JPH0439197Y2 - - Google Patents

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JPH0439197Y2
JPH0439197Y2 JP7617488U JP7617488U JPH0439197Y2 JP H0439197 Y2 JPH0439197 Y2 JP H0439197Y2 JP 7617488 U JP7617488 U JP 7617488U JP 7617488 U JP7617488 U JP 7617488U JP H0439197 Y2 JPH0439197 Y2 JP H0439197Y2
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【考案の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 本考案は汚泥車等のタンクの後端に開閉自在に
設けた後部蓋の固縛装置に関する。
(b) 従来の技術 一般に車体上に、後端に後部蓋を有するタンク
を傾動自在に搭載し、そのタンクを傾動させた際
に、その後部蓋を開放してタンク内の収容物を排
出するようにした汚泥車等のタンク車では、車両
後部に前記後部蓋を閉鎖位置に緊締するための固
縛装置を設けて、車両の走行時にタンク内の汚泥
等の収容物が外部に漏出しないようにしている
が、従来の固縛装置は実公昭41−24070号公報に
示されているように、操作レバー2を手動で回動
させることにより後部蓋の固縛を解除していた。
(c) 考案が解決しようとする課題 操作レバーを手動で回転させるため、非常に強
い力で回動する必要があり面倒であるばかりか、
作業員が後部蓋の後方で操作するためタンク内の
収容物を被る恐れがあつた。
そこでこの考案の目的は、後部蓋の固縛を手動
による操作レバーの操作から油圧式にすることに
より前記問題点を解決することにある。
(d) 課題を解決するための手段 本考案は前記問題点を解決するためになされた
もので、後端に後部蓋を開閉自在に設けたタンク
を車体上に傾動自在に搭載したタンク車におて、
前記タンクには係止部材を設け、前記後部蓋には
上部ブラケツトと下部ブラケツトとを設け、前記
上部ブラケツトには固縛シリンダの基部を軸支
し、この固縛シリンダの先部を前記下部ブラケツ
トに一端を軸支した回動リンクの他端に連結し、
この連結部にスライドリンクの一端を連結すると
ともに、このスライドリンクの他端を下部ブラケ
ツトに穿設した長孔にスライド自在にピン連結
し、この連結部に他端が前記係止部材に係合する
係合部材の一端を連結し、更に下部ブラケツトに
は前記係合部材の前後移動及び回動をガイドする
ガイド部材を設け、前記下部ブラケツトと係合部
材との間には係合部材を上方回動方向に付勢する
スプリングを設け、係合部材の係止部材への係合
時には回動リンクとスライドリンクとの連結部
が、回動リンクと下部ブラケツトの軸支部とスラ
イドリンクと係合部材との連結部とを通る線l−
lよりも若干超える位置まで固縛方向へ回動させ
るようにしたことを特徴とする。
(e) 作用 後部蓋の固縛は固縛シリンダを伸長させると係
合部材は長孔上を後方に移動するとともにスプリ
ング力によりガイド部材にガイドされて上方に回
動し、更に後方に移動して係合部材が係止部材に
当接し、後部蓋は固縛される。
このとき回動リンクとスライドリンクとはデツ
ドポイント機構を構成しているので固縛装置は強
固に固縛されている。
(f) 実施例 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。1は車体2上に搭載したタンクで、このタン
ク1はヒンジ3を中心に後方に傾動可能となつて
いる。
タンク1の後縁上部には、その後方開口部を開
閉しうる後部蓋4が開閉自在に枢支され、この後
部蓋4の内周縁にはパツキン材5が取付けられて
いる。
前記後部蓋4とタンク1間には開閉シリンダ6
が連結され、この開閉シリンダ6の伸縮作動によ
り後部蓋4を開閉することができる。
また後部蓋4とタンク1間には、タンク1が伏
倒位置にあるとき、その後部蓋4を閉鎖位置に固
縛するための固縛沿設7が設けられている。
次に、固縛装置7について詳細に説明すると、
後部蓋4の外面には上部ブラケツト8が突設さ
れ、この上部ブラケツト8には固縛シリンダ9の
基部が回動自在に軸支10している。
前記固縛シリンダ9の下方において、後部蓋4
の外面下部には下部ブラケツト11が固設され、
この下部ブラケツト11には回動リンク12の一
端が回動自在に軸支13されている。
前記回動リンク12の他端は固縛シリンダ9の
先部に連結14されている。
回動リンク12の後方の下部ブラケツト11に
は前後方向に長孔15が穿設され、この長孔15
には一端を前記連結14部に連結されたスライド
リンク16の他端をスライド自在にピン連結18
してある。
19は前記スライドリンク16の連結18部に
一端を連結した係合部材で、この係合部材19の
他端はタンク1に垂設した係止部材20に係脱自
在となつている。
21は下部ブラケツト11に立設され、前記係
合部材19の水平部22が当接しながら係合部材
19の前後移動をガイドする第1ガイド部材であ
る。
23は下部ブラケツト11に立設され、係合部
材19の垂直部24が当接しながら係合部材19
の回動をガイドする第2ガイド部材であり、この
第2ガイド部材23は回動リンク12とスライド
リンク16とが第2図に示す突張位置に保持する
ストツパも兼用している。
25は下部ブラケツト11と係合部材19との
間に介装したスプリングである。
なお26はタンク1の前方に設けられ、固縛シ
リンダ9を作動させる操作レバーである。
ところで本実施例ではガイド部材を2つとして
いるが、第5図に示すようにガイド部材27を1
つとして、係合部材19の水平部22と垂直部2
4とに当接させて係合部材19の前後移動及び回
動をガイドするとともに、回動リンク12とスラ
イドリンク16とを突張位置に保持するストツパ
28を別に設けても同様の効果を有するものであ
る。
本考案は以上のような構成で、次に作用につい
て説明すると、後部蓋4の固縛装置7を解除する
場合は、第2図の固縛シリンダ9を収縮作動する
と、回動リンク12は反時計方向に回動し、スラ
イドリンク16は長孔15上を前方に移動すると
ともに時計方向に回動する。
すると係合部材19の水平部22は第1ガイド
部材21にガイドされつつ前方に移動し、係合部
材19は係止部材20より離脱して係合部材19
の垂直部24が第2ガイド部材23に当接する。
(第3図) その後、係合部材19は第2ガイド部材23に
ガイドされながらスプリング25の付勢力に抗し
て反時計方向に回動して固縛装置7は解除され
る。(第4図) 次に固縛装置7を固縛する場合は第4図の固縛
シリンダ9を伸長作動すると係合部材19は長孔
15上を後方に移動するとともにスプリング25
の付勢力により第2ガイド部材23にガイドされ
て反時計方向に回動し係合部材19は第1ガイド
部材21に当接する。(第3図) その後、係合部材19は第1ガイド部材21に
ガイドされつつ後方に移動し、第2図の状態とな
り後部蓋4を固縛することができる。
このとき、回動リンク12とスライドリンク1
6とはデツドポイント機構を構成し、回動リンク
12とスライドリンク16との連結14部は回動
リンク12と下部ブラケツト11との軸支13部
とスライドリンク16と係合部材19との連結1
8部とを通る線l−lよりも若干超える固縛方向
への位置で第2ガイド部材23に当接している。
(g) 考案の効果 以上の如く本考案はタンクの後部蓋の固縛を手
動による操作レバーの操作から固縛シリンダで固
縛する油圧式にしたもので従来のように操作レバ
ーを非常に強い力で回動する必要がなく楽とな
り、また後部蓋の後方で操作する必要がないので
タンク内の収容物を被ることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置を備えた汚泥車の全体側面
図、第2図乃至第4図は本考案装置の作動状態を
示す側面図、第5図は他の実施例の側面図であ
る。 1はタンク、2は車体、4は後部蓋、7は固縛
装置、8は上部ブラケツト、9は固縛シリンダ、
11は下部ブラケツト、12は回動リンク、15
は長孔、16は下部リンク、19は係合部材、2
0は係止部材、25はスプリングである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 後端に後部蓋を開閉自在に設けたタンクを車体
    上に傾動自在に搭載したタンク車におて、前記タ
    ンクには係止部材を設け、前記後部蓋には上部ブ
    ラケツトと下部ブラケツトとを設け、前記上部ブ
    ラケツトには固縛シリンダの基部を軸支し、この
    固縛シリンダの先部を前記下部ブラケツトに一端
    を軸支した回動リンクの他端に連結し、この連結
    部にスライドリンクの一端を連結するとともに、
    このスライドリンクの他端を下部ブラケツトに穿
    設した長孔にスライド自在にピン連結し、この連
    結部に他端が前記係止部材に係合する係合部材の
    一端を連結し、更に下部ブラケツトには前記係合
    部材の前後移動及び回動をガイドするガイド部材
    を設け、前記下部ブラケツトと係合部材との間に
    は係合部材を上方回動方向に付勢するスプリング
    を設け、係合部材の係止部材への係合時には回動
    リンクとスライドリンクとの連結部が、回動リン
    クと下部ブラケツトの軸支部とスライドリンクと
    係合部材との連結部とを通る線l−lよりも若干
    超える位置まで固縛方向へ回動させるようにした
    タンク車における後部蓋の固縛装置。
JP7617488U 1988-06-08 1988-06-08 Expired JPH0439197Y2 (ja)

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JP7617488U JPH0439197Y2 (ja) 1988-06-08 1988-06-08

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JP7617488U JPH0439197Y2 (ja) 1988-06-08 1988-06-08

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JPH01179894U JPH01179894U (ja) 1989-12-25
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JP7617488U Expired JPH0439197Y2 (ja) 1988-06-08 1988-06-08

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JP5361229B2 (ja) * 2008-03-21 2013-12-04 安井器械株式会社 破砕装置

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JPH01179894U (ja) 1989-12-25

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