JPH0533880B2 - - Google Patents

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JPH0533880B2
JPH0533880B2 JP6240187A JP6240187A JPH0533880B2 JP H0533880 B2 JPH0533880 B2 JP H0533880B2 JP 6240187 A JP6240187 A JP 6240187A JP 6240187 A JP6240187 A JP 6240187A JP H0533880 B2 JPH0533880 B2 JP H0533880B2
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JP
Japan
Prior art keywords
wire
operational amplifier
impedance
input
circuit
Prior art date
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JP6240187A
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English (en)
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JPS63229995A (ja
Inventor
Toshoshi Kitaguchi
Kenji Sakai
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63229995A publication Critical patent/JPS63229995A/ja
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Interface Circuits In Exchanges (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 デイジタル交換機におけるアナログトランクに
おいて、平衡結線網をアナログトランクの入力イ
ンピーダンスに影響のない回り込み相殺回路部に
設けたことにより、アナログトランクの不整合減
衰量を増大させたもの。
〔産業上の利用分野〕
本発明はデイジタル交換機におけるアナログト
ランクの二線−四線変換回路に関する。
デイジタル交換機におけるアナログトランクに
おいては、交換機の通話路がデイジタル通話路で
あるので四線構成となり、一方アナログ回線は二
線式のものがあるので二線−四線変換を行なうハ
イブリツド機能が必要となる。この際、四線側の
受信信号が四線の送信側に回り込まないように、
平衡結線網(BN)により二線側のインピーダン
スと平衡させて回り込みを防止し、かつ、二線側
の線路インピーダンスと整合をとる必要がある。
しかし、実際には二線アナログ回線とアナログト
ランクはトランスにより結合され、このトランス
結合による損失のために、BNによる二線側イン
ピーダンスとの整合と平衡を同時に満足させるこ
とは困難であり、二線側の不整合減衰量の減少に
つながるため改善が要望されている。
〔従来の技術〕
従来の二線−四線変換回路を第2図に示す。
第2図において、1,2,3及び4はオペアン
プ、5は平衡結線網(BN)、6はトランス、7
は二線アナログ回線の線路インピーダンスであ
る。四線側の入力端aは図示しないD/A変換器
を介してデイジタル交換機のスイツチングネツト
ワークに接続されている。四線側の入力端bは図
示しないA/D変換器を介してデイジタル交換機
のスイツチングネツトワークに接続されている。
BN5のインピーダンスをZB、二線側の線路イ
ンピーダンスをZL、四線側の入力端aにおける電
圧をeiとする。
ここで入力電圧eiをオペアンプ2で増巾し(オ
ペアンプ3の利得は1とする)、オペアンプ2と
3の出力である点cと点dの間の電圧をAeiとす
ると、入力電圧対c−d間の電圧がAとなる。そ
こでオペアンプ4の差動入力としては A・ZL/ZL+ZBeiとなる。ただし、トランス6は理 想トランスとする。
オペアンプ4の利得をBとすると、オペアンプ
4の差動入力はA・B・ZL/ZL+ZBeiに増幅されて オペアンプ1に入力される。オペアンプ1により
オペアンプ4の出力である A・B・ZL/ZL+ZBeiと入力端aの電圧eiとの差動入 力が増幅されて出力端bに電圧epの信号が出力さ
れる。
四線側の回り込みを抑制するためには、オペア
ンプ1の差動入力が零になればよく、したがつて
ei=A・B・ZL/ZL+ZBeiとしてep=0とすればよ い。四線側と二線側のインピーダンス整合の条件
はZL=ZBであるので、ZL=ZBとA・B=2を満た
せばインピーダンス整合がとれ、かつep=0とな
つて四線線の回り込みは抑制される。したがつて
オペアンプ2,3、及び4はA・B=2となるよ
うに考慮されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述の従来の二線−四線変換回路では、BN5
がトランス6の直後(四線側)に接続されてお
り、二線側の線路インピーダンスとの整合及び、
平衡条件は双方共にZL=ZBとなる。
しかし、実際には、トランス6による結合損失
があるためにZL=ZBであつても二線側の線路イン
ピーダンスとの整合及び、平衡はとれない。
トランス6による結合損失を考慮した二線側の
線路インピーダンスとの整合条件は、ZL=ZB
ZT、平衡条件は、ZL+ZT=ZBとなる。(ZTはトラ
ンス6の結合損失をインピーダンスに変換したも
の) このことにより二線側の線路インピーダンスと
の整合及び、平衡は同時に成り立つことはなく、
四線側の回り込みを抑制するために二線側の線路
インピーダンスとの平衡をとると二線側の線路イ
ンピーダンスとの整合がくずれ、不整合減衰量が
小さくなるという問題点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図を用いて本発明の原理を説明する。
第1図において、例えば二線アナログ局線等の
二線アナログ回線9とデイジタル交換機の四線デ
イジタル通話路10を接続するアナログトランク
11が示されている。
このアナログトランク11は、二線アナログ回
路9とデイジタル交換機の四線デイジタル通話路
10を接続する二線−四線変換回路11であつ
て、四線デイジタル通話路10からの入力信号を
増幅する第1の演算増幅器17と、第1の演算増
幅器17の出力を増幅する第2の演算増幅器18
と、二線アナログ回路9と二線−四線変換回路1
1とを交流結合する結合トランス21と、一方の
入力が結合トランス21の二線−四線変換回路側
巻線を介して第1の演算増幅器17の出力に接続
されているとともに第1のインピーダンス13を
介して第2の演算増幅器18の出力に接続されて
おり、他方の入力が第1の演算増幅器17の出力
に接続されている第3の演算増幅器19と、一方
の入力が第3の演算増幅器19の出力に接続され
ており、他方の入力が四線デイジタル通話路から
の入力信号を回り込み相殺回路部15を介して受
け取る第4の演算増幅器20とを具備する二線−
四線変換回路11である。
本発明により、回り込み相殺回路部15に、四
線デイジタル通話路10からの入力と第4の演算
増幅器20の他方の入力との間に接続された第2
のインピーダンス16と、第4の演算増幅器20
の他方の入力に接続された回り込み防止用の平衡
結線網14とを設け、第1のインピーダンス13
は該二線アナログ回路9の線路インピーダンス1
2との間で、平衡条件を考慮することなく整合条
件のみを満たすように設定されており、第2のイ
ンピーダンス16は第1のインピーダンス13と
等しく設定されており、平衡結線網14のインピ
ーダンスは、該整合条件を考慮することなく、第
4の演算増幅器20の2つの入力の電圧を等しく
して平衡条件のみを満たすように調整可能に設定
されている。
即ち、四線デイジタル通話路10からの受信信
号が四線デイジタル通話路10の送信信号に回り
込むのを防止する平衡結線網14を二線側の線路
インピーダンス12との整合に影響のない回り込
み相殺回路部15に設け、二線側の線路インピー
ダンス12と整合をとるためのインピーダンス1
3をトランス21の直後に設けてこれを整合専用
とする。
二線側の線路インピーダンス12との整合条件
はトランス21の結合損失(インピーダンスに等
価してZTとする)を含めてZL=ZT+ZS、二線側の
線路インピーダンス12との平衡条件はZL+ZT
ZBとなり、ZS及びZBの調整により二線側の線路イ
ンピーダンス12との整合と平衡を同時に達成す
ることができる。
〔作用〕
四線側の回り込みを抑制するための平衡結線網
14を二線側の線路インピーダンスとの整合に影
響のない回り込み相殺回路部に設け、二線側の線
路インピーダンスとの整合をとるためのインピー
ダンス13をトランス21の直後に設け、これを
整合専用とすることにより、回り込みを抑止しつ
つ、インピーダンス整合を容易に実現できるの
で、不整合減衰量を大きくすることができる。
〔実施例〕
第1図の回路図によつて本発明の実施例を引き
続き説明する。
第1図において、9は二線アナログ回線、10
は四線デイジタル通話路、11はアナログトラン
ク、13及び16はインピーダンス、15は回り
込み相殺回路、14は平衡結線網(BN)、17,
18,19及び20はオペアンプ、21はトラン
スである。
アナログトランク11の四線側の入力端aとデ
イジタル通話路10の間にはD/A変換器22が
接続されており、出力端bとデイジタル通話路1
0の間にはA/D変換器23が接続されている。
四線側の入力端aはオペアンプ17及びトラン
ス21の四線側巻線を介してオペアンプ19の一
つの入力に接続されている。オペアンプ17の出
力はオペアンプ18及び整合用のインピーダンス
13を介してオペアンプ19の上記一つの入力に
接続されている。オペアンプ17の出力はまた、
オペアンプ19の他の入力に直接接続されてい
る。オペアンプ19の出力はオペアンプ20の一
つの入力に接続されており、オペアンプ20の他
の入力には、入力端aがインピーダンス16を含
む回り込み相殺回路15を介して接続されてい
る。回り込み相殺回路15と地気の間には、平衡
結線網(BN)14が接続されている。
c−d間インピーダンス13の値をZS、二線側
の線路インピーダンスをZL、四線側の入力端aに
おける電圧をeiとすると、入力電圧eiをオペアン
プ18で増巾し、オペアンプ18の出力とオペア
ンプ17の出力との間の電圧はAeiとすると、入
力電圧対c−d間の電圧がAとなる。そこで、オ
ペアンプ19の差動入力としてはA・ZL/ZL+ZBei となる。
オペアンプ19の利得をBとすると、オペアン
プ19の差動入力はA・B・ZL/ZL+ZSeiに増幅さ れてオペアンプ20の一つの入力に入力される。
一方、BN14のインピーダンスをZB、インピ
ーダンス16の値をインピーダンス13と同じく
ZSとすると、オペアンプ20の他方の入力電圧は
ZB/ZB+ZSeiである。
オペアンプ20の出力電圧epを零にすれば四線
側の回り込みは打消される。このためには、オペ
アンプ19の出力電圧と回り込み相殺回路15の
電圧が等しくなればよく、したがつて A・B・ZL/ZL+ZSei=ZB/ZB+ZSeiを満足すればよい
上式を満足するためにはZL=ZBとおいてA・B=
1となる必要があり、オペアンプ17,18,1
9、及び20は利得がA・B=1を満足するよう
に設計されている。
BN14はアナログトランクの入力インピーダ
ンスに影響を与えることなく調整でき、かつ、ア
ナログトランクの入力インピーダンスもBN14
に影響を与えることなく調整することが可能とな
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、二線−
四線変換回路における平衡結線網(BN)の位置
を変更し、二線側とのインピーダンス整合用のイ
ンピーダンスを設けたことにより、BNは二線側
の不整合減衰量に、また、入力インピーダンスは
四線側の回り込み抑制用BNに影響を与えなくな
り、相互に対する影響を考慮せずに二線−四線変
換回路を設計できこのために二線側不整合減衰量
と四線側の回り込みの抑制を双方ともに犠牲にす
ることなく向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理及び実施例による二線−
四線変換回路を示す回路図、第2図は従来の二線
−四線変換回路の回路図である。 9……二線アナログ回路、10……四線デイジ
タル通話路、12……負荷インピーダンス、13
……インピーダンス、14……平衡結線網、15
……回り込み相殺回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 二線アナログ回路9とデイジタル交換機の四
    線デイジタル通話路10を接続する二線−四線変
    換回路11であつて、 該四線デイジタル通話路10からの入力信号を
    増幅する第1の演算増幅器17と、 該第1の演算増幅器17の出力を増幅する第2
    の演算増幅器18と、 該二線アナログ回路9と該二線−四線変換回路
    11とを交流結合する結合トランス21と、 一方の入力が該結合トランス21の該二線−四
    線変換回路側巻線を介して該第1の演算増幅器1
    7の出力に接続されているとともに第1のインピ
    ーダンス13を介して該第2の演算増幅器18の
    出力に接続されており、他方の入力が該第1の演
    算増幅器17の出力に接続されている第3の演算
    増幅器19と、 一方の入力が該第3の演算増幅器19の出力に
    接続されており、他方の入力が該四線デイジタル
    通話路からの入力信号を回り込み相殺回路部15
    を介して受け取る第4の演算増幅器20とを具備
    する二線−四線変換回路11において、 該回り込み相殺回路部15に、該四線デイジタ
    ル通話路10からの入力と該第4の演算増幅器2
    0の該他方の入力との間に接続された第2のイン
    ピーダンス16と、該第4の演算増幅器20の該
    他方の入力に接続された回り込み防止用の平衡結
    線網14とを設け、 該第1のインピーダンス13は該二線アナログ
    回路9の線路インピーダンス12との間で、平衡
    条件を考慮することなく整合条件のみを満たすよ
    うに設定されており、 該第2のインピーダンス16は該第1のインピ
    ーダンス13と等しく設定されており、 該平衡結線網14のインピーダンスは、該整合
    条件を考慮することなく、該第4の演算増幅器2
    0の2つの入力の電圧を等しくして平衡条件のみ
    を満たすように調整可能にしたことを特徴とする
    二線−四線変換回路。
JP6240187A 1987-03-19 1987-03-19 二線−四線変換回路 Granted JPS63229995A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2831684B2 (ja) * 1989-03-20 1998-12-02 株式会社東芝 電話システム
DE59003360D1 (de) * 1990-03-27 1993-12-09 Siemens Ag Zweidraht-Vierdraht-Umsetzer.
EP0448754B1 (de) * 1990-03-27 1993-11-03 Siemens Aktiengesellschaft Zweidraht-Vierdraht-Umsetzer

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JPS63229995A (ja) 1988-09-26

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