JPH1142711A - ゴムの接着方法 - Google Patents
ゴムの接着方法Info
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- JPH1142711A JPH1142711A JP9201435A JP20143597A JPH1142711A JP H1142711 A JPH1142711 A JP H1142711A JP 9201435 A JP9201435 A JP 9201435A JP 20143597 A JP20143597 A JP 20143597A JP H1142711 A JPH1142711 A JP H1142711A
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- kgf
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- unvulcanized rubber
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/70—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
- B29C66/71—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined
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- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 加硫ゴム1,2同士の間に接着用未加硫ゴム
3を介在させて、熱プレスで加熱加圧することにより該
加硫ゴム同士を接着する方法において、2〜10kgf
/cm2 というような小さな面圧で加硫接着を可能とす
る。 【解決手段】 加硫ゴム1と熱プレスの熱板4との間
に、キュラストメータfmin :1.0〜2.0kgf・
cmでfmax :10〜25kgf・cmの面圧補正用未
加硫ゴム6を介在させて加熱加圧する。この形状追従性
が良く、プレス圧力の均一伝達性の良い面圧補正用未加
硫ゴム6で、2〜10kgf/cm2 という小さな面圧
での接着を可能とする。
3を介在させて、熱プレスで加熱加圧することにより該
加硫ゴム同士を接着する方法において、2〜10kgf
/cm2 というような小さな面圧で加硫接着を可能とす
る。 【解決手段】 加硫ゴム1と熱プレスの熱板4との間
に、キュラストメータfmin :1.0〜2.0kgf・
cmでfmax :10〜25kgf・cmの面圧補正用未
加硫ゴム6を介在させて加熱加圧する。この形状追従性
が良く、プレス圧力の均一伝達性の良い面圧補正用未加
硫ゴム6で、2〜10kgf/cm2 という小さな面圧
での接着を可能とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加硫ゴム同士の間
に接着用未加硫ゴムを介在させて、熱プレスで加熱加圧
することにより該加硫ゴム同士を接着する方法に関す
る。
に接着用未加硫ゴムを介在させて、熱プレスで加熱加圧
することにより該加硫ゴム同士を接着する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、加硫ゴム同士を接着するには、加
硫ゴムの被接着面をバフ加工して凹凸付けし、加硫ゴム
同士の間に未加硫ゴムのシートを挟んで熱プレスで加熱
加圧する方法が一般的である。また、このバフ加工を不
要とする方法として、加硫ゴムの製造時に、予め被接着
面となる部分に凹凸付けのためのシートを当接して加硫
し、接着時にこのシートを剥し、同様に未加硫ゴムのシ
ートを挟んで熱プレスで加熱加圧する方法も提案されて
いる(特開平8−176314号公報)。
硫ゴムの被接着面をバフ加工して凹凸付けし、加硫ゴム
同士の間に未加硫ゴムのシートを挟んで熱プレスで加熱
加圧する方法が一般的である。また、このバフ加工を不
要とする方法として、加硫ゴムの製造時に、予め被接着
面となる部分に凹凸付けのためのシートを当接して加硫
し、接着時にこのシートを剥し、同様に未加硫ゴムのシ
ートを挟んで熱プレスで加熱加圧する方法も提案されて
いる(特開平8−176314号公報)。
【0003】このような加硫ゴム同士の接着において、
一般に、熱プレスによる加圧は、面圧10〜30kgf
/cm2 で行われている。
一般に、熱プレスによる加圧は、面圧10〜30kgf
/cm2 で行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法では、加硫
ゴム同士を接着して大型又は長尺の製品を製造する場
合、接着面積が大きくなることから、10〜30kgf
/cm2 の面圧で加圧するための熱プレスとしては、大
型かつ高価な設備が必要となるという欠点があった。
ゴム同士を接着して大型又は長尺の製品を製造する場
合、接着面積が大きくなることから、10〜30kgf
/cm2 の面圧で加圧するための熱プレスとしては、大
型かつ高価な設備が必要となるという欠点があった。
【0005】本発明は、加硫ゴム同士の間に接着用未加
硫ゴムを介在させて、熱プレスで加熱加圧することによ
り該加硫ゴム同士を接着する方法において、2〜10k
gf/cm2 というような小さな面圧で加硫接着を行う
ことができるゴムの接着方法を提供することを目的とす
る。
硫ゴムを介在させて、熱プレスで加熱加圧することによ
り該加硫ゴム同士を接着する方法において、2〜10k
gf/cm2 というような小さな面圧で加硫接着を行う
ことができるゴムの接着方法を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のゴムの接着方法
は、加硫ゴム同士の間に接着用未加硫ゴムを介在させ
て、熱プレスで加熱加圧することにより、該加硫ゴム同
士を接着する方法において、該加硫ゴムと熱プレスの熱
板との間に、キュラストメータfmin :1.0〜2.0
kgf・cmでfmax :10〜25kgf・cmの面圧
補正用未加硫ゴムを介在させて加熱加圧することを特徴
とする。
は、加硫ゴム同士の間に接着用未加硫ゴムを介在させ
て、熱プレスで加熱加圧することにより、該加硫ゴム同
士を接着する方法において、該加硫ゴムと熱プレスの熱
板との間に、キュラストメータfmin :1.0〜2.0
kgf・cmでfmax :10〜25kgf・cmの面圧
補正用未加硫ゴムを介在させて加熱加圧することを特徴
とする。
【0007】なお、本発明におけるキュラストメータ
は、キュラストメータIII 型(JSR製)を用いて、温
度120℃,ふり角度1°で測定した値である。
は、キュラストメータIII 型(JSR製)を用いて、温
度120℃,ふり角度1°で測定した値である。
【0008】本発明者は、加硫ゴム同士を接着する際の
面圧について検討した結果、一般的な加硫ゴム表面(熱
プレスの熱板と当接する面)にはその製造上不可避的な
凹凸があり、このために熱プレスの面圧が十分に伝わら
ず、接着に際しては10〜30kgf/cm2 の面圧が
必要となること、表面が平滑な加硫ゴム同士を接着する
場合には2kgf/cm2 程度の面圧でも十分に接着す
ることができることを知見した。
面圧について検討した結果、一般的な加硫ゴム表面(熱
プレスの熱板と当接する面)にはその製造上不可避的な
凹凸があり、このために熱プレスの面圧が十分に伝わら
ず、接着に際しては10〜30kgf/cm2 の面圧が
必要となること、表面が平滑な加硫ゴム同士を接着する
場合には2kgf/cm2 程度の面圧でも十分に接着す
ることができることを知見した。
【0009】そして、この知見に基き、更に研究を重ね
た結果、上記特定の加硫特性を有する未加硫ゴムを用い
ることにより、加硫ゴムの凹凸をこの未加硫ゴムで吸収
して接着に必要な面圧を小さくすることができることを
見出した。
た結果、上記特定の加硫特性を有する未加硫ゴムを用い
ることにより、加硫ゴムの凹凸をこの未加硫ゴムで吸収
して接着に必要な面圧を小さくすることができることを
見出した。
【0010】即ち、本発明で用いる面圧補正用未加硫ゴ
ムは、fmin が1.0〜2.0kgf・cmと小さく、
形状追従性が良い。また、fmax が10〜25kg・c
mと大きくプレス圧力の均一伝達性が良い。このため、
この面圧補正用未加硫ゴムを加硫ゴムと熱板との間に介
在させることにより、2〜10kgf/cm2 というよ
うな小さな面圧で十分に接着を行えるようになる。
ムは、fmin が1.0〜2.0kgf・cmと小さく、
形状追従性が良い。また、fmax が10〜25kg・c
mと大きくプレス圧力の均一伝達性が良い。このため、
この面圧補正用未加硫ゴムを加硫ゴムと熱板との間に介
在させることにより、2〜10kgf/cm2 というよ
うな小さな面圧で十分に接着を行えるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を詳細
に説明する。
に説明する。
【0012】図1は本発明のゴムの接着方法の実施の形
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
【0013】本発明においては、図1に示す如く、加硫
ゴム部材1,2同士の間に接着用未加硫ゴムシート3を
介して熱プレスの熱板4,5で加圧加熱するに当り、熱
板4と加硫ゴム部材1との間に面圧補正用未加硫ゴムの
シート6を介在させて加熱加圧する。
ゴム部材1,2同士の間に接着用未加硫ゴムシート3を
介して熱プレスの熱板4,5で加圧加熱するに当り、熱
板4と加硫ゴム部材1との間に面圧補正用未加硫ゴムの
シート6を介在させて加熱加圧する。
【0014】この面圧補正用未加硫ゴムシート6として
は、キュラストメータfmin 1.0〜2.0kgf・c
mでfmax 10〜25kgf・cmのものを用いる。こ
のfmin が1.0〜2.0kgf・cmと小さいもので
あれば、形状追従性が良く、また、fmax が10〜25
kgf・cmと大きいものであれば熱プレスの圧力の均
一伝達性に優れるため、このようなfmin ,fmax を満
たすものであれば、小さな面圧でも良好な接着を行え
る。fmin が2.0kgf・cmを超えると形状追従性
が不足し、fmin が1.0kgf・cmより小さいもの
では、fmax 10kgf・cm以上となり得ず圧力の均
一伝達性が劣るものとなる。fmix が10kgf・cm
未満では圧力の均一伝達性が十分でなく、fmax が25
kgf・cmを超えるとfmin が2.0kgf・cmを
超え、形状追従性が劣るものとなる。
は、キュラストメータfmin 1.0〜2.0kgf・c
mでfmax 10〜25kgf・cmのものを用いる。こ
のfmin が1.0〜2.0kgf・cmと小さいもので
あれば、形状追従性が良く、また、fmax が10〜25
kgf・cmと大きいものであれば熱プレスの圧力の均
一伝達性に優れるため、このようなfmin ,fmax を満
たすものであれば、小さな面圧でも良好な接着を行え
る。fmin が2.0kgf・cmを超えると形状追従性
が不足し、fmin が1.0kgf・cmより小さいもの
では、fmax 10kgf・cm以上となり得ず圧力の均
一伝達性が劣るものとなる。fmix が10kgf・cm
未満では圧力の均一伝達性が十分でなく、fmax が25
kgf・cmを超えるとfmin が2.0kgf・cmを
超え、形状追従性が劣るものとなる。
【0015】この面圧補正用未加硫ゴムシート6は、熱
プレスの少なくとも一方の熱板4の加圧面に相当する大
きさで配置するのが好ましく、また、その厚さは、面圧
の大きさや加硫ゴム部材1,2の大きさ等によっても異
なるが、通常の場合、1.0〜5.0mm程度であるこ
とが好ましい。
プレスの少なくとも一方の熱板4の加圧面に相当する大
きさで配置するのが好ましく、また、その厚さは、面圧
の大きさや加硫ゴム部材1,2の大きさ等によっても異
なるが、通常の場合、1.0〜5.0mm程度であるこ
とが好ましい。
【0016】この面圧補正用未加硫ゴムシート6は、接
着用の未加硫ゴムシート3よりも僅かに早く加硫硬化す
ることが好ましい。
着用の未加硫ゴムシート3よりも僅かに早く加硫硬化す
ることが好ましい。
【0017】上記キュラストメータを満たし、また接着
用の未加硫ゴムシート3よりも早期に加硫硬化する面圧
補正用未加硫ゴムシート6の処方としては、例えば、次
のような範囲のものが挙げられる。
用の未加硫ゴムシート3よりも早期に加硫硬化する面圧
補正用未加硫ゴムシート6の処方としては、例えば、次
のような範囲のものが挙げられる。
【0018】面圧補正用未加硫ゴム処方(PMR) 天然ゴム等のゴム:100 カーボンブラック:35〜50 ステアリン酸 :2 オイル :4 ZnO :3〜5 S :3〜4 促進剤 :3〜4 なお、図1では、面圧補正用未加硫ゴムシート6を一方
の熱板4側にのみ配置しているが、面圧補正用未加硫ゴ
ムシートは、熱板4,5の両方の側に各々1枚ずつ、計
2枚配置しても良い。
の熱板4側にのみ配置しているが、面圧補正用未加硫ゴ
ムシートは、熱板4,5の両方の側に各々1枚ずつ、計
2枚配置しても良い。
【0019】本発明においては、このような面圧補正用
未加硫ゴムシート6を用いることにより、加熱加圧によ
る加硫接着時の面圧を2〜10kgf/cm2 、好まし
くは5〜8kgf/cm2 の小さな面圧とすることがで
きる。
未加硫ゴムシート6を用いることにより、加熱加圧によ
る加硫接着時の面圧を2〜10kgf/cm2 、好まし
くは5〜8kgf/cm2 の小さな面圧とすることがで
きる。
【0020】なお、加熱温度は、用いる接着用未加硫ゴ
ムの処方等によっても異なるが通常の場合120〜16
0℃で、加熱加圧時間は40〜200分程度である。
ムの処方等によっても異なるが通常の場合120〜16
0℃で、加熱加圧時間は40〜200分程度である。
【0021】本発明の方法により接着する加硫ゴムのゴ
ム種には特に制限はなく、本発明は、天然ゴムの他、各
種合成ゴムの接着に有効に適用することができる。ま
た、接着用未加硫ゴムシートとしても特に制限はない
が、通常の場合、接着する加硫ゴムと同種のゴム種より
なる厚さ0.5〜2.0mm程度のものが用いられる。
ム種には特に制限はなく、本発明は、天然ゴムの他、各
種合成ゴムの接着に有効に適用することができる。ま
た、接着用未加硫ゴムシートとしても特に制限はない
が、通常の場合、接着する加硫ゴムと同種のゴム種より
なる厚さ0.5〜2.0mm程度のものが用いられる。
【0022】なお、本発明の方法においても、接着する
加硫ゴム部材1,2の被接着面には、常法に従って凹凸
付けを行うのが好ましい。
加硫ゴム部材1,2の被接着面には、常法に従って凹凸
付けを行うのが好ましい。
【0023】
【実施例】以下に実施例及び比較例を挙げて本発明をよ
り具体的に説明する。
り具体的に説明する。
【0024】実施例1 本発明に従って、図1に示すような形状の加硫ゴム部材
1,2の接着を行った。接着した加硫ゴム部材1,2及
び接着用未加硫ゴムシート3(厚さ1.0mm)の処方
は下記表1に示す通りである。この加硫接着に当り、一
方の加硫ゴム部材1と熱プレスの熱板4との間に下記表
1に示す処方で下記表2に示すキュラストメータの面圧
補正用未加硫ゴムシート(厚さ3.0mmで接着用未加
硫ゴムシートよりもはやく加硫硬化する。)6を介在さ
せて、120℃で表2に示す面圧で150分間加硫接着
を行った。
1,2の接着を行った。接着した加硫ゴム部材1,2及
び接着用未加硫ゴムシート3(厚さ1.0mm)の処方
は下記表1に示す通りである。この加硫接着に当り、一
方の加硫ゴム部材1と熱プレスの熱板4との間に下記表
1に示す処方で下記表2に示すキュラストメータの面圧
補正用未加硫ゴムシート(厚さ3.0mmで接着用未加
硫ゴムシートよりもはやく加硫硬化する。)6を介在さ
せて、120℃で表2に示す面圧で150分間加硫接着
を行った。
【0025】得られた接着サンプルについて接着部の剪
断強度と接着面の非接着面積割合を調べ、結果を表2に
示した。
断強度と接着面の非接着面積割合を調べ、結果を表2に
示した。
【0026】比較例1 実施例1において、面圧補正用未加硫ゴムを用いないこ
と以外は同様に行って、得られた接着サンプルの剪断強
度及び接着面の非接着面積割合を調べ、結果を表2に示
した。
と以外は同様に行って、得られた接着サンプルの剪断強
度及び接着面の非接着面積割合を調べ、結果を表2に示
した。
【0027】比較例2 比較例1において、加硫接着時の面圧を表2に示す値と
したこと以外は同様に行って、得られた接着サンプルの
剪断強度及び接着面の非接着面積割合を調べ、結果を表
2に示した。
したこと以外は同様に行って、得られた接着サンプルの
剪断強度及び接着面の非接着面積割合を調べ、結果を表
2に示した。
【0028】実施例2,3、比較例3,4 実施例1において、表1に示す処方で、表2に示すキュ
ラストメータの面圧補正用未加硫ゴムを用いたこと以外
は同様に行って、得られた接着サンプルの剪断強度及び
接着面の非接着面積割合を調べ、結果を表2に示した。
ラストメータの面圧補正用未加硫ゴムを用いたこと以外
は同様に行って、得られた接着サンプルの剪断強度及び
接着面の非接着面積割合を調べ、結果を表2に示した。
【0029】
【表1】
【0030】
【表2】
【0031】表2より、明らかなように本発明によれ
ば、小さな面圧で、加硫ゴム同士を強固に加硫接着する
ことができる。
ば、小さな面圧で、加硫ゴム同士を強固に加硫接着する
ことができる。
【0032】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明のゴムの接着
方法によれば、加硫ゴム同士の接着を、2〜10kgf
/cm2 というような小さな面圧で行えるため、大型又
は長尺の製品の加硫接着においても大規模な設備を必要
とせず、安価に製造することができる。
方法によれば、加硫ゴム同士の接着を、2〜10kgf
/cm2 というような小さな面圧で行えるため、大型又
は長尺の製品の加硫接着においても大規模な設備を必要
とせず、安価に製造することができる。
【図1】本発明のゴムの接着方法の実施の形態を示す模
式的な断面図である。
式的な断面図である。
1,2 加硫ゴム部材 3 接着用未加硫ゴムシート 6 面圧補正用未加硫ゴムシート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29K 105:24 B29L 9:00
Claims (3)
- 【請求項1】 加硫ゴム同士の間に接着用未加硫ゴムを
介在させて、熱プレスで加熱加圧することにより、該加
硫ゴム同士を接着する方法において、該加硫ゴムと熱プ
レスの熱板との間に、キュラストメータfmin :1.0
〜2.0kgf・cmでfmax :10〜25kgf・c
mの面圧補正用未加硫ゴムを介在させて加熱加圧するこ
とを特徴とするゴムの接着方法。 - 【請求項2】 請求項1の方法において、2〜10kg
f/cm2 の面圧で加圧することを特徴とするゴムの接
着方法。 - 【請求項3】 請求項1又は2の方法において、面圧補
正用未加硫ゴムは、接着用未加硫ゴムより先に加硫硬化
することを特徴とするゴムの接着方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20143597A JP3928220B2 (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | ゴムの接着方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20143597A JP3928220B2 (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | ゴムの接着方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1142711A true JPH1142711A (ja) | 1999-02-16 |
JP3928220B2 JP3928220B2 (ja) | 2007-06-13 |
Family
ID=16441049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20143597A Expired - Fee Related JP3928220B2 (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | ゴムの接着方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3928220B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010120378A (ja) * | 2008-10-23 | 2010-06-03 | Kureha Elastomer Co Ltd | 加硫ゴムシートおよび複合加硫ゴムシート並びにこれらの製造方法 |
CN101987492A (zh) * | 2010-11-12 | 2011-03-23 | 宁国市海天力工业发展有限公司 | 汽车制动气室橡胶隔膜二次硫化循环成型装置 |
CN103374303A (zh) * | 2012-04-28 | 2013-10-30 | 东莞优邦材料科技有限公司 | 一种发热元件与散热器固接的制备方法 |
-
1997
- 1997-07-28 JP JP20143597A patent/JP3928220B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010120378A (ja) * | 2008-10-23 | 2010-06-03 | Kureha Elastomer Co Ltd | 加硫ゴムシートおよび複合加硫ゴムシート並びにこれらの製造方法 |
CN101987492A (zh) * | 2010-11-12 | 2011-03-23 | 宁国市海天力工业发展有限公司 | 汽车制动气室橡胶隔膜二次硫化循环成型装置 |
CN103374303A (zh) * | 2012-04-28 | 2013-10-30 | 东莞优邦材料科技有限公司 | 一种发热元件与散热器固接的制备方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3928220B2 (ja) | 2007-06-13 |
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