JPS6049544B2 - パレツトおよび工具貯蔵マガジンの自動選択装置 - Google Patents

パレツトおよび工具貯蔵マガジンの自動選択装置

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JPS6049544B2
JPS6049544B2 JP55129581A JP12958180A JPS6049544B2 JP S6049544 B2 JPS6049544 B2 JP S6049544B2 JP 55129581 A JP55129581 A JP 55129581A JP 12958180 A JP12958180 A JP 12958180A JP S6049544 B2 JPS6049544 B2 JP S6049544B2
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    • B23Q3/00Devices holding, supporting, or positioning work or tools, of a kind normally removable from the machine
    • B23Q3/155Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling
    • B23Q3/1552Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling parts of devices for automatically inserting or removing tools
    • B23Q3/15526Storage devices; Drive mechanisms therefor
    • B23Q3/15539Plural magazines, e.g. involving tool transfer from one magazine to another
    • GPHYSICS
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    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
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    • G05B19/02Programme-control systems electric
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    • B23Q7/1426Arrangements for handling work specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools, e.g. for conveying, loading, positioning, discharging, sorting co-ordinated in production lines with work holders not rigidly fixed to the transport devices
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、パレット自動搬送システムを有する自動工具
交換装置付数値制御工作機械(以下、マシニングセンタ
と呼ぶ。
)を使用し、多種多様のワークや複雑形状を有するワー
クをシステムラインとして自動加工する場合に適用され
るものである。本発明の概念は、DNCシステムとして
複数台の数値制御工作機械群を中央電子計算機で一括制
御する場合に適用される。
本来、DNCシステムは多種多様のワークを中央電子計
算機のスケジュールに従つて、無人で高能率を管理をし
ながら自動加工をすることを基本的な考え方としている
しかし、DNCシステムが発表されてから長年月を経過
しているが、いまだ実用面で問題は多く現状のDNCシ
ステムは制約条件つきの自動加工システムとなつている
従来、DNCシステムに於ける無人運転は、類・似工程
ワークや相似形状ワークに限定されることが多く、比較
的ワークの種類が少ない場合に適用されていた。
しカルながら、昨今の趨勢は多種多様のワークや複雑形
状を有するワークの自動加工の要求が多くなつてきてい
る。このような多種多;様のワークや複雑形状を有する
ワークになると、加エ工具の種類も増大し使用本数が多
くなるため、システムの規模が大きくなり、また複雑化
してしまう欠点を有していた。例えば、一台のマシニン
グセンタに於ける単体の工具貯蔵マガジンでク数種類の
ワーク加工用工具を格納しようとすれば、100本また
は、それ以上の加エ工具が必要とする場合があり、従つ
て、その場合は工具貯蔵マガジンがどうしても大きくな
らざるを得なかつた。該工具貯蔵マガジンが大きいと、
工具交換呼び出し時間が長くかかつたり、加エ工具の設
定や探索等、管理の面に於いても時間を多く費やしてい
た。また、工具貯蔵マガジンの重量が大きいので工具交
換時のパワーも必要となり、自動工具交換速度も遅くな
つていた。さらに、工具収納本数が多いので、工具の効
果的な管理をワークごとに対応することが困難であつた
。従つて、現状のDNCシステムにおける前述した欠点
を補なうには、加工途中でラインを一時中断し、作業者
が不足分の工具を交換補充し、再度運転を開始しなけれ
ばならない状態にあつた。
このような方法では、DNCシステム本来の基本的な考
え方にはそぐわない方向であり、また、工具の取り換え
補充による機械遊休が頻繁に発生し、多種少量生産シス
テムの省力化や機械稼働率の向上が望めず、従つて無人
運転時に対処するものではなく、非能率的であつた。本
発明の目的は、以上の問題点を解決するにある。
すなわち、多種多様のワークや複雑形状を有するワーク
を、比較的小規模なりNCシステムで自動加工する場合
に、ワークの種類ごとに対応す−るように加エ工具の組
合わせを、予め複数の工具貯蔵マガジンに各々格納して
おき、マガジン自動交換装置を用いて前記工具貯蔵マガ
ジンを交換し、さらに各々の工作機械に設けられた機械
制御装置により、加工位置にあるワークの自動加エプ!
口グラムの実行を指令し、DNCシステムのスケジュー
ルに従つた無人運転を可能としたパレットおよび工具貯
蔵マガジンの自動選択装置を提供するにある。また、単
純形状を有するワークが多い場合に5は、一台の工具貯
蔵マガジンをメインとし、常時は機械の主軸頭に装備さ
れた自動工具交換装置と連動する位置で使用し、一般に
多く使用される汎用工具(フライス、ドリル、タップ、
リーマ等)を格納しておき、また、各々のワークのみに
使用4する専用工具は、後述するマガジン格納台上の他
の工具貯蔵マガジンに格納し、メインの工具貯蔵マガジ
ンの工具で不足の場合には、選択的にさらに工具を呼び
出し可能とする補助マガジンとして使用することも同構
成方法で行ない得る。
以下、本発明による構成について詳細に説明する。
第1図は、本発明のDNCシステムのパレットプールラ
イン方式に於ける一実施例である。
パレット自動搬送コンベア1上に、多種多様のワーク、
或いは複雑形状を有するワーク(図示せず)が取り付け
られたパレット2が、中央電子計算機3の合理的な管理
のもとに自動加工ラインとフして流れている。前記パレ
ット自動搬送コンベア1のメインフローに沿つて、マシ
ニングセンタ4a,4bが配設されている。該マシニン
グセンタ4aと4bは同一構成であるので、以下マシニ
ングセンタ4aについてのみ説明する。本実施例では、
横型マシニングセンタを使用しており、第1図および第
2図に於いて、ベッド5上にはコラム6が水平面内で移
動可能に載置され、該コラム6の側面には垂直方向に移
動可能に主軸頭7が取りつけられている。
該主軸頭7の上・面には、マガジン支持台8が固定され
、該マガジン支持台8上には加工位置にあるワークB(
記号のみ記す)に対応した加エ工具を格納した工具貯蔵
マガジン9Bが塔載されている。該工具貯蔵マガジン9
Bに格納されている加エ工具は、前記主軸頭7に装備さ
れている自動工具交換装置10(以下ATCと呼ぶ。)
と連動した工程順に交換し主軸11に挿嵌されて加工が
行なわれる。前記ベッド5の後方には、マガジン自動交
換装置12が設置されている。
該マガジン自動交換装置12にはマガジン格納台13が
立設されており、該マガジン格納台13上にはテーブル
14が取り付けられている。該テーブル14上には、前
記工具貯蔵マガジン9Bと同一構成の工具貯蔵マガジン
群がワークの種類に対応して同数に載置されている。第
1図は、マガジン格納台13から工具貯蔵マガジン9B
を、前記主軸頭7上のマガジン支持台8に搬入し、位置
決めされている状態を示す。前記マガジン自動交換装置
12および工具貯蔵マガジン9Bは、すでに公知の1特
願昭54−002741Jとその基本とするところの構
成は同じ発明の詳細な説明は省略するが、前記工具貯蔵
マガジン9Bの下面には複数個のリニアローラベアリン
グ15が取り付けられて、前記マガジン支持台8の上面
を、主軸軸線と平行な方向に軽く摺動可能となつている
。また、マガジン支持台8の上面中央には案内板が取り
付けられており、前記工具貯蔵マガジン9B下面の案内
溝と係合し、搬入搬出の際の方向を規制し主軸軸線と平
行な位置決め移動を行なう(図示せず)。さらに、工具
貯蔵マガジン9Bと他の工具貯蔵マガジンとの交換時に
於ける回動位置がずれるのを防止するマガジン回動阻止
手段や、前記工具貯蔵マガジン9Bの正確な割出し位置
決めを行なう位置決め手段も有している。工具貯蔵マガ
ジン9Bが搬入すると、該工具貯蔵マガジン9B前側下
面の突当板が、前記マガジン支持台8前側上面の押当板
に押し当たり、工具貯蔵マガジン後部に位置し該マガジ
ン支持台8に有するクランプ装置のクランプレバーの回
動によつて該工具貯蔵マガジン9Bを位置決めクランプ
する。
次に、前記マガジン自動交換装置12の基本構成につい
て簡単に説明する。
前記テーブル14の上面には、工具貯蔵マガジーン搬出
入の際、該工具貯蔵マガジン下面の左右の複数個のリニ
アローラベアリング15を案内する2本の案内板16a
,16bが取り付けられている。
本実施例では、工具貯蔵マガジン9A,9B,9C,9
D,9E(マシニングセンタ4a側)の5台が用意され
ているので、該案内板16a,16bも各々に設けられ
ている。5台のツールマガジン9A,9B,9C,9D
,9Eは同一構成であるので以下、9Bについてのみ説
明する。
該テーブル14には、工具貯蔵マガジン9Bに対応した
2個のスプロケットホィール17a,17bが回転可能
に軸承され、該スプロケットホィール17a,17bに
は、チェーン18が閉ループに巻き付けられている。該
スプロケットホィール17a,17bのうち、17aは
駆動用のスプロケットホィールとなつている。前記チェ
ーン18の一箇所にはローラフォロア19が回転可能に
装着されている。前記工具貯蔵マガジン9Bの後端部に
は、マガジン搬出入の際に前記ローラフォロア19が係
合可能なように、該ローラフォロア19の外径寸法と同
じ幅の係合溝20aを有し且つ該係合溝20aが主軸軸
線と直角方向に形成された係合板20が固定されている
また、該係合板20には工具貯蔵マガジン9Bを前記テ
ーブル14に位置決めする為の位置決め穴21が穿孔さ
れている。テーブル14には、該位置決め穴21に嵌入
する位置決めピンを有するマガジン位置決め固定手段が
あり、前記ローラフォロア19の移動により連動し、前
記係合板20とテーブル14との掛け外しが行なわれる
。前記主軸頭7およびコラム6のマガジン搬出搬入時に
おける位置決めが行なわれたのち、工具貯蔵マガジンの
搬入搬出動作が行なわれる。
主軸頭7の高さ方向の位置決めは、主軸頭7に取り付け
られたドツグとコラム6の側面に取り付けられたリミッ
トスイッチによつて行なわれる。また、コラム6の左右
方向の位置決めは、前記マガジン支持台8の後端部に取
り付けられたマルチリミットスイッチ22と、前記マガ
ジン自動交換装置12のテーブル14の前面に配設され
たドツグ23によつて行なわれる。また該マルチリミッ
トスイッチ22とドツグ23は同時に工具貯蔵マガジン
の識別も行なう。次に、前記パレット自動搬送コンベア
1の基本構成について簡単に説明する。
パレット自動搬送コンベア1については、すでに公知の
1特願昭54−077151Jとその基本とするところ
の構成は同じである発明の詳細な説明は省略するが、そ
の主たる構成は駆動ローラコンベア24a,24b,2
4c,24d,24e,24f1チェーンコンベア25
a,25b,25c,25d,25e1フリーローラコ
ンベア26a,26b,26c,2ノ6d1移動装置2
7a,27b,27c,27dおよび自動パレットチェ
ンジャ装置(AWC)28a,28bに大別される。該
パレット自動搬送コンベア1は、常時はDNCシステム
として第1図で示すとうりパレッ7トプールライン方式
として稼働される。
また、飛び込みのワークに対処可能なように、各々のマ
シニングセンタ4a,4bには、前記自動パレットチェ
ンジャ装置28a,28bが設置されている。駆動ロー
ラコンベア24a,24b,24c,24d,24e,
24fは、第1図で示す矢印の方向へパレット2を搬送
している。
各々の構成は同一なので、以下駆動ローラコンベア24
aについて説明すると、該駆動ローラコンベア24aは
、多数のローラが回転可能に構成されておりローラの一
端には各々スプロケットホィールが設けられ、全てのス
プロケットホィールに同時に噛み合うチェーンを、1個
のモータにより駆動することによつて、全てのローラを
同期回転させ、パレット2を搬送する。該駆動ローラコ
ンベア24aは、パレット2を各定位置に停止させるこ
とができ、順次搬送するようになつている。チェーンコ
ンベア25a,25b,25c,25d,25eの各々
は、第1図で示す矢印の方向へパレット2を搬送する。
各々の構成は同一なので、以下チェーンコンベア25a
について説明すると、該チェーンコンベア25aは上昇
動作により、前記駆動ローラコンベア24fの[有]の
位置に来たパレット2を矢印の方向へ搬送し、駆動ロー
ラコンベア24a(7)Oの位置まで搬送した後、下降
してパレット2を駆動ローラコンベア24a上に降下さ
せる。各々のチェーンコンベアは、それぞれの駆動ロー
ラコンベアへの移し替えを行なう装置であり、またチェ
ーンコンベア25b,25c,25dは、それぞれのワ
ークの状況により機械へ搬入しない場合や緊急時の場合
に分岐ラインとして使用する。前記チェーンコンベア2
5aは、垂直に上下動する両側2本のフレームを有し、
該フレームの長手方向の両端に一対のスプロ,ケツトホ
イールが各々回転可能に軸承され、該スプロケットホィ
ールには無端状態に一対のチェーンが噛み合つている。
フレームの下降伏態においては、パレット2は駆動ロー
ラコンベア24fのローラ上に載置されている。フレー
ムが上昇する3と、チェーンの上面がローラの上面より
も高くなり、パレット2はチェーン上に載置される。こ
の状態でチェーンをOの位置の方向へ駆動すれば、パレ
ット2はチェーンに載つたままOの位置の方向へ搬送さ
れる。パレット2がOの位置に到達し3た後、フレーム
を下降させればパレット2は、チェーンから駆動ローラ
コンベア24aのローラに移し替えられる。次に移動装
置27a,27b,27c,27dの構成について簡単
に説明するが、各々の構成は4(同一であるので、移動
装置27aについて説明する。
スクリュ29はモータにより回転駆動され、該スクリュ
29と螺合するナット30がハウジング31にボルト止
めされており、該ハウジング31は前記駆動ローラコン
ベア24aと自動パレットチェンジャ装置28aに対し
平行に往復移動する。また、ハウジング31には搬送爪
32を有して7おり該搬送爪32がシリンダで回動する
ことにより、パレット2の係合片33と係合し搬送位置
となつたり、係合片33と離れて退避位置となつたりす
ることができる。
従つて、搬送爪32が搬送位置にきてパレット2の係合
片33と係合した後、パレット2を駆動ローラコンベア
て4aの2の位置からフリーローラコンベア26aを経
て、自動パレットチェンジャ装置28aのパレット2の
のの位置との間で往復移動させることになる。
1 フリーローラコンベア26a,26bは、駆動ロー
ラコンベア24a,24bと自動パレットチェンジャ装
置28aとの間で、パレット2の橋渡しを行なうもので
ある。
また、フリーローラコンベア26c,26dは、駆動ロ
ーラコンベア24b1チェーンコンベア25eと自動パ
レットチェンジャ装置28bとの間で、パレット2の橋
渡しを行なうものである。該フリーローラコンベア26
a,26bおよび26c,26dは、両端を回転可能に
軸承された2本のローラから構成されており、それ自体
は駆動力を持つていない。次に、自動パレットチェンジ
ャ装置(AWC)28a,28bの構成について説明す
る。
該自動パレットチェンジャ装置28a,28bの構成は
同一なので、以下28aについて説明する。前記マシニ
ングセンタ4aのテーブル34をはさんで左右両側に軸
受箱35,36が取り付けられている。37はシリンダ
であり、該シリンダ37内に圧油を供給することにより
、ピストンロッド38を軸として往復移動する。
またシリンダ37の両端には、おのおのパレット2に係
合可能なように搬送爪39a,39bが形成されており
、図示しない回動用ピストンへの圧油供給が行なわれる
と、前記シリンダ37とピンで連結している前記毀送爪
39a,39bは回動し、パレット2との卦け外しが行
なわれる。自動パレットチェンジャ麦置28aは、パレ
ット2のの,4,3の位置にbたつて搬送動作が行なわ
れる。また、多種多様のワーク、或いは複雑形状を有r
るワークを識別するためのワーク識別マルチリミツトス
イツチ40a,40bが、前記駆動ローラコンベア24
a,24bの分岐位置4および5のベースに固定されて
いる。
前記中央電子計算機3はスケジュールに従つた自動運転
に必要な各種の情報のうち、各々の工作.機械の動作指
令に関する情報については、機械制御装置41a,41
bで処理され、さらに前記マシニングセンタ4a,4b
の数値制御装置42a,42bへ信号が送られる。また
、自動運転や手動運転のための各種の操作スイッチ類を
装備し1ている操作盤43a,43bには、キャンセル
スイッチ43″A,43″bが設けられている。該キャ
ンセルスイッチ43″A,43″bは、ワークや各々の
ワークに対応した工具貯蔵マガジン内の加工工具が、加
工できる状態にない場合に用いる。例えば、加エ工具が
揃つていなかつたり、破損して未交換のままだつた場合
等の時に使用する。本発明は以上のように構成され、D
NCシステムは次のように動作する。第1図に於いて、
多種多様のワーク、或いは複雑形状を有するワークが実
施例では5種類、パレット自動搬送コンベア1上のパレ
ット2に取り付けられ自動加工ラインとして流れている
今、ワークの種類をA,B,C,D,Eとする。前記ツ
ールマガジン群は、それぞれのワークに対応した加エ工
具の組合わせを有して格納している工具貯蔵マガジン9
A,9B,9C,9D,9E(マシニングセンタ4a側
)、および工具貯蔵マガジン9N,9B″,9C゛,9
D″,9E″(マシニングセンタ4b側)が用意されて
いる。前記パレット自動搬送コンベア1の加工ラインフ
ローは、第1図の矢印の如くになつている。前記マシニ
ングセンタ4aでは、該パレット2に取り付けられたワ
ークBが加工位置、すなわち@の位置まで搬送されたの
ち、該工具貯蔵マガジン9Bの加エ工具が、前記ATC
lOで順次加工工程ごとに自動交換し、主軸11に挿嵌
され加工が行なわれて、加工完了状態にある。
また、ワークEが自動パレットチェンジャ装置28aの
パレット2の8の位置で加工特ちとなつている。該ワー
クEは、すでに前記駆動ローラコンベア24aの分岐位
置4の位置でワーク識別マルチリミットスイッチ40a
により検出され、前記移載装置27aの往復動作によつ
て搬送されている。ワークの着脱は、駆動ローラコンベ
ア24d,24f上のターンテーブル44a,44bで
行なわれる。
該ターンテーブル44a,44bは、着脱を可能にする
為、パレット2を旋回させる必要がある場合には、該タ
ーンテーブル44a,44b下部に取り付けられたシリ
ンダに圧縮空気を送つてパレット2を浮上させることで
、手動で該パレット2を回転し、ワークの着脱を行なう
。従つて、ワークの着脱は、必要な角度位置に割出して
行なえるので極めて容易となる。取り付けられたワーク
は、駆動ローラコンベア24fにより、順次定位置に位
置決めされながら矢印の方向へ進み、該駆動ローラコン
ベア24fののの位置に来ると、前記チエ・−ンコンベ
ア25aの上昇動作により、チェーンの上面がローラの
上面よりも高くなり、パレット2はチェーン上に載置さ
れる。
この状態でチェーンをOの方向へ駆動し、前記駆動ロー
ラコンベア24aへの移し替え搬送動作が行なわれる。
パレット2がOの位置に到達したのちは、フレームを下
降させ前記駆動ローラコンベア24aのローラに載置さ
れ位置決めされる。ワークが取り付けられたパレット2
は、駆動ローラコンベア24aによつて、順次定位置に
位置決めされながらさらに矢印の方向へ進み、5の待機
位置まで進行する。
前記機械制御装置41aの指令を受けて、該駆動ローラ
コンベア24aが駆動し、分岐位置4の位置にパレット
2が搬送されると、該パレット2)に取りつけられてい
るドツグと前記ワーク識別マルチリミットスイッチ40
aによつて、ワークの種類が識別される。該ワーク識別
マルチリミットスイッチ40aの信号は、第4図に示す
ように前記機械制御装置41aへ伝達され、伝達された
信5号は該機械制御装置41aの入力インターフェース
45aで処理信号に変換される。該入力インターフェー
ス45aを経て送られた信号は、中央処理装置46a(
CPU)で記憶装置47a(ROM)と比較演算処理さ
れて、予め設定されてOいたワーク識別符号と照合させ
ることにより、ワークの識別が行なわれる。
また、これに対する動作信号プログラムは一担記憶装置
47aに記憶され、加工順位に来たならば、出力インタ
ーフェース48aを経て、前記数値制御装置42aへ送
られる。次に、不測の理由で加工のできないワークがあ
つた場合や、ワークのないパレットが搬入される場合な
どの時は、前記操作盤43aのキャンセルスイッチ43
″aの該当スイッチを予め0Nしておく。
すなわち、キャンセルスイッチ43″aの該当スイッチ
を0Nしておくことでキャンセル指令が前記機械制御装
置41aに記憶されることとなり、前述のワーク識別処
理時に自動的にキャンセル指令が発生し、機械側への搬
入動作がキャンセルされる。すなわち、該当するワーク
が前記駆動ローラコンベア24aの分岐位置2の位置に
搬入されると、すでにキャンセルスイッチ435aのO
N信号が前記機械制御装置41aへ入力されているので
、前記中央処理装置46aで前記ワーク識別マルチリミ
ットスイッチ40aによる信号と比較演算される。該中
央処理装置46aの比較演算の結果、キャンセルされる
べき該当ワークであることの判別が行なわれたならば、
前記出力インターフェース48aで変換された出力信号
が、前記中応電子計算機3へ伝送される。該中応電子計
算機3は、パレット自動搬送コンベア1の分岐ラインと
して構成されている前記チェーンコンベア25bに搬出
する指令をコンベア操作盤49へ伝送する。
該コンベア操作盤49の−駆動出力は、前記チェーンコ
ンベア25bのフレームの上昇動作を行ない、チェーン
がローラの上面よりも高くなるので、パレット2がチェ
ーン上に載置され、この状態でチェーンを0の方向へ駆
動し、前記駆動ローラコンベア24fへ搬出させ;る。
また、ワークが取り付けられていないパレットについて
は、作業者が準備未完了としてパレットのドツグを倒し
ておく方法も用意されている。
すなわち該当するパレットが、前記駆動ローラコン3ベ
ア24aの分岐位置2に搬入しても、前記ワーク識別マ
ルチリミットスイッチ40aの信号が上がらないので、
前記機械制御装置41aは加工準備未完了としての処置
信号を出力し、前記同様にチェーンコンベア25bの分
岐ラインによつて、4ワークの取り付けられていないパ
レットを搬出する。従つて、作業者は前記ターンテーブ
ル44a,44b上でパレットにワークを取り付け、搬
送ラインに載置したならば、前記したパレット2のドツ
グを起こした状態にしておけばよい。もし忘れても前述
したとおり、パレットを無視するので何ら問題はない。
第1図に於いて、ワークBの加工は完了し、次に加工さ
れるべきワークEが自動パレットチェンジャ装置28a
のパレット2ののの位置で加工特ちとなつている。
すでに、パレット2の2の分岐位置ではワークAの識別
が行なわれている。次に、該自動パレットチェンジャ装
置28aによるフワークB(7)3の位置への搬出、お
よびワークEをかの位置、すなわち加工位置への搬入動
作が行なわれる。すなわち、次の加工サイクル指令がな
されると、該自動パレットチェンジャ装置28aの搬送
爪38,39が回動し、2およびかの位置の7パレット
の係合片と係合する。次に、パレットの位置決めが解か
れ、前記シリンダ37内に圧油が送られ、ワークBは3
の位置に、またワークEはかの位置に搬送され、パレッ
トを位置決めしたのち前記搬送爪38,39が回動し係
合が解かれ゛る。次に、5の待機位置にあるパレット2
を2の分岐位置に搬送し、前述のとうりワークAの識別
が行なわれたならば、前記移載装置27aの搬入サイク
ルが開始される。
すなわち、スクリュ29が回転駆動され、搬送爪32が
パレット2の2の位置に移動したならば、搬送爪32が
搬送位置に回動し、パレット2の係合片と係合し、続い
て駆動ローラコンベア24aが図に於ける矢印の方向へ
進行すると共に、搬送爪32がパレット2と係合したま
ま、フリーローラコンベア26a上を通つて、前記自動
パレットチェンジャ装置28aのパレット2ののの位置
まで搬送する。2の位置でワークAのパレット2は、正
確に位置決めされ完了信号が上がると、搬送爪32は退
避位置へ回動する。
また、加工の完了したワークBのパレット2は3の位置
で、移載装置27bによつて機械側から4の分岐位置ま
で搬出される。
該移載装置27bの動作は、前記移載装置27aと全く
同様に行なわれ、搬送爪33bがパレット2と係合した
まま、前記自動パレットチェンジャ装置28a(7)8
の位置から、フリーローラコンベア26b上を通つて、
駆動ローラコンベア24b上の4の位置まで搬出が行な
われる。搬出されたワークBは、次の二次加工を行なう
ため、駆動ローラコンベア24bが回転駆動されワーク
Bのパレット2は、図に於けるOの待機位置まで順次移
行し、前記マシニングセンタ4bによる加工位置にある
ワークB″の加工が完了し、次!のサイクル動作がある
まで待機している。
また、二次加工を必要としないワークや、不測の理由で
二次加工ができないワーク等があつた場合は、チェーン
コンベア25cの上昇動作と図で示す点線矢印方向への
駆動動作によつて、駆動ローラコンlベア24e(7)
3の位置まで搬出され、下降動作でワークをローラコン
ベア上に載置する。次に、前記マシニングセンタ4aの
加工位置に搬送されたワークEの加工動作について説明
する。
前記機械制御装置41aから送られた処置信号は、前記
数値制御装置42aに伝達され、外部シーケンスナンバ
ーサーチ機能により、数値制御テープ50aのワークE
に対応した加工プログラムを呼び出す。該加工プログラ
ムの先頭には、加工ワークEに対応したMコードを入れ
ておく。該5当する加工プログラムがサーチされると前
記外部シーケンスナンバーサーチ完了信号と該Mコード
の信号が、前記機械制御装置41aへ伝送される。前記
中央処理装置46aは、外部シーケンスナンバーサーチ
完了信号を受けたならば、該Mコードにより加工ワーク
Eに対応する工具貯蔵マガジン9Eを判別する動作を行
なう。前記機械制御装置41aにおいては、工具貯蔵マ
ガジン9Eの判別処置信号を、マガジン操作盤51aへ
送り、該マガジン操作盤51aの駆動出力により工具貯
蔵マガジンの自動交換の動作を開始する。
すなわち、前記主軸頭7を垂直方向に移動し、該主軸頭
7のドツグと前記コラム6の側面に取り付けられたリミ
ットスイッチによつて高さ方向の位置決めが行なわれた
のち、加工の完了した工具貯蔵マガジン9Bの格納と次
の加工を行なう工具貯蔵マガジン9Eの搬出をするため
、該コラム6は前記マガジン格納台13のテーブル14
に沿つて平行にスクリュ52によつて原点位置(左端)
から移動し、前記テーブル14の前面に工具貯蔵マガジ
ンに対応して配設されたドツグ23と、前記マガジン支
持台8の後端部に取り付けられたマルチリミットスイッ
チ22によつて得られる信号を前記機械制御装置41a
へ逐一伝達し、それぞれ比較演算処理され該当する工具
貯蔵マガジンを識別する。該工具貯蔵マガジンの識別が
完了したならば、前記コラム6の移動は停止し、該当す
る工具貯蔵マガジン位置に位置決めがなされる。即ち、
工具貯蔵マガジン9Bによる加工が完了すると、第1図
および第3図に示すように加工を完了したワークBに対
応する工具貯蔵マガジン9Bを前記主軸頭7上のマガジ
ン支持台8から、後部に位置しているマガジン格納台1
3へ格納する動作を行なう。すなわち、該工具貯蔵マガ
ジン9Bに位置するドツグ23bをマルチリミットスイ
ッチ22が踏むとコラム6の移動が停止し位置決めが行
なわれ、次に工具貯蔵マガジン9Bの該マガジン格納台
13への搬入動作を開始する。前記マガジン支持台8に
設けられたクランプ装置のクランプレバーが回動し、位
置決めが解かれたのち、テーブル14に軸承されている
駆動用スプロケットホィール17aが、図に於いて時計
方向に回転する。
該駆動用スプロケットホィール17aが回転することに
より、閉ループに巻き付けられた前記チェーン18が移
動し、該チェーンの一箇所に取り付けられたローラフォ
ロア19も移動する。該ローラフォロア19は、リミッ
トスイッチ53を踏んだ位置にあり、該位置が移動開始
点と移動終了点を兼ねている。該ローラフォロア19は
、前記スプロケットホィール17bの方向へ進行し、前
記工具貯蔵マガジン9Bの係合板20の係合溝20aへ
減速しなノがら静かに係合する。
係合したのち、該ローラフォロア19は徐々に速度を増
加しながら、該工具貯蔵マガジン9Bをテーブル14上
面の案内板16a,16bに案内されながら引つ張り込
まれる。該ローラフォロア19が取り付けられている5
チェーン18のリンクが駆動用スプロケットホィール1
7aに噛み合う位置に来た時から徐々に減速し、引つ張
り込む速度がOになつたところで、ローラフォロア19
は工具貯蔵マガジン9Bの係合溝20aから抜け出る。
この後もチェーン180は移動するので、駆動用スプロ
ケットホィール17aの真上に位置するマガジン位置決
め固定手段54が、ローラフォロア19と係合し連動す
るので、前記係合板20の位置決め穴21に位置決めピ
ン21aが嵌入し、工具貯蔵マガジン9Bをテ−ブル1
4上に位置決め固定する。さらに、ローラフォロア19
は移動し、前記リミットスイッチ53を踏むことにより
、前記駆動用スプロケットホィール17aの駆動が停止
され、該工具貯蔵マガジン9Bの格納動作を終了する。
続いて、次に加工するワークEに対応する工具貯蔵マガ
ジン9Eを、マガジン格納台14から前記主軸頭7上の
マガジン支持台8へ搬出する動作を行なう。
すなわち、前記テーブル14前面の工具貯蔵マガジン9
Eに対応するドツグ23eをマルチリミットスイッチ2
2が踏むまでコラムが移動し、該工具貯蔵マガジン9E
の識別が行なわれ、交換の位置決めがなされる。次に、
マガジン格納台13のテーブル14に位置決め固定され
ている工具貯蔵マガジン9Eの搬出動作が行なわれるが
、前記駆動用スプロケットホィール17aは図の状態で
、反時計方向に回転し、前述した搬入動作とは逆の経過
をたどつてローラフォロア19が移動する。すなわち、
マガジン位置決め固定手段54が解かれたのち、係合板
20に係合しローラフォロア19によつて、該工具貯蔵
マガジン9Eを押し出し、前記マガジン支持台8へスム
ーズに搬出する。該工具貯蔵マガジン9Eの前側下面の
突当板が、マガジン支持台8の前側上面の押当板に押し
当たり、前記クランプ装置により位置決;めクランプさ
れて搬出動作を終了する。以上に述べた如く、工具貯蔵
マガジンの自動交換動作が終了すると、ワークEに対応
した加エ工具の組合わせを有する工具貯蔵マガジン9E
によつて加工が開始され、加エ工具は前記ATClO3
で順次加工工程ごとに自動交換されて、主軸11に挿嵌
し加工が行なわれる。
二次加工を行なう前記マシニングセンタ4bにおける分
岐位置7での機械側への搬入動作、およびチェーンコン
ベア25dへの搬出動作、また加3工位置への搬送と加
工完了ワークの搬出動作、さらに前記マガジン自動交換
装置12による工具貯蔵マガジンの交換動作等は、前記
マシニングセンタ4aにおける動作と全く同様に行なわ
れる。
以上述べた本発明の一連の動作については第4図のブロ
ック図に示されている。本発明によれば、DNCシステ
ムにおける対象ワークが類似工程ワークや相似形状ワー
クに限定されず、それぞれの多種多様のワーク或いは複
雑形状を有するワークに対応した加エ工具の組合わせを
有する工具貯蔵マガジンで加工できるので、システムの
規模が小さくて済み、また該工具貯蔵マガジンを大きく
することなく複数の小規模な工フ具貯蔵マガジンで済む
こととなり、加工時間や工具の管理面における時間の短
縮がはかれる。
また、ワークに対応した加エ工具の組合わせを有する工
具貯蔵マガジンにすることにより、プログラムも複雑に
ならず、加エ工具の呼び出しも早くできる等の効果を有
し、DNCシステムの基本思想を達成することが可能と
なつた。従つて、多品種少量生産システムにおける省力
化と、機械稼働率の向上に寄与することとなつた。以上
に述べた如く、本発明は実施例に示された構成に限定さ
れるものではな特許請求の範囲に記載された本発明の技
術思想を逸脱しない範囲内での変更は予期されるところ
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるDNCシステムのパレットプール
ライン方式に於ける構成図、第2図はマガジン自動交換
装置を有する横型マシニングセンタの側面図、第3図は
マガジン自動交換装置の平面図、第4図は本発明による
動作ブロック図。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 自動工具交換装置付工作機械を電子計算機で制御す
    るシステムに於いて、工作機械と、該工作機械の近傍に
    設けられ多種類の被加工物に各々対応させた複数の工具
    貯蔵マガジンと、前記工作機械の加工位置にある被加工
    物に対応して該工具貯蔵マガジンを前記工作機械から搬
    出および搬入するマガジン自動交換装置と、加工位置に
    ある被加工物に対応した工具貯蔵マガジンを自動で選択
    的に識別するマガジン識別手段と、前記被加工物を工作
    機械に搬送させるパレット自動搬送メインコンベアと、
    該パレット自動搬送メインコンベアの途中に設けられ前
    記被加工物の種類を加工前に識別する信号を送出するワ
    ーク識別信号送出手段と、前記パレット自動搬送メイン
    コンベアの途中に分岐して設けられ前記被加工物を加工
    前に帰還させるパレット自動搬送分岐コンベアと、前記
    工具貯蔵マガジンの工具および前記被加工物が加工不可
    能にあるときに適宜に加工指令を無視するキャンセル手
    段と、前記ワーク識別信号送出手段の信号を受けて予め
    設定されたワーク記憶データと比較判別し前記マガジン
    自動交換装置へのマガジン交換指令および前記工作機械
    へのワーク加工指令を発するワーク判別処理工程と、前
    記キャンセル手段の信号を受けて予め設定されたワーク
    記憶データと比較判別し前記ワーク判別処理工程を無視
    して前記パレット自動搬送分岐コンベアへ分岐指令を発
    するキャンセルワーク判別処理工程を有する機械制御装
    置とからなるパレットおよび工具貯蔵マガジンの自動選
    択装置。
JP55129581A 1980-09-18 1980-09-18 パレツトおよび工具貯蔵マガジンの自動選択装置 Expired JPS6049544B2 (ja)

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JPS5754060A JPS5754060A (en) 1982-03-31
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JPS58202752A (ja) * 1982-05-14 1983-11-26 Hitachi Ltd 工具モジユ−ル化による部品加工生産方式
JPS59115146A (ja) * 1982-12-20 1984-07-03 Yamazaki Mazak Corp 旋盤用ワーク判定制御装置
JPS59166455A (ja) * 1983-03-11 1984-09-19 Yamatake Honeywell Co Ltd 自動加工装置
JPS60108259A (ja) * 1983-11-15 1985-06-13 Toyoda Mach Works Ltd 加工システムにおけるパレット異常処理装置
JPS6347039A (ja) * 1986-08-14 1988-02-27 Yamazaki Mazak Corp 工作機械における加工制御方法
DK0491657T3 (da) * 1990-12-18 1996-02-05 Erowa Ag Automatisk fabriksanlæg

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