JPH07123504A - 電気自動車用安全装置 - Google Patents

電気自動車用安全装置

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JPH07123504A
JPH07123504A JP26093393A JP26093393A JPH07123504A JP H07123504 A JPH07123504 A JP H07123504A JP 26093393 A JP26093393 A JP 26093393A JP 26093393 A JP26093393 A JP 26093393A JP H07123504 A JPH07123504 A JP H07123504A
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JP
Japan
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power supply
circuit
switch
current
leakage
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Application number
JP26093393A
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English (en)
Inventor
Hideya Kondo
秀也 近藤
Takaaki Tadasawa
孝明 忠澤
Toshikazu Itaya
俊和 板谷
Hitoshi Makinaga
仁 牧永
Yoichi Yokoyama
洋一 横山
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電気自動車において、過負荷に対する負荷回路
の破壊を防止する。 【構成】高電圧の直流電源2から走行用の電動機を含む
負荷回路1への給電路Lに開閉器3を挿入する。保護回
路4は、給電路Lの通過電流を検出する電流検出器11
を備える。制御回路13は、電流検出器11により検出
した電流が所定値以上になると、その時点から既定時間
内に通過電流が所定値よりも小さくなっていなければ開
閉器3を遮断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動機を駆動源として
走行し、電動機への給電源として高電圧の直流電源を搭
載している電気自動車において、過負荷や漏電等の異常
発生時に電動機への給電を遮断する電気自動車用安全装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、電気自動車では走行用のエネル
ギー源としてバッテリ等の直流電源を搭載しており、高
出力を得るために直流電源には200〜300V程度の
高電圧のものが用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな高電圧の直流電源を用いると、過負荷時に過熱によ
る電動機の焼き付きや焼損等の危険があり、また漏電時
には感電の危険がある。とくに、衝突による破損時に電
動機への給電が継続されていると、過熱や感電の可能性
が高くなる。したがって、これらの危険を回避できるよ
うな安全装置が要望されている。
【0004】本発明は上述したような要望を満たすこと
を目的とするものであり、過負荷、漏電、衝突等を検出
して電動機への給電を遮断することによって、過熱や感
電の危険を回避することができるようにした電気自動車
用安全装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、高電
圧の直流電源から走行用の電動機への給電路に開閉器を
挿入し、保護回路からの外部信号に応じて開閉器を開閉
するようにした電気自動車用安全装置において、保護回
路は、給電路を通過する電流を検出する電流検出器と、
電流検出器により検出した給電路の通過電流が所定値以
上になってから、電流の大きさに応じて設定されている
動作時間が経過するまでに通過電流が上記所定値よりも
小さくなっていなければ給電路を遮断するように開閉器
に外部信号を与える制御回路とを備えて成ることを特徴
とする。
【0006】請求項2の発明は、請求項1において、周
囲温度を検出する温度検出回路を備え、制御回路は温度
検出回路により検出した周囲温度が高いほど上記動作時
間を短くすることを特徴とする。請求項3の発明は、高
電圧の直流電源から走行用の電動機への給電路に開閉器
を挿入し、保護回路からの外部信号に応じて開閉器を開
閉するようにした電気自動車用安全装置において、保護
回路は、衝突時の衝撃を検出する衝突検出器と、衝突検
出器により衝突が検出されたときに給電路を遮断するよ
うに開閉器に外部信号を与える制御回路とを備えて成る
ことを特徴とする。
【0007】請求項4の発明は、高電圧の直流電源から
走行用の電動機への給電路に開閉器を挿入し、保護回路
からの外部信号に応じて開閉器を開閉するようにした電
気自動車用安全装置において、保護回路は、異常状態の
発生時に給電路を遮断するように開閉器に外部信号を与
えるマイクロコンピュータよりなる制御回路と、制御回
路の異常動作を監視する異常監視回路と、制御回路とは
別途に設けられていて異常監視回路により制御回路の異
常が検出されると給電路を遮断するように開閉器に外部
信号を与える遮断回路とを備えて成ることを特徴とす
る。
【0008】請求項5の発明は、高電圧の直流電源から
走行用の電動機への給電路に開閉器を挿入し、保護回路
からの外部信号に応じて開閉器を開閉するようにした電
気自動車用安全装置において、保護回路は、直流電源の
各端にそれぞれ各一端が接続された一対の比較用抵抗
と、一端が車体に接続された検出用抵抗と、検出用抵抗
の他端を各比較用抵抗の各他端に交互に接続する切換ス
イッチ要素と、切換スイッチ要素を介して検出用抵抗が
各比較用抵抗にそれぞれ接続されたときの検出用抵抗の
各端子電圧に基づいて給電線の車体に対する漏電を検出
する漏電検出回路と、漏電の検出時に漏洩電流が所定値
以上であると給電路を遮断するように開閉器に外部信号
を出力する制御回路とを備えて成ることを特徴とする。
【0009】請求項6の発明は、請求項5において、漏
電の検出時の漏洩電流の大きさに応じて複数段階の報知
を行なう報知部を備えて成ることを特徴とする。請求項
7の発明は、高電圧の直流電源から走行用の電動機への
給電路に開閉器を挿入し、保護回路からの外部信号に応
じて開閉器を開閉するようにした電気自動車用安全装置
において、保護回路は、給電路を通過する電流を検出す
る電流検出器と、周囲温度を検出する温度検出回路と、
衝突時の衝撃を検出する衝突検出器と、直流電源の各端
にそれぞれ各一端が接続された一対の比較用抵抗と、一
端が車体に接続された検出用抵抗と、検出用抵抗の他端
を各比較用抵抗の各他端に交互に接続する切換スイッチ
要素と、切換スイッチ要素を介して検出用抵抗が各比較
用抵抗にそれぞれ接続されたときの検出用抵抗の各端子
電圧に基づいて給電線の車体に対する漏電を検出する漏
電検出回路と、電流検出器により検出した給電路の通過
電流が所定値以上になってから、電流の大きさに応じて
設定されかつ温度検出回路により検出した周囲温度が高
いほど短くなるように設定されている動作時間が経過す
るまでに通過電流が上記所定値よりも小さくなっていな
いと異常信号を発生する第1の異常報知手段と、衝突検
出器により衝突が検出されると異常信号を発生する第2
の異常報知手段と、漏電の検出時に漏洩電流が所定値以
上であると異常信号を発生する第3の異常報知手段と、
いずれかの異常報知手段より異常信号が発生すると給電
路を遮断するように開閉器に外部信号を与えるマイクロ
コンピュータよりなる制御回路と、制御回路の異常動作
を監視する異常監視回路と、制御回路とは別途に設けら
れていて異常監視回路により制御回路の異常が検出され
ると給電路を遮断するように開閉器に外部信号を与える
遮断回路とを備えて成ることを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1の構成によれば、給電路を通過する電
流を電流検出器によって検出し、給電路の通過電流が所
定値以上になったことが検出されると、検出時点から所
定の動作時間が経過するまでに通過電流が上記所定値よ
りも小さくなっていなければ電動機への給電を遮断する
のであり、過電流に対する保護が可能になる。すなわ
ち、電動機が過負荷であるときの電動機の焼き付きや焼
損を防止することができるのである。また、通過電流の
大きさに応じて動作時間が設定されているのであって、
動作時間が経過するまでは電動機への給電が継続するか
ら、発進時などで電動機が一時的に過負荷になったとし
ても電動機への給電がただちに遮断されることがなく、
異常のないときに保護回路が作動して給電が遮断される
という不都合が生じないのである。
【0011】請求項2の構成によれば、温度検出回路に
よって周囲温度を検出し、周囲温度が高いほど動作時間
を短くするのであって、周囲温度が比較的低く放熱しや
すい状態では電動機が過負荷になっても焼損しにくいも
のとして過負荷状態での動作時間を延長できるように
し、逆に周囲温度が比較的高い場合には電動機が焼損し
やすいものとして過負荷状態での動作時間を短縮するの
である。このような制御を行なうことによって電動機の
過負荷時に周囲温度に応じたきめ細かな制御が可能にな
るのである。
【0012】請求項3の構成によれば、衝突検出器によ
って衝突時の衝撃が検出されると電動機への給電を遮断
するのであって、衝突による破損で電動機が回転せずに
過熱するを防止することができる。また、仮に断線があ
ったとしても開閉器と電動機との間の断線であれば、車
体に対して漏電することがなく感電等の危険が回避でき
るのである。
【0013】請求項4の構成によれば、異常時に電動機
への給電を遮断する制御回路をマイクロコンピュータで
構成している場合に、マイクロコンピュータの暴走等の
異常によって危険な状態になるのを回避できるように、
制御回路の異常動作を異常監視回路によって監視すると
ともに、制御回路の異常が検出されると電動機への給電
を遮断するのである。すなわち、制御回路に暴走等の異
常が生じれば電動機への給電を遮断することで、電動機
への給電を安全側に制御することができるのである。
【0014】請求項5の構成によれば、直流電源の各端
と車体との間に流れる電流を常時監視し、監視している
電流に漏電による異常が生じていて漏洩電流が所定値以
上であると電動機への給電を遮断するのであって、漏電
による感電等を防止することができる。請求項6の構成
によれば、漏電の検出時の漏洩電流の大きさに応じて複
数段階の報知を行なうことによって、軽度の漏電であれ
ば電動機への給電を遮断せずに警告を与えて点検や修理
を促すのである。
【0015】請求項7の構成によれば、電動機への通過
電流が過大になったときと、衝突したときと、漏電した
ときとのいずれの場合も電動機への給電を遮断するので
あって、過熱や感電の危険を確実に防止することができ
る。しかも、マイクロコンピュータよりなる制御回路に
異常が検出されたときにも電動機への給電を停止するか
ら、制御回路の異常動作によって他に異常が検出されて
いるにもかかわらず、給電が停止しないという事態を回
避することができ、一層安全性が高いものになる。
【0016】
【実施例】図1に全体構成のブロック図を示す。図1に
おける負荷回路1はチョッパ回路と直流電動機もしくは
インバータ回路と交流電動機などであって、電気自動車
はこれらの電動機によって走行駆動される。負荷回路1
に給電するための電源は200〜300V(たとえば、
288V)の高電圧の直流電源2であって、バッテリ等
によって実現される。また、負荷回路1と直流電源2と
の間の給電路Lには電磁接触器よりなる開閉器3が挿入
されている。この開閉器3は給電路Lの各線にそれぞれ
挿入された2個の接点rを備え、ドライブ回路21に入
力される外部信号によって両接点rの開閉が制御され
る。
【0017】ドライブ回路21に入力される外部信号は
保護回路4で生成される。保護回路4は、開閉器3と負
荷回路1との間で給電路Lを通過する電流を検出する電
流検出器11を備える。電流検出器11は、給電路Lの
2線のうちの1線を囲むように配置された環状のコアに
巻線を巻回した変流器と、変流器の巻線に流れる電流に
よって生じる磁界に応じた電圧を出力するホール素子の
ような磁気検出素子とにより構成されている。すなわ
ち、変流器は給電路Lの1線を1次側としコアに巻回さ
れた巻線を2次側としているのであって、電流検出器1
1は、2次側である巻線に流れる電流の大きさによって
巻線の周囲の磁束密度に変化が生じるのを利用して1次
側である給電路Lを通過する電流を磁気検出素子の出力
として検出するのである。
【0018】電流検出器11の出力は差動増幅器を備え
た電流検出回路12で増幅された後、1チップマイクロ
コンピュータよりなる制御回路13のアナログ−ディジ
タル変換を行なうポートに入力される。制御回路13で
は、図2に示すような関係で、後述する動作時間が電流
検出器11で検出した電流値と対応付けて設定されてお
り、検出した電流値が負荷回路1の定格電流以下である
ときには動作時間は背邸されておらず、電流値が負荷回
路1の定格電流を越えると電流値が大きいほど反比例的
に動作時間が短くなるように設定される。さらに、電流
値が既定の閾値S1 を越えると電流値に対する動作時間
の短縮率は一層大きくなり、電流値が上記閾値S1 より
もさらに大きい別の閾値S2 を越えると動作時間は一定
の小さい値(たとえば、0.5〜1.0sec)になる。こ
こにおいて、動作時間とは、電流検出器11での検出電
流が定格電流を越えた時点から時限され、この時間が経
過した後にも定格電流以下になっていないときに開閉器
3を遮断するように設定された時間である。また、動作
時間の時限中に検出電流が定格電流以下になれば開閉器
3の遮断は行なわず、次に定格電流を越えた時点からあ
らためて時限動作が行なわれる。ここにおいて、制御回
路13ではディジタル処理を行なうから電流検出回路1
2から得られた信号をサンプリングしており、時限動作
中に検出電流が増加したときには、サンプリングした電
流値に対応する動作時間とすでに時限中の動作時間との
うち先に時限動作が終了するほうの動作時間を選択する
などの処理を行なう。
【0019】上述のような動作によって制御回路13に
おける時限動作が終了すれば出力リレー回路14が駆動
され、開閉器3のドライブ回路21を通して開閉器3が
制御されることによって接点rがオフになる。ところ
で、時限動作の際には温度検出回路5によって検出され
た周囲温度も参照される。すなわち、過負荷状態であっ
て負荷回路1が過熱する場合であっても、周囲温度が低
ければ高い場合よりも焼損しにくくなるから、定格電流
から上記閾値S1 までの区間では、周囲温度が低いとき
には動作時間を長くするのである。すなわち、図2に示
すように、検出電流の電流値に対する動作時間の関係を
周囲温度に応じて変更するのである(図2の温度T1
3 の関係は、T1 >T2>T3 であって、温度がT2
が標準値になっている)。このようなきめ細かな制御に
よって多少の過負荷で電動機がすぐに停止することによ
る不快感を抑制し、安全が補償される範囲で可能な限り
過負荷状態での運転を行なうのである。
【0020】制御回路13は、車両の衝突を検出する衝
突検出器としてのエアバッグ検出回路15と、直流電源
2の車体に対する漏電を検出する漏電検出回路16との
出力によっても出力リレー回路14を駆動して開閉器3
を遮断できるようになっている。エアバッグ検出回路1
5は、制御回路13のポートに接続され、車両の衝突な
どを検出してエアバッグを膨らませる周知のエアバッグ
用の衝撃センサの出力を取り込むものであって、車両の
衝突などの衝撃が検出されると制御回路13を通して出
力リレー回路14を駆動し開閉器3を遮断するようにな
っている。ここに、エアバッグ検出回路15より車両の
衝突などの衝撃に対応した信号が入力されると制御回路
13では、40〜50msec の後に出力リレー回路14
を駆動する。ここで、信号入力から所定の遅延時間を持
たせているのは、ノイズによる誤動作を防止するためで
ある。
【0021】漏電検出回路16は図3に示す構成を有し
ている。すなわち、直流電源2の各端に各一端が接続さ
れた2個の比較用抵抗R1 ,R2 と、シャーシ等の車体
6に一端が接続された検出用抵抗R5 と、検出用抵抗R
5 の他端を各比較用抵抗R1,R2 に択一的に接続する
切換スイッチ要素となるフォトカプラ等のスイッチ素子
7とを備え、スイッチ素子7を一定周期で切り換えると
ともに、各比較用抵抗R1 ,R2 が接続されたときの検
出用抵抗R5 の両端電圧に基づいて、漏電の有無を検出
するようになっている。スイッチ素子7は一定周期の矩
形波を出力することによってスイッチ素子7を切り換え
る切換回路17によって制御されている。検出用抵抗R
5 の端子電圧は電圧検出回路18によって検出され、こ
の検出値に応じて給電路Lの各線と車体6との間の漏洩
電流の大きさが出力回路19によって演算される。この
出力回路19はマイクロコンピュータを用いた制御回路
13と兼用してもよい。また、出力回路19の演算処理
は電気自動車の全体を制御するメインコンピュータ27
からの動作指令信号によって制御される。
【0022】次に、出力回路19での演算について説明
する。いま、仮想的に給電路Lの各線と車体6との間で
漏電が生じているものとして、給電路Lの正側の線と車
体6との間の漏電抵抗をR3 、給電路Lの負側の線と車
体6との間の漏電抵抗をR4とする。漏電がなければ漏
電抵抗R3 ,R4 はほぼ無限大になる。ここで、給電路
Lの線間電圧をVcc、スイッチ素子7が接点aと接点
bとにそれぞれ接続されているときの検出用抵抗R5
よび各漏電抵抗R3 ,R4 の両端電圧をそれぞれV5a
5b,V3a,V3b,V4a,V4bとするとき、次の関係式
が成立する。 V3a=V5a×(R1 +R5 )/R54a=Vcc−V3a3b=Vcc−V4b4b=V5b×(R2 +R5 )/R5 また、漏電抵抗R3 ,R4 を漏電抵抗R3 ,R4 の両端
電圧V4a,V3bを用いて表すと、次式のようになる。 R3 =R1 (V4a+V3b−Vcc)/Vcc(1−V3b) R4 =R1 (V4a+V3b−Vcc)/Vcc(1−V4a) 一方、スイッチ素子7の各切換状態において漏電抵抗R
3 ,R4 に流れる漏洩電流I3a,I3b,I4a,I4bは、
次式で表される。 I3a=V3a/R33b=V3b/R34a=V4a/R44b=V4b/R4 したがって、上述のように求めたスイッチ素子7の各切
換状態での、漏電抵抗R3 ,R4 の両端電圧V3a
3b,V4a,V4bと漏電抵抗R3 ,R4 とに基づいて、
漏洩電流I3a,I3b,I4a,I4bを求めることができ
る。ここで、図3の回路に着目すれば、漏電抵抗R3
4 の大きさにかかわらず、つねに次式が成立する。 I3a<I3b4b<I4a そこで、漏洩電流I3b4aのうち大きいほうの値を用
いれば、漏電の程度を知ることができることになる。
【0023】結局、出力回路19では、スイッチ素子7
の各切換状態での検出用抵抗R5 の両端電圧V5a,V5b
に基づいて、漏電抵抗R3 ,R4 の両端電圧V3a
3b,V 4a,V4bを求めた後、電圧V3a,V3b,V4a
4bに基づいて漏電抵抗R3 ,R 4 を求め、さらに電圧
3b,V4aに基づいて漏洩電流I3b4aを求めるので
あって、大きいほうの漏洩電流I3b4aに基づいて、
漏電の程度を判定するのである。ここで、判定結果は3
段階に報知されるようになっており、たとえば、軽度の
漏電では警報灯を点灯させるというような光による報知
を行ない、中度の漏電では警報音を発生するというよう
な音による報知を行ない、重度の漏電では開閉器3を遮
断して負荷回路1への給電を停止させるように制御する
のである。すなわち、軽度、中度の漏電では報知部20
によって報知し、重度の漏電ではドライブ回路21を通
して開閉器3を遮断するのである。ただし、この構成は
一例であって判定結果の段数や報知の手段について必要
に応じて選択すればよい。
【0024】ところで、上述した漏電の判定は、スイッ
チ素子7を周期的に切り換えることによって行なわれる
のであって、1回あたり0.1sec 以下の時間で判定が
終了するようにしてある。すなわち、スイッチ素子7は
msec の範囲の時間で切換動作を行なうのであって、た
とえば、各切換状態での検出用抵抗R5 の両端電圧の検
出と漏電抵抗R3 ,R4 の両端電圧の算出とにそれぞれ
10msec 、各漏電抵抗R3 ,R4 の算出にそれぞれ1
msec 、漏洩電流I3b,I4aの算出および漏電の程度の
判定に50msec を要するものとすれば、10×2+1
×2+50=72msec の時間を要することになる。し
たがって、スイッチ素子7の切換に要する時間を含めて
も0.1sec 以下の時間で漏電の有無の判定および漏電
の程度の判定が行なえるのである。上述した演算時間は
一例として示してあるが、一般に用いられているマイク
ロコンピュータでは、この程度の演算時間で十分に余裕
がある。結局、本実施例の動作によって漏電の発生から
0.1sec 以内に漏電の有無の報知や負荷回路1への給
電の遮断が行なわれることになる。
【0025】上述のようにして、負荷回路1への過電流
時や衝突等による衝撃の発生時や漏電の発生時のような
異常発生時に、開閉器3を遮断するなどして焼損や感電
等を防止しているのであるが、制御回路13や出力回路
19としてマイクロコンピュータを用いているものであ
るから、何らかの理由で暴走し制御不能になることが考
えられる。そこで、制御回路13のようなマイクロコン
ピュータを用いている部分についての動作を監視するた
めに異常監視回路としてのウォッチドックタイマ8を設
けている。制御回路13は正常動作時には既定の時間
(たとえば、50〜100msec )内ごとにパルスであ
るP−RUN信号を発生してウォッチドッグタイマ8を
リセットし、制御回路13の正常動作時にはウォッチド
ッグタイマ8からリセットパルスが発生するのを禁止し
ている。すなわち、ウォッチドッグタイマ8はP−RU
N信号が入力されてリセットされてから一定時間後にリ
セットパルスを発生するように構成されており、この時
間内に制御回路13から次のP−RUN信号が入力され
ると再リセットされるのである。一方、制御回路13の
暴走等によって既定の時間内にウォッチドッグタイマ8
にP−RUN信号が入力されないと、ウォッチドッグタ
イマ8は制御回路13に対して一定周期でリセットパル
スを繰り返して出力する。この動作によって制御回路1
3をリセットし、暴走を停止させようとするのである。
【0026】しかしながら、場合によってはウォッチド
ッグタイマ8からのリセットパルスでは制御回路13が
リセットされない場合がある。制御回路13の暴走が継
続すれば、異常発生時に開閉器3を遮断することができ
ないものであるから、制御回路13の暴走時には開閉器
3を遮断して安全側に動作させる必要がある。そこで、
リセットパルスを受けて開閉器3を遮断する遮断回路9
を設けてある。遮断回路9は、基本的には、リセットパ
ルスを積分する積分回路22と、積分回路22の出力値
を基準電圧と比較するコンパレータ23と、コンパレー
タ23の出力の反転時にオンになり出力リレー回路14
を駆動するサイリスタ24とを備えている。
【0027】いま、ウォッチドッグタイマ8から出力さ
れるリセットパルスは一定周期で短時間だけLレベルに
なるものとする。このリセットパルスは反転回路25に
よって反転された後、逆流阻止用のダイオードD1 を通
して積分回路22に入力される。積分回路22は、充電
抵抗R6 とコンデンサC1 との直列回路を備え、コンデ
ンサC1 に放電抵抗R7 を並列接続したものであり、コ
ンデンサC1 の両端電圧が出力されるようになってい
る。したがって、積分回路22の出力電圧は、入力され
たリセットパルスの個数に応じて上昇する。コンパレー
タ23は、電源電圧Vccを直列接続された2つの抵抗R
8 ,R9 により分圧して得た基準電圧と、積分回路22
の出力電圧とを比較するのであって、積分回路22の出
力電圧が基準電圧よりも高くなると出力をHレベルにす
る。サイリスタ24は、出力リレー回路14に直列接続
されるのであって、コンパレータ23の出力がHレベル
になるとオンになり、出力リレー回路14を駆動して開
閉器3を遮断するのである。ここにおいて、本実施例の
ウォッチドッグタイマ8は定電圧回路を内蔵し、ウオッ
チドッグタイマ8の定電圧回路を通して保護回路4の各
部に給電するようにしてある。ウォッチドッグタイマ8
からのリセットパルスの出力開始から開閉器3の遮断ま
での時間は積分回路22の時定数によって設定されるか
ら、負荷回路1の耐容量等に応じて積分回路22の時定
数を設定すればよい。ここにおいて、サイリスタ24は
出力リレー回路14の制御に用いているが、負荷回路1
への給電路Lに開閉器3とは別に開閉器を設け、この開
閉器をサイリスタ24の出力で制御することも可能であ
る。また、負荷回路1への給電を遮断せずに、負荷回路
1の出力を小さくするような制御を行なってもよい。
【0028】上記保護回路4は、図5に示すような形状
のケース10に収納される。このケース10には、直流
電源2から負荷回路1への給電路Lの一部となる銅板よ
りなる給電バー26が挿通されており、この給電バー2
6はケース10の内部で電流検出器11を構成する変流
器に挿通されるのである。給電バー26の両端部には取
付孔26aが穿孔されており、この取付孔26aに挿通
可能なねじを用いて直流電源2から負荷回路1への給電
路Lに給電バー26を結線するようにすれば、給電路L
に対して電流検出器11を容易に取り付けることができ
るのである。
【0029】
【発明の効果】請求項1の発明は、給電路を通過する電
流を電流検出器によって検出し、給電路の通過電流が所
定値以上になったことが検出されると、検出時点から所
定の動作時間が経過するまでに通過電流が上記所定値よ
りも小さくなっていなければ電動機への給電を遮断する
ので、過電流に対する保護が可能になるのであって、電
動機が過負荷であるときの電動機の焼き付きや焼損を防
止することができるといる利点がある。また、通過電流
の大きさに応じて動作時間が設定され、動作時間が経過
するまでは電動機への給電が継続するから、発進時など
で電動機が一時的に過負荷になったとしても電動機への
給電がただちに遮断されることがなく、異常のないとき
に保護回路が作動して給電が遮断されるという不都合が
生じないという利点がある。
【0030】請求項2の発明は、温度検出回路によって
周囲温度を検出し、周囲温度が高いほど動作時間を短く
するので、周囲温度が比較的低く放熱しやすい状態では
電動機が過負荷になっても焼損しにくいものとして過負
荷状態での動作時間を延長できるようにし、逆に周囲温
度が比較的高い場合には電動機が焼損しやすいものとし
て過負荷状態での動作時間を短縮することができる。こ
のような制御を行なうことによって電動機の過負荷時に
周囲温度に応じたきめ細かな制御が可能になるという効
果がある。
【0031】請求項3の発明は、衝突検出器によって衝
突時の衝撃が検出されると電動機への給電を遮断するの
で、衝突による破損で電動機が回転せずに過熱するを防
止することができるという効果があり、また、仮に断線
があったとしても開閉器と電動機との間の断線であれ
ば、車体に対して漏電することがなく感電等の危険が回
避できるという効果がある。
【0032】請求項4の発明は、異常時に電動機への給
電を遮断する制御回路をマイクロコンピュータで構成し
ている場合に、マイクロコンピュータの暴走等の異常に
よって危険な状態になるのを回避できるように、制御回
路の異常動作を異常監視回路によって監視するととも
に、制御回路の異常が検出されると電動機への給電を遮
断するのである。すなわち、制御回路に暴走等の異常が
生じれば電動機への給電を遮断することで、電動機への
給電を安全側に制御することができるという効果を奏す
る。
【0033】請求項5の発明は、直流電源の各端と車体
との間に流れる電流を常時監視し、監視している電流に
漏電による異常が生じていて漏洩電流が所定値以上であ
ると電動機への給電を遮断するので、漏電による感電等
を防止することができるという利点がある。請求項6の
発明は、漏電の検出時の漏洩電流の大きさに応じて複数
段階の報知を行なうので、軽度の漏電であれば電動機へ
の給電を遮断せずに警告を与えて点検や修理を促すこと
ができる。
【0034】請求項7の発明は、電動機への通過電流が
過大になったときと、衝突したときと、漏電したときと
のいずれの場合も電動機への給電を遮断するので、過熱
や感電の危険を確実に防止することができるという利点
があり、しかも、マイクロコンピュータよりなる制御回
路に異常が検出されたときにも電動機への給電を停止す
るから、制御回路の異常動作によって他に異常が検出さ
れているにもかかわらず、給電が停止しないという事態
を回避することができ、一層安全性が高いものになると
いう利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示すブロック図である。
【図2】実施例における周囲温度と動作時間との関係を
示す図である。
【図3】実施例に用いる漏電検出回路を示す回路図であ
る。
【図4】実施例に用いる異常監視回路と遮断回路とを示
す回路である。
【図5】実施例の外観を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 負荷回路 2 直流電源 3 開閉器 4 保護回路 5 温度検出回路 6 車体 7 スイッチ素子 8 ウォッチドッグタイマ 9 遮断回路 11 電流検出器 12 電流検出回路 13 制御回路 14 出力リレー回路 15 エアバッグ検出回路 16 漏電検出回路 17 切換回路 20 報知部 L 給電路 R1 比較用抵抗 R2 比較用抵抗 R3 検出用抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牧永 仁 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 横山 洋一 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高電圧の直流電源から走行用の電動機へ
    の給電路に開閉器を挿入し、保護回路からの外部信号に
    応じて開閉器を開閉するようにした電気自動車用安全装
    置において、保護回路は、給電路を通過する電流を検出
    する電流検出器と、電流検出器により検出した給電路の
    通過電流が所定値以上になってから、電流の大きさに応
    じて設定されている動作時間が経過するまでに通過電流
    が上記所定値よりも小さくなっていなければ給電路を遮
    断するように開閉器に外部信号を与える制御回路とを備
    えて成ることを特徴とする電気自動車用安全装置。
  2. 【請求項2】 周囲温度を検出する温度検出回路を備
    え、制御回路は温度検出回路により検出した周囲温度が
    高いほど上記動作時間を短くすることを特徴とする請求
    項1記載の電気自動車用安全装置。
  3. 【請求項3】 高電圧の直流電源から走行用の電動機へ
    の給電路に開閉器を挿入し、保護回路からの外部信号に
    応じて開閉器を開閉するようにした電気自動車用安全装
    置において、保護回路は、衝突時の衝撃を検出する衝突
    検出器と、衝突検出器により衝突が検出されたときに給
    電路を遮断するように開閉器に外部信号を与える制御回
    路とを備えて成ることを特徴とする電気自動車用安全装
    置。
  4. 【請求項4】 高電圧の直流電源から走行用の電動機へ
    の給電路に開閉器を挿入し、保護回路からの外部信号に
    応じて開閉器を開閉するようにした電気自動車用安全装
    置において、保護回路は、異常状態の発生時に給電路を
    遮断するように開閉器に外部信号を与えるマイクロコン
    ピュータよりなる制御回路と、制御回路の異常動作を監
    視する異常監視回路と、制御回路とは別途に設けられて
    いて異常監視回路により制御回路の異常が検出されると
    給電路を遮断するように開閉器に外部信号を与える遮断
    回路とを備えて成ることを特徴とする電気自動車用安全
    装置。
  5. 【請求項5】 高電圧の直流電源から走行用の電動機へ
    の給電路に開閉器を挿入し、保護回路からの外部信号に
    応じて開閉器を開閉するようにした電気自動車用安全装
    置において、保護回路は、直流電源の各端にそれぞれ各
    一端が接続された一対の比較用抵抗と、一端が車体に接
    続された検出用抵抗と、検出用抵抗の他端を各比較用抵
    抗の各他端に交互に接続する切換スイッチ要素と、切換
    スイッチ要素を介して検出用抵抗が各比較用抵抗にそれ
    ぞれ接続されたときの検出用抵抗の各端子電圧に基づい
    て給電線の車体に対する漏電を検出する漏電検出回路
    と、漏電の検出時に漏洩電流が所定値以上であると給電
    路を遮断するように開閉器に外部信号を出力する制御回
    路とを備えて成ることを特徴とする電気自動車用安全装
    置。
  6. 【請求項6】 漏電の検出時の漏洩電流の大きさに応じ
    て複数段階の報知を行なう報知部を備えて成ることを特
    徴とする請求項5記載の電気自動車用安全装置。
  7. 【請求項7】 高電圧の直流電源から走行用の電動機へ
    の給電路に開閉器を挿入し、保護回路からの外部信号に
    応じて開閉器を開閉するようにした電気自動車用安全装
    置において、保護回路は、給電路を通過する電流を検出
    する電流検出器と、周囲温度を検出する温度検出回路
    と、衝突時の衝撃を検出する衝突検出器と、直流電源の
    各端にそれぞれ各一端が接続された一対の比較用抵抗
    と、一端が車体に接続された検出用抵抗と、検出用抵抗
    の他端を各比較用抵抗の各他端に交互に接続する切換ス
    イッチ要素と、切換スイッチ要素を介して検出用抵抗が
    各比較用抵抗にそれぞれ接続されたときの検出用抵抗の
    各端子電圧に基づいて給電線の車体に対する漏電を検出
    する漏電検出回路と、電流検出器により検出した給電路
    の通過電流が所定値以上になってから、電流の大きさに
    応じて設定されかつ温度検出回路により検出した周囲温
    度が高いほど短くなるように設定されている動作時間が
    経過するまでに通過電流が上記所定値よりも小さくなっ
    ていないと異常信号を発生する第1の異常報知手段と、
    衝突検出器により衝突が検出されると異常信号を発生す
    る第2の異常報知手段と、漏電の検出時に漏洩電流が所
    定値以上であると異常信号を発生する第3の異常報知手
    段と、いずれかの異常報知手段より異常信号が発生する
    と給電路を遮断するように開閉器に外部信号を与えるマ
    イクロコンピュータよりなる制御回路と、制御回路の異
    常動作を監視する異常監視回路と、制御回路とは別途に
    設けられていて異常監視回路により制御回路の異常が検
    出されると給電路を遮断するように開閉器に外部信号を
    与える遮断回路とを備えて成ることを特徴とする電気自
    動車用安全装置。
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