JPH032637Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH032637Y2
JPH032637Y2 JP15734384U JP15734384U JPH032637Y2 JP H032637 Y2 JPH032637 Y2 JP H032637Y2 JP 15734384 U JP15734384 U JP 15734384U JP 15734384 U JP15734384 U JP 15734384U JP H032637 Y2 JPH032637 Y2 JP H032637Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
buffer
guide cylinder
engagement protrusion
buffer band
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15734384U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6171786U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15734384U priority Critical patent/JPH032637Y2/ja
Publication of JPS6171786U publication Critical patent/JPS6171786U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH032637Y2 publication Critical patent/JPH032637Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は複数の軸を以てシヤツターを昇降す
る場合に円滑で騒音を防止するための複軸シヤツ
ターの緩衝帯に関するものである。
一般に複軸シヤツターの捲上げ装置は、案内軌
条の上部出口にシヤツターを誘導案内する案内胴
が位置し、この案内胴は直接シヤツターの裏面に
当つて誘導引上げるため、シヤツターに平均的に
接触する必要と、低騒音で円滑に捲取ることが重
要となる。
そこで、この誘導案内胴の外周には、金属の摩
耗を少なくし、接触面が均等で騒音の発生を生じ
ない緩衝帯を巻付けする必要がある。
然し、このシヤツターが引上げられる時には、
誘導案内胴に非常に大きな力が係るため、案内胴
に捲付けした緩衝帯が連結部に於いて、容易に破
損したり脱離したりする欠点がある。
また、緩衝帯の捲付け接続面を突き合せによつ
て取付けた場合は、使用中に両者の接合面にシヤ
ツターの裏面が当り順次破損を与え隙間が生じ、
シヤツターを長期間に亘つて、安定円滑に巻取る
ことが不可能となるものである。
この考案は、以上の各事柄を解決するために考
案したものであつて、その目的とする所は、複軸
シヤツターに於ける誘導案内胴に捲着した緩衝帯
によつて、金属の摩耗を少なく、接触が良好で円
滑な巻取りの助成と、緩衝帯を強固に装着して破
損を防止するようにしたものである。
そして、主たる構成とする所は、複軸シヤツタ
ーの誘導案内胴の外周には、所定間隔を設けて数
個の軟質合成樹脂製等よりなる緩衝帯を捲着す
る。その緩衝帯の長手方向の一端部には、先端に
向つて巾広の係合突部を形成する。この係合突部
と嵌合する緩衝帯の他端部には、係合突部と同一
形状の係合凹部を形成し、誘導案内胴に固着した
ものである。従つて、シヤツターの捲上げ、捲下
げが騒音なく軽快で円滑に作動できると共に、緩
衝帯が強固に捲着され、分離する憂いなく完全に
接続固定される効果を達成するものである。
次に、この考案の実施例を図面について説明す
ると、各種の建築物の出入口又は窓枠等の天井等
の壁面22に各種の薄型扁平形状のシヤツターケ
ース1を装設する。このシヤツターケース1に
は、シヤツター4が昇降する前方の端部に相対向
する案内軌条5,5を起立してある。
次に、このシヤツターケース1の内部には、該
案内軌条5,5の上部位置側にシヤツター4を誘
導するローラーの役目を果す誘導案内胴2と、所
定間隔を設けてシヤツター4を捲付けるシヤツタ
ー捲込胴3を後方に並設してある。前記誘導案内
胴2には、その外周に所定間隔を設けて少なくと
も単数又は復数以上の軟質合成樹脂製等よりなる
長手方向の滑り止めと防音等の役目を果す緩衝帯
6を捲着する。この緩衝帯6の接続する連結部7
には、その長手方向の一端部には、先端に向つて
巾広の略鳩尾状の係合突部8を中央に形成せしめ
てある。この係合突部8と嵌合する該緩衝帯6の
他端部には、係合突部8と同一形状の係合凹部1
0を形成すると共に、係合凹部10の両側に係合
側片9,9を形成せしめてある。符号11,11
は、誘導案内胴2と緩衝帯6との外周数個所及び
連結部7の数個所に接続用として打付けしたりベ
ツトを示すものである。前記シヤツターケース1
の左右に位置する軸受ブラケツト13,13に
は、該誘導案内胴2の両端に設けた軸部20,2
0を軸受14,14を以て回転自在に枢着してあ
る。また、該シヤツター捲込胴3には、シヤツタ
ー4の端部を固定すると共に、両端に設けた軸部
21,21を軸受15,15によつて軸受ブラケ
ツト13,13に回動自在に枢着せしめてある。
更に、シヤツター捲込胴3の一方の前記軸部2
1には、鎖輪16を固定すると共に、この鎖輪1
6にはモーター等よりなる開閉器19に固定した
伝導歯車18に懸渡したチエーン17を無端状に
噛合いせしめてある。
この考案は上記の如き構成からなり、今この作
動状態を説明すると、シヤツター4を捲上げるに
は、開閉器19の操作により駆動用の伝導歯車1
8を得てチエーン17を回動し、これに懸渡され
ている鎖輪16を回転する。この回転と同時にシ
ヤツター捲込胴3を引上げ方向に回動すると、該
捲込胴3に先端を固定されているシヤツター4
は、案内軌条5,5内を上昇し、垂直に引上げら
れ誘導案内胴2によつて水平状態になつて送ら
れ、ローラーの役目をする緩衝体6,6と接合し
て移動し、シヤツター4を捲込胴3に捲着するも
のである。また、シヤツター4を閉鎖する場合
は、上記と反対方向に開閉器19を作動すれば、
シヤツター4は閉鎖方向に降下する。この時、誘
導案内胴2又は捲込胴3の内部の捲き発条(図示
せず)を適宜反発調整して各々開閉を助成するも
のである。
以上の如く、この考案によれば、シヤツターの
誘導案内胴の外周に緩衝帯を取付けしたことによ
つて、シヤツターと案内胴との金属部分の摩耗を
少なくすると共に、両者の接触面が均等化され、
騒音なく円滑正確に引上げ誘導する効果と、緩衝
帯が強固に装着されるので破損や脱離する憂いな
く長期間に亘つて安心して使用できる効果があ
る。そして、緩衝帯の構成材料を軟質合成樹脂製
等としたので、滑り止めと騒音の発生を確実に防
止すると共に、接触より生ずる破損を防止する効
果と、誘導案内胴の外周に所定間隔を設けて緩衝
帯を被着したことによつて、シヤツターを水平均
等に接触案内する効果がある。また、緩衝帯の長
手方向の一端部には、先端に向つて巾広の係合突
部し、他端部には該係合突部と同一形状の係合凹
部を形成して連結せしめるようにしたので、緩衝
帯の連結部は確実に係合され容易に分離する憂い
なく、完全に接続され、そして、接続部分が交互
に形成されるので、シヤツターの内面が接続部分
の一部分に接合するのみで、接続部分を破損せず
案内捲込みが長期間に亘つて円滑に作動する実利
的な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一部欠除した縦断側面図、
第2図は同じく横断平面図、第3図は緩衝帯の斜
面図、第4図は緩衝帯の連結部分を示した正面
図、第5図は同じく一部欠除した縦断側面図であ
る。符号1はシヤツターケース、2は誘導案内
胴、3はシヤツター捲込胴、4はシヤツター、6
は緩衝帯、8は係合突部、10は係合凹部、11
はリベツトである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シヤツターケース内には、シヤツターが昇降す
    る前方の案内軌条側に誘導案内胴を位置すると共
    に、誘導案内胴の後方にシヤツター捲込胴を並設
    した複軸シヤツターに於いて、前記誘導案内胴の
    外周には所定間隔を設け、数個の軟質合成樹脂製
    等よりなる緩衝帯を捲着し、該緩衝帯の長手方向
    の一端部には、先端に向つて巾広の係合突部を形
    成し、該係合突部と嵌合する該緩衝帯の他端部に
    は、係合突部と同一形状の係合凹部を形成し、該
    緩衝帯を該誘導案内胴に固着した事を特徴とする
    複軸シヤツターの緩衝帯。
JP15734384U 1984-10-17 1984-10-17 Expired JPH032637Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15734384U JPH032637Y2 (ja) 1984-10-17 1984-10-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15734384U JPH032637Y2 (ja) 1984-10-17 1984-10-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6171786U JPS6171786U (ja) 1986-05-16
JPH032637Y2 true JPH032637Y2 (ja) 1991-01-24

Family

ID=30715338

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15734384U Expired JPH032637Y2 (ja) 1984-10-17 1984-10-17

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH032637Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2509716Y2 (ja) * 1988-08-31 1996-09-04 文化シヤッター株式会社 二軸シヤツタ―用補助シヤフト
JP4267137B2 (ja) * 1999-09-10 2009-05-27 文化シヤッター株式会社 シャッター装置
JP5015525B2 (ja) * 2005-12-09 2012-08-29 文化シヤッター株式会社 開閉装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6171786U (ja) 1986-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5682937A (en) Closing devices incorporating rolling means
JP3721331B2 (ja) ロールアップ式ゲート
JPH032637Y2 (ja)
KR19980087023A (ko) 수동 체인 블록
KR100698757B1 (ko) 자동복구형 하이 스피드 도어장치
GB1562930A (en) Shutter device
JPH0746708Y2 (ja) パネルシャッタに於ける傷防止装置
JPH108855A (ja) シャッタ構成部材の連結、解除構造
JP2000026081A (ja) 移動リフト装置のピットカバー装置
JPH0455013Y2 (ja)
JPH0311354Y2 (ja)
CN219344563U (zh) 一种超宽静音防风卷帘
CN215758696U (zh) 一种启闭方便的限流闸机
KR200143000Y1 (ko) 전동식 도어
KR880001425Y1 (ko) 수평식 방화셔터 개폐장치
JPH0225919Y2 (ja)
CN209799820U (zh) 一种水平卷帘门
JPH0248627Y2 (ja)
JPH0393820U (ja)
JPS6329094Y2 (ja)
JPH0828159A (ja) シャッター装置
CN206376713U (zh) 一种工业卷帘门
JP3011053U (ja) シャッターカーテンの巻きずれ防止構造
JPH027168Y2 (ja)
CN114023229A (zh) 一种户外多功能巨幕led显示屏