JPH07123472A - 無線式移動台車運行制御方法 - Google Patents

無線式移動台車運行制御方法

Info

Publication number
JPH07123472A
JPH07123472A JP5287759A JP28775993A JPH07123472A JP H07123472 A JPH07123472 A JP H07123472A JP 5287759 A JP5287759 A JP 5287759A JP 28775993 A JP28775993 A JP 28775993A JP H07123472 A JPH07123472 A JP H07123472A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mobile
communication
ground side
controller
carriage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5287759A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3053517B2 (ja
Inventor
Kunihiko Nishibe
邦彦 西部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Kiden Kogyo Ltd
Original Assignee
Hitachi Kiden Kogyo Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Kiden Kogyo Ltd filed Critical Hitachi Kiden Kogyo Ltd
Priority to JP5287759A priority Critical patent/JP3053517B2/ja
Publication of JPH07123472A publication Critical patent/JPH07123472A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3053517B2 publication Critical patent/JP3053517B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動体が電波の影に入り、一時的に通信不能
となった場合でも、システムがダウンしないで運行でき
る移動台車運行制御装置を提供することを目的としてい
る。 【構成】 地上側のコントローラと、移動台車側のコン
トローラとの間で通信するための無線式の通信装置が地
上側と移動台東側の方向に設けられ、移動台車が合流点
の停止点に位置しても、なお合流点通過OKの連絡が地
上側と取れない時、移動台車の駆動部により、移動台車
を後退させて再度通信を行うように構成し、電波の影に
おける通信不能を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地上側のコントローラ
により、移動台車側のコントローラを介して移動台車の
運行制御を行う無線式移動台車運行制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の無線式移動台車運行制御装置の一
つとして、例えば特開平4−107094号公報に記載
の発明がある。前記発明の運行制御装置は地上側のコン
トローラと、移動台車側のコントローラとの間で通信す
るための無線式の通信装置を、地上側に一つのアンテナ
と一つのモデムとを一組とする単位で複数組配置してい
る。これは通信不能となるエリアを少なくすることを一
つの狙いとして構成したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、移動体
に無線式の通信装置を積んで受信する場合、地上の発信
側を複数に増加したとしても、周囲の電波の反射や吸収
によるフェージングの影響により、電解強度が極端に小
さくなる電波の影に瞬間的に入り、通信不能に陥ること
は避けられない。移動体がこの電波の影に入った場合、
一時的に通信不能となるが、移動中であれば再度電波が
届き、通信可能となることが期待できる。しかしなが
ら、例えば複数の移動体が合流する点において、他の移
動体に衝突することがないかどうかを移動体より地上側
に確認しようとした場合、移動体がこの電波の影に入
り、通信不能となり、合流点に進入できなくなり、合流
点直前で停止してしまう問題点があった。
【0004】本発明は上記に鑑みてなされたもので、移
動体が電波の影に入り、一時的に通信不能となった場合
でも、システムがダウンしないで進行できる移動台車運
行制御方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになしたもので、地上側のコントローラと、移
動台車側のコントローラとの間で通信するための無線式
の通信装置が、地上側と移動台車側の双方に設けられ、
移動台車側のコントローラは移動台車の駆動部と連結し
ている無線式移動台車運行制御において、移動台車が所
定の場所に位置し、地上側と通信ができない場合、前記
移動台車の駆動部により移動台車を通信可能位置まで所
定量移動させて再度通信を行うようにしたことを要旨と
している。
【0006】
【作用】地上側のコントローラと、移動台車側のコント
ローラとの間で通信するための無線式の通信装置を、地
上側と移動台車側の双方に設け、移動台車側のコントロ
ーラは移動台車の駆動部と連結する。そして、移動台車
が所定の場所にて地上側と通信ができない位置に達した
とき、前記移動台車の駆動部により移動台車を通信可能
位置まで強制的に所定量移動させる。これにより移動台
車は再度通信可能となり、円滑な走行及び制御が行える
ようになる。
【0007】
【実施例】以下本発明無線式移動台車運行制御方法を図
示の実施例に基づいて説明する。図においてA、Bは無
線誘導式の移動台車で、この移動台車AまたはBが図2
に示すような移動台車誘導用の誘導ラインLに沿って夫
々走行する。図2は移動台車走行経路のレイアウトの一
例を示すが、経路のレイアウトはこれに限定されること
はない。そしてこの移動台車誘導用の誘導ラインLは、
移動台車AまたはBの走行路経路に沿って予め地上側に
敷設される。
【0008】また移動台車誘導用の誘導ラインLの走行
経路の横側箇所に、例えば積み荷の移載作業を行うため
の作業ステーションSTが、必要な場所に必要な数だけ
設置される。なお、詳述はしないが、前記誘導ラインL
は、所定幅の光反射テープや磁気を帯びた磁気テープ等
を利用して敷設される。したがって移動台車AまたはB
には、前記誘導ラインLに沿って適正に走行しているか
どうかを検出する走行制御用センサが設けられ、その走
行制御用センサの情報に基づいて矢印L1,L2,また
はL3の方向に走行することができる。
【0009】前記誘導ラインL上または近傍には、分岐
点における進行方向を示すガイド10、合流点の位置を
示すガイド20,21或いは30,31を設けており、
移動台車A,Bはこれらのガイド位置を読み取るセンサ
により分岐点や合流点位置を読み取って進行することが
できる。
【0010】さらに移動台車A,Bが、走行経路上のい
ずれの箇所に位置していても、地上側の通信装置40と
の間で作業予定のあるステーションSTの作業情報や、
合流点における進行可否の情報や、分岐点における進行
方向の情報などを通信できるよう、各移動台車には通信
装置50を搭載している。
【0011】通信装置40または50は、図1に示すよ
うに無線式で、通信装置40または50は夫々モデム4
1,51とアンテナ42,52を以て一組として構成し
ており、それぞれコントローラ43,53に接続されて
いる。さらに移動台車側の通信装置50のコントローラ
53は、移動台車の駆動部54と接続されており、地上
側から指示される各種情報に基づき、移動台車の走行や
停止、及び各ステーションにおける作業を行うことがで
きるようになっている。
【0012】以下、本発明無線式移動台車運行制御方法
を図2で示す移動台車走行経路のレイアウトの一例にも
とづいて説明する。今、図2に示す走行経路おいて移動
台車Aが合流点入口30に進入した場合、停止点31に
至るまでにこの合流点を通過して良いかどうかを通信装
置40、50を介して地上側に確認し、通過が認められ
れば通過できる。移動台車Bに関しても同様に、例えば
合流点入口20に進入した場合、停止点21に至るまで
にこの合流点を通過して良いかどうかを通信装置を介し
て地上側に確認し、通過が認められれば通過できる。
【0013】次に図3のフローチャートを参照して本発
明における合流点での通過方法の動作を説明する。まず
移動台車AまたはBがそのセンサにて走行経路上の合流
点入口20または30を検知すると、合流点に接近した
ことがわかる(S1)。この時、移動台車AまたはBは
地上側に通信装置を介して通信し、この合流点を通過し
て良いかどうかの指示を仰ぐ(S2)。合流点に他の移
動台車がなく、通信OKの指示がでれば、そのまま通過
できる(S11)。もし他の優先する移動台車が合流点
にある場合はNOの指示がでる。
【0014】また、電波の具合や、地上側の通信が混雑
している場合には、すぐに返事がもらえない場合が生じ
る。この時はさらに前進し、停止点21または31に到
達したかどうかを確認する(S3)。また停止点に通達
しなければそのまま前進を続け、停止点21または31
を確認したら停止する(S4)。再び地上側に同様にし
て通信し、この合流点を通過して良いかどうかの指示を
仰ぐ(S5)。この時、合流点に他の移動台車がなく、
または他の台車が通過済みで通過OKの指示がでればそ
のまま通過できる(S11)。もし、通過NOの指示が
でるか、または連絡がない場合はそのまま待機し、一定
時間経過するのを待つ(S6)。
【0015】一定時間経過後、再度地上側に通信し、こ
の合流点を通過して良いかどうかの指示を仰ぐ(S
7)。通過OKの指示がでればそのまま通過できる(S
11)が、通過NOの指示が出た場合はさらに一定時間
経過するのを待つ。不幸にして、地上側と通信しても連
絡が取れない場合は、電波の影に入っていることが想定
されるので、一定距離後退し(S8)、一定時間経過後
(S9)、再度地上側に通信し、この合流点を通過して
良いかどうかの指示を仰ぐ(S10)。もちろん、後退
しながら指示を仰いでも良い。それでも地上側と連絡が
取れない場合は、後退を繰り返す。現実にはわずかの後
退で通信できるようになる。通過NOの指示がある場合
は、一定時間待機するのは上記と同様である。
【0016】通過OKの指示が出れば通過し(S1
1)、一定の合流点制御、及び動作を終える(S1
2)。
【0017】なお、本実施例により停止点に到達して
も、なお通過OKが出ず、または地上側と通信できない
場合は後退して通信を行う動作を示したが、横に動いて
も、後退と前進を繰り返しても良い。また一定時間待た
ないで、常時地上側に通過の指示を仰ぐ常時通信を行っ
ても良い。また電波の影に入るのを防止するために、必
要に応じてアンテナを振動させたり、回転させても良
い。
【0018】
【発明の効果】本発明は地上側のコントローラと移動台
車側のコントローラとの間で通信するための無線式の通
信装置が地上側と移動台車側の双方に設けられ、移動台
車側のコントローラは移動台車の駆動部と連結している
無線式移動台車運行制御において移動台車が所定の場所
に位置したとき、地上側と通信ができない場合、前記移
動台車の駆動部により、移動台車を後退させて再度通信
を行うことを特徴としているので、電波の影に入って通
信できなくなることを防止し、信頼性の高い無線通信を
実現し、円滑な走行及び制御が行える利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における無線式移動台車運行制御方法の
一実施例を示す説明図である。
【図2】移動台車走行経路の一例を示すレイアウト図で
ある。
【図3】本発明における合流点での通過方法の動作を説
明するフローチャート図である。
【符号の説明】
L 誘導ライン A,B 移動台車 ST 作業ステーション 10 分岐点における進行方向を示すガイド 20,21,30,31 合流点の位置を示すガイド 40 地上側の通信装置 50 各移動台車の通信装置 41,51 モデム 42,52 アンテナ 43,53 コントローラ 54 移動台車の駆動部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地上側のコントローラと、移動台車側の
    コントローラとの間で通信するための無線式の通信装置
    が、地上側と移動台車側の双方に設けられ、移動台車側
    のコントローラは移動台車の駆動部と連結している無線
    式移動台車運行制御において、移動台車が所定の場所に
    位置した時、地上側と通信ができない場合、前記移動台
    車の駆動部により移動台車を所定量移動させて再度通信
    を行うことを特徴とする無線式移動台車運行制御方法。
JP5287759A 1993-10-22 1993-10-22 無線式移動台車の運行制御方法 Expired - Fee Related JP3053517B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5287759A JP3053517B2 (ja) 1993-10-22 1993-10-22 無線式移動台車の運行制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5287759A JP3053517B2 (ja) 1993-10-22 1993-10-22 無線式移動台車の運行制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07123472A true JPH07123472A (ja) 1995-05-12
JP3053517B2 JP3053517B2 (ja) 2000-06-19

Family

ID=17721393

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5287759A Expired - Fee Related JP3053517B2 (ja) 1993-10-22 1993-10-22 無線式移動台車の運行制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3053517B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011128889A (ja) * 2009-12-17 2011-06-30 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 移動体制御システム、制御装置、制御方法、及びプログラム
JP2015082272A (ja) * 2013-10-24 2015-04-27 日立建機株式会社 ダンプトラック
JP2016053758A (ja) * 2014-09-02 2016-04-14 村田機械株式会社 走行車システム
JP2016181140A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 株式会社デンソー 自動走行制御装置、管制装置、自動走行制御システム
JP2022008586A (ja) * 2017-11-07 2022-01-13 トヨタ自動車株式会社 遠隔監視システム、車両制御装置、遠隔監視方法、及び、車両制御方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011128889A (ja) * 2009-12-17 2011-06-30 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 移動体制御システム、制御装置、制御方法、及びプログラム
JP2015082272A (ja) * 2013-10-24 2015-04-27 日立建機株式会社 ダンプトラック
JP2016053758A (ja) * 2014-09-02 2016-04-14 村田機械株式会社 走行車システム
JP2016181140A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 株式会社デンソー 自動走行制御装置、管制装置、自動走行制御システム
JP2022008586A (ja) * 2017-11-07 2022-01-13 トヨタ自動車株式会社 遠隔監視システム、車両制御装置、遠隔監視方法、及び、車両制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3053517B2 (ja) 2000-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107229281B (zh) 一种agv小车的导引方法、智能制造生产线以及物流系统
CN107239073B (zh) 输送控制装置及输送台车的合流点通过方法
WO2010131558A1 (ja) 物品搬送設備と物品搬送方法
JPH04223505A (ja) 磁気誘導装置
JPH07123472A (ja) 無線式移動台車運行制御方法
JPH1158271A (ja) 移動ロボット
JPH0899792A (ja) 無人搬送システムの分岐部における無人車の走行制御方法及び装置
JPH05143158A (ja) 無人自走体の無線監視通信方法及びその装置
JPH11242519A (ja) 無人搬送車の運行制御システム
JPS63225809A (ja) 無人車の運行制御装置
JPH07228481A (ja) 自律対話走行運転方式
JP3206314B2 (ja) 無人搬送車の自律運転方法
JP2001265438A (ja) 無人搬送台車
JPH0789295B2 (ja) 移動車の走行制御設備
JPS63314613A (ja) 無人車の走行制御装置
JP3858449B2 (ja) 無人搬送車制御システム
JP2667952B2 (ja) 建設現場における無人搬送車による資機材搬送システム
JP2715130B2 (ja) 荷搬送設備
JPH0674120B2 (ja) 無人運搬車両の選択的誘導装置
JP2601896Y2 (ja) 索道の横行式プラットフォームの安全装置
JP3350225B2 (ja) 無人搬送車の無線通信方法
JPS6293713A (ja) 無人搬送車の制御装置
JPH02163803A (ja) 無人搬送車制御システム
JP2683315B2 (ja) 建設現場における無人搬送車用の仮設誘導軌道
JP2000118995A (ja) 無人搬送車の動作制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees