JPH02137726A - 導電性二酸化チタンおよびその製造方法 - Google Patents

導電性二酸化チタンおよびその製造方法

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JPH02137726A
JPH02137726A JP29058888A JP29058888A JPH02137726A JP H02137726 A JPH02137726 A JP H02137726A JP 29058888 A JP29058888 A JP 29058888A JP 29058888 A JP29058888 A JP 29058888A JP H02137726 A JPH02137726 A JP H02137726A
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titanium dioxide
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rutile
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Sadao Murasawa
貞夫 村澤
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Ishihara Sangyo Kaisha Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明の導電性二酸化チタンは、白色y1.電性物質と
して優れた性能を有し、とくに電子写真感光紙、静電記
録紙などの導電性付与剤として、また繊維、プラスチッ
クスなどの帯電防止剤として有用なものである。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
二酸化チタンは、高い隠蔽力および着色力を持ち且つ塗
膜に優れた光沢をもたらすため、顔料として最も大量に
使用されている。この市販品の多くはo、ts=o、3
sμの平均粒径のアナターゼ型またはルチル型のもので
あって、目的に応じてその分散性、光沢、耐候性などを
改良するにめ、例えばアルミニウム、ケイ素などの水和
酸化物による表面処理が施されている。
一方、二酸化チタン顔11を基体とし、この表面を酸化
スズおよび酸化アンチモンで被覆した導電性材料は、例
えば、特開昭56−41603号、同56−11421
5号、同56−114218号、同56−140028
号、同56−156604号、同61−286221号
などにより提案されている。
最近、電子写真感光紙、静電記録紙、帯電抑制繊維、帯
電抑制プラスチックスなどの分野の技術の進展に伴い、
より高性能の導電性付与剤および帯電防止剤が市場から
求められている。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、優れた性能を持つ新規の導電性二酸化
チタンおよびその製造方法を提供するものであり、とく
に電子写真感光紙、静電記録紙などの導電性付与剤とし
て、また繊維、プラスチックスなどの帯電防止剤として
好適な導電性物質をを提供して、前記の市場の求めに応
えようとすることにある。
〔発明の経緯と概要〕
本発明者等は、電子写真材料の光導電体として二酸化チ
タンを使用する技術を長年にわたり研究を続けてきてお
り、その−環として、微細な一次粒子の焼結凝集体であ
って、ルチル型の結晶構造を有し、かつ吸油量が35〜
65である新規の凝結二酸化チタンを開発した。そして
、このものが導電性付与剤、帯電防止剤などの基体とし
ても適合し、この凝結二酸化チタンの表面に一定量の酸
化スズおよび酸化アンチモンで被覆することにより、優
れた性能の導電性物質が得られることを究明して本発明
を完成した。
本発明に係る凝結二酸化チタン基体は、例えばチタン溶
存酸性水溶液を加熱し加水分解用ルチル型種晶の存在下
に加水分解して生成した沈澱を700〜900℃でか焼
し一次粒子を焼結させることにより製造できる。
このチタン溶存酸性水溶液としては、例えば硫酸チタン
、四塩化チタンなどの水溶液が挙げられる。
また加水分解用ルチル型種晶というのは、顔料縁二酸化
チタンの熱加水分解においてルチル化の促進および粒径
の調節のために使用されるものであり、その例は、19
49年末国ザ・ロナルド・プレス・カンパニー(The
 Ronald Press Company)発行r
 −f−ター1− ’7 ムJ  (TITANIUM
)第160〜第173頁、特公昭32−415号明細書
などに記載されている。
凝結二酸化チタン基体の製造に好適な加水分解用ルチル
型種晶は、ルチル型の結晶構造を持つ微小チタニアゾル
であり、このものはX線回折法による測定でルチル型結
晶のピークを示す微小水和酸化チタンのゾルである。普
通その平均結晶子径は50〜120人程度である。この
微小チタニアゾルは、例えば(1)TiO□として15
0〜220g/ 1の四塩化チタン水溶液を沸点で2〜
IO時間加熱して加水分解したり+21 T 10 !
として150〜220g/ ji!の硫酸チタン水溶液
または四塩化チタン水溶液を5〜30℃に保持しながら
水酸化ナトリウムなどのアルカリ水溶液で中和し析出し
たコロイド状沈澱を60〜80°Cで1〜10時間熟成
したり(3)メタチタン酸またはオルトチタン酸などの
非晶質水酸化チタンを水酸化ナトリウム水溶液に入れ8
0℃〜沸点で1〜10時間加熱し濾過し洗浄したのち塩
酸水溶液中で80℃〜沸点で1〜lO時間加熱したりし
て生成させることができる。
チタン溶存酸性水溶液に加水分解用ルチル型種晶を添加
し加熱し加水分解して得られた生成物は700〜900
℃望ましくは750〜850℃でか焼するが、か焼工程
で一般の顔料縁二酸化チタンの場合と異なる点は、か焼
温度が低めであり且つか焼に際しリン酸およびリン酸化
合物例えばオルトリン酸、アルカリ金属化合物例えば水
酸化カリウムなどの焼結防止剤の添加を必要としないこ
とである。
前記か焼工程において、亜鉛化合物、リチウム化合物ま
たはカルシウム化合物を添加してか焼する場合は、前記
温度範囲が比較的低い領域で所望の凝結二酸化チタン粒
子が得られ易い。前記各化合物としては、それらの酸化
物、水酸化物、塩化物、炭酸塩、硫酸塩、酢酸塩などが
挙げられ、これらは各々単独で或いは混合して用いるこ
とができる。これらの添加量としては、TiO□重量基
準に対してZ n O+ L l ! 0 + Ca 
Oとして、0.1〜5%である。か焼温度が高きに過ぎ
ると焼結が一次粒子の全面に及んで密に融合してしまっ
て目的とする空隙程度の大きい凝結二酸化チタン基体と
ならない。
このようにして得られる所望の焼成物は、通常、粗粉砕
したのち分級する。この粗粉砕において、か焼温度が低
きにすぎるかまたは粉砕エネルギーが大きいと折角の凝
結二酸化チタンが一次粒子に破壊される。したがって、
か焼が良くコントロールしておこなえる条件のとき、例
えば実験室で製造するような場合は粗粉砕することなし
に分級するのがよい。
前記か焼工程において、亜鉛化合物、リチウム化合物ま
たはカルシウム化合物を添加してか焼した場合には、焼
成した凝結二酸化チタンは、必要あればそれに絋酸処理
を施す。この処理により、凝結二酸化チタンの表面が後
段の酸化スズおよび酸化アンチモンの水和物処理に一層
都合の良いものとなる。鉱酸としては、例えば硫酸、硝
酸、塩酸、弗酸などが挙げられ、中でも弗酸が好ましい
ものの一つである。絋酸処理は、普通、鉱酸の水溶液を
用いその濃度が0.0005〜20規定のものの中に凝
結二酸化チタンを懸濁し浸漬しておこなう。
鉱酸が硫酸、硝酸、塩酸などの場合は、特公昭5B−4
0178号明細書の記載に準じて処理すればよい。
これらの鉱酸は普通0.1規定以上好ましくは0.1〜
10規定のものとして処理するのがより、濃度が高いほ
ど、処理温度は低くてすみ、処理時間が短縮できる。例
えば6〜10規定の高濃度水溶液では約60℃で約0.
5〜2時間の処理でよい。濃度が低いときは加熱したり
処理時間を長くしたりして所望の効果を得ることができ
る0例えば0.1〜2規定の低濃度水溶液では沸点で約
1〜3時間の処理をするとよい。
鉱酸が弗酸の場合は、特公昭63−35977号明細書
の記載に従って処理できるが、本発明に係る凝結二酸化
チタンの場合は、意外なことにも同明細書の記載と異な
り、弗素骨が実質的に残留しないように処理するのが良
いことが判明した。したがって敢えて高温浸漬処理をす
る必要はなく、また洗浄は十分におこなうことが望まし
い、弗酸は普通水溶液として使用し、その濃度は、通常
、0.0005〜20規定望ましくは0.05〜0.1
規定がよい。
上記の絋酸処理に際し、その濃度が低くきに過ぎると所
望の効果が得られず、高きに過ぎると二酸化チタンの溶
解度が大きくなって好ましくない。
鉱酸による浸漬処理をおこなった固形物は洗浄し所望に
より脱水し乾燥する。
本発明に係る凝結二酸化チタン基体は、ルチル型の結晶
構造を持つ二次粒子であって、第1図の電子顕微鏡写真
におけるように、葡萄房またはそれを不規則にいくつか
に分割したような形状を持ち、各葡萄粒に相当する個々
の一次粒子は隣接するものと焼結しているが、この焼結
は一次粒子の全面にわたる強度なものでなく、−成粒子
の凝集は疎なるものであって凝結二酸化チタン粒子は空
隙程度に冨んでいる。このことは第1図写真にみられる
凝結二酸化チタン粒子での凹凸、空洞、濃淡などによっ
て理解できる。この凝結二酸化チタン粒子はその大部分
が1〜5μの大きさである。
このように本発明に係る凝結二酸化チタンは、顔料縁二
酸化チタンと比較して形状および大きさが基本的に異な
る。
本発明に係る凝結二酸化チタン基体はその形状から窺え
るように吸油量が太き(35〜65の値を示す。顔料縁
二酸化チタンは、顔料として要請される性質上、この値
が大きいことは好ましくなく一般にその吸油量は15〜
25の範囲にある。ここにいう吸油量は次のようにして
測定される。すなわち、105〜110℃で2時間乾燥
した試料2〜5gをガラス板にとり、酸価4以下の精製
アマニ油をビュウレットから少量ずつ試料の中央に滴下
しその都度ヘラで練り合わせる。滴下線り合わせの操作
を繰り返し全体が初めて一本の棒状にまとまったときを
終点として、精製アマニ油の量を求め、次の式によって
吸油量を算出する。
また本発明に係る凝結二酸化チタンの製造に際し、所望
の吸油量のものを得るための調整は、加水分解時の種晶
の添加量とか焼温度によっておこなうことができるし、
またか焼の添加剤の量によって調整することもできる。
そのか焼工程で顔料級二酸化チタンにおけるようにか焼
温度を高くし例えば1000℃としたときの焼成物は、
焼結が一次粒子の全面に及んで密に融合していて吸油量
値も小さく、本発明に係る凝結二酸化チタン基体のよう
に空隙程度が大きいものでない。
本発明に係る導電性二酸化チタンは前記のようにして得
られた凝結二酸化チタン基体の表面を酸化スズおよび酸
化アンチモンで被覆することにより製造される。この被
覆方法として次のような方法が例示できる。すなわち、
+1)スズ化合物例えば四塩化錫およびアンチモン化合
物例えば塩化アンチモンを、溶媒例えば稀塩酸に溶解し
、この溶液を例えば500〜800℃に加熱した凝結二
酸化チタンに均一に吹きつけ処理したり(2)凝結二酸
化チタンの加熱水性懸濁液中に、アルコール、アセトン
、稀塩酸などにスズ化合物およびアンチモン化合物を溶
解した溶液を添加し、熱加水分解して得られた生成物を
分別し例えば500〜600℃でか焼したり(3)凝結
二酸化チタンの加熱水性懸濁液中に、スズ化合物および
アンチモン化合物を溶存する鉱酸水溶液とアルカリ水溶
液とを該懸濁液のpHを例えば2〜6に保持しながら添
加し、中和して得られた生成物を分別し例えば400〜
1200℃でか焼したりして製造できる。
凝結二酸化チタン粒子表面の被覆層中の酸化スズの量は
、基体の二酸化チタンに対しSnO,とじて1〜30重
量%望ましくは5〜20重景%重量覆層中の7ンチモン
の量は該5n(12に対してsbオO1として5〜30
重量%望ましくは15〜25重量%がよい。
以下に実施例および比較例を挙げて本発明をさらに説明
する。
C本発明の実施例〕 実施例1 四塩化チタンの200g/j!水溶液を加水分解用ルチ
ル型種晶の存在下に75℃で2時間加水分解して水和酸
化チタンを沈澱させた。この加水分解用ルチル型種晶ル
よTiO□として200g/j!の四塩化チタン水溶液
を20℃に保持しながら水酸化ナトリウムを添加し中和
して析出したコロイド状沈澱を70°Cで2時間熟成さ
せたものである。この種晶を四塩化チタン水溶液中のT
iに対し5モル%のTiを含む割合で存在させた。
加水分解で生成した水和二酸化チタン沈澱についてデカ
ンテーシジンを二回行って水洗し、ついで濾過しリパル
プしてアンモニアで中和した。加水分解によるTi島収
率は95%であった。上記の沈澱に対し、沈澱中のTi
O2の1モル%に当たるznoza粉末を添加し混合し
て濾過した。このケーキを脱水したのち825℃で2時
間か焼した。
この焼成物を水中に投入しtスラリーとし、分散剤とし
て少量の水ガラスを添加し水酸化ナトリウムでpHを約
10に調整して撹拌処理した。ついで静置分級法で約5
μ以上のものを除去し、得られたスラリーに弗酸を添加
してスラリー中の弗酸濃度を0.1重量%とじ、緩やか
に撹拌して1時間浸漬処理した。
処理後、スラリー中の固形物を濾過し洗浄し300℃で
乾燥して本発明に係る凝結二酸化チタンを得た(試料a
)、このものの吸油量は50であった。
次いで前記試料aの凝結二酸化チタン100gを水に分
散させて懸濁液(濃度100g/ 1 )とした。この
懸濁液を70℃に加熱したのち、この中に塩化スズ(S
nCj2・511□0) 23.3gおよび塩化アンチ
モン(SbCβり 5.0gを2N−稀塩酸50ccに
溶解した溶液と10%水酸化ナトリウム水溶液とを該懸
濁液のpl+を2〜3に維持するように60分間にわた
って並行添加して、凝結二酸化チタン粒子の表面に酸化
スズおよび酸化アンチモンの水和物からなる被覆層を形
成させた。この生酸物を濾過し水洗し、ついで濾過ケー
キを600℃で1時間か焼し緩やか条件での粉砕を施し
て本発明の導電性二酸化チタンとした(試料A)。
実施例2 実施例1において、酸化亜鉛を添加しなかったことおよ
び弗酸処理をおこなわなかったことのほかは、同例の場
合と同様に処理して、第1図の電子顕′RL鏡写真にみ
られる形状を有する凝結二酸化チタンを得た(試料b)
、このものの吸油量は52であった。得られた二酸化チ
タンについて同例の場合と同様に酸化スズおよび酸化ア
ンチモンの被覆処理を施して本発明の導電性二酸化チタ
ンを得た(試料B)。
比較例1 実施例1の凝結二酸化チタンを製造するまでの過程にお
いて、水和酸化チタンのか焼に際し、その表面にTiO
2重量基準でPtosとしてO21%のリン酸およびK
zOとして0.22%の水酸化カリウムを存在させて焼
成するほかは同様にして第2図の電子顕微鏡写真にみら
れる形状の二酸化チタンを得た(試料C)、このものの
吸油量は21であった。
前記試料Cの二酸化チタンについて、実施例1の場合と
同様にして酸化スズおよび酸化アンチモンの被覆処理を
施して試料Cを得た。
比較例2 実施例1において、酸化スズおよび酸化アンチモンの被
覆処理を施さないことのほかは、同例の場合と同様に処
理して、試料りを得た。
試験例 得られた前記のA、B、CおよびDの試料を、アクリル
樹脂溶液に各顔ネ4容積濃度(PVCという)になるよ
うに分散させて塗液を調製し、該塗液をアルミ蒸着した
ポリエチレンテレフタレートシートに塗布した。この塗
布シート(塗膜:膜厚10μm、面積4.91c+d)
について、体積固有抵抗を測定した。その結果を表1に
示す。
表1の結果から明らかなように、本発明の導電性二酸化
チタンは、きわめて低PvCでもって所望の導電性を十
分付与し得ることかでき得るものであって、導電性付与
材として優れたものであることがわかる。
〔発明の効果〕
本発明は、優れた性能を持つ新規の導電性二酸化チタン
およびその製造方法を提供して、市場の要請に応えるも
のであって、産業上寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る凝結二酸化チタンの粒子構造を
示す電子顕微鏡写真(20,000倍)、第2図は、該
凝結二酸化チタンの焼成にあたり従来法におけるように
焼結防止剤の存在下にか焼した二酸化チタンの粒子構造
を示す電子顕微鏡写真(20,000倍)である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)微細な一次粒子の焼結凝集体であって、ルチル型の
    結晶構造を有し、かつ吸油量が35〜65である凝結二
    酸化チタンを基体とし、この表面に酸化スズおよび酸化
    アンチモンの被覆層を設け、該酸化スズの量は基体の二
    酸化チタンに対しSnO_2として1〜30重量%であ
    り、該酸化アンチモンの量は該SnO_2に対しSb_
    2O_3として5〜30%であることを特徴とする導電
    性二酸化チタン。 2)チタン溶存酸性水溶液を加熱し加水分解用ルチル型
    種晶の存在下に加水分解して生成した沈澱を700〜9
    00℃でか焼し一次粒子を焼結させて得られる凝結二酸
    化チタンを、水中懸濁状態において、この懸濁液中に溶
    存させたスズおよびアンチモン分をアルカリにより沈澱
    させることにより、凝結二酸化チタンの表面に酸化スズ
    および酸化アンチモンの水和物を被覆させ、次いでこの
    被覆物を分別しか焼して生成させることを特徴とする導
    電性二酸化チタンの製造方法。 3)請求項2において、チタン溶存酸性水溶液が、硫酸
    チタン水溶液または四塩化チタン水溶液であることを特
    徴とする導電性二酸化チタンの製造方法。 4)請求項2において、生成した沈澱に亜鉛化合物、リ
    チウム化合物またはカルシウム化合物を添加しか焼して
    凝結二酸化チタンとすることを特徴とする導電性二酸化
    チタンの製造方法。 5)請求項2において、生成した沈澱に亜鉛化合物、リ
    チウム化合物またはカルシウム化合物を添加しか焼して
    凝結二酸化チタンとし、かつ得られた凝結二酸化チタン
    を絋酸処理したのち水中懸濁状態とすることを特徴とす
    る導電性二酸化チタンの製造方法。
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Cited By (5)

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