JPH0713341Y2 - スピーカの取付構造 - Google Patents

スピーカの取付構造

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JPH0713341Y2
JPH0713341Y2 JP2586792U JP2586792U JPH0713341Y2 JP H0713341 Y2 JPH0713341 Y2 JP H0713341Y2 JP 2586792 U JP2586792 U JP 2586792U JP 2586792 U JP2586792 U JP 2586792U JP H0713341 Y2 JPH0713341 Y2 JP H0713341Y2
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flange
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慎一郎 西村
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、天井板や壁板等にスピ
ーカを埋込む埋込型スピーカの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のスピーカの従来例は、図14に
示すように、スピーカキャビネット60の側面に、複数
の断面が円弧状の溝61が形成されており、この溝61
の先端(図14の上端)には、凹部62が形成されてい
る。溝61内には、上下に延びるネジ棒63が設けられ
ており、このネジ棒63にストッパ64が螺着してい
る。ストッパ64は、通常状態では凹部62に収納され
ている。スピーカの取付に際しては、図15に示すよう
に、スピーカキャビネット60を底部を先頭にして、天
井板65の取付孔66に挿入し、フランジ部67を取付
孔66の周縁部に当接させる。このような状態で、図1
6に示すように、電動ドライバー68でネジ棒63を締
め付ける。これにより、ストッパ64が矢印69方向に
回転し、凹部62から溝61内に出てくる。そして、溝
61の内周面に当接する為、ネジ棒63の回転に伴い、
図15に示すように、溝61に沿って下降し、天井板6
5の裏面に当接する。これにより、フランジ部67とス
トッパ64により天井板65が挟持され、スピーカが天
井板65に取付けられる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、ストッパ64を下降させる必要があり、従っ
て、作業時間がかかり、面倒である。本考案は、上記問
題を解決できるスピーカの取付構造を提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の特徴とするところは、(A)筒状本体と、
本体の一端側開口を覆う底部と、本体の他端に径方向外
方に突出形成されたフランジ部とから成るスピーカキャ
ビネットと、スピーカキャビネットの他端側開口を覆う
バッフル板とを備えたスピーカを、底部を先頭にして取
付板に形成される取付孔に挿入して、取付板の表面にフ
ランジ部を当接させてスピーカを取付板に取付ける構造
において、(B)スピーカキャビネットの本体には、底
部からフランジ部に向けて延び、且つ外方に臨んで開口
した案内溝が、周方向に間隔をあけて少なくとも2以上
形成され、(C)各案内溝内には、スピーカ取付手段が
収納され、(D)スピーカ取付手段は、(d1)案内溝
の軸線方向に移動自在で、且つ、案内溝の周方向に回転
自在な移動体と、(d2)移動体を案内溝に沿ってフラ
ンジ部側に付勢する第1弾性部材と、(d3)移動体に
一端が枢支され、他端がフランジ部側に向けて延びる爪
部材であって、案内溝内に収納される第1位置と、他端
が案内溝の前記開口から外方に突出回動しスピーカ取付
時に取付板の裏面に当接する第2位置とにわたって揺動
自在な、そのような爪部材と、(d4)移動体を第2位
置側に向けて付勢する第2弾性部材とを有し、(E)爪
部材の表面が、スピーカの取り外し時に移動体の軸線回
りの回転に伴い爪部材が案内溝に収納可能とすべく、両
側方に向かうに従ってスピーカキャビネットの径方向内
方側に傾斜又湾曲状とされ、(F)各案内溝の開口縁部
は、移動体の軸線回りの回転時に、爪部材が案内溝に収
納可能とすべく、その厚みが小さく形成され、(G)移
動体のフランジ部側端面には、取付時又は取り外し時に
使用されるドライバーの先端が嵌合する凹部が形成さ
れ、(H)各案内溝のフランジ部側開口を閉塞するフラ
ンジ部の閉塞部分には、ドライバー挿入用孔が形成され
ている点である。
【0005】又、本考案の特徴とするところは、(A)
筒状本体と、本体の一端側開口を覆う底部と、本体の他
端に径方向外方に突出形成されたフランジ部とから成る
スピーカキャビネットと、スピーカキャビネットの他端
側開口を覆うバッフル板とを備えたスピーカを、底部を
先頭にして取付板に形成される取付孔に挿入して、取付
板の表面にフランジ部を当接させてスピーカを取付板に
取付ける構造において、(B)スピーカキャビネットの
本体には、底部からフランジ部に向けて延び、且つ外方
に臨んで開口した案内溝が、周方向に間隔をあけて少な
くとも2以上形成され、(C)各案内溝内には、スピー
カ取付手段が収納され、(D)スピーカ取付手段は、
(d1)案内溝の軸線方向に移動自在で、且つ、案内溝
の周方向に回転自在で、しかも一側部に前記回転のうち
の一方向の回転を規制する規制板を有する移動体と、
(d2)移動体を案内溝に沿ってフランジ部側に付勢す
る第1弾性部材と、(d3)移動体に一端が枢支され、
他端がフランジ部側に向けて延びる爪部材であって、案
内溝内に収納される第1位置と、他端が案内溝の前記開
口から外方に突出回動しスピーカ取付時に取付板の裏面
に当接する第2位置とにわたって揺動自在な、そのよう
な爪部材と、(d4)移動体を第2位置側に向けて付勢
する第2弾性部材とを有し、(E)爪部材の表面が、ス
ピーカの取り外し時に移動体の軸線回りの回転に伴い爪
部材が案内溝に収納可能とすべく、爪部材の両側方のう
ちの前記規制板側とは反対側の側方に向かうに従ってス
ピーカキャビネットの径方向内方側に傾斜又湾曲状とさ
れ、(F)各案内溝の両側開口縁部のうちの前記規制板
側とは反対側の開口縁部は、移動体の軸線回りの回転時
に、爪部材が案内溝に収納可能とすべく、その厚みが小
さく形成され、(G)移動体のフランジ部側端面には、
取付時又は取り外し時に使用されるドライバーの先端が
嵌合する凹部が形成され、(H)各案内溝のフランジ部
側開口を閉塞するフランジ部の閉塞部分には、ドライバ
ー挿入用孔が形成されている点である。
【0006】
【作用】本考案に従えば、スピーカの取付に際しては、
爪部材が案内溝から外方に突出した状態で、スピーカキ
ャビネットを底部を先頭にして、取付板の取付孔に挿入
する。これにより、爪部材が取付孔内周面により押圧さ
れ、案内溝内に収まり、この状態で、フランジ部が取付
板の表面に当接するまでスピーカキャビネットを挿入す
る。そして、ドライバーにより、爪部材が取付孔から離
脱する位置まで、移動体を押し込むと、爪部材は、第2
位置まで開く。このような状態の後、ドライバーを引き
抜くと、爪部材が取付板の裏面に取付する。これによ
り、爪部材とフランジ部とにより、取付板が挟持され、
スピーカが固定される。
【0007】スピーカを取り外す際は、ドライバーによ
り、移動体を少し押し込みながら回転さす。これによ
り、爪部材の傾斜面が案内溝の内周面に接し、径方向内
方への押圧力が作用して、傾斜面が側端から案内溝内に
収納されてゆき、爪部材が案内溝内に完全に収納され
る。このような状態で、スピーカキャビネットを支えて
いる手をはなすと、スピーカキャビネットが取付孔から
抜け、スピーカが取付板から取り外される。
【0008】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明
すると、図1乃至図7はスピーカ1を示し、このスピー
カ1は、天井板や壁板等の天井板に取付けられるもので
ある。本実施例では、スピーカ1を天井板2(図12参
照)に取付ける例について説明する。スピーカ1は、ス
ピーカキャビネット3と、スピーカキャビネット3の開
口を覆うバッフル板4とから成る。スピーカキャビネッ
ト3は、円筒状本体5と、円筒状本体5の一端側(図1
の上端側)開口を覆う底部6と、円筒状本体5の他端部
(図1の下端部)に径方向外方向に突設されたフランジ
部7とから成り、有底円筒状に形成されている。尚。図
中、8は振動板及び振動板駆動部等から成るスピーカユ
ニットであり、9はスピーカユニット8の前面を覆うカ
バー(図示せず)取付用のコイルばねである。コイルば
ね9の一端は、図3に示すように、スピーカキャビネッ
ト3の底部5に固着され、他端はスピーカキャビネット
3を貫通して係止用フック10が装着されている。
【0009】スピーカキャビネット3には、スピーカキ
ャビネット3の底部6からフランジ部7に向けて延び、
かつ断面が円弧状の案内溝11が、周方向に間隔をあけ
て複数(本実施例では3個)形成されている。各案内溝
11は、一端が開口し他端がフランジ部7により閉塞さ
れている。案内溝11の他端側開口を閉塞するフランジ
部7の閉塞部分には、取付・取り外し時に使用されるド
ライバーが挿入される挿入用孔7A(図4及び図7参
照)が形成されている。又、各案内溝11は、外方に臨
み、且つ図1の上下方向に延びる開口12を有する。
【0010】各案内溝11内には、天井板2にスピーカ
1を取付ける為のスピーカ取付手段が収納されている。
このスピーカ取付手段は、図7に明らかに示すよに、略
円柱状の移動体15と、移動体15に回転自在に取付け
らる爪部材16と、案内溝11の一端側開口を覆って取
付けられる固定板17と、第1弾性部材としての第1コ
イルばね18とを有する。移動体15は、案内溝11内
にあって、軸線方向に移動自在であり、且つ軸線回りに
回転自在である。この移動体15と固定板17間には、
図1に明らかに示すように、第1コイルばね18が介在
され、この第1コイルばね18により、移動体15はフ
ランジ部7に近接する方向に付勢されている。尚、固定
板17には、フランジ部7に向けて延びる案内棒20が
固着されており、この案内棒20が前記第1コイルばね
18の螺旋状内に挿入されている。これにより、第1コ
イルばね18の伸縮動作が、軸線方向に正確に行われ
る。
【0011】又、移動体15には、爪部材16の一側面
(図1の右側面)に近接して規制板21が一体形成され
ている。この規制板21は、移動体15が図6の矢印X
1方向に回転すると、案内溝11の開口縁部12Aに当
接して、移動体15の矢印X1方向の回転を規制する働
きをなす。従って、移動体15及び爪部材16は、矢印
X1方向とは反対方向X2にのみ回転が許容されてい
る。尚、移動体15の他端(図1の下端)側端面には、
図10に明らかに示すように、ドライバー差し込み用凹
部15Aが形成されている。
【0012】爪部材16は、図5にも示すように、その
一端が移動体15の軸線に垂直な枢支ピン25により移
動体15に枢支され、その他端がフランジ部7側に向け
て延びている。又、爪部材16と移動体15間には、第
2弾性部材としての第2コイルばね26が介在されてお
り、この第2コイルばね26により、爪部材16は、枢
支ピン25の回りに案内溝11内から外方に向けて付勢
されている。又、爪部材16の一端には、ストッパ27
が一体形成されており、爪部材16が第2コイルばね2
6のばね力により枢支ピン25の回りに案内溝11内か
ら外方に所定角度回動した際に、ストッパ27が移動体
15の規制面28に当接して、爪部材16の回動を停止
させ、所定位置に停止させる働きをなす。従って、爪部
材16は、案内溝11内に収納される第1位置と、他端
が案内溝11の前記開口12から外方に突出回動してス
ピーカの取付時に天井板2の裏面に当接する第2位置と
にわたって揺動自在とされる。
【0013】又、爪部材16の表面30は、図1及び図
11に示すように、一端から他端側に向かうに従って先
細状の平坦面30Aと、一側方(図11の左側方)に向
かうに従ってスピーカキャビネット3の径方向内方側に
傾斜した傾斜面30Bとから成る。このように、傾斜面
30Bを設けることにより、後述するように、スピーカ
の取り外し時に移動体15が軸線回りにX2方向に回転
されると、爪部材16も移動体15と一体的に回転する
が、このとき、爪部材16の傾斜面30Bが案内溝11
の内周面に接し、径方向内方への押圧力が作用して、傾
斜面30Bが側端から案内溝11内に収納されてゆき、
爪部材16を案内溝11内に完全に収納することができ
る。尚、案内溝11の開口縁部のうちの他方側(図6の
左側)の縁部12Bの厚みは、傾斜面30Bが案内溝1
1に沿って容易に入り込むことができるように、極めて
小とされ、又、一方側(図6の右側)の縁部12Aの厚
みは、規制板21が確実に当接できるように、大とされ
ている。
【0014】次に、上記構成のスピーカ1を天井板2に
取付ける動作について説明する。先ず、図12(1)に
示すように、スピーカキャビネット3を底部6を先頭に
して、天井板2の取付孔2Aに挿入する。尚、スピーカ
の取付前の状態では、爪部材16は、案内溝11から外
方に回動した第2位置に位置している。スピーカキャビ
ネット3を取付孔2Aに挿入する際、爪部材16は、取
付孔2Aの内面により押圧され、閉じる方向に回動す
る。その為、図12(2)に示すように、スピーカキャ
ビネット3のフランジ部7が天井板2の表面で且つ取付
孔2A周縁部に当接した状態では、爪部材16が、取付
孔2Aの内周面に当接している。
【0015】次に、図12(3)に示すように、ドライ
バー30の先端を移動体15の凹部15Aに嵌入し、爪
部材16の下端が取付孔2よりも上方位置まで移動体1
5を押し上げる。これにより、爪部材16が外方に突出
回動した第2位置まで回動する。そして、この状態で、
ドライバー30を引き抜くと、爪部材16は、開いた状
態で下降し、下端が天井板2の裏面に当接する。そし
て、爪部材16は、第1コイルばね18のばね力によ
り、天井板2の裏面を押圧する。これにより、爪部材1
6とフランジ部7により、天井板2が挟持され、スピー
カが固定される。
【0016】スピーカを取り外す際には、図13に示す
ように、ドライバー30で移動体15を上方に押し込み
ながら、矢印X1方向とは反対方向X2に回転さす。こ
れにより、爪部材16の他端が天井板2の裏面から浮き
上がり、回転時における該裏面との摩擦抵抗が発生せ
ず、容易に移動体15を回転させることができる。そし
て、移動体15の回転に伴い、爪部材16も回転し、爪
部材16の傾斜面30Bが案内溝11の内周面に接し、
径方向内方への押圧力が作用して、傾斜面30Bが側端
から案内溝11内に収納されてゆき、爪部材16が案内
溝11内に完全に収納される。このような状態で、手を
はなすと、上記図12(2)の状態となり、スピーカキ
ャビネット3を天井板2から取り外すことができる。
【0017】前述の実施例では、スピーカキャビネット
3は円筒状に形成されていたが、角筒状であってもよ
い。又、前述の実施例では、案内溝11及びスピーカ取
付手段は、スピーカキャビネットの周方向に3個設けら
れたけれど、2個設けるようにしてもよく、又、4個以
上であってもよい。又、前述の実施例では、爪部材16
の表面は、一側方のみ傾斜面とされたけれど、両側方を
傾斜面とし、且つ、規制板を省略し、爪部材をいずれの
回転方向に回転させても、案内溝11内に収納可能とす
るようにしてもよい。尚、この場合には、案内溝11の
一方側縁部12Bの厚みは、他方側縁部12Aの厚みと
同様に、極めて小とするのが好ましい。又、爪部材16
の表面は、傾斜面でなく、側方に向かうに従ってスピー
カキャビネット3の径方向内方側に湾曲状とされてもよ
い。更に、前述の実施例では、案内溝11の間に縁部の
うち一方側縁部12Aの厚みは、大とされたけれど、規
制板21が、縁部12Aに確実に当接できる程度の大き
さであれば縁部12Aは、その厚みを他方側縁部12B
と同様に極めて小さくするようにしてもよい。
【0018】
【考案の効果】以上詳述したように、本考案によれば、
1本のドライバーを用いて、ワンタッチ操作で、スピー
カを取付板に取付けることができ、又、取り外すことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の正面図である。
【図2】本考案の一実施例の側面図である。
【図3】本考案の一実施例の平面図である。
【図4】本考案の一実施例の底面図である。
【図5】図1のA−A線矢視断面図である。
【図6】図5のB−B線矢視断面図である。
【図7】本考案の一実施例の分解斜視図である。
【図8】移動体及び爪部材の斜視図である。
【図9】移動体の一端側から見た平面図である。
【図10】移動体の他端側から見た底面図である。
【図11】爪部材の軸直角断面図である。
【図12】スピーカの取付時の動作説明図である。
【図13】スピーカの取り外し時の動作説明図である。
【図14】従来例のスピーカの斜視図である。
【図15】従来例のスピーカの取付動作説明図である。
【図16】従来例のスピーカの取付動作説明図である。
【符号の説明】
1…スピーカ、2…天井板(取付板)、2A…取付孔、
3…スピーカキャビネット、4…バッフル板、5…本
体、6…底部、7…フランジ部、7A…ドライバー挿入
用孔、11…案内溝、12…開口、12A,12B…開
口縁部、15…移動体、15A…ドライバー差し込み用
凹部、16…爪部材、18…第1コイルばね、21…規
制板、26…第2コイルばね、30…爪部材の表面、3
0B…傾斜面。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)筒状本体と、本体の一端側開口を覆
    う底部と、本体の他端に径方向外方に突出形成されたフ
    ランジ部とから成るスピーカキャビネットと、スピーカ
    キャビネットの他端側開口を覆うバッフル板とを備えた
    スピーカを、底部を先頭にして取付板に形成される取付
    孔に挿入して、取付板の表面にフランジ部を当接させて
    スピーカを取付板に取付ける構造において、 (B)スピーカキャビネットの本体には、底部からフラ
    ンジ部に向けて延び、且つ外方に臨んで開口した案内溝
    が、周方向に間隔をあけて少なくとも2以上形成され、 (C)各案内溝内には、スピーカ取付手段が収納され、 (D)スピーカ取付手段は、 (d1)案内溝の軸線方向に移動自在で、且つ、案内溝
    の周方向に回転自在な移動体と、 (d2)移動体を案内溝に沿ってフランジ部側に付勢す
    る第1弾性部材と、 (d3)移動体に一端が枢支され、他端がフランジ部側
    に向けて延びる爪部材であって、案内溝内に収納される
    第1位置と、他端が案内溝の前記開口から外方に突出回
    動しスピーカ取付時に取付板の裏面に当接する第2位置
    とにわたって揺動自在な、そのような爪部材と、 (d4)移動体を第2位置側に向けて付勢する第2弾性
    部材とを有し、 (E)爪部材の表面が、スピーカの取り外し時に移動体
    の軸線回りの回転に伴い爪部材が案内溝に収納可能とす
    べく、両側方に向かうに従ってスピーカキャビネットの
    径方向内方側に傾斜又湾曲状とされ、 (F)各案内溝の開口縁部は、移動体の軸線回りの回転
    時に、爪部材が案内溝に収納可能とすべく、その厚みが
    小さく形成され、 (G)移動体のフランジ部側端面には、取付時又は取り
    外し時に使用されるドライバーの先端が嵌合する凹部が
    形成され、 (H)各案内溝のフランジ部側開口を閉塞するフランジ
    部の閉塞部分には、ドライバー挿入用孔が形成されてい
    ることを特徴とするスピーカの取付構造。
  2. 【請求項2】(A)筒状本体と、本体の一端側開口を覆
    う底部と、本体の他端に径方向外方に突出形成されたフ
    ランジ部とから成るスピーカキャビネットと、スピーカ
    キャビネットの他端側開口を覆うバッフル板とを備えた
    スピーカを、底部を先頭にして取付板に形成される取付
    孔に挿入して、取付板の表面にフランジ部を当接させて
    スピーカを取付板に取付ける構造において、 (B)スピーカキャビネットの本体には、底部からフラ
    ンジ部に向けて延び、且つ外方に臨んで開口した案内溝
    が、周方向に間隔をあけて少なくとも2以上形成され、 (C)各案内溝内には、スピーカ取付手段が収納され、 (D)スピーカ取付手段は、 (d1)案内溝の軸線方向に移動自在で、且つ、案内溝
    の周方向に回転自在で、しかも一側部に前記回転のうち
    の一方向の回転を規制する規制板を有する移動体と、 (d2)移動体を案内溝に沿ってフランジ部側に付勢す
    る第1弾性部材と、 (d3)移動体に一端が枢支され、他端がフランジ部側
    に向けて延びる爪部材であって、案内溝内に収納される
    第1位置と、他端が案内溝の前記開口から外方に突出回
    動しスピーカ取付時に取付板の裏面に当接する第2位置
    とにわたって揺動自在な、そのような爪部材と、 (d4)移動体を第2位置側に向けて付勢する第2弾性
    部材とを有し、 (E)爪部材の表面が、スピーカの取り外し時に移動体
    の軸線回りの回転に伴い爪部材が案内溝に収納可能とす
    べく、爪部材の両側方のうちの前記規制板側とは反対側
    の側方に向かうに従ってスピーカキャビネットの径方向
    内方側に傾斜又湾曲状とされ、 (F)各案内溝の両側開口縁部のうちの前記規制板側と
    は反対側の開口縁部は、移動体の軸線回りの回転時に、
    爪部材が案内溝に収納可能とすべく、その厚みが小さく
    形成され、 (G)移動体のフランジ部側端面には、取付時又は取り
    外し時に使用されるドライバーの先端が嵌合する凹部が
    形成され、 (H)各案内溝のフランジ部側開口を閉塞するフランジ
    部の閉塞部分には、ドライバー挿入用孔が形成されてい
    ることを特徴とするスピーカの取付構造。スピーカの取
    付構造。
JP2586792U 1992-03-27 1992-03-27 スピーカの取付構造 Expired - Lifetime JPH0713341Y2 (ja)

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JP3957566B2 (ja) * 2002-06-07 2007-08-15 日本電音株式会社 天井埋込みスピーカ取付け器具、かかる取付け器具を含む天井埋込みスピーカ取付けセット及びかかる取付けセットを用いた天井埋込みスピーカ取付方法

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JPH0578091U (ja) 1993-10-22

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