JPH09249820A - 白色導電性粉末及びその製造方法 - Google Patents

白色導電性粉末及びその製造方法

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JPH09249820A
JPH09249820A JP8059414A JP5941496A JPH09249820A JP H09249820 A JPH09249820 A JP H09249820A JP 8059414 A JP8059414 A JP 8059414A JP 5941496 A JP5941496 A JP 5941496A JP H09249820 A JPH09249820 A JP H09249820A
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Japan
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powder
antimony
oxide
white
sodium
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JP8059414A
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English (en)
Inventor
Akihiro Yoshimoto
昭洋 好本
Shigeru Nagaoka
茂 長岡
Takashi Harada
孝 原田
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Titan Kogyo KK
Original Assignee
Titan Kogyo KK
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09CTREATMENT OF INORGANIC MATERIALS, OTHER THAN FIBROUS FILLERS, TO ENHANCE THEIR PIGMENTING OR FILLING PROPERTIES ; PREPARATION OF CARBON BLACK  ; PREPARATION OF INORGANIC MATERIALS WHICH ARE NO SINGLE CHEMICAL COMPOUNDS AND WHICH ARE MAINLY USED AS PIGMENTS OR FILLERS
    • C09C3/00Treatment in general of inorganic materials, other than fibrous fillers, to enhance their pigmenting or filling properties
    • C09C3/06Treatment with inorganic compounds
    • C09C3/063Coating

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた導電性、分散性及び白度を有し、プラ
スチック、ゴム、塗料、電子写真感光紙及び静電記録紙
等に用いられる白色導電性粉末の提供。 【解決手段】 基体粒子の表面をアンチモン、スズの元
素からなる酸化物で被覆する際にナトリウムを全体割合
に対して、Na2Oとして0.003〜0.5重量%含
有させ、熟成、洗浄、ろ過、乾燥、焼成後、粉砕するこ
とにより白色導電性粉末を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、優れた導電性と分
散性を有する白色導電性粉末に関し、更に詳しくは、プ
ラスチック、ゴム、塗料、電子写真感光紙及び静電記録
紙等に有用な白色導電性粉末に関する。
【0002】
【従来の技術】導電性付与剤、帯電防止剤として近年そ
の使用量が増加している導電性複合粉末として、特開昭
56−114218、特開昭61−141616など
に、二酸化チタン表面に、適当量のアンチモンを酸化ス
ズ中にドープした酸化物を被覆したものが開示されてい
る。また、その被覆方法を改善したものとして例えば、
特公平3−70322に、アンモニア水等のアルカリと
塩化アンチモン、塩化スズとの希塩酸溶液とを、二酸化
チタン懸濁液のpHを5〜9に維持するように同時添加
して、アンチモン、スズからなる酸化物層を二酸化チタ
ン表面に形成させる方法が、特開昭61−286221
に、塩化スズ、塩化アンチモン水溶液と、アンモニア
水、水酸化ナトリウム等のアルカリとを二酸化チタン懸
濁液に並行的に加える中和方法において、中和時のpH
を2〜6に保持するようにして二酸化チタン粉末表面に
酸化スズと酸化アンチモンからなる被覆層を形成させる
方法が、また特開昭56−114218に、二酸化チタ
ンの加温懸濁液中にアルコールに塩化スズと塩化アンチ
モンを溶解したものからなる溶液を加えることにより、
二酸化チタン粉末表面に酸化アンチモン、酸化スズから
なる被覆層を析出形成させる方法が開示されている。
【0003】近年、機能性粉末がますます微粒化に向か
う中,機能性の特性に加え、粉末の分散性も要求される
ようになっており、白色導電性粉末においても例外では
ない。
【0004】一般的に、導電粉混合有機媒体の導電性
は、用いる導電粉の体積比抵抗と媒体中での導電粉の分
散状態、すなわち電導パス形成状態に依存し、実質的に
導電性のレベルは後者の影響によるところが大きい。上
記の従来の方法では、導電性能を重視するあまり、電導
パス形成上の有利さから、強固な結合体凝集粒子を含む
ものが多く、従って、使用されるプラスチック、ゴム、
塗料分野に設置されている分散装置の分散力に必ずしも
適応しておらず、分散性が悪く作業性に劣っていた。
【0005】分散性を良好にする方法としてはまず、表
面性状の点から、特定の有機物系処理剤を、湿式及び乾
式にて処理することが考えられる。しかし、有機物系処
理剤は、場合によっては大きな分散効果をもたらすもの
の、コスト高となり、処理剤と媒体の相性から媒体の耐
光性が劣化し、媒体本来の機能特色を損なわせる結果と
なる場合もあるため、最適とは言えない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、上記の
問題を解決するために鋭意研究した結果、驚くべきこと
に基体粉末の表面がアンチモン、スズの元素からなる酸
化物で被覆された白色導電性粉末に特定量のナトリウム
を含有させることで導電性を損なわず、優れた分散性と
白度を有する白色導電性粉末を得た。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の実施の形態】
本発明は、基体粉末の表面がアンチモン、スズの元素か
らなる酸化物で被覆され、特定量のナトリウムが含有さ
れた白色導電性粉末であり、特定量のナトリウムを含有
させることで、JIS K5101−1991に準じて
測定されるOA及び粉末pH、さらには粒度分布を特定
の領域に設定することができ、その結果、優れた導電
性、分散性及び白度を同時に兼ね備えた白色導電性粉末
を提供するものである。従来技術からすれば、導電性と
ナトリウム残存量とは一見矛盾する関係にあるが、本発
明はナトリウムを積極的に吸着させ、さらにその量を調
整することによるもので従来の観点とは全く異なってい
る。
【0008】本発明は、基体粉末の表面がアンチモン、
スズの元素からなる酸化物で被覆されたものであって、 1)全体割合に対してNa2Oとして0.003〜0.5
重量%のナトリウムを含有し、 2)粉末のL値が80以上の白度を有し、 3)粉体比抵抗が100Ω・cm以下、である白色導電性
粉末を提供する。
【0009】本発明の白色導電性粉末は、アンチモン、
スズの元素からなる酸化物の被覆層が2層構造であり、
下層がアンチモンドープ酸化スズであり、続く上層がナ
トリウムを含有したアンチモンドープ酸化スズであるの
が好ましい。
【0010】また、本発明は基体粉末が二酸化チタン、
酸化アルミニウム、硫酸バリウム、二酸化ケイ素、酸化
亜鉛、硫化亜鉛、チタン酸アルカリ金属塩及び白雲母か
らなる群より選ばれる少なくとも1種以上の白色系無機
酸化物粉末であり、該基体粉末の表面がアンチモン、ス
ズの元素からなる酸化物で被覆されたものであって、 1)全体割合に対してNa2Oとして0.003〜0.5
重量%のナトリウムを含有し、 2)粉末のL値が80以上の白度を有し、 3)粉体比抵抗が100Ω・cm以下、である白色導電性
粉末を提供する。
【0011】さらに、本発明は基体粉末があらかじめア
ルミニウム、シリコン、亜鉛、ジルコニウム及びチタン
からなる群より選ばれる少なくとも1種以上の元素の水
和物もしくは酸化物により被覆されており、該基体粉末
の表面がアンチモン、スズの元素からなる酸化物で被覆
されたものであって、 1)全体割合に対してNa2Oとして0.003〜0.5
重量%のナトリウムを含有し、 2)粉末のL値が80以上の白度を有し、 3)粉体比抵抗が100Ω・cm以下、である白色導電性
粉末を提供する。
【0012】本発明の白色導電性粉末は、優れた導電
性、分散性及び白度という効果を有する。
【0013】本発明により得られた白色導電性粉末は、
基体粉末の表面がアンチモン、スズの元素からなる酸化
物で被覆されており、全体割合に対してNa2Oとして
0.003〜0.5重量%のナトリウムを含有している
ことに特徴がある。その結果、本発明の白色導電性粉末
は、粉体比抵抗が100Ω・cm以下であるので導電性
に優れ、また、JIS K5101−1991 26.
(3.1)(煮沸法)に準じた方法にて測定した粉末pHが
3.5〜10であり、JIS K5101−1991
21に準じた方法にて測定した吸油量(OA)が18〜2
6g/100gであり、水中に分散させて測定される粒
度分布において、体積平均径が0.3〜0.6μmで、
1μmを越える粒子の割合が35%以下であり、塗膜を
作製したときのグロスメーターでの60゜鏡面光沢度が
40以上であるため分散性に優れており、プラスチッ
ク、ゴム、塗料等に好適に使用できる。同時に、粉末の
L値が80以上の白度をもっているので、電子写真感光
紙及び静電記録紙等にも好適に使用できる。尚、優れた
導電性、分散性及び白度を有するという本発明の白色導
電性粉末の特徴は後述される本発明の製造方法に起因す
るものである。
【0014】本発明にかかる白色導電性粉末は、基体粉
末の表面がアンチモン、スズの元素からなる酸化物で被
覆されており、全体割合に対してNa2Oとして0.0
03〜0.5重量%のナトリウムを含有しているが、該
被覆層の形態は、上記量のナトリウムを含有したアンチ
モンドープ酸化スズであることが好ましい。
【0015】好ましい被覆形態である、ナトリウムを含
有したアンチモンドープ酸化スズの被覆層について以下
に説明する。
【0016】酸化スズの含有量は基体に対して、10〜
40重量%であり、好ましくは15〜35重量%であ
る。10重量%より少ない場合は、導電性の付与が十分
でなく、40重量%より多い場合は、これ以上の導電性
は望めないため好ましくない。
【0017】酸化スズにドープしているアンチモンの含
有量は酸化スズに対してアンチモンとして8〜25重量
%であり、好ましくは10〜20重量%である。8重量
%より少なく、また25重量%より多い場合は所望の導
電性が得られないため好ましくない。
【0018】ナトリウム含有量は、全体割合に対してN
2Oとして0.003〜0.5重量%であるが、好ま
しくは0.01〜0.3重量%、さらに好ましくは0.
03〜0.2重量%である。0.003重量%より少な
い場合は、分散性が十分でなく、0.5重量%より多い
場合は、導電性が劣化するため好ましくない。
【0019】本発明の白色導電性粉末に用いる基体粉末
は、二酸化チタン、酸化アルミニウム、硫酸バリウム、
二酸化ケイ素、酸化亜鉛、硫化亜鉛、チタン酸アルカリ
金属塩及び白雲母等の白色系無機酸化物粉末であればよ
く、単独または2種以上を混合しても使用できる。ま
た、基体粉末の形状は粒状、針状等どのような形状のも
のでも良いが、平均粒径としては0.3μm以上が好ま
しい。結晶形については特に限定されず、例えば二酸化
チタンでいうと、アナターゼ型、ルチル型のいずれでも
よく、非晶質のものも使用できる。
【0020】また、焼結工程を経て得られた場合の上記
基体粉末では、焼結防止や耐候性等を向上させるための
添加剤としてのアルミニウム、シリコン、亜鉛、ジルコ
ニウム、リン、カリウム、カルシウム、ナトリウム、及
びチタン等の元素を含有していてもよい。
【0021】本発明にかかる白色導電性粉末は代表的に
は、加温した水系の基体粉末懸濁液において、基体粉末
の水系懸濁液のゼーター電位が10〜30mVまたは−
30〜−10mVとなるpHにて、塩化アンチモンとス
ズ塩もしくはスズ酸塩を溶解させた全塩酸含有水溶液の
5〜50%に当たる量と、アンモニウム水溶液または炭
酸水素アンモニウム塩水溶液とを並行添加し、続けて同
じpHにて、残りの塩化アンチモンとスズ塩もしくはス
ズ酸塩を溶解させた塩酸含有水溶液と水酸化ナトリウム
水溶液とを並行添加した後に、水酸化ナトリウム溶液ま
たは塩酸にて該懸濁液のpHを4〜6に調整してNa量
調整のための熟成処理を行い、アンチモンドープ酸化ス
ズの水和物被膜を形成させ、ろ過、洗浄、500〜80
0℃で焼成した後、粉砕することにより製造される。
【0022】上記製造方法を発明するに至った経緯を以
下に述べる。
【0023】まず、市販の導電性微粉末の現状をみる
と、導電性の発現を有利にせんがために、そのほとんど
は凝結体としており、その結果例えば、有機物媒体中に
混練しても、十分に分散できず、作業性が悪くなる欠点
があり、分散性の向上が望まれていた。そこで本発明者
らは、基体粒子上にアンチモンとスズの元素からなる導
電層で被覆された導電性粉末において、所望の導電性を
有し、かつ分散性に優れたものを得るためには、アンチ
モンとスズが基体粉末上に均一に被覆することが不可欠
と考え、このためにはその製造工程において、基体粉末
の分散状態を改善する必要があると考えた。
【0024】そして鋭意研究の結果、基体粉末の懸濁液
のゼーター電位を10〜30mVまたは−30〜−10
mVとなるpHに調整して、基体粉末を良好に分散さ
せ、同じpHにて基体粉末上に上記導電層を均一に被覆
させることと、後述するナトリウムの添加とを組み合わ
せることによって、分散性の向上した導電性粉末を得る
ことができた。
【0025】次に従来の、二酸化チタンの表面上にアン
チモンドープ酸化スズ被覆層を設ける技術について述べ
る。
【0026】中和剤としてのアルカリ水溶液にアンモニ
ア水溶液ならびに炭酸水素アンモニウム水溶液を用いた
場合、中和して析出されるアンチモンドープの酸化スズ
沈殿物は非常に微細なものとなり、基体粉末表面に緻密
な被膜を形成させうるものの、表面エネルギーが大きい
ために、被覆終了スラリーをろ過、洗浄、乾燥して得ら
れたものが固いものとなる。乾燥物が非常に固いことか
ら、このまま焼成すると焼成物は焼結により一層固くな
り、焼結2次粒子が発生して粒度分布が極端に悪くな
る。このため、焼成後に粉砕する必要があるが、常法に
従った粉砕では十分に粉砕されず、無理に粉砕しようと
すると導電被膜が剥離する場合があることから好ましく
ない。
【0027】すなわち、中和剤にアンモニア水溶液なら
びに炭酸水素アンモニウム水溶液を用いると、緻密な導
電層被膜を形成するため導電性は向上するが、凝結粒子
が多くなるので、分散性は不良となる問題があった。
【0028】一方、中和剤に水酸化ナトリウム水溶液を
用いた場合には、アンチモンドープの酸化スズ沈殿物中
にアルカリ金属であるナトリウムが包含してくることか
ら、導電性能は低くなるものの、沈殿物の比表面積がア
ンモニア水溶液ならびに炭酸水素アンモニウム水溶液等
で中和されたものに対して約50〜70%小さくなり、
すなわち表面エネルギーが小さくなることにより、被覆
終了スラリーをろ過、洗浄、乾燥して得られたものは非
常にソフトなものとなり、これを焼成したものも容易に
ほぐれ、すなわち分散性が向上するという特徴がある。
【0029】そこで、両者の長所を取り入れ、導電性、
および分散性がともに優れたものを得んとするため、被
覆層として2層設けることを考え、まず導電性能を向上
させるため、第1層目の形成の際の中和剤にアンモニア
水溶液、もしくは炭酸水素アンモニウム水溶液を用い、
分散性を向上させるため、引き続く第2層目の形成の際
の中和剤に、水酸化ナトリウムを用いてアンチモンドー
プの酸化スズ被覆層を完成させ、さらに熟成処理を行っ
た。
【0030】なお、相乗効果として、驚くべきことにナ
トリウムを特定量含有させると粉末の白度が向上するこ
とが分かった。これは、アンチモンをドープさせた酸化
スズを基体顔料に被覆した場合では、ドーパントとして
のアンチモンの量を増加させるのに伴い、導電性は高く
良好となるものの、粉末の色調は青みをまし、同時に黒
くなることが認められ,白色粉末としては好ましい方向
ではなかったが、ナトリウムを特定量存在させること
で、粉末色調の黒ずみを抑制する効果がでたものと推察
される。
【0031】以下に本発明の製造方法について詳細に説
明する。
【0032】基体粉末の水系懸濁液の加温は、40℃〜
沸点の範囲で行うが、60℃〜沸点が好ましい。40℃
未満では次工程のアンチモンとスズの沈殿物を析出させ
るときの速度が遅く、また両者の沈殿速度の差が大きく
なるため、導電層組成が不均一となり、その結果均一な
被膜形成が困難となるため好ましくない。
【0033】基体粉末の水系懸濁液のゼーター電位が|
10|mVより小さい場合は、基体粒子の凝集が強くな
り過ぎるため、均一な導電性被覆層を形成することが困
難となり、また|30|mVより大きくなると基体粒子
は十分に分散するが、そのようなpH領域では、溶解度
の関係からアンチモンとスズの均一沈殿物が得難く、ま
たアンチモン−スズ沈殿物が分散し単体で安定化するた
め、導電層組成及び導電被膜が不均一となり、好ましく
ない。
【0034】スズ塩もしくはスズ酸塩の添加量は、基体
に対して酸化スズとして10〜50重量%であり、好ま
しくは15〜45重量%である。10重量%より少ない
場合は、導電性の付与が十分でなく、45重量%より多
い場合は、これ以上の導電性は望めず、遊離二酸化スズ
が生成されるので好ましくない。スズ塩もしくはスズ酸
塩としては、塩化スズ、硫酸スズ、硝酸スズ、スズ酸ナ
トリウム、スズ酸カリウム等を使用できるが、最も好ま
しいのは塩化スズである。
【0035】塩化アンチモンの添加量は、酸化スズに換
算したスズ塩もしくはスズ酸塩の添加量に対してアンチ
モンとして8〜32重量%であり、8重量%より少な
く、また32重量%より多い場合は所望の導電性を得ら
れないため好ましくない。塩化アンチモンとしては、三
塩化アンチモン、五塩化アンチモンのいずれを使用して
も良いが、三塩化アンチモンの方がより好ましい。
【0036】使用する炭酸アンモニウム塩としては、炭
酸アンモニウム及び炭酸水素アンモニウムがある。
【0037】酸液とアルカリ水溶液の並行添加は、所定
pHを維持するよう、連続的に行うのが望ましい。並行
添加に要する時間は、30分〜8時間である。添加時間
が30分より短いと、アンチモン−スズ沈殿物が遊離し
て、導電層被膜が均一とならないため好ましくなく、8
時間を越えても効果は変わらず、エネルギー的に無駄で
ある。
【0038】本発明の白色導電性粉末のナトリウム含有
量を全体割合に対して、Na2Oとして、0.003〜
0.5重量%とするには、上記の塩化アンチモンとスズ
塩もしくはスズ酸塩を溶解させた全塩酸含有水溶液の5
〜50重量%に当たる量と、アンモニウム水溶液または
炭酸水素アンモニウム塩水溶液とを並行添加し、続いて
同じpHにて、残りの塩化アンチモンとスズ塩もしくは
スズ酸塩を溶解させた塩酸含有水溶液と水酸化ナトリウ
ム水溶液とを並行添加した後に、水酸化ナトリウム溶液
または塩酸にて該懸濁液のpHを4〜6に調整してNa
量調整のための熟成処理を行うことによりなされる。
【0039】アンモニア水溶液もしくは炭酸アンモニウ
ム塩水溶液と水酸化ナトリウム水溶液で、アンチモンド
ープ酸化スズ被膜の第2層処理を行う場合、アンモニア
水溶液もしくは炭酸アンモニウム塩水溶液にて中和して
形成される第1層目のアンチモンドープ酸化スズの被覆
量は、全被覆量の5〜50重量%、好ましくは10〜3
5重量%である。素地として緻密な被膜を形成させるに
は、粒子表面を一様に覆う量として5重量%が下限であ
り、これより少なすぎる導電性能が不安定となり、多す
ぎるとすなわち第2層目の被覆量が少なくなることでナ
トリウムの含有量が少なくなり、分散性が不良となる。
第2層目は第1層目を十分に覆う量が必要なので50重
量%より多くする。
【0040】熟成処理は、白色導電性粉末のナトリウム
含有量を安定化させるために行うものであり、加温は4
0℃〜沸点、pHは4〜6、処理時間は15分〜3時間
が好ましい。これらの条件から外れた場合は、ナトリウ
ムの含有量が安定しなかったり、処理時間が3時間を越
えても効果は変わらないので、エネルギー的に無駄であ
る。
【0041】上記の被覆処理を終了したスラリーは、洗
浄、ろ過、乾燥、焼成後、粉砕する。
【0042】洗浄は、例えばデカンテーション等の一般
的な洗浄法であればよく、電気伝導度は200μS/cm以
下、好ましくは50μS/cm以下になるまで行う。ろ過後
の乾燥は、100〜150℃で行い、焼成は500〜8
00℃、好ましくは600〜700℃で行う。焼成は大
気中で十分である。焼成後は必要によって、常法に従い
粉砕処理を施すことができる。
【0043】以下に実施例を挙げて本発明を更に詳細に
説明する。以下の実施例は単に例示のために記すもので
あり、発明の範囲がこれらによって制限されるものでは
ない。
【0044】
【実施例】
実施例1 ルチル型酸化チタン(チタン工業製KR−270 A
l、Ti表面処理品)を900℃で焼成したものを基体
粉末とした。基体粉末300gを特殊機化製ホモミクサ
ーを用いて純水に分散させ、2リットルの水懸濁液と
し、この懸濁液を70℃に加温保持した。塩化第二スズ
(SnCl4・5H2O)160.5g及び、三塩化アン
チモン(SbCl3)18.1gを別途用意した2.4N
の塩酸750mlに溶解させた酸液を調整し、懸濁液の
中に、この酸液の1/5量と、アンモニア水溶液とを基
体粉末の水系懸濁液のゼーター電位が20mVとなるp
H1.8近傍に保持したまま、1時間かけて並行添加し
た。引き続き残る酸液の4/5量と水酸化ナトリウム水
溶液とを同pHに保持したまま2時間かけて並行添加し
た。添加終了後、水酸化ナトリウム水溶液を用いてpH
を6に調整した後、1時間そのまま撹拌し熟成した。懸
濁液を、濾液の導電率が50μS/cm以下になるまで
洗浄し、ろ過した。110℃で12時間乾燥させた後、
700℃の電気炉にて焼成し、粉砕した。
【0045】実施例2 実施例1において、並行添加終了後、希塩酸を用いて懸
濁液のpHを4.5に調整すること以外は同様にして行
い、導電性粉末を得た。
【0046】実施例3 実施例1において、酸液の1/2量をアンモニア水溶液
で中和し、残りの酸液1/2量を水酸化ナトリウム水溶
液で中和すること以外は同様にして行い、導電性粉末を
得た。
【0047】実施例4 実施例1において、酸液の1/3量をアンモニア水溶液
で中和し、残りの酸液2/3量を水酸化ナトリウム水溶
液で中和すること以外は同様にして行い、導電性粉末を
得た。
【0048】実施例5 実施例1において、酸液が2.4Nの塩酸980ml
に、塩化第二スズ209.3g及び、三塩化アンチモン
23.6gを溶解したものであること以外は同様にして
行い、導電性粉末を得た。
【0049】実施例6 実施例1において、用いる基体粉末をルチル型酸化チタ
ン(チタン工業製KR−310、無処理品)とし、基体
粉末の水系懸濁液のゼーター電位が12mVとなる液p
H値3.2近傍で並行添加する以外は同様にして行い、
導電性粉末を得た。
【0050】実施例7 実施例1において、用いる基体粉末を酸化アルミニウム
(住友化学工業製AKPー30)とし、基体粉末の水系
懸濁液のゼーター電位が−17mVとなる液pH値8近
傍で並行添加した後、希塩酸でpH4に調整し熟成処理
する以外は同様にして行い、導電性粉末を得た。
【0051】以上、実施例1〜7で得られた導電性粉末
の測定結果を表2に示す。
【0052】比較例1 実施例1において、酸液の全量と水酸化ナトリウム水溶
液とを、基体粉末の水懸濁液のゼーター電位が−40m
Vとなる懸濁液pH9に保持したまま並行添加した後、
懸濁液のpHを調整しないこと以外は同様にして行い、
導電性粉末を得た。
【0053】比較例2 実施例1において、酸液の全量とアンモニア水溶液と
を、基体粉末の水懸濁液のゼーター電位が35mVとな
る懸濁液pH1.0近傍に保持したまま並行添加し、添
加終了後の懸濁液pHは調整せず、焼成温度を650℃
とすること以外は同様にして行い、導電性粉末を得た。
【0054】比較例3 実施例1において、酸液の1/50量をアンモニア水溶
液で中和し、残りの酸液49/50量を水酸化ナトリウ
ム水溶液で中和すること以外は同様にして行い、導電性
粉末を得た。
【0055】比較例4 実施例1において、一層目の導電層被覆処理に用いるア
ルカリを水酸化ナトリウム水溶液とし、第2層目の処理
に用いるアルカリをアンモニア水溶液とする以外は同様
にして行い、導電性粉末を得た。
【0056】比較例5 無処理ルチル型酸化チタン(チタン工業製 KR−31
0)の300gを新東科学製3−1モーターを用いて純
水に分散させ、2リットルの懸濁液とし、この懸濁液を
90℃に加温保持した。懸濁液中に炭酸水素アンモニウ
ムを溶解させた後、別途用意した塩化第二スズ160.
5g及び、三塩化アンチモン15.5gを溶解したエチ
ルアルコール溶液500mlを、この懸濁液中に1時間
かけて添加した。懸濁液の導電率が50μS/cm以下
になるまで洗浄し、ろ過した。110℃で12時間乾燥
させた後、650℃の電気炉において焼成を行い、導電
性粉末を得た。
【0057】以上、比較例1〜4で得られた導電性粉末
の測定結果を表3に示す。また実施例ならびに比較例で
述べる測定値は、下記の要領で測定した値である。
【0058】<試験塗膜の作製>メラミン樹脂(スーパ
ーベッカミン 大日本インキ化学工業(株)製)7部
と、アルキド樹脂(ベッコゾール 大日本インキ化学工
業(株)製)3部を混合した。この混合した樹脂4.4
部に対して、導電性粉末6部、シンナー1部を混合し、
3mmφのガラスビーズとともにペイントコンディショ
ナーにより15分間分散させた。PETフィルム上に6
milドクターブレードを用いて塗布した後、120℃に
おいて30分間加熱乾燥し、乾燥顔料重量濃度75%の
導電膜を得た。
【0059】(1)粉体比抵抗ならびに表面抵抗の測定 試料粉末を230Kg/cm2 で圧縮成形後、横河ヒュ
ーレットパッカード社製のLCRメーターを用いて電気
抵抗値を測定し、比抵抗に換算した。また、試験塗膜の
表面抵抗も同装置にて測定した。
【0060】(2)粉末L値の測定 試料粉末を50Kg/cm2で圧縮成形した試料を、日本電色
工業(株)製 測色計Z−1001DPにて測色した。
【0061】(3)ゼーター電位の測定 大塚電子(株)製電気泳動光散乱光度計ELSー800
にて、基体粉末のゼーター電位を測定した。
【0062】(4)粒度分布の測定 試料を0.05%ヘキサメタリン酸ソーダ中に超音波分
散させた後、セイシン企業(株)製レーザー式粒度分布
測定装置PROー7000Sにて粒度分布を測定した。
【0063】(5)60゜鏡面光沢度の測定 前記の方法にて得た導電膜について、グロスメーター
(MURAKAMI COLOR RESEARCH LABORATORY製 GM-26D)を
用いて、60゜鏡面光沢度(G60)の測定を行った。
【0064】なお、以下にG60と分散・作業性の評価の
関係を表1に示す。
【0065】
【表1】
【0066】
【表2】
【0067】
【表3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01B 1/08 H01B 1/08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体粉末の表面がアンチモン、スズの元
    素からなる酸化物で被覆されたものであって、 1)全体割合に対してNa2Oとして0.003〜0.5
    重量%のナトリウムを含有し、 2)粉末のL値が80以上の白度を有し、 3)粉体比抵抗が100Ω・cm以下、である白色導電性
    粉末。
  2. 【請求項2】 被覆の下層がアンチモンドープ酸化スズ
    であり、続く上層がナトリウムを含有したアンチモンド
    ープ酸化スズである、請求項1記載の白色導電性粉末。
  3. 【請求項3】 基体粉末が二酸化チタン、酸化アルミニ
    ウム、硫酸バリウム、二酸化ケイ素、酸化亜鉛、硫化亜
    鉛、チタン酸アルカリ金属塩及び白雲母からなる群より
    選ばれる少なくとも1種以上の白色系無機酸化物粉末で
    ある請求項1または2の白色導電性粉末。
  4. 【請求項4】 基体粉末があらかじめアルミニウム、シ
    リコン、亜鉛、ジルコニウム及びチタンからなる群より
    選ばれる少なくとも1種以上の元素の水和物もしくは酸
    化物により被覆されている請求項1〜3のいずれか1項
    の白色導電性粉末。
  5. 【請求項5】 1)JIS K5101−1991 2
    6.(3.1)(煮沸法)に準じた方法にて測定した粉末p
    Hが3.5〜10であり、 2)JIS K5101−1991 21に準じた方法に
    て測定した吸油量(OA)が18〜26g/100gであ
    り、 3)水中に分散させて測定される粒度分布において、体積
    平均径が0.3〜0.6μmで、1μmを越える粒子の
    割合が35%以下であり、 4)塗膜を作製したときのグロスメーターでの60゜鏡面
    光沢度が40以上、であることを特徴とする請求項1〜
    4のいずれか1項の白色導電性粉末。
  6. 【請求項6】 加温した水系の基体粉末懸濁液におい
    て、基体粉末の水系懸濁液のゼーター電位が10〜30
    mVまたは−30〜−10mVとなる範囲のpHにて、
    塩化アンチモンとスズ塩もしくはスズ酸塩を溶解させた
    全塩酸含有水溶液の5〜50%に当たる量と、アンモニ
    ウム水溶液または炭酸水素アンモニウム塩水溶液とを並
    行添加し、続いて同じ範囲のpHにて、残りの塩化アン
    チモンとスズ塩もしくはスズ酸塩を溶解させた塩酸含有
    水溶液と水酸化ナトリウム水溶液とを並行添加した後
    に、水酸化ナトリウム溶液または塩酸にて該懸濁液のp
    Hを4〜6に調整してNa量調整のための熟成処理を行
    い、アンチモンドープ酸化スズの水和物被膜を形成さ
    せ、ろ過、洗浄、500〜800℃で焼成した後、粉砕
    することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項の
    白色導電性粉末の製造方法。
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