JPH07137220A - 床材の製造方法 - Google Patents

床材の製造方法

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JPH07137220A
JPH07137220A JP5286310A JP28631093A JPH07137220A JP H07137220 A JPH07137220 A JP H07137220A JP 5286310 A JP5286310 A JP 5286310A JP 28631093 A JP28631093 A JP 28631093A JP H07137220 A JPH07137220 A JP H07137220A
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JP
Japan
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sheet
backing
material layer
vinyl chloride
backing material
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Application number
JP5286310A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Mihara
弘 三原
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Bando Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Bando Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】バッキング材層を有する裏打ちシートと塩化ビ
ニルシートとを積層する前にバッキング材層から気泡を
除去することにより、外観が良好で且つ両シートの接着
力が大きい塩化ビニル樹脂製の床材の製造方法を提供す
る。 【構成】エンドレスベルト25の上に第1バッキング材
層とガラス不織布17と第2バッキング材層とを順次形
成し、裏打ちシート7Aを製造する。第1加熱装置41
により裏打ちシート7Aを加熱し、第1および第2のバ
ッキング材層に含まれる気泡を除去する。この後、裏打
ちシート7Aの上に塩化ビニルシート3を接着剤5によ
り接着して積層体77Aを製造する。積層体77Aを加
熱し、第1および第2のバッキング材層を溶融する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オフィス、店舗、住宅
等に使用される置敷床材やタイル等の床材の製造方法に
関し、特に製造中に発生する気泡の除去対策に係る。
【0002】
【従来の技術】従来、オフィス、店舗、住宅等に使用さ
れる置敷床材やタイル等として、カーペットタイルが広
く使用されている。該カーペットタイルは、カーペット
布地の裏面に裏打ちシートを貼り合わせたものであり、
該裏打ちシートには、例えばバッキング材層が上下2層
形成されており、該2層のバッキング材層の間にガラス
不織布が設けられた構造のものがある。
【0003】上記カーペットタイルの製造方法は、まず
移動するエンドレスベルトの上に塩化ビニルペーストを
塗布して下側のバッキング材層を形成し、該下側のバッ
キング材層の上にガラス不織布を積み重ね、さらに該ガ
ラス不織布の上に塩化ビニルペーストを塗布して上側の
バッキング材層を形成し、裏打ちシートを製造する。
【0004】次に、上記裏打ちシートの上にカーペット
布地を積み重ね、裏打ちシートとカーペット布地とから
成る積層体を製造し、該積層体を乾燥炉(密閉型オーブ
ン)に通して加熱し、バッキング材層をゲル化しさらに
溶融し、この後、冷却固化してカーペットタイルを製造
し、さらにエンドレスベルトからカーペットタイルを連
続して取り出し、所定長さに裁断して製品としていた。
【0005】しかし、上記カーペットタイルは、ダニが
発生し易く、汚れが取れ難い等の欠点がある。このた
め、このような欠点のない代替品の開発が求められてお
り、代替品の一つとして上記カーペット布地に代えて塩
化ビニルシートを用いた塩化ビニル樹脂製の床材が公知
となっている。該塩化ビニル樹脂製の床材は、例えば図
9に示すように、表地の塩化ビニルシートaに裏打ちシ
ートbを貼り合わせたものである。上記塩化ビニルシー
トaは、プリントベースフィルムcにTOPクリアフィ
ルムdをラミネートした複合シートである。上記裏打ち
シートbは、塩化ビニルペーストから形成された1層の
バッキング材層eから成る。
【0006】上記塩化ビニル樹脂製の床材の製造方法
は、上記カーペットタイルの製造方法と同様に、エンド
レスベルトの上に塩化ビニルペーストを塗布してバッキ
ング材層eから成る裏打ちシートbを形成した後、該裏
打ちシートbの上に表地の塩化ビニルシートaを貼り合
わせる。次に、加熱して裏打ちシートbのバッキング材
層eをゲル化溶融し、この後冷却して床材を製造するも
のである。
【0007】ところで、上記塩化ビニルペーストには配
合材に吸着している空気等が気泡となって混入している
ため、該塩化ビニルシートペーストをエンドレスベルト
の上に塗布する前に、予め気泡を除去する脱泡処理がな
されているが、完全に除去することができていないのが
実情である。上記カーペットタイルを製造する場合、上
記塩化ビニルペーストに多少気泡が残存していても、カ
ーペット布地には通気性があるため、気泡は加熱溶融時
にバッキング材層を上昇してカーペット布地から外部に
排出され、気泡による外観不良が生じることはない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記塩化ビニ
ル樹脂製の床材の場合、表地の塩化ビニルシートaには
通気性がない。このため、図9に示すように、バッキン
グ材層eにわずかでも気泡f,f,…が残存している
と、該気泡f,f,…は、塩化ビニルシートaに上昇を
妨げられて該塩化ビニルシートaとの境界付近に滞留
し、図10に示すように、互いに集合して大きな気泡
g,g,gになる。これら大きな気泡g,g,gは、破
裂して外気に排出されると製品の表面に凹凸をつくり外
観不良を引き起こす一方、破裂しないときには裏打ちシ
ートbと塩化ビニルシートaとの密着を阻害して両シー
トa,bの接着力を低下させる原因となる。
【0009】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あって、バッキング材層を有する裏打ちシートと塩化ビ
ニルシートとを積層する前にバッキング材層から気泡を
除去することにより、外観が良好で且つ両シートの接着
力が大きい塩化ビニル樹脂製の床材の製造方法を提供す
ることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明が講じた解決手段は、搬送部材
の上に塩化ビニルペーストを塗布してバッキング材層を
形成し、少なくとも該バッキング材層を有する裏打ちシ
ートを製造する裏打ちシート製造工程と、上記バッキン
グ材層を加熱して該バッキング材層に含まれる気泡を除
去する脱泡工程と、上記裏打ちシート製造工程および上
記脱泡工程の終了後、上記裏打ちシートの上に塩化ビニ
ルシートを積み重ね、上記裏打ちシートと上記塩化ビニ
ルシートとから成る積層体を製造する積層体製造工程
と、該積層体製造工程の終了後、上記積層体を加熱して
上記バッキング材層を溶融する溶融工程とを備えた構成
とする。
【0011】請求項2に係る発明が講じた解決手段は、
請求項1記載の床材の製造方法において、上記裏打ちシ
ート製造工程が、上記搬送部材の上に塩化ビニルペース
トを塗布してバッキング材層を形成した後、該バッキン
グ材層に対してシート状の収縮変形阻止材の積み重ねと
塩化ビニルペーストの塗布によるバッキング材層の形成
とを行い、最上層と最下層にバッキング材層を有し該両
バッキング材層の間に上記収縮変形阻止材を有する裏打
ちシートを製造する構成とする。
【0012】請求項3に係る発明が講じた解決手段は、
請求項1記載の床材の製造方法において、上記裏打ちシ
ート製造工程が、上記搬送部材の上に塩化ビニルペース
トを塗布してバッキング材層を形成した後、該バッキン
グ材層の上にシート状の収縮変形阻止材を積み重ね、上
記バッキング材層の上に上記収縮変形阻止材を有する裏
打ちシートを製造する構成とする。
【0013】請求項4に係る発明が講じた解決手段は、
請求項1,2または3記載の床材の製造方法において、
上記積層体製造工程が上記裏打ちシートと上記塩化ビニ
ルシートとを接着剤により接着して上記積層体を製造す
る構成とする。
【0014】請求項5に係る発明が講じた解決手段は、
請求項1,2,3または4記載の床材の製造方法におい
て、上記搬送部材を、垂直面で循環移動すると共に上面
に塗布形成された上記バッキング材層を剥離可能なエン
ドレスベルトより構成する。
【0015】
【作用】上記の構成により、請求項1に係る発明におい
ては、積層体製造工程において裏打ちシートと塩化ビニ
ルシートとを積み重ねる前に、脱泡工程により裏打ちシ
ートのバッキング材層から気泡が除去されるので、バッ
キング材層を溶融する際に気泡の破裂によって製品表面
に凹凸が生じることがないと共に、裏打ちシートと塩化
ビニルシートとが密着して十分な接着力が得られる。
【0016】請求項2および請求項3に係る発明におい
ては、裏打ちシートが収縮変形阻止材を有するので、製
造中および使用中における床材の収縮、および反り等の
変形が阻止される。
【0017】請求項4に係る発明においては、裏打ちシ
ートと塩化ビニルシートとを接着剤により接着している
ので、より大きな接着力が得られる。
【0018】請求項5に係る発明においては、搬送部材
が垂直面で循環移動すると共に上面に塗布形成されたバ
ッキング材層が剥離可能なエンドレスベルトから構成さ
れているので、製造された床材は搬送部材から順次取り
出され、床材が連続的に製造される。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は、本発明の第1実施例に係る床材の製造方法
により製造された置敷床材を示す。該置敷床材1Aは、
塩化ビニルシート3と、該塩化ビニルシート3の裏面に
接着剤5により接着された裏打ちシート7Aとから構成
されている。
【0020】上記塩化ビニルシート3は柄模様を有する
シートであって、印刷されたプリント柄のインク層9を
有するプリントベースフィルム11と、該プリントベー
スフィルム11の上に積層形成されたTOPクリアフィ
ルム13とから構成されている。
【0021】上記裏打ちシート7Aは、下層から順に第
1バッキング材層15と、収縮変形阻止材としてのガラ
ス不織布17と、第2バッキング材層19とが積層形成
されて成り、下面に布目絞21が形成されている。第1
バッキング材層15および第2バッキング材層19は、
置敷床材1Aとして所定の厚さを確保するために設けら
れている。上記ガラス不織布17は、製造中および使用
中の置敷床材1Aの収縮および、反り等の変形を阻止す
るために設けられている。上記接着剤5として酢酸ビニ
ル系の接着剤を用いている。
【0022】図2は、上記置敷床材1Aの製造に用いら
れる床材製造装置23Aを示す。該床材製造装置23A
は、搬送部材としてのエンドレスベルト25を備えてい
る。該エンドレスベルト25はテフロン製の平ベルトで
あり、上面に付着したシートを剥離可能とされている。
【0023】上記エンドレスベルト25は、駆動ロール
27と、従動ロール29と、多数のガイドロール31,
31,…と、蛇行を修正する2個の走行調整用ロール3
3とに巻き掛けられ、垂直面で循環移動するように構成
されている。駆動ロール27と従動ロール29との間の
上側のベルト走行部分は上記置敷床材1Aを製造するた
めの床材製造部35とされている。
【0024】上記エンドレスベルト25は、床材製造部
35において右方から左方へ移動する。上記床材製造部
35には、第1ナイフコータ37と、第2ナイフコータ
39と、第1加熱装置41と、第2加熱装置43と、上
記塩化ビニルシート3を上記エンドレスベルト25の上
に供給するシート供給装置45と、上記塩化ビニルシー
ト3の下面に接着剤5を塗布する接着剤用ロールコータ
47と、水冷式冷却装置49と、空冷式冷却装置51と
が設置されている。
【0025】また、上記床材製造装置23Aは、上記エ
ンドレスベルト25の右方にガラス不織布供給装置53
を備えている一方、エンドレスベルト25の左方に段差
ロール55,55,…と、Jガイド57と、切断装置5
9とを備えている。以下、エンドレスベルト25の周り
に設けられた装置等について詳述する。
【0026】上記第1ナイフコータ37はドクタナイフ
61を有し、該ドクタナイフ61により上記エンドレス
ベルト25の床材製造部35の上面に塩化ビニルペース
トPを塗布して上記第1バッキング材層15を形成する
ように構成されている。第2ナイフコータ39はドクタ
ナイフ61を有し、該ドクタナイフ61により第1バッ
キング材層15よりも上層に塩化ビニルペーストPを塗
布して上記第2バッキング材層19を積層形成するよう
に構成されている。
【0027】上記第1加熱装置41および第2加熱装置
43は上記エンドレスベルト25の床材製造部35の下
面に所定の間隔をおいて設けられており、図示しないが
第1および第2の加熱装置41,43はそれぞれ50〜
250℃の範囲で温度調節可能なオイルヒータを備えて
いる。
【0028】上記シート供給装置45は、上記塩化ビニ
ルシート3を繰り出す繰出ロール63と、上記エンドレ
スベルト25における上記第1加熱装置41と第2加熱
装置43との間付近に塩化ビニルシート3を供給する圧
着ロール65とを備えている。
【0029】上記接着剤用ロールコータ47はグラビア
ロールコータであって、貯留タンク67に貯留された接
着剤5中にコーティングロール69が浸漬されており、
該コーティングロール69が上記塩化ビニルシート3の
下面に接着剤5を塗布するように構成されている。図中
において、グラビアロールコータを構成する他のロール
は省略されている。グラビアロールコータは、塩化ビニ
ルシート3の進行方向と逆方向にコーティングロール6
9が回転するリバース式である。なお、上記接着剤用ロ
ールコータ47は、コーティングロール69が塩化ビニ
ルシート3の進行方向と同方向に回転するダイレクト式
であってもよい。
【0030】上記水冷式冷却装置49はエンドレスベル
ト25の床材製造部35の下面に設けられており、内部
を冷却水が流通する構造とされている。上記空冷式冷却
装置51は上記床材製造部35の上方に設けられた少な
くとも2台のファン71,71を備え、それぞれのファ
ン71,71は上記水冷式冷却装置49の設置位置から
従動ロール29までの間に配置されている。
【0031】上記ガラス不織布供給装置53は、ガラス
不織布17を繰り出す繰出ロール73と、エンドレスベ
ルト25における上記第1ナイフコータ37と第2ナイ
フコータ39との間の部位にガラス不織布17を供給す
る圧着ロール75とを備えている。
【0032】上記切断装置59には上記エンドレスベル
ト25の床材製造部35において製造された置敷床材1
Aが上記段差ロール55およびJガイド57を経て連続
供給され、切断装置59は該置敷床材1Aを500mm
角の6枚の製品に裁断するように構成されている。
【0033】次に、上記床材の製造方法について説明す
る。
【0034】図3に示すように、上記床材の製造方法
は、第1バッキング材層形成工程と、ガラス不織布積層
工程と、第2バッキング材層形成工程と、脱泡工程と、
接着剤塗布工程と、積層体製造工程と、溶融工程と、冷
却工程と、切断工程とから成る。これらの工程のうち、
第1バッキング材層形成工程と、ガラス不織布積層工程
と、第2バッキング材層形成工程とは、裏打ちシート製
造工程を構成する。以下、各工程毎に置敷床材1Aの製
造手順を詳述する。
【0035】上記第1バッキング材層形成工程におい
て、第1ナイフコータ37によりエンドレスベルト25
上に塩化ビニルペーストPを塗布し、第1バッキング材
層15を形成する。
【0036】上記ガラス不織布積層工程において、上記
ガラス不織布供給装置53の圧着ロール75により第1
バッキング材層15の上にガラス不織布17を圧着す
る。
【0037】上記第2バッキング材層形成工程におい
て、第2ナイフコータ39により上記ガラス不織布17
上に塩化ビニルペーストPを塗布して第2バッキング材
層19を形成し、第1バッキング材層15とガラス不織
布17と第2バッキング材層19とが積層形成された上
記裏打ちシート7Aを製造する。
【0038】上記脱泡工程において、上記第1加熱装置
41により裏打ちシート7Aを100℃に加熱し、第1
バッキング材層15および第2バッキング材層19を半
ゲル化して両バッキング材層15,19から気泡を除去
する。
【0039】一方、上記接着剤塗布工程において、上記
シート供給装置45の繰出ロール63から繰り出された
塩化ビニルシート3の下面に上記接着剤用ロールコータ
47により接着剤5を塗布しておく。
【0040】上記積層体製造工程において、上記脱泡工
程の終了後に、上記シート供給装置45の圧着ロール6
5により上記裏打ちシート7Aの上に塩化ビニルシート
3を圧着する。これにより、裏打ちシート7Aと塩化ビ
ニルシート3とを接着剤5によって接着し、裏打ちシー
ト7Aと塩化ビニルシート3とから成る積層体77Aを
製造する。
【0041】上記溶融工程において、上記第2加熱装置
43により上記積層体77Aを180〜200℃、望ま
しくは190〜200℃に加熱し、第1バッキング材層
15および第2バッキング材層19を溶融する。
【0042】上記冷却工程において、上記水冷式冷却装
置49および空冷式冷却装置51により、溶融状態の第
1バッキング材層15および第2バッキング材層19を
冷却し、該両バッキング材層15,19を固化し、置敷
床材1Aを製造する。この後、該置敷床材1Aを上記エ
ンドレスベルト25から取り出す。この際、第1バッキ
ング材層15はエンドレスベルト25から剥離され、第
1バッキング材層15の下面にはエンドレスベルト25
の上面の凹凸による布目絞21が形成されている。この
後、置敷床材1Aを段差ロール55およびJガイド57
を経て切断装置59に連続供給する。そして、上記切断
工程において、置敷床材1Aを裁断して定寸の製品を製
造する。
【0043】以上説明したように、第1実施例によれ
ば、裏打ちシート7Aと塩化ビニルシート3とを接合す
る前にバッキング材層15,19から気泡を除去してい
るので、気泡の破裂に伴い製品表面に生じる凹凸を防止
して製品の外観を良好に保つことができると共に、裏打
ちシート7Aと塩化ビニルシート3とを密着させて接着
力を高めることができる。また、第1加熱装置41はオ
イルヒータにより裏打ちシート7Aを下方から加熱する
ので、裏打ちシート7Aの上方から加熱する場合に比べ
て第1バッキング材層15からの脱泡を促進することが
できる。
【0044】また、エンドレスベルト25は、垂直面で
循環移動すると共に上面に塗布形成されたバッキング材
層15が剥離可能であるので、製造された置敷床材1A
をエンドレスベルト25から順次取り出すことができ、
置敷床材1Aを連続生産することができる。しかも、エ
ンドレスベルト25上において、裏打ちシート7Aを製
造すると共に裏打ちシート7Aと塩化ビニルシート3と
を接合し、さらにゲル化、溶融、冷却を行って置敷床材
1Aを連続して製造すると共に、エンドレスベルト25
から取り出された置敷床材1Aを切断装置59により裁
断して製品化しているので、原料から製品まで連続生産
することができ、非常に効率よく置敷床材1Aを製造す
ることができる。
【0045】また、上記裏打ちシート7Aにガラス不織
布17が配設されているので、製造中および使用中にお
ける置敷床材1Aの収縮、および反り等の変形を阻止す
ることができる。
【0046】また、裏打ちシート7Aと塩化ビニルシー
ト3とを接着剤5により接着しているので、両シート7
A,3の接着力を一層高めることができる。
【0047】(第1実施例の製造例)次に、上記置敷床
材1Aの具体的な製造例について説明する。塩化ビニル
シート3として、エンボス処理したTOPクリアフィル
ム13をプリントベースフィルム11にラミネートした
複合フィルムを用いた。プリントベースフィルム11と
して、厚さ0.05〜0.15mmの塩化ビニルフィルム
を用いた。プリントベースフィルム11は、塩化ビニル
樹脂に、可塑剤、安定剤、着色料を配合割合したものを
用いた。可塑剤としてDOP(ジ2−エチルヘキシルフ
タレート)を用い、着色料として顔料を用いた。以下
に、プリントベースフィルム11の成分および配合割合
を示す。
【0048】 塩化ビニル樹脂(平均重合度700〜1000) 100重量部 DOP 5〜20重量部 安定剤 3〜4重量部 顔料 若干量 TOPクリアフィルム13としては、厚さ0.15〜
2.0mm、望ましくは厚さ0.15〜0.20mmの半透
明または着色された塩化ビニルフィルムを用いた。以下
に、TOPクリアフィルム13の成分および配合割合を
示す。
【0049】 塩化ビニル樹脂(平均重合度700〜2000) 100重量部 DOP 20〜40重量部 安定剤 3〜4重量部 顔料 若干量 塩化ビニルペーストPの原料樹脂である塩化ビニル樹脂
としては、600〜2000の平均重合度の樹脂を用
い、望ましく800〜1200の平均重合度の樹脂を用
いる。副資材として、DOP、安定剤、顔料および充填
材を配合し、充填材としてCaCO3 を用いた。以下
に、塩化ビニルペーストPの成分および配合割合を示
す。
【0050】 塩化ビニル樹脂 100重量部 DOP 80〜100重量部 CaCO3 280〜400重量部 安定剤 適量 顔料 若干量 接着剤5としては、低温溶融が可能な共重合レジンを用
いた。接着剤5の成分および配合割合を以下に示す。
【0051】 ゼオン135J 100重量部 DOP 70〜120重量部 CaCO3 50重量部以下 安定剤 適量 顔料 若干量 ゼオン135Jは、平均重合度400〜1200であっ
て5%の酢酸ビニルを含む塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体である。なお、接着剤5は、CaCO3 および顔料
が無配合であってもよい。
【0052】上記原料を用いて、次のようにして上記置
敷床材1Aを実際に製造した。まず、エンドレスベルト
25を4m/minの速度で移動し、第1ナイフコータ
37によりエンドレスベルト25の上に目付量500〜
600g/m2 の塩化ビニルペーストPを塗布してい
き、第1バッキング材層15を形成した。第1バッキン
グ材層15はエンドレスベルト25の移動に伴い左方へ
移動する。そして、上記ガラス不織布供給装置53の圧
着ロール75により第1バッキング材層15の上に目付
量30〜50g/m2 のガラス不織布17を圧着した。
次に、上記第2ナイフコータ39によりガラス不織布1
7の上に目付量500〜600g/m2 の塩化ビニルペ
ーストPを塗布していき、第2バッキング材層19を形
成して裏打ちシート7Aを製造した。
【0053】この後、第1加熱装置41により移動する
裏打ちシート7Aを100℃に加熱し、上記第1バッキ
ング材層15および第2バッキング材層19を半ゲル化
して両バッキング材層15,19に含まれる気泡を除去
した。
【0054】一方、上記シート供給装置45の繰出ロー
ル63から塩化ビニルシート3を繰り出し、接着剤用ロ
ールコータ47により塩化ビニルシート3の下面に目付
量10〜50g/m2 の接着剤5を塗布した。
【0055】次に、上記シート供給装置45の圧着ロー
ル65により接着剤5が塗布された塩化ビニルシート3
を裏打ちシート7Aに圧着し、積層体77Aを製造し
た。
【0056】次に、第2加熱装置43により上記積層体
77Aを190〜200℃に加熱し、裏打ちシート7A
の第1バッキング材層15および第2バッキング材層1
9を溶融した。
【0057】次に、上記水冷式冷却装置49および空冷
式冷却装置51により、溶融した積層体77Aをエンド
レスベルト25の左端に達するまで冷却し、連続した置
敷床材1Aを製造した。
【0058】該置敷床材1Aをエンドレスベルト25か
ら取り出し、段差ロール55およびJガイド57を経て
切断装置59に供給し、該切断装置59により裁断して
定寸の製品とした。
【0059】製造された置敷床材1Aは、表面に凹凸が
なく収縮および反りもなく、外観は良好であった。ま
た、塩化ビニルシート3と裏打ちシート7Aとの間の接
着力は規格値である3.0kg/inch巾に達し、大
きな接着力が得られることが分かった。
【0060】図4および図5は、塩化ビニルシート3を
他のシートに変更して、上記第1実施例と同一の製造方
法により製造した置敷床材1Aを示す。
【0061】図4に示す置敷床材1Aは、塩化ビニルシ
ート3として単色シート79を用いたものである。該単
色シート79は、第1バッキング材層15とガラス不織
布17と第2バッキング材層19とから成る裏打ちシー
ト7Aの上に接着剤5により接着されている。
【0062】図5に示す置敷床材1Aは、塩化ビニルシ
ート3としてチップ入りシート81を用いたものであ
る。該チップ入りシート81は、第1バッキング材層1
5とガラス不織布17と第2バッキング材層19とから
成る裏打ちシート7Aの上に接着剤5により接着されて
いる。
【0063】そして、上記第1実施例と同一の床材の製
造方法の上記脱泡工程により気泡を除去することによっ
て、図4および図5の置敷床材1Aについても製品の外
観を保持すると共に接着力を高めることができる。ま
た、ガラス不織布17により置敷床材1Aの収縮および
変形を阻止することができる。
【0064】図6は本発明の第2実施例に係る床材の製
造方法により製造された置敷床材を示す。該置敷床材1
Bは、上記第1実施例と同一の塩化ビニルシート3に第
1実施例とは異なる裏打ちシート7Bを接合したもので
ある。該裏打ちシート7Bは、上下2層の第1バッキン
グ材層83および第2バッキング材層85と、収縮変形
阻止材封入シートとしてのガラス不織布封入シート89
とから成り、第2バッキング材層85の上にガラス不織
布封入シート89が接着剤91により接着された構成と
されている。上記ガラス不織布封入シート89は、塩化
ビニルペーストが含浸された含浸シート87中にシート
状の収縮変形阻止材としてのガラス不織布17が封入さ
れたものである。上記接着剤91として酢酸ビニル系の
接着剤が用いられている。
【0065】次に、第2実施例の床材の製造方法を上記
第1実施例の床材製造装置23Aを使用して製造する場
合について説明する。図7に示すように、第2実施例の
床材の製造方法は、第1バッキング材層形成工程と、第
2バッキング材層形成工程と、バッキング材層脱泡工程
と、封入シート製造工程と、封入シート脱泡工程と、封
入シート積層工程と、積層体製造工程と、溶融工程と、
冷却工程と、切断工程とから構成されている。そのう
ち、第1バッキング材層形成工程と、第2バッキング材
層形成工程と、封入シート製造工程と、封入シート積層
工程とは、裏打ちシート製造工程を構成する。
【0066】第2実施例の置敷床材1Bを製造するに
は、まず、上記第1バッキング材層形成工程において、
第1ナイフコータ37により第1バッキング材層83を
形成する。この後、上記第2バッキング材層形成工程に
おいて第2ナイフコータ39により上記第1バッキング
材層83の上に第2バッキング材層85を形成し、エン
ドレスベルト25の上に上下2層のバッキング材層8
3,85を形成する。次に、上記バッキング材層脱泡工
程において、2層のバッキング材層83,85を加熱し
て気泡を除去する。
【0067】一方、図示しないが、上記封入シート製造
工程において含浸シート87中にガラス不織布17を封
入してガラス不織布封入シート89を製造し、この後、
上記封入シート脱泡工程においてガラス不織布封入シー
ト89を加熱して塩化ビニルペーストから気泡を除去す
る。脱泡処理されたガラス不織布封入シート89をガラ
ス不織布に代えて床材製造装置23Aのガラス不織布供
給装置53に取り付け、該ガラス不織布供給装置53に
よってガラス不織布封入シート89をエンドレスベルト
25に供給できるようにしておく。
【0068】次に、上記封入シート積層工程において、
上記ガラス不織布供給装置53により脱泡されたガラス
不織布封入シート89を上記第2バッキング材層85の
上に供給して接着剤91により接着し、上記裏打ちシー
ト7Bを製造する。
【0069】次に、上記積層体製造工程において、裏打
ちシート7Bの上に塩化ビニルシート3を圧着し、裏打
ちシート7Bと塩化ビニルシート3とから成る積層体7
7Bを製造する。なお、塩化ビニルシート3に接着剤5
は塗布しない。
【0070】次に、上記溶融工程において、上記積層体
77Bを加熱して2層のバッキング材層83,85およ
びガラス不織布封入シート89の塩化ビニルペーストを
溶融すると共に、該塩化ビニルペーストと塩化ビニルシ
ート3とを熱融着する。
【0071】次に、上記第1実施例と同様に、冷却工程
および切断工程を行い、製品を製造する。
【0072】このように第2実施例においては、裏打ち
シート7Bを製造する前に2層のバッキング材層83,
85およびガラス不織布封入シート89の塩化ビニルペ
ーストを個別に脱泡処理をしているので、確実に気泡を
除去することができ、気泡の破裂に伴い製品表面に生じ
る凹凸を防止して製品の外観を良好に保つことができる
と共に、裏打ちシート7Bと塩化ビニルシート3との接
着力を高めることができる。
【0073】また、裏打ちシート7Bはガラス不織布1
7を有するので、製造中および使用中における置敷床材
1Bの収縮、および反り等の変形を阻止することができ
る。
【0074】図8は本発明の第3実施例に係る床材の製
造方法に使用する床材製造装置を示す。該床材製造装置
23Cは、ガラス不織布供給装置53が設置されていな
いこと、および第1加熱装置41および第2加熱装置4
3が密閉型乾燥炉であることを除き、上記第1実施例の
床材製造装置23Aと同一の構造である。つまり、上記
床材製造装置23Cは、エンドレスベルト25と、第1
ナイフコータ37と、第2ナイフコータ39と、第1加
熱装置41と、第2加熱装置43と、シート供給装置4
5と、接着剤用ロールコータ47と、水冷式冷却装置4
9と、空冷式冷却装置51とを備えていると共に、エン
ドレスベルト25の左方に段差ロール55,55,…
と、Jガイド57と、切断装置59とを備えている。
【0075】上記第1加熱装置41および第2加熱装置
43の密閉型乾燥炉は乾燥炉内をエンドレスベルト25
が移動し、該エンドレスベルト25上のシートに熱風を
吹き付けて該シートを加熱するようになっている。
【0076】図示しないが、第3実施例において製造さ
れる置敷床材は塩化ビニルシート3と裏打ちシートとが
接着剤で接着されて成り、上記塩化ビニルシート3は上
記第1実施例と同一の構成である一方、上記裏打ちシー
トは2層のバッキング材層から成り、いわば図1の置敷
床材1Aにおいてガラス不織布17が配設されていない
構造と同じである。
【0077】次に、上記第3実施例の床材の製造方法を
説明する。第3実施例の床材の製造方法の製造工程は、
第1実施例の製造工程(図3)のうちガラス不織布積層
工程を省略したものと同一である。
【0078】上記置敷床材を製造する場合、まず、裏打
ちシート製造工程において、第1ナイフコータ37およ
び第2ナイフコータ39によりエンドレスベルト25の
上に上下2層のバッキング材層を形成し、上記裏打ちシ
ート7Cを製造する。次に、脱泡工程において2層のバ
ッキング材層を脱泡する。一方、接着剤塗布工程におい
て塩化ビニルシートに接着剤5を塗布しおき、積層体製
造工程において上記裏打ちシート7Cと塩化ビニルシー
ト3とを接着剤5により接着し、積層体77Cを製造す
る。この後、溶融工程と冷却工程とを行い、積層体77
Cから置敷床材を製造し、最後に切断工程により上記敷
床材を裁断し、最終製品を製造する。
【0079】このように、第3実施例によれば、裏打ち
シート7Cにガラス不織布17が配設されていないの
で、置敷床材1Aを簡単に製造することができる。
【0080】なお、本発明の床材の製造方法により製造
される床材は、置敷床材に限らず、タイルであってもよ
い。
【0081】また、上記第2実施例において、裏打ちシ
ート7Bと塩化ビニルシート3とを接着剤により接着し
てもよい。
【0082】
【発明の効果】以上のように、請求項1に係る発明の床
材の製造方法によれば、裏打ちシートと塩化ビニルシー
トとを積み重ねる前に、裏打ちシートを加熱して裏打ち
シートのバッキング材層から気泡を除去しているので、
気泡の破裂に伴い製品表面に生じる凹凸を防止して製品
の外観を良好に保つことができると共に、裏打ちシート
と塩化ビニルシートとを密着させて接着力を高めること
ができる。
【0083】請求項2および請求項3に係る発明の床材
の製造方法によれば、裏打ちシートが収縮変形阻止材を
有するので、製造中および使用中における床材の収縮、
および反り等の変形を阻止することができる。
【0084】請求項4に係る発明の床材の製造方法によ
れば、裏打ちシートと塩化ビニルシートとを接着剤によ
り接着しているので、両シートの接着力を一層高めるこ
とができる。
【0085】請求項5に係る発明の床材の製造方法によ
れば、搬送部材が垂直面で循環移動すると共に上面に塗
布形成されたバッキング材層を剥離可能なエンドレスベ
ルトより構成されているので、製造された床材を搬送部
材から順次取り出すことができ、床材を連続生産するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る床材の製造方法によ
り製造された置敷床材の断面図である。
【図2】上記床材の製造方法に使用される床材製造装置
の全体図である。
【図3】上記床材の製造方法の製造工程のブロック図で
ある。
【図4】上記床材の製造方法により製造された別の置敷
床材の断面図である。
【図5】上記床材の製造方法により製造されたさらに別
の置敷床材の断面図である。
【図6】本発明の第2実施例に係る床材の製造方法によ
り製造された置敷床材の断面図である。
【図7】上記床材の製造方法の製造工程のブロック図で
ある。
【図8】本発明の第3実施例に係る床材の製造方法に使
用される床材製造装置の全体図である。
【図9】従来のカーペットタイルであって、溶融前の状
態を示す断面図である。
【図10】従来のカーペットタイルであって、溶融後の
状態を示す断面図である。
【符号の説明】
3 塩化ビニルシート 5 接着剤 7A,7B,7C 裏打ちシート 15,19,83,85 バッキング材層 17 ガラス不織布(収縮変形阻止材) 25 エンドレスベルト(搬送部材) 77A,77B,77C 積層体 P 塩化ビニルペースト

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送部材の上に塩化ビニルペーストを塗
    布してバッキング材層を形成し、少なくとも該バッキン
    グ材層を有する裏打ちシートを製造する裏打ちシート製
    造工程と、 上記バッキング材層を加熱して該バッキング材層に含ま
    れる気泡を除去する脱泡工程と、 上記裏打ちシート製造工程および上記脱泡工程の終了
    後、上記裏打ちシートの上に塩化ビニルシートを積み重
    ね、上記裏打ちシートと上記塩化ビニルシートとから成
    る積層体を製造する積層体製造工程と、 該積層体製造工程の終了後、上記積層体を加熱して上記
    バッキング材層を溶融する溶融工程とを備えていること
    を特徴とする床材の製造方法。
  2. 【請求項2】 上記裏打ちシート製造工程は、上記搬送
    部材の上に塩化ビニルペーストを塗布してバッキング材
    層を形成した後、該バッキング材層に対してシート状の
    収縮変形阻止材の積み重ねと塩化ビニルペーストの塗布
    によるバッキング材層の形成とを行い、最上層と最下層
    にバッキング材層を有し該両バッキング材層の間に上記
    収縮変形阻止材を有する裏打ちシートを製造することを
    特徴とする請求項1記載の床材の製造方法。
  3. 【請求項3】 上記裏打ちシート製造工程は、上記搬送
    部材の上に塩化ビニルペーストを塗布してバッキング材
    層を形成した後、該バッキング材層の上にシート状の収
    縮変形阻止材を積み重ね、上記バッキング材層の上に上
    記収縮変形阻止材を有する裏打ちシートを製造すること
    を特徴とする請求項1記載の床材の製造方法。
  4. 【請求項4】 上記積層体製造工程は、上記裏打ちシー
    トと上記塩化ビニルシートとを接着剤により接着して上
    記積層体を製造することを特徴とする請求項1,2また
    は3記載の床材の製造方法。
  5. 【請求項5】 上記搬送部材は、垂直面で循環移動する
    と共に上面に塗布形成された上記バッキング材層を剥離
    可能なエンドレスベルトより成ることを特徴とする請求
    項1,2,3または4記載の床材の製造方法。
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