JPH0485431A - 止水板の接合方法および装置 - Google Patents
止水板の接合方法および装置Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
め埋入設置して水の侵入を防止する止水板の接合方法お
よび装置に関する。
する焼付接合法が広く用いられている。
において斜めに切断し、各接合端面にパフ掛けまたはグ
ラインダ掛等の表面処理を施した後、接合端面にゴム糊
を塗布し5〜10分間乾燥させる。次いで未加硫ゴムか
らなるシートを各接合端面を覆うようにしてそれぞれ貼
付けた後節7図に示すようなヒーター金型aを使用して
2枚の止水板を焼付接合する。すなわち、このヒーター
金型aは上下の金型す、cの上下にヒーターd、eを重
ね合せた構造のもので、接合すべき止水板f。
ようにして止水板f、gを上下の金型す。
しながら140℃で15〜25分間加熱することにより
各未加硫ゴムシートを加硫し、相互に焼付接合するもの
である。
おり、パフ掛は等の表面処理工程、接合端面へのゴム糊
塗布工程、未加硫ゴムシート貼付工程、ヒーター金型に
よるプレス加硫工程等多工程にわたり操作が繁雑なため
に接合作業に熟練を要し、また接合完成までに時間がか
かる。特に工事現場で止水板の接合を行う場合は工事現
場専用のヒーター金型を使用する必要があるが、この金
型は重く運搬が大変であり、またその操作は特に複雑で
熟練を要するため専門の技術者でなければ接合作業を行
うことができない、という問題点があった。
なされたものであって、従来のように重く操作が複雑な
ヒーター金型を使わずに、熟練を要することなく簡単に
かつ短時間で接合作業を行うことかできる止水板の接合
方法および装置を提供しようとするものである。
べき2枚の止水板の対向する両端面間に柔軟性を有する
材料からなるシートを配置し、各端面に瞬間接着剤を塗
布した後各端面を該シートに圧着させることを特徴とす
る。
合すべき一方の止水板を挾持する上下1対の固定型と、
接合すべき他方の止水板を挾持する上下1対のスライド
型と、該スライド型を該固定型に対し接近離間せしめる
スライド型駆動機構とを備えることを特徴とする。
に柔軟性を有する材料からなるシートを配置し、各端面
に瞬間接着剤を塗布した後各端面を該シートに圧着させ
ることにより、シートは各端面の微細な凹凸部になしん
だ形状に変形し、各端面と対向する各シート面との間に
密接で強固な接合が得られ、したがって接合すべき2枚
の止水板の間に良好な接合が得られる。従来瞬間接着剤
によりゴムの端面どうじを直接接合する方法は自動車工
業やヒユーム管のバッキング等において一般的に行われ
ているが、いずれの場合もゴムの接合断面が小さく、接
合面が合わせ易い場合に限られている。ゴム止水板の場
合は接合断面が大きく、微細な凹凸が存在し、また切断
面が不均一なため接合すべき両端面がぴったり合わず、
隙間が生じる結果接着面が部分的となり実用的な接合が
得られない。本発明においては柔軟なシートを介して止
水板の両端面を接合することにより始めて瞬間接着剤に
よるゴム止水板の接合が可能となった。
板を上下1対の固定型間に挾持し、他方の止水板を上下
1対のスライド型間に挾持し、スライド型駆動機構を動
作させてスライド型を固定型から離間させた状態で止水
板の対向する端面間に柔軟性を有する材料からなるシー
トを配置し、各端面に瞬間接着剤を塗布した後、スライ
ド部駆動機構を動作させてスライド型を固定型に対して
接近する方向に移動させることにより、止水板の各端面
をシートに圧着させる。
。
スライド木型駆動機構の一部を省略して示す斜視図、第
2図は同実施例の正面図、第4図はスライド木型側から
見た側面図である。
1対のスライド木型3と、このスライド木型3を固定木
型2に対し接近、離間させるためのスライド木型駆動機
構4(第2図、第4図)を備えている。
下型2bにヒンジ結合されており下型2bに対して開閉
できるようになっている。また下型2bは台座14にビ
ス止め等適宜の方法により固定されている。下型2bの
スライド木型3側の端部は上型2aの端縁よりもスライ
ド木型3側に突出して、後述のシートに対する各止水板
端面の圧着作業を行うための作業面2Cを形成している
。
べきゴム止水板5の形状に合致する形状に成形されてい
る。また下型2bにはゴム止水板5の接合端部を切断し
て接合面を形成するためのスリット6がゴム止水板5の
幅方向に形成されている。
対して開閉できるようになっている。また下型3bの下
面には台座14のスライド部14Hに形成された凸条6
,6に嵌合する溝7,7(第4図)が形成されており、
スライド木型3は台座4のスライド部4a上を固定木型
2に対し接近または離間する方向に摺動することができ
る。スライド木型3の上型3aの下面および下型3bの
上面はそれぞれ接合すべきゴム止水板5の形状に合致す
る形状に成形されている。
るには、第5図に示すような「コ」の字形の固定金具1
1て各木型の開放側部を挾み込むようにして固定しても
よいし、ハソクル等の金具を各上型、下型に取付けてお
いてもよい。
ド木型駆動杆8の両側部8a、8aか枢着されており、
駆動杆8の水平部8bにはハンドル8Cが溶接されてい
る。駆動杆8の各側部8aの中間に固設されたビン9に
は一端部をスライド木型3の下型3bに枢着された従動
杆10の他端部に形成された係止用凹部10aが係合し
ている。
る。
いて説明する。
止水板5の接合端部を順次固定木型2の下型2bのスリ
ット6に跨るように載置し、固定木型2を閉して固定し
た後このスリット6に沿って止水板5をナイフ等で切断
しててきるたけ接合し易い端面に形成する。
木型3を固定木型2から離間した状態で、ゴム止水板5
.5を第1図に示すように固定木型2の下型2bに設け
られた作業面2C上に相互に間隔を置いて配置した後各
木型2,3を閉じて固定する。次いで第3図(a)に示
すように、柔軟性を有し比較的強度があり、かつ止水性
を有する材料からなりかつゴム止水板5と同一の断面形
状を有するシート12を対向するゴム止水板5,5の間
に配置する。シート12としてはたとえばNR系軟質ゴ
ムで硬さ44〜468s、引張り強さ180 kg/
cd〜210 kg/ +4、伸び640%〜670%
程度のもの、またはCR系の自然加硫ゴムで硬さ25〜
35Hs(加硫後約60Hs)、引張り強さ(加硫後)
100kg/cd、伸び600%(加硫後約350%
)程度のものが好適である。
した後すみやかに、または瞬間接着剤を接合端面に滴下
しながら、スライド木型駆動杆8のハンドル8cを第2
図中矢印A方向に押動することによりスライド型本型3
を固定木型2に接近する方向に駆動し、第3図(b)に
示すようにゴム止水板5,5の各接合端面をシート12
の各対向面に圧着させる。圧着時間は10秒ないし30
秒で充分である。
たゴム止水板5,5を取外し、接着面をチエツクし、接
着不良の箇所には接着剤を流し込んで接着を完成する。
となることを防止するため、第6図に示すように、プル
チゴムシート、加硫ゴムシート、自然加硫ゴムシートま
たはゴム系塗料等からなる保護シート13を接合部の周
囲に貼付けることが好ましい。
定木型2の下型2bに設けているが、スリット6はスラ
イド木型3の下型3bに設けてもょい。またスライド木
型駆動機構は上記実施例のものに限らず、スライド木型
を固定木型に対し接近、離間させうるちのであれば他の
機構、でもよい。
してそれぞれ木型を用いているが、固定型、スライド型
の双方またはいずれか一方をプラスチック等地の比較的
に軽量の材料で形成してもよい。
バルブ型の止水板を接合する場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、他の型□の上水板の接合にも適用
することができる。また素材としても塩ビ止水板等合成
樹脂系の・上水板にも適用できる。
の対向する両端面間に柔軟性を有する材料からなるシー
トを配置し、各端面に瞬間接着剤を塗布した後各端・面
を該シートに圧着させることにより、シートは各端面の
微細な凹凸部になじんだ形状に変形し、各端面と対向す
る各シート面との間に密接で強固な接合か得られ、した
かって接合すべき2枚の、止水板の間に良好な接合状態
か得ら、れる。本発明によれば、従来の焼付接合法のよ
うに運搬が困難で操作に熟練を要するヒーター金型か不
要となり、操作か簡単でかつ軽量な木型等の装置を使用
することができるので、装置の運搬が容易となり、かつ
熟練した技術者も不要となる。
けるパフ掛は等の表面処理工程および未加硫ゴムシート
の貼付工程は不要となり処理工程が簡素化される。また
、本発明の方法によれば、瞬間接着剤を使用することに
より、従来の焼付接合法のようにゴム糊の乾燥工程(5
〜10分間)、ヒーター金型による加熱加圧工程(15
〜25分間)のような時間のかかる工程がまったくない
ので、作業時間・を大幅に短縮することができる。
単で軽量な構造により、上記方法を実施することができ
る。
またはスライド型のいずれかに止水板を切断するための
スリットを形成したので、止水板の接合端面を接合し易
い端面に形成するために、他の装置を用いることなく容
易に切断することができる。
示す斜視図、第2図は同実施例の正面図、第3図は止水
板の接合状態を説明するための斜視図、第4図は上記実
施例のスライド木型側から見た側面図、第5図は同実施
例の木型を固定するための金具の1例を示す斜視図、第
6図は接合した止水板の接合部に保護シートを貼付けた
状態を示す斜視図、第7図は従来の方法に用いられるヒ
ーター金型を示す斜視図である。 1・・・接合装置 2・・・固定型、3・・・スライド
型、8・・・スライド型駆動機構、12・・・柔軟性を
有する材料からなるシート 第2図 第5図 第3図 第 6図 ノ 第4図 第7図 手続補正書 7゜ 補正の内容 平成2年9月13日 明細書第7頁第15行の 「凸条6 6」 を「凸条15 5J に訂正する。 図面の第1図を別紙のとおりに訂正する。 事件の表示 以 上 平成 年 特 許 願 第198756号 発明の名称 止水板の接合方法および装置 補正をする者 事件との関係
Claims (3)
- (1)接合すべき2枚の止水板の対向する両端面間に柔
軟性を有する材料からなるシートを配置し、各端面に瞬
間接着剤を塗布した後各端面を該シートに圧着させるこ
とを特徴とする止水板の接合方法。 - (2)接合すべき一方の止水板を挾持する上下1対の固
定型と、接合すべき他方の止水板を挾持する上下1対の
スライド型と、該スライド型を該固定型に対し接近離間
せしめるスライド型駆動機構とを備えることを特徴とす
る止水板の接合装置。 - (3)該固定型または該スライド型の下型に止水板を切
断するためのスリットを形成した請求項(2)記載の止
水板接合装置。
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CN110205988A (zh) * | 2019-06-25 | 2019-09-06 | 广东省水利水电第三工程局有限公司 | 一种与新旧出水箱涵连接的双重止水系统及其施工工艺 |
JP2020193536A (ja) * | 2019-05-30 | 2020-12-03 | 鹿島建設株式会社 | 止水板接続補助具、及び、止水板接続方法 |
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-
1990
- 1990-07-26 JP JP19875690A patent/JPH0726443B2/ja not_active Expired - Fee Related
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