JPH01256821A - 適応形反響消去装置 - Google Patents

適応形反響消去装置

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JPH01256821A
JPH01256821A JP8416888A JP8416888A JPH01256821A JP H01256821 A JPH01256821 A JP H01256821A JP 8416888 A JP8416888 A JP 8416888A JP 8416888 A JP8416888 A JP 8416888A JP H01256821 A JPH01256821 A JP H01256821A
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transversal filter
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circuit
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signal
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Junji Tanabe
田辺 淳二
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は適応形反響消去装置に関するものである。
〔従来の技術〕
長距離電話回線におけるエコー問題およびテレカンファ
レンスにおけるエコー、ハウリング問題を解決するため
の従来の技術としては、エコーサプレッサ、音声スイッ
チなどによる回路のオン・オフ制御があり、また、近年
においては適応形反響消去装置(エコーキャンセラ)を
用いて反響路(エコーバス)を固定し、反響路への入力
信号から擬似エコー信号を合成し、実際のエコー信号か
ら差し引く方法がとられている。そして、後者のエコー
キャンセラにおいては、前者のエコーサプレッサのよう
に回路のオン・オフ制御を伴わないため、高い通話品質
を提供することが可能となっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の適応形反響消去装置では、エコ−バスの
推定方法としてトランスバーサルフィルタを用いた構成
となっているため、テレカンファレンスのようにスピー
カからマイクロホンまでの音響空間が被推定エコーバス
である場合には、非常に多くのタップ長、例えば、20
00タップ以上を必要としており、1穴、多くのタップ
長を持つことにより収束時間も長くなるという課題があ
った。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の適応形反響消去装置は、受信側入力信号を入力
とする第1のトランスバーサルフィルタと、送信側入力
信号を入力とする第2のトランスバーサルフィルタと、
この第2のトランスバーサルフィルタと同一のタップ係
数を持ち送信側入力信号を入力とする第3のトランスバ
ーサルフィルタと、上記第1のトランスバーサルフィル
タの出力−と上記第2のトランスバーサルフィルタの出
力を加算する第1の加算回路と、上記送信側入力信号か
ら上記第1の加算回路の出力を差し引く第2の加算回路
と、この第2の加算回路の出力により上記第1.第2お
よび第3のトランスバーサルフィルタのタップ係数の修
正を行うタップ係数修正回路と、上記第2の加算回路の
出力と上記第3のトランスバーサルフィルタの出力を加
算する第3の加算回路とを有するものである。
〔作 用〕
本発明においては、零と極を有する有理系を構成スる2
つのトランスバーサルフィルタでエコーバスを同定する
〔実施例〕
以下、図面に基づき本発明の実施例を詳細に説明する。
図は本発明の一実施例を示すブロック図である。
図において、1は受信側入力端子、2は受信側出力端子
、3は送信側入力端子、4は送信側出力端子である。5
は受信側入力信号を入力とするトランスバーサルフィル
タ、6は送信側入力信号を入力とするトランスバーサル
フィルタ、7はこのトランスバーサルフィルタ6と同一
のタップ係数を持ち送信側入力信号を入力とするトラン
スバーサルフィルタ、8はトランスバーサルフィルタ5
の出力とトランスバーサルフィルタ6の出力を加算する
加算回路、9は送信側入力信号から加算回路8の出力を
差し引く加算回路、10はこの加算回路9の出力とトラ
ンスバーサルフィルタ7の出力を加算する加算回路、1
1は加算回路9の出力によりトランスパルサルフィルタ
5,6およびトランスバーサルフィルタ7のタップ係数
の修正を行うタップ係数修正回路、12は両方向通話検
出回路、13はスピル力、14はマイクロホンである。
つぎにこの図に示す実施例の動作を説明する。
まず、受信側入力端子1から入力される遠端話者からの
受信信号Xは受信側出力端子2を介してスピーカ13に
出力されるとともにトランスバーサルフィルタ5に入力
される。ここで、近端話者からの送信信号がないものと
して考えると、マイクαホン14から入力される反響信
号y(このときマー〇でy”y )は、送信側入力端子
3を介してトランスバーサルフィルタ6に入力される。
そして、加算回路8ではトランスバーサルフィルタ5の
出力とトランスバーサルフィルタ6の出力を加算するこ
とで、スピーカ13からマイクロホン14への廻り込み
(エコー信号)の推定値yを合成する。加算回路9では
y’=yからエコー信号の推定△ 値yを差し引くことによシ反響信号yを消去し、また、
タップ係数修正回路11は加算回路9の出力である消去
残信号eを零とするようトランスバーサルフィルタ5,
6のタップ係数の修正を行う。
つぎに、近端話者からの送信信号Vが存在する場合につ
いては、従来の方法と同様にして両方向通話検出回路1
2によりタップ係数の修正を禁止する。また、このとき
、送信信号Vはトランスバーサルフィルタ6により歪を
与えられることとなるが、すなわち、トランスバーサル
フィルタ6の伝達関数をBとすると、加算回路9の出力
ではe=(1−B)v       ・・・・・(1)
となっているが、トランスバーサルフィルメロ2同−の
タップ係数を持つトランスパーサルフイルタフ(したが
って伝達関数B)によりこの歪を補正する。すなわち、 s’=B、’+e=B、’+(1−B)v   ・・・
・・(2)よシe″=Vが得られることとなる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、従来の全零型のトランス
バーサルフィルタにより構成されたx−y−キャンセラ
において、非常に多くのタップ数を必要とし、収束時間
も長くなっていたが、これを零と極を有する有理系を構
成する2つのトランスバーサルフィルタでエコーパスを
同定することにより、全体的に少いタップ数で構成でき
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示すブロック図である。 5〜γ・・・・トランスバーサルフィルタ、8〜10・
・・・加算回路、11・・・・タップ係数修正回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 受信側入力信号を入力とする第1のトランスバーサルフ
    ィルタと、送信側入力信号を入力とする第2のトランス
    バーサルフィルタと、この第2のトランスバーサルフィ
    ルタと同一のタップ係数を持ち送信側出力信号を入力と
    する第3のトランスバーサルフィルタと、前記第1のト
    ランスバーサルフィルタの出力と前記第2のトランスバ
    ーサルフィルタの出力を加算する第1の加算回路と、前
    記送信側入力信号から前記第1の加算回路の出力を差し
    引く第2の加算回路と、この第2の加算回路の出力によ
    り前記第1、第2および第3のトランスバーサルフィル
    タのタップ係数の修正を行うタップ係数修正回路と、前
    記第2の加算回路の出力と前記第3のトランスバーサル
    フィルタの出力を加算する第3の加算回路とを有するこ
    とを特徴とする適応形反響消去装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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