JPH0431249B2 - - Google Patents
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- JPH0431249B2 JPH0431249B2 JP62267313A JP26731387A JPH0431249B2 JP H0431249 B2 JPH0431249 B2 JP H0431249B2 JP 62267313 A JP62267313 A JP 62267313A JP 26731387 A JP26731387 A JP 26731387A JP H0431249 B2 JPH0431249 B2 JP H0431249B2
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Classifications
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- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06N—WALL, FLOOR, OR LIKE COVERING MATERIALS, e.g. LINOLEUM, OILCLOTH, ARTIFICIAL LEATHER, ROOFING FELT, CONSISTING OF A FIBROUS WEB COATED WITH A LAYER OF MACROMOLECULAR MATERIAL; FLEXIBLE SHEET MATERIAL NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06N7/00—Flexible sheet materials not otherwise provided for, e.g. textile threads, filaments, yarns or tow, glued on macromolecular material
- D06N7/0063—Floor covering on textile basis comprising a fibrous top layer being coated at the back with at least one polymer layer, e.g. carpets, rugs, synthetic turf
- D06N7/0071—Floor covering on textile basis comprising a fibrous top layer being coated at the back with at least one polymer layer, e.g. carpets, rugs, synthetic turf characterised by their backing, e.g. pre-coat, back coating, secondary backing, cushion backing
-
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-
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- D06N2205/04—Foam
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Carpets (AREA)
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- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、裏面に発泡PVC層を含むカーペツ
トの裏加工法に関し、詳しくは、上記発泡PVC
が機械発泡されたものであつて転写式によるカー
ペツト、中でもタイルカーペツトに適した裏加工
法に関する。
トの裏加工法に関し、詳しくは、上記発泡PVC
が機械発泡されたものであつて転写式によるカー
ペツト、中でもタイルカーペツトに適した裏加工
法に関する。
(従来の技術)
従来から、離型性ベルトの表面にPVC樹脂を
積層塗布し、その上からカーペツトを接着し、樹
脂をゲル化させてから、この積層体を離型性ベル
トから剥離するカーペツト裏打方法(転写式と称
する)は公知である。
積層塗布し、その上からカーペツトを接着し、樹
脂をゲル化させてから、この積層体を離型性ベル
トから剥離するカーペツト裏打方法(転写式と称
する)は公知である。
また、上記転写式を使用してPVCの発泡体を
カーペツトに裏打ちする方法については、特開昭
61−245383号などにより公知である。
カーペツトに裏打ちする方法については、特開昭
61−245383号などにより公知である。
しかし、これらの発泡PVCは、感熱発泡材を
PVCゾルに配合して加熱により発泡させるいわ
ゆる化学発泡によるものであつた。
PVCゾルに配合して加熱により発泡させるいわ
ゆる化学発泡によるものであつた。
(発明が解決しようとする問題点)
上記化学発泡の場合は、発泡するための熱風温
度が200℃以上の高温を要することからカーペツ
トのパイル糸を損傷することになり、これを避け
るために発泡を完了してからカーペツトを貼りあ
わせなければならず、発泡と接着のための熱処理
を別々に行う必要があり、また、PVCを発泡し
キユアー後にカーペツトを接着するための接着剤
を必要とした。また熱処理炉の熱風温度が高温で
あるため、熱風の温度の分布の差も大きくなりや
すく、発泡倍率のコントロールが難しいため厚さ
のバラツキも大きかつた。
度が200℃以上の高温を要することからカーペツ
トのパイル糸を損傷することになり、これを避け
るために発泡を完了してからカーペツトを貼りあ
わせなければならず、発泡と接着のための熱処理
を別々に行う必要があり、また、PVCを発泡し
キユアー後にカーペツトを接着するための接着剤
を必要とした。また熱処理炉の熱風温度が高温で
あるため、熱風の温度の分布の差も大きくなりや
すく、発泡倍率のコントロールが難しいため厚さ
のバラツキも大きかつた。
また発泡剤を混入することによりコストアツプ
にもなつていた。
にもなつていた。
これらを解決するために、オークスミキサーな
どであらかじめPVCゾルに気泡を分散させたも
のを塗布する、いわゆる機械発泡PVCの転写式
による裏打方法が必要とされていた。
どであらかじめPVCゾルに気泡を分散させたも
のを塗布する、いわゆる機械発泡PVCの転写式
による裏打方法が必要とされていた。
従来から機械発泡PVCの転写式によるタイル
カーペツトの裏打方法も試みられていたが、次の
ような問題を抱えていた。
カーペツトの裏打方法も試みられていたが、次の
ような問題を抱えていた。
即ち、PVCゾルは熱処理される際、50℃〜60
℃の領域でゾルの粘度が降下する。このため機械
的に気体を分散し得られる発泡PVCゾルの場合、
この粘度降下時にセルを包む樹脂皮膜強度が低下
し、一部セルが破壊される。この破壊されたセル
は、PVC層内を上昇しカーペツトと裏打層との
界面や裏打層が多層構造の場合、その層間に集合
し、カーペツトとPVC層との剥離現象を起こし、
カーペツトの商品価値を著しく損なう原因となつ
ていた。
℃の領域でゾルの粘度が降下する。このため機械
的に気体を分散し得られる発泡PVCゾルの場合、
この粘度降下時にセルを包む樹脂皮膜強度が低下
し、一部セルが破壊される。この破壊されたセル
は、PVC層内を上昇しカーペツトと裏打層との
界面や裏打層が多層構造の場合、その層間に集合
し、カーペツトとPVC層との剥離現象を起こし、
カーペツトの商品価値を著しく損なう原因となつ
ていた。
(問題点を解決するための手段)
離型性ベルトの表面に1又は2以上のバツキン
グ材を塗布積層したのち、その上からカーペツト
を載置圧着したのを上記ベルトから剥離するカー
ペツト裏打方法において、 上記バツキング材としてカーペツトに最も近い
層に、機械発泡されたPVCゾルを塗布するもの
とし、 離型性ベルト表面に全てのバツキング材を塗布
積層したのち、その上からカーペツトを載置し該
積層体のカーペツト側より100℃〜150℃の熱風を
吹きつけ、同時に離型性ベルトの下から60℃〜
100℃であつて上記カーペツト側の熱風温度より
20℃以上低い熱風で該積層体を加熱し、機械発泡
PVC層を半ゲル状態とした後、離型性ベルトの
下から該積層体を150℃〜170℃の熱風温度で加熱
し、機械発泡PVCをキユアーすることを特徴と
するカーペツトの裏加工法である。
グ材を塗布積層したのち、その上からカーペツト
を載置圧着したのを上記ベルトから剥離するカー
ペツト裏打方法において、 上記バツキング材としてカーペツトに最も近い
層に、機械発泡されたPVCゾルを塗布するもの
とし、 離型性ベルト表面に全てのバツキング材を塗布
積層したのち、その上からカーペツトを載置し該
積層体のカーペツト側より100℃〜150℃の熱風を
吹きつけ、同時に離型性ベルトの下から60℃〜
100℃であつて上記カーペツト側の熱風温度より
20℃以上低い熱風で該積層体を加熱し、機械発泡
PVC層を半ゲル状態とした後、離型性ベルトの
下から該積層体を150℃〜170℃の熱風温度で加熱
し、機械発泡PVCをキユアーすることを特徴と
するカーペツトの裏加工法である。
本発明について第1図の例に基いて詳しく説明
する。一定速度で運動している離型性ベルト11
の上にオークスミキサーで1.5〜5倍に発泡した
PVCゾル4を3〜10mm積層する。このときの発
泡倍率は、5倍以上では均一塗布不可能で、1.5
倍以下ではコスト高となる。また厚さ10mm以上で
は加熱時間が長くなりすぎ、3mm以下ではクツシ
ヨン性が不良となる。
する。一定速度で運動している離型性ベルト11
の上にオークスミキサーで1.5〜5倍に発泡した
PVCゾル4を3〜10mm積層する。このときの発
泡倍率は、5倍以上では均一塗布不可能で、1.5
倍以下ではコスト高となる。また厚さ10mm以上で
は加熱時間が長くなりすぎ、3mm以下ではクツシ
ヨン性が不良となる。
発泡されたPVCゾル4の積層は、ドクターブ
レード7によつて均一に塗布される。以上のよう
にして積層された発泡PVC4の上にカーペツト
をのせ、プレスローラ9にてカーペツトと発泡
PVC4を貼り合せる。その後、離型性ベルト1
1と積層体12を熱処理炉10に導き、該積層体
12をカーペツト側から熱風装置Aにより100℃
〜150℃好ましくは120℃〜130℃で3分以上好ま
しくは、5分以上加熱すると同時に、熱風装置B
により離型性ベルト11の下から60℃〜100℃好
ましくは60℃〜80℃で3分以上好ましくは、5分
以上加熱する。
レード7によつて均一に塗布される。以上のよう
にして積層された発泡PVC4の上にカーペツト
をのせ、プレスローラ9にてカーペツトと発泡
PVC4を貼り合せる。その後、離型性ベルト1
1と積層体12を熱処理炉10に導き、該積層体
12をカーペツト側から熱風装置Aにより100℃
〜150℃好ましくは120℃〜130℃で3分以上好ま
しくは、5分以上加熱すると同時に、熱風装置B
により離型性ベルト11の下から60℃〜100℃好
ましくは60℃〜80℃で3分以上好ましくは、5分
以上加熱する。
もし、上面からの加熱が100℃以下であるとゲ
ル化までの時間がかかり生産性が悪く、150℃以
上であるとカーペツトを熱によつて損傷させる危
険がある。また下面からの加熱が100℃以上の場
合は、カーペツトを通して加わる熱が発泡PVC
層の上層をゲル化する前に、下面からの熱により
破壊されたセルの集合体を上層に移行させる恐れ
があり、剥離現象や気泡入りなどの要因となる。
また、下面からの加熱温度が60℃以下では、上面
からの加熱により発泡PVC層をゲル化させるま
での時間がかかり、生産性が低下する。
ル化までの時間がかかり生産性が悪く、150℃以
上であるとカーペツトを熱によつて損傷させる危
険がある。また下面からの加熱が100℃以上の場
合は、カーペツトを通して加わる熱が発泡PVC
層の上層をゲル化する前に、下面からの熱により
破壊されたセルの集合体を上層に移行させる恐れ
があり、剥離現象や気泡入りなどの要因となる。
また、下面からの加熱温度が60℃以下では、上面
からの加熱により発泡PVC層をゲル化させるま
での時間がかかり、生産性が低下する。
また、ここでの加熱条件は、積層体のカーペツ
ト側からの熱風温度を離型性ベルト側からの熱風
温度よりも少なくとも20℃以上高温でカーペツト
側から先に昇温ゲル化させ、順次離型性ベルト1
1側へ進行させることが必要である。
ト側からの熱風温度を離型性ベルト側からの熱風
温度よりも少なくとも20℃以上高温でカーペツト
側から先に昇温ゲル化させ、順次離型性ベルト1
1側へ進行させることが必要である。
もし、PVC層の離型性ベルト側をカーペツト
側よりも先に昇温させ、50〜60℃の粘度降下域に
達すると、セルが破壊され、それが集合し上昇し
てカーペツトとPVC層との間に溜まり、剥離現
象を起こす。
側よりも先に昇温させ、50〜60℃の粘度降下域に
達すると、セルが破壊され、それが集合し上昇し
てカーペツトとPVC層との間に溜まり、剥離現
象を起こす。
本発明においては、PVC層の上部から高温に
するため、PVC層4の上部にカーペツトが貼り
合せてあつても、次の理由により気泡が集合しな
いものと考えられる。
するため、PVC層4の上部にカーペツトが貼り
合せてあつても、次の理由により気泡が集合しな
いものと考えられる。
即ち、PVC層4の上部がまず昇温し、セルの
膨張やセル皮膜の強度低下などにより、上層の一
部のセルの破壊が起こるが、PVC層の一部のみ
の昇温のため、上方への気泡の移動の範囲が狭く
気泡の集合は、殆ど起こらずに半ゲル状態にな
り、気泡が封じ込められる。その後、発泡層の中
部、下部という順で昇温するが、同様に気泡の集
合が殆ど起こることなしに半ゲル状態にすること
ができる。このようにしてPVC層4全体が半ゲ
ル化を完了する。
膨張やセル皮膜の強度低下などにより、上層の一
部のセルの破壊が起こるが、PVC層の一部のみ
の昇温のため、上方への気泡の移動の範囲が狭く
気泡の集合は、殆ど起こらずに半ゲル状態にな
り、気泡が封じ込められる。その後、発泡層の中
部、下部という順で昇温するが、同様に気泡の集
合が殆ど起こることなしに半ゲル状態にすること
ができる。このようにしてPVC層4全体が半ゲ
ル化を完了する。
以上のようにしてPVC層が半ゲル状態となつ
た後、上記積層体の下面即ち離型性ベルトの下か
ら熱風装置Cにより150℃〜170℃の熱風により加
熱しキユアーを完全に行う。このキユアーには通
常7分〜15分を要する。その後該積層体を離型性
ベルトから剥離し、必要に応じ冷却後、所定の大
きさに裁断しタイルカーペツトとする。
た後、上記積層体の下面即ち離型性ベルトの下か
ら熱風装置Cにより150℃〜170℃の熱風により加
熱しキユアーを完全に行う。このキユアーには通
常7分〜15分を要する。その後該積層体を離型性
ベルトから剥離し、必要に応じ冷却後、所定の大
きさに裁断しタイルカーペツトとする。
以上はバツキング材を発泡PVC一層のみとし
たときの例であるが、この他に発泡PVC層の下
部に目の粗い抗張性基布や非発泡PVC層、発泡
PVC層を加えることなど、最上層に機械発泡
PVC層を積層する方法は、全て本発明のバツキ
ング材に含まれる。
たときの例であるが、この他に発泡PVC層の下
部に目の粗い抗張性基布や非発泡PVC層、発泡
PVC層を加えることなど、最上層に機械発泡
PVC層を積層する方法は、全て本発明のバツキ
ング材に含まれる。
(効果)
本発明により従来は、困難であつた転写式装置
を用いて機械発泡PVC樹脂を気泡の集合による
剥離等の問題がない状態で、かつ化学発泡に比し
て均一な厚さでカーペツトに裏打ちすることが可
能となつた。
を用いて機械発泡PVC樹脂を気泡の集合による
剥離等の問題がない状態で、かつ化学発泡に比し
て均一な厚さでカーペツトに裏打ちすることが可
能となつた。
第1図は本発明の裏打方法の一実施例を示す。
第2図は本発明によつて製造されるタイルカーペ
ツトの一実施例の断面図である。 1……パイル、2……一次基布、3……目止め
層、4……機械発泡PVC、5……熱風装置A、
6……熱風装置B、7……ドクターブレード、8
……熱風装置C、9……プレスローラー、10…
…熱処理炉、11……離型性ベルト、12……積
層体。
第2図は本発明によつて製造されるタイルカーペ
ツトの一実施例の断面図である。 1……パイル、2……一次基布、3……目止め
層、4……機械発泡PVC、5……熱風装置A、
6……熱風装置B、7……ドクターブレード、8
……熱風装置C、9……プレスローラー、10…
…熱処理炉、11……離型性ベルト、12……積
層体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 離型性ベルトの表面に1又は2以上のバツキ
ング材を塗布積層したのち、その上からカーペツ
トを載置圧着したものを上記ベルトから剥離する
カーペツト裏打方法において、 上記バツキング材としてカーペツトに最も近い
層に、機械発泡されたPVCゾルを塗布するもの
とし、 離型性ベルトの表面に全てのバツキング材を塗
布積層したのち、その上からカーペツトを載置し
該積層体のカーペツト側より100℃〜150℃の熱風
を吹きつけ、同時に離型性ベルトの下から60℃〜
100℃であつて上記カーペツト側の熱風温度より
20℃以上低い熱風で該積層体を加熱し、機械発泡
PVC層を半ゲル状態とした後、離型性ベルトの
下から該積層体を150℃〜170℃の熱風温度で加熱
し、機械発泡PVCをキユアーすることを特徴と
するカーペツトの裏加工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62267313A JPH01107714A (ja) | 1987-10-21 | 1987-10-21 | カーペットの裏加工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62267313A JPH01107714A (ja) | 1987-10-21 | 1987-10-21 | カーペットの裏加工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01107714A JPH01107714A (ja) | 1989-04-25 |
JPH0431249B2 true JPH0431249B2 (ja) | 1992-05-26 |
Family
ID=17443086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62267313A Granted JPH01107714A (ja) | 1987-10-21 | 1987-10-21 | カーペットの裏加工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01107714A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100360114B1 (ko) * | 2001-02-07 | 2002-11-07 | 주식회사 포스코 | 전기기기의 절연열화 진단시스템 |
KR20040020270A (ko) * | 2002-08-30 | 2004-03-09 | 김이곤 | 지능형 절연열화센서 |
-
1987
- 1987-10-21 JP JP62267313A patent/JPH01107714A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01107714A (ja) | 1989-04-25 |
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