JP4368749B2 - 自走式可動プラットホームゲート - Google Patents
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Description
第1の発明の自走式可動プラットホームゲートは、以下のように構成した。プラットホームに沿って移動可能な戸袋体と、この戸袋体の内部に形成された扉収納空間に収納される扉体と、を有し、前記扉体を前記戸袋体に対しスライドさせることで開閉を行う。前記戸袋体の下部には2本の車軸を回転自在に支持するとともに、それぞれの車軸には2つの車輪を設け、これらの車輪は、前記プラットホームに埋設したレールの上面を転動するように構成する。前記車輪のそれぞれに対応するように、前記戸袋体の下部からブラケットが対をなして垂下され、ブラケットのそれぞれの対の間にはその車輪を支持する車軸が位置するようにしている。それぞれのブラケットは前記レールの下方まで延在させるとともに、その下端にガイド輪を回転自在に支持して、このガイド輪が前記レールの下面を転動する(第1の発明)。
第1の発明においては、前記ガイド輪は戸袋体の厚み方向で互いに対をなすように配置されていることが好ましい(第2の発明)。
第2の発明においては、戸袋体の厚み方向で対をなす前記ガイド輪とガイド輪との間の距離は、対応する車輪の間の距離よりも短くなっていることが好ましい(第3の発明)。
第1から第3までの発明においては、前記ガイド輪は各車軸について4つ、計8個設けられていることが好ましい(第4の発明)。
第1から第4までの発明においては、前記ガイド輪はカムフォロアとして構成されていることが好ましい(第5の発明)。
第1から第5までの発明においては、前記レールは戸袋体の厚み方向で一対となるよう配置されており、前記ブラケットは前記戸袋体から両レールの間を通過して垂下されることが好ましい(第6の発明)。
第6の発明においては、両レールの間にカバーが固定されるとともに、このカバーと前記レールとの間に、前記ブラケットを挿通させる溝が形成されることが好ましい(第7の発明)。
第1から第7までの発明においては、前記2本の車軸のうち1本は、戸袋体に設けた走行モータによって駆動される駆動軸とされ、残りの1本は従動軸とされていることが好ましい(第8の発明)。
図1・図2には本実施形態に係る自走式可動プラットホームゲートが示され、このプラットホームゲート1は、プラットホーム上を自走可能な戸袋体10を有している。この戸袋体10には、平板状のスライド体11a・11bと、平板状の扉体12a・12bを、2枚ずつ支持している。このプラットホームゲート1は、列車がプラットホームに到着した時に開かれ、それ以外の時には閉じられるように構成している。
戸袋体10を説明する。図2に示すようにプラットホームの短手方向端部に一対のレール60・60が埋設され、このレール60に沿って走行可能となるように戸袋体10が立設される。この戸袋体10は図1に示すように、前記レール60上を走行可能な駆動輪61と従動輪62を備えるとともに、駆動輪61を駆動するための走行モータ63を備える。そして、3扉車、4扉車など、乗降口の位置の異なる鉄道車両がプラットホームに到着するのに対応して、あるいはプラットホームでの列車の停止位置のズレに対応して、走行モータ63によって駆動輪61を駆動して戸袋体10を自走させ、その鉄道車両の乗降口のすぐ脇の位置に移動できるようになっている。
一側のスライド体11aを説明する。このスライド体11aは横方向に細長い形状に構成しており、その下面には2つのスライド軸受ユニット32・32が固定される。そして、このスライド軸受ユニット32・32が、前記戸袋体10側に設置されたリニアガイドレール31aに跨るようにして支持される。一方、スライド体11aの上面には、リニアガイドレール37aが固定される。
一側の扉体12aを説明する。この扉体12aは図2に示すように、扉が開かれた状態では、前記扉収納空間10r内において前記スライド体11aよりもホーム側に配置されている。図1・図2に示すように、前記扉体12aの前記スライド体11a側の面には、二つのスライド軸受ユニット38・38がブラケット39を介して固定されている。このスライド軸受ユニット38は、前記スライド体11a側に設置された前記リニアガイドレール37aに跨るようにして、直線摺動自在に支持される。
次に、一側のスライド体11a及び扉体12aを移動させて扉を開閉させるための構成を説明する。即ち図1に示すように、前記扉収納空間10rの内部において、ベルト固定部材42・43が戸袋体10に固着される。このベルト固定部材42・43には、可撓性を有するタイミングベルト45の一端と他端がそれぞれ固定される。
次に、戸袋体10を自走させるための構成を説明する。図1に示すように、戸袋体10の下部には、プラットホーム長手方向における両端部に、駆動軸71及び従動軸72を回転自在に支持している。この駆動軸71及び従動軸72は、その軸線をプラットホームの短手方向に向けている。
10 戸袋体
12a・12b 扉体
60・60 レール
61 駆動輪(車輪)
62 駆動輪(車輪)
63 走行モータ
71 駆動軸(車軸)
72 従動軸(車軸)
81 ブラケット
82 カムフォロア(ガイド輪)
83 カバー
84・84 溝
Claims (8)
- プラットホームに沿って移動可能な戸袋体と、この戸袋体の内部に形成された扉収納空間に収納される扉体と、を有し、前記扉体を前記戸袋体に対しスライドさせることで開閉を行う自走式可動プラットホームゲートにおいて、
前記戸袋体の下部には2本の車軸を回転自在に支持するとともに、それぞれの車軸には2つの車輪を設け、これらの車輪は、前記プラットホームに埋設したレールの上面を転動するように構成するとともに、
前記車輪のそれぞれに対応するように、前記戸袋体の下部からブラケットが対をなして垂下され、ブラケットのそれぞれの対の間にはその車輪を支持する車軸が位置するようにしており、
それぞれのブラケットは前記レールの下方まで延在させるとともに、その下端にガイド輪を回転自在に支持して、このガイド輪が前記レールの下面を転動するように構成したことを特徴とする、
自走式可動プラットホームゲート。 - 請求項1に記載の自走式可動プラットホームゲートであって、前記ガイド輪は戸袋体の厚み方向で互いに対をなすように配置されていることを特徴とする自走式可動プラットホームゲート。
- 請求項2に記載の自走式可動プラットホームゲートであって、戸袋体の厚み方向で対をなす前記ガイド輪とガイド輪との間の距離は、対応する車輪の間の距離よりも短くなっていることを特徴とする、自走式可動プラットホームゲート。
- 請求項1から請求項3までの何れか一項に記載の自走式可動プラットホームゲートであって、前記ガイド輪は各車軸について4つ、計8個設けられていることを特徴とする、自走式可動プラットホームゲート。
- 請求項1から請求項4までの何れか一項に記載の自走式可動プラットホームゲートであって、前記ガイド輪はカムフォロアとして構成されていることを特徴とする自走式可動プラットホームゲート。
- 請求項1から請求項5までの何れか一項に記載の自走式可動プラットホームゲートであって、前記レールは戸袋体の厚み方向で一対となるよう配置されており、前記ブラケットは前記戸袋体から両レールの間を通過して垂下されることを特徴とする、自走式可動プラットホームゲート。
- 請求項6に記載の自走式可動プラットホームゲートであって、両レールの間にカバーが固定されるとともに、このカバーと前記レールとの間に、前記ブラケットを挿通させる溝が形成されることを特徴とする自走式可動プラットホームゲート。
- 請求項1から請求項7までの何れか一項に記載の自走式可動プラットホームゲートであって、前記2本の車軸のうち1本は、戸袋体に設けた走行モータによって駆動される駆動軸とされ、残りの1本は従動軸とされていることを特徴とする、自走式可動プラットホームゲート。
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