JPH07138021A - 樹枝状又はヒトデ状微粒子二酸化チタン及びその製造方法 - Google Patents

樹枝状又はヒトデ状微粒子二酸化チタン及びその製造方法

Info

Publication number
JPH07138021A
JPH07138021A JP5305837A JP30583793A JPH07138021A JP H07138021 A JPH07138021 A JP H07138021A JP 5305837 A JP5305837 A JP 5305837A JP 30583793 A JP30583793 A JP 30583793A JP H07138021 A JPH07138021 A JP H07138021A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
titanium dioxide
dendritic
starfish
titanium
oxide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5305837A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Takahashi
英雄 高橋
Akito Sakai
章人 坂井
Masakazu Hattori
雅一 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishihara Sangyo Kaisha Ltd
Original Assignee
Ishihara Sangyo Kaisha Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ishihara Sangyo Kaisha Ltd filed Critical Ishihara Sangyo Kaisha Ltd
Priority to JP5305837A priority Critical patent/JPH07138021A/ja
Priority to EP94116419A priority patent/EP0649816B1/en
Priority to AU75881/94A priority patent/AU675000B2/en
Priority to DE69411662T priority patent/DE69411662T2/de
Priority to US08/326,712 priority patent/US5536448A/en
Priority to CA002134044A priority patent/CA2134044A1/en
Priority to US08/451,010 priority patent/US6103303A/en
Publication of JPH07138021A publication Critical patent/JPH07138021A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)
  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Conductive Materials (AREA)
  • Non-Insulated Conductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】日焼け止め化粧料、紫外線防止塗料、プラスチ
ックスなどの紫外線防止(遮蔽)剤として、また、プラ
スチックス、塗料、ゴム、繊維などの導電性付与剤又は
帯電防止剤或いはそれらの基体として、更には電子写真
複写紙、静電記録紙などの記録材料の支持体用導電性付
与剤或いは基体として有用な樹枝状又はヒトデ状の微粒
子二酸化チタンを提供する。 【構成】含水酸化チタン水性懸濁液をアルカリで処理
し、次いで得られた反応生成物に対して塩酸を急速添加
した後、加熱熟成し、かつ焼成することによって得られ
る長さが0.2〜0.5μmであり、太さが0.05〜
0.1μmであって、かつ、比表面積が20m2 /g以
上70m2 /g未満である樹枝状又はヒトデ状微粒子二
酸化チタン。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、その形状が樹枝状又は
ヒトデ状の微粒子二酸化チタン及びその製造方法、さら
に前記微粒子二酸化チタンを基体として導電性処理を付
与してなる樹枝状又はヒトデ状の微粒子二酸化チタン及
びその製造方法に関するものであり、日焼け止め化粧
料、紫外線防止塗料、プラスチックスなどの紫外線防止
乃至遮蔽剤として、また、プラスチックス、塗料、ゴ
ム、繊維などの導電性付与剤又は帯電防止剤として、更
には電子写真複写紙、静電記録紙などの記録材料の支持
体用導電性付与剤或いはその基体として有用なものであ
る。
【0002】
【発明の技術的背景とその問題点】一次粒子径が0.1
μm以下の微粒子酸化チタンは、樹脂の膜或いは成形物
に配合した場合に可視光線を透過させるので透明性を示
す一方で、紫外線を遮蔽して紫外線により変色、変質す
る物質を保護するといったように、一次粒子径が約0.
15〜0.5μmの顔料級酸化チタンとは異なった有用
な性質を示すことから、日焼け止め化粧料、紫外線防止
塗料、プラスチックスなどの紫外線防止乃至遮蔽剤とし
ての利用が図られつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記微粒子酸
化チタンの透明性と紫外線遮蔽性とは、透明性が粒子径
に反比例して増加するのに対して、紫外線遮蔽性は、一
定の粒径範囲において最大値を示し、粒子径が前記範囲
を逸脱する大きなものであっても、また小さなものであ
っても、その紫外線遮蔽性は低下する。従って、透明性
と紫外線遮蔽性とを同時に満足するような微粒子酸化チ
タンの出現が望まれている。
【0004】しかして、前記の一次粒子の平均粒子径が
約0.05〜0.1μmの微粒子酸化チタンを製造する
方法としては、例えば硫酸チタニル溶液や四塩化チタン
溶液を加水分解して得られた含水酸化チタンのチタニア
ゾル、或いは前記含水酸化チタンを苛性アルカリで処理
した後、塩酸存在下で加熱処理して得られたチタニアゾ
ルを、焼成する方法が行われている。しかしながら、前
記焼成過程で粒子焼結が著しく惹起し易く、このために
種々の用途適用媒体系において、実質的に前記の一次粒
子まで分散させることが難しく、その結果十分なる紫外
線遮蔽効果をもたらし得ず、その改善が強く希求されて
いる。
【0005】また、酸化チタン系化合物の導電性付与剤
としては、球状酸化チタン粉末或いは球状微粒子酸化
チタン粉末を基体とする球状導電性酸化チタン粉末、
繊維状チタン酸カリウムを主成分とする導電性物質、
長さ1〜10μmの高品位針状酸化チタンを基体とする
針状導電性酸化チタン、などが提案されている。
【0006】前記酸化チタン系導電性付与剤は、その形
状が球状であるよりは針状(繊維状を含む)あるいは棒
状である方が、またそれ自身の粉体抵抗値が小さい程、
即ち導電性が高い程、樹脂、ゴムなどの媒体への配合割
合を少なくしても所望の導電性の樹脂製品、ゴム製品な
どが得られる。前記の球状導電性酸化チタン粉末は、
それ自体の粉体抵抗は1〜10Ωcmと、非常に優れた
導電性を示すものであるが、球状粉末であるために、こ
のものを樹脂、ゴムなどの媒体に配合して所定の導電性
を付与するためには、媒体に対して一般にかなり多くの
量の粉末を配合する必要がある。このために導電性樹
脂、導電性ゴムなどの製品の強度低下を来たし、また経
済的でないといった問題を抱えている。また、の導電
性物質は形状の点では問題ないものの、粉体抵抗値が高
く、かつ分散時に折れやすいという欠点を有している。
更にの針状導電性酸化チタンは、前記、の問題点
が解決されたものであり、媒体に少量添加しただけで非
常に優れた導電性を示すものであるが、形状が針状であ
る上、長さが長いため、塗料等の導電性組成物とするた
め媒体に添加した場合、組成物の塗膜の表面平滑性の点
で問題がある。また磁気記録媒体の帯電防止用として
も、高記録密度化と相まって導電性付与効果とともに、
透明性や磁性層の表面平滑性に一層優れたものが求めら
れている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記問題
点を解決するべく種々検討を進めた結果、特定条件の下
で得られる特定の長さ、特定の太さ、特定の比表面積を
有する特定形状の微粒子二酸化チタンが、焼成による焼
結或いは粒子形状の大きな崩れを惹起することなく、良
好な紫外線遮蔽性と、かつ優れた耐光性とを有するとと
もに、その用途適用系で透明性及び表面平滑性のいずれ
も良好なものであること、さらにこの微粒子二酸化チタ
ンを基体として導電性付与処理を行なったものは、導電
性付与剤として極めて優れた性能ものものであり、その
用途適用範囲の大幅な拡大が図り得る等の知見を得、本
発明を完成した。
【0008】即ち本発明は、1)長さが0.2〜0.5
μmであり、太さが0.05〜0.1μmであって、か
つ、比表面積が20m2 /g以上70m2 /g未満であ
る樹枝状又はヒトデ状微粒子二酸化チタン、2)その粒
子表面にアルミニウム、ケイ素、チタニウム、ジルコニ
ウム、スズ及びアンチモンの群から選ばれる少なくとも
一種の含水酸化物又は酸化物の被覆を有する前記1)記
載の樹枝状又はヒトデ状微粒子二酸化チタン、3)その
粒子表面にアンチモン含有酸化錫或いは錫含有酸化イン
ジウムからなる導電層を有することを特徴とする樹枝状
又はヒトデ状微粒子導電性二酸化チタン、4)含水酸化
チタンをアルカリで処理し、次いで得られた反応生成物
の酸化チタン1モルに対して塩酸1〜4モルを急速添加
し、次いで85℃以上で加熱熟成し、その後焼成するこ
とを特徴とする前記1)記載の樹枝状又はヒトデ状微粒
子二酸化チタンの製造方法、5)前記4)の方法で得ら
れた樹枝状又はヒトデ状微粒子二酸化チタンをスラリー
とし、アルミニウム、ケイ素、チタニウム、ジルコニウ
ム、スズ及びアンチモンの各水溶性塩の群から選ばれた
少なくとも一種を添加し、中和して該元素の含水酸化物
を該微粒子二酸化チタン粒子表面に被覆させることを特
徴とする樹枝状又はヒトデ状微粒子二酸化チタンの製造
方法、6)前記3)の樹枝状又はヒトデ状微粒子二酸化
チタンを含有する導電性組成物、7)前記1)又は2)
の樹枝状又はヒトデ状微粒子二酸化チタンを含有する日
焼け止め化粧料、8)前記1)又は2)の樹枝状又はヒ
トデ状微粒子二酸化チタンを含有する紫外線防止塗料及
び、9)前記1)又は2)の樹枝状又はヒトデ状微粒子
二酸化チタンを含有する紫外線防止プラスチックス組成
物、である。
【0009】本発明の樹枝状又はヒトデ状微粒子二酸化
チタンは、図面(電子顕微鏡写真)からも明らかなよう
に、針状乃至棒状の構成粒子が集合・結合して束状の形
状物を形成し、更にそれら束状のものが放射状に結合し
て単一粒子を形成しているものであって、従来の針状、
棒状、球状とは全く異なった樹枝状又はヒトデ状の形状
を示している。このような形状を有する本発明の樹枝状
又はヒトデ状微粒子二酸化チタンの長さとは、個々の単
一粒子の最長部分を示し、かつその太さとは該最長部分
を構成する束状物の短軸方向における最大径を示すもの
であって、本発明の樹枝状又はヒトデ状微粒子二酸化チ
タンは、長さが0.2〜0.5μmであり、太さが0.
05〜0.1μmである。比表面積は、20m2 /g以
上70m2 /g未満であり、望ましくは20m2 /g〜
50m2 /gである。
【0010】本発明の樹枝状又はヒトデ状微粒子二酸化
チタンは、種々の日焼け止め化粧料や紫外線防止用塗
料、紫外線防止プラスチックス組成物に有用なものであ
り、さらにこのものの粒子表面に、アルミニウム、ケイ
素、チタニウム、ジルコニウム、スズ及びアンチモンな
どの金属の含水酸化物を沈殿させ、被覆させて、当該二
酸化チタンの分散媒体における分散性、耐光性などを一
層向上させることもできる。被覆させる前記金属の含水
酸化物又は酸化物の量は、酸化チタンに対して当該金属
の酸化物換算総量で1〜100重量%である。また、本
発明の樹枝状又はヒトデ状微粒子二酸化チタンに導電処
理を施した樹枝状又はヒトデ状微粒子導電性二酸化チタ
ンは、プラスチックス、ゴム、繊維などに導電性付与材
或いは基体として配合し、導電性プラスチックス、導電
性塗料、磁性塗料、導電性ゴム、導電性繊維などの導電
性組成物として利用することができるものである。
【0011】次に本発明の樹枝状又はヒトデ状微粒子二
酸化チタンの製造方法について説明する。先ず、含水酸
化チタン水性懸濁液にアルカリを添加し、次に90〜1
00℃の温度に加熱処理して反応生成物を得、次いで必
要に応じてpHを中性に調整した後固液分離し、固形分
を水洗する。 前記アルカリ処理に用いられるアルカリ
としては、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウムなどが挙
げられるが、水酸化ナトリウム水溶液を使用するのが好
ましい。前記の水洗した反応生成物の固形分を水中に懸
濁させて懸濁液とし、該懸濁液と塩酸とを、該懸濁液中
の反応生成物の酸化チタン1モルに対して塩酸1〜4モ
ルの割合となるようにしながら両者を瞬時に添加、混合
して反応させる。より具体的には、例えば前記懸濁液中
の反応生成物の酸化チタン1モルに対して塩酸1〜4モ
ルを遅くとも2モル/秒の急速で添加する。また、前記
懸濁液と塩酸とを前記割合で瞬時に、かつ同時に添加、
混合したり、或いは、前記割合で塩酸中に前記懸濁液を
瞬時に添加、混合してもよい。次いで、85〜100
℃、好ましくは90〜100℃の温度で1時間以上加熱
熟成して樹枝状又はヒトデ状微粒子二酸化チタンの水性
懸濁液を得、濾過、洗浄、乾燥した後、400〜700
℃で焼成して、樹枝状又はヒトデ状微粒子二酸化チタン
の粉末を得る。
【0012】樹枝状又はヒトデ状微粒子二酸化チタンの
チタン源である含水酸化チタンとしては、例えば硫酸チ
タニル溶液や四塩化チタン溶液の加水分解や中和加水分
解によって得られるものが挙げられる。より具体的に
は、例えば四塩化チタン水溶液を室温の保持しながら水
酸化ナトリウム水溶液で中和してコロイド状の非晶質水
酸化チタンを析出させ、このコロイド状水酸化チタンを
加熱熟成して得られるルチル型の微小チタニアゾルを使
用することができる。
【0013】前記のようにして得られた樹枝状又はヒト
デ状微粒子二酸化チタンの粒子表面に、アルミニウム、
ケイ素、チタニウム、ジルコニウム、スズ及びアンチモ
ンなどの金属の含水酸化物を沈殿させ、被覆させてもよ
い。この方法は、例えば樹枝状又はヒトデ状微粒子二酸
化チタンを水に分散させてスラリーとし、必要に応じて
湿式粉砕、分級処理した後、この中にアルミニウム、ケ
イ素、チタニウム、ジルコニウム、スズ及びアンチモン
の各水溶性塩の群から選ばれた少なくとも一種を酸化チ
タンに対して酸化物換算総量で1〜100重量%添加
後、該水溶性塩がスラリー中でアルカリ性を示す場合は
硫酸、塩酸等の酸性溶液で、該水溶性塩がスラリー中で
酸性を示す場合は水酸化ナトリウム、アンモニア水等の
アルカリ水溶液で中和して該酸化チタン粒子の表面に沈
殿、被覆させ、このものを分別後、乾燥、粉砕すること
により行うことができる。この被覆処理により樹枝状又
はヒトデ状微粒子二酸化チタンの分散媒体における分散
性、耐光性などを一層向上させることができる。
【0014】本発明の樹枝状又はヒトデ状微粒子二酸化
チタンは、前記した如く種々の日焼け止め化粧料や紫外
線防止用塗料、紫外線防止プラスチックス組成物に有用
なものであり、また、このものに導電処理を施した樹枝
状又はヒトデ状微粒子導電性二酸化チタンは、プラスチ
ックス、ゴム、繊維などに導電性付与材或いは基体とし
て配合し、導電性プラスチックス、導電性塗料、磁性塗
料、導電性ゴム、導電性繊維などの導電性組成物として
利用することができる。
【0015】本発明の樹枝状又はヒトデ状微粒子二酸化
チタンを日焼け止め化粧料として利用する場合には、例
えば油性成分、保湿剤、界面活性剤、顔料、香料、防腐
剤、水、アルコール類、増粘剤等と配合し、ローション
状、クリーム状、ペースト状、ステック状、乳液状な
ど、各種の形態で用いることができる。
【0016】紫外線防止プラスチックス或いは導電性プ
ラスチックスとして利用する場合には、例えば塩化ビニ
ル樹脂、ABS樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、
塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリカーボネート、ナ
イロン、EVA樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリアミド
樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、アクリル樹脂、
ポリエステル樹脂、ユリア樹脂、シリコーン樹脂、フッ
素樹脂などの合成樹脂に配合される。
【0017】紫外線防止用塗料、導電性塗料或いは磁性
塗料として利用する場合には、例えばポリビニルアルコ
ール樹脂、塩ビ−酢ビ樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹
脂、ウレタン樹脂、アルキッド樹脂、ポリエステル樹
脂、エチレン酢酸ビニル共重合体、アクリル−スチレン
共重合体、繊維素樹脂、フェノール樹脂、アミノ樹脂な
どに配合され、水または溶媒中で分散される。導電性塗
料或いは磁性塗料の場合には、該塗料を紙や高分子フィ
ルムなどの絶縁性基体に塗布することにより、該基体上
に軽くて密着性に優れた導電性塗膜を形成させて静電記
録紙、電子写真複写紙、静電防止塗膜や、磁性粉を配合
してなる帯電防止性の良好な磁気記録媒体などとするこ
とができる。
【0018】導電性ゴムとして利用する場合には、例え
ばシリコーンゴム、イソプレンゴム、スチレン−ブタジ
エンゴム、ブタジエンゴム、ブチルゴム、ブタジエン−
アクリロニトリルゴム、エチレン−プロピレン−ジエタ
ンポリマー、エチレン−プロピレンゴム、フッ素ゴム、
エチレン−酢酸ビニル共重合体、塩素化ポリエチレン、
アクリルゴム、クロロプレンゴム、ウレタンゴム、多硫
化ゴム、クロロスルホン化ポリエチレンゴム、エピクロ
ルヒドリンゴムなど従来から知られているものに配合さ
れる。
【0019】導電性繊維として利用する場合には、例え
ばポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリオレフィン
樹脂、ポリビニル樹脂、ポリエーテル樹脂などの可錘性
の繊維に配合される。
【0020】このようにして得られた導電性組成物は、
従来の球状の導電性粉末を配合した導電性組成物に比べ
て、樹脂バインダーに対しより少ない配合量で高い導電
性が得られ、経済的に有利である。このように少ない配
合量でよいことから、バインダーの強度低下を起こすこ
となく利用することができる。また高濃度の導電性塗料
としたときは、薄い塗膜にしても所望の導電性が得られ
る。
【0021】また、本発明の樹枝状又はヒトデ状微粒子
二酸化チタンを各種化粧料や塗料として用いる場合に
は、化粧品分野や塗料分野で使用される種々の有機系処
理剤、例えばカルボン酸、ポリオール、アミン、シロキ
サン、シランカップリング剤等の有機物の少なくとも一
種で被覆されても良く、その場合、化粧料、塗料への分
散性及び塗膜の耐久性を一層向上させ得ることもある。
【0022】
【実施例】
実施例1 (1)四塩化チタン水溶液の加水分解により得られた含
水酸化チタンを、TiO2 換算100g/リットルの濃
度の水性懸濁液とした。この水性懸濁液2リットルに4
8%水酸化ナトリウム水溶液1400gを攪拌しながら
添加し、95℃で120分加熱後、濾過し、十分に洗浄
を行った。洗浄ケーキを水でレパルプし、TiO2 換算
100g/リットルの水性懸濁液とし、この水性懸濁液
1.5リットルを、還流器付フラスコに入れ、35%塩
酸570gを攪拌しながら一気に添加した後、95℃で
120分間加熱熟成し、ルチル型結晶の長さ0.30μ
m、太さ0.055μm、比表面積79m2 /gの樹枝
状又はヒトデ状微粒子二酸化チタンを含む水性懸濁液を
得た。
【0023】(2)前記(1)で得られた樹枝状又はヒ
トデ状微粒子二酸化チタンを含む水性懸濁液を濾過、洗
浄して、得られた洗浄ケーキを120℃で一昼夜乾燥し
た後、電気炉で500℃にて1時間焼成して長さ0.2
7μm、太さ0.05μm、比表面積28m2 /gの樹
枝状又はヒトデ状微粒子二酸化チタン粉末(試料A)を
得た。
【0024】比較例1 (1)四塩化チタン水溶液の加水分解により得られた含
水酸化チタンを、TiO2 換算100g/リットルの濃
度の水性懸濁液とした。この水性懸濁液2リットルに4
8%水酸化ナトリウム水溶液1400gを攪拌しながら
添加し、95℃で120分加熱後、濾過し、十分に洗浄
を行った。洗浄ケーキを水でレパルプし、TiO2 換算
100g/リットルの水性懸濁液とし、この水性懸濁液
1.5リットルを、還流器付フラスコに入れ、35%塩
酸を攪拌しながら30分間で添加した後95℃まで加熱
し、90分間熟成し、ルチル型結晶の長軸0.07μ
m、軸比7、比表面積99m2 /gの棒状微粒子二酸化
チタンを含む水性懸濁液を得た。
【0025】(2)前記(1)で得られた棒状微粒子二
酸化チタンを含む水性懸濁液を濾過、洗浄して、得られ
た洗浄ケーキを120℃で一昼夜乾燥した後、電気炉で
500℃にて1時間焼成して長さ0.07μm、太さ
0.035μm、比表面積39m2 /gの樹枝状又はヒ
トデ状微粒子二酸化チタン粉末(試料B)を得た。
【0026】実施例2 実施例1の(2)で得られた樹枝状又はヒトデ状微粒子
二酸化チタン粉末を水に懸濁させてTiO2 換算100
g/リットルの水性懸濁液とし、この水性懸濁液1リッ
トルを湿式粉砕した後、90℃に加熱し、この中に、塩
化錫(SnCl4 ・5H2 O)100g及び塩化アンチ
モン(SbCl3 )17gを6N−塩酸水溶液200m
lに溶解した溶液と10%の水酸化ナトリウム水溶液と
を該懸濁液のpHを2〜3に維持するように60分間に
わたって並行添加して、樹枝状又はヒトデ状微粒子二酸
化チタン粒子表面に酸化錫および酸化アンチモンの水和
物を被着させた。なおこのときの懸濁液の最終pHは3
であった。次に被着された樹枝状又はヒトデ状微粒子二
酸化チタン水性懸濁液を濾過し、濾液の比抵抗が50μ
Sになるまで洗浄して被着された樹枝状又はヒトデ状微
粒子二酸化チタンのケーキを120℃で一昼夜乾燥した
後、電気炉で500℃にて1時間焼成してTiO2 重量
基準でSnO2 として51.7%、Sb2 3 として1
3.4%から成るアンチモン含有酸化錫の導電層で被着
された長さ0.29μm、太さ0.05μm、比表面積
33m2 /gの樹枝状又はヒトデ状微粒子導電性二酸化
チタン粉末(試料C)を得た。粉体抵抗を測定すると
8.0Ωcmであった。なお、粉体抵抗は、試料粉末を
100Kg/cm2 の圧力で成形して円柱状の圧粉体
(直径18mm、厚さ3mm)とし、その直流抵抗を測
定して、下記の式によって粉体抵抗〔Ωcm〕を求め
た。
【0027】
【数1】
【0028】比較例2 比較例1の(2)で得られた棒状微粒子二酸化チタン粉
末を水に懸濁させてTiO2 換算100g/リットルの
水性懸濁液とし、この水性懸濁液1リットルを湿式粉砕
した後、90℃に加熱し、この中に塩化錫(SnCl4
・5H2 O)100g及び塩化アンチモン(SbC
3 )17gを6N−塩酸水溶液200mlに溶解した
溶液と10%の水酸化ナトリウム水溶液とを該懸濁液の
pHを2〜3に維持するように60分間にわたって並行
添加して、棒状微粒子二酸化チタン粒子表面に酸化錫及
び酸化アンチモンの水和物を被着させた。なおこのとき
の懸濁液の最終pHは3であった。次に被着された棒状
微粒子二酸化チタン水性懸濁液を濾過し、濾液の比抵抗
が50μSになるまで洗浄して被着された棒状微粒子二
酸化チタンのケーキを120℃で一昼夜乾燥した後、電
気炉で500℃にて1時間焼成してTiO2 重量基準で
SnO2 として51.0%、Sb2 3 として13.1
%から成るアンチモン含有酸化錫の導電層で被着された
長さ0.07μm、太さ0.04μm、比表面積29m
2 /gの棒状微粒子導電性二酸化チタン粉末(試料D)
を得た。粉体抵抗を測定すると12Ωcmであった。
【0029】試験例1 前記実施例1及び比較例1で得た試料A及びBの微粒子
二酸化チタンを用いて下記の方法で光触媒活性の評価を
行った。
【0030】評価方法 平底円盤反応容器(50cm3 )に試料0.2g及びテト
ラリン10cm3 を投入し、ウォーターバス、マグネチッ
クスタラー、水銀マノメター及び水銀ランプを備えたテ
トラリンテスト装置に反応容器を設置した。マグネチッ
クスタラーで攪拌しながらウォーターバス中の水温を4
0℃に保持した状態で水銀マノメーターのコックを閉
じ、反応容器の上方より照度2500ルックスで75W
水銀ランプの光を照射した。照射後、5分間隔で水銀マ
ノメーターの差圧を読み取った。以上の評価結果を表1
に示す。
【0031】
【表1】
【0032】試験例2 (1) 前記実施例2及び比較例2で得た試料C及びD
の各20gを、アクリル樹脂(アクリディック A−1
65−45;固形分45重量%、大日本インキ化学工業
製)30.6g、トルエン/ブタノール(1/1)混合
溶液16.4g、ガラスビーズ50gをガラス瓶に入れ
てペイントシェーカーにて30分間振とう、分散してミ
ルベースを作成した。
【0033】(2)各ミルベースにそれぞれの顔料濃度
が、20%、30%、40%になるように上記アクリル
樹脂、トルエン/ブタノール混合溶液を添加して、塗料
を調製した。この塗料をアート紙に乾燥膜厚がそれぞれ
37μmになるように塗布し、40時間自然乾燥して試
験片を作成した。アート紙試験片は、デジタルオームメ
ーター(R−506型、川口電気製作所製)で電気抵抗
を測定し、下記の式から表面抵抗率を算出した。以上の
結果を表2に示す。
【0034】
【数2】
【0035】
【表2】
【0036】
【発明の効果】本発明は、含水酸化チタン水性懸濁液を
アルカリで処理し、次いで塩酸を急速添加し、加熱熟成
し、次いで焼成する簡潔な方法でもって得られる樹枝状
又はヒトデ状微粒子二酸化チタンであって、当該二酸化
チタンは、紫外線防止又は遮蔽機能を有する化粧料や塗
料として、また、このものを基体粒子としてその粒子表
面に導電性付与処理を行なったものは、導電性付与剤と
して工業的に極めて大きな効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、実施例1で得た本発明の樹枝状又はヒ
トデ状微粒子二酸化チタン粉末(試料A)の粒子構造を
示す電子顕微鏡写真(倍率100,000 倍)である。
【図2】図2は、比較例1で得た棒状微粒子二酸化チタ
ン粉末(試料B)の粒子構造を示す電子顕微鏡写真(倍
率100,000 倍)である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09C 1/36 PAV C09D 5/32 PRB

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長さが0.2〜0.5μmであり、太さが
    0.05〜0.1μmであって、かつ、比表面積が20
    2 /g以上70m2 /g未満である樹枝状又はヒトデ
    状微粒子二酸化チタン。
  2. 【請求項2】その粒子表面にアルミニウム、ケイ素、チ
    タニウム、ジルコニウム、スズ及びアンチモンの群から
    選ばれる少なくとも一種の含水酸化物又は酸化物の被覆
    を有する請求項1記載の樹枝状又はヒトデ状微粒子二酸
    化チタン。
  3. 【請求項3】その粒子表面にアンチモン含有酸化錫或い
    は錫含有酸化インジウムからなる導電層を有することを
    特徴とする請求項1記載の樹枝状又はヒトデ状微粒子導
    電性二酸化チタン。
  4. 【請求項4】含水酸化チタンをアルカリで処理し、次い
    で得られた反応生成物と塩酸とを、該反応生成物の酸化
    チタン1モルに対して塩酸1〜4モルの割合で瞬時の混
    合下で反応させ、その後85℃以上で加熱熟成し、その
    後焼成することを特徴とする長さが0.2〜0.5μm
    であり、太さが0.05〜0.1μmであって、かつ、
    比表面積が20m2 /g以上70m2 /g未満である樹
    枝状又はヒトデ状微粒子二酸化チタンの製造方法。
  5. 【請求項5】請求項4の方法で得られた樹枝状又はヒト
    デ状微粒子二酸化チタンをスラリーとし、アルミニウ
    ム、ケイ素、チタニウム、ジルコニウム、スズ及びアン
    チモンの各水溶性塩の群から選ばれた少なくとも一種を
    添加し、中和して該元素の含水酸化物を該微粒子二酸化
    チタン粒子表面に被覆させることを特徴とする樹枝状又
    はヒトデ状微粒子二酸化チタンの製造方法。
  6. 【請求項6】請求項3の樹枝状又はヒトデ状微粒子二酸
    化チタンを含有する導電性組成物。
  7. 【請求項7】請求項1又は2の樹枝状又はヒトデ状微粒
    子二酸化チタンを含有する日焼け止め化粧料。
  8. 【請求項8】請求項1又は2の樹枝状又はヒトデ状微粒
    子二酸化チタンを含有する紫外線防止塗料。
  9. 【請求項9】請求項1又は2の樹枝状又はヒトデ状微粒
    子二酸化チタンを含有する紫外線防止プラスチックス組
    成物。
JP5305837A 1993-10-22 1993-11-10 樹枝状又はヒトデ状微粒子二酸化チタン及びその製造方法 Pending JPH07138021A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5305837A JPH07138021A (ja) 1993-11-10 1993-11-10 樹枝状又はヒトデ状微粒子二酸化チタン及びその製造方法
EP94116419A EP0649816B1 (en) 1993-10-22 1994-10-18 Dendrite or asteroidal titanium dioxide micro-particles and process for producing the same
AU75881/94A AU675000B2 (en) 1993-10-22 1994-10-18 Dendrite or asteroidal titanium dioxide micro-particles and process for producing the same
DE69411662T DE69411662T2 (de) 1993-10-22 1994-10-18 Dendrit- oder sternförmige Titandioxid-Mikropartikel und Verfahren zur seiner Herstellung
US08/326,712 US5536448A (en) 1993-10-22 1994-10-20 Dendrite or asteroidal titanium dioxide micro-particles
CA002134044A CA2134044A1 (en) 1993-10-22 1994-10-21 Dendrite or asteroidal titanium dioxide micro-particles and process for producing the same
US08/451,010 US6103303A (en) 1993-10-22 1995-05-25 Dendrite or asteroidal titanium dioxide micro-particles and process for producing the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5305837A JPH07138021A (ja) 1993-11-10 1993-11-10 樹枝状又はヒトデ状微粒子二酸化チタン及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07138021A true JPH07138021A (ja) 1995-05-30

Family

ID=17949972

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5305837A Pending JPH07138021A (ja) 1993-10-22 1993-11-10 樹枝状又はヒトデ状微粒子二酸化チタン及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07138021A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09152749A (ja) * 1995-11-29 1997-06-10 Fuji Xerox Co Ltd 静電潜像現像剤用キャリア、静電潜像現像剤及び画像形成方法
JPH11157839A (ja) * 1997-12-01 1999-06-15 Ishihara Sangyo Kaisha Ltd 強凝集性酸化チタンおよびその製造方法
US6696214B2 (en) 1999-09-03 2004-02-24 Sharp Kabushiki Kaisha Electrophotographic photoreceptor, process for production thereof, and image-forming apparatus using same
KR20070063058A (ko) * 2005-12-14 2007-06-19 주식회사 엘지생활건강 자외선 에이 차단용 분백류 색조화장료 조성물
JP2008230964A (ja) * 2008-04-03 2008-10-02 Ishihara Sangyo Kaisha Ltd 強凝集性酸化チタン
JP2009086102A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Ricoh Co Ltd 電子写真用トナー、現像剤、画像形成装置
JP2013112635A (ja) * 2011-11-28 2013-06-10 Naris Cosmetics Co Ltd 複合粉体およびそれを配合した化粧料
US8673456B2 (en) 2005-11-15 2014-03-18 Meisei Industrial Company Limited Composite plated film and laminated film
JP2015160759A (ja) * 2014-02-26 2015-09-07 チタン工業株式会社 透明導電性複合酸化物微粉末及びその製造方法並びに透明導電性膜
WO2017111136A1 (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 株式会社 資生堂 二酸化チタン粉体およびそれを配合した化粧料
TWI760503B (zh) * 2017-06-26 2022-04-11 日商資生堂股份有限公司 粉末化妝料

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09152749A (ja) * 1995-11-29 1997-06-10 Fuji Xerox Co Ltd 静電潜像現像剤用キャリア、静電潜像現像剤及び画像形成方法
JPH11157839A (ja) * 1997-12-01 1999-06-15 Ishihara Sangyo Kaisha Ltd 強凝集性酸化チタンおよびその製造方法
US6696214B2 (en) 1999-09-03 2004-02-24 Sharp Kabushiki Kaisha Electrophotographic photoreceptor, process for production thereof, and image-forming apparatus using same
US8673456B2 (en) 2005-11-15 2014-03-18 Meisei Industrial Company Limited Composite plated film and laminated film
KR20070063058A (ko) * 2005-12-14 2007-06-19 주식회사 엘지생활건강 자외선 에이 차단용 분백류 색조화장료 조성물
JP2009086102A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Ricoh Co Ltd 電子写真用トナー、現像剤、画像形成装置
JP2008230964A (ja) * 2008-04-03 2008-10-02 Ishihara Sangyo Kaisha Ltd 強凝集性酸化チタン
JP2013112635A (ja) * 2011-11-28 2013-06-10 Naris Cosmetics Co Ltd 複合粉体およびそれを配合した化粧料
JP2015160759A (ja) * 2014-02-26 2015-09-07 チタン工業株式会社 透明導電性複合酸化物微粉末及びその製造方法並びに透明導電性膜
WO2017111136A1 (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 株式会社 資生堂 二酸化チタン粉体およびそれを配合した化粧料
JP2017119622A (ja) * 2015-12-25 2017-07-06 株式会社 資生堂 二酸化チタン粉体およびそれを配合した化粧料
US10703913B2 (en) 2015-12-25 2020-07-07 Shiseido Company, Ltd. Titanium dioxide powder and cosmetic formulated therewith
TWI720098B (zh) * 2015-12-25 2021-03-01 日商資生堂股份有限公司 二氧化鈦粉末的製造方法及調配有二氧化鈦粉末的化妝料
TWI760503B (zh) * 2017-06-26 2022-04-11 日商資生堂股份有限公司 粉末化妝料

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6103303A (en) Dendrite or asteroidal titanium dioxide micro-particles and process for producing the same
EP0267535B1 (en) Acicular electroconductive titanium oxide and process for producing same
JP2585128B2 (ja) 有色微粒子無機顔料
JPH10245228A (ja) 扇状又は盤状酸化チタン及びその製造方法、並びにその用途
JPH07138021A (ja) 樹枝状又はヒトデ状微粒子二酸化チタン及びその製造方法
JP3422832B2 (ja) 樹枝状又はヒトデ状微粒子二酸化チタン及びその製造方法
US5322561A (en) Conductive flaky pigments
JP4495801B2 (ja) ルチル型超微粒子二酸化チタンの製造方法
JP3305405B2 (ja) 棒状微粒子導電性酸化チタンおよびその製造方法
JPH0617231B2 (ja) 針状導電性酸化チタン及びその製造方法
JP3732265B2 (ja) 紡錘状微粒子二酸化チタン及びその製造方法
JP4201880B2 (ja) バタフライ状ルチル型酸化チタン及びその製造方法、並びにその用途
JP4256133B2 (ja) 針状二酸化チタン微粒子の製造方法
JPS59223231A (ja) 疎水性ルチル型微粒子酸化チタンの製造法
CN1073462A (zh) 改进了光泽的颜料
JPS61141616A (ja) 導電性二酸化チタン微粉末及びその製造方法
JP3609159B2 (ja) 針状導電性アンチモン含有酸化錫微粉末及びその製造方法
JPH09249820A (ja) 白色導電性粉末及びその製造方法
JP4195254B2 (ja) ルチル型二酸化チタン微粒子およびその製造方法
JPH0769636A (ja) 鉄含有二酸化チタン及びその製造方法
JP4256134B2 (ja) 鉄含有針状二酸化チタン微粒子の製造方法
DE4237355A1 (de) Elektrisch leitfähige Pigmente mit einer sie umhüllenden fluordotierten Zinnoxidschicht
JP3647929B2 (ja) 導電性アンチモン含有酸化錫微粉末の製造方法
JP2660766B2 (ja) 超微粒子黄色系顔料及びその製造方法
JP3548199B2 (ja) 二酸化チタン微粉末およびその製造方法