JPH07145684A - 流体圧を利用したバン型車の後扉の開閉装置 - Google Patents

流体圧を利用したバン型車の後扉の開閉装置

Info

Publication number
JPH07145684A
JPH07145684A JP5317434A JP31743493A JPH07145684A JP H07145684 A JPH07145684 A JP H07145684A JP 5317434 A JP5317434 A JP 5317434A JP 31743493 A JP31743493 A JP 31743493A JP H07145684 A JPH07145684 A JP H07145684A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
fluid pressure
van
rotatably
link member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5317434A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Yonezawa
等 米澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Trex Co Ltd
Original Assignee
Nippon Trailmobile Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Trailmobile Co Ltd filed Critical Nippon Trailmobile Co Ltd
Priority to JP5317434A priority Critical patent/JPH07145684A/ja
Publication of JPH07145684A publication Critical patent/JPH07145684A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 約270゜回転させた全開位置でも固定金具
の必要のない、扉表面の外観がすっきりしたマ−キン
グ、広告の文字、図形を自由に描くことのできる、運搬
用荷台における流体圧を利用した回転式扉の開閉装置を
提供する。 【構成】 扉枠12の側柱14に回転腕を介して扉本体
18の一方の側端縁を回動自在に枢着し、該扉本体18
の内側面に曲ったリンク部材30の一方の端部を回動自
在に枢着し、他方の端部に流体圧によって伸縮するシリ
ンダ−のロッド部の先端を回動自在に枢着し、このシリ
ンダ−の伸縮力を該曲ったリンク部材30を通じて扉に
伝達することにより開閉することを特徴とする流体圧を
利用したバン型車の後扉の開閉装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバントラック、バントレ
−ラ等の運搬用箱体における後扉の開閉装置に関し、さ
らに詳しくは扉枠の柱に回転腕を介して扉本体の一方の
側端縁を回動自在に枢着した扉(例えば観音式扉)にお
いて、流体圧によって伸縮するシリンダ−の伸縮力をリ
ンク機構を通じて扉に伝達することにより開閉すること
を特徴とするものである。
【0002】
【従来の技術】通常、バントラック、バントレ−ラ等の
運搬用箱体における後部の回転式扉の開閉装置で、最も
広く使用されているのは図3に示されているような観音
式であるが、この観音式の扉は扉枠の柱部に回転腕を介
して扉本体が回動自在に枢着され、該扉本体の外表面に
1〜2本のロックロッドを回動自在に枢着し、このロッ
クロッドの上下端にカムを固着し、このカムと係脱自在
に係合するカムキ−パを扉枠の上下に固着し、該ロック
ロッドの所定の位置に取付けたハンドル操作により、こ
のロックロッドを回転して該カムとカムキ−パの係合を
解きハンドルを手前に引いて扉を開放し、閉じる場合は
逆の操作をしていた。
【0003】
【発明が解決する課題】上記の観音式の扉開閉装置で
は、扉の外表面にロックロッド、このロックロッドを回
動自在に枢着するカラ−、ハンドル、このハンドルを保
持するラッチが突出している為、外観が悪く、マ−キン
グ、広告の文字、図形を描くのに向かず、さらに人力に
よるハンドル操作でカムとカムキ−パの係脱をして扉本
体の回動も行なっているので、大型の保冷車のように扉
本体の重いものは相当な力が必要で、これからのソフト
な時代(例えば女性でも出来るような作業)には適さ
ず、さらに扉本体を任意の回転位置で固定することがで
きず、全開にした状態に固定するには、実開平5−35
987に示されるような特別な固定金具が必要であっ
た。
【0004】又、実開平1−70966に示されるよう
に扉本体自体にロックロッドを埋込んで、ハンドル部を
凹所内に収納したものもあるが、大型車には向かず人力
で開閉することには変わらないので上記の問題を内在し
ていたのである。
【0005】本発明の一つの目的は、バン型車の後扉の
開閉を流体圧を利用したシリンダ−の伸縮力をリンク機
構を通じて扉に伝達して約270゜回転させて行なうこ
とにより、人力によらずスイッチ操作で油圧、空気圧を
利用するので、カム、カムキ−パのような施錠金具を必
要とせず、女性でも簡単にできて、任意の回転位置で扉
を固定できるので、約270゜回転させた全開位置でも
固定金具を必要のない流体圧を利用したバン型車の後扉
の開閉装置を提供することである。
【0006】本発明の他の目的は、バン型車の扉を閉じ
た際開閉機構が完全に荷箱の内側に収納されるよう構成
することにより、扉の表面にロックロッド、ハンドル等
の開閉機構を装着する必要がないので、扉表面の外観が
すっきりし、マ−キング、広告の文字、図形を自由に描
くことのできる流体圧を利用したバン型車の後扉の開閉
装置を提供することである。
【0007】本発明のさらに他の目的は、一般に広く使
用されている油圧、空気圧シリンダ−とリンク機構を利
用し、しかもあらかじめ油圧配管を備えているリフトゲ
−トを装着した車両、通常のバントレ−ラに装備されて
いるブレ−キ用空気配管などに組込めば、それほどの費
用と手数を必要としない運搬用荷台における流体圧を利
用した回転式扉の開閉装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、扉枠の側柱に回転腕を介して扉本体の一方の側端縁
を回動自在に枢着し、該扉本体の内側面に曲ったリンク
部材の一方の端部を回動自在に枢着し、他方の端部に流
体圧によって伸縮するシリンダ−のロッド部の先端を回
動自在に枢着し、このシリンダ−の伸縮力を該曲ったリ
ンク部材を通じて扉に伝達することにより開閉すること
を特徴とする流体圧を利用したバン型車の後扉の開閉装
置を提供する。
【0009】
【実施例】以下図面により本発明の実施例を説明する
と、図1は本発明の開閉機構を適用したバン型車の後部
扉の一方を開放している状態の斜視図を示し、図2は図
1のA−A矢視部に適用した本発明のシリンダ−とリン
ク機構を示し、(イ)は扉を閉じた状態を示し、(ロ)
は扉が回動している途中の状態を示し、(ハ)は扉を約
270゜全開した状態を示し、図3はバン型車に従来の
観音式扉を適用した後部斜視図を示し、図4は本発明の
他の実施例を示し、図5は本発明のさらに他の実施例を
示す。
【0010】図3に示される通常のバン型車10の後端
の扉枠12の左右の側柱14、14には、回転腕16,
16・・を介して左右の扉本体18、18の一方の側端
縁が回動自在に枢着され、該扉本体18の外表面に1〜
2本のロックロッド20、20を回動自在に枢着し、こ
のロックロッド20、20の上下端にカム22、22を
固着し、このカム22、22と係脱自在に係合するカム
キ−パ24、24を扉枠12の上下に固着し、該ロック
ロッド20、20の所定の位置に取付けたハンドル26
操作により、このロックロッド20、20を回転して該
カム22とカムキ−パ24の係合を解きハンドル26を
手前に引いて扉を開放し、閉じる場合は逆の操作をして
いた。
【0011】従って、上記の観音式の扉開閉装置では、
扉の外表面にロックロッド、このロックロッドを回動自
在に枢着するカラ−、ハンドル、このハンドルを保持す
るラッチが突出している為、外観が悪く、マ−キング、
広告の文字、図形を描くのに向かず、さらに人力による
ハンドル操作でカムとカムキ−パの係脱をして扉本体の
回動も行なっているので、大型の保冷車のように扉本体
の重いものは相当な力が必要で、これからのソフトな時
代(例えば女性でも出来るような作業)には適さず、さ
らに扉本体を任意の回転位置で固定することができず、
全開にした状態に固定するには、実開平5−35987
に示されるような特別な固定金具が必要であった。
【0012】本発明は上記の課題を解決するために、図
1、図3に示すように扉本体18の内側面の上部に固着
した支持部材28に円弧状に曲ったリンク部材30の一
方の端部を回動自在に枢着し、他方の端部に流体圧(リ
フトゲ−トを備えたバン型車のように油圧配管を装備し
ておればここから分岐し、バントレ−ラのようにブレ−
キ用空気配管を装備しておればここから分岐すればよ
い)によって伸縮するシリンダ−32のロッド部34の
先端を回動自在に枢着し、このシリンダ−本体を車体内
部の所定の箇所に回動自在に枢着することによって、ロ
ッド部34の伸縮力を該円弧状に曲ったリンク部材30
を通じて扉本体18に伝達するよう構成している。
【0013】図2(イ)の扉を閉じた状態ではシリンダ
−32のロッド部34は縮んでいて、円弧状に曲ったリ
ンク部材30はバン型車10の内部に完全に収納される
が、扉本体18の上部にシリンダ−32及びリンク部材
30が装着されているので、積荷と干渉することは殆ど
ない、そしてロッド部34を伸ばすと(ロ)のように扉
本体18が回転腕16の回転中心36を中心にして回動
するが、リンク部材30は円弧状に曲っているので、該
回転腕16の回転中心36の外側を移動して該扉本体1
8を大きな角度迄回転することが出来、(ハ)に示され
るように扉本体18を約270゜の全開位置迄回転する
ことが出来、扉を閉じる場合はこの状態でロッド34を
縮めればよい。
【0014】図4は本発明の他の実施例を示し、この実
施例では円弧状に曲げたリンク部材30の代わりにL字
形のリンク部材38を使用したものである。
【0015】図5は本発明のさらに他の実施例を示し、
この実施例では扉本体18の外側表面の下端よりさらに
下に延びる断面L字形の支持部材40を固着し、この支
持部材40に前記の円弧状に曲ったリンク部材30の一
端を回動自在に枢着し、他端をバン型車の床下に装着し
たシリンダ−32のロッド部34の先端に回動自在に枢
着したものである。
【0016】本発明は以上の実施例に限定されることな
く、本発明の精神を逸脱しない範囲で種々の設計変更が
可能であって、リンク部材として円弧状のものL字形の
もの以外でも回転腕16の回転軸より外側を回動するも
のであればよく、本実施例のように両開きの観音式では
なく、片開式の扉にも適用できることは言う迄もない。
【0017】
【効果】本発明による流体圧を利用したバン型車の後扉
の開閉装置は、扉を閉じた際車体の内側に完全に収納さ
れ、扉の表面にロックロッド、ハンドル等の開閉機構を
装着する必要がないので、扉表面の外観がすっきりし、
マ−キング広告の文字、図形を自由に描くことができ、
又運搬用荷台における流体圧を利用した回転式扉の開閉
をシリンダ−の伸縮力を曲ったリンク部材を通じて扉に
伝達して行なうことにより、約270゜の全開が可能
で、人力によらずスイッチ操作で油圧、空気圧を利用す
るので女性でも簡単にできて、任意の回転位置で扉を固
定できるので、約270°の全開位置でも固定金具を必
要とせずに扉の回転を停止でき、さらに一般に広く使用
されている油圧、空気圧シリンダ−とリンク機構を利用
し、しかもあらかじめ油圧配管を備えているリフトゲ−
トを装着した車両や、ブレ−キ用空気配管を備えている
バントレ−レなどに組込めば、それほどの費用と手数を
必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の開閉機構を適用したバン型車の後部扉
の一方を開放している状態の斜視図を示す。
【図2】図1のA−A矢視部に適用した本発明のシリン
ダ−とリンク機構を示し、(イ)は扉を閉じた状態を示
し、(ロ)は扉が回動している途中の状態を示し、
(ハ)は扉を約270゜全開した状態を示す。
【図3】バン型車に従来の観音式扉を適用した後部斜視
図を示す。
【図4】本発明の他の実施例を示す。
【図5】本発明のさらに他の実施例を示す。
【符号の説明】
10 バン型車 12 扉枠 14 側柱 16 回転腕 18 扉本体 20 ロックロッド 22 カム 24 カムキ−パ 26 ハンドル 28 支持部材 30 リンク部材 32 シリンダ− 34 ロッド部 36 回転中心 38 リンク部材 40 支持部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉枠の側柱に回転腕を介して扉本体の一
    方の側端縁を回動自在に枢着し、該扉本体の内側面に曲
    ったリンク部材の一方の端部を回動自在に枢着し、他方
    の端部に流体圧によって伸縮するシリンダ−のロッド部
    の先端を回動自在に枢着し、このシリンダ−の伸縮力を
    該曲ったリンク部材を通じて扉に伝達することにより開
    閉することを特徴とする流体圧を利用したバン型車の後
    扉の開閉装置。
JP5317434A 1993-11-24 1993-11-24 流体圧を利用したバン型車の後扉の開閉装置 Pending JPH07145684A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5317434A JPH07145684A (ja) 1993-11-24 1993-11-24 流体圧を利用したバン型車の後扉の開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5317434A JPH07145684A (ja) 1993-11-24 1993-11-24 流体圧を利用したバン型車の後扉の開閉装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07145684A true JPH07145684A (ja) 1995-06-06

Family

ID=18088182

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5317434A Pending JPH07145684A (ja) 1993-11-24 1993-11-24 流体圧を利用したバン型車の後扉の開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07145684A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4892629B1 (ja) * 2010-10-05 2012-03-07 有限会社栄和自動車 扉体の開閉シフト機構並びにこれを適用した貨物車輛
CN106311408A (zh) * 2016-08-23 2017-01-11 中信重工机械股份有限公司 一种大型立式搅拌磨自动开闭磨门系统
CN109441274A (zh) * 2018-11-12 2019-03-08 北京特种机械研究所 一种方舱尾门开合机构

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4892629B1 (ja) * 2010-10-05 2012-03-07 有限会社栄和自動車 扉体の開閉シフト機構並びにこれを適用した貨物車輛
CN106311408A (zh) * 2016-08-23 2017-01-11 中信重工机械股份有限公司 一种大型立式搅拌磨自动开闭磨门系统
CN109441274A (zh) * 2018-11-12 2019-03-08 北京特种机械研究所 一种方舱尾门开合机构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7866725B1 (en) Cable roll tarp system for rear opening trailer
US4869023A (en) Aligning and latching mechanism for a hinged door of a cargo container
US4877276A (en) Door control mechanism
US2285301A (en) Deck lid lock
JPH07145684A (ja) 流体圧を利用したバン型車の後扉の開閉装置
US2198572A (en) Vehicle door operating gear
BRPI1103802A2 (pt) Veículo
JPH07127329A (ja) 運搬用荷台における流体圧を利用した回転式扉の開閉装置
JP2623676B2 (ja) 自動車の後部ドア装置
JPH0517295Y2 (ja)
JPH0215692Y2 (ja)
JP3009562U (ja) 貨物自動車における荷箱後部扉の開閉機構
GB2154646A (en) A safety release mechanism for the doors of freight containers, transport vehicles and the like
JPH0431985Y2 (ja)
JP2560995Y2 (ja) 貨物自動車用の扉ヒンジ構造
CN203403755U (zh) 一种发动机罩铰链和汽车
JPS5920488B2 (ja) 自動車用カバ−装置
KR100568747B1 (ko) 플립업글래스 핸들과 테일게이트 핸들 일체 구조
JPH0518169Y2 (ja)
JPH0439197Y2 (ja)
JPS6138855Y2 (ja)
JPS6218493Y2 (ja)
JPH0624257Y2 (ja) スライドドアの開閉係脱機構
JPH0960411A (ja) コンテナ用跳ね上げ式扉の開閉装置
JP3206349B2 (ja) マルチウエイ開閉式扉