JPH07123076B2 - 空港照明灯の断芯位置検出装置 - Google Patents

空港照明灯の断芯位置検出装置

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JPH07123076B2
JPH07123076B2 JP63217603A JP21760388A JPH07123076B2 JP H07123076 B2 JPH07123076 B2 JP H07123076B2 JP 63217603 A JP63217603 A JP 63217603A JP 21760388 A JP21760388 A JP 21760388A JP H07123076 B2 JPH07123076 B2 JP H07123076B2
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良司 銅屋
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Toshiba Corp
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  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は、空港の滑走路に設置され、飛行機の離着陸
時に利用される多数の照明灯のうち、断芯した照明灯の
位置を検出する空港照明灯の断芯位置検出装置に関する
ものである。
(従来の技術) 空港照明灯の断芯は、飛行機の離着陸時間外に係員が滑
走路を見回るという最も手軽な方法で検出し得るもの
の、広い滑走路の全照明灯の点検には相当の人手と時間
を費やさなければならない。そこで、照明灯の断芯を自
動的に検出する装置が開発された。この装置の概略構成
を第6図に、検出対象の照明灯の配置を第7図にそれぞ
れ示す。これら各図において、照明灯3a,3b…3nは滑走
路に沿って所定の間隔で列状配置されている。これらの
照明灯3a,3b…3nは天候に応じて明るさを変え得るよう
に、それぞれトランス2a,2b…2nの二次側に接続され、
これらのトランス2a,2b…2nの一次側が電源線1によっ
て直列接続され、その直列接続回路の両端に断芯検出装
置4が接続されている。
ここで、照明灯3a,3b…3nのいずれかが断芯すると、こ
れに対応するトランスの二次側が開放することから、こ
のトランスに磁気飽和が起こり電圧波形に対して電流波
形の立ち上がりが遅れる現象を呈する。断芯検出装置4
は、これらの変化を検出して断芯有と判定していた。
(発明が解決しようとする課題) 上述した従来の断芯検出装置は、断芯の検出ができて
も、どの位置の照明灯が断芯したかの確認ができず、従
って、断芯した照明灯を正常なものと交換するにはそれ
なりの人手と時間を費やしてその位置を探さなければな
らないという問題点があった。
この発明は上記の問題点を解決するためになされたもの
で、断芯している照明灯の位置を正確に検出して、係員
に知らせることのできる空港照明灯の断芯位置検出装置
を得ることを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) この発明は、第1図のブロック図に示すように、空港の
滑走路に設置された多数の照明灯を撮像する撮像手段A
と、この撮像手段により、前記照明灯の全てが点灯状態
にあるときに撮像した映像情報を記録する第1の映像記
録手段Bおよびこの第1の映像記録手段に記録された映
像情報と視角が近似し、断芯検出時に撮像した映像情報
を記録する第2の映像記録手段Cと、これら第1および
第2の映像記録手段の映像情報の相互位置が同じになる
ように、いずれか一方の映像情報を角度補正する角度補
正手段Dと、この角度補正された一方の映像情報と角度
補正されない他方の映像情報とを比較して断芯した照明
灯の位置を検出する断芯位置検出手段Eと、検出された
断芯位置情報を表示する表示手段Fとを備えたことを特
徴とするものである。
(作用) この発明においては、空港の滑走路に設置された多数の
照明灯の全てが点灯状態にあるときに撮像された映像情
報と、この映像情報と類似の視角で、断芯を検出すると
きに撮像された映像情報とを、相互の位置関係が同じに
なるように角度補正して両者を比較することにより断芯
を検出すると共に、断芯した照明灯の位置を検出し、こ
れらの情報を表示装置に表示するように構成したので、
断芯している照明灯の正確な位置検出と、係員への報知
とが可能になる。
(実施例) 第2図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。同図において、撮像装置4は、例えば、飛行機に
搭載されたテレビカメラであり、同一の飛行機に固定的
に搭載したものであっても、別の飛行機に搭載されたも
のであってもよい。この撮像装置4の映像信号のうち、
照明灯の全てが正常に点灯している状態での着陸途中の
映像情報がビデオテープ等の記憶装置5に記憶されてい
る。また、断芯した照明灯を検出する時点での、やは
り、着陸途中の映像情報がもう一つの記憶装置6に記憶
される。これらの記憶装置5,6の映像情報は断芯位置検
出部10に入力されるようになっている。この断芯位置検
出部10は、入力インタフェース11,12と、演算部13と、
出力インタフェース14とでなり、記憶装置5の映像情報
が入力イタフェース11を介して、記録装置6の映像情報
が入力インタフェース12を介してそれぞれ演算部13に取
り込まれ、さらに、演算部13の運算結果が出力インタフ
ェース14を介して、CRT等の表示装置7に出力される構
成になっている。
上記のように構成された本実施例の動作を以下に説明す
る。
一般に、飛行機が着陸する際には、第7図に示すよう
に、滑走路(地表)に対して定められた角度(高度)α
を保ちながら侵入してくる。このため、照明灯3a,3b…3
nは、機上から確認できるように地表に対して一定の角
度方向に向けて設置されている。
ここで、記憶装置5に記憶せしめられた映像情報は断芯
検出の基準となるもので、照明灯の全てが正常に点灯し
ているときに、飛行機8が着陸態勢にあるときに一度だ
け撮影した照明灯の映像情報である。一方、記憶装置6
に記憶せしめられた映像情報は、照明灯の断芯を検出す
るときの映像情報であり、例えば、着陸予定の便を指定
して、その飛行機が着陸態勢にあるときに撮影した照明
灯の映像情報である。
この場合、滑走路には第4図に示すように、その側方に
照明灯31a,31b…31nと、32a,32b…32nとが配置され、中
央に照明灯31a,31b…31nが配置されているものとし、
今、これらの照明灯の全てが点灯した映像情報が記憶装
置5に記憶され、このうち、照明灯32cが断芯した第5
図に示す如き映像情報が記憶装置6に記憶されていると
する。
一方、飛行機8が着陸する際の侵入角度αは時と場合に
より僅かながら変化する。従って、第4図に示した照明
灯の配置と、第5図に示した照明灯の配置は当然異なる
ことになる。この実施例では、その差を角度補正して、
位置関係の等しい映像情報を比較して、照明灯の断芯を
検出すると共に、その位置を確認するものであり、例え
ば、次のようにして角度補正することができる。
すなわち、第4図に示した基準となる映像の侵入角度を
α、この映像の照明灯31aと31bとの間隔をd1とする一
方、第5図に示した断芯検出時点の侵入角度をα、こ
の映像の照明灯31aと31bとの間隔をd2とし、これの間
に、α>αの関係があればd1>d2となり、逆にα
<αの関係があればd1<d2となるので、これらの間隔
が等しくなるように映像情報の角度補正を行う。
また、照明灯に断芯があればこの部分の映像情報に差が
あるので、その差が閾値をこえれば断芯と判定すること
ができる。
演算部13は、入力インタフェース11,12を介して入力さ
れた映像情報に対して、これらの処理を実行するもの
で、その処理内容を第3図のフローチャートに従って説
明する。
先ず、演算部13はステップ101にて、入力インタフェー
ス11を介して入力された基準となる映像情報と、入力イ
ンタフェース12を介して入力された断芯検出時の映像情
報とを比較し、照明灯の位置関係が一致するか否かを判
定し、一致しない場合には、着陸の際の侵入角度αの相
違に基づくものとして、ステップ102で両者の位置関係
が同じになるように、いずれか一方の映像情報を角度補
正する。このようにして、照明灯の位置関係が一致した
ならば、ステップ103にて二つの映像情報を比較し、両
者の信号レベルの差が閾値を越えたときに断芯と判定
し、さらに、断芯と判定された場合には、ステップ104
で、断芯した照明灯の位置を確認して記憶する。これら
の操作を全ての照明灯について実施したか否かをステッ
プ105で確認し、全ての照明灯について実施していなけ
れば上記ステップ103,104の処理を繰り返し、全ての照
明灯について実施したとき、判定結果を表示するべくス
テップ106で表示装置7に対して出力する。この場合、
第5図に示した照明灯32cの断芯であれば、表示装置7
には「ショウメイトウ 33c ダンシンアリ」のように
表示される。このとき、第5図に示した情報をも同時に
表示すれば、視覚的にも、断芯している照明灯の位置が
確認できる。
ここで、第3図にフローチャートで示した処理手順のう
ち、ステップ101,102の処理が第1図の角度補正手段D
に対応し、ステップ103〜105の処理が第1図の断芯位置
検出手段Eに対応している。また、ステップ106の処理
が第1図の表示手段Fに対応している。
なお、上記実施例では、飛行機が着陸する際の映像情報
をビデオテープに記憶させたものとしたが、この代わり
に、着陸の際に促えた映像情報を、無線で地上に送信
し、この情報をビデオテープに記憶させてもよい。
〔発明の効果〕
以上の説明によって明らかなように、この発明によれ
ば、空港の滑走路に設置された多数の照明灯の全てが点
灯状態にあるときに撮像された映像情報と、この映像情
報と類似の視角で、断芯を検出するときに撮像された映
像情報とを、相互の位置関係が同じになるように角度補
正して両者を比較することにより断芯を検出すると共
に、断芯した照明灯の位置を検出し、これらの情報を表
示装置に表示するように構成したので、断芯している照
明灯の正確な位置検出と、係員への報知とが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の構成を示すブロック図、第2図はこ
の発明の一実施例の構成を示すブロック図、第3図は同
実施例の動作を説明するためのフローチャート、第4図
および第5図は同実施例の動作を説明するための映像
例、第6図は従来の照明灯断芯検出装置の構成を示す回
路図、第7図は検出対象である照明灯の配置図である。 4……撮像装置、5,6……記憶装置、7……表示装置、1
0……断芯位置検出部、13……演算部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空港の滑走路に設置された多数の照明灯を
    撮像する撮像手段と、この撮像手段により、前記照明灯
    の全てが点灯状態にあるときに撮像した映像情報を記録
    する第1の映像記録手段およびこの第1の映像記録手段
    に記録された映像情報と視角が近似し、断芯検出時に撮
    像した映像情報を記録する第2の映像記録手段と、これ
    ら第1および第2の映像記録手段の映像情報の相互位置
    が同じになるように、いずれか一方の映像情報を角度補
    正する角度補正手段と、この角度補正された一方の映像
    情報と角度補正されない他方の映像情報とを比較して断
    芯した照明灯の位置を検出する断芯位置検出手段と、検
    出された断芯位置情報を表示する表示手段とを備えたこ
    とを特徴とする空港照明灯の断芯位置検出装置。
JP63217603A 1988-08-31 1988-08-31 空港照明灯の断芯位置検出装置 Expired - Lifetime JPH07123076B2 (ja)

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JP3764306B2 (ja) * 1999-09-20 2006-04-05 小糸工業株式会社 不点照明灯識別方法及びその装置
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