JPH07142435A - シリコン基板の洗浄方法 - Google Patents

シリコン基板の洗浄方法

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JPH07142435A JP5284821A JP28482193A JPH07142435A JP H07142435 A JPH07142435 A JP H07142435A JP 5284821 A JP5284821 A JP 5284821A JP 28482193 A JP28482193 A JP 28482193A JP H07142435 A JPH07142435 A JP H07142435A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アンモニア/過酸化水素洗浄液を用いたシリ
コン基板の洗浄方法において洗浄特性の安定化を図る。 【構成】 アンモニア/過酸化水素洗浄液中のアンモニ
ア濃度を3.5から2.0重量%の範囲内で制御して使用す
る。アンモニア濃度の制御は一定時間毎にアンモニア水
溶液を一定量追加する方法により行う。前記一定時間は
アンモニア濃度が3.5重量%から低下して2.0重量%にな
る直前までの時間のことであり、前記一定量はアンモニ
ア濃度を2.0重量%から3.5重量%に増加するのに必要な
量のことである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超LSI製造に使用さ
れるシリコン基板の洗浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】以下従来のシリコン基板用洗浄方法につ
いて説明する。
【0003】超LSI製造工程においてアンモニア、過
酸化水素、水からなる混合液(以下、アンモニア/過酸
化水素洗浄液と略す)は、パーティクルの除去を目的と
する洗浄液として一般的に使用されている。アンモニア
がシリコンや酸化シリコンをエッチングするので、シリ
コン基板上に付着したシリコンや酸化シリコンから成る
パーティクルは除去される、と同時に下地のシリコン基
板もエッチングされることによりシリコン基板上に付着
した非溶解性のパーティクル(例えばテフロン等の樹
脂)も除去される。
【0004】近年超LSIは集積度を増大させるため微
細化やトランジスタのゲート酸化膜の薄膜化、それに伴
い全ての超LSI製造工程における各パラメータの精密
なコントロールが重要な課題になってきている。洗浄工
程においても各パラメータの精密なコントロールは重要
な課題になってきており、例えばシリコン基板上への薄
い酸化膜の形成に当たっての酸化膜形成前に行う洗浄に
おいては洗浄後の自然酸化膜厚を厳密に制御する必要が
あり、また数nmの薄いゲート酸化膜形成後に行う洗浄で
は酸化膜エッチング速度の数Å/分程度のわずかな変動
が大きな問題となってきている。以上のように洗浄工程
では、従来までようにパーティクル除去能力だけではな
く、自然酸化膜厚や酸化膜エッチング速度等の洗浄特性
をも精密に制御する必要が生じてきている。
【0005】従来までのアンモニア/過酸化水素洗浄液
を使ったシリコン基板の洗浄方法は、体積比にてアンモ
ニア濃度30重量%のアンモニア水溶液試薬1、過酸化水
素濃度29重量%の過酸化水素水溶液試薬1、水5を混合
しアンモニア濃度4.3重量%、過酸化水素濃度4.1重量%
にし一定温度に昇温したものにシリコン基板を一定時間
浸した後純水にて洗い流し乾燥するというものであった
(例えばRCA Review,W.Kern and et.al.,p.207(1970)参
照)。
【0006】図6は液温度60℃における従来のアンモニ
ア/過酸化水素洗浄液中のアンモニア濃度と過酸化水素
濃度の経時変化を示す図である。アンモニア/過酸化水
素洗浄液ではアンモニアの揮発が生じるため、図6に示
すように、アンモニア濃度は時間と共に低下し洗浄液組
成は経時変化する。このため従来の洗浄方法ではアンモ
ニア/過酸化水素洗浄液ではシリコン基板のエッチング
速度やパーティクル除去能力などの洗浄特性が変化す
る。図7はアンモニア/過酸化水素洗浄液におけるシリ
コン酸化膜のエッチング速度のアンモニア濃度依存性を
示す図である。図7に示すように、アンモニアの濃度に
応じてエッチング速度は変わっており、洗浄特性が経時
変化するのが分かる。
【0007】前述したようにアンモニア/過酸化水素洗
浄液におけるパーティクルの除去はアンモニアがシリコ
ンなどをエッチングすることにより起こるため、パーテ
ィクル除去能力はアンモニア濃度が高い方が効果は大き
い。すなわち、従来のアンモニア/過酸化水素洗浄液で
はアンモニア濃度は高いがアンモニアの揮発のため洗浄
特性が経時変化するという問題点を有していた。アンモ
ニア濃度を低くするとパーティクル除去能力が低下する
と懸念されるため、この問題点に対しこれまでは、一定
時間以上経過したアンモニア/過酸化水素洗浄液は破棄
し新しく洗浄液を作り直していた。或はアンモニア水溶
液を一定時間毎に一定量だけ追加供給することによりア
ンモニア濃度を4.3重量%近傍に維持し洗浄特性を維持
する事を行っていた(特開平2-159029号公報)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、アンモニア/過酸化水素洗浄液を破棄す
るという方法で洗浄特性を維持するため、アンモニア/
過酸化水素洗浄液の使用量が増え薬液コストが高くかか
る上、破棄するまでの時間内では洗浄特性を一定に維持
できないという問題を有していた。或はアンモニア水溶
液を追加供給することによりアンモニア濃度を4.3重量
%に維持し洗浄特性を一定に維持する方法においては、
アンモニア濃度4.3重量%では図7に示すようにアンモ
ニア濃度変化に対する洗浄特性の変動幅が大きいため、
アンモニア試薬追加供給量が多すぎても少なすぎてもわ
ずかな量の違いで洗浄特性は大きく変わり、アンモニア
濃度制御は非常に困難であるという問題点を有してい
た。さらに特開平2-159029号公報のように、洗浄槽中の
洗浄液の成分濃度測定を行いながら不足成分を不足分量
だけ追加供給して洗浄液の成分濃度を一定に保つ方法に
おいては、追加供給してから薬液成分が槽内均一に混合
されるまで時間がかかり追加供給してすぐに濃度測定す
ると測定誤差が極めて大きくなるため、濃度測定は槽内
の薬液濃度が均一になってから行うことが開示されてい
る。このことは追加供給した薬液成分が均一に混合され
るまでの間に、第一に薬液成分濃度は揮発により低下す
るという問題点を有すること、第二にこの間は槽内の成
分濃度は不均一でシリコン基板の面内や基板間でエッチ
ング量の不均一を生じるという問題点を有することを意
味している。この傾向はシリコン基板が大口径化するに
従いますます増大する。
【0009】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、アンモニア/過酸化水素洗浄液を破棄する必要なく
薬液費用の低減を実現した上で、安定かつ一定の洗浄特
性の維持を容易に達成することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のシリコン基板用洗浄方法は、アンモニア濃度
を2.0から3.5重量%までの範囲内で制御したアンモニア
/過酸化水素洗浄液にてシリコン基板を洗浄するという
構成を有している。
【0011】
【作用】この構成によって、アンモニア/過酸化水素洗
浄液の洗浄特性はアンモニア濃度に依存しないため、ア
ンモニア濃度に対する洗浄特性のマージンが非常に大き
くなり洗浄液組成の変化に対して濃度制御は容易で、シ
リコン基板の面内や基板間において一定の洗浄特性が安
定に得られる。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例におけるシリコン基板洗
浄方法について、図面を参照しながら説明する。
【0013】(実施例1)アンモニア濃度30重量%のア
ンモニア水溶液試薬と過酸化水素濃度29重量%の過酸化
水素水溶液試薬と水を、アンモニア濃度3.5重量%、過酸
化水素濃度4重量%になる分量分、例えば液総量が18Lの
場合アンモニア試薬2.1L過酸化水素試薬2.4L水13.5Lを
計量し、それぞれを混合する。混合したアンモニア/過
酸化水素洗浄液をポンプで循環しながら、ヒータで加熱
し設定温度、例えば60℃にまで加熱する。この時加熱し
た水を混合して設定温度にしてもよい。液温が設定温度
にまで達すると洗浄液の調製は完了する。その後シリコ
ン基板をアンモニア/過酸化水素洗浄液中に入れ、一定
時間、例えば10分経過後シリコン基板を取り出し、水
洗、乾燥することにより洗浄は終了する。
【0014】図1は上記アンモニア/過酸化水素洗浄液
におけるアンモニア濃度、過酸化水素濃度の経時変化を
示したもので、図2は上記アンモニア/過酸化水素洗浄
液にて洗浄した際のシリコン酸化膜のエッチング速度の
経時変化を示したものである。アンモニアは揮発するた
めアンモニア濃度は時間が経つにつれて徐々に低下して
いる。にもかかわらず、シリコン酸化膜のエッチング速
度は約0.9Å/分で一定であることが分かる。シリコン酸
化膜のエッチング反応はエッチング反応種であるアンモ
ニウムイオンがアンモニア/過酸化水素洗浄液中を拡散
しながらシリコン酸化膜表面に到達する段階と、アンモ
ニウムイオンとシリコン酸化膜との反応が起こる段階と
の、二段階により生じる。本発明における2.0から3.5重
量%までのアンモニア濃度範囲においては、アンモニア
濃度は高いのでアンモニウムイオンはシリコン表面に十
分に到達しており、アンモニウムイオンとシリコン酸化
膜との反応に依ってエッチング反応は律速されている。
このため、エッチング反応は洗浄液中のアンモニア濃度
に依存せず、アンモニアの濃度変化に対しても一定のエ
ッチング速度が維持され、その結果安定な洗浄特性が得
られる。
【0015】約100分以上経過するとアンモニア/過酸
化水素洗浄液中のアンモニア濃度は2.0重量%以下にな
るので、100分経過した時点でアンモニア濃度30重量%の
アンモニア水溶液試薬を一定量、例えば液総量18Lに対
してアンモニア水溶液試薬1.0Lを追加供給する。この追
加供給によりアンモニア濃度は3.5重量%になり、再び1
00分経過するまで安定な洗浄特性が維持される。図3は
アンモニア試薬の追加供給を100分毎に繰り返した場合
のアンモニア/過酸化水素洗浄液中のアンモニア濃度の
経時変化を示した概念図であるが、100分毎のアンモニ
ア試薬の追加供給を繰り返すことによりアンモニア濃度
は3.5重量%から2.0重量%の範囲内を行き来する。図2
や図7に示すように、アンモニア濃度がこの範囲内であ
る限りシリコン酸化膜のエッチング速度は約0.9Å/分と
一定である。
【0016】図4は本実施例における薬液濃度制御方法
を示すフロー図である。図4のように100分毎にアンモ
ニア水溶液試薬を追加供給するという簡単な時間管理の
方法により、安定な洗浄特性と洗浄液の高寿命化が容易
に達成される。
【0017】本実施例はアンモニア濃度が3.5から2.0重
量%に変動する時間周期が100分というように一定の場
合において有効であり、時間管理を行うことのみ方法で
アンモニア濃度制御を実施できるので、濃度制御にかか
る設備コストはきわめて安価である。なお、本時間周期
は、洗浄槽の形状や気液界面の面積、液温等によって依
存するので、事前にアンモニア濃度が3.5から2.0重量%
まで低下する時間を測定しておく必要がある。
【0018】(実施例2)第一の実施例におけるアンモ
ニア濃度管理は時間管理であるのでアンモニア濃度が3.
5から2.0重量%に変動する時間周期が一定の場合のみに
有効なものである。従って、液温の変化や液量の変化等
が大きい場合は変動する時間周期に変化が生じるため、
第一の実施例では対応できない。第二の実施例では特開
平02-159029号公報等に開示されている濃度測定装置を
併用した場合に関して述べる。図5は第二の実施例にお
ける洗浄方法を示すフロー図である。以下図5を参照し
ながら説明する。
【0019】アンモニア/過酸化水素洗浄液の各試薬の
混合、昇温までの調製は第一の実施例記載のものと同様
であるので省略する。アンモニア/過酸化水素洗浄液の
調製後はシリコン基板の洗浄直前に、例えば数分前に洗
浄槽から洗浄液を採取し成分濃度の測定する。採取した
洗浄液は、濃度測定方法が特開昭61ー281532号公報に開
示されているような光吸収による場合は洗浄槽に戻すこ
とができる。アンモニア濃度の測定結果を洗浄処理の判
定基準に用い、その判定基準アンモニア濃度値を下限値
2.1重量%から上限値3.5重量%までの範囲に設定する。
ここで下限値を2.1重量%に設定した理由は洗浄終了時
点でのアンモニア濃度が2.0重量%以下になることを防
ぐためである。
【0020】アンモニア濃度が判定基準値内であった場
合は洗浄処理を開始する。アンモニア濃度が下限値2.1
重量%以下であった場合は、上限値3.5重量%になる分
量分アンモニア水溶液試薬を、例えば液総量が18Lでア
ンモニア濃度が1.5重量%の場合アンモニア水溶液試薬
1.4Lを追加供給し、洗浄液中に均一に混ざるまで経過
後、再び洗浄液を採取しアンモニア濃度が判定基準値内
であることを確認し洗浄処理を開始する。この時の追加
供給したアンモニア試薬が洗浄液中に均一に混ざるまで
とは、それにかかる時間を事前に測定して決定してもよ
いし、或は数分毎に測定し連続数回判定基準値内である
として決定してもよい。不慮のトラブル等によりアンモ
ニア濃度が上限値3.5重量%を超える場合は、アンモニ
アが揮発しアンモニア濃度が低下するまで数分毎に洗浄
液を採取し濃度測定し、アンモニア濃度が判定基準値内
になったことを確認後洗浄処理を開始する。
【0021】本実施例では洗浄処理直前にアンモニア/
過酸化水素洗浄液の濃度測定を実施し設定した濃度範囲
内であることを確認するので、シリコン基板は基板面内
や基板間で一定かつ均一な洗浄特性が得られることは明
らかである。さらに本実施例では洗浄処理直前において
のみ濃度測定をするので、洗浄処理をしない間や洗浄処
理中では濃度測定装置を稼働させる必要はない。従って
一台の濃度測定装置を複数の洗浄槽につなげ必要に応じ
て切り換えることにより、一台の濃度測定装置による複
数の洗浄槽内の濃度監視を行うことも可能である。
【0022】なお、アンモニア濃度が3.5重量%であれ
ばその時点から2.0重量%に低下するまでの時間は100分
程度であることがわかっているので、洗浄処理直前に濃
度測定する代わりに、50分経過時点で濃度測定し、アン
モニア濃度が3.5重量%になるようにアンモニア試薬を
追加供給することによっても同等な効果を得られる。
【0023】さらに、本実施例では洗浄処理直前におい
てのみ濃度判定する場合について説明したが、洗浄処理
中においても濃度監視してもよく、不慮のトラブル等に
よって生じる突発的な濃度異常による洗浄特性の不良を
防ぐこともできる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明は、アンモニア/過
酸化水素洗浄液中のアンモニア濃度を2.0から3.5重量%
の特定した濃度範囲内にて制御する事により、洗浄液組
成が変化してもシリコン基板面内や基板間における洗浄
特性が高い均一性で得られると共に、濃度制御に対する
マージンが大きくなるため濃度制御が容易に可能とな
り、その結果安定且つ一定の洗浄特性と洗浄液の高寿命
化を容易に図る事ができるようになる。従って本発明は
アンモニア/過酸化水素洗浄方法において洗浄特性の安
定化と低コスト化とを可能にする優れたシリコン基板洗
浄方法を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例におけるアンモニア/過
酸化水素洗浄液中のアンモニア濃度、過酸化水素濃度の
経時変化を示す図
【図2】本発明の第一の実施例におけるシリコン酸化膜
のエッチング速度の経時変化を示す図
【図3】本発明の第一の実施例におけるアンモニア試薬
を追加供給した場合のアンモニア/過酸化水素洗浄液中
のアンモニア濃度の経時変化の概念図
【図4】本発明の第一の実施例におけるアンモニア濃度
制御方法を示すフロー図
【図5】本発明の第二の実施例における洗浄方法を示す
フロー図
【図6】従来例におけるアンモニア/過酸化水素洗浄液
中のアンモニア濃度、過酸化水素濃度の経時変化を示す
【図7】アンモニア/過酸化水素洗浄液におけるシリコ
ン酸化膜エッチング速度のアンモニア濃度依存性示す図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B08B 3/08 A 2119−3B

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アンモニア、過酸化水素、水を主成分とす
    る混合液において、前記混合液中のアンモニアの濃度を
    2.0から3.5重量%までの特定した範囲内で制御すること
    を特徴とするシリコン基板の洗浄方法。
  2. 【請求項2】所定時間毎に所定量のアンモニア水溶液を
    混合液に追加し、前記混合液のアンモニア濃度を特定範
    囲内に制御する請求項1記載のシリコン基板の洗浄方
    法。
  3. 【請求項3】シリコン基板の洗浄処理直前に混合液中の
    アンモニア濃度を測定し、前記アンモニア濃度が判定基
    準外である場合は3.5重量%になる分量のアンモニア水
    溶液を前記混合液に追加し、前記アンモニア濃度を特定
    範囲内に制御する請求項1記載のシリコン基板の洗浄方
    法。
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