JPH0577896U - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JPH0577896U
JPH0577896U JP1588292U JP1588292U JPH0577896U JP H0577896 U JPH0577896 U JP H0577896U JP 1588292 U JP1588292 U JP 1588292U JP 1588292 U JP1588292 U JP 1588292U JP H0577896 U JPH0577896 U JP H0577896U
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JP
Japan
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lighting circuit
discharge lamp
circuit unit
switch element
current
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JP1588292U
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English (en)
Inventor
昇 荒川内
聖明 内橋
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 正常時には誤動作などがなく、点灯回路部の
異常時には速やかに点灯回路部を交流電源と遮断できる
安全性の高い保護手段を有する放電灯点灯装置を提供す
る。 【構成】 点灯回路部3の異常を検出してスイッチ素子
SWをオン状態にして、強制的に電流ヒューズCFを溶
断するので、正常時には特別な電流ヒューズCFを用い
ることなく誤動作を少なくでき、しかも、異常時には電
流ヒューズCFが確実に溶断され再度の異常状態の発生
を防止することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、放電灯を点灯する放電灯点灯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、交流電源から限流用インダクタ等の点灯回路部を介して放電灯に電力を 供給する放電灯点灯装置がよく用いられていた。そして、前記点灯回路部の充電 部等から漏電した場合等の異常状態が発生した場合には、安全上の配慮から種々 の保護手段が講じられている。
【0003】 図3に示すものは、このような保護手段を有する放電灯点灯装置の一例であり 、その構成は、交流電源1と、この交流電源1の交流電圧を受けて所定の電圧を 出力する点灯回路部31と、この点灯回路部31の出力電圧を受けて点灯する高 圧放電灯4と、前記交流電源1と点灯回路部31との間に介挿するスイッチ素子 であるリレー接点Ryと、前記交流電源1と点灯回路部31との間に流れる電流 が過電流の場合や点灯回路部31が漏電した場合等異常を検出して前記リレー接 点Ryをオフ状態にする制御回路部(図示せず)とから成っている。
【0004】 ここで、点灯回路部31は、限流用インダクタでもよく、高周波電圧を発生す るインバータ装置であってもよい。また、制御回路部とリレー接点Ryとは、一 般的な漏電遮断器や過電流遮断器のことである。
【0005】 以下、動作状態を簡単に説明する。 まず、交流電源1が投入されると、交流電圧を受けて点灯回路部31が動作を 開始し出力端間に所定の電圧を発生する。この出力電圧を受けて高圧放電灯4が 始動され所定時間後に安定点灯状態になる。
【0006】 今、点灯回路部31に充電部の漏電事故が発生した異常の場合を想定すると、 漏電遮断器等の制御回路部により検出され、短時間の内に漏電遮断器等のスイッ チ素子Ryがオフ状態となる。これにより、交流電源1から点灯回路部31への 電力供給が遮断され点灯回路部31の安全性が保たれることになる。
【0007】 しかしながら、このような構成では、交流電源1をリセット(リセットスイッ チを有するものや、手動復帰可能な投入スイッチ等)する度に再度復帰し、再び 漏電等の異常状態が発生し、スイッチ素子Ryがオフ状態となることとなり、幾 度もスイッチ素子Ryのオン・オフする状態が継続することになる。そして、こ のような状態が幾度か継続しそれを放置すると、最悪の場合、地絡や焼損に至る という可能性を含んでいた。
【0008】 次に、図4に示すものは、先に説明した従来例の欠点を解決しようと試みたも のである。先の図3に示す従来例と異なる構成は、漏電遮断器等のスイッチ素子 Ryと制御回路部との保護手段を、過電流にて遮断される電流ヒューズCFにし た点である。なお、同一構成には、同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0009】 このように構成することにより、点灯回路部31に異常が発生し、過電流が流 れて電流ヒューズCFが遮断されると、先に説明した従来例とは異なり、保護手 段である電流ヒューズCFを再度使用することはできず、異常状態の継続が防止 され地絡や焼損に至ることはなくなる。
【0010】 しかしながら、点灯回路部31の入力端間には入力力率を改善するためのコン デンサ5が接続されていることが一般的であり(図5に示す)、このようにコン デンサ5が接続されている場合には、正常時、異常時にかかわらず交流電源1を 投入する都度にコンデンサ5に過大なインラッシュ電流が流れるという問題が発 生する。従って、このような問題を解決するためには、インラッシュ電流に対応 した特殊な電流ヒューズCFを用いるなどの対策が必要となる。
【0011】 そこで、図6に示す従来例が提案されている。先の図4に示す従来例と異なる 構成は、電流ヒューズCFの保護手段を、点灯回路部31と高圧放電灯4との間 に設けた点である。なお、同一構成には、同一符号を付して重複する説明を省略 する。
【0012】 このように交流電源1と高圧放電灯4との間に点灯回路部31を介しているの で、先の図5に示すコンデンサ5に流れるインラッシュ電流は抑制され、特に特 殊な電流ヒューズCFを用いるなどの対策は必要なくなる。
【0013】 しかしながら、高圧放電灯4を用いているために、始動時と安定点灯時とでは 一般的(図5に示す点灯回路部)には、始動時の方が安定時に比べ約1.7倍も 電流ヒューズCFに流れる電流が多くなり、点灯回路部31の異常状態発生時に は速やかに異常電流により遮断され、しかも、正常時には始動時の過大な電流に も十分耐え得るような溶断特性を有する電流ヒューズCFが必要になるという問 題が発生する。
【0014】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の解決しようとする問題点は、点灯回路部の異常時の保護手段として、 漏電遮断器などのリセット可能なスイッチ素子を用いると異常状態の継続のおそ れがある点と、電流ヒューズCFを用いるとコンデンサのインラッシュ電流や高 圧放電灯の始動時電流等の過電流による誤動作等の原因になる点等の不都合があ った。本考案の目的とするところは、正常時には誤動作等がなく信頼性が高く、 異常状態発生時には、速やかに交流電源からの電力供給の遮断できる安全性の高 い点灯回路部の保護手段を備えた放電灯点灯装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本考案は、交流電源の両端に接続されるコンデンサと、このコンデンサの両端 に接続される電流ヒューズと常時オフ状態のスイッチ素子との直列回路と、前記 スイッチ素子の両端の電圧を受けて所定の電圧を出力する点灯回路部と、この点 灯回路部の出力電圧を受けて点灯する高圧放電灯と、前記点灯回路部の異常を検 出して前記スイッチ素子をオン状態にする制御回路部とを具備して構成されてい る。
【0016】
【作用】
本考案は、点灯回路部の異常を検出してスイッチ素子をオン状態にして強制的 に電流ヒューズを遮断するように構成されているので、正常時には特別な電流ヒ ューズを用いることなく誤動作を少なくでき、しかも、異常時には電流ヒューズ が確実に遮断され再度の異常状態の発生を防止できるという効果を奏する。
【0017】
【実施例】
図1は、本考案の第1の実施例を示している。その構成は、交流電源1と、こ の交流電源1の両端に接続されるコンデンサ5と、このコンデンサ5の両端に接 続される電流ヒューズCFと常時オフ状態のスイッチ素子SWとの直列回路と、 前記スイッチ素子SWの両端の電圧を受けて所定の電圧を出力する点灯回路部3 と、この点灯回路部3の出力電圧を受けて点灯する高圧放電灯4と、前記点灯回 路部3の異常を検出して前記スイッチ素子SWをオン状態にする制御回路部6と を備えて成る点である。なお、同一構成には、同一符号を付して重複する説明を 省略する。
【0018】 ここで、点灯回路部3は、限流用インダクタで構成され、高圧放電灯4に流れ る電流を制限している。コンデンサ5は、力率改善用のコンデンサである。また 、スイッチ素子SWは、機械的スイッチ、電気的スイッチのいずれでもよく、直 列に電流調整用のインピ−ダンスRを介挿してもよい。
【0019】 以下、動作状態を簡単に説明する。 まず、交流電源1が投入されると、交流電圧が点灯回路部の限流用インダクタ 3を介して高圧放電灯4に印加され、高圧放電灯4が始動を開始する。このとき 過大な始動電流が電流ヒューズCFに流れても、十分余裕のある容量に電流ヒュ ーズCFが設定されているので短寿命化や誤溶断の発生はない。そして、所定時 間経過すると高圧放電灯4は安定点灯状態に移行する。
【0020】 また、交流電源1の投入によって発生するコンデンサ5へのインラッシュ電流 は、このインラッシュ電流の流れる閉回路中に電流ヒューズCFを設けない構成 としているので、過大な電流であっても何ら電流ヒューズCFに影響を与えるも のではない。
【0021】 今、限流用インダクタ3の充電部から漏電事故又は巻線間の短絡事故等が発生 した異常の場合を想定すると、制御回路部6により検出され、この検出信号によ り常開のスイッチ素子SWがオン状態に移行する。そうすると、交流電源1→電 流ヒューズCF→必要なら電流調整用のインピ−ダンスR→スイッチ素子SW→ 交流電源1に至る低インピ−ダンスの閉回路が形成され、瞬時に確実に電流ヒュ ーズCFを強制的に溶断させることができる。この電流ヒューズCFが溶断する と、交流電源1から限流用インダクタ3への電力供給が遮断され点灯回路部31 の安全性が保たれることになる。また、電流ヒューズCFが強制的に溶断される ので、再度、交流電源1から限流用インダクタ3へ電力が供給されることはなく 、異常状態の発生が継続されるおそれはない。
【0022】 図2は、本考案の第2の実施例を示している。先の第1の実施例と異なる構成 は、制御回路部61が漏電を検出している点と、スイッチ素子Ryがリレー接点 と励磁コイルから成る点とである。なお、同一構成には、同一符号を付して重複 する説明を省略する。
【0023】 ここで、制御回路部61は、交流電源1とコンデンサ5との間の2本の電源線 に設けられた電流トランスCTと、この電流トランスCTの出力電流を増幅する 増幅器Ampとから構成され、この増幅器Ampの出力電圧が所定値以上になっ た場合にスイッチ素子Ryの励磁コイルを駆動させ、スイッチ素子Ryのリレー 接点をオン状態にする。
【0024】 以下、簡単に動作状態を説明する。 正常時には2本の電源線に流れる電流が全く等しい平衡状態であり、電流トラ ンスCTの出力には電流は発生しないのであるが、点灯回路部3に漏電が発生し た場合した場合には、一部の電流が大地に流れ、2本の電源線に流れる電流は不 平衡状態となり、電流トランスCTに出力電流が発生することになる。
【0025】 次にこの出力電流を増幅器Ampにより増幅し、増幅器Ampの出力電圧が所 定値以上になった場合にスイッチ素子Ryの励磁コイルに電圧を印加し、励磁コ イルを駆動させてスイッチ素子Ryのリレー接点をオン状態にする。以下、先に 説明した第1の実施例と同様であるので動作説明を省略する。
【0026】 このように構成することにより、点灯回路部3の漏電状態を検出して第1の実 施例と同様の効果を得ることができる。
【0027】 なお、制御回路部は第1、第2の実施例に限定されることはなく、要は、点灯 回路部の異常を検出してスイッチ素子をオン状態にすることができるものであれ ばどのようなものでもよく、例えば、温度、音、光、振動、磁界等の変化を検出 してもよいことは言うまでもないことである。
【0028】
【考案の効果】
本考案は、交流電源の両端に接続されるコンデンサと、このコンデンサの両端 に接続される電流ヒューズと常時オフ状態のスイッチ素子との直列回路と、前記 スイッチ素子の両端の電圧を受けて所定の電圧を出力する点灯回路部と、この点 灯回路部の出力電圧を受けて点灯する高圧放電灯と、前記点灯回路部の異常を検 出して前記スイッチ素子をオン状態にする制御回路部とを具備して構成されてい るので、正常時には特別な電流ヒューズを用いることなく誤動作を少なくでき、 しかも、異常時には電流ヒューズが確実に遮断され再度の異常状態の発生を防止 できるという顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示す回路構成図であ
る。
【図2】本考案の第2の実施例を示す回路構成図であ
る。
【図3】本考案の従来例を示す回路構成図である。
【図4】本考案の従来例を示す回路構成図である。
【図5】本考案の従来例を示す要部の回路構成図であ
る。
【図6】本考案の従来例を示す回路構成図である。
【符号の説明】
1 交流電源 3 点灯回路部 4 高圧放電灯 5 コンデンサ 6 制御回路 CF 電流ヒューズ SW スイッチ素子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源と、この交流電源の両端に接続
    されるコンデンサと、このコンデンサの両端に接続され
    る電流ヒューズと常時オフ状態のスイッチ素子との直列
    回路と、前記スイッチ素子の両端の電圧を受けて所定の
    電圧を出力する点灯回路部と、この点灯回路部の出力電
    圧を受けて点灯する高圧放電灯と、前記点灯回路部の異
    常を検出して前記スイッチ素子をオン状態にする制御回
    路部とを具備して構成されたことを特徴とする放電灯点
    灯装置。
JP1588292U 1992-03-26 1992-03-26 放電灯点灯装置 Pending JPH0577896U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008289712A (ja) * 2007-05-25 2008-12-04 Olympus Corp 照明装置及び内視鏡装置
JP2013150431A (ja) * 2012-01-18 2013-08-01 Mitsubishi Electric Corp 電力変換装置

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JP2008289712A (ja) * 2007-05-25 2008-12-04 Olympus Corp 照明装置及び内視鏡装置
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