JPH0712212Y2 - ステアリングホイール - Google Patents

ステアリングホイール

Info

Publication number
JPH0712212Y2
JPH0712212Y2 JP1988139747U JP13974788U JPH0712212Y2 JP H0712212 Y2 JPH0712212 Y2 JP H0712212Y2 JP 1988139747 U JP1988139747 U JP 1988139747U JP 13974788 U JP13974788 U JP 13974788U JP H0712212 Y2 JPH0712212 Y2 JP H0712212Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boss
pad
steering wheel
shock absorbing
absorbing piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988139747U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0260072U (ja
Inventor
和弘 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Plast Co Ltd
Original Assignee
Nihon Plast Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Plast Co Ltd filed Critical Nihon Plast Co Ltd
Priority to JP1988139747U priority Critical patent/JPH0712212Y2/ja
Publication of JPH0260072U publication Critical patent/JPH0260072U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0712212Y2 publication Critical patent/JPH0712212Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Steering Controls (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、衝撃吸収構造に特徴を有するステアリングホ
イールに関するものである。
(従来の技術) 特公昭62-56015号公報に示されるように、ステアリング
ホイールのカバーパッドに作用する衝撃荷重を吸収する
構造として、カバーパットと、ステアリングシャフトに
嵌合するボスと一体のボスプレートとの間に、金属製板
材をほぼコ字形に成形して成るエネルギ吸収部材が設け
られ、このエネルギ吸収部材によってカバーパッドに作
用する衝撃を吸収するようにしている。
(考案が解決しようとする課題) この従来例は、コ字状のエネルギ吸収部材がホイール芯
材とは独立しており、ボスプレート、支持プレート等の
別部品に取付けられているので、各部品間の取付のため
に無駄なスペースを必要とし、また多くの部品を組立て
るためコスト面でも割高となっている。また、多くの部
品が接続されたものであるから、各部品間で干渉が生
じ、衝撃吸収性能が安定しない。
本考案は、ステアリングホイールのパッド側に突出して
衝撃吸収機能を有する部分とそれに関連する部分とを一
体構成することにより、取付スペースの問題をなくし、
部品点数およびコストの低減を図り、衝撃吸収性能の安
定化を図ることを目的とする。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 本考案は、中央部分にパッド21を備えたステアリングホ
イールにおいて、一枚の金属製板材によって、ステアリ
ングシャフトに嵌合されるボス11が固着されたボスプレ
ート部12と、このボスプレート部12の両側部にて前記パ
ッド側に切起された衝撃吸収片部13と、この各衝撃吸収
片部13の延長上に突出されたスポーク芯材部14とが一体
形成されたものである。
(作用) 本考案は、ボスプレート部12から切起された衝撃吸収片
部13が、パッド21に作用された衝撃を受けて撓むこと
で、その衝撃を吸収する。
(実施例) 以下、本考案を図面に示される実施例を参照して詳細に
説明する。
第1図に示されるように、ステアリングホイールの中央
部分では、一枚の金属製板材によって、ステアリングシ
ャフトに嵌合されるボス11が底面に溶接付により固着さ
れたボスプレート部12と、このボスプレート部12の両側
部にて上方に切起された架橋形の衝撃吸収片部13と、こ
の各衝撃吸収片部13の延長上に突出されたスポーク芯材
部14とが一体形成され、このスポーク芯材部14の先端に
ホイール芯材15が溶接付けされている。スポーク芯材部
14を基準にすると、ボスプレート部12が折曲部16を介し
下方に切起され、両側の衝撃吸収片部13は、折曲部17を
介し上方に切起されている。
第2図に示されるように、前記衝撃吸収片部13にパッド
21が被嵌され、このパッド21は、前記ボスプレート部12
にビス22で取付けられた板ばね23によって、凸部24を介
し弾力的に支持されている。この凸部24は、ステアリン
グホイールの裏カバー25に設けられた長穴26に上下動自
在に嵌合され、通常はこの長穴26の上端で係止されてい
る。
前記ボス11の外周にはボスカバー31が嵌合され、前記ビ
ス22によってボスプレート部12に固定されている。この
ボスカバー31には図示されないビスによりスリップリン
グ32が一体に取付けられ、このスリップリング32の数箇
所から突設された固定接点部33と、この固定接点部33に
対応して前記板ばね23に設けた可動接点部34とによっ
て、ホーンスイッチが構成されている。
そうして、前記パッド21が押圧されると、前記可動接点
部34が固定接点部33に接触され、ホーンスイッチ・オン
となってホーンが作動する。また、パッド21に強い衝撃
が作用されると、ボスプレート部12から切起された衝撃
吸収片部13が、パッド21に作用された衝撃を受けて撓む
ことで、その衝撃を吸収する。
次に、第3図に本考案の他の実施例を示す。この実施例
は、ボスプレート部12の両側に設けられた架橋形の衝撃
吸収片部13の間に、スポーク芯材部14の間41から切起し
たL字状の衝撃吸収片部42が相互に対向する形で設けら
れている。このようにして、パッド上面の衝撃吸収部が
拡大されている。
第4図はさらに別の実施例を示し、ボスプレート部12a
が上側への折曲部51によって、第1図または第3図に示
されたものより一段上側に設けられている。これによっ
て、全体的に薄形のステアリングホイールを構成でき
る。
〔考案の効果〕
本考案によれば、パッド側に切起された衝撃吸収片部
と、結果的にその下側に位置するボスプレート部および
スポーク芯材部とを一枚の金属製板材によって形成した
から、各部品間の取付スペースが必要なく、また、部品
点数が少ないことから、コスト低減を図ることができ、
さらには、各部が連続的に繋がっているため、全体とし
て理想的な衝撃吸収効果が生れ、パッド側に切起された
衝撃吸収片部によりパッドに作用する衝撃を効果的に吸
収できる。すなわち、従来のような各々の部品取付部で
の干渉がなく、衝撃吸収性能の安定化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のステアリングホイールの一実施例を示
す斜視図、第2図はその断面図、第3図は本考案のステ
アリングホイールの他の実施例を示す斜視図、第4図は
本考案のステアリングホイールのさらに別の実施例を示
す斜視図である。 11……ボス、12……ボスプレート部、13……衝撃吸収片
部、14……スポーク芯材部、21……パッド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央部分にパッドを備えたステアリングホ
    イールにおいて、一枚の金属製板材によって、ステアリ
    ングシャフトに嵌合されるボスが固着されたボスプレー
    ト部と、このボスプレート部の両側部にて前記パッド側
    に切起された衝撃吸収片部と、この各衝撃吸収片部の延
    長上に突出されたスポーク芯材部とが一体形成されたこ
    とを特徴とするステアリングホイール。
JP1988139747U 1988-10-26 1988-10-26 ステアリングホイール Expired - Lifetime JPH0712212Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988139747U JPH0712212Y2 (ja) 1988-10-26 1988-10-26 ステアリングホイール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988139747U JPH0712212Y2 (ja) 1988-10-26 1988-10-26 ステアリングホイール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0260072U JPH0260072U (ja) 1990-05-02
JPH0712212Y2 true JPH0712212Y2 (ja) 1995-03-22

Family

ID=31403295

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988139747U Expired - Lifetime JPH0712212Y2 (ja) 1988-10-26 1988-10-26 ステアリングホイール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0712212Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5801349A (en) * 1994-12-07 1998-09-01 Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho Steering wheel horn switch and its pad mounting structure

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6030129Y2 (ja) * 1980-02-21 1985-09-10 トヨタ自動車株式会社 衝撃エネルギ−吸収ステアリングホイ−ル
JPS61122972U (ja) * 1985-01-22 1986-08-02
JPS6256015A (ja) * 1985-09-03 1987-03-11 Mitsubishi Electric Corp 保持回路
JPS6372278U (ja) * 1986-10-31 1988-05-14
JPS63174741U (ja) * 1987-04-21 1988-11-14

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0260072U (ja) 1990-05-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0712212Y2 (ja) ステアリングホイール
JPH0531001Y2 (ja)
JP2643469B2 (ja) ステアリングホイール
JPH0850832A (ja) プッシュボタンスイッチ
JP3075688B2 (ja) ステアリングホイールのホーンスイッチ用パッド取付構造
JP2764913B2 (ja) バックミラー装置
JP2865415B2 (ja) ステアリングホイール
JPH0257475A (ja) ステアリングホイール
JP2536815Y2 (ja) フレームフット構造
JPH0418173Y2 (ja)
JPS644613Y2 (ja)
JPH0646773Y2 (ja) ステアリングホイールにおけるホーンスイツチの取付構造
JPH0640052Y2 (ja) ホーンパツドの取付構造
JPH0535537Y2 (ja)
JPH0748437Y2 (ja) ステアリングホイール
JP2505949Y2 (ja) ステアリングホイ―ル
JPS6256016B2 (ja)
JPH0716541Y2 (ja) 衝撃エネルギー吸収体を備えたステアリングホイール
JP2570158Y2 (ja) ステアリングホイール
JPH0217891B2 (ja)
JPH0528147Y2 (ja)
JPH07101340A (ja) ステアリングホイールパッドの取付構造
JP2592826Y2 (ja) エアバッグ装置を備えたステアリングホイール
JP3052674B2 (ja) ステアリングホイールのホーンスイッチ部構造
JP2580886B2 (ja) ステアリングホイールのエネルギー吸収機構