JPH0713488A - 熱可逆性情報表示ラベル - Google Patents
熱可逆性情報表示ラベルInfo
- Publication number
- JPH0713488A JPH0713488A JP17210093A JP17210093A JPH0713488A JP H0713488 A JPH0713488 A JP H0713488A JP 17210093 A JP17210093 A JP 17210093A JP 17210093 A JP17210093 A JP 17210093A JP H0713488 A JPH0713488 A JP H0713488A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- information display
- label
- thermoreversible
- adhesive layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】完全に平滑でなく多少凹凸のある表面に貼付け
て使用した場合であつても、表面凹凸の影響を受けずに
サーマルプリント方式にて欠けのない完全な印字が可能
であり、表示内容を消去する場合においても、完全に消
去が可能である熱可逆性情報表示ラベルを提供する。 【構成】被貼着面の凹凸をクツシヨン層により吸収でき
るように、保護層と熱可逆性記録層と蒸着層とポリエチ
レンテレフタレート層と接着剤層とクツシヨン層と粘着
剤層15を積層した熱可逆性情報表示ラベルである。
て使用した場合であつても、表面凹凸の影響を受けずに
サーマルプリント方式にて欠けのない完全な印字が可能
であり、表示内容を消去する場合においても、完全に消
去が可能である熱可逆性情報表示ラベルを提供する。 【構成】被貼着面の凹凸をクツシヨン層により吸収でき
るように、保護層と熱可逆性記録層と蒸着層とポリエチ
レンテレフタレート層と接着剤層とクツシヨン層と粘着
剤層15を積層した熱可逆性情報表示ラベルである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカード等に使用する熱に
より書換え可能な熱可逆性記録層を備えた粘着ラベルに
関する。
より書換え可能な熱可逆性記録層を備えた粘着ラベルに
関する。
【0002】
【従来の技術】最近、現金の代わりとして使用され、所
定の金額分を使い切るまで使用できるプリペイドカード
がテレフオンカード、オレンジカード、パチンコカード
等として広く使用されている。パチンコ店で使用する景
品交換用のカードには日付、玉数、景品数、残数等の情
報を目視可能に表示するために熱可逆性記録層をその一
部分に設けたカードが使用されている。
定の金額分を使い切るまで使用できるプリペイドカード
がテレフオンカード、オレンジカード、パチンコカード
等として広く使用されている。パチンコ店で使用する景
品交換用のカードには日付、玉数、景品数、残数等の情
報を目視可能に表示するために熱可逆性記録層をその一
部分に設けたカードが使用されている。
【0003】パチンコ店の景品交換用カード等のよう
に、その一部分に熱可逆性記録層を備えたカードにおい
ては、図1に示すような、表面から保護層、熱可逆性記
録層、蒸着層、ポリエチレンテレフタレート層、粘着剤
層が順に積層された構成からなる熱可逆性情報表示ラベ
ルをカード表面に貼付ける方法により製造されるのが普
通である。ポリエチレンテレフタレートシートからなる
一般のプリペイドカードにおいては、熱可逆性情報表示
ラベルを貼り付ける被貼着面が平滑であるので、貼付け
られた熱可逆性情報表示ラベルにサーマルプリント方式
にて印字して情報を表示する場合には特に問題はない。
に、その一部分に熱可逆性記録層を備えたカードにおい
ては、図1に示すような、表面から保護層、熱可逆性記
録層、蒸着層、ポリエチレンテレフタレート層、粘着剤
層が順に積層された構成からなる熱可逆性情報表示ラベ
ルをカード表面に貼付ける方法により製造されるのが普
通である。ポリエチレンテレフタレートシートからなる
一般のプリペイドカードにおいては、熱可逆性情報表示
ラベルを貼り付ける被貼着面が平滑であるので、貼付け
られた熱可逆性情報表示ラベルにサーマルプリント方式
にて印字して情報を表示する場合には特に問題はない。
【0004】しかし、例えば、スキーリフトの非接触式
自動改札システム等に使用するIDカードにおいては、
非接触で検知するためにカード内部にコイルとICを内
蔵する必要があり、プラスチツク成形品からなるカード
が使用される。スキーリフトは電車等の乗物と同じ扱い
となり上記IDカードは乗物の切符とみなされるために
券種、金額、日付等の所定事項を必ず表示することが必
要になる。そこで、上記IDカードにおいてもパチンコ
店の景品交換用カードのように、熱可逆性情報表示ラベ
ルを貼付けて使用するのが便利である。しかしながら、
プラスチツク成形品からなる上記IDカードの場合に
は、プラスチツク成形時に発生するひけ等により成形品
表面が凹凸状をなしており、ポリエチレンテレフタレー
トシートからなるプリペイドカードの表面のように平滑
ではない。プラスチツク成形品からなる凹凸を有する表
面に、図1に示す構成の熱可逆性情報表示ラベルを貼付
けサーマルプリント方式にて印字すると、表面の凹凸の
ためにサーマルヘツドの圧力が均一にかからず文字欠け
等の印字不良が発生するという欠点があつた。
自動改札システム等に使用するIDカードにおいては、
非接触で検知するためにカード内部にコイルとICを内
蔵する必要があり、プラスチツク成形品からなるカード
が使用される。スキーリフトは電車等の乗物と同じ扱い
となり上記IDカードは乗物の切符とみなされるために
券種、金額、日付等の所定事項を必ず表示することが必
要になる。そこで、上記IDカードにおいてもパチンコ
店の景品交換用カードのように、熱可逆性情報表示ラベ
ルを貼付けて使用するのが便利である。しかしながら、
プラスチツク成形品からなる上記IDカードの場合に
は、プラスチツク成形時に発生するひけ等により成形品
表面が凹凸状をなしており、ポリエチレンテレフタレー
トシートからなるプリペイドカードの表面のように平滑
ではない。プラスチツク成形品からなる凹凸を有する表
面に、図1に示す構成の熱可逆性情報表示ラベルを貼付
けサーマルプリント方式にて印字すると、表面の凹凸の
ためにサーマルヘツドの圧力が均一にかからず文字欠け
等の印字不良が発生するという欠点があつた。
【0005】また、上記IDカードを繰り返し使用する
ために、IDカードに貼付けられた熱可逆性情報表示ラ
ベルの表示内容を毎日書き換える必要があり、その都度
書き込まれている表示内容を消去することが必要にな
る。熱可逆性記録層の表示内容を消去するには、印字・
消去機に備えられている熱ロールにより熱可逆性記録層
全面を加熱して行われるが、表面が平滑でなく凹凸があ
ると消去機の熱ロールが熱可逆性記録層表面を均一加圧
できないために、表示内容を完全に消去しきれず凹部の
箇所にある表示が一部消去されずに残るという欠点もあ
つた。
ために、IDカードに貼付けられた熱可逆性情報表示ラ
ベルの表示内容を毎日書き換える必要があり、その都度
書き込まれている表示内容を消去することが必要にな
る。熱可逆性記録層の表示内容を消去するには、印字・
消去機に備えられている熱ロールにより熱可逆性記録層
全面を加熱して行われるが、表面が平滑でなく凹凸があ
ると消去機の熱ロールが熱可逆性記録層表面を均一加圧
できないために、表示内容を完全に消去しきれず凹部の
箇所にある表示が一部消去されずに残るという欠点もあ
つた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来の熱可逆性情報表示ラベルの欠点を改良して、完全
に平滑でなく多少凹凸のある被貼着面に熱可逆性情報表
示ラベルを貼付けて使用した場合であつても、被貼着面
の凹凸の影響を受けずにサーマルプリント方式にて欠け
のない完全な印字が可能であると共に、熱可逆性記録層
の表示を書換えのために表示内容を消去機にて消去する
に際しても、消去できない箇所が残らずに完全に消去が
可能である熱可逆性情報表示ラベルを提供することであ
る。
従来の熱可逆性情報表示ラベルの欠点を改良して、完全
に平滑でなく多少凹凸のある被貼着面に熱可逆性情報表
示ラベルを貼付けて使用した場合であつても、被貼着面
の凹凸の影響を受けずにサーマルプリント方式にて欠け
のない完全な印字が可能であると共に、熱可逆性記録層
の表示を書換えのために表示内容を消去機にて消去する
に際しても、消去できない箇所が残らずに完全に消去が
可能である熱可逆性情報表示ラベルを提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】保護層、熱可逆性記録
層、蒸着層、ポリエチレンテレフタレート層、接着剤
層、クツシヨン層、粘着剤層を順に積層した構成からな
ることを特徴とする熱可逆性情報表示ラベルである。
層、蒸着層、ポリエチレンテレフタレート層、接着剤
層、クツシヨン層、粘着剤層を順に積層した構成からな
ることを特徴とする熱可逆性情報表示ラベルである。
【0007】
【作用】熱可逆性情報表示ラベルを構成するポリエチレ
ンテレフタレート層の下側に、微細な気泡、ボイド等を
内蔵したフイルム等からなるクツシヨン層を積層するこ
とにより、多少凹凸のある被貼着面に貼着して使用する
場合においても、印字する場合のサーマルヘツドの熱圧
を均一に当たるようにすると共に、熱ロールにより加熱
して印字部を消去する場合においても均一に熱圧がかか
るように、被貼着表面の凹凸をクツシヨン層にて吸収す
ることにより均一な印字を可能にすると共に印字部の完
全な消去を可能にする。
ンテレフタレート層の下側に、微細な気泡、ボイド等を
内蔵したフイルム等からなるクツシヨン層を積層するこ
とにより、多少凹凸のある被貼着面に貼着して使用する
場合においても、印字する場合のサーマルヘツドの熱圧
を均一に当たるようにすると共に、熱ロールにより加熱
して印字部を消去する場合においても均一に熱圧がかか
るように、被貼着表面の凹凸をクツシヨン層にて吸収す
ることにより均一な印字を可能にすると共に印字部の完
全な消去を可能にする。
【0008】
【実施例】以下、図面を引用して本発明を説明する。図
1は従来の熱可逆性情報表示ラベルの積層構成を示す断
面図、図2は本発明の熱可逆性情報表示ラベルの積層構
成を示す断面図、図3はIDカードに貼着した本発明の
熱可逆性情報表示ラベルにサーマルプリント方式により
印字した状態を示す斜視図であつて、1は熱可逆性情報
表示ラベル、2はIDカード、3は表示内容、11は保護
層、12は熱可逆性記録層、13は蒸着層、14はポリエチレ
ンテレフタレート層、15は粘着剤層、16は接着剤層、17
はクツシヨン層を示す。
1は従来の熱可逆性情報表示ラベルの積層構成を示す断
面図、図2は本発明の熱可逆性情報表示ラベルの積層構
成を示す断面図、図3はIDカードに貼着した本発明の
熱可逆性情報表示ラベルにサーマルプリント方式により
印字した状態を示す斜視図であつて、1は熱可逆性情報
表示ラベル、2はIDカード、3は表示内容、11は保護
層、12は熱可逆性記録層、13は蒸着層、14はポリエチレ
ンテレフタレート層、15は粘着剤層、16は接着剤層、17
はクツシヨン層を示す。
【0009】本発明の熱可逆性情報表示ラベル1の構成
は図2に示すように、表面から順に保護層11、熱可逆性
記録層12、蒸着層13、ポリエチレンテレフタレート層1
4、接着剤層16、クツシヨン層17、粘着剤層15を積層し
た構成からなつている。熱可逆性情報表示ラベル1の基
材となるポリエチレンテレフタレート層14と粘着剤層15
との間にクツシヨン層17を積層して介在させることによ
つて、凹凸のある表面に貼着して使用する場合において
も、サーマルヘツドでの印字に際し圧ムラによる印字欠
けが出ないように構成したものである。
は図2に示すように、表面から順に保護層11、熱可逆性
記録層12、蒸着層13、ポリエチレンテレフタレート層1
4、接着剤層16、クツシヨン層17、粘着剤層15を積層し
た構成からなつている。熱可逆性情報表示ラベル1の基
材となるポリエチレンテレフタレート層14と粘着剤層15
との間にクツシヨン層17を積層して介在させることによ
つて、凹凸のある表面に貼着して使用する場合において
も、サーマルヘツドでの印字に際し圧ムラによる印字欠
けが出ないように構成したものである。
【0010】熱可逆性情報表示ラベル1にて使用するク
ツシヨン層17としては、ミクロなボイド(空隙)を持つ
プラスチツクフイルムないしは低発泡のプラスチツクフ
イルムが適している。ポリエチレン、ポリプロピレン等
からなり層内にミクロボイドを有する2軸延伸フイルム
成形法にて製造される合成紙、層内にミクロボイドを有
するポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン
系樹脂、ポリエステル系樹脂からなるフイルムが適して
いる。クツシヨン層17の厚さに厚い方が効果的である
が、熱可逆性情報表示ラベル1の全厚との兼ね合いで決
めることが必要であるが、50〜150ミクロンの厚さ
の上記フイルムが適当である。
ツシヨン層17としては、ミクロなボイド(空隙)を持つ
プラスチツクフイルムないしは低発泡のプラスチツクフ
イルムが適している。ポリエチレン、ポリプロピレン等
からなり層内にミクロボイドを有する2軸延伸フイルム
成形法にて製造される合成紙、層内にミクロボイドを有
するポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン
系樹脂、ポリエステル系樹脂からなるフイルムが適して
いる。クツシヨン層17の厚さに厚い方が効果的である
が、熱可逆性情報表示ラベル1の全厚との兼ね合いで決
めることが必要であるが、50〜150ミクロンの厚さ
の上記フイルムが適当である。
【0011】熱可逆性記録層12を構成する組成物として
は、有機低分子物質と樹脂とからなり加熱により透明状
態と白濁状態が可逆的に変化し常温でその2形態を維持
できるものが使用される。有機低分子物質の粒子の結晶
状態が比較的大きい単結晶の場合には粒子中を入射光が
散乱されることなく透過し透明状態として視認され、粒
子が単結晶から多結晶へと移行されると粒子中への入射
光が結晶の界面で屈折し散乱され白濁状態として視認さ
れる。熱可逆性記録層12に例えばサーマルプリント方式
により120℃の温度で印字されると印字部は白濁状態
となり、背景の蒸着層13とのコントラストにより鮮明に
可視表示される。印字された表示を消去する場合には9
0〜100℃に加熱されたロールを通すことにより、白
濁部分は透明化される性質のものである。
は、有機低分子物質と樹脂とからなり加熱により透明状
態と白濁状態が可逆的に変化し常温でその2形態を維持
できるものが使用される。有機低分子物質の粒子の結晶
状態が比較的大きい単結晶の場合には粒子中を入射光が
散乱されることなく透過し透明状態として視認され、粒
子が単結晶から多結晶へと移行されると粒子中への入射
光が結晶の界面で屈折し散乱され白濁状態として視認さ
れる。熱可逆性記録層12に例えばサーマルプリント方式
により120℃の温度で印字されると印字部は白濁状態
となり、背景の蒸着層13とのコントラストにより鮮明に
可視表示される。印字された表示を消去する場合には9
0〜100℃に加熱されたロールを通すことにより、白
濁部分は透明化される性質のものである。
【0012】上記組成物からなる層をポリエチレンテレ
フタレートフイルム層14の蒸着層13面に塗布して熱可逆
性記録層12を形成する。上記の熱可逆性記録層12を構成
する組成物は、通常溶液中に樹脂と有機低分子物質を溶
解した溶液を蒸着層13面に塗布し乾燥することにより得
られる。必要により蒸着層13面にアンカーコートを行っ
てもよい。
フタレートフイルム層14の蒸着層13面に塗布して熱可逆
性記録層12を形成する。上記の熱可逆性記録層12を構成
する組成物は、通常溶液中に樹脂と有機低分子物質を溶
解した溶液を蒸着層13面に塗布し乾燥することにより得
られる。必要により蒸着層13面にアンカーコートを行っ
てもよい。
【0013】保護層11は熱可逆性記録層12が物理的に損
傷するのを防ぐのが目的であり、耐磨耗性、耐熱性に優
れた皮膜を形成することが必要である。サーマルヘツド
からの熱の伝達を阻害しない程度に薄いものが好まし
い。保護層11に使用する樹脂としては耐熱性のある熱可
塑性樹脂、ウレタン系樹脂、アクリル系樹脂等の熱硬化
性樹脂、紫外線硬化性樹脂等が使用できる。
傷するのを防ぐのが目的であり、耐磨耗性、耐熱性に優
れた皮膜を形成することが必要である。サーマルヘツド
からの熱の伝達を阻害しない程度に薄いものが好まし
い。保護層11に使用する樹脂としては耐熱性のある熱可
塑性樹脂、ウレタン系樹脂、アクリル系樹脂等の熱硬化
性樹脂、紫外線硬化性樹脂等が使用できる。
【0014】ポリエチレンテレフタレート層14は、該層
の一方の面にアルミ蒸着からなる蒸着層13、熱可逆性記
録層12、保護層11を設けるための加工工程における基材
フイルムとなるので、その厚さは25〜100ミクロン
が適当である。感熱リライトラベル1の全厚さは上記ポ
リエチレンテレフタレート層14の他方の面に積層される
クツシヨン層16の厚さが加算されるので、熱可逆性情報
表示ラベル1の全厚が100〜300ミクロンに設定す
る場合には、ポリエチレンテレフタレート層14の厚さは
25〜100ミクロンでクツシヨン層17の厚さが50〜
150ミクロンに設定するのがよい。
の一方の面にアルミ蒸着からなる蒸着層13、熱可逆性記
録層12、保護層11を設けるための加工工程における基材
フイルムとなるので、その厚さは25〜100ミクロン
が適当である。感熱リライトラベル1の全厚さは上記ポ
リエチレンテレフタレート層14の他方の面に積層される
クツシヨン層16の厚さが加算されるので、熱可逆性情報
表示ラベル1の全厚が100〜300ミクロンに設定す
る場合には、ポリエチレンテレフタレート層14の厚さは
25〜100ミクロンでクツシヨン層17の厚さが50〜
150ミクロンに設定するのがよい。
【0015】製造方法としては、ポリエチレンテレフタ
レートフイルムからなるポリエチレンテレフタレート層
14の片面にアルミ蒸着からなる蒸着層13を設け、蒸着層
13面に熱可逆性記録層12を設けその上に保護層11を設
け、ポリエチレンテレフタレート層14の蒸着層13と反対
面に、微細ボイドを有するポリオレフインフイルムから
なるクツシヨン層17面をウレタン系等の接着剤層16によ
り積層する。ないしは、蒸着層13を設けたポリエチレン
テレフタレート層14の蒸着層13と反対面とクツシヨン層
17を先に接着層16により積層しておき、その後蒸着層13
面に熱可逆性記録層12を設けその上に保護層11を設ける
ようにしてもよい。上記積層体のクツシヨン層17面に粘
着加工して粘着剤層15を設ける。
レートフイルムからなるポリエチレンテレフタレート層
14の片面にアルミ蒸着からなる蒸着層13を設け、蒸着層
13面に熱可逆性記録層12を設けその上に保護層11を設
け、ポリエチレンテレフタレート層14の蒸着層13と反対
面に、微細ボイドを有するポリオレフインフイルムから
なるクツシヨン層17面をウレタン系等の接着剤層16によ
り積層する。ないしは、蒸着層13を設けたポリエチレン
テレフタレート層14の蒸着層13と反対面とクツシヨン層
17を先に接着層16により積層しておき、その後蒸着層13
面に熱可逆性記録層12を設けその上に保護層11を設ける
ようにしてもよい。上記積層体のクツシヨン層17面に粘
着加工して粘着剤層15を設ける。
【0016】熱可逆性情報表示ラベル1の形状は、熱可
逆性情報表示ラベル1の粘着剤層15面に離型紙を積層し
て所定の寸法に裁断したもの、ないしは大きい離型紙面
に感熱リライトラベル1をアイランド状に等間隔をおい
て載置した形状のもののいずれでもよいが、使用する際
の作業性からすると後者の方が優れている。
逆性情報表示ラベル1の粘着剤層15面に離型紙を積層し
て所定の寸法に裁断したもの、ないしは大きい離型紙面
に感熱リライトラベル1をアイランド状に等間隔をおい
て載置した形状のもののいずれでもよいが、使用する際
の作業性からすると後者の方が優れている。
【0017】
【発明の効果】熱可逆性情報表示ラベルの構成を、表面
から保護層、熱可逆性記録層、蒸着層、ポリエチレンテ
レフタレート層、接着剤層、クツシヨン層、粘着剤層を
順に積層した構成とし、微細ボイドを内蔵したプラスチ
ツクフイルム等をクツシヨン層として使用することによ
り、多少凹凸のある被貼着面に貼付けて使用した場合に
おいても、被貼着面の凹凸の影響を受けずにサーマルプ
リント方式にて欠けのない完全な印字が可能であると共
に、印字部を消去するに際しても、消去できない箇所が
残らず、完全消去が可能な熱可逆性情報表示ラベルを提
供する。
から保護層、熱可逆性記録層、蒸着層、ポリエチレンテ
レフタレート層、接着剤層、クツシヨン層、粘着剤層を
順に積層した構成とし、微細ボイドを内蔵したプラスチ
ツクフイルム等をクツシヨン層として使用することによ
り、多少凹凸のある被貼着面に貼付けて使用した場合に
おいても、被貼着面の凹凸の影響を受けずにサーマルプ
リント方式にて欠けのない完全な印字が可能であると共
に、印字部を消去するに際しても、消去できない箇所が
残らず、完全消去が可能な熱可逆性情報表示ラベルを提
供する。
【図1】従来の熱可逆性情報表示ラベルの積層構成を示
す断面図。
す断面図。
【図2】本発明の熱可逆性情報表示ラベルの積層構成を
示す断面図。
示す断面図。
【図3】IDカードに貼着した本発明の熱可逆性情報表
示ラベルにサーマルプリント方式により印字した状態を
示す斜視図。
示ラベルにサーマルプリント方式により印字した状態を
示す斜視図。
1 熱可逆性情報表示ラベル 2 IDカード 3 表示内容 11 保護層 12 熱可逆性記録層 13 蒸着層 14 ポリエチレンテレフタレート層 15 粘着剤層 16 接着剤層 17 クツシヨン層
Claims (1)
- 【請求項1】 保護層、熱可逆性記録層、蒸着層、ポリ
エチレンテレフタレート層、接着剤層、クツシヨン層、
粘着剤層を順に積層した構成からなることを特徴とする
熱可逆性情報表示ラベル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17210093A JPH0713488A (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 熱可逆性情報表示ラベル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17210093A JPH0713488A (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 熱可逆性情報表示ラベル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0713488A true JPH0713488A (ja) | 1995-01-17 |
Family
ID=15935546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17210093A Pending JPH0713488A (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 熱可逆性情報表示ラベル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0713488A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002132155A (ja) * | 2000-10-26 | 2002-05-09 | Dainippon Printing Co Ltd | 情報記録体製造用ラベルおよび転写シート、並びに情報記録体 |
-
1993
- 1993-06-21 JP JP17210093A patent/JPH0713488A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002132155A (ja) * | 2000-10-26 | 2002-05-09 | Dainippon Printing Co Ltd | 情報記録体製造用ラベルおよび転写シート、並びに情報記録体 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20021119 |