っ掛からずガイドされ、
次第にばね力により正常な姿勢となるように誘導ガイド
部材12にて引き戸1が押されて正常姿勢となって一対の
誘導ガイド部材12により誘導ガイドされながら移動する
ようになっており、しかも一対の誘導ガイド部材12は引
き戸1とは別体のブラケット11に取付けられているた
め、引き戸1の構成を簡素化でき、さらに両誘導ガイド
部材12は2つのばね部材によってブラケット11の中央側
にばね付勢されているので、両誘導ガイド部材12によっ
て引き戸1の上部がブラケット11の中央側へと確実に押
され、引き戸1を正常姿勢で誘導ガイドできると共に、
2つのばね部材によって両誘導ガイド部材12の移動幅が
広がることにより、引き戸11が厚い場合や薄い場合でも
引き戸1の横揺れを確実に防止できるようになってい
る。
[実施例] 本実施例の場合引き戸1の一例として門扉1aの実施例に
ついて述べる。門扉1aを開閉自在に取り付ける部分の地
面7にはガイドレール8を敷設してあり、門扉1aの下部
に設けた車輪2をガイドレール8に転動自在に載置して
門扉1aを左右に往復走行自在にしてある。ガイドレール
8の一端側には柱9を立設してあり、門扉1aを閉塞した
とき戸当たりとなるようになっている。ガイドレール8
の他方の端部及びガイドレール8の長手方向の中間部に
はガイドレール8の側方の位置で柱10を立設してあり、
この柱10の上端には側方に連出するように且つ引き戸1
の移動軌跡上に配置されるようにブラケット11を装着し
てある。ブラケット11には一対の誘導ガイド部材12を装
着してあり、一対の誘導ガイド部材12にて門扉1aの上端
を挟持して門扉1aを移動自在にガイドしている。上記誘
導ガイド部材12のうち中間の柱10に設けたブラケット11
に装着した一対の誘導ガイド部材12は常に門扉1aの上部
両側に対向しており、端部に位置する一対の誘導ガイド
部材12は引き戸1の側面と交差する方向に移動自在とす
ると共に誘導ガイド部材12に引き戸1の側面に近接する
方向にばね力を付勢してある。第4図にはこの端部に位
置する誘導ガイド部材12の一実施例が示してある。この
実施例では、ブラケット11に一対の軸24を門扉1aの側面
に対して交差する方向に移動自在に取り付け、この軸24
にそれぞれ誘導ガイド部材12となるガイドローラ12′が
回転自在に取り付けてある。そして各軸24の上端部には
それぞれブラケット11の中央側に設けたばね支持部26に
一端を取り付けた各ばね材25の他端が取り付けてあり、
通常はばね材25にてガイドローラ12′を垂直姿勢を保つ
ようにばね力を付与してある。門扉1aの両端の縦框13の
下部には固定板14を装着してあり、この両端の固定板14
間にはチェーン3を架設してある。このチェーン3は全
長に亘って断面コ字状のチェーンカバー15にて覆ってあ
る。ガイドレール8の長手方向の中間部に位置する柱10
の近傍にはガイドレール8を介して柱10と対向するよう
に駆動装置Aを配置してある。この駆動装置A内にはモ
ータ4や減速機23を内装してあり、モータ4の出力にて
伝動チェーン16を介して減速機23が駆動されるようにな
っている。減速機23の出力軸17は外に突出しており、出
力軸17には駆動スプロケット5を装着してある。この駆
動スプロケット5が上記チェーン3に噛み合わせてあ
る。この駆動スプロケット5の両側には空転するテンシ
ョンスプロケット6を設けてあり、駆動スプロケット5
にチェーン3が巻き付くようにテンションスプロケット
6をチェーン3に噛合させてある。また駆動装置Aから
電気錠ストッパー18を突出させてあり、門扉1aを閉じた
とき電磁装置19にてロックできるようになっている。ま
た駆動装置Aにはコントロールボックス20やラジコン受
信機21や電源装置22が設けられている。
しかしてモータ4を駆動すると、駆動スプロケット5が
回転駆動され、駆動スプロケット5に噛み合うチェーン
3が駆動スプロケット5に駆動され、門扉1aが動くよう
に力が加えられる。モータ4を正転乃至逆転のいずれか
一方に駆動すると、チェーン3が柱9側に移動するよう
に駆動され、車輪2が転動することと併せて門扉1aが閉
じる方向に駆動され、第1図(b)の実線に示すように
門扉1aが閉じられる。上記と逆にモータ4を回転駆動す
ると、チェーン3が柱9から離れる方向に移動するよう
に駆動され、第1図(b)の想像線に示すように開放さ
れる。
ところで、第1図(b)の実線の状態から想像線の状態
に門扉1aが移動する場合、門扉1aの先端上部が対向する
一対の誘導ガイド部材12であるガイドローラ12′間に入
ってガイドローラ12′に誘導ガイドされながら想像線の
ように移動するのであるが、ここで移動時に風などで門
扉1aが横振れした場合には門扉1aの先端上部が第4図の
想像線のようにガイドローラ12′に当たり、この状態で
門扉1aによりガイドローラ12′が押されることでガイド
ローラ12′がばね材25のばね力に抗して第4図矢印イ方
向に移動し、このことにより門扉1aの先端がガイドロー
ラ12′の内面側に位置した状態で前進し、次にばね材25
のばね力でガイドローラ12′が元に戻るため門扉1aが第
4図の実線のように正常な位置に位置させられるもので
あり、しかも第3図及び第5図のように一対の誘導ガイ
ド部材12は引き戸1とは別体のブラケット11に取付けら
れているため、引き戸1の構成を簡素化でき、さらに両
誘導ガイド部材12は2つのばね部材によってブラケット
11の中央側にばね付勢されているので、両誘導ガイド部
材12によって引き戸1の上部がブラケット11の中央側へ
と確実に押され、引き戸1を正常姿勢で誘導ガイドでき
ると共に、2つのばね部材によって両誘導ガイド部材12
の移動幅が広がることにより、引き戸11が厚い場合や薄
い場合でも引き戸1の横揺れを確実に防止できるもので
ある。
第5図には本考案の他の実施例が示してある。この実施
例では、ブラケット11に一対のアーム27を回転自在に取
り付け、このアーム27の先端に誘導ガイド部材12となる
誘導板12″を取り付けてあり、各アーム27の下端部には
ばね支持部26に一端を取り付けた各ばね材25の他端が取
り付けてあって、はばね材25にて誘導板12″同士が近接
する方向にばね力を付与してある。ブラケット11には一
対の弧状孔28が設けてあり、アーム27のガイド軸29が弧
状孔28に移動自在にはめ込んであり、弧状孔28の下端に
ガイド軸29が位置した状態が第5図の実線の状態で、こ
れ以上誘導板12″同士は接近しないようになっている。
誘導板12は断面弧状をしているが、門扉1aの導入側端部
においては、前端側ほど上となるように上方に向けて傾
斜した前案内部30が設けてある。しかして、この実施例
においても、門扉1aが横振れした場合には、門扉1aの前
端上部が第5図(b)の想像線のように誘導板12の前端
の前案内部30に当たり、誘導板12をばね材25のばね力に
抗して第5図(a)の矢印ロ方向に移動させ(第5図
(b)の想像線の状態)、このことにより誘導板12の内
側に門扉1aの上部が位置して前進し、次にばね材25のば
ね力により誘導板12が内側に移動させられるので、これ
により門扉1aが第5図(a)の実線のように正常な姿勢
に戻されるのである。
なお上記実施例では引き戸1の一例として門扉1aの実施
例について述べたが、その他引き戸構造のものであれば
何にでも応用できる。
また上記実施例では電動の引き戸1の例について説明し
たが、手動の引き戸1であってもよい。
[考案の効果] 本考案は叙述の如く、引き戸の移動軌跡上にブラケット
を配置し、このブラケットに引き戸の上部両側を誘導ガ
イドする一対の誘導ガイド部材を引き戸の側面に対して
交差する方向に各々別々に移動自在に取付けると共に、
両誘導ガイド部材を2つのばね部材を介してブラケット
の中央側に設けたばね支持部に各々連結してあるので、
引き戸が横振れした場合でも誘導ガイド部材がばね力に
抗して移動することで誘導ガイド部材に引き戸が引っ掛
からずガイドされ、次第にばね力により正常な姿勢とな
るように誘導ガイド部材にて引き戸が押されて正常姿勢
となって一対の誘導ガイド部材により誘導ガイドされる
ものであって、引き戸が横振れして引き戸の先端が誘導
ガイド部材に引っ掛かって引き戸が移動できないといっ
た事態を解消できるものであり、しかも一対の誘導ガイ
ド部材は引き戸とは別体のブラケットに取付けられてい
るため、引き戸の構成を簡素化できるものであり、さら
に一対の誘導ガイド部材は2つのばね部材によってブラ
ケットの中央側にばね付勢されているので、両誘導ガイ
ド部材によって引き戸の上部がブラケットの中央側へと
確実に押され、引き戸を正常姿勢で誘導ガイドできると
共に、2つのばね部材によって両誘導ガイド部材の移動
幅が広がることにより、引き戸が厚い場合や薄い場合で
もその横揺れを確実に防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本考案の一実施例の平面図、第1図
(b)は同上の正面図、第1図(c)は同上の側面図、
第2図(a)は同上の駆動装置の側面図、第2図(b)
は同上の断面図、第3図は同上の駆動機構を示す斜視
図、第4図は誘導ガイド部材の一実施例の作用を説明す
るための作用説明図、第5図(a)(b)は同上の誘導
ガイド部材の他の実施例の作用を説明するための作用説
明図及び誘導板の概略側面図、第6図は従来例の作用説
明図であって、1は引き戸、2は車輪、8はガイドレー
ル、12は誘導ガイド部材である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】引き戸の下部に走行用の車輪を設けると共
    にこの車輪をガイドレールに転動自在に載置し、引き戸
    の移動軌跡上にブラケットを配置し、このブラケットに
    引き戸の上部両側を誘導ガイドする一対の誘導ガイド部
    材を引き戸の側面に対して交差する方向に各々別々に移
    動自在に取付けると共に、両誘導ガイド部材を2つのば
    ね部材を介してブラケットの中央側に設けたばね支持部
    に各々連結して成る引き戸の構造。
JP1988099022U 1988-07-26 1988-07-26 引き戸の構造 Expired - Lifetime JPH0734155Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988099022U JPH0734155Y2 (ja) 1988-07-26 1988-07-26 引き戸の構造

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JP1988099022U JPH0734155Y2 (ja) 1988-07-26 1988-07-26 引き戸の構造

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Publication Number Publication Date
JPH0221299U JPH0221299U (ja) 1990-02-13
JPH0734155Y2 true JPH0734155Y2 (ja) 1995-08-02

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ID=31325801

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JP1988099022U Expired - Lifetime JPH0734155Y2 (ja) 1988-07-26 1988-07-26 引き戸の構造

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59175584U (ja) * 1983-05-10 1984-11-24 松下電工株式会社 引戸振れ止め装置
JPS61146398U (ja) * 1984-10-18 1986-09-09

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JPH0221299U (ja) 1990-02-13

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