JPH0455013Y2 - - Google Patents

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JPH0455013Y2
JPH0455013Y2 JP2330887U JP2330887U JPH0455013Y2 JP H0455013 Y2 JPH0455013 Y2 JP H0455013Y2 JP 2330887 U JP2330887 U JP 2330887U JP 2330887 U JP2330887 U JP 2330887U JP H0455013 Y2 JPH0455013 Y2 JP H0455013Y2
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JP
Japan
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rope
door
drive
driving
fixed body
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JP2330887U
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JPS63130479U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はエレベーターのドアを駆動する装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
第7図は例えば実公昭47−6047号公報に示され
た従来のエレベータードアの駆動装置を示す正面
図である。
図中、1は出入口2に対応して設置された枠
体、3は出入口2の上方にその幅方向に沿つて配
置され枠体1に固定された固定体、4は駆動機
で、固定体3の上に設置された電動機4aと、こ
の電動機4aの軸に固定された滑車4bと、固定
体3に装着された滑車4cと、滑車4b,4cに
巻き掛けられたロープ4dから構成されている。
5は固定体3に固設され出入口2の幅方向に沿つ
て配置されたドアレール、6は出入口2に対向し
て配置され上端がドアレール5に懸架されかつド
アレール5上を転動走行するドア、7は固定体3
の長手の一端に装着された滑車4cにより駆動さ
れる駆動鎖歯車、8は固定体3の長手の他端に装
着された従動鎖歯車、9は駆動鎖歯車7及び従動
鎖歯車8に無端状に巻き掛けられその一側がドア
6の上端に連結されている鎖である。
従来のエレベータードアの駆動装置は上記のよ
うに構成され、電動機4aが駆動されると、ロー
プ4dを介して滑車4c及び駆動鎖歯車7は回転
して鎖9は左右に移動する。これで、鎖9に連結
されたドア6は駆動され、ドアレール5に案内さ
れて移動し、出入口2を開閉する。
〔考案が解消しようとする問題点〕
上記のような従来のエレベータードアの駆動装
置では、鎖9と鎖歯車7,8のかみ合いにより駆
動力が伝達されるため、開閉中に騒音が発生する
駆動鎖歯車7と従動鎖歯車8の相互位置を正しく
調整する必要がある。給油が必要となる。コスト
が高い。等の問題点がある。
これを改良するため、ロープと滑車を用いる装
置が考えられるが、ロープと滑車の滑りによりロ
ープが異常に摩耗したり、ロープが滑車から外れ
たりする虞れがあるという問題点がある。
この考案は上記問題点を解決するためになされ
たもので、ロープが異常に摩耗したり、ロープが
滑車から外れたりしないようにしたエレベーター
ドアの駆動装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案の係るエレベータードアの駆動装置
は、ロープを駆動ロープ車と従動ロープ車に無端
状に巻き掛け、ロープを駆動ロープ車にドアの移
動行程以上巻き込み、かつその一部を駆動ロープ
車に固定しもたのである。
〔作用〕
この考案においては、ロープはドアの移動行程
以上駆動ロープに巻き込まれているため、ドアの
移動に応じてロープは駆動ロープ車から巻き戻さ
れたり、巻き込まれたりする。また、ロープは駆
動ロープ車に固定されているため、両者間に滑り
は発生しない。
〔実施例〕
第1図〜第5図はこの考案の一実施例を示す図
で、第1図は正面図、第2図は第1図の要部左側
面図、第3図は第1図の−線断面図、第4図
は第1図の駆動ロープ車部分の拡大正面図、第5
図は第4図の−線拡大断面図で、1〜3,
4,4a〜4d,5,6は従来装置と同様のもの
である。
図中、11は滑車4cの軸4eに固定された駆
動ロープ車で、外周面に螺旋状のロープ溝11a
が形成されロープ溝11aの一部を空洞部11b
に通じる穴11cが穿設されている。12は固定
体3の長手の他端に固定された支持板13に枢持
され傾斜配置された従動ロープ車、14は駆動ロ
ープ車11及び従動ロープ車12に無端状に巻き
掛けられたロープで、駆動ロープ車11にはドア
6の移動行程以上の長さのロープ14が巻き込ま
れている。また、ロープ14の一部は駆動ロープ
車11の穴11cから空洞部11bに挿入されボ
ルト15で駆動ロープ車11に固定されている。
16はドア6の上端に固定された連結板で、ロー
プ14の一端はねじ棒17及びナツト18を介し
て連結板16に結合され、ロープ14の他端はね
じ棒19、押ばね20及びナツト21を介して連
結板16に結合されている。
上記のように構成されたエレベータードアの駆
動装置において、第1図に示すようにドア6が出
入口2を閉塞している状態(以下戸閉状態とい
う)では、駆動ロープ車11の後部Aには、ドア
6の移動工程以上の長さのロープ14が巻き込ま
れており、前部Bにはロープ14はほとんど巻き
込まれていない。
電動機4aが駆動されて駆動ロープ車11が矢
印C方向へ回転すると、駆動ロープ車11の後部
Aに巻き込まれていたロープ14は巻き戻され、
その分前部Bに巻き取られる。これで、ドア6は
矢印E方向へ移動して出入口2を開放して戸開状
態となる。このとき、駆動ロープ車11の前部B
には、ドア6の移動工程以上の長さのロープ14
が巻き込まれ、前部Aにはほとんど巻き込まれて
いない状態となる。
次に、戸開状態から電動機4aが逆転して駆動
ロープ車11が矢印D方向へ回転すると、今度は
駆動ロープ車11の前部Bに巻き込まれていたロ
ープ14は巻き戻され、その分後部Aに巻き取ら
れる。これで、ドア6は矢印F方向へ移動して出
入口2を閉塞して戸閉状態となる。
この間、ロープ14の一部は駆動ロープ車11
に固定されているため、駆動ロープ車11とロー
プ14の間に滑りが発生することはなく、駆動機
4の駆動力は円滑にドア6に伝達される。
第6図はこの考案の他の実施例を示す駆動ロー
プ車部分の拡大正面図で、ロープ14の一部を駆
動ロープ車11の穴11cから空洞部11bに挿
入し、軸4eの先端部に巻き付け、その両側の部
分を押圧板25を介してボルト15で駆動ロープ
車11に固定したものである。その機能は第4図
に示すものと全く同様である。
〔考案の効果〕
以上説明したとおりこの考案では、ロープを駆
動ロープ車と従動ロープ車に無端状に巻き掛け、
ロープを駆動ロープ車にドアの移動行程以上巻き
込み、かつその一部を駆動ロープ車に固定したの
で、駆動ロープ車とロープの間に滑りが発生する
ことはなく、ロープが異常に摩耗したり、ロープ
が駆動ロープ車から外れたりすることを防止でき
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるエレベータードアの駆
動装置の一実施例を示す正面図、第2図は第1図
の要部左側面図、第3図は第1図の−線断面
図、第4図は第1図の駆動ロープ車部分の拡大正
面図、第5図は第4図の−線拡大断面図、第
6図はこの考案の他の実施例を示す第1図の駆動
ロープ車部分の拡大正面図、第7図は従来のエレ
ベータードアの駆動装置を示す正面図である。 図中、2は出入口、3は固定体、4は駆動機、
6は引き戸(ドア)、11は駆動ロープ車、12
は従動ロープ車、14はロープ、15はボルトで
ある。なお、図中同一符号は同一又は相当部分を
示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 出入口の上方に固定され上記出入口の幅方向に
    沿つて配置された固定体と、上記出入口に対向し
    て配置され上端が上記固定体に懸架された引き戸
    と、上記固定体に設置された駆動機と、上記固定
    体の長手の一端に装着され上記駆動機により駆動
    される駆動ロープ車と、上記固定体の長手の他端
    に装着された従動ロープ車と、上記駆動ロープ車
    及び上記従動ロープ車に無端状に巻き掛けられそ
    の一側が上記引き戸に連結されたロープとを備
    え、このロープを上記駆動ロープ車に上記引き戸
    の移動行程以上巻き込み、かつその一部を上記駆
    動ロープ車に固定してなるエレベータードアの駆
    動装置。
JP2330887U 1987-02-19 1987-02-19 Expired JPH0455013Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2330887U JPH0455013Y2 (ja) 1987-02-19 1987-02-19

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2330887U JPH0455013Y2 (ja) 1987-02-19 1987-02-19

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Publication Number Publication Date
JPS63130479U JPS63130479U (ja) 1988-08-25
JPH0455013Y2 true JPH0455013Y2 (ja) 1992-12-24

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ID=30821496

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JP2330887U Expired JPH0455013Y2 (ja) 1987-02-19 1987-02-19

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US11225213B2 (en) 2018-10-26 2022-01-18 Lund, Inc. Vehicle body shield

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JPS63130479U (ja) 1988-08-25

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