JPH07143196A - デジタル直交変調器 - Google Patents

デジタル直交変調器

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JPH07143196A
JPH07143196A JP31283393A JP31283393A JPH07143196A JP H07143196 A JPH07143196 A JP H07143196A JP 31283393 A JP31283393 A JP 31283393A JP 31283393 A JP31283393 A JP 31283393A JP H07143196 A JPH07143196 A JP H07143196A
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浩章 須藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高い周波数の変調波を出力することができ
る、新たな着想に基づくデジタル直交変調器を提供す
る。 【構成】 デジタル変調信号をアナログ変換して出力す
る直交変調器において、ベースバンドI信号、Q信号を
時間順に合成し1つの系統の信号に変換する第1のパラ
レル−シリアル(P/S)変換手段22と、第1P/S変
換手段の出力信号の極性反転信号を出力する極性反転手
段24と、第1P/S変換手段と極性反転手段との出力信
号を時間順に合成しデジタル変調信号に変換する第2P
/S変換手段23と、アナログ変換された変調信号を局部
発振信号と混合してアップコンバートするアナログ・ミ
キサ25と、その出力信号を帯域制限するロールオフ・フ
ィルタ26とを設ける。変調波周波数はD/A変換器9の
最高動作速度で決まり、高周波数変調波が得られる。ロ
ールオフ・フィルタによりD/A変換器に対する隣接チ
ャネル漏洩電力の要求特性が緩和され、D/A変換器の
所要演算ビット数削減が可能となり動作速度の一層の高
速化、変調波の高周波数化が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル移動体通信等
の無線機に使用されるデジタル直交変調器に関し、特
に、高い周波数の変調波が得られるように構成したもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のデジタル直交変調器は、図3
(a)に示すように、Iベースバンド信号10を帯域制限
するデジタル・フィルタ1と、Qベースバンド信号を帯
域制限するデジタル・フィルタ2と、キャリア信号とし
てコサイン(COS)波形信号16を出力するROM6
と、サイン(SIN)波形信号17を出力するROM7
と、ROM6およびROM7にCOS波形信号およびS
IN波形信号を呼出すための制御信号15を送るカウンタ
5と、帯域制限されたIベースバンド信号12とCOS波
形信号16とを乗算するデジタル乗算器3と、帯域制限さ
れたQベースバンド信号13とSIN波形信号17とを乗算
するデジタル乗算器4と、デジタル乗算器3から出力さ
れるI信号18とデジタル乗算器4から出力されるQ信号
19とを加算する加算器8と、加算器8から出力されるデ
ジタル変調信号20をアナログ変調信号21に変換するD/
A変換器9とを備えている。
【0003】このデジタル直交変調器では、まずベース
バンドI信号10と、ベースバンドQ信号11とが、それぞ
れデジタル・フィルタ1または2に入力し、これらのデ
ジタル・フィルタ1、2で帯域制限されたベースバンド
I信号12およびベースバンドQ信号13がそれぞれデジタ
ル乗算器3、4に入力する。また、標本化周波数クロッ
ク14がカウンタ5に入力し、カウンタ5は制御信号15を
出力する。
【0004】この制御信号15は、COS波形発生ROM
6およびSIN波形発生ROM7に入力し、COS波形
発生ROM6は、COS波形信号16として、図3(b)
に示すCOSカーブのサンプル点における値を制御信号
に応じて順次出力する。また、SIN波形発生ROM7
は、SIN波形信号17として、図3(c)に示すSIN
カーブのサンプル点における値を制御信号に応じて順次
出力する。これらの波形信号16、17は、デジタル乗算器
3または4に入力する。
【0005】デジタル乗算器3は、ベースバンドI信号
12とCOS波形信号16とを乗算してI信号18を出力し、
また、デジタル乗算器4は、ベースバンドQ信号13とS
IN波形信号17とを乗算してQ信号19を出力する。
【0006】これらのI信号18およびQ信号19は、加算
器8によって加算され、デジタル変調信号20として出力
される。
【0007】このデジタル変調信号20は、COS波形信
号およびSIN波形信号がそれぞれ図3(b)および
(c)に示すサンプル値によって近似されるとき、次の
ような時系列データとなる。 I(0)、Q(1)、−I(2)、−Q(3)、‥ ただし、I(m)、Q(m)は、m時点におけるI、Qの値
を示す。
【0008】この時系列データは、COS波形およびS
IN波形の周期、即ち、変調波の周期をTとするとき、
一般的に次のように表わすことができる。 I(nT)、Q((n+1/4)T)、−I((n+1/2)T)、−Q((n+3/4)T)、‥ (1) ただし、n;0,1,2,‥ このデジタル変調信号20がD/A変換器9でアナログ信
号に変換され、アナログ変調信号21が得られる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、変調器から
出力される変調信号は、後段部で局部発振信号との混合
によってアップコンバートされた後、必要な信号成分以
外はフィルタで除去される。このフィルタには、変調信
号の周波数が低くなるにつれて急峻な狭帯域のフィルタ
特性が要求され、その実現が困難になる。そのため、変
調器から出力される変調信号の周波数を可能な限り上げ
ることが必要になる。
【0010】しかし、変調器により出力される変調波の
周波数は、デジタル乗算器の演算速度で決まってしま
い、キャリア信号の1周期を4つのサンプル点で近似す
る構成の変調器では、デジタル乗算器の最高演算速度の
1/4が限界となる。
【0011】デジタル乗算器等のデジタル機器では、同
時に処理する演算ビット数の少ない機器程、演算速度は
速い。例えば8ビット・デジタル乗算器の方が12ビッ
ト・デジタル乗算器よりも演算速度は速い。従って、演
算ビット数の少ないデジタル機器を用いることにより変
調信号の周波数を上げることができる。しかし、反面、
少ないビット数での乗算では、変調器の特性が劣ること
になる。
【0012】一般に変調器の特性は、隣接チャネル漏洩
電力と符号間干渉量とによって評価される。従来のデジ
タル変調器のように、ベースバンド帯にデジタル・フィ
ルタを配して帯域制限を行なう場合には、このデジタル
・フィルタの寄与の多くは、符号間干渉の改善に費やさ
れる。そのため、この変調器の乗算器には、隣接チャネ
ル漏洩電力の除去をもたらす精度が要求され、これを満
たすために乗算器の演算ビット数は12ビット程度が必
要となる。
【0013】現状の12ビットの乗算器の最高演算速度
は30MHz程度であり、そのため変調信号の周波数
は、凡そ7MHzが限界となる。
【0014】本発明は、こうした従来の欠点を解消する
ものであり、高い周波数の変調波を出力することがで
き、高速動作が可能な、新たな着想に基づくデジタル直
交変調器を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、デ
ジタル変調信号をアナログ信号に変換して出力するデジ
タル直交変調器において、ベースバンドI信号およびベ
ースバンドQ信号を時間順に合成し1つの系統の信号に
変換する第1のパラレル−シリアル変換手段と、第1の
パラレル−シリアル変換手段における出力信号の極性反
転した信号を出力する極性反転手段と、第1のパラレル
−シリアル変換手段の出力信号および極性反転手段の出
力信号を時間順に合成し前記デジタル変調信号に変換す
る第2のパラレル−シリアル変換手段と、このデジタル
変調信号をアナログ変換したアナログ変調信号を局部発
振信号と混合してアップコンバートするアナログ・ミキ
サーと、アナログ・ミキサーの出力信号に対して帯域制
限を行なうロールオフ・フィルタとを設けている。
【0016】
【作用】このデジタル変調器は、乗算器を用いずにデジ
タル変調を実現している。このデジタル直交変調器が出
力する変調波の周波数は、デジタル変調信号をアナログ
信号に変換するD/A変換器の最高動作速度の1/4の
周波数が限界となるが、D/A変換器の最高動作速度
は、デジタル乗算器のそれに比べて10倍程度速いた
め、本発明のデジタル変調器では、従来の装置よりも高
い周波数の変調波を得ることができる。
【0017】また、このデジタル変調器の後段には、単
なる不要信号成分の除去のためのフィルタでは無く、ア
ナログ変調信号の帯域を制限するロールオフ・フィルタ
を配している。そのために、D/A変換器に対する隣接
チャネル漏洩電力の要求特性が緩和され、D/A変換器
の所要演算ビット数を削減することが可能となり、最高
動作速度の一層の高速化を図ることができる。その結
果、変調波の周波数をさらに高めることが可能となる。
【0018】
【実施例】本発明の実施例におけるデジタル直交変調器
は、図1に示すように、二つの系統から入力する信号を
時間順に合成して一つの系統の信号に変換するパラレル
−シリアル変換器(P/S変換器)22および23と、入力
信号の極性を反転する極性反転器24と、P/S変換器23
から出力されたデジタル変調信号mをアナログ変調波信
号21に変換するD/A変換器9と、D/A変換器9から
出力されたアナログ変調信号を局部発振信号28と混合し
てアップコンバートするアナログ・ミキサー25と、アナ
ログ・ミキサー25によって出力された2ndIF信号29
を帯域制限するロールオフ・フィルタ26とを備えてい
る。
【0019】また、図2には、実施例におけるデジタル
直交変調器のタイミング・チャートを示している。
【0020】aはP/S変換器22および23に入力するサ
ンプリング・クロックである。bはサンプリング・クロ
ックaを2分周したクロックで、P/S変換器22におい
て形成される。cはサンプリング・クロックaを4分周
したクロックで、P/S変換器23において形成され、変
調波周波数クロックとしてD/A変換器9に出力され
る。
【0021】dはベースバンドI、Qを作り出すシンボ
ルクロックであり、eはベースバンドI信号、また、f
はベースバンドQ信号である。
【0022】gはベースバンドI信号eとクロックbと
の論理積によって得られた信号であり、hはベースバン
ドQ信号fとクロックbの極性反転した信号との論理積
によって得られた信号である。iはgとhとの論理和で
あり、これはベースバンドI信号eとベースバンドQ信
号fとを時間順に合成し一つの系統に変換した信号に相
当しており、P/S変換器22から出力される。
【0023】jは信号iを極性反転器24により極性反転
した信号である。kは信号iと変調波周波数クロックc
との論理積によって得られた信号であり、lは信号j
と、変調波周波数クロックcを極性反転した信号との論
理積によって得られた信号である。
【0024】mは信号kと信号lとの論理和であり、P
/S変換器23から出力されるデジタル変調信号である。
【0025】このデジタル直交変調器の動作について説
明する。
【0026】90度の位相差をもつベースバンドI信号
eとベースバンドQ信号fとがP/S変換器22に入力す
ると、P/S変換器22は、これらの信号をサンプリング
・クロックaの周期のタイミングで時間順に合成する。
【0027】そのために、ベースバンドI信号eとサン
プリング・クロックaの2倍の周期を持つクロックbと
の論理積によって信号gを求め、また、ベースバンドQ
信号fとクロックbの反転信号との論理積によって信号
hを求め、信号gと信号hとの論理和により信号iを得
る。信号gは、変調波の周期をTとするとき、信号I
(nT/2)と表わすことができ、また、信号hは、信号
Q((n+1/2)T/2)と表わすことができるから、信号
i(=S(nT/2))は、次式(2)のようになる。
【0028】 S(nT/2)=I(nT/2)+Q((n+1/2)T/2)) (2) ただし、n;0,1,2,‥ T;1/変調波周波数。
【0029】信号i(=S(nT/2))は、P/S変換
器22から出力された後、二つの系統の信号に分けられ、
そのうちの一つ系統の信号は、極性反転器24によって極
性反転され、信号j(=−S(nT/2))に変換され
る。従って、信号jは次式(3)によって表わされる。
【0030】 −S(nT/2)=−I(nT/2)−Q((n+1/2)T/2)) (3) ただし、 n;0,1,2,‥ T;1/変調波周波数。
【0031】信号i(=S(nT/2))と信号j(=−
S(nT/2))とは、P/S変換器23に入力し、P/S
変換器23は、信号iと信号jとをクロックbの周期のタ
イミングで時間順に合成する。
【0032】そのために、信号iとクロックbの2倍の
周期を持つ変調波周波数クロックcとの論理積によって
信号k(=S(nT))を求め、また、信号jと変調波周
波数クロックcを極性反転した信号との論理積によって
信号l(=−S((n+1/2)T))を求め、信号k(=S
(nT))と信号l(=−S((n+1/2)T)との論理和に
よって、デジタル変調信号m(=DATA(nT))を得
る。このデジタル変調信号mは、次式(4)に示すよう
になる。
【0033】 DATA(nT)=I(nT)+Q((n+1/4)T)−I((n+1/2)T) −Q((n+3/4)T) (4) ただし、n;0,1,2,‥ T;1/変調波周波数。
【0034】式(4)は、図2における信号mの波形が
示すように、変調波の一周期内に、I(nT)、Q((n+
1/4)T)、−I((n+1/2)T)、−Q((n+3/4)T)のデ
ータが時系列的に順次出力されることを表わしており、
これは、式(1)の内容と同じである。
【0035】このデジタル変調信号mは、D/A変換器
9に入力し、変調波周波数クロックcのタイミングでア
ナログ変調波信号21に変換される。
【0036】このアナログ変調波信号(1stIF信
号)21は、アナログ・ミキサー25に入力し、局部発振信
号28と混合されてアップコンバートされ、2ndIF信
号29として出力される。
【0037】この2ndIF信号29は、ロールオフ・フ
ィルタ(バンドパス・フィルタ)26によって帯域制限さ
れ、変調出力信号30が出力される。
【0038】このように、実施例のデジタル直交変調器
は、ベースバンドI信号とベースバンドQ信号とを時間
順に合成して1つの系統の信号を出力する第1のP/S
変換器と、第1のP/S変換器によって作られた信号の
極性を反転する極性反転器と、第1のP/S変換器によ
って作られた信号とこの極性反転器によって作られた信
号とを時間順に合成してデジタル変調信号を出力する第
2のP/S変換器と、第2のP/S変換器から出力され
たデジタル変調信号をアナログ変調波に変換するD/A
変換器と、変換されたアナログ変調波を局部発振信号に
よってアップコンバートするアナログ・ミキサーと、ア
ップコンバートされたアナログ変調波を帯域制限するロ
ールオフ・フィルタとによって構成されており、乗算器
を用いずにデジタル直交変調を実現している。
【0039】このデジタル直交変調器の出力する変調波
の周波数は、D/A変換器の動作速度によって制限を受
け、変調波の1周期内に4つの値をD/A変換する構成
のために、D/A変換器の最高動作速度の1/4の周波
数が変調波周波数の限界となる。
【0040】しかし、D/A変換器の最高動作速度は、
乗算器のそれに比べて凡そ10倍程度速い。そのため、
実施例のデジタル直交変調器は、従来の装置より極めて
高い周波数の変調波を得ることができる。
【0041】また、実施例のデジタル直交変調器では、
後段に挿入したロールオフ・フィルタが帯域を制限して
隣接チャネル漏洩電力の改善を果たしている。そのた
め、D/A変換器には、符号間干渉の除去を実現するた
めの精度が求められるが、この符号間干渉の除去に必要
な精度は、隣接チャネル漏洩電力の除去のために要する
精度に比べて少ない演算ビット数で対応することができ
る。
【0042】つまり、従来構成のようにベースバンド帯
にデジタル・フィルタを挿入して帯域制限を行なう場合
には、所要演算ビット数の決定においては隣接チャネル
漏洩電力への対策が支配的となり、十分な特性を得るた
めの所要演算ビット数として12ビット程度が必要であ
ったが、しかし、本発明では、後段部にロールオフ・フ
ィルタを挿入して帯域制限を行なっているため、D/A
変換器出力の際の隣接チャネル漏洩電力の要求特性は緩
和され、所要演算ビット数の決定においては符号間干渉
への対策が支配的となり、演算ビット数を8ビット程度
に削減しても十分な特性を得ることが可能になる。従っ
て、その分、演算速度の高速化を図ることができる。
【0043】現状の12ビット・デジタル乗算器の最高
動作速度は30MHz程度であり、従来の変調装置にお
ける変調波周波数は7MHz程度が限界であったが、8
ビットD/A変換器の最高動作速度は400MHz程度
であるため、本発明の変調器では、変調波周波数を10
0MHz程度とすることができ、従来の装置の約14倍
の周波数の変調信号を得ることができる。従って、後段
に挿入されるロールオフ・フィルタの設計もそれだけ容
易となる。
【0044】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明のデジタル直交変調器は、従来の装置と基本
的に異なる構成によってデジタル直交変調を実現するこ
とができる。また、使用するデジタル機器の所要演算ビ
ット数を削減することができ、それよって動作の高速化
を図ることができる。また、従来の装置の約14倍に達
する周波数の変調波を得ることができ、後段に配置する
ロールオフ・フィルタの設計が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタル直交変調器における実施例の
構成を示すブロック図、
【図2】実施例のデジタル直交変調器における各種信号
のタイミング・チャート、
【図3】従来のデジタル直交変調器の構成を示すブロッ
ク図(a)とキャリアデータを示す図(b)(c)であ
る。
【符号の説明】
a サプリング周波数クロック b サンプリング周波数を2分周したクロック c 変調波周波数クロック d ベースバンドI、Q信号を作り出すシンボルクロッ
ク e ベースバンドI信号 f ベースバンドQ信号 g 信号eとクロックbとの論理積から得た信号 h 信号fとクロックbの極性反転信号との論理積から
得た信号 i ベースバンドI、Q信号を時間順に合成し1つの系
統にした信号 j 信号iを極性反転した信号 k 信号iとクロックcとの論理積から得た信号 l 信号jとクロックcの極性反転信号との論理積から
得た信号 m デジタル変調波 1、2 デジタル・フィルタ 3、4 デジタル乗算器 5 カウンタ 6 COS波形発生ROM 7 SIN波形発生ROM 8 加算器 9 D/A変換器 10 ベースバンドI信号 11 ベースバンドQ信号 12 帯域制限されたベースバンドI信号 13 帯域制限されたベースバンドQ信号 14 標本化周波数クロック 15 制御信号 16 COS波形信号 17 SIN波形信号 18 I信号 19 Q信号 20 デジタル変調信号 21 アナログ変調信号 22、23 P/S変換器 24 極性反転器 25 アナログ・ミキサー 26 ロールオフ・フィルタ 28 局部発振信号 29 2ndIF信号 30 変調出力信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル変調信号をアナログ信号に変換
    して出力するデジタル直交変調器において、 ベースバンドI信号およびベースバンドQ信号を時間順
    に合成し1つの系統の信号に変換する第1のパラレル−
    シリアル変換手段と、 前記第1のパラレル−シリアル変換手段における出力信
    号の極性反転した信号を出力する極性反転手段と、 前記第1のパラレル−シリアル変換手段の出力信号およ
    び前記極性反転手段の出力信号を時間順に合成し前記デ
    ジタル変調信号に変換する第2のパラレル−シリアル変
    換手段と、 前記デジタル変調信号をアナログ変換したアナログ変調
    信号を局部発振信号と混合してアップコンバートするア
    ナログ・ミキサーと、 前記アナログ・ミキサーの出力信号に対して帯域制限を
    行なうロールオフ・フィルタとを設けたことを特徴とす
    るデジタル直交変調器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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