JPH07144303A - 化粧板およびその製造方法 - Google Patents
化粧板およびその製造方法Info
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- JPH07144303A JPH07144303A JP17197693A JP17197693A JPH07144303A JP H07144303 A JPH07144303 A JP H07144303A JP 17197693 A JP17197693 A JP 17197693A JP 17197693 A JP17197693 A JP 17197693A JP H07144303 A JPH07144303 A JP H07144303A
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- veneer
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Abstract
(57)【要約】
【目的】簡単な装置を用いてコストのかからない基板１
に接着される化粧単板３の耐摩耗性能、耐日割れ性能の
向上とともに、化粧単板３を基板１えの接着力を向上す
ること。 【構成】基板１の表面に接着剤２を塗布し、化粧単板３
を載置し圧締して接着剤２が一部化粧単板３に含浸させ
るように貼着し、次に、熱硬化性合成樹脂４を塗布し、
上下圧締盤間で加圧し、化粧単板３の表面に熱硬化性合
成樹脂４を一部化粧単板３に含浸させるよう塗着する化
粧板の製造方法。
に接着される化粧単板３の耐摩耗性能、耐日割れ性能の
向上とともに、化粧単板３を基板１えの接着力を向上す
ること。 【構成】基板１の表面に接着剤２を塗布し、化粧単板３
を載置し圧締して接着剤２が一部化粧単板３に含浸させ
るように貼着し、次に、熱硬化性合成樹脂４を塗布し、
上下圧締盤間で加圧し、化粧単板３の表面に熱硬化性合
成樹脂４を一部化粧単板３に含浸させるよう塗着する化
粧板の製造方法。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】合成樹脂を含浸された強硬度表面
を有する化粧板に関する。
を有する化粧板に関する。
【０００２】
【従来技術およびその問題点】従来、化粧単板を加圧、
減圧装置に入れ、合成樹脂を注入して合成樹脂を化粧単
板に含浸して硬化させ、樹脂含浸化粧単板を得ていた。
そして該樹脂含浸化粧単板を接着剤を介して基板に貼着
し化粧板を構成していた。このようにして構成した化粧
板は化粧単板内全体に合成樹脂が含浸され、化粧単板自
体強硬度なものが得られ、化粧板として耐摩耗性能、耐
日割れ性能などの向上がなされている。
減圧装置に入れ、合成樹脂を注入して合成樹脂を化粧単
板に含浸して硬化させ、樹脂含浸化粧単板を得ていた。
そして該樹脂含浸化粧単板を接着剤を介して基板に貼着
し化粧板を構成していた。このようにして構成した化粧
板は化粧単板内全体に合成樹脂が含浸され、化粧単板自
体強硬度なものが得られ、化粧板として耐摩耗性能、耐
日割れ性能などの向上がなされている。
【０００３】しかしながら、この方法は加圧、減圧装置
を用いて樹脂含浸を行なうため、大がかりな設備が必要
となる。また生産性が低く、かつ、化粧単板全体に合成
樹脂が含浸されるため、合成樹脂の使用量が多いなどコ
ストが高いものとなる、という問題点を残していた。
を用いて樹脂含浸を行なうため、大がかりな設備が必要
となる。また生産性が低く、かつ、化粧単板全体に合成
樹脂が含浸されるため、合成樹脂の使用量が多いなどコ
ストが高いものとなる、という問題点を残していた。
【０００４】さらに合成樹脂が化粧単板の表裏面に残置
されるため、基板への接着の際に化粧単板内への接着剤
の浸透ができなくなる。このため投錨効果が期待でき
ず、接着力が得られないという難点がある。そのため
に、分子間引力に伴う接着力を強く求めなくてはなら
ず、含浸に用いた合成樹脂と同系の合成樹脂接着剤を用
いる必要が生じコストを高くする原因となる。
されるため、基板への接着の際に化粧単板内への接着剤
の浸透ができなくなる。このため投錨効果が期待でき
ず、接着力が得られないという難点がある。そのため
に、分子間引力に伴う接着力を強く求めなくてはなら
ず、含浸に用いた合成樹脂と同系の合成樹脂接着剤を用
いる必要が生じコストを高くする原因となる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】簡単な装置を用いて、
基板１に接着される化粧単板３の耐摩耗性能、耐日割れ
性能の向上とともに、化粧単板３を基板１えの接着力を
向上すること。
基板１に接着される化粧単板３の耐摩耗性能、耐日割れ
性能の向上とともに、化粧単板３を基板１えの接着力を
向上すること。
【０００６】
【技術的手段】基板１の表面に接着剤２を介して化粧単
板３が貼着された化粧板において、該接着剤２が一部化
粧単板３に含浸されるとともに、化粧単板３の表面に熱
硬化性合成樹脂４が一部化粧単板３に含浸されるととも
に塗着されてなる化粧板およびその製造方法
板３が貼着された化粧板において、該接着剤２が一部化
粧単板３に含浸されるとともに、化粧単板３の表面に熱
硬化性合成樹脂４が一部化粧単板３に含浸されるととも
に塗着されてなる化粧板およびその製造方法
【０００７】
【構成の説明】以下図面に基づいて本発明の構成を説明
する。１は基板であり、合板、繊維板（硬質繊維板、中
質繊維板等）、木削片板（パーティクルボード、フレー
クボード、フトランドボード、ＯＢＳ等）無機質板（珪
酸カルシウム板、セメント板、スラグセメント板、石膏
ボード等）などが用いられる。
する。１は基板であり、合板、繊維板（硬質繊維板、中
質繊維板等）、木削片板（パーティクルボード、フレー
クボード、フトランドボード、ＯＢＳ等）無機質板（珪
酸カルシウム板、セメント板、スラグセメント板、石膏
ボード等）などが用いられる。
【０００８】基板１の表面に必要に応じて、目止め処
理、シーラー処理、研磨処理等の下地処理を施した後、
塗装装置（ロールコーター、フローコーター、カーテン
コーター、スプレッダー、スプレー等）を用いて接着剤
２を塗布する。
理、シーラー処理、研磨処理等の下地処理を施した後、
塗装装置（ロールコーター、フローコーター、カーテン
コーター、スプレッダー、スプレー等）を用いて接着剤
２を塗布する。
【０００９】接着剤２は酢酸ビニール樹脂、ユリア樹
脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂、アクリル樹脂、ポ
リエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、イソシアネート、
ＳＢＲ、ＭＢＲ等の合成樹脂あるいはゴム系の接着剤で
あり、それらを単独でまたは任意変性した接着剤が用い
られる接着剤２の塗布量は５０〜１５０ｇ／ｍ２がまた
その粘度は１００〜３００ポイズが好ましい。
脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂、アクリル樹脂、ポ
リエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、イソシアネート、
ＳＢＲ、ＭＢＲ等の合成樹脂あるいはゴム系の接着剤で
あり、それらを単独でまたは任意変性した接着剤が用い
られる接着剤２の塗布量は５０〜１５０ｇ／ｍ２がまた
その粘度は１００〜３００ポイズが好ましい。
【００１０】塗布量が１５０ｇ／ｍ２以上であったり、
粘度が１００ポイズ以下であったりすると過塗布量、圧
入含浸がされ易く、後述する化粧単板３の表面に滲出し
てしまい、後に塗布される熱硬化性合成樹脂４の化粧単
板３への圧入含浸が行なえず、接着力が期待できなくな
る。
粘度が１００ポイズ以下であったりすると過塗布量、圧
入含浸がされ易く、後述する化粧単板３の表面に滲出し
てしまい、後に塗布される熱硬化性合成樹脂４の化粧単
板３への圧入含浸が行なえず、接着力が期待できなくな
る。
【００１１】ただし、接着剤２を熱硬化性合成樹脂４と
を同系のものを用いれば分子間引力作用により接着力は
十分に得られる。逆に塗布量が５０ｇ／ｍ２以下であっ
たり、粘度が１００ポイズ以上であると化粧単板３への
圧入含浸が行なわれにくく接着力が期待できない。つぎ
に接着剤２の塗布された基板１の表面に化粧単板３を載
置する。
を同系のものを用いれば分子間引力作用により接着力は
十分に得られる。逆に塗布量が５０ｇ／ｍ２以下であっ
たり、粘度が１００ポイズ以上であると化粧単板３への
圧入含浸が行なわれにくく接着力が期待できない。つぎ
に接着剤２の塗布された基板１の表面に化粧単板３を載
置する。
【００１２】化粧単板３としては、スライス単板、ソー
ン単板、ロータリー単板、ハーフランド単板、人工突板
等が用いられ、その厚さは０．１〜２．０ｍｍのものが
用いられる。
ン単板、ロータリー単板、ハーフランド単板、人工突板
等が用いられ、その厚さは０．１〜２．０ｍｍのものが
用いられる。
【００１３】また化粧単板３の表面に接着剤２の圧入含
浸を妨げない不織布、薄葉紙、クラフト紙等のシート状
物を貼着したものを用いてもよい。つぎに化粧単板３を
載置された基板１を圧締装置（ロールプレス、平盤プレ
ス等）を用い熱圧あるいは冷圧圧締して接着剤２が一部
化粧単板３の裏面に圧入含浸させるとともに貼着する。
浸を妨げない不織布、薄葉紙、クラフト紙等のシート状
物を貼着したものを用いてもよい。つぎに化粧単板３を
載置された基板１を圧締装置（ロールプレス、平盤プレ
ス等）を用い熱圧あるいは冷圧圧締して接着剤２が一部
化粧単板３の裏面に圧入含浸させるとともに貼着する。
【００１４】次に、基板１に貼着された化粧単板３の表
面に熱硬化性合成樹脂４を塗装装置（ロールコーター、
フローコーター、カーテンコーター、スプレッダー等）
を用いて塗布する。
面に熱硬化性合成樹脂４を塗装装置（ロールコーター、
フローコーター、カーテンコーター、スプレッダー等）
を用いて塗布する。
【００１５】熱硬化性合成樹脂４はフェノール樹脂、ユ
リア樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン
樹脂等でありそれらを単独でまたは任意変性した熱硬化
性合成樹脂が用いられる。熱硬化性合成樹脂４の塗布量
は３０〜１５０ｇ／ｍ２またはその粘度が０．２〜３．
０ポイズが好ましい。
リア樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン
樹脂等でありそれらを単独でまたは任意変性した熱硬化
性合成樹脂が用いられる。熱硬化性合成樹脂４の塗布量
は３０〜１５０ｇ／ｍ２またはその粘度が０．２〜３．
０ポイズが好ましい。
【００１６】塗布量が３０ｇ／ｍ２以下で粘度０，２ポ
イズ以下であると化粧単板３内に含浸はされるものの熱
硬化性合成樹脂４が表層に均一に塗着されず表面硬度向
上を計ることができない。塗布量が１５０ｇ／ｍ２以
上、粘度が３．０ポイズ以上であっても熱硬化性合成樹
脂４が表層に均一に塗着され、表面硬度向上をなすが塗
布量３０〜１５０ｇ／ｍ２の場合と同性能のものが得ら
れるが、コスト高の原因となる。また粘度が高いと化粧
単板３への圧入含浸が均一に行なえない。
イズ以下であると化粧単板３内に含浸はされるものの熱
硬化性合成樹脂４が表層に均一に塗着されず表面硬度向
上を計ることができない。塗布量が１５０ｇ／ｍ２以
上、粘度が３．０ポイズ以上であっても熱硬化性合成樹
脂４が表層に均一に塗着され、表面硬度向上をなすが塗
布量３０〜１５０ｇ／ｍ２の場合と同性能のものが得ら
れるが、コスト高の原因となる。また粘度が高いと化粧
単板３への圧入含浸が均一に行なえない。
【００１７】熱硬化性合成樹脂４を塗布された化粧単板
３を、基板１上に載置し、平盤プレス装置を用い化粧単
板３、基板１を上下圧締板間で加熱加圧して、熱硬化性
合成樹脂４を化粧単板３に圧入含浸させるとともに熱硬
化性合成樹脂４を硬化し、化粧単板３の表面に熱硬化性
合成樹脂塗着層４ｘ，および表面側に熱硬化性合成樹脂
含浸層４ａを形成する。これと同時に接着剤２が化粧単
板３裏面に含浸し、接着剤含浸層２ａが形成される。
３を、基板１上に載置し、平盤プレス装置を用い化粧単
板３、基板１を上下圧締板間で加熱加圧して、熱硬化性
合成樹脂４を化粧単板３に圧入含浸させるとともに熱硬
化性合成樹脂４を硬化し、化粧単板３の表面に熱硬化性
合成樹脂塗着層４ｘ，および表面側に熱硬化性合成樹脂
含浸層４ａを形成する。これと同時に接着剤２が化粧単
板３裏面に含浸し、接着剤含浸層２ａが形成される。
【００１８】このようにして基板１の表面に接着剤を介
して化粧単板３が貼着された化粧板において、該接着剤
２が一部化粧単板３に含浸されるとともに、化粧単板３
の表面に熱硬化性合成樹脂４が一部化粧単板３に含浸さ
れ表面に熱硬化性合成樹脂塗着層４ｘが形成されるとと
もに表面側に熱硬化性合成樹脂含浸層４ａが形成された
化粧板が得られた。
して化粧単板３が貼着された化粧板において、該接着剤
２が一部化粧単板３に含浸されるとともに、化粧単板３
の表面に熱硬化性合成樹脂４が一部化粧単板３に含浸さ
れ表面に熱硬化性合成樹脂塗着層４ｘが形成されるとと
もに表面側に熱硬化性合成樹脂含浸層４ａが形成された
化粧板が得られた。
【００１９】また、熱硬化性合成樹脂含浸層４ａおよび
熱硬化性合成樹脂塗着層４ｘが形成された化粧板の表面
に着色透明塗料を塗布し着色被膜を形成してもよい。ま
た、化粧単板３を基板１に貼着する際に用いられる接着
剤２および化粧単板３の表面に塗布される熱硬化性合成
樹脂４のいずれか一方にあるいはその両方に着色剤を混
入し使用してもよい。接着剤２および熱硬化性合成樹脂
４の両方に着色剤を入れる場合、同系色の着色剤を混入
することが好ましい。
熱硬化性合成樹脂塗着層４ｘが形成された化粧板の表面
に着色透明塗料を塗布し着色被膜を形成してもよい。ま
た、化粧単板３を基板１に貼着する際に用いられる接着
剤２および化粧単板３の表面に塗布される熱硬化性合成
樹脂４のいずれか一方にあるいはその両方に着色剤を混
入し使用してもよい。接着剤２および熱硬化性合成樹脂
４の両方に着色剤を入れる場合、同系色の着色剤を混入
することが好ましい。
【００２０】
【実施例】まづＭＤＦを基板としてその表面にロールコ
ーターを用いて接着剤を１００ｇ／ｍ２塗布する。接着
剤としては、変性メラミン合成樹脂接着剤を用い添加物
として小麦粉を混合し、粘度を２００〜２５０ポイズの
ものを用いる。つぎに該基板の表面にオーク突板単板、
０．２３ｍ／ｍを載置する。
ーターを用いて接着剤を１００ｇ／ｍ２塗布する。接着
剤としては、変性メラミン合成樹脂接着剤を用い添加物
として小麦粉を混合し、粘度を２００〜２５０ポイズの
ものを用いる。つぎに該基板の表面にオーク突板単板、
０．２３ｍ／ｍを載置する。
【００２１】次に前記基板および突板単板をホットプレ
スに投入し、圧力７ｇ／ｍ２、温度１００℃、圧締時間
４５〜５０ｓｅｃで熱圧圧締し、接着剤の一部を化粧単
板の裏面に圧入含浸するとともに硬化し貼着する。次に
オーク突板単板の貼着された基板の突板単板の表面にロ
ールコーターを用いて熱硬化性合成樹脂を６５ｇ／ｍ２
塗布する。
スに投入し、圧力７ｇ／ｍ２、温度１００℃、圧締時間
４５〜５０ｓｅｃで熱圧圧締し、接着剤の一部を化粧単
板の裏面に圧入含浸するとともに硬化し貼着する。次に
オーク突板単板の貼着された基板の突板単板の表面にロ
ールコーターを用いて熱硬化性合成樹脂を６５ｇ／ｍ２
塗布する。
【００２２】熱硬化性合成樹脂としては、変性メラミン
合成樹脂であり粘度０．３８ポイズのものを用いる。熱
硬化性合成樹脂を塗布後、直ちに基板、突板単板をホッ
トプレスに投入し、圧力７ｋｇ／ｍ２、温度１３０℃、
圧締時間６０ｓｅｃで熱圧圧締し、熱硬化性合成樹脂の
一部を化粧単板の表面に圧入含浸するとともに熱硬化性
合成樹脂を硬化し、表面に熱硬化性合成樹脂の塗着層お
よび表面側にその含浸層を形成する。このようにして表
面硬度向上が計られた化粧板を得られた。
合成樹脂であり粘度０．３８ポイズのものを用いる。熱
硬化性合成樹脂を塗布後、直ちに基板、突板単板をホッ
トプレスに投入し、圧力７ｋｇ／ｍ２、温度１３０℃、
圧締時間６０ｓｅｃで熱圧圧締し、熱硬化性合成樹脂の
一部を化粧単板の表面に圧入含浸するとともに熱硬化性
合成樹脂を硬化し、表面に熱硬化性合成樹脂の塗着層お
よび表面側にその含浸層を形成する。このようにして表
面硬度向上が計られた化粧板を得られた。
【００２３】
【発明の効果】基板１に貼着された化粧単板３に、裏面
側より接着剤の一部が圧入含浸され、表面側に熱硬化性
合成樹脂４の塗着層４ｘおよび含浸層４ａが表面側に形
成され、熱硬化性合成樹脂４の一部が圧入含浸されるた
め、化粧単板３自体が樹脂含浸化され、表面硬度向上が
なし得た。また、その製造方法に用いる塗布装置、圧締
装置も簡単なものですみ、これらの簡単な装置を有効に
利用したものである。
側より接着剤の一部が圧入含浸され、表面側に熱硬化性
合成樹脂４の塗着層４ｘおよび含浸層４ａが表面側に形
成され、熱硬化性合成樹脂４の一部が圧入含浸されるた
め、化粧単板３自体が樹脂含浸化され、表面硬度向上が
なし得た。また、その製造方法に用いる塗布装置、圧締
装置も簡単なものですみ、これらの簡単な装置を有効に
利用したものである。
【図１】 本発明化粧板の断面図、
１：基板、２：接着剤、２ａ：接着剤含浸層、３：化粧
単板、４：熱硬化性合成樹脂、４ｘ：熱硬化性合成樹脂
塗着層、４ａ：熱硬化性合成樹脂含浸層。
単板、４：熱硬化性合成樹脂、４ｘ：熱硬化性合成樹脂
塗着層、４ａ：熱硬化性合成樹脂含浸層。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成６年７月２７日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１６
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１６】塗布量が３０ｇ／ｍ２以下で粘度０．２ポ
イズ以下であると化粧単板３内に含浸はされるものの熱
硬化性合成樹脂４が表層に均一に塗着されず表面硬度向
上を計ることができない。塗布量が１５０ｇ／ｍ２以
上、粘度が３．０ポイズ以上であると、コスト高の原因
となり、さらに粘度が高いため化粧単板３への圧入含浸
が均一に行なえない。 ─────────────────────────────────────────────────────
イズ以下であると化粧単板３内に含浸はされるものの熱
硬化性合成樹脂４が表層に均一に塗着されず表面硬度向
上を計ることができない。塗布量が１５０ｇ／ｍ２以
上、粘度が３．０ポイズ以上であると、コスト高の原因
となり、さらに粘度が高いため化粧単板３への圧入含浸
が均一に行なえない。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成６年８月１日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１６
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１６】塗布量が３０ｇ／ｍ２以下で粘度０．２ポ
イズ以下であると化粧単板３内に含浸はされるものの熱
硬化性合成樹脂４が表層に均一に塗着されず表面硬度向
上を計ることができない。塗布量が１５０ｇ／ｍ２以
上、粘度が３．０ポイズ以上であると、コスト高の原因
となり、さらに粘度が高いため化粧単板３への圧入含浸
が均一に行なえない。
イズ以下であると化粧単板３内に含浸はされるものの熱
硬化性合成樹脂４が表層に均一に塗着されず表面硬度向
上を計ることができない。塗布量が１５０ｇ／ｍ２以
上、粘度が３．０ポイズ以上であると、コスト高の原因
となり、さらに粘度が高いため化粧単板３への圧入含浸
が均一に行なえない。
Claims (5)
- 【請求項１】 基板１の表面に接着剤２を介して化粧単
板３が貼着された化粧板において、該接着剤２が一部化
粧単板３に含浸されるとともに、化粧単板３の表面に熱
硬化性合成樹脂４が一部化粧単板３に含浸されるととも
に塗着形成したことを特徴とする化粧板。 - 【請求項２】 基板１の表面に接着剤２を塗布し、化粧
単板３を載置し圧締して接着剤２が一部化粧単板３に含
浸させるように貼着し、次に、熱硬化性合成樹脂４を塗
布し、上下圧締盤間で加圧し、化粧単板３の表面に熱硬
化性合成樹脂４を一部化粧単板３に含浸させるとともに
塗着する、ことを特徴とする化粧板の製造方法。 - 【請求項３】 接着剤２に着色剤が混入されてなる請求
項２記載の製造方法。 - 【請求項４】 熱硬化性合成樹脂４に着色剤が混入され
てなる請求項１あるいは２記載の製造方法。 - 【請求項５】 接着剤２および熱硬化性合成樹脂４に同
系色の着色剤が混入されてなる請求項１記載の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17197693A JPH07144303A (ja) | 1993-06-07 | 1993-06-07 | 化粧板およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17197693A JPH07144303A (ja) | 1993-06-07 | 1993-06-07 | 化粧板およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07144303A true JPH07144303A (ja) | 1995-06-06 |
Family
ID=15933237
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17197693A Pending JPH07144303A (ja) | 1993-06-07 | 1993-06-07 | 化粧板およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07144303A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20050013473A (ko) * | 2003-07-28 | 2005-02-04 | 주식회사 청송하이테크 | 열경화수지 마루용 마루판 제조방법 및 그 제조방법에의한 마루판 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60176715A (ja) * | 1984-02-23 | 1985-09-10 | 松下電工株式会社 | 着色木材の製法 |
| JPS6345922A (ja) * | 1986-08-12 | 1988-02-26 | Olympus Optical Co Ltd | 誤り訂正方法 |
| JPH03136801A (ja) * | 1989-10-23 | 1991-06-11 | Noda Corp | 化粧板の製造方法 |
-
1993
- 1993-06-07 JP JP17197693A patent/JPH07144303A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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| JPS60176715A (ja) * | 1984-02-23 | 1985-09-10 | 松下電工株式会社 | 着色木材の製法 |
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