JPH0535537Y2 - - Google Patents

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JPH0535537Y2
JPH0535537Y2 JP20369085U JP20369085U JPH0535537Y2 JP H0535537 Y2 JPH0535537 Y2 JP H0535537Y2 JP 20369085 U JP20369085 U JP 20369085U JP 20369085 U JP20369085 U JP 20369085U JP H0535537 Y2 JPH0535537 Y2 JP H0535537Y2
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【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) 本考案は自動車のホーンスイツチに係わり、詳
しくはステアリングホイールのパツド部に設けら
れたホーンスイツチ機構に関するものである。
(従来の技術) 従来より自動車のホーンスイツチはステアリン
グホイールのパツド部やスポーク部に設けられて
いるが、パツド部の上面(運転者から見て正面)
全体がホーンスイツチとなつているタイプのもの
がある。
このタイプのものでは、運転者がパツド部上面
の一部を押すことによりホーンが鳴るようになつ
ており、その機構は一例として以下のように構成
されている。
すなわち第4図に示すように、ステアリングホ
イール中央のパツド部30内には上記ステアリン
グホイールをステアリングシヤフト(図示しな
い)に固定するためのボス、および同ボスに溶接
固定されたボスプレート31が設けられ、その隅
部にはスポーク芯金32(本例では二本)の基端
部が溶接固定されている。また、上記ボスプレー
ト31の裏面には合成樹脂製のロアカバー33が
取着されている。
他方、ボスプレート31上には金属製の支持プ
レート34が載置されている。そして、この支持
プレート34はその一端側(第4図右側)に取着
された一対の挟持片35によりボスプレート31
の前端を挟着するとともに、他端側(第4図左
側)に形成された取付ネジ穴36でネジ締めされ
たボスプレート31上に固定されるようになつて
いる。
次に、支持プレート34の上面周縁部には合成
樹脂からなる枠状の絶縁体37が設けられるとと
もに、上記絶縁体37上には周縁部に多数の切欠
部38が形成された鋼板製スプリングプレート3
9が樹脂製かしめピン40を熱かしめすることに
よつて取着されている。
また、このスプリングプレート39の裏面には
銅製の接点41(本例では五個)が配設され、そ
の接点41の下方において支持プレート34上に
は上記接点41と約1〜1.5mm程度の間隙をおい
て同じく銅製の接点42が配設されている。
さらにスプリングプレート39の一部が折り曲
げ形成されてリード線取付部43とからなり、こ
の取付部43には一本のリード線44の一端側が
接続されている。他方、このリード線44の他端
側は前記ロアカバー33に取着された金属製のコ
ンタクトリングプレート(図示しない)に接続さ
れている。
従つて、上記構成からなるホーンスイツチ機構
においてパツド部30上面の一部を押すことによ
り、パツド部30の裏面がスプリングプレート3
9に当接されるため、スプリングプレート39が
下方に、変形される。そしてこのとき、スプリン
グプレート39側の接点41と支持プレート34
側の接点42とが接触するため、バツテリを電源
とする回路が作動してホーンが鳴るようになつて
いる。
(考案が解決しようとする問題点) 上記構成のホーンスイツチ機構にあつては、パ
ツド部30の一部を押したときにパツド部30の
裏面がスプリングプレート39に当接されること
になる。ところが、このスプリングプレート39
の周縁部には樹脂製の絶縁体37が設けられてい
るため、パツド部30の周縁部を押した場合には
その裏面は絶縁体37の上方位置においてスプリ
ングプレート39に当接されることになる。
このときにはスプリングプレート39は下方に
変形しないため、スプリングプレート39の接点
41と支持プレート34側の接点42とが接触し
ないことになる。従つて、ホーンを鳴らすにはパ
ツド部30の上面であつて上記絶縁体37の切欠
部38の内側部分を押さねばならず、パツド部3
0がホーンスイツチとして機構し得るのはその中
央部あるいは中央部の近傍に限られてしまうとい
う問題点がある。
本考案の目的はパツド部上面のほぼ全体がホー
ンスイツチとして機能し得るホーンスイツチ機
構、すなわちパツド部上面の中央部あるいはその
近傍のみならず、その周縁部を押してもホーンを
鳴らすことのできるホーンスイツチ機構を提供す
ることにある。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) 本考案は上記の問題点を解決する目的におい
て、ステアリングホイールのパツド部と、前記パ
ツド部内にあつて、ボスプレート上に固定された
支持プレートと、前記支持プレート上に接合され
た絶縁体を介して前記支持プレートとパツド部裏
面の間に配置されたスプリングプレートとからな
るホーンスイツチ機構において、前記スプリング
プレートの変形部上に押圧板を接合するととも
に、この変形部の裏面と前記支持プレート上には
互いに対応するようにして接点を配設し、前記押
圧板の外形寸法を上記スプリングプレートのそれ
と略同一、あるいはその外周縁以上に延設され、
かつ少なくとも前記絶縁体の上方に位置する部分
を前記スプリングプレートの上方に離間配置した
構成を採用したものである。
(作用) 上記構成からなるホーンスイツチ機構におい
て、パツド部上面の周縁部すなわち絶縁体の上方
位置、あるいは絶縁体よりも外周の上方位置にあ
たる箇所を押したときには、パツド部の裏面が押
圧板に当接した押圧板はスプリングプレートを押
圧する。
そして上方押圧板はスプリングプレートの変形
部上に取着されているため、スプリングプレート
は容易に変形してその裏面に配設された接点と支
持プレート側の接点とが接触し、回路が作動して
ホーンが鳴る。
また、パツド部上面であつて絶縁体の上方位置
以外の箇所を押したときには、パツド部の裏面は
押圧板に当接されるか、もしくはスプリングプレ
ートの変形面に直接当接される。
そのためスプリングプレートは容易に変形し、
その裏面に配設された接点と支持プレート側の接
点とが接触し、回路が作動してホーンが鳴る。
すなわち、上記ホーンスイツチ機構にあつては
パツド部上面の中央部あるいはその近傍のみなら
ず、その周縁部を押してもホーンを鳴らすことが
でき、パツド部上面のほぼ全体をホーンスイツチ
として機能させることが可能となる。
(実施例) 以下、本考案を具体化した一実施例を第1〜3
図に従つて説明する。
第1,2図に示すように、ステアリングホイー
ル中央のパツド部10内には上記ステアリングホ
イールをステアリングシヤフト(図示しない)に
固定するためのボス(図示しない)および同ボス
に溶接固定されたボスプレート11が設けられ、
その隅部二箇所にはスポーク芯金12(本実施例
では二本)の各基端部が溶接固定されている。
なお、上記ボスプレート11の裏面には合成樹
脂製のロアカバー13が取着されている。
他方、上記ボスプレート11上には金属製の支
持プレート14が載置されているが、この支持プ
レート14はその一端側(第1図右側)に取着さ
れた一対の挟着片15によつてボスプレート11
の前端に挟着されるとともに、他端側(第1図左
側)に形成された取付ネジ穴16でネジ締めされ
てボスプレート11上に固定されるようになつて
いる。
また、支持プレート14の上面周縁部には
ABS樹脂からなる四角枠状の絶縁体17が設け
られるとともに、上記絶縁体17上には周縁部に
多数の切欠部18が形成された鋼板製スプリング
プレート19が樹脂製かしめピン20で熱かしめ
されて取着されている。
さらに、このスプリングプレート19の裏面で
あつて上記切欠部18に囲まれた部分、すなわち
スプリングプレート19の変形部には銅製の接点
21(本実施例では五個)が配設され、その接点
21の下方において支持プレート14上には上記
接点21と約1〜1.5mm程度の間隙をおいて同じ
く銅製の接点22が配設されている。
そして、上記鋼板製のスプリングプレート19
の前記変形部上には約0.8mm厚の金属製の押圧板
23が取着されている。この押圧板23の外形寸
法はスプリングプレート19のそれと略同一、あ
るいは外周縁以上に延出され、かつ少なくとも前
記四角枠状の絶縁体の上方に位置する部分が、前
記スプリングプレート19の上方に離間配設され
ている。
また、上記押圧板23の内側部分がスプリング
プレート19の変形部上に当接され、かしめピン
24を介してスプリングプレート19に取着され
るようになつている。
なお、上記スプリングプレート19の一部は折
り曲げ形成されてリード線取付部25となり、そ
こに一本のリード線26の一端側が接続されてい
る。他方、このリード線26の他端側は前記ロア
カバー13に取着された金属製のコンタクトリン
グプレート(図示しない)に接続されている。
そこで、上記構成からなるホーンスイツチ機構
の作用、効果を説明する。
まず、パツド部10上面の周縁部すなわち絶縁
17の上方位置にあたる箇所を押したときに
は、パツド部10の裏面は押圧板23に当接され
押圧板23はスプリングプレート10を押圧す
る。
そして、上記押圧板23はスプリングプレート
19の変形面上に取着されていることからスプリ
ングプレート19が容易に変形し、その裏面に配
設された接点21と支持プレート14側の接点2
2とが接触し、ホーンが作動して鳴る。
また、上記パツド部10上面の中央部またはそ
の近傍を押したときには、上記パツド部10の裏
面はスプリングプレート19の変形部に直接当接
されることになる。従つて、この場合においても
スプリングプレート19は容易に変形して前記接
点21,22同士が接触し、回路が作動してホー
ンが鳴る。
このように、本実施例のホーンスイツチ機構に
あつてはパツド部10上面の中央部あるいはその
近傍のみならず、その周縁部を押してもホーンを
鳴らすことができ、パツド部10上面のほぼ全て
の箇所がホーンスイツチとして機能し得るように
なつている。
なお、本考案は上記実施例に限定されるもので
はなく、例えば以下のようにその要旨を変更しな
い範囲で任意に設計変更することが可能である。
パツド部、支持プレート、絶縁体、スプリン
グプレート、押圧板などの形状、大きさ等は上
記実施例に限定されず、例えば押圧板23をス
プリングプレート19の左右両側のみ、あるい
は上部側のみに取着してもよい。
また、第3図に示すようにスプリングプレー
ト19の変形面上に設けられた脚部27を介し
て上記スプリングプレート19とほぼ同一面積
の押圧板23を取着してもよい。この場合には
パツド部10上面のいずれの箇所を押してもそ
の裏面は押圧板23に当接され、そしてスプリ
ングプレート19が変形して接点21,22同
士が接触してホーンが作動することになる。
さらに、押圧板23の外周縁を絶縁体17
外周縁以上に延出してもよい。
このようにすると、パツド部10上面における
ホーンスイツチの面積がさらに増加することにな
る。(ただし、逆方向にローリングが起こらない
ようにするため、必要以上には延出させないこと
が好ましい。) 考案の効果 以上の構成を採用したことにより本願において
は、パツド部上面の中央部あるいはその近傍のみ
ならず、その周縁部を押してもホーンを鳴らすこ
とができる。
すなわち、パツド部上面のほぼ全体をホーンス
イツチとして機能させることができるという効果
が発揮され、ホーンスイツチ機構として優れた考
案である。
【図面の簡単な説明】
第1、第2図は本考案の一実施例を示すもので
あつて、第1図はその要部斜視図、第2図は第1
図のA−A断面図で要部のみを示したもので、第
3図は本考案の別例の要部のみを示す断面図、第
4図は従来技術の一例を示す要部斜視図である。 10……パツド部、14……支持プレート、1
9……スプリングプレート、23……押圧板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ステアリングホイールのパツド部10と、前記
    パツド部10内にあつて、ボスプレート11上に
    固定された支持プレート14と、前記支持プレー
    ト14上に接合された絶縁体17を介して前記支
    持プレート14とパツド部10裏面の間に配置さ
    れたスプリングプレート19とからなるホーンス
    イツチ機構において、前記スプリングプレート1
    9の変形部上に押圧板23を接合するとともに、
    この変形部の裏面と前記支持プレート14上には
    互いに対応するようにして接点21,22を配設
    し、前記押圧板23の外形寸法を上記スプリング
    プレート19のそれと略同一、あるいはその外周
    縁以上に延設され、かつ少なくとも前記絶縁体1
    7の上方に位置する部分を前記スプリングプレー
    ト19の上方に離間配設したことを特徴とするホ
    ーンスイツチ機構。
JP20369085U 1985-12-28 1985-12-28 Expired - Lifetime JPH0535537Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20369085U JPH0535537Y2 (ja) 1985-12-28 1985-12-28

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JP20369085U JPH0535537Y2 (ja) 1985-12-28 1985-12-28

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JPS62111130U JPS62111130U (ja) 1987-07-15
JPH0535537Y2 true JPH0535537Y2 (ja) 1993-09-09

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