JPH07132446A - 自動ワーク交換装置 - Google Patents

自動ワーク交換装置

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JPH07132446A
JPH07132446A JP5301018A JP30101893A JPH07132446A JP H07132446 A JPH07132446 A JP H07132446A JP 5301018 A JP5301018 A JP 5301018A JP 30101893 A JP30101893 A JP 30101893A JP H07132446 A JPH07132446 A JP H07132446A
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JP
Japan
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work
control device
pallet
machining
setup
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Withdrawn
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JP5301018A
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English (en)
Inventor
Masahiro Urano
正弘 浦野
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07132446A publication Critical patent/JPH07132446A/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

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  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
  • Feeding Of Workpieces (AREA)
  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 工作機械が加工中にワークの段取りができ、
電算機側が指示した段取りができない場合は機械の加工
中に加工スケジュール変更を行える自動ワーク交換装置
を提供する。 【構成】 対象ワークの搬送を行うパレットを位置決め
する手段と、ワーク形状を検出する形状検出手段と、加
工データ及び素材形状データとパレットデータを記憶す
る記憶手段と、パレットの移動と停止の制御と加工手段
へのワークの搬入と搬出の制御と加工スケジュールの管
理をする制御装置と、形状検出手段により得た計測デー
タとパレットのワーク形状データとの一致を判断する判
断手段と、ワークの段取りを行うワーク段取り台と、ワ
ーク段取り指示情報を表示する表示手段と、制御装置に
ワーク段取り完了状態を入力する入力手段と、パレット
の搬送の自動制御と手動制御を切り替える手段と、制御
装置から加工手段へ加工データを送信する通信手段とを
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動的に対象ワークに
対して加工を施すことができる自動加工手段、例えばマ
シニングセンター等を効率的活用するために用いるのに
最適な自動ワーク交換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、多品種小量生産を行う生産現場で
は、生産性向上、省力化、コストダウン等を図るため
に、複数種類の対象ワークを柔軟かつ高い生産性で連続
的に加工するシステムが望まれている。上記加工システ
ムに用いることができる自動加工装置としては、特開昭
59−169747号公報に開示されている。図14は
上記従来の自動加工装置を示す全体の構成図であり、複
数のパレットPTを搭載したベルトコンベアBCは、矢
印方向へパレットPTの1個分ずつのピッチによりステ
ップ状に移動しつつ、かつ、循環するものとなってお
り、パレットPT上には、加工対象物が1個分ずつ所定
の方向に設置されるものとなっている。
【0003】また、ベルトコンベアBCとの位置Pa
対向して、光電的に対象物の高さ及び横幅などの寸法を
検出するイメージセンサISが形状検出手段として設け
てあり、これの検出出力に基づき、対象物があらかじめ
予定されていたものか否かを電算機CMPが判断し、リ
レーユニットRU及びシステム制御機SCを介してロボ
ット制御部RCへ司令を与え、対象物が位置Pc へ来た
とき、ロボットRBのハンドRH1 により対象物を把持
するか否かを制御している。
【0004】位置Pb を経て位置Pc へ至った対象物
は、ハンドRH1 により把持され、NC工作機械NMの
チャックCHへ自動的に供給された上、電算機CMPか
らNC制御部CNCへ与えられた加工データに従い、加
工手段としてのNC工作機械NMによって加工され、加
工終了に応じて、今度はハンドRH2 により対象物がチ
ャックCHから脱去され、加工中に2ステップ移動して
位置Pe へ至ったパレットPT上へ排出される。
【0005】なお、加工中の1ステップ移動により位置
c へ至った次の対象物は、空状態となったハンドRH
1 により把持された上、更に、パレットPTの1ステッ
プ移動が行われるものとなっており、ハンドRH2 によ
る脱去についでチャックCHに対する次の対象物の供給
がハンドRH1 により行われ、以降同様の動作を継続す
るものとなるため、NC工作機械NMの動作と対応し
て、対象物の供給及び排出手段としてのハンドRH1
RH2 により反復して行われる。
【0006】ただし、ベルトコンベアBC、イメージセ
ンサIS、ロボットRB及びNC工作機械NM等の動作
及び作動は、システム制御機SCの制御により、互いに
同期して行われるものとなっている。
【0007】従来技術では、ハンドリングロボットRB
を用いて、複数のパレットPT上に載置された未加工ワ
ークをNC工作機械NMに投入し、所定の機械加工を行
い、加工が終了したワークを再度ロボットRBを用いて
パレットPT上に戻し、全く人手を介さずに多数のワー
クの加工作業を連続的に行わせる方法であり、未加工ワ
ークをパレットPT上にセットする段階で、作業者が誤
って、当該機械加工に使用されない、すなわち、加工用
及び搬入搬出用動作プログラムが用意されていない不適
合ワークが存在しても停止することがないようになって
いる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、ワーク
のパレットPTへの取り付け取り外しは、ベルトコンベ
アBCがいつ動作するか分からず危険なため、機械を完
全に停止させた状態で行わなければならない。このた
め、機械の生産性が悪くなる。また、ワークが用意され
ていない場合など電算機CMPに従った段取りができな
い場合などは対処する方法がなく、取り付けることがで
きるワークのみを取り付け、ベルトコンベアBCが1巡
し機械が停止するのを待たなければならない。さらに、
ベルトコンベアBC上の全パレットPTに対し、1度に
ワークの段取りを行うため、同一のNC工作機械NMで
多種類の未加工ワークにそれぞれ異なる内容の加工を行
わせようとした場合、種々の形状を有する未加工ワーク
をどのパレットPTに取り付けるのか容易に判断できな
い。
【0009】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて
なされたもので、工作機械が加工中であってもワークの
段取りができ、電算機側が指示した段取りができない場
合は機械の加工中に加工スケジュール変更が行え、ま
た、どのパレットに対して、どのワークの段取りを行う
か作業者が容易に判断できる自動ワーク交換装置を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、工作機械が加
工中であっても素材のパレットへの取り付けと加工スケ
ジュールの変更が行え、また、作業者に対してどんパレ
ットに対してどのワークを取り付けるかの指示を明確に
行うものである。
【0011】このための手段として、対象ワークの搬送
を行うパレットを定位置に位置決めする手段と、上記パ
レットの通過点上に設置されたワーク形状を検出する形
状検出手段と、加工データ及び素材形状データ、パレッ
トデータを記憶する記憶手段と、前記パレットの移動と
停止の制御と加工手段へのワークの搬入と搬出の制御と
加工スケジュールの管理をする制御装置と、前記形状検
出手段により得た計測データと制御装置がパレット上に
取り付けられていると判断している形状データとの一致
を判断する判断手段と、前記パレット通過点上に設けら
れたパレットからワークの段取りを行うワーク段取り台
と、前記段取り台上に設置した前記制御装置からワーク
段取り指示情報を表示する表示手段と、前記表示機と同
一場所に設けられた前記制御装置にワーク段取り完了状
態を入力する入力手段と、前記パレットの搬送の自動制
御と手動制御を切り替える手段と、前記手動制御の場合
に任意パレットをワーク段取り台に搬送させる手段と、
前記制御装置から前記加工手段へ加工データを送信する
通信手段とを具備している。
【0012】
【作用】上記構成によれば、あらかじめ加工対象ワーク
毎の加工データと素材形状データと素材取り付け具デー
タを制御装置に登録しておき、制御装置で加工スケジュ
ールを作成する。作成された加工スケジュールは、パレ
ット毎に割り当てられる。パレットの搬送制御は、自動
と手動に切り換えることができる。
【0013】自動の場合は、制御装置が加工スケジュー
ルとパレットの状態と機械状態から最適な搬送制御を判
断し、パレットを搬送する。手動の場合は、作業者が任
意パレットをワーク段取り台に搬送する指示を制御装置
に対して行い、制御装置は、その指示に従った搬送のみ
を行う。この場合、ワーク搬送マガジンは、加工機械が
加工動作中であっても動作する。従って、作業者は機械
加工中にワーク取り付けを行う任意パレットをワーク段
取り台に手動で搬送することができる。段取り台上パレ
ットに行うワーク段取りの詳細情報は、段取り台上に設
けられた表示器に表示される。作業者は、表示器に表示
された段取り情報に従ってワーク段取りを行う。作業者
は、表示器と同一場所に設けられた制御装置への入力装
置から、段取りの完了状態を入力する。完了状態は、
「段取り完了」・「段取り打ち切り」である。制御装置
は「段取り完了」の指示のあったパレットに対して、ワ
ーク取り付けの指示を行ったワークが取り付けられたと
認識する。
【0014】作業者は、必要なワーク段取りが完了した
ら、搬送装置を再び自動制御に戻す。制御装置は作業者
の段取り完了状態の入力が”段取り完了”のパレットを
ワーク形状検出装置まで搬送し、素材の形状検出を行
う。検出されたワーク形状を比較して、同一形状と判断
したワークは加工待ち状態となる。異なった形状と判断
した場合には、再度段取りするよう作業者に通知する。
作業者が”段取り打ち切り”を指示した場合には、該当
パレットに対する加工スケジュールが打ち切られ、また
新たな加工スケジュールが該当パレットに割り付けられ
る。機械が加工終了となった時点で、制御装置は機械中
のパレットをワーク搬送マガジンに払い出す。次に加工
スケジュールに従って正確にワークが取り付けられてい
るパレットを機械内に搬入する。制御装置は、該当の加
工データを加工機に送信し、所定の加工を行う。
【0015】
【実施例1】以下、本発明の実施例1を図1〜図10を
用いて説明する。図1は実施例1の自動ワーク交装置を
示す概略構成図である。図において1はワーク搬送マガ
ジンで、ワーク搬送マガジン1には、図示されていない
サーボモータとドライブギヤによって前後自在に駆動さ
れるドライブチェーン30が設けられている。ドライブ
チェーン30上には、それぞれに固定の番号が付けられ
た複数のワークホルダー取付ポット2が固定されいる。
サーボモータの制御は、ワーク搬送マガジン制御プログ
ラマーブル・ロジック・コントローラ(以下、PLCと
いう)24によって制御される。
【0016】ワーク搬送マガジン1上には、加工前ワー
ク計測位置とワーク段取り位置とワーク交換位
置が設けられている。上記ワーク搬送マガジン制御P
LC24は、ワーク段取り位置、加工前ワーク計測位
置及びワーク交換位置の各位置に何番のワーク
ホルダー取付ポット2があるかを常に認識している。そ
して、このワーク搬送マガジン制御PLC24は、常に
ワーク搬送マガジン1上のワーク段取り位置、加工前
ワーク計測位置及びワーク交換位置の各位置に
あるワークホルダー取付ポット2の番号を制御装置14
へ通知している。
【0017】制御装置14は、ワーク搬送マガジン制御
PLC24からの信号を読み取ることによって、ワーク
搬送マガジン1上のワーク段取り位置、加工前ワーク
計測位置及びワーク交換位置の各位置のワーク
ホルダー取付ポット2の番号を読み取ることができる。
【0018】加工前ワーク計測位置の位置には、
素材検出装置27が設けられ、この加工前ワーク計測位
置の位置は、ワークホルダー取付ポット2に取り
付けられたワークの合否を素材検出装置27のレーザー
外径測定器6a、6b、7a、7bにより行う位置とな
っている。ワーク段取り位置には、ワーク段取り台2
5が設けられ、このワーク段取り位置は、作業者がワ
ークの段取りを行う位置となっている。ワーク交換位置
は、NC工作機械8の工作機械内加工位置からのワ
ークの搬出と、工作機械内加工位置へのワークの搬入
を行う位置となっている。このワーク交換位置には、
ワーク搬入・搬出ロボットハンド5が設けられ、ワーク
搬入・搬出ロボットハンド5により、工作機械内加工位
置からワーク搬送マガジン1上ワーク交換位置への
ワーク固定ホルダーを搬出する動作と、ワーク搬送マガ
ジン1上のワーク交換位置から工作機械内加工位置
へのワーク固定ホルダーの搬入動作を行うようになって
いる。ワーク搬入・搬出ロボットハンド5の動作制御
は、上記ワーク搬送マガジン制御PLC24により行わ
れる。
【0019】NC工作機械8は、ワーク搬送マガジン1
に隣設されており、加工位置に搬入されたワークに対
して所定の加工を行う。NC工作機械8のNC装置(以
下、CNCという)12および工作機械内PLC13
(以下、PLC13という)は、制御装置14と接続さ
れており、PLC13は上記ワーク搬送マガジン制御P
LC24と接続されている。
【0020】制御装置14は、ワーク搬送マガジン制御
PLC24に信号を送ることができ、ドライブチェーン
30の駆動により任意の番号のワークホルダー取り付け
ポット2をワーク搬送マガジン1上のワーク段取り位置
、加工前ワーク計測位置およびワーク交換位置
の任意の位置に搬送することができる。
【0021】次に、上記ワークを保持するワーク固定ホ
ルダーについて図3および図4を用いて説明する。ワー
ク固定ホルダー9は、ワーク10を固定するための機構
を持っている。ワーク固定ホルダー9の上部にはその内
部に穴9aが設けられ、穴9aの上部内径は上方向に拡
開したテーパー状に形成されている。また、ワーク固定
ホルダー9の上部外周にはネジが形成されている。
【0022】ワーク固定ホルダー9にワーク10を取り
付ける際には、ワーク10を内側にネジの切ってあるワ
ーク固定具35を通し、外径がテーパーとなっているワ
ーク固定コレット34にワーク10の下部を挿通した
後、内径がテーパー状の穴9a内にワーク固定コレット
34を収納する。そして、ワーク固定ホルダー9のネジ
とワーク固定具35のネジを締め付け螺合することによ
りワーク固定具35を下方に押し下げる。これにより、
ワーク10を挿通したワーク固定コレット34の内径が
テーパー嵌合によって閉まり、ワーク固定ホルダー9に
ワーク10を固定する。
【0023】ワーク固定コレット34は、取り付けるワ
ーク10の外径に合わせた内径を持つため複数種類存在
する。図4は、外径の細いワーク10を取り付ける場合
を示し、工作機械の工具とワーク固定ホルダー9との干
渉を防ぐためワーク取付具28を使用する。ワーク取付
具28の上部にはその内部に穴28aが設けられ、穴2
8aの上部内径は上方向に拡開したテーパー状に形成さ
れている。また、ワーク取付具28の上部外周にはネジ
が形成されている。そして、ワーク10を取り付ける際
には、ワーク10を内側にネジの切ってあるワーク固定
具35aを通し、外径がテーパーとなっているワーク固
定コレット34aにワーク10の下部を挿通した後、穴
28a内にワーク固定コレット34aを収納し、さら
に、ワーク取付具28のネジとワーク固定具35aのネ
ジを締め付け螺合することによりワーク固定具35aを
下方に押し下げて、ワーク10を挿通したワーク固定コ
レット34の内径をテーパー嵌合によって締め付け、ワ
ーク取付具28にワーク10を固定する。また、ワーク
取付具28は、ワーク取付具28の下部をワーク固定具
35、ワーク固定コレット34に挿通して、図3と同様
にワーク固定コレット34をワーク固定ホルダー9に取
り付け、ワーク10をワーク固定ホルダー9に固定す
る。なお、ワーク10の外径が太い場合には、図3に示
すごとくワーク固定ホルダー9にそのまま固定する。
【0024】図4、図5のようにワーク10をワーク固
定ホルダー9に固定したワーク10のワーク搬送マガジ
ン1へのワークの段取りは、図5に示すように、そのワ
ーク固定ホルダー9をワークホルダー取付ポット2上に
載せることによって行う。
【0025】次に、上記素材検出装置27の構成を図
1、図6および図7を用いて説明する。素材検出装置2
7は、ワーク10のワーク取付ホルダー9からの突き出
し量計測用レーザー外径測定器6a、6bとワーク外径
計測用レーザー外径測定器7a、7bから構成されてい
る。ワーク突き出し量計測用レーザー外径測定器6a、
6bは、素材判別センサーステー29に取り付けられ、
ワーク搬送マガジン1上の加工前ワーク計測位置、
の位置の中間に設置されている。ワーク突き出し量計測
用レーザー外径測定器6aは、小径ワーク計測用であ
り、ワーク突き出し量計測用レーザー外径測定器6b
は、大径ワーク計測用である。また、ワーク外径計測用
レーザー外径計測器7a、7bは、素材判別センサース
テー29に取り付けられ、ワーク搬送マガジン上の加工
前ワーク計測位置の位置に設置されている。ワーク外
径計測用レーザー外径測定器7aは、小径ワーク計測用
であり、ワーク外径計測用レーザー外径測定器7bは、
大径ワーク計測用である。
【0026】ワーク突き出し量計測用レーザー外径測定
器6a、6bは、ワーク10が加工前ワーク計測位置
の位置から加工前ワーク計測位置の位置へ移動する途
上でワークの突き出し量を測定する。一方、ワーク外径
計測用レーザー外径測定器7a、7bは、ワーク10が
加工前ワーク計測位置の位置に停止している状態でワ
ーク10の外径を計測する。このようにレーザー外径測
定器6a、6b、7a、7bが計測した計測結果は、制
御装置14によって読み取られ、ワーク10の突き出し
量と外径データが求められる。
【0027】次に、上記ワーク段取り台25の構成を図
1、図8および図9を用いて説明する。ワーク段取り台
25は、ワーク段取り位置においてワーク10の段取
りを行うもので、ワーク段取り位置の位置におけるワ
ーク搬送マガジン1上に設置されている。ワーク段取り
台25には、搬送指示装置4、表示器11、入力装置2
6が取り付けられている。また、ワーク段取り台25の
前には扉3と、扉3に連動するリミットスイッチが設置
されており、扉3の開閉によるスイッチの入り・切りに
よりワーク搬送マガジン1の手動・自動を切り換えるこ
とができる。
【0028】自動の場合は、制御装置14の指示によっ
てワーク搬送マガジン制御PLC24がワーク搬送マガ
ジン1の制御を行う。手動の場合は、搬送指示装置4の
作業者の入力によってワーク搬送マガジン制御PLC2
4がワーク搬送マガジン1の制御を行う。ワーク搬送マ
ガジン1の制御が自動の場合、搬送指示装置4の操作は
無効となり、ワーク搬送マガジン1の制御が手動の場
合、制御装置14は、搬送マガジン制御PLC24に対
し、搬送指示を出さない。ワーク搬送マガジン1の制御
が手動であっても、工作機械8の加工には影響を及ぼさ
ず、自動でワーク10の加工を行う。
【0029】搬送指示装置4は、ワーク搬送マガジン1
のワーク搬送マガジン非常停止釦31とワーク搬送デジ
スイッチ33とワーク搬送起動釦32から構成されてい
る。ワーク搬送マガジン非常停止釦31は、手動・自動
に拘らずワーク搬送マガジン1に対して非常停止をかけ
ることができる。ワーク搬送デジスイッチ33とワーク
搬送起動釦32は、ワーク搬送マガジン1が手動の場合
有効となる。作業者がワーク搬送マガジン1の制御を手
動とし、搬送したいワークホルダー取り付けポット2の
番号にワーク搬送デジスイッチ33を合わせワーク搬送
起動釦32を押すことにより、任意番号のワークホルダ
ー取り付けポット2をワーク搬送マガジン1のワーク段
取り位置の位置に搬送することができる。
【0030】ワーク段取り台25に取り付けられた表示
器11は、ワーク搬送マガジン1の制御が手動の場合に
は、ワーク搬送マガジン1上のワーク段取り位置の位
置にあるワークホルダー取付ポット2に対する段取りの
内容を制御装置14からの送信データによって、載せワ
ーク名称・降ろしワーク名称を表示する。入力装置26
は、ワーク段取り台25上にあるワークホルダー取付ポ
ット2に対する段取り完了状態を制御装置14に対して
通知することができる。制御装置14は、計測データと
制御装置内ハードディスク20(図2参照)に登録され
ている素材形状データと比較し、ワーク素材の合否を判
断する。
【0031】図2に上記構成からなる装置の電気ブロッ
ク図を示す。制御装置14のCPU17には、インター
フェース16、CRT18、キーボード19、ハードデ
ィスク20、フロッピーディスク21、プリンター22
およびRAM23が接続され、インターフェース16に
は、制御装置内PLC15が接続されている。さらに、
インターフェース16には、NC工作機械内CNC12
が接続され、制御装置内PLC15には、NC工作機械
内PLC13が接続されている。すなわち、制御装置1
4は、インターフェース16を通じてNC工作機械8内
のCNC12と接続することによって、CNC12内の
登録済み加工データ番号の読み出しと任意加工データの
削除、制御装置14内の加工データをCNC12へ送信
することができる。さらに、制御装置14は、制御装置
内PLC15経由でNC工作機械内PLC13に加工プ
ログラムサーチ通知と加工プログラム開始通知とを出す
ことができる。従って、制御装置14は、任意の加工プ
ログラムの開始をNC工作機械8に対して指示すること
ができる。
【0032】さらに、インターフェース16には、ワー
ク段取り台25の表示器11および入力装置26が接続
され、また、制御装置内PLC15には、ワーク搬送マ
ガジン制御PLC24、段取り台25の搬送指示装置4
および扉3、素材形状検出装置27のレーザー外径測定
器6a、6b、7a、7bが接続されている。すなわ
ち、制御装置14は、インターフェース16を通じて、
ワーク段取り台25の表示器11へ段取り内容を表示す
ることができ、入力装置26からの段取り完了状態の入
力を受信することができる。また、制御装置14は、N
C工作機械8内のPLC13と搬送マガジン制御PLC
24と搬送指示装置4と手動自動切換(扉)3とレーザ
ー外径測定器6a、6b、7a、7bと制御装置14内
PLC15に対してそれぞれデータの送受信を行うこと
ができる。
【0033】工作機械8は、加工の完了を工作機械内P
LC13から制御装置内PLC15を経由して制御装置
14に対して通知することができる。この制御装置14
は、マルチタスクで作動し、工作機械8の加工プログラ
ム開始の制御、ワーク搬送マガジン1の動作制御、ワー
ク段取り台25の制御、素材形状検出装置27の制御、
必要加工プログラムのCNC12への送信、ワークの工
作機械8への搬入・搬出の制御を同時に行う。
【0034】本実施例の装置で加工するワークには、ワ
ークの種類に応じてワーク名称が付けられている。この
ワーク名称は、制御装置14のキーボード19から、加
工NCプログラム、ワーク素材の外径、ワーク素材のワ
ーク取付ホルダーからの突き出し量、ワーク取付に使用
するワーク固定コレットの種類と共に制御装置14に接
続されたハードディスク20に登録する。
【0035】ワークホルダー取付ポット2に取り付けら
れたワーク取付ホルダー9は、工程(ワーク段取り・素
材の合否判別・加工)の完了状態に従って、「素材判別
待ち」・「加工待ち」・「ワーク段取り待ち」・「検査
段取り待ち」・「状態無し」の状態となる。
【0036】「素材判別待ち」状態ワーク取付ホルダー
9を図10を用いて説明する。制御装置14は、ワーク
搬送マガジン1の制御が手動であり(図10−)、マ
ガジンが停止中の場合(図10−)は表示器11に段
取り台25上のワークホルダー取付ポット2に対する段
取り情報を表示する(図10−)。作業者は、指示さ
れた段取りを行った後、入力装置26より制御装置14
へ対し段取り完了指示を出す(図10−)。制御装置
14は、段取り完了を入力された制御措置14は該当ワ
ークホルダー取付ポット2上のワーク取付ホルダー9の
状態を素材判別待ち状態とする(図10−)。この
「素材判別待ち」状態ワーク取付ホルダー9は、取り付
けられたワーク10の素材の合否判別待ち状態である。
【0037】「加工待ち」状態ワーク取付ホルダー9を
図11を用いて説明する。制御装置14は、ワーク搬送
マガジン1の制御が自動であり(図11−)、ワーク
搬送マガジン1上に「素材判別待ち」状態ワーク取付ホ
ルダー9がある場合(図11−)、該当ワーク取付ホ
ルダー9に取り付けられてあるワーク10の突き出し量
および外径を計測する(図11−、)。計測結果に
より、素材が正しいと判断された場合(図11−)、
制御装置14は、該当ワーク取付ホルダー9の状態を加
工待ち状態となる(図11−)。「加工待ち」状態ワ
ーク取付ホルダー9は、加工工程待ち状態である。
【0038】「ワーク段取り待ち」状態ワーク取付ホル
ダーは、加工が終了またはワークホルダー取付ポット2
上にワーク取付ホルダー9が載っていない状態であり、
スケジュールに従ったワーク段取りを待っている状態で
ある。
【0039】「検査段取り待ち」状態ワーク取付ホルダ
ー9は、素材合否判別で不良と判断されたワーク取付ホ
ルダー9であり(図11−)、検査を待っている状態
である。
【0040】「状態無し」は、上記状態以外で、ワーク
取付ホルダー9がワークホルダー取付ポット2上に載せ
ていない状態である。制御装置14では、キーボード1
9からの入力による加工予定からワーク搬送マガジン1
上のワーク取付ホルダー9とワーク取付ホルダー9に取
り付けられたワーク固定コレット34とワーク取付ホル
ダー9の状態に従って、加工スケジュールが作成され
る。作成されたスケジュールは、CRT18から確認す
ることができ、またキーボード19からの指示によりプ
リンター22に出力することができる。ワークホルダー
取付ポット2上に載せられたワーク取付ホルダー9のそ
れぞれの状態に付いて、CRT18から確認することが
できる。
【0041】次に、本実施例の作用を図1〜図12を用
いて説明する。作業者は、NC工作機械8によって加工
を行うスケジュールを制御装置14へ入力する。制御装
置14は、スケジュールに従って段取り指示を作成す
る。作成された段取り指示に従って、作業者はワーク段
取り台25からワーク段取りを行う。そして、ワーク取
付ホルダー9に取り付けられたワーク10の合否判別を
素材形状検出装置27により行う。
【0042】ワーク取付ホルダー9に取り付けられたワ
ーク10が正しいと判断されたワーク取付ホルダー9の
みをスケジュールに従って、NC工作機械8の加工位置
に搬入し加工を行う。
【0043】ワーク登録作業を図2によって説明する。
本機械で加工するワーク10を各ワーク種類に応じて、
制御装置14にワークコード、素材形状(素材長さ・素
材外径)、加工プログラム番号、ワーク固定コレット形
状と共に登録する。制御装置14のキーボード19から
加工するワークの種類と数と優先順を入力する。これに
よって制御装置14は、加工スケジュールを作成し、ワ
ーク搬送マガジン1のワークホルダー取付ポット2上の
ワーク取付ホルダー9とワーク固定コレット34の状態
に従って、各ワークホルダー取付ポット2に各スケジュ
ールを割り付ける。各ワークホルダー取付ポット2に割
り付けられた加工スケジュールを状態は、制御装置14
のCRT18から確認することができる。
【0044】ワーク段取り台25での操作を図8および
図9と図10のフローチャートに従って説明する。作業
者は、ワーク段取り台25の扉3を開けることによっ
て、ワーク搬送マガジン制御を手動にする(図10−
)。ワーク段取りを行うワークホルダー取付ポット2
を搬送指示装置4からの入力によってワーク段取り台段
取り位置(図8−)へ搬送を行う。
【0045】制御装置14は、ワーク搬送マガジン制御
PLC24からのマガジン停止信号のタイミングによっ
て、図1−位置のワークホルダー取付ポット2のポッ
ト番号をワーク搬送マガジンPLC24から読み取る
(図10−)。読み取ったポット番号のワークホルダ
ー取付ポット2に割り付けられた加工スケジュールに従
った素材段取り指示を表示器11に表示する(図10−
)。作業者は、表示器11に表示されたワーク段取り
指示に従ったワークの段取りを行い、段取りが正確に行
えた場合には、「段取り完了」を入力装置26によって
制御装置14へ入力する。また、段取りが行えなかった
場合には、「打ち切り」を入力装置26によって制御装
置14へ入力する(図10−)。
【0046】制御装置14は、「段取り完了」が入力さ
れた場合、指示したワーク段取りが正確におこなわれた
ものと認識し、該当ワークホルダー取付ポット2を素材
計測待ち状態とする(図10−)。「打ち切り」が入
力された場合、該当ワークホルダー取付ポット2に割り
当てられた加工スケジュールは削除される(図10−
)。作業者は、所定の段取りが終了したら、扉3を閉
め、ワーク搬送マガジン制御を自動に戻す。
【0047】NC工作機械8の制御を図1と図12のフ
ローチャートを用いて説明する。制御装置14は、ワー
ク搬送マガジン制御の状態を調べる(図12−)。ワ
ーク搬送マガジン制御が手動の場合、制御装置14は機
械制御を行わない。ワーク搬送マガジン制御が自動の場
合は、NC工作機械8の加工状態を調べる(図12−
)。
【0048】該当NC工作機械8が加工中の場合、制御
装置14は機械制御を行わない。NC工作機械8の加工
状態が加工中ではない場合、全ワークホルダー取付ポッ
ト2の状態を調べる(図12−)。全ワークホルダー
取付ポット2の状態中、加工待ち状態中のワークホルダ
ー取付ポット2が無い場合機械制御を行わない。全ワー
クホルダー取付ポット2の状態中、加工待ち状態中のワ
ークホルダー取付ポット2がある場合、制御装置14は
NC工作機械8内の加工位置(図1−)にあるワーク
取付ホルダー9が取り付けていてワークホルダー取付ポ
ット2をワーク交換位置(図1−)まで移動させ、ワ
ーク搬入・搬出ロボットハンド5によってNC工作機械
8の加工位置(図1−)にあるワーク取付ホルダー9
をワーク搬送マガジン1上のワーク交換位置(図1−
)のワークホルダー取付ポット2へ払い出す(図12
−)。
【0049】制御装置14は、未加工状態のワークホル
ダー取付ポット2をワーク交換位置(図1−)まで移
動させ、未加工状態のワークホルダー取付ポット2上の
ワーク取付ホルダー9をワーク搬入搬出ロボット5によ
ってNC工作機械8内のワーク加工位置(図1−)へ
搬入する(図9−)。制御装置14はNC工作機械の
CNC12内の登録済みの加工プログラム番号を調べる
(図12−)。該当ワーク取付ホルダー9に取り付け
られているワークを加工するのに必要なNCプログラム
が登録されていない場合は、必要なNCプログラムをN
C工作機械8のCNC12へ転送を行う(図12−
)。制御装置14は、NC工作機械8のPLC13に
対して加工開始通知を出し、加工を開始させる(図17
−)。
【0050】図12−でNC工作機械8のCNC12
に使用NCプログラムが登録されている場合、制御装置
14は、NC工作機械8のPLC13に対して加工開始
通知を出し、加工を開始させる(図12−)。以後こ
のフローの繰り返しとなる。
【0051】素材判別制御を図7と図11のフローチャ
ートによって説明する。制御装置14は、ワーク搬送マ
ガジン制御の状態を調べる(図11−)。ワーク搬送
マガジン制御が手動の場合、制御装置14は素材判別制
御を行わない。ワーク搬送マガジン制御が自動の場合、
全ワークホルダー取付ポット2の状態を調べる(図11
−)。
【0052】全ワークホルダー取付ポット2の状態中、
素材判別待ち状態中のワークホルダー取付ポット2が無
い場合素材判別制御を行わない。全ワークホルダー取付
ポット2の状態中、素材判別待ち状態中のワークホルダ
ー取付ポット2がある場合、該当ワークホルダー取付ポ
ット2上に取付られているワーク10のワーク突き出し
量判別を行う(図11−)。
【0053】制御装置14は、素材判別待ちワーク取付
ポット2を図1−の位置に移動させ、一旦停止させ
る。該当ワークホルダー取付ポット2を図1−に移動
させる。ワーク突き出し量測定器6a、6bは、ワーク
ホルダー取付ポット2が図7−から図7−へ移動中
にワーク突き出し量を計測する。制御装置14は、該当
ワークホルダー取付ポット2上に取り付けられていると
認識しているワーク種類から素材取付具28が使用され
ているかどうかを判断し、素材取付具28が使用されて
いる場合には、ワーク突き出し量計測用レーザー外径測
定器6aの計測結果と、素材取付具28が使用されてい
ない場合には、ワーク突き出し量計測用レーザー外径測
定器6bの計測結果と制御装置14内の素材形状データ
のワーク突き出し量を比較する(図11−)。
【0054】該当ワークホルダー取付ポット2上に取り
付けられていると認識しているワーク10のワーク突き
出し量と計測結果が異なる場合、制御装置14が間違っ
たワーク10が取り付けられたと認識し、制御装置14
のCRT18に表示する(図11−)。その後、該当
ワークホルダー取付ポット2に対する素材判別制御は行
わない。計測結果と制御装置14が認識しているワーク
突き出し量が同一の場合は、ワーク外径判別を行う(図
11−)。
【0055】制御装置14は、ワーク突き出し量判別が
済んだワークホルダー取付ポット2を図1−の位置に
移動させ、ワーク外径計測用レーザー外径測定器7a、
7bによってワーク外径を計測する。制御装置14は、
該当ワークホルダー取付ポット2上に取り付けられてい
ると認識しているワーク種類から素材取付具28が使用
されているかどうかを判断し、素材取付具28が使用さ
れている場合には、ワーク外径計測用レーザー外径測定
器7aの計測結果、素材取付具28が使用されていない
場合には、ワーク外径計測用レーザー外径測定器7bの
計測結果と、制御装置14内の素材形状データのワーク
外径を比較する(図11−)。
【0056】制御装置14が該当ワークホルダー取り付
けポット2上に取り付けられていると認識しているワー
ク10のワーク外径と計測結果が異なる場合、間違った
ワーク10が取り付けられたと認識し、制御装置14の
CRT18に表示する(図11−)。その後、該当ワ
ークホルダー取付ポット2に対する素材判別制御は行わ
ない。計測結果と制御装置14が認識しているワーク1
0の外径が同一の場合は、該当ワークホルダー取付ポッ
ト2の状態を加工待ち状態とする。以後、このフローの
繰り返しとなる。
【0057】本実施例から明らかなように、機械加工を
全く停止させることなしに、ワーク搬送マガジン1上の
ワーク段取りを作業者が任意に行うことができる。ま
た、加工スケジュールに従った段取りができない場合で
も、ワーク段取り台25から加工スケジュールの変更が
できる。また、取り付けられたワーク10を計測し、正
しい素材が取り付けられているかを判断するため、間違
った素材が加工される恐れもない。また、制御装置に登
録する加工データ内容を異なったワークコードで、同一
の素材形状を登録することにより、同一の素材から異な
る製品を加工することも正確に行うこともできる。
【0058】
【実施例2】図13は本発明の実施例2を示す全体構成
図である。本実施例の自動ワーク交換装置は、実施例1
において、制御装置14に接続されるNC工作機械8を
複数台にするとともに、ワーク搬送マガジン1を複数台
にして構成されている。
【0059】本実施例では、実施例1の作用に加え、加
工を行う加工対象物のスケジュールを作成する上で、各
機械のパレット状態と機械の負荷に応じて各機械にスケ
ジュールを割り振る。
【0060】本実施例によれば、実施例1の効果に加え
各機械の負荷に応じてスケジュールを各機械に割り振る
ため、機械負荷の平準化を行うことができる。
【0061】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、従来技
術によるワーク交換装置と比較して、機械動作中にでも
ワークの取り付け取り外しができ、機械稼働を効率的に
行うことができる。また、ワークの取り付け取り外しの
情報も作業者に的確に通知することができ、多種のワー
クの取り付けも正確に行うことができる。さらに、作業
者からの段取り完了状態を制御装置に通知することによ
り、作業者からの加工スケジュール変更が的確に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の自動ワーク交換装置を示す
全体構成図である。
【図2】本発明の実施例1の電気的構成を示すブロック
図である。
【図3】本発明の実施例1の自動ワーク交換装置におけ
るワーク取り付けホルダーへのワーク取り付け状態を示
す説明図である。
【図4】本発明の実施例1の自動ワーク交換装置におけ
るワーク取り付けホルダーへのワーク取り付け状態を示
す説明図である。
【図5】本発明の実施例1の自動ワーク交換装置におけ
るワーク搬送マガジンへのワーク取り付け状態を示す斜
視図である。
【図6】本発明の実施例1の自動ワーク交換装置におけ
るワーク形状検出装置のレーザー外径測定器の取り付け
状態を示す斜視図である。図
【図7】本発明の実施例1の自動ワーク交換装置におけ
るワーク形状検出装置の動作説明図である。
【図8】本発明の実施例1の自動ワーク交換装置におけ
るワーク段取り台を示す斜視図である。
【図9】本発明の実施例1の自動ワーク交換装置におけ
るワーク段取り台の制御盤を示す正面図である。
【図10】本発明の実施例1の自動ワーク交換装置にお
けるワーク段取りのフローチャートである。
【図11】本発明の実施例1の自動ワーク交換装置にお
ける素材判別のフローチャートである。
【図12】本発明の実施例1の自動ワーク交換装置にお
ける機械制御のフローチャートである。
【図13】本発明の実施例2の自動ワーク交換装置を示
す全体構成図である。
【図14】従来の装置を示す全体構成図である。
【符号の説明】
1 ワーク搬送マガジン 2 ワークホルダー取付ポット 4 搬送指示装置 5 ワーク搬入・搬出ロボット 6a、6b、7a、7b レーザー外径測定器 8 NC工作機械 14 制御装置 25 ワーク取付台 27 素材検出装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B23Q 17/00 D 9423−3C

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工データに従って対象ワークを加工す
    る加工手段の加工対象物取り付け位置に、ワーク搬送マ
    ガジンに取り付けてあるパレットに固定された対象ワー
    クを任意に入れ換える自動ワーク交換装置において、対
    象ワークの搬送を行うパレットを定位置に位置決めする
    手段と、上記パレットの通過点上に設置されたワーク形
    状を検出する形状検出手段と、加工データ及び素材形状
    データ、パレットデータを記憶する記憶手段と、前記パ
    レットの移動と停止の制御と加工手段へのワークの搬入
    と搬出の制御と加工スケジュールの管理をする制御装置
    と、前記形状検出手段により得た計測データと制御装置
    がパレット上に取り付けられていると判断している形状
    データとの一致を判断する判断手段と、前記パレット通
    過点上に設けられたパレットからワークの段取りを行う
    ワーク段取り台と、前記段取り台上に設置した前記制御
    装置からワーク段取り指示情報を表示する表示手段と、
    前記表示機と同一場所に設けられた前記制御装置にワー
    ク段取り完了状態を入力する入力手段と、前記パレット
    の搬送の自動制御と手動制御を切り替える手段と、前記
    手動制御の場合に任意パレットをワーク段取り台に搬送
    させる手段と、前記制御装置から前記加工手段へ加工デ
    ータを送信する通信手段とを有することを特徴とする自
    動ワーク交換装置。
JP5301018A 1993-11-05 1993-11-05 自動ワーク交換装置 Withdrawn JPH07132446A (ja)

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