JPH07123161A - 会議装置 - Google Patents

会議装置

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JPH07123161A
JPH07123161A JP29263193A JP29263193A JPH07123161A JP H07123161 A JPH07123161 A JP H07123161A JP 29263193 A JP29263193 A JP 29263193A JP 29263193 A JP29263193 A JP 29263193A JP H07123161 A JPH07123161 A JP H07123161A
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JP
Japan
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transmission
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hybrid
echo
signal
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Atsushi Hasegawa
厚志 長谷川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2線回線音声会議装置を用いて多地点会議を
可能とすべくブリッジ回路構成としたときに生ずるエコ
ーを効果的に減少させ、ハウリング防止を容易とする。 【構成】 加入者2,3と夫々接続されたハイブリッド
回路H11,H12を設ける。マイク20の送信信号と
H11の送信出力とを加算器14で加算しH12の受信
入力とする。また、送信信号のインバータ16により反
転信号とH12の送信出力とを加算器15で加算しH1
1の受信入力とする。更に、H11の送信出力とH12
の送信出力とを加算器13で加算しスピーカ19への供
給信号とする。 【効果】 マイク送信信号のH11,H12によるエコ
ーE1,E2のうちE1はインバータ16にて反転され
るので、加算器13で両者はキャンセルされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は会議装置に関し、特に2
線式回線を利用した多地点音声会議装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の音声会議装置の概略ブロックを図
3に示しており、1つの加入者地点のみの構成を示して
いる。図において、ハイブリッド回路31は2線式回線
36を4線式回線へ変換するものであり、その送信出力
(2線式)37及び受信入力(2線式)38は共にエコ
ーキャンセラ32及び33を介してスピーカ34及びマ
イクロフォン35へ夫々接続されている。
【0003】エコーキャンセラ32はハイブリッド回路
31における反射のエコー(回線エコー)を消去するも
のであり、また、エコーキャンセラ33はスピーカ34
からマイクロフォン35へ回り込むエコー(室内エコ
ー)を消去するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図3に示したこの種の
音声会議装置では、2地点間における接続が可能であ
り、よって2つの加入者間の相互会議は可能となってい
るが、他地点間接続は図3の構成のままでは不可能であ
る。
【0005】本発明の目的は、多地点接続を可能とした
会議装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、マイク
ロフォンから発生される送信信号を導出する送信回路と
相手装置からの受信信号をスピーカへ導く受信回路とを
ハイブリッド回路を介して2線式回線へ接続するように
した会議装置であって、2線式回線を4線式回線に夫々
変換する第1及び第2のハイブリッド回路と、前記送信
信号と前記第1のハイブリッド回路の送信出力とを加算
して前記第2のハイブリッド回路の受信入力とする第1
の加算手段と、前記第1及び第2のハイブリッド回路の
両送信出力を加算して前記受信回路へ供給する第2の加
算手段と、前記送信信号と前記第2のハイブリッド回路
の送信出力とを加算して前記第1のハイブリッド回路の
受信入力とする第3の加算手段と、前記送信信号の前記
第1及び第2のハイブリッド回路により生ずるエコーを
互いに極性反転して前記第2の加算手段へ供給する極性
反転手段と、を含むことを特徴とする会議装置が得られ
る。
【0007】
【実施例】以下に図面を参照して本発明の実施例につき
詳述する。
【0008】図1は本発明の実施例のブロック図であ
り、加入者1〜3間における3地点接続の場合の例を示
すブロック図である。
【0009】加入者1においては2線/4線変換のため
の2つのハイブリッド回路11,12が設けられてお
り、交換機4側においては2線/4線変換のための2つ
のハイブリッド回路41,42が設けられている。そし
て、これ等4つのハイブリッド回路11,12,41及
び42によりいわゆるブリッジ接続構成とされている。
【0010】ハイブリッド回路41にて変換された4線
式回線は、加入者2に対応する変換機5におけるハイブ
リッド回路51にて再び2線式とされて加入者2側へ接
続される。
【0011】また、ハイブリッド回路42にて変換され
た4線式回線は、加入者3に対応する交換機6における
ハイブリッド回路61にて再び2線式とされて加入者3
側へ接続される。
【0012】加入者1において、マイクロフォン20か
ら発生される送信信号(送信回路により生成されるが、
特に図示せず)は、加算器14において、ハイブリッド
回路11の2線式送信出力と加算されてハイブリッド回
路12の2線式受信入力となる。
【0013】ハイブリッド回路11と12の2線式送信
出力は加算器13にて加算され、その加算出力が受信回
路(特に図示せず)を介してスピーカ19へ供給されて
いる。
【0014】更に、マイクロフォン20からの送信信号
はインバータ16にて極性反転され、加算器15におい
てハイブリッド回路12からの送信出力と加算されてハ
イブリッド回路11の受信出力となる。
【0015】尚、17は回線エコーをキャンセルするエ
コーキャンセラであり、18は室内エコーをキャンセル
するエコーキャンセラである。
【0016】かかる構成において、マイクロフォン20
からの送信信号に起因してエコーE1及びエコーE2の
2種類が発生する。エコーE1は当該送信信号のハイブ
リッド回路11における反射により生じ、またエコーE
2は当該信号のハイブリッド回路12における反射によ
り生ずる。
【0017】これ等2つのハイブリッド回路(ハイブリ
ッドトランス)が同等な特性を有するトランスからなっ
ているものとすれば、両トランス11,12で生ずるエ
コーE1,E2は略等しいとみなすことができる。
【0018】そこで、本例では、インバータ16を用い
てマイクロフォン20による送信信号を極性反転して加
算器15へ印加し、エコーE1とエコーE2とを逆極性
とすることにより、加算器13にて打消す様にしている
のである。
【0019】尚、本例では、送信信号を、ハイブリッド
回路11への受信入力の前段部でインバータ16を設け
て極性反転しているが、エコーE1の経路(破線)上の
どこにインバータを設けても良く、またエコーE1の経
路上にインバータを設ける代りに、エコーE2の経路上
に設けても良い。要は、加算器13にて両エコーE1,
E2が打消されれば良いことになる。
【0020】図2は本発明の他の実施例を示すブロック
図であり、図1と同等部分は同一符号にて示している。
尚、図2においては、図1の加入者1の具体的実施例を
示しており、ハイブリッド回路11,12により加入者
3,加入者2へ夫々接続されているものとする。
【0021】本例では、各信号のレベル補償のために、
増幅器21〜23を設けており、増幅器21はハイブリ
ッド回路12の送信出力を増幅し、増幅器22はハイブ
リッド回路11の送信出力を増幅し、また増幅器23は
マイクロフォン20による送信信号を増幅するものであ
る。
【0022】増幅器22は加入者3からの信号がハイブ
リッド回路11,12を2回通過する際の減衰を補償す
るものであり、増幅器21,23は送信信号のエコーの
レベルをE1,E2で等しくするためのものである。
【0023】上記実施例では、加入者1〜3の3地点会
議の例を示しているが、加入者2において加入者1と同
様にブリッジ回路を構成することにより、他の4地点目
(加入者4)への接続が可能となり、以下同様にして他
地点化が実現できることになる。
【0024】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、他地
点接続を可能とするめたのブリッジ構造を採用すること
によるエコーの除去が可能となり、ハウリングに対する
許容性が高まり、回線側エコーキャンセラの簡易化が可
能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】本発明の他の実施例のブロック図である。
【図3】従来の会議装置のブロック図である。
【符号の説明】
1〜3 加入者 11,12 ハイブリッド回路 13〜15 加算器 16 インバータ 17,18 エコーキャンセラ 19 スピーカ 20 マイクロフォン 21〜23 増幅器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロフォンから発生される送信信号
    を導出する送信回路と相手装置からの受信信号をスピー
    カへ導く受信回路とをハイブリッド回路を介して2線式
    回線へ接続するようにした会議装置であって、 2線式回線を4線式回線に夫々変換する第1及び第2の
    ハイブリッド回路と、 前記送信信号と前記第1のハイブリッド回路の送信出力
    とを加算して前記第2のハイブリッド回路の受信入力と
    する第1の加算手段と、 前記第1及び第2のハイブリッド回路の両送信出力を加
    算して前記受信回路へ供給する第2の加算手段と、 前記送信信号と前記第2のハイブリッド回路の送信出力
    とを加算して前記第1のハイブリッド回路の受信入力と
    する第3の加算手段と、 前記送信信号の前記第1及び第2のハイブリッド回路に
    より生ずるエコーを互いに極性反転して前記第2の加算
    手段へ供給する極性反転手段と、 を含むことを特徴とする会議装置。
  2. 【請求項2】 前記送信信号を増幅して前記第1及び第
    3の加算手段へ供給する増幅手段を含むことを特徴とす
    る請求項1記載の会議装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のハイブリッド回路の送信出力
    を増幅して前記第1の加算手段へ供給する増幅手段を含
    むことを特徴とする請求項1または2記載の会議装置。
  4. 【請求項4】 前記第2のハイブリッド回路の送信出力
    を増幅して前記第3の加算手段へ供給する増幅手段を含
    むことを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の会議装
    置。
  5. 【請求項5】 室内のエコー及び回線エコーを夫々キャ
    ンセルするエコーキャンセラを更に含むことを特徴とす
    る請求項1〜4いずれか記載の会議装置。
JP29263193A 1993-10-27 1993-10-27 会議装置 Expired - Fee Related JP2746084B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100631383B1 (ko) * 2002-10-10 2006-10-09 인피네온 테크놀로지스 아게 브리지 회로 및 통신 디바이스

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100631383B1 (ko) * 2002-10-10 2006-10-09 인피네온 테크놀로지스 아게 브리지 회로 및 통신 디바이스

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