JP4169391B2 - プラットホーム用可動柵 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、駅のプラットホームに設置して、乗客の転落事故及び列車と乗客との接触事故を防止するプラットホーム用可動柵に関する。
【0002】
【従来の技術】
駅のプラットホーム6では、通過列車の風圧に伴う乗客の不測の転落事故等を防ぐために、図9に示すように、線路側に接近して可動柵1、・・・を設置している。
この可動柵1は、戸袋2内より扉体3を進退移動させるスライド型のもので、車両4の互いに隣合う夫々の乗降口5と一致する各位置に2台1組でプラットホーム6に設置されており、車両4の乗降扉7と連動して一対の扉体3を開閉するようになっている。ただし、図9は、車両4の乗降口5の間隔Pが可動柵1の乗降口8の間隔Lよりも短い例を示し、従来の可動柵1の問題点を説明するための図である。
そして、夫々の可動柵1は、図10に示すように、扉体3が戸袋2の外側に進出した状態で摺動部9を介してレール部材10に片持ち支持される構造上、戸袋2の全長は、戸袋2から進出可能な扉体3の長さmと摺動部9の長さdの合計長さと略等しい長さ(m+d)を必要とし、従って、扉体3が戸袋2の外側に進出した状態での長さは、2m+d=L/2だけ必要となる。
このため、図9に示すように、プラットホーム6上の2つの乗降口8と8を開閉するために、4台の可動柵1を設置した場合、この2つの乗降口8と8の間隔が4m+2d=Lとなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、大量の乗客が輸送される地下鉄等の列車4では、乗客の乗降時間を短くするために各車両4の乗降口5の数を多くしてあり、このために、図9に示すように、各車両4の2つの乗降口5と5の間隔Pがプラットホーム6上に設置される可動柵1の2つの乗降口8と8の間隔Lよりも短くなり、その結果、従来のプラットホーム用可動柵1を、地下鉄のホーム6に設置して使用することができないという問題が発生している。
なお、プラットホーム用可動柵1の戸袋2の外側に進出した扉体3の長さmを短くすれば間隔Lを短くすることができるが、乗降時間の短縮を図る必要があるので長さmを短くすることができない。そして、車両4の乗降扉7は、吊り下げ式であるので、車両4の戸袋65の長さqと戸袋65の外側に進出した乗降扉7の長さrとを略等しくすることができ、これによって、車両4の2つの乗降口5と5の間隔Pがプラットホーム6上に設置される可動柵1の2つの乗降口8と8の間隔Lよりも短くなっている。
本発明は、互いに隣合う乗降口の間隔が比較的狭い車両に対応できるプラットホーム用可動柵を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
第1の発明に係るプラットホーム用可動柵は、両端に開口を有する戸袋と、前記戸袋の内部に設けた一対のレール部材と、前記戸袋の中央部に近い方の夫々の後方側部が摺動部を介して前記一対の各レール部材に支持され、前記戸袋の対応する各開口より進退移動する一対の扉体と、を備え、前記一対のレール部材は、夫々の後方側部が上下方向に互いに間隔を隔てて同一垂直平面内に設けられているものである。
【0005】
第2の発明に係るプラットホーム用可動柵は、第1の発明において、前記一対の扉体が、前記戸袋の線路側の側壁及び線路と反対側の側壁のうちのいずれか一方の側壁に近い位置の同一垂直平面内に設けられ、前記一対の各レール部材が、対応する前記各扉体の各側面を摺動部を介して支持し、前記戸袋の他方の側壁と前記一対の扉体との間に設けられているものである。
【0006】
第3の発明に係るプラットホーム用可動柵は、第1の発明において、前記一対の各レール部材のうち、少なくとも一方のレール部材は、前記戸袋の略中央部の高さで略水平に配置されるものである。
【0008】
本発明に係るプラットホーム用可動柵(以下、単に「可動柵」と言うこともある。)によると、プラットホームの床面上に設置され、プラットホーム上の乗客が例えば線路側に転落する等の不測の事故を防止することができる。そして、停車した鉄道車両の乗降口と可動柵の乗降口とが互いに対向する位置に可動柵を設置し、停車した鉄道車両の扉の開閉のタイミングに合わせてこの可動柵の扉体を進退移動させて可動柵の乗降口を開閉することにより、鉄道車両内の乗客がプラットホーム上に降りることができるし、プラットホーム上の乗客が鉄道車両内に乗り込むことができる。
【0009】
第1の発明によると、一対のレール部材の夫々の後方側部が上下方向に互いに間隔を隔てて同一垂直平面内に設けられているから、一対の扉体が戸袋内に収容された状態で扉体の夫々の後方側部が上下方向に互いに間隔を隔てて重なり合う部分を設けることができ、これによって、レール部材の重なり合う部分に相当する寸法分だけ戸袋の全長を従来よりも短くすることができる。
【0010】
また、第1の発明によると、一対のレール部材を同一垂直平面内に配置することにより、各レール部材の後方側部が互いに間隔を隔てて重なり合う構成であっても、この一対のレール部材の戸袋の厚み方向の寸法を短くすることができ、これにより、戸袋の厚みを薄くすることができる。
【0011】
第2の発明によると、一対のレール部材を同一垂直平面内に配置し、一対の扉体を同一垂直平面内に配置することにより、この一対のレール部材及び一対の扉体の戸袋の厚み方向の夫々の寸法を短くすることができる。そして、一対の扉体を同一垂直平面内に配置することにより、複数の可動柵を設置した場合に、全ての扉体を同一垂直平面に沿って進退移動させることができる。
【0012】
第3の発明によると、戸袋が扉体をその略中央部の高さで略水平に配置されたレール部材を介して支持していることにより、戸袋がレール部材を介して扉体をその上部又は下部で支持する構成と比較して、例えば扉体が戸袋の外側に進出している状態でこの扉体の表面に強い横風を受けている場合に、扉体が支持されている位置と扉体に作用する横風の合力位置との距離を短くすることができ、これによって、扉体、レール部材の強度を増さなくても、耐風圧荷重を高めることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明に係るプラットホーム用可動柵の第1実施形態を各図を参照して説明する。各図に示す11は戸袋、12、13は扉体、15、16はリニアレール(レール部材)、14は駆動装置である。
この実施形態のプラットホーム用可動柵(以下、単に「可動柵」と言うこともある。)17は、図9に示す従来の可動柵1と同様に、鉄道の各車両4に乗客が乗降するためのプラットホーム(以下、単に「ホーム」と言うこともある。)6の床面の線路側に複数台設けられ、隣合う2つの別個の可動柵17の互いに向かい合う一対の扉体12と13によりホーム6側の乗降口8を開閉するものである。そして、車両4がプラットホーム6の側方の定位置に停車したときに、車両4の乗降口5と一対の扉体12、13が開閉するホーム6側の乗降口8とが一致するようにプラットホーム6の床面上に複数台の可動柵17が設置されている。そして、車両4の乗降扉7、7と連動して扉体12、13を後退及び前進移動させてホーム6側の乗降口8を開閉し、車両4に対しての乗降を可能にしている。ただし、複数台設けられる可動柵17、・・・は、夫々同等のものであるので、1台の可動柵17を説明して他の可動柵17の説明を省略する。
【0015】
図1は、可動柵17の内部構造をホーム6の内側から見た断面図、図2は、可動柵17の内部構造を図1のA−A方向から見た断面図、図3(a)は可動柵17の内部構造を図1のB−B方向から見た断面図、図3(b)は可動柵17の内部構造を図1のC−C方向から見た断面図であり、図4は、図1に示す可動柵17の概略図である。
【0016】
戸袋11は、図1乃至図3に示すように、正面形状が略矩形の平らな箱状体であり、左右の端部に開口部11aと11bを有している。図1は、戸袋11の内側に2枚の左側及び右側の扉体12と13が収納された状態を示し、各扉体12、13は、対応する各開口部11a、11bを通って進退可能に設けられている。
【0017】
リニアレールは、右側及び左側のリニアレール16と15からなっている。
右側のリニアレール16は、図1に示すように、戸袋11の右側部に配置してあり、戸袋11の略1/2の高さを通る位置に、水平方向に沿って取付板49、・・・を介して戸袋11の枠体31に設けてある。そして、この右側のリニアレール16には、このリニアレール16に沿って移動自在な2つのスライドブロック32を設けてあり、この2つのスライドブロック32に右側の扉体13が支持板50を介して結合している。これにより、右側の扉体13は、図1及び図4に実線で示すように戸袋11内に収容された後退位置(乗降口8を開く位置)と、戸袋11の外側に突出する前進位置(乗降口8を閉じる位置(図示せず))と、の間を進退移動可能となっている。そして、右側の扉体13は、戸袋11内に後退移動した状態で、図3(a)に示すように、戸袋11の中心よりも線路側に偏った位置に収容されるように配置してある。リニアレール16及びスライドブロック32は、戸袋11内に後退移動している右側の扉体13とホーム6の内側に向かう方の側板23との間に形成されている戸袋11内の空間部26に配置してある。
【0018】
左側のリニアレール15は、図1に示すように、戸袋11の左側部に配置してあり、右側のリニアレール16よりも少し高い位置に、水平方向に沿って取付板49、・・・を介して戸袋11の枠体31に設けてある。左側のリニアレール15には、右側のリニアレール16と同様に、2つのスライドブロック32を設けてあり、この2つのスライドブロック32に左側の扉体12が支持板50を介して結合している。これにより、左側の扉体12は、戸袋11内に収容された後退位置(乗降口8を開く位置)と、戸袋11の外側に突出する前進位置(乗降口8を閉じる位置(図示せず))と、の間を進退移動可能となっている。そして、左側の扉体12は、戸袋11内に後退移動した状態で、図3(b)に示すように、戸袋11の中心よりも線路側に偏った位置に収容され、リニアレール15及びスライドブロック32は、戸袋11内に後退移動している扉体12と側板23との間に形成されている戸袋11内の空間部26に配置してある。
【0019】
右側の扉体13は、図4に示すように、本体部18と支持部19とから成っている。
本体部18は、正面形状が略正方形の平らな板状体であり、扉体13が後退位置にあるときにこの本体部18が戸袋11内に収容され、扉体13が前進位置にあるときにこの本体部18がプラットホーム6の乗降口8を閉じることができる。
支持部19は、本体部18よりも小さく、正面形状が矩形の平らな板状体であり、本体部18の戸袋11の内側に向かう方の縁部(左側縁部)の中央部と結合しており、この支持部19及びその近傍に2つのスライドブロック32、32が互いに所定の間隔を隔てて設けられている。この2つのスライドブロック32を通る水平線上には、図4に示すように、本体部18の戸袋11から露出する露出部分の中央部20が位置している。
【0020】
左側の扉体12は、図4に示すように、本体部35と支持部36とから成っている。
本体部35は、右側の扉体13の本体部18と同等の形状であり、扉体12が後退位置にあるときに戸袋11内に収容され、扉体12が前進位置にあるときにこの本体部35がプラットホーム6の乗降口8を閉じることができる。
支持部36は、本体部35よりも小さく、正面形状が矩形の平らな板状体であり、本体部35の戸袋11の内側に向かう方の縁部(右側縁部)の上部と結合しており、この支持部36及びその近傍に2つのスライドブロック32、32が互いに所定の間隔を隔てて設けられている。図4に示すように、この2つのスライドブロック32を通る水平線の少し下がった位置に、本体部35の戸袋11から露出する露出部分の中央部37が位置している。
【0021】
ここで、左右一対のリニアレール15と16は、図3及び図4に示すように、戸袋11内の同一垂直平面内に配置して設けてある。そして、左右一対の扉体12と13は、戸袋11の厚み方向にリニアレール15、16と間隔を隔てて、戸袋11内の同一垂直平面内に配置して設けてある。更に、左右一対のリニアレール15と16は、図4に示すように、上下方向に互いに間隔を隔てて設けてあり、戸袋11の中央部側に向かう夫々の後方側部が長さ方向にeの長さだけ互いに重なり合っている。また、支持部36と19は、上下方向に互いに間隔を隔ててeを少し超える長さだけ互いに重なり合っている。
【0022】
駆動装置14、14は、図1に示すように、左側の扉体12を開閉駆動するためのものと、右側の扉体13を開閉駆動するためのものとから成り、この2台の駆動装置14は同等のものであるので、左側の扉体12を開閉駆動するための駆動装置14を説明し、他方の駆動装置14を同一の図面符号で示して説明を省略する。
駆動装置14は、図1に示すように、モータ28、駆動プーリ38、従動プーリ39、及びベルト40を備えており、左側リニアレール15の上方に設けてある。モータ28及び互いに間隔を隔てて配置されている駆動プーリ38と従動プーリ39は、枠体31に設けてあり、この2つのプーリ38、39には環状のベルト40を掛けてある。駆動プーリ38は、モータ28によって正転及び逆転駆動され、これによりベルト40が所定方向及びそれと反対の方向に走行する。ベルト40には、図1及び図3(a)に示すように、連結金具41を設けてあり、この連結金具41に扉体12が連結している。モータ28は、車両4の乗降扉7と連動して駆動し、乗降扉7が閉じると正転して戸袋11内に収容されている扉体12を前進させて乗降口8を閉じた状態にして停止し、乗降扉7が開くと逆転して戸袋11から突出しているいる扉体12を後退させて乗降口8を開いた状態にして停止する。
【0023】
図1に示す左側及び右側ガイドレール33、33は、夫々と対応する左側及び右側扉体12、13がリニアレール15、16を中心にして揺動しないように係止するためのものであり、図3に示すように、戸袋11内に後退移動している扉体12、13と側板23との間に形成されている空間部26に配置してある。各ガイドレール33は、リニアレール15、16と平行して枠体31に設けてあり、断面形状が下側に開口するコ字形である。各ガイドレール33の2つの側壁の内側にガイドローラ34を夫々配置してあり、各ガイドローラ34、34は対応する扉体12、13に設けられ、扉体12、13の進退移動に伴って各ガイドレール33に沿って移動することができる。
【0024】
上記のように構成したプラットホーム用可動柵17によると、図4に示すように、一対のリニアレール15と16の夫々の後方側部が長さeだけ互いに重なり合うように配設されており、そして、一対の扉体12、13が戸袋11内に収容された状態で扉体12、13の夫々の支持部(後方側部)36、19が上下方向に互いに間隔を隔てて重なり合い、これによって、リニアレール15と16の重なり合う部分に相当する寸法分eだけ戸袋11の全長を、図9に示す従来の戸袋を2台接続したものよりも短くすることができる。つまり、一対の扉体12、13を収容可能なこの実施形態の戸袋11の全長は、図4に示すように(2m+2d−e)であり、図9に示す従来の戸袋を2台接続したものの全長(2m+2d)よりも長さeだけ短くすることができる。これにより、可動柵17、17、・・・によって開閉されるホーム6側の一対の乗降口8と8の間隔を(4m+2d−e)とすることができ、従来の長さL(=4m+2d)よりも短くすることができ、その結果、乗降口5と5の間隔が比較的狭い車両4に対応させることができる。そして、可動柵17の扉体12、13が戸袋11の外側に進出する長さmを短くする必要がないので、乗降客の乗降時間も長くならないようにすることができる。
【0025】
そして、図3及び図4に示すように、左右一対のリニアレール15と16を、戸袋11内の同一垂直平面内に配置して設けてあり、左右一対の扉体12と13を、戸袋11内の別の同一垂直平面内に配置して設けてあって、更に、図3に示すように、扉体12、13を戸袋11の線路側に向かう方の側板42に近づけて設け、この扉体12、13とホーム6の内側に向かう側板23との間に形成されている空間部26に駆動装置14、14、リニアレール15、16、及びガイドレール33、33を上下方向に並べて設けてあるので、戸袋11の厚みを比較的薄くすることができる。これにより、例えば地下鉄のようにプラットホームの奥行きが狭い場合でも、乗降客の邪魔にならないように可動柵17、・・・を設置することが可能である。
【0026】
また、可動柵17の一対の扉体12、13を同一垂直平面内に配置することにより、複数の可動柵17を設置した場合、全ての扉体(12、13)、(12、13)、・・・が閉じた状態で同一垂直平面上に並んだ状態となり、見栄えを良くすることができる。
【0027】
そして、図1に示すように、戸袋11が右側のリニアレール16とスライドブロック32、32を介して右側の扉体13をその中央部20を通る略水平線上の位置で支持していることにより、戸袋11がリニアレール16等を介して扉体13をその上部、又は下部で支持する場合と比較して、例えば扉体13が戸袋11の外側に移動している状態でこの扉体13の表面に強い横風を受けている場合に、扉体13がスライドブロック32、32により支持されている位置と扉体13に作用する横風の合力位置(中央部20)との距離を短くすることができ、これによって、扉体12、13、リニアレール15、16の強度を増さなくても、この可動柵17の耐風圧荷重を高めることができる。従って、扉体13が強い横風を受けたときでも、扉体13を片持ち支持するリニアレール16とスライドブロック32、32の損傷を防止することができる。そして、扉体13を低振動で安定した状態で進退移動させることもできる。
【0028】
また、図1に示すように、戸袋11が左側のリニアレール15とスライドブロック32、32を介して左側の扉体12をその中央部37の近傍を通る略水平線上の位置で支持していることにより、右側のリニアレール16が右側の扉体13を支持する構造と同様に、戸袋11が左側の扉体12を支持する構造の剛性を高めることができる。これにより、扉体12が強い横風を受けたときでも、リニアレール15とスライドブロック32、32の損傷を防止することができ、扉体12を低振動で安定した状態で進退移動させることもできる。
【0029】
次に、本発明に係る可動柵の第2実施形態を図5を参照して説明する。
図4に示す第1実施形態の可動柵17と図5に示す第2実施形態の可動柵51が相違するところは、第1実施形態の可動柵17では、左側及び右側の各リニアレール15、16が対応する左側及び右側の各扉体12、13の側面に設けたスライドブロック(32、32)、(32、32)と係合して各扉体12、13を夫々支持しており、左右のリニアレール15、16が通る垂直平面と、左右の扉体12、13が通る垂直平面と、が戸袋11の厚み方向に互いに間隔を隔てて平行している構成であり、これに対して、第2実施形態の可動柵51では、左側のリニアレール15が左側の扉体12の上縁に設けたスライドブロック32、32と係合して扉体12を吊り下げ支持し、右側のリニアレール16が右側の扉体13の下縁に設けたスライドブロック32、32と係合して扉体13を支持しており、左右のリニアレール15、16、及び左右の扉体12、13が同一の垂直平面内に配置されている構成としたところである。これ以外は、第1実施形態と同等であるので同等部分の詳細な説明を省略する。
【0030】
第2実施形態の可動柵51によると、第1実施形態の可動柵17と同様に、一対のリニアレール15と16の夫々の後方側部が長さeだけ互いに重なり合うように配設されているから、互いに対をなす可動柵51、51によって開閉されるホーム6側の一対の乗降口8と8の間隔を(4m+2d−e)とすることができ、従来の長さL(=4m+2d)よりも短くすることができ、これにより、乗降口5と5の間隔が比較的狭い車両4に対応させることができる。
【0031】
そして、可動柵51は、図5(b)に示すように、左右一対のリニアレール15と16、及び左右一対の扉体12と13を、戸袋11内の同一垂直平面内に配置して設けてあるので、第2実施形態の可動柵51の戸袋11の厚みを第1実施形態の可動柵17の戸袋11の厚みよりも薄くすることができる。
【0032】
次に、本発明に係る可動柵の第3実施形態を図6を参照して説明する。
図6に示す第3実施形態の可動柵52は、左側及び右側の扉体12、13と、左側の扉体12の下縁に設けられているスライドブロック32、32と係合して左側の扉体12を支持する左側のリニアレール15と、右側の扉体13の下縁に設けられているスライドブロック32、32と係合して右側の扉体13を支持する右側のリニアレール16と、を具備している。そして、左右のリニアレール15、16の夫々の後方側部が戸袋11の厚み方向に互いに間隔を隔てて重なり合っており、左右の扉体12、13が戸袋11内に収容された状態で、左右の扉体12、13の支持部(後方側部)36、19が戸袋11の厚み方向に互いに間隔を隔てて重なり合っている構成としたものである。これ以外は、第1実施形態と同等であるので同等部分の詳細な説明を省略する。
【0033】
第3実施形態の可動柵52によると、図6(b)に示すように、左側のリニアレール15と扉体12を、右側のリニアレール16と扉体13に対して戸袋11の厚み方向に互いに間隔を隔てて設けているので、左右の各扉体12、13の本体部35、18の長さmを短縮させることなく、左側のリニアレール15と右側のリニアレール16とが互いに重なり合う長さeをdよりも長くすることができる。従って、左右のリニアレール15と16とが互いに重なり合う長さeを第1実施形態よりも長くして戸袋11の全長を第1実施形態よりも短くすることができる。これにより、ホーム6側の一対の乗降口8と8の間隔を第1実施形態よりも短くすることができるので、乗降口5と5の間隔が更に狭くなる車両4に対応させることができる。
【0034】
次に、本発明に係る可動柵の第4実施形態を図7を参照して説明する。
図4に示す第1実施形態の可動柵17と図7に示す第4実施形態の可動柵53が相違するところは、第1実施形態の可動柵17では、左側のリニアレール15が左側の扉体12の側面に設けたスライドブロック32、32と係合して左側の扉体12を支持し、左側及び右側のリニアレール15、16が同一垂直平面内に配置されている構成であるのに対して、第4実施形態の可動柵53では、左側のリニアレール15が左側の扉体12の下縁に設けたスライドブロック32、32と係合して扉体12を支持し、左右のリニアレール15、16の夫々の後方側部が戸袋11の厚み方向に互いに間隔を隔てて重なり合っている構成としたところである。これ以外は、第1実施形態と同等であるので同等部分の詳細な説明を省略する。
【0035】
第4実施形態の可動柵53によると、第1実施形態の可動柵17と同様に、一対のリニアレール15と16の夫々の後方側部が長さeだけ互いに重なり合うように配設されているから、ホーム6側の一対の乗降口8と8の間隔を(4m+2d−e)とすることができ、従来の長さL(=4m+2d)よりも短くすることができ、これにより、乗降口5と5の間隔が比較的狭い車両4に対応させることができる。
【0036】
次に、本発明に係る可動柵の第5実施形態を図8を参照して説明する。
図8に示す第5実施形態の可動柵54は、左側及び右側の扉体12、13と、左側及び右側の扉体12、13の夫々の側面に設けられている対応するスライドブロック(32、32)、(32、32)と係合して、左側の扉体12を支持する左側のリニアレール15及び右側の扉体13を支持する右側のリニアレール16と、を具備している。そして、左右のリニアレール15、16の夫々の後方側部が戸袋11の厚み方向に互いに間隔を隔てて重なり合っており、左右の扉体12、13が戸袋11内に収容された状態で、左右の扉体12、13の支持部(後方側部)19、36が戸袋11の厚み方向に互いに間隔を隔てて重なり合っている。更に、左側の扉体12に設けられているスライドブロック32、32が左側の扉体12の中央部37を通る水平線上に配置され、右側の扉体13に設けられているスライドブロック32、32が右側の扉体13の中央部20を通る水平線上に配置された構成としたものである。これ以外は、第1実施形態と同等であるので同等部分の詳細な説明を省略する。
【0037】
第5実施形態の可動柵54によると、図8(b)に示すように、左側のリニアレール15と扉体12を、右側のリニアレール16と扉体13に対して戸袋11の厚み方向に互いに間隔を隔てて設けているので、図6に示す第3実施形態の可動柵52と同様に、左側のリニアレール15と右側のリニアレール16とが互いに重なり合う長さeを第1実施形態よりも長くすることができ、戸袋11の全長を第1実施形態よりも短くすることができる。これにより、乗降口5と5の間隔が更に狭くなる車両4に対応させることができる。
【0038】
そして、左側の扉体12に設けられているスライドブロック32、32が左側の扉体12の中央部37を通る水平線上に配置され、右側の扉体13に設けられているスライドブロック32、32が右側の扉体13の中央部20を通る水平線上に配置された構成であるので、戸袋11が右側の扉体13を支持する構造の剛性を第1実施形態と同様に高めることができるし、戸袋11が左側の扉体12を支持する構造の剛性を第1実施形態よりも更に高めることができ、これにより、扉体12を更に低振動で安定した状態で進退移動させることができる。
【0039】
ただし、上記第1乃至第5の各実施形態では、図3に示すように、扉体12、13を戸袋11の線路側の側板42に近づけて設け、リニアレール15、16、及び駆動装置14、14を、扉体12、13とホーム6の内側に向かう側の側板23との間に形成されている空間部26に設けた構成としたが、例えば可動柵と線路との間のホーム6の床のスペースが比較的広い場合、又は必要に応じて、扉体12、13を戸袋11のホーム6の内側に向かう側の側板23に近づけて設け、リニアレール15、16、及び駆動装置14、14を、扉体12、13と線路側の側板42との間に形成されている空間部に設けた構成としてもよい。
【0040】
そして、上記第1乃至第5の各実施形態では、図3に示すように、リニアレール15、16を戸袋11の枠体31に設け、スライドブロック(32、32)、(32、32)を夫々対応する扉体12、13に設けた構成としたが、リニアレール15、16を夫々対応する扉体12、13に設け、スライドブロック(32、32)、(32、32)を戸袋11の枠体31に設けた構成としてもよい。
【0041】
また、上記第3、第5の実施形態では、図6及び図8に示すように、一対の扉体12、13の各支持部36、19の互いに間隔を隔てて重なり合う長さeが摺動部32、32の取付け長さdよりも短い構成としたが、一対の扉体12、13の互いに重なり合う長さeが摺動部32、32の取付け長さdよりも長い構成としてもよい。これにより、戸袋11の長さを上記第3、第5の実施形態のものよりも短くすることができるので、乗降口5と5の間隔が更に狭くなる車両4に対応させることができる。
【0042】
【発明の効果】
第1の発明によると、一対のレール部材の夫々の後方側部の互いに間隔を隔てて上下に重なり合う部分の長手方向の寸法分だけ(つまり、長手方向で重複する部分の長さ寸法分だけ)戸袋の全長を従来よりも短くすることができる。これにより、可動柵によって開閉される互いに隣合う2つの乗降口の間隔を従来よりも短くすることができるので、乗降口の間隔が比較的狭い車両に対応させることができる。そして、可動柵の扉体が戸袋の外側に進出する長さを短くする必要がないので、乗降客の乗降時間も長くならないようにすることができる。
【0043】
また、第1の発明によると、一対のレール部材を同一垂直平面内に配置して戸袋の厚みを薄くすることができる構成であるので、例えば地下鉄のようにプラットホームの奥行きが狭い場合でも、乗降客の邪魔にならないように可動柵を設置することが可能である。
【0044】
第2の発明によると、一対のレール部材を同一垂直平面内に配置し、一対の扉体を同一垂直平面内に配置することにより、この一対のレール部材及び一対の扉体の夫々の戸袋の厚み方向の寸法を短くすることができ、これにより、戸袋の厚みを薄くすることができる。そして、一対の扉体を同一垂直平面内に配置することにより、複数の可動柵を設置した場合、全ての扉体が閉じた状態で同一垂直平面上に並んだ状態となり、見栄えが良い。
【0045】
第3の発明によると、戸袋が扉体をその略中央部の高さで略水平に配置されたレール部材を介して支持していることにより、扉体、レール部材の強度を増さなくても、耐風圧荷重を高めることができる。これによって、扉体が戸袋の外側に進出している状態で扉体が強い横風を受けたときでも、扉体を片持ち支持するレール部材の支持構造の損傷を防止することができる。そして、扉体を低振動で安定した状態で進退移動させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係るプラットホーム用可動柵の内部機構をプラットホームの内側から見た断面図である。
【図2】同第1実施形態に係る同可動柵を図1のA−A方向から見た断面図である。
【図3】(a)は同第1実施形態に係る同可動柵を図1のB−B方向から見た断面図、(b)は同第1実施形態に係る同可動柵を図1のC−C方向から見た断面図である。
【図4】(a)は同第1実施形態に係る同可動柵の扉体とリニアレール等を示す概略正面図、(b)は同可動柵を図4(a)のD−D方向から見た概略断面図である。
【図5】(a)は同発明の第2実施形態に係る同可動柵の扉体とリニアレール等を示す概略正面図、(b)は同可動柵を図5(a)のE−E方向から見た概略断面図である。
【図6】(a)は同発明の第3実施形態に係る同可動柵の扉体とリニアレール等を示す概略正面図、(b)は同可動柵を図6(a)のF−F方向から見た概略断面図である。
【図7】(a)は同発明の第4実施形態に係る同可動柵の扉体とリニアレール等を示す概略正面図、(b)は同可動柵を図7(a)のG−G方向から見た概略断面図である。
【図8】(a)は同発明の第5実施形態に係る同可動柵の扉体とリニアレール等を示す概略正面図、(b)は同可動柵を図8(a)のH−H方向から見た概略断面図である。
【図9】従来の可動柵を示す平面図である。
【図10】同従来の可動柵を示す正面図である。
【符号の説明】
4 車両
5 車両の乗降口
6 ホーム
7 車両の乗降扉
8 ホームの乗降口
11 戸袋
12 左側の扉体
13 右側の扉体
14 駆動装置
15 左側のリニアレール
16 右側のリニアレール
17 可動柵
20 右側の扉体の中央部
23 側板
31 枠体
32 スライドブロック
37 左側の扉体の中央部
42 側板

Claims (3)

  1. 両端に開口を有する戸袋と、前記戸袋の内部に設けた一対のレール部材と、前記戸袋の中央部に近い方の夫々の後方側部が摺動部を介して前記一対の各レール部材に支持され、前記戸袋の対応する各開口より進退移動する一対の扉体と、を備え、
    前記一対のレール部材は、夫々の後方側部が上下方向に互いに間隔を隔てて同一垂直平面内に設けられているプラットホーム用可動柵。
  2. 前記一対の扉体は、前記戸袋の線路側の側壁及び線路と反対側の側壁のうちのいずれか一方の側壁に近い位置の同一垂直平面内に設けられ、前記一対の各レール部材は、対応する前記各扉体の各側面を摺動部を介して支持し、前記戸袋の他方の側壁と前記一対の扉体との間に設けられている請求項1記載のプラットホーム用可動柵。
  3. 前記一対の各レール部材のうち、少なくとも一方のレール部材は、前記戸袋の略中央部の高さで略水平に配置される、請求項1記載のプラットホーム用可動柵。
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