JP2695837B2 - レーダ覆域試験表示装置 - Google Patents

レーダ覆域試験表示装置

Info

Publication number
JP2695837B2
JP2695837B2 JP63129909A JP12990988A JP2695837B2 JP 2695837 B2 JP2695837 B2 JP 2695837B2 JP 63129909 A JP63129909 A JP 63129909A JP 12990988 A JP12990988 A JP 12990988A JP 2695837 B2 JP2695837 B2 JP 2695837B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radar
target signal
target
test
radar coverage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63129909A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01299483A (ja
Inventor
文人 金丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP63129909A priority Critical patent/JP2695837B2/ja
Publication of JPH01299483A publication Critical patent/JPH01299483A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2695837B2 publication Critical patent/JP2695837B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、例えば捜索レーダ装置等の覆域を試験し
表示するレーダ覆域試験表示装置に関する。
(従来の技術) 従来より、捜索レーダ、例えば空港監視レーダ装置に
おいては、その垂直覆域を確認するために飛行試験を行
なっている。この飛行試験は、飛行機を第2図に示すよ
うな経路(方位は固定で、所定距離飛行する毎に高度を
変えていく)で飛行させ、その飛行機を第3図に示すレ
ーダ11で捕らえ、そのレーダ11の出力(ビデオ信号)を
目標信号判定装置12に入力してしきい値を越えるレベル
のビデオ信号を目標信号として取出し、レーダスコープ
13に表示させる。そして、管制官がレーダスコープ13の
表示から目標(飛行機)信号のレベル情報、位置情報を
読取り、他の管制官が読取った情報を表の形で記録した
後、覆域図にプロットし、レーダの覆域を確認するもの
である。
この場合、その試験結果を記録表示するとき、次のよ
うな問題点があった。
(1) 飛行試験は管制官がレーダエコー信号の強度、
位置をレーダスコープ上から読取り、別の管制官がそれ
らを表の形で記録用紙に記録するため、二人以上の人を
必要とする。
(2) 場合によっては両者の間で意思の疎通、誤記入
等が発生する。
(3) 判定と同時にその結果を垂直覆域図に示すこと
は困難である。特に、これはエコー信号の変動が激しい
場合に問題となる。
(4) 判定は管制官の読取りによるので、読み間違い
をする可能性があり、判定が常に正しいとは限らない。
(5) エコー信号強度を、例えばカラー表示する場
合、オペレータがデータを入力しなければならないの
で、多大な時間を要する。
(発明が解決しようとする課題) 以上述べたように従来では、レーダ装置の飛行試験時
において、マニュアルによって覆域図を作成表示してい
るため、人為的ミスが発生したり、作成時間が長い等、
作業性が悪く、しかも正確度も欠けている。
この発明は上記のような問題を解決するためになされ
たもので、レーダ装置の飛行試験等において、迅速かつ
正確に覆域図を作成表示することのできるレーダ覆域試
験表示装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するためにこの発明に係るレーダ覆域
試験表示装置は、設計上のレーダ覆域が含まれる領域を
走査するように試験飛行機を飛行させ、飛行中の位置情
報で含む諸元情報を取得すると共に、前記試験飛行機を
目標に見立てて被試験レーダで捕捉し、その捕捉により
得られるビデオ信号と前記諸元情報に基づいて実際のレ
ーダ覆域を計測し画像表示するレーダ覆域試験表示装置
であって、前記レーダから出力されるビデオ信号をしき
い値と比較し、そのしきい値を越える信号を目標信号と
判定出力する目標信号判定部と、この目標信号判定部で
得られる目標信号のレベルを検出するレベル判定部と、
前記諸元情報を入力し、前記レベル判定部で得られた目
標信号に対応する諸元情報を抽出する処理演算部と、前
記レベル判定部で判定される目標信号のレベル変化を前
記処理演算部で得られる諸元情報に基づいて連続的に画
像表示することでレーダ覆域を画像により識別表示する
表示部とを具備して構成される。
(作用) 上記構成によるレーダ覆域試験表示位置では、レーダ
覆域を走査的に飛行する試験飛行機を目標に見立てて被
試験レーダで捕捉し、その捕捉したビデオ信号から目標
信号を検出すると共にその目標の諸元情報を取得し、目
標信号のレベル変化を当該目標の諸元情報に基づいて画
像表示することで、自動的にレーダ覆域を画像により識
別が表示することができる。
(実施例) 以下、第1図を参照してこの発明の一実施例を説明す
る。
第1図はこの発明に係るレーダ覆域試験表示装置の構
成を示すもので、21はレーダ、22は目標信号判定装置、
23は表示装置である。飛行機は第2図と同様な飛行経路
をとるとする。レーダ21からは到来波を捕らえたビデオ
信号、目標の高度情報(飛行機側で測定してレーダ側に
与えられる)、位置情報、基準トリガ信号、目標経路角
度情報等が出力され、ビデオ信号は目標信号判定装置22
に入力され、他の情報は表示装置23の信号処理部231に
入力される。目標信号判定装置22は従来と同様にしきい
値を越えるレベルのビデオ信号を目標信号として出力す
るもので、この目標信号は上記信号処理部231に入力さ
れる。
信号処理部231は処理演算部Aとレベル判定部Bとで
構成され、レベル判定部Bで目標信号のレベルを検出し
て処理演算部Aに送る。そして、処理演算部Aで入力情
報から目標位置情報(高度、距離)を目標信号レベルに
対応させて出力するものである。例えば、目標信号レベ
ルを3段階(1,2,3)に分け、3段階の各レベルが識別
できるようにレベル毎の位置情報として出力される。ま
た、3段階の最低レベル1以上の信号についてレベル区
分はせず、一様に出力してもよい。ここで得られた目標
位置情報は表示部232に送られる。この表示部232は距離
及び高度の関係を示す垂直覆域図を自動的に作成表示す
るもので、例えばCRTの画面に距離−高度の座標系を設
定し、その座標系に入力情報をプロットして垂直覆域パ
ターンを描くようになっている。
すなわち、このレーダ覆域試験表示装置は、レーダ21
からの目標の距離及び高度情報と目標信号判定装置22か
らの信号判定情報を表示装置23の信号処理部231に入力
する。信号処理部231はこれらの入力情報を基にして、
目的とする垂直覆域を表示するために必要な計算処理、
例えば目標信号レベルがしきい値以上のときの目標の高
度と距離情報を抽出し、表示部232に送る。表示部232で
は信号処理部231で得られた位置情報に対応して目標信
号を表示すると、目標信号が表示されている領域がすな
わちレーダ垂直覆域図となる。表示形態としてはCRTデ
ィスプレイ、プリンタ等が利用可能である。また、信号
処理部231で目標信号レベルを多段階に分け、各段階毎
にカラー表示するためのデータを作成すれば、容易に垂
直覆域を信号強度に対応したカラー表示することができ
る。これら一連の信号処理は全て自動的に行なうことが
できるので、人手、人為的ミスの発生、出力表示の迅速
さ等、従来の諸問題を改善することができる。また、垂
直覆域に限らず、水平覆域の表示にも適用できる。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、レーダ装置の飛行試
験時において、従来のマニュアルによる覆域図作成時の
人為的ミス、作成時間等を改善することができ、迅速か
つ正確に覆域図を作成表示することのできるレーダ覆域
試験表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るレーダ覆域試験表示装置の一実
施例を示すブロック回路図、第2図はこの発明が適用さ
れるレーダ飛行試験時の飛行機飛行経路を示す図、第3
図は従来のレーダ出力表示手段を説明するための図であ
る。 21……レーダ、22……目標判定装置、23……表示装置、
231……信号処理部、232……表示部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】設計上のレーダ覆域が含まれる領域を走査
    するように試験飛行機を飛行させ、飛行中の位置情報と
    含む諸元情報を取得すると共に、前記試験飛行機を目標
    に見立てて被試験レーダで捕捉し、その捕捉により得ら
    れるビデオ信号と前記諸元情報に基づいて実際のレーダ
    覆域を計測し画像表示するレーダ覆域試験表示装置であ
    って、 前記レーダから出力されるビデオ信号をしきい値と比較
    し、そのしきい値を越える信号と目標信号と判定出力す
    る目標信号判定部と、 この目標信号判定部で得られる目標信号のレベルを検出
    するレベル判定部と、 前記諸元情報を入力し、前記レベル判定部で得られた目
    標信号に対応する諸元情報を抽出する処理演算部と、 前記レベル判定部で判定される目標信号のレベル変化を
    前記処理演算部で得られる諸元情報に基づいて連続的に
    画像表示することでレーダ覆域を画像により識別表示す
    る表示部とを具備するレーダ覆域試験表示装置。
JP63129909A 1988-05-27 1988-05-27 レーダ覆域試験表示装置 Expired - Fee Related JP2695837B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63129909A JP2695837B2 (ja) 1988-05-27 1988-05-27 レーダ覆域試験表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63129909A JP2695837B2 (ja) 1988-05-27 1988-05-27 レーダ覆域試験表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01299483A JPH01299483A (ja) 1989-12-04
JP2695837B2 true JP2695837B2 (ja) 1998-01-14

Family

ID=15021390

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63129909A Expired - Fee Related JP2695837B2 (ja) 1988-05-27 1988-05-27 レーダ覆域試験表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2695837B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104914419B (zh) * 2015-05-19 2017-04-19 西安电子科技大学 一种基于数据流的脉冲雷达信号处理系统及其处理方法
CN106842152A (zh) * 2015-12-03 2017-06-13 中国航空工业集团公司雷华电子技术研究所 机载火控雷达在线故障诊断系统

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01299483A (ja) 1989-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108020825A (zh) 激光雷达、激光摄像头、视频摄像头的融合标定系统及方法
JPH02140884A (ja) イメージ処理方法および装置
JPH077446B2 (ja) 部品認識方法
CN110418124B (zh) 投影图像检测方法、装置、设备及计算机可读存储介质
JP2695837B2 (ja) レーダ覆域試験表示装置
JPH0135295B2 (ja)
CN111815552A (zh) 一种工件检测方法、装置、可读存储介质及终端设备
EP0283999B1 (en) Color bar autofind
JPS6256814A (ja) 3次元位置計測カメラ較正方式
KR940003791B1 (ko) 폭측정장치
JP3085752B2 (ja) 部品装着後の基板検査装置及び方法
JP2002131033A (ja) 検査処理装置及び方法
US10852244B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, and recording medium
JPS62220803A (ja) 三次元座標測定装置
JP3029634B2 (ja) プリント配線基板の検査装置
JPH0133870B2 (ja)
JPH0237481A (ja) 被写体色判別装置
JPH0334801B2 (ja)
JP2961777B2 (ja) 画像の比較方法
JP2743550B2 (ja) レーダ映像表示回路
JPS63128215A (ja) カメラ光軸の傾き検出方法
JPH01291184A (ja) 精測レーダ装置のターゲット表示装置
JPH03154173A (ja) 不良品判定画像処理装置
JPS61270604A (ja) 精密計測装置
JP3915753B2 (ja) 画像検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees