JPH05261642A - 自動加工装置 - Google Patents

自動加工装置

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Publication number
JPH05261642A
JPH05261642A JP4093590A JP9359092A JPH05261642A JP H05261642 A JPH05261642 A JP H05261642A JP 4093590 A JP4093590 A JP 4093590A JP 9359092 A JP9359092 A JP 9359092A JP H05261642 A JPH05261642 A JP H05261642A
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JP
Japan
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work
processing
machining
storage device
robot
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP4093590A
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English (en)
Inventor
Tokuji Hatasa
篤司 畑佐
Hiroaki Kato
裕章 加藤
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Yamazaki Mazak Corp
Original Assignee
Yamazaki Mazak Corp
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Publication date
Application filed by Yamazaki Mazak Corp filed Critical Yamazaki Mazak Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワークの配置状況を認識し加工順序を決定す
ることで段取り時間を短縮する自動加工装置を提供す
る。 【構成】 S120のレイアウト撮像処理は、パレット
99を上方から撮影し、画像データに基づいてワーク載
置位置にワーク30が有るか無いかについて判定し、ワ
ーク形状を認識し認識されたワーク形状に基づいてワー
クを形状別に分類する処理で、処理結果としてどの形状
のワークがどのように配置されているかのマップを得
る。S130では、マップに基づいて搬送及び加工の順
序を決定する。例えば、トレイ番号が連続する同形ワー
ク30をグループとして認識し、その数に基づいて加工
の優先順位を決め、かつガントリロボット12及びパレ
ット99の移動が最短になるようにして、搬送及び加工
の順序を決定する。S140で、加工順番のワーク位置
へガントリロボット12及びパレット99を移動させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複合加工工作機械、ワ
ーク貯蔵装置、ワーク貯蔵装置から複合加工工作機械へ
ワークを搬送する搬送装置を備えた自動加工装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、複合加工工作機械の一つとしてN
C複合旋盤が知られている。このNC複合旋盤は、対向
する二組の主軸台及び刃物台を備え、一方の主軸から他
方へとワークを受け渡すことでワークの連続加工を行う
ことができる。また近年、NC複合旋盤と、ワーク貯蔵
装置からNC複合旋盤へ加工対象のワークを搬送するワ
ーク自動搬送装置(ガントリーロボットと呼ばれる)と
を組み合わせて、長時間の自動加工ができるシステム
(いわゆるFMS)が考えられている(例えば、特開平
2−71948号公報)。この種の自動加工システムで
は、まずオペレータのティーチング作業によりワーク貯
蔵装置の上に並べられたワーク寸法・ワーク個数・配列
順序・ワーク番号(加工プログラム番号、搬送プログラ
ム番号)などがデータとしてガントリーロボットに入力
される。この段取りが済んでから、ティーチングデータ
に基づいてワークの加工順序が決定され加工プログラム
が選択されてワークの自動加工が始まる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記装置では、
ティーチングのためのデータ入力作業や、ティーチング
データと実際のワーク配置状況との照合といったワーク
加工に取り掛かるまでの段取りに時間と手間がかかり、
ワークの搬送・連続加工を高速化するうえで障害になる
といった問題があった。また、搬送・加工作業が一旦始
まってしまうと、ティーチングデータと異なるワーク配
置状態の変更は許されないので、途中で他の形状のワー
クに交換することなどができず柔軟性に欠けるといった
問題もあった。そこで本発明の目的は、形状の異なるワ
ークが混載してあってもワークの配置状況を認識しその
認識結果に基づいてワークの加工順序を決定することで
段取り時間を短縮することができる自動加工装置を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨とするとこ
ろは、複合加工工作機械と、該複合加工工作機械によっ
て加工されるワークを載置貯蔵したワーク貯蔵装置と、
該複合加工工作機械と該ワーク貯蔵装置との間に架設さ
れたガイドレールと、該ガイドレール上を自走して該ワ
ーク貯蔵装置から該複合加工工作機械へワークを搬送す
る搬送装置と、該複合加工工作機械・該ワーク貯蔵装置
・該搬送装置を制御する制御装置を備えた自動加工装置
において、上記搬送装置は、上記ガイドレールを自走す
るロボット本体と、該ロボット本体に装着され鉛直方向
に伸縮するアームと、該アームの先端に装着されワーク
を把持するハンドとを有する搬送ロボットと、上記ワー
ク貯蔵装置のワーク載置面に載置されたワークを撮像す
る撮像手段とを備えると共に、上記制御装置は、上記撮
像手段によって撮像されたワーク画像から上記載置され
たワークの形状及び配置位置を抽出して認識するワーク
認識手段と、該認識されたワークの形状及び配置位置に
基づいてワークをグループ化し、該ワークの加工順序を
決定する加工順序決定手段と、該決定された加工順序に
基づいてワーク搬送工程及び加工工程を統括する工程統
括手段とを備えてなることを特徴とする自動加工装置に
ある。
【0005】
【作用】以上のように構成された本発明によれば、搬送
装置においては、搬送ロボットが、制御装置によって制
御されながら、ワーク貯蔵装置から複合加工工作機械へ
搬送する。例えば、その搬送ロボットによるワーク搬送
の際に、撮像手段がワークを撮像する。すると制御装置
においては、撮像されたワーク画像からワーク載置面に
おけるワークの形状及び配置位置を抽出し認識してワー
クをグループ化し、加工順序決定手段が、その認識結果
に基づいてワークの加工順序を決定する。そして工程統
括手段が、決定された加工順序に基づいてワーク搬送工
程及び加工工程を統括する。例えば工程統括手段が、搬
送装置を制御して搬送ロボットのアームを鉛直方向に伸
ばし、加工順番であるワークをハンドで把持したのちに
アームを縮ませワークを引き上げ、ガイドレールを複合
加工工作機械へと搬送し、複合加工工作機械を制御して
当該ワークに機械加工を行う。
【0006】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面と共に説明す
る。まず、図1は本発明を適用した自動加工装置の全体
構成を表す斜視図、図2は一部破断の正面図である。
【0007】図示するように、自動加工装置1は、大き
くみて、複合加工旋盤2と、複合加工旋盤2へワーク3
0を搬入すると共に加工済みワーク(以下、加工品とい
う)を搬出するためのガントリーロボット12と、ガン
トリーロボット12が走行する橋梁を成すコラム13及
び走行レール15と、ガントリーロボット12に多数の
ワーク30を供給するワーク貯蔵装置90とを中心に、
自動搬送加工システムとして構成されている。
【0008】複合加工旋盤2は、機体3とワーク加工部
5とを中心に構成されている。ワーク加工部5において
は、二つの主軸台6,7が対向して配設されると共に水
平方向にそれぞれ独立で移動自在に設けられ、主軸台
6,7のそれぞれには、主軸9,10が、同一の軸心C
T1,CT2上に配設されている。主軸9,10には、
水平方向の貫通穴9b,10bが設けられてチャック9
a,10aが装着されている。このほかに、主軸台6,
7の近傍には、図示せぬ刃物台やタレットも設けられて
いる。この機械本体は同一出願人の特公平2-42602号公
報に具体的に示されている。
【0009】複合加工旋盤2の上方には、機体3とワー
ク加工部5とを連結する形でロボット通過部11が架設
され、その開口部11a,11bが機体3の左側面部3
a及び上端部3bに設けられている。複合加工旋盤2の
機体3からみてワーク貯蔵装置90を越えたところに
は、コラム13が立設され、コラム13と機体3との間
には走行レール15が架け渡されている。この走行レー
ル15には、その上を自在に往復移動するロボット本体
16が設けられている。走行レール15は、複合加工旋
盤2の主軸台6,7の移動方向と平行なサーボ軸AB
(図2に幅方向の両矢印で示した)に沿って配設されて
いる。
【0010】また、複合加工旋盤2の制御盤(不図示)
の中には、主制御装置、ロボット・コントローラ及び画
像処理装置が備えられているが、これら装置については
後述する。次に、ガントリーロボットについて説明す
る。図3はガントリーロボットの説明図、図4はガント
リーロボットの移動駆動装置を表す説明図、図5はアー
ム昇降装置及びハンド保持装置の説明図、図6は各種ハ
ンドを表す斜視図である。
【0011】図示するようにガントリーロボット12
は、ロボット16本体と、ケーシング17と、ハンド保
持装置27と、軸EF(図4、図5に天地方向の両矢印
で示した)に沿って移動するアーム39とを主要部とし
て構成され、走行レール15に沿って貯蔵装置90と複
合加工旋盤2との間を移動し、所定位置(図2に実線及
び仮想線で示したガントリーロボット12の位置)で停
止するとアーム39が上下動する。具体的には同一出願
人の特願平2-216695号に示されている。
【0012】ロボット本体16においては、ケーシング
17の中に移動駆動装置19が収められている。移動駆
動装置19では、駆動モータ20の軸20aにタイミン
グプーリ21aが装着され、タイミングプーリ21a→
タイミングベルト22a→タイミングプーリ21b→回
転軸25という機構を経て、駆動モータ20の回転がタ
イミングプーリ21dへ伝動される。走行レール15の
両端部には支持板26a,26bが設けられ、一方の支
持板26aから、タイミングプーリ21d及び二つの抑
えローラ23a,23bに巻き付けられる形で通り支持
板26bまで、タイミングベルト22bが張り渡されて
いる。
【0013】したがって、駆動モータ20の正転・逆転
に連れてロボット本体16が走行レール15の上を往復
移動する(図3、図4中に両矢印ABで示した方向)。
また図5の(A)欄に示すように、アーム昇降機36も
ケーシング17の中に収められ、アーム昇降機36の下
端部にはハンド保持装置27が設けられている。アーム
昇降機36においては、昇降用モータ36aの回転は、
その駆動軸に嵌められた歯車36bから、歯車36c→
ボールネジ36dという順序で伝えられる。ガイドレー
ル37aは、上下方向に伸展でき、昇降用モータ36a
の側から駆動力が、ボールネジ36dに螺合するナット
37bを介して伝えられると、アーム39が昇降する。
【0014】図5の(B)欄に示すように、ハンド保持
装置27はアーム39の先端部に着脱可能に装着され、
ケーシング27aと、その中に納められた駆動モータ2
9、歯車機構31などを備えている。歯車機構31は、
その上部に配設された支持軸31b、支持軸31bに装
着された傘歯車31d、回転ホルダ42の周囲に配設さ
れたゼネバ歯車32Aなどからなる。
【0015】駆動モータ29の回転にしたがって、歯車
機構31を介して回転ホルダ42が軸心CT3を中心に
4割り出しされる。回転ホルダ42にはチャクワーク用
のハンド53が取り付けられている。図6の(A)欄に
示すように、ハンド53はチャックワーク用に造られ、
ケーシング55、ケーシング55において互いに背を向
け合う二組のワーク把持部53A及び53Bを備えてい
る。なお、図6の(B)欄,(C)欄,(D)欄に示す
ように、ハンド53に換えて、別のチャック用ハンド7
0{(B)欄}、シャフトワーク用のハンド72
{(C)欄}、バーワーク用のハンド72{(D)欄}
を装着することができるが、これらハンド70,72,
74の詳細は、特開平2−71948号公報に記載され
ているので省略する。またハンド53には、チャック爪
を開閉するための駆動部がケーシング55の中に設けら
れているが、その詳細も該公報に記載されているので省
略する。
【0016】ワーク把持部53A及び53Bは肉厚の円
盤状をなす三つ爪チャックであって、三つの爪58が作
動表面にそれぞれ配設されると共に、その中心には撮像
装置60がそれぞれ嵌め込まれている。撮像装置60は
チャックの中心位置に取り付けられる場合に限らず、チ
ャックの存在しないハンド53の他の面に設けてもよ
く、この方が取付は簡単である(例えば、図6
(E))。
【0017】撮像装置60はレンズなどの光学系と固体
撮像デバイス(共に不図示)とで構成されており、例え
ばCCDイメージセンサを用いた固体カメラと呼ばれる
公知の装置が採用されている。撮像装置60の画角は十
分広く採られており、アーム39が、貯蔵装置90のワ
ーク載置面へ下降する際、上方の通過点において撮像可
能範囲にパレット99(後述する)の全体を収めると共
に、下方の通過点において少なくとも1個のワーク30
を撮像可能範囲に収めることができる(詳細は後述す
る)。
【0018】続いて、ワーク貯蔵装置について説明す
る。図7はワーク貯蔵装置の外観を表す斜視図、図8は
ワーク貯蔵装置の構造を表す説明図、図9はパレットの
説明図である。図示するようにワーク貯蔵装置90は、
フレーム91を備え、その左右両端部にはそれぞれタイ
ミングプーリ92a,92bが回転自在に設けられてい
る。二つのタイミングプーリ92a及び92bの間に
は、ベルト93が走行レール15に対して直角方向であ
る矢印IJ方向に掛け渡されると共に、ベルト93の上
方部分を支持するためのローラ95が複数個、所定間隔
で回転自在に設けられ、一方のタイミングプーリ92b
には、駆動モータ96が公知のベルト伝達機構97を介
して接続されている。また、ベルト93の上には、パレ
ット99が搭載されている。パレット99は縦横に仕切
られてワーク30を収めるトレイ99a(例えば15
個)が形成され、個々のトレイ99aには通し番号(例
えば、1〜15)が付与され回転制御部90a及びロボッ
ト・コントローラ202に記憶されている。
【0019】ワーク貯蔵装置90では、回転制御部90
aがロボット・コントローラ202からの指令に基づい
て駆動モータ96を操作して、パレット99を矢印RS
方向へ移動させ所定の原点位置WPなどの指令位置にパ
レット99を位置決めする。続いて、主制御装置、ロボ
ット・コントローラ及び画像処理装置について説明す
る。図10は、主制御装置、ロボット・コントローラ及
び画像処理装置の概略構成を表すブロック図である。
【0020】図示するように、主制御装置200は、情
報処理機能をもつ主制御部200aと、主記憶部200
bと、システム制御プログラムやNC加工プログラムが
格納されたプログラム格納部200cと、や複合加工旋
盤2のサーボモータ(不図示)を制御するためのサーボ
制御部200dと、ロボット・コントローラ202との
データ伝送のためのインターフェイス部200eなどを
主要部として構成され、また主記憶部200bには、ワ
ーク30の形状や大きさに対応した加工プログラム群
や、チャック幅・爪の深さなどのパラメータを収録した
データテーブルなどが予め格納されている。主制御装置
200は、ロボット・コントローラ202及び画像処理
装置204を下位の情報処理装置として統括しながらシ
ステム全体を制御すると共に、加工プログラムと各種検
出器(図示せず)からの検出データとに基づいて複合加
工旋盤2の加工工程を制御する。
【0021】ロボット・コントローラ202は、情報処
理機能をもつ主制御部202aを中心に、主記憶部20
2bと、画像データ処理のための画像データ処理部20
2cと、走行レール移動用の駆動モータ20、ハンド回
転用の駆動モータ29及びアーム昇降用モータ36aの
回転及び正逆転を制御してガントリーロボット12の移
動、アーム39の上昇・下降、ハンド53の回転を制御
するための移動司令部202dと、主制御装置202と
のデータ伝送のためのインターフェイス部202e及び
画像処理装置204とのデータ伝送のためのインタフェ
ース部202fなどから構成されている。
【0022】画像処理装置204は、情報処理機能をも
つ主制御部204aを中心に、撮像装置60からのアナ
ログ映像信号を受信しディジタルの画像データに変換す
るための受信部204bと、受信部204bからの画像
データを格納するバッファ・メモリである画像データ記
憶部204cと、画像データ記憶部204cに格納され
た画像データをロボット・コントローラ202へ伝送す
る外部インタフェース部204dとを主要部として構成
されている。画像処理装置204では、ロボット・コン
トローラ202からの撮像タイミング信号に同期して撮
像装置60からのアナログ映像信号を取り込み、その画
像データをロボット・コントローラ202へ伝送する。
【0023】上記のように構成された自動加工装置1に
おいては、主制御装置200からの指令に基づいて、ガ
ントリーロボット12がワーク30の搬送・搬入・搬出
を行う。以下、ガントリーロボット12の動作工程の一
例について、ハンド53の回転動作の説明図である図1
1を参照しながら説明する。なお動作工程の詳細は、特
開平2−71948号公報に記載されているので省略
し、ヘット゛1,ヘット゛2による1,2工程連続加工やヘット゛1,ヘット゛2
の独立加工のうち後者についてだけここではその概要を
述べる。
【0024】=第1工程= ガントリーロボット12がワーク貯蔵装置90の上で停
止→ハンド53が反時計方向CCWへ90度回転(ワー
ク把持部53Aが下方を向く)(1) →アーム39 が下
降→パレット99の上のワーク30を把持→アーム39
が上昇→ハンド53が時計方向CWへ180度回転(ワ
ーク把持部53Aが上向きに、ワーク把持部53Bが下
向きに)(2) →アーム39が下降→二つ目のワーク30
を 把持→アーム39が上昇→ハンド53が90度CW
方向へ回転(3)。
【0025】=第2工程= ガントリーロボット12が走行レール15に沿って複合
加工旋盤2の所定位置へ移動・停止→アーム39が下降
→ワーク把持部53A及び53Bのそれぞれのワーク3
0を、複合加工旋盤2のチャック9a及び9bへ受け渡
す→上昇(待機) 〜(複合加工旋盤2の加工工程)〜 →アーム39が下降→ワーク把持部53A及び53Bが
加工済みワーク30をそれぞれ受け取る→アーム39が
上昇。
【0026】=第3工程= ガントリーロボット12が走行レール15に沿ってワー
ク貯蔵装置90の上へ移動・停止→ ハンド53が90
度反時計方向CCWへ回転(4) →アーム39が下降→加
工済みワークをパレット99の上に載置→アーム39
が上昇→ハンド53が方向へ180度反時計方向CCW
に回転(ワーク把持部53Aが下向き に、ワーク把持
部53Bが上向きに)(5) →アーム39が下降→二つ目
のワーク3 0を載置→アーム39が上昇→アーム39
が下降→ワーク30を把持→アーム39が上昇→ハンド
53が180度CW方向に回転(ワーク把持部53Aが
上向きに、ワーク保持部53Bが下向きに)(6) →アー
ム39が下降→二つ目のワーク30を把持→アーム39
が上昇→ハンド53が90度CW方向へ回転(7) 第3工程の後は、第2工程→第3工程と繰り返す。
【0027】なお、上記工程中に示した(1)〜(7)の番号
は、図11のハンド53の回転動作順序を示している。
次に、ロボット・コントローラ202で実行される撮像
処理について、図12及び図13のフローチャートに沿
って説明する。本処理は、上記の第1工程において実行
される。なお上記フローチャートでは、ステップの番号
であることを表すために、番号に符号Sを付けてある。
【0028】メインフローチャートの処理が開始されると、まずレイ
アウト認識処理サフ゛ルーチン S80 が実行され、ハ゜レット 99 のワー
ク配置が認識される。サフ゛ルーチン S80 の ステッフ゜S100
で、ワーク貯蔵装置90に指令してパレット99の長手
方向の中央を所定位置WP(図8)に移動させると共に、
ガントリーロボット12を原点位置(パレットの幅方向
の中央)へ移動させる(例えば、パレット99の通し番
号8のトレイ99aの真上に、ガントリーロボット12
が位置するように移動させる)。続くS110で、ハン
ド53を反時計方向CCWへ90度回転させて(図11)
ワーク把持部53Aを下方(パレット99の方向)に向
かせてからワーク把持部53A及び53Bの爪58を開
く。なお、起動時にはワーク把持部53A及び53Bが
水平方向を向いており爪58は閉じている。
【0029】続いてS120で、レイアウト撮像処理を
実行する。この処理は、画像処理装置204に指令して
パレット99を上方から撮影する撮像指令処理(第1ス
テップ)、画像処理装置204からの画像データに基づ
いて、パレット99の上のワーク載置位置にワーク30
が有るか無いかについて判定するワーク30の有無判定
処理(第2ステップ)、撮像されたワーク30の形状を
認識する形状認識処理(第3ステップ)、認識されたワ
ーク形状に基づいてワーク30を形状別に分類する形状
判別・分類処理(第4ステップ)から構成される。これ
らの処理の実効結果として、パレット99の個々のトレ
イ位置(図9の通し番号1〜15が付与されたマトリック
ス)にどのような形状のワーク30が配置されているか
についての認識が、ワーク配置のマップとして得られ
る。
【0030】なお、第3ステップの形状認識処理は、前
処理(濃淡画像の2値化処理、輪郭抽出処理など)→特
徴抽出(図形の識別処理、面積・直径の演算処理など)
といった手順で行われ、第4ステップの形状判別・分類
処理は、パターン・マッチングによって行われるが、そ
れらの詳細は、塊状の物体を面図形として抽出するため
の画像処理の基本技法として周知であるので省略する。
【0031】このような技法により、同一ワークと認識
されたものはグループ化される。例えば、図9に示すよ
うにX,Y,Zグループの3つに大別される。続くS1
30で、S120の処理によって作成されたマップに基
づいて、搬送及び加工の順序を決定する。同形ワーク3
0をグループとして認識し、そのグループに基づいて加
工の優先順位を決め、かつガントリロボット12及びパ
レット99の移動が最短になるようにして、搬送及び加
工の順序を決定する。
【0032】本実施例では、加工の順序の決定に際し、
できるだけ旋盤内での段取替えが少なくて済むようにグ
ループ毎に加工処理するよう考慮されているが、さら
に、グループ内においてもワーク貯蔵装置90やガント
リーロボット12の駆動を少なく制御するように順序を
決定する機能を付加してもよい。
【0033】従って、図9においては番号1,2 のハ゜レット
から番号3のハ゜レット へと加工が進むのではなく、番号10
そして番号5 とXグループの総てのワーク加工を行うよ
うに設定する。同様にYグループにおいても番号 3,4,1
3 のハ゜レット順で設定され、Zグループでは番号9,12,6,1
4,15 のハ゜レット順で設定される。
【0034】加工順序が設定されると、再び メインルーチン
に戻り、ワーク認識処理サフ゛ルーチン S85を実行する。その
フ゛ルーチン では、再度の撮像・およびワークの形状認識処
理を実行する。図14に例示するように、この処理で
は、まず画像処理装置204へ撮像タイミング信号を出
力して、基準高位(ハンド53のパレット99の載置面
からの高さx0 )にてパレット99上の当該ワーク30
を撮影した画像データを画像処理装置204から受け取
り、その画像データに基づいて当該ワーク30の平面投
影形状及び大きさを認識してワーク30の形状パラメー
タ(例えば、円形ワーク30aの直径y0 )を算出す
る。次に、アーム39が、基準高位x0 から、所定距離
だけ下降して停止(例えば、パレット99の載置面から
の高さx1 の位置で停止)して、再び当該ワーク30に
ついて撮像・形状認識処理を実行して、ワーク30の形
状パラメータ(例えば、ワーク直径y1 )を算出する。
なお、平面投影形状は、CCDを視点とした中心投影法
による投影像とする。続くS160では、上記S150
との処理結果と、次式とから、パレット99の載置面か
らのワーク高さaを求める。
【0035】a=(y0x0−y1x1)/(y0−y1) すなわち、x0 及びx1 が既知であり、y0 及びy1 が
上記処理によって求まれば、ワーク高さaは算出され
る。続いてS170では、S150及びS160の処理
結果に基づいて、当該ワーク30が未加工であるか否か
について判断する。平面形状が同じであり当該ワーク3
0が未加工であり、登録ワークと一致するかどうかを判
断して、一致すると判断されたときはそのまま本サフ゛ルーチ
ン を一旦終了し(S180)、また加工済みのものであ
ると判断されたときも同様に本サフ゛ルーチン を一旦終了する
(S170)。
【0036】また、ステッフ゜S180で登録ワークと一致
しないときには ステッフ゜S310でエラー処理を実行して
本処理を外部へ出る。。ステッフ゜S170とステッフ゜S180
はほぼ同時に処理されるもので、フローチャートにおいてどち
らを前後に示すかは大したことではない。即ち、登録ワ
ークと一致することを確認してそのワークが加工前か加
工後かといった処理判断にしてもよいし、あるいは未加
工ワークの画像テ゛ータをサーチした後に、それが今回加工す
る予定の登録ワークであるかどうかといった順序で処理
することでもよい。
【0037】なお、S170の判断は、認識された平面
投影形状が加工前と後でも同じであるときには形状判断
によってはできないので、例えば高さaが加工後の仕上
げ高さと一致するか否かによって行われる。メインルーチン で
は次加工のワーク の有無を判断し(S86)、ワークがなければ終
了し(S88)、ワークがあって次ワークについての前述までの処
理が済んでいれば(S87)、次の未加工ワークの ローテ゛ィンク゛処
理を行う。
【0038】未加工ワークのローテ゛ィンク゛処理において、S1
90ではS150で算出されたワーク高さaの位置へ、
アーム39(及びハンド53)を矢印F方向へ下降して
停止させる(図14の x1−a )。続いてS200で
は、レイアウト認識処理のS120及びワーク認識処理
のS140で認識したワーク形状とS150で算出した
ワーク高さaとのデータを図10に示す主制御装置20
0へ伝送し、S210では、爪58を閉じてワーク30
を把持してから、アーム39を上昇させ、S220へ進
む。
【0039】続くS220では、ワーク貯蔵装置90に
指令してパレット99を移動させると共にガントリーロ
ボット12を移動させて次に加工する予定のワーク30
の真上位置に定位させ、続くS230で、ハンド53を
時計方向CWへ1180度回転させる。したがって、ワ
ーク把持部53Aの把持面は上を向き、空のワーク把持
部53B(アンロディング)の把持面が下を向く。
【0040】次に、ロボット・コントローラ202で実
行されるセッティング処理と、主制御装置200で実行
されるチャッキング処理とについて、図15及び図16
のフロチャートに沿って説明する。この二つの本処理
は、上記の第2工程において相互に対応を取りつつ実行
される。なお上記フロチャートでは、ステップの番号で
あることを表すために、番号に符号Sを付けてある。
【0041】ロボット・コントローラ202では、セッ
ティング処理が開始されると、まずS400にて、ガン
トリーロボット12を走行レール15に沿って矢印B方
向へ複合加工旋盤2のワーク加工部5における所定位置
まで移動させる。続いてS410で、所定距離だけアー
ム39を下降させ、所定の基準位置にワーク把持部53
A及び53Bに把持されたワーク30をそれぞれ位置決
めする{ワーク把持部53A及び53B(ワーク30)
のセンタと、チャック9a及び9bのセンタとが同軸上
で揃う}。そして、セッティング準備完了を知らせる信
号SR1を主制御装置200へ出力し、主制御装置200
からチャッキング完了信号(後述する)SM1が入力され
るのを待つ。
【0042】一方、主制御装置200では、ロボット・
コントローラ202から信号SR1が入力されるとチャッ
キング処理を開始する。まずS700で、それぞれのワ
ーク30を複合加工旋盤2のチャック9a及び9bに正
確にセッティングするために、セッティング・オフセッ
トSを算出する。セッティング・オフセットS、予め定
められたハンド振込位置とチャック9aの端面との距離
から、チャック幅(軸方向の厚み)d、爪の深さc及び
前述のワーク撮像処理にて算出したワーク高さaを減じ
て求められる。
【0043】続いてS710では、チャック9a,9b
を開き、ステップ700で算出したセッティング・オフ
セットSの値だけ、主軸台6を矢印B方向へ、主軸台7
を矢印A方向へ、それぞれ基準位置から前進させる。そ
してS720では、チャック9a,9bを閉じワーク3
0を把持し、チャッキング完了を知らせる信号SM1をロ
ボット・コントローラ202へ送信した後、ロボット・
コントローラ202から離脱完了信号SR2が入力される
のを待つ。
【0044】他方、ロボット・コントローラ202で
は、主制御装置200からチャッキング完了信号SM1が
入力されるとステップS420のワークリリース処理を
実行する。すなわち、ワーク把持部53A及び53Bの
爪58を開いてワーク30を離し、ワークリリース完了
を知らせる信号SR2を主制御装置200へ送信し、主制
御装置200から後退完了信号SM2が入力されるのを待
つ。後退完了信号SM2が入力されると、S430に進ん
で、アーム39を上昇退避させ、退避が完了したところ
で、退避完了信号SR3を出力し、加工完了信号SM3が入
力されるのを待つ。
【0045】一方、主制御装置200では、離脱完了信
号SR2が入力されると、S730へ進む。S730で
は、主軸台6を矢印A方向へ、主軸台7を矢印B方向へ
それぞれ基準位置へ後退させ、後退完了信号SM2をロボ
ット・コントローラ202へ出力した後、ロボット・コ
ントローラ202から退避完了信号SR3が入力されるの
を待つ。退避完了信号SR3が入力されるとS740に進
み、それぞれのワーク30を加工開始位置にセットする
ために、Z軸オフセットとして算出する。Z軸オフセッ
トは、機械原点とチャック9aの端面との距離から、チ
ャック幅(軸方向の厚み)d、爪の深さc及び前述のワ
ーク撮像処理にて算出されたワーク高さaを減じて算出
される。
【0046】続いてS750で、ステップ740で算出
したZ軸オフセットの値だけ、主軸台6を矢印B方向
へ、主軸台7を矢印A方向へ、それぞれ基準位置から前
進させる。続くS760では、ロボット・コントローラ
202から伝送されたワーク形状とワーク高さaとに対
応する所定のNC加工プログラムをプログラム格納部2
00cから選択する。加工プログラムが選択されると、
主制御装置200は加工プログラムを実行するに当たっ
て必要な工具が刃物台に装着されているかどうか、ある
いはチャック爪が装着されているかどうかを判断し、総
て装着されているときにその加工プログラムに基づいて
ワーク加工処理を実行する。
【0047】不足工具があるときはオペレータに警告
し、段取りされてから処理を続行する。次に、加工処理
が終了すると、S770に進み、主軸台6を矢印A方向
へ、主軸台7を矢印B方向へ、それぞれ基準位置へ後退
させ、加工完了信号SM3をロボット・コントローラ20
2へ出力する。他方、ロボット・コントローラ202で
は、加工完了信号SM3ステップが入力されると、S44
0に進んで、アーム39を所定距離だけ下降させた後、
下降完了信号SR4を主制御装置200へ出力し、主制御
装置200から前進完了信号SM4が入力されるのを待
つ。
【0048】一方、主制御装置200では、下降完了信
号SR4が入力されると、S780へ進み、主軸台6を矢
印B方向へ、主軸台7を矢印A方向へ、それぞれ基準位
置からセッティング・オフセットSの値だけ前進させ、
前進完了信号SM4を出力する。 他方、ロボット・コン
トローラ202では、前進完了信号SM4が入力される
と、S450に進んで、ワーク把持部53A及び53B
の爪58を閉じそれぞれの加工品を保持し、ワーク把持
完了信号SR5を主制御装置200へ出力し、主制御装置
200からワークリリース完了信号SM5が入力されるの
を待つ。
【0049】最後に、主制御装置200では、ワーク把
持完了信号SR5が入力されると、S790に進んで、チ
ャック9a及び9bの爪58を開いて加工品を解放し、
主軸台6を矢印A方向へ、主軸台7を矢印B方向へ、そ
れぞれ基準位置へ後退させ、ワークリリース完了信号S
M5をロボット・コントローラ202へ出力し、処理を終
了する。ロボット・コントローラ202では、ワークリ
リース完了信号SM5が入力されると、S460に進ん
で、でアーム39を上昇させ、処理を終了する。Xグル
ープの番号1のワーク が終了すると、次の番号2のワーク3
0について先のワークと同様の撮像・形状認識・ワーク
把持の処理をくりかえし実行する。すな
【0050】わち、ワーク認識処理のS140〜未加工ワーク
のローテ゛ィンク゛処理のS230までの処理を再度実行して、
一旦処理を終了する。この後は、第1〜第3工程とS1
30で設定された搬送及び加工の順序とに従って撮像・
搬送・加工の作業を進める。
【0051】なお、本実施例では一連のワークが終了す
るまでレイアウトの認識は変わらないが、ワーク配置を
途中で変更するような場合には上記の処理の実行途中
に、レイアウト撮像処理を行いその結果を更新して搬送
及び加工順序を新たに設定し直し、それに応じた搬送及
び加工の順序が設定されるようにしてもよい。
【0052】こうして、Xグループの番号2 のワークが
終了すると、番号10 へと進むが、番号10 においてはワ
ーク認識処理S85で既に加工済と判断されるので、番
号5のワークにスキップする。そして、Xグループ総て
のワークの加工が終了した段階で、Yグループの加工を
決定された順序に従って行い、同様にZグループのワー
クも処理される。
【0053】以上説明したように本実施例では、ガント
リーロボット12によるワーク搬送及び複合加工旋盤2
による機械加工の前段に、パレット99に載置されたワ
ーク30を撮像し、撮像画像からワーク30を形状別に
分類してワーク配置のマップを作成し、それに基づいて
最適最短の搬送及び加工の順序を決定するので、ワーク
加工の段取り時間を大幅に短縮できる。つまり、ワーク
30の搬送・連続加工を高速化することができる。従来
装置では、オペレータがティーチングとデータ照合作業
との作業を行わねばならず、時間と手間がかかったが、
このような問題は本実施例では克服されている。
【0054】加えて、ガントリーロボット12及びワー
ク貯蔵装置90の移動距離が最小になり、かつ加工プロ
グラムや工具,チャック爪等のワーク種類の変更に伴う
段取替えの回数も最小にできる。
【0055】さらに、ガントリーロボット12がワーク
貯蔵装置90からワーク30を搬送する際に毎回、ワー
ク配置のマップが更新され搬送及び加工の順序が新たに
設定し直すように構成できるので、作業工程の途中で配
置ワークを他形状のワークに取り替えた場合であって
も、それに応じた搬送及び加工の順序を設定することが
でき、作業工程の中途変更に迅速かつ柔軟に対応するこ
とができる。
【0056】また、ワーク30を撮像してワーク高さa
を算出し、算出したワーク高さaから、セッティング・
オフセットSを求めてワーク30の受け渡し・受け取り
位置を決定するので、ガントリーロボット12を受け渡
し・受け取り位置に迅速・正確に位置決めすることがで
きる。そのため、ワーク加工の段取り時間を大幅に短縮
でき、オペレータがワーク受け渡しの際にガントリーロ
ボット12を操作しながら位置決めを行う手間が削減で
きる。
【0057】さらに、ワーク高さaからZ軸オフセット
を求め、ワーク30を加工開始位置に迅速・正確に位置
決めすることができる。そのため、ワーク加工の段取り
時間を短縮できると共にZ軸オフセット計測及び入力の
作業の手間を省くことができる。加えて、予め用意され
た複数の加工プログラムからワーク高さaに対応する加
工プログラムを選択して実行するので、選択すべき加工
プログラムをティーチングする手間を省くことができ
る。
【0058】CCD60はコラム13に取り付け、ガン
トリーのハンドを画角とするようにセットしておく構成
であっても良い。ガントリーが走行レール15を移動す
る2箇所において撮像するようにすれば同様に ワークを認
識できる。
【0059】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、撮
像されたワーク画像からワークの形状及び配置位置を抽
出して認識し、その認識結果に基づいてワークの加工順
序を決定するので、最適最短のワーク加工順序で機械加
工を行うことができる。それゆえ、ティーチング作業の
手間を省いて段取り時間を短縮することができると共に
ワーク搬送・連続加工の高速化に功を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の自動加工装置の全体構成を表す斜視図
である。
【図2】自動加工装置の一部破断の正面図である。
【図3】ガントリーロボットの説明図である。
【図4】ガントリーロボットの移動駆動装置を表す説明
図である。
【図5】アーム昇降装置及びハンド保持装置の説明図で
ある。
【図6】各種ハンドを表す斜視図である。
【図7】ワーク貯蔵装置の外観を表す斜視図である。
【図8】ワーク貯蔵装置の構造を表す説明図である。
【図9】パレットの説明図である。
【図10】主制御装置、ロボット・コントローラ及び画
像処理装置などの概略構成を表すブロック図である。
【図11】ハンドの回転動作の説明図である。
【図12】ロボット・コントローラで実行される撮像処
理のフローチャートである。
【図13】上記撮像処理の続きのフローチャートであ
る。
【図14】撮像動作の説明図である。
【図15】ロボット・コントローラで実行されるセッテ
ィング処理及び主制御装置で実行されるチャッキング処
理のフロチャートである。
【図16】上記セッティング処理及びチャッキング処理
の続きのフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・自動加工装置 2・・・複合加工旋
盤 12・・・ガントリーロボット 13・・・コラム 15・・・走行レール 27・・・ハンド保
持装置 39・・・アーム 40・・・ハンド保
持部 53・・・ハンド 60・・・撮像装置 90・・・貯蔵装置 99・・・パレット 200・・・主制御装置 202・・・ロボット・コントローラ 204・・・画像処理装置 30・・・ワーク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複合加工工作機械と、該複合加工工作機
    械によって加工されるワークを載置貯蔵したワーク貯蔵
    装置と、該複合加工工作機械と該ワーク貯蔵装置との間
    に架設されたガイドレールと、該ガイドレール上を自走
    して該ワーク貯蔵装置から該複合加工工作機械へワーク
    を搬送する搬送装置と、該複合加工工作機械・該ワーク
    貯蔵装置・該搬送装置を制御する制御装置を備えた自動
    加工装置において、 上記搬送装置は、 上記ガイドレールを自走するロボット本体と、該ロボッ
    ト本体に装着され鉛直方向に伸縮するアームと、該アー
    ムの先端に装着されワークを把持するハンドとを有する
    搬送ロボットと、 上記ワーク貯蔵装置のワーク載置面に載置されたワーク
    を撮像する撮像手段とを備えると共に、 上記制御装置は、 上記撮像手段によって撮像されたワーク画像から上記載
    置されたワークの形状及び配置位置を抽出して認識する
    ワーク認識手段と、 該認識されたワークの形状及び配置位置に基づいてワー
    クをグループ化し、該ワークの加工順序を決定する加工
    順序決定手段と、 該決定された加工順序に基づいてワーク搬送工程及び加
    工工程を統括する工程統括手段とを備えてなることを特
    徴とする自動加工装置。
JP4093590A 1992-03-19 1992-03-19 自動加工装置 Expired - Lifetime JPH05261642A (ja)

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