JPS63184544A

JPS63184544A - バツクアツププレ−トの取付構造

Info

Publication number: JPS63184544A
Application number: JP62014579A
Authority: JP
Inventors: Minoru Niwa; 実丹羽; Satoshi Ono; 聡大野; Kazumi Shiga; 一三志賀; Hiroaki Shindo; 宏明神藤
Original assignee: Toyota Motor Corp; Toyoda Gosei Co Ltd
Current assignee: Toyota Motor Corp; Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date: 1987-01-24
Filing date: 1987-01-24
Publication date: 1988-07-30
Anticipated expiration: 2009-12-07
Also published as: JPH0698916B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉この発明は、自動車等の乗員の保護のために所定時ガス
バッグを膨張させるインフレータ−を中央で保持するバ
ックアッププレートの取付構造に関する。

〈従来の技術〉従来、この種のバックアッププレートは、第６〜８図に
示すように取付けられていた（特開昭５０−１２７３３
６号公報参照）。

このバックアッププレート５は、鋼板から形成されて底
面中央に挿通孔５ａを備えた略箱形状で、挿通孔５ａ周
縁下面にインフレータ−３のフランジ部３ａを当接させ
、８箇所程度でリベット若しくはボルト６止めし、イン
フレータ−３を保持していた。なお、バックアッププレ
ート５の挿通孔５ａ周縁にインフレータ−フランジ部３
ａをボルト６止めする際、併せてガスバッグ２の周縁の
金具２ａと、バックアッププレート５の外周縁５Ａとの
協動作用でバッド１を保持するホルダ４を固着させてい
た。

そして、第６〜７図におけるバックアツブブレ−ト５の
左右両側中央付近には、各々取付孔５ｂが形成され、各
々の取付孔５ｂ周縁上面にナツト７が溶接等を利用して
固着され、バックアッププレート５の被取付部材である
ホーンスイッチ構成体の可動コンタクトプレート８に対
応する挿通孔８ａが形成されて、挿通孔８ａ下方からボ
ルト９がナツト７に螺合されることにより、バックアッ
ププレート５がインフレータ−３等を保持して可動コン
タクトプレート８に取付けられていた。

〈発明が解決しようとする問題点〉このバックアッププレート５は、その材質を鋼板製とし
ていたことから、重量が大きくなっており、計量化を図
る観点から、薄肉としたり、あるいは、軽量なアルミニ
ウム板からバックアッププレート５を形成することが提
案された。

しかし、バックアッププレート５を薄肉としたり、ある
いはアルミニウム板から形成しようとすると、必然的に
強度が低下することとなり、つぎのような問題が生じて
いた。

すなわち、所定時インフレータ−３が爆発的にガスを発
生させてガスバッグ２を膨張させ、ガスバッグ２はバッ
ド１上面の薄肉部１ａを破断して上方へ大きく膨らむの
であるが、そのガスバッグ２がパッド１上方へ大ぎく膨
らむ際、パッド１内におけるガスバッグ２と連結固定さ
れているバックアッププレート５がガスバッグ２の動作
とともに瞬間的に上方へ移動するため、バックアッププ
レート５が瞬間的に上方へ引張られることとなり可動コ
ンタクトプレート８に取付けられてい、るナツト７周縁
が曲ってしまう問題が生じ、その後の取外し作業を不便
なものとしていた。

この発明は、上記問題を解決するもので、バックアップ
プレートの軽量化を図っても、ガスバッグ膨張時のバッ
クアッププレートにおけるナツト周縁の変形を防止する
ことができるバックアッププレートの取付構造を提供す
ることを目的とするく問題点を解決するための手段〉この発明に係るバックアッププレートの取付構造は、ガ
スバッグを膨張させるインフレータ−を中央で保持する
バックアッププレートには周縁に複数の取付孔が形成さ
れ、各々の取付孔にバックアッププレート上面へ突出す
る雌螺子部が設けられ、各々の雌螺子部に被取付部材に
穿設された挿通孔下方から装着される雄螺子部材を螺合
させることにより、バックアッププレートが被取付部材
に取付けられるバックアッププレートの取付構造におい
て、バックアッププレートと雌螺子部との間に介在させ
、外周縁をバックアッププレート上面における雌螺子部
周縁外方まで延ばす補強用の当て板を配設させることに
よって、既述の問題点を解決するものである。

〈発明の作用・効果〉この発明に係るバックアッププレートの取付構造では、
ガスバッグが膨張してバックアッププレートが瞬間的に
上方へ引張られることになっても、補強用の当て板が外
周縁をバックアッププレート上面における雌螺子部周縁
外方まで延ばしてバックアッププレートと雌螺子部との
間に介在されるように配設されており、バックアッププ
レート自体を薄肉鋼板や軽量なアルミニウム板から形成
したとしても、バックアッププレートにおける雌螺子部
局縁の上方への変形が当て板の補強により防止される。

そして勿論、この当て板は、バックアッププレートの全
面ではなく、雌螺子部局縁だけに配設されるものであり
、バックアッププレートの＠量化を損なうことはない。

したがって、この発明に係るバックアッププレートの取
付構造では、バックアッププレートの軽量化を図っても
、ガスバッグ膨張時のバックアッププレートにおける雌
螺子部局縁の変形を防止することができる。

〈実施例〉以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

なお、従来例と同一部材には同一符号を付す。

実施例のバックアッププレート１５は、第１〜３図に示
すように、アルミニウム板から形成されて底面中央に挿
通孔１５ａを備えた略箱形状としており、挿通孔１５ａ
周祿の８つの小孔１５ｃを介して従来と同様にインフレ
ータ−３のフランジ部３ａとともにガスバッグ２周縁の
金具２ａとホルダ４とをボルト６止めしている。

そしてまた、このバックアッププレート１５の左右両側
には末広がりのテーパ状の取付孔１５ｂが穿設され、各
々の取付孔１５ｂには雌螺子部１７が上端をバックアツ
ププレート１５上面から突出させかつ下端を広げるよう
にかしめて固着されてている（第２図参照）。

また、バックアッププレート１５の取付孔１５ｂにおけ
る各々の周縁の上面には、薄肉の鋼板若しくは厚肉のア
ルミニウム板からなる当て板２０が配設されている。

この当て板２０は、雌螺子部１７の外形に対応するボス
部２０ａがエンボス加工により形成される略長方形板状
であり、雌螺子部１７下端のかしめ時に同時にその雌螺
子部１フ上端をかしめて雌螺子部１７とバックアッププ
レート１５との間に固着されている。そして、この当て
板２０は、固着された際、その外周縁２０Ａをバックア
ツププレート１５上面における雌螺子部１７周縁外方ま
で（特にバックアッププレート１５前後方向に）長く延
ばしており、バックアッププレート１５における雌螺子
部１７周縁を補強している。

一方、バックアッププレート１５を取付けるホーンスイ
ッチ構成体の可動コンタクトプレート８には、雌螺子部
１７に対応して所定位置に挿通孔８ａが穿設されている
。

ちなみに、ホーンスイッチ構成体Ｈを説明すると、第３
・４図に示すように、導電性を有する板金族の可動コン
タクトプレート８、合成樹脂製の絶縁スペーサｌＯ，コ
イルばね１１２合成樹脂製の鍔付スペーサ１２．ねじ１
３．及びスポーク部１４にダイカストにより形成されて
アルミニウム軽合金からなるダイカスト部１４ａから構
成されている。

可動コンタクトプレート８には前後端付近に各々段差を
付けて下方へ突出する接点部８ｂが形成され、各々の接
点部８ｂには中央に挿通孔８ｃを備えるとともに挿通孔
８ｃを間にして２つずつの切欠孔８ｄを備えている。

絶縁スペーサ１０はフランジ部１０ａ上面から切欠孔８
ｄへ係着可能な２つの係止脚ｔａｂを備える略円筒状と
し、フランジ部１０ａ下面にコイルばね１１上端を当接
させるように構成されている。

ダイカスト部１４ａには、上方へ突出する円筒状の接点
部１４ｂが形成されるとともに、可動コンタクトプレー
ト８の挿通孔８ｃを経て上方から接点部１４ｂ内に鍔付
スペーサ１２が挿入されるとともにねじ１３が螺合され
ている。

そして、可動コンタクトプレート８は、コイルばね１１
によって常時上方へ付勢されるとともに鍔付スペーサ１
２によって上方への位置規制が行なわれている。

なお、第３図には、バックアッププレート１５右方のホ
ーンスイッチ構成体Ｈが図示されているが、勿論バック
アッププレート１５左方にも図示されたものと対称的に
ホーンスイッチ構成体Ｈが配設されている。

また、可動コンタクトプレート８は図示しないリード線
を介してホーン作動回路の正極側に接続され、ダイカス
ト部１４ａは芯金１４を介してホーン作動回路の負極側
に接続されている。そして、ホーン作動時にバッド１を
押下げれば、バックアッププレート１５を介して可動コ
ンタクトプレート８が降下することとなり、その接点部
８ｂ下面をコイルばね１１の付勢力に抗してダイカスト
１４ａの接点部１４ｂに接触させることから、ホーンが
作動するように構成されている。

そして、ホーンスイッチ構成体Ｈを組付けるとともに、
バックアッププレート１５に対してパッドトガスパッグ
２・インフレータ−３・ホルダ４等を所定通り組付け、
バックアッププレート１５の左右に固着されている雌螺
子部１７に可動コンタクトプレート８の挿通孔８ａ下方
から雄螺子部材としての六角孔付診ボルト９を螺合させ
れば、第１・２図に示すようにバックアッププレート１
５を可動コンタクトプレート８に取付けることができる
。

取付た後、実施例の取付構造では、補強用の当て板２０
が外周縁２０Ａをバックアツププレート１５上面におけ
る雌螺子部１７周縁外方まで延ばしてバックアッププレ
ート１５と雌螺子部１７との間に介在されるように配設
されており、雌螺子部１７周縁のバックアッププレート
１５が補強されていることから、バックアツププレート
１５自体が軽量なアルミニウム板から形成されていたと
しても、ガスバッグ２膨張時に雌螺子部１７周縁のバッ
クアッププレート１５の変形が防止され、既述の発明の
作用・効果の欄で述べたと同様な効果を奏する。

なお、実施例の取付構造では、バックアッププレート１
５を軽量なアルミニウム板から形成したものを示したが
、バックアッププレート１５を薄肉の鋼板から形成して
もよい。

また、実施例の取付構造では、当て板２０を雌螺子部１
７のかしめによってバックアッププレート１５に固着さ
せたものを示したが、第５図に示すように、バックアッ
ププレート２５．当て板３Ｏ９雌螺子部２７（市販の六
角ナツト）を全て鉄製として、溶接を利用して各部材同
志を固着させてもよい、ちなみに、実施例のように、当
て板２０の中央に雌螺子部１７外周を覆うボス部２０ａ
を形成したものは、ボス部２０ａ自体が補強用のリブの
ような働きをすることから、第５図に示す当て板３０に
比べて一層雌螺子部１７周縁のバックアッププレート１
５の剛性を高めることができる。

さらに、実施例では、バックアッププレート１５の取付
孔１５ｂが２つ設けられるものを示したが、必要に応じ
てその数を増加させてもよい。

また、実施例では、バックアッププレート１５を可動コ
ンタクトプレート８に取付けるものを示したが、バッド
１以外の例えばステアリングホイールのスポーク部に別
途ホーンスイッチが設けられるような場合には、バック
アッププレート１５を直接スポーク部芯金等のステアリ
ングホイール芯金に取付けるようにしてもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すバックアッププレー
ト取付状態の断面図、第２図は同実施例。の当て板の取付状態を示すもので第１図のＩＩ　−１１
部分断面図、第３図は実施例の分解斜視図、第４図は実
施例におけるホーンスイッチ構成体の部分断面図、第５
図は他の実施例を示す部分断面図、第６図は従来のバッ
クアッププレートが装着されるステアリングホイールの
平面図、第７図は第６図の■−■断面図、第８図は第６
図の■−■断面図である。２・・・ガスバッグ、３・・・インフレータ−５５・１５・２５・・・バックアッププレート、５ｂ・１
５ｂ−・・取付孔、７・１７・２７・・・雌螺子部、８・・・（被取付部材）可動コンタクトプレート、８ａ
・・・挿通孔、２０・３０・・・当て板。２・・・ガスバッグ第６図ｆＪＳ７１！１

Claims

【特許請求の範囲】ガスバッグを膨張させるインフレーターを中央で保持す
るバックアッププレートには周縁に複数の取付孔が形成
され、各々の前記取付孔に前記バックアッププレート上
面へ突出する雌螺子部が設けられ、各々の該雌螺子部に
被取付部材に穿設された挿通孔下方から装着される雄螺
子部材を螺合させることにより、前記バックアッププレ
ートが前記被取付部材に取付けられるバックアッププレ
ートの取付構造において、前記バックアッププレートと雌螺子部との間に介在され
、外周縁を前記バックアッププレート上面における前記
雌螺子部周縁外方まで延ばす補強用の当て板が配設され
ていることを特徴とするバックアッププレートの取付構
造。