JPH07121631B2 - 記憶媒体内蔵カード用プラスチックパッケージ - Google Patents
記憶媒体内蔵カード用プラスチックパッケージInfo
- Publication number
- JPH07121631B2 JPH07121631B2 JP62222058A JP22205887A JPH07121631B2 JP H07121631 B2 JPH07121631 B2 JP H07121631B2 JP 62222058 A JP62222058 A JP 62222058A JP 22205887 A JP22205887 A JP 22205887A JP H07121631 B2 JPH07121631 B2 JP H07121631B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plastic package
- storage medium
- card
- built
- groove
- Prior art date
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
- A45C—PURSES; LUGGAGE; HAND CARRIED BAGS
- A45C11/00—Receptacles for purposes not provided for in groups A45C1/00-A45C9/00
- A45C11/18—Ticket-holders or the like
- A45C11/182—Credit card holders
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K19/00—Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings
- G06K19/02—Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the selection of materials, e.g. to avoid wear during transport through the machine
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、コンピュータのデータ記憶媒体等に利用す
る半導体装置内蔵カードやIC内蔵カード等の記憶媒体内
蔵カード、更に詳しくは、ICや半導体装置等の記憶媒体
を内蔵したカード本体を被覆、保護するプラスチックパ
ッケージに関するものである。
る半導体装置内蔵カードやIC内蔵カード等の記憶媒体内
蔵カード、更に詳しくは、ICや半導体装置等の記憶媒体
を内蔵したカード本体を被覆、保護するプラスチックパ
ッケージに関するものである。
第5図には、ICや半導体装置等の記憶媒体を内蔵するカ
ード本体を被覆、保護する従来のプラスチックパッケー
ジが示されている。これらの図において、プラスチック
パッケージは、断面コ字状の一対の方形のプラスチック
製のケース半体(1)、(1)からなり、これらのケー
ス半体(1)、(1)は、それらの間に記憶媒体を内蔵
した薄板状のカード本体(図示せず)を挾んでから各ケ
ース半体(1)、(1)の外周部に沿って突設された接
合面(1a)、(1a)を重ね合わせて接着剤等の接着手段
により接着されている。
ード本体を被覆、保護する従来のプラスチックパッケー
ジが示されている。これらの図において、プラスチック
パッケージは、断面コ字状の一対の方形のプラスチック
製のケース半体(1)、(1)からなり、これらのケー
ス半体(1)、(1)は、それらの間に記憶媒体を内蔵
した薄板状のカード本体(図示せず)を挾んでから各ケ
ース半体(1)、(1)の外周部に沿って突設された接
合面(1a)、(1a)を重ね合わせて接着剤等の接着手段
により接着されている。
このような従来の記憶媒体内蔵カード用プラスチックパ
ッケージでは、第5図から明らかなように、ケース半体
(1)、(1)の接合面(1a)、(1a)は平坦になって
おり、両ケース半体(1)、(1)の接着は両方の接合
面(1a)、(1a)のいずれか一方、或は両方に接着剤を
塗布して貼り合わせるか、若しくは、両接合面(1a)、
(1a)を密着させた状態で接合面(1a)、(1a)間に外
部から接着剤を重点、浸透させて接着することにより行
っていた。
ッケージでは、第5図から明らかなように、ケース半体
(1)、(1)の接合面(1a)、(1a)は平坦になって
おり、両ケース半体(1)、(1)の接着は両方の接合
面(1a)、(1a)のいずれか一方、或は両方に接着剤を
塗布して貼り合わせるか、若しくは、両接合面(1a)、
(1a)を密着させた状態で接合面(1a)、(1a)間に外
部から接着剤を重点、浸透させて接着することにより行
っていた。
従来の記憶媒体内蔵カード用プラスチックパッケージは
一対のケース半体(1)、(1)を上述のように接着し
て形成されているが、接合面(1a)、(1a)の少なくと
もいずれか一方の接着剤を塗布して接着を行う場合に
は、必要な量の接着剤を十分に塗布して両接合面(1
a)、(1a)を略均一に接着できるものの、接着剤がケ
ース半体(1)、(1)の接合面(1a)、(1a)の内側
或は外側へはみ出してしまい、パッケージ外観の美観を
損ない易く、更に、接着剤を接合面(1a)、(1a)全体
にむらなく塗布しなければならないので、作業が煩わし
く時間が掛かるという問題点があった。
一対のケース半体(1)、(1)を上述のように接着し
て形成されているが、接合面(1a)、(1a)の少なくと
もいずれか一方の接着剤を塗布して接着を行う場合に
は、必要な量の接着剤を十分に塗布して両接合面(1
a)、(1a)を略均一に接着できるものの、接着剤がケ
ース半体(1)、(1)の接合面(1a)、(1a)の内側
或は外側へはみ出してしまい、パッケージ外観の美観を
損ない易く、更に、接着剤を接合面(1a)、(1a)全体
にむらなく塗布しなければならないので、作業が煩わし
く時間が掛かるという問題点があった。
また、ケース半体(1)、(1)の接合面(1a)、(1
a)を密着させてそれら接合面(1a)、(1a)間に外部
から接着剤を充填、浸透させる場合には、接着剤の接合
面(1a)、(1a)への浸透にばらつきが生じ易く、接合
面(1a)、(1a)全体に接着剤が均一に行き渡らず、接
合面(1a)、(1a)の接着が不均一になるばかりでな
く、作業時間が多く掛かる上、パッケージの接着部の外
周が接着剤により汚れる等の問題点があった。
a)を密着させてそれら接合面(1a)、(1a)間に外部
から接着剤を充填、浸透させる場合には、接着剤の接合
面(1a)、(1a)への浸透にばらつきが生じ易く、接合
面(1a)、(1a)全体に接着剤が均一に行き渡らず、接
合面(1a)、(1a)の接着が不均一になるばかりでな
く、作業時間が多く掛かる上、パッケージの接着部の外
周が接着剤により汚れる等の問題点があった。
更に、上記両方の場合において、両接合面(1a)、(1
a)を正確に位置決めするのが面倒な上、接着作業中に
接合面(1a)、(1a)がずれてしまい易く、接合面(1
a)、(1a)同士を正確に一致させて接合部の外周が面
一になるように接着するのが難しく、作業性が悪いとい
う問題点があった。
a)を正確に位置決めするのが面倒な上、接着作業中に
接合面(1a)、(1a)がずれてしまい易く、接合面(1
a)、(1a)同士を正確に一致させて接合部の外周が面
一になるように接着するのが難しく、作業性が悪いとい
う問題点があった。
この発明は上記したような問題点を解決するためになさ
れたもので、ケース半体同士を極めて簡単に正確に位置
決めしてそれらの外周の接合面同士を均一かつ容易に接
着しうる上、外観の美観も損なうことがなく、安価に製
造しうる記憶媒体内蔵カード用プラスチックパッケージ
を得ることを目的とするものである。
れたもので、ケース半体同士を極めて簡単に正確に位置
決めしてそれらの外周の接合面同士を均一かつ容易に接
着しうる上、外観の美観も損なうことがなく、安価に製
造しうる記憶媒体内蔵カード用プラスチックパッケージ
を得ることを目的とするものである。
この発明に係る記憶媒体内蔵カード用プラスチックパッ
ケージは、プラスチックパッケージを構成するケース半
体の接合面に、互いに嵌合し得る凹部及び凸部を設け、
これらの凹部及び凸部をケース半体上の基準線に対して
対称的に配置したものである。
ケージは、プラスチックパッケージを構成するケース半
体の接合面に、互いに嵌合し得る凹部及び凸部を設け、
これらの凹部及び凸部をケース半体上の基準線に対して
対称的に配置したものである。
この発明における記憶媒体内蔵カード用プラスチックパ
ッケージは、同一構造の二つのケース半体の一方の接合
面に設けた凹部及び凸部を、他方の接合面に設け凸部及
び凹部に嵌合させることにより、両ケース半体を簡単に
正確に位置決めして効率良く接合することができる。ま
た接着剤を、接合部の外周面から充填、塗布する必要は
ないので作業性が良く、更に、接合面から接着剤が外側
へはみ出すこともないので、接合部の外周面の美観が損
なわれることもない。
ッケージは、同一構造の二つのケース半体の一方の接合
面に設けた凹部及び凸部を、他方の接合面に設け凸部及
び凹部に嵌合させることにより、両ケース半体を簡単に
正確に位置決めして効率良く接合することができる。ま
た接着剤を、接合部の外周面から充填、塗布する必要は
ないので作業性が良く、更に、接合面から接着剤が外側
へはみ出すこともないので、接合部の外周面の美観が損
なわれることもない。
以下、この発明の実施例について添付図面を参照して説
明する。
明する。
第1図ないし第3図には、この発明の記憶媒体内蔵カー
ド用プラスチックパッケージの第一実施例が示されてい
る。この実施例のプラスチックパッケージは、同一構造
の二つのケース半体(101)(同一構造のため一方のみ
図示)からなり、各ケース半体(101)は矩形のプラス
チック板の一側面に、その外周部に沿って突設された、
凸部としての略逆L字状の一条の係合突起(102)と、
プラスチック板上の基準線(R)に対して係合突起(10
2)と対称的に配置され、且つ該係合突起(102)と係合
しうる凹部としての係合溝(103)とを有する。
ド用プラスチックパッケージの第一実施例が示されてい
る。この実施例のプラスチックパッケージは、同一構造
の二つのケース半体(101)(同一構造のため一方のみ
図示)からなり、各ケース半体(101)は矩形のプラス
チック板の一側面に、その外周部に沿って突設された、
凸部としての略逆L字状の一条の係合突起(102)と、
プラスチック板上の基準線(R)に対して係合突起(10
2)と対称的に配置され、且つ該係合突起(102)と係合
しうる凹部としての係合溝(103)とを有する。
第2A図及び第2B図から明らかなように、係合突起(10
2)は四角形の断面形状を呈し、また係合溝(103)も係
合突起(102)に対応する四角形の断面形状を呈してお
り、係合溝(103)は係合突起(102)と係合しうるよう
該係合突起(102)の横幅よりも僅かに大きめの溝幅を
有する。
2)は四角形の断面形状を呈し、また係合溝(103)も係
合突起(102)に対応する四角形の断面形状を呈してお
り、係合溝(103)は係合突起(102)と係合しうるよう
該係合突起(102)の横幅よりも僅かに大きめの溝幅を
有する。
また、係合突起(102)及び係合溝(103)の接続端と反
対側の端部は間隔を存して対向するように配置され、そ
れらの端部間に、半導体メモリ等の記憶媒体を内蔵した
カード本体(図示せず)を一対のケース半体(101)間
に入れてそれらのケース半体(101)を貼り合わせた際
にカード本体の外部接続用のコネクタを外部へ露出させ
るための開口が形成されるようになっている。
対側の端部は間隔を存して対向するように配置され、そ
れらの端部間に、半導体メモリ等の記憶媒体を内蔵した
カード本体(図示せず)を一対のケース半体(101)間
に入れてそれらのケース半体(101)を貼り合わせた際
にカード本体の外部接続用のコネクタを外部へ露出させ
るための開口が形成されるようになっている。
尚、ケース半体(101)は通常、プラスチック等を成形
金型に流し込んで作られるが、各ケース半体(101)は
係合突起(102)と係合溝(103)とが基準線に対して対
称的に配置されているので、係合突起を備えたケース半
体を製造する金型と、係合溝を備えたケース半体を製造
する金型とをそれぞれ別々に製作する必要はなく、一個
の金型のみを使用してケース半体(101)を大量生産で
きるので、製造コストを大幅に減少させることができ
る。その上、同一の金型を使用するので、成形条件を均
一に制御しやすく、係合突起(102)や係合溝(103)の
寸法精度が使用する金型によってばらつくこともなく、
従って、製造されたケース半体(101)の不良率を低減
させることもできる。
金型に流し込んで作られるが、各ケース半体(101)は
係合突起(102)と係合溝(103)とが基準線に対して対
称的に配置されているので、係合突起を備えたケース半
体を製造する金型と、係合溝を備えたケース半体を製造
する金型とをそれぞれ別々に製作する必要はなく、一個
の金型のみを使用してケース半体(101)を大量生産で
きるので、製造コストを大幅に減少させることができ
る。その上、同一の金型を使用するので、成形条件を均
一に制御しやすく、係合突起(102)や係合溝(103)の
寸法精度が使用する金型によってばらつくこともなく、
従って、製造されたケース半体(101)の不良率を低減
させることもできる。
次に、ICカードや半導体装置内蔵カード等の記憶媒体内
蔵カードを組み立てるには、上記のように形成されたケ
ース半体(101)を二枚用いて、まずそれらのケース半
体(101)の一側面に形成した係合溝(103)に接着剤を
適当量だけ塗布してから、それらケース半体(101)間
にIC、半導体装置等の記憶媒体を内蔵したカード本体
(図示せず)を挾んで、一方のケース半体(101)の側
面に形成された係合突起(102)及び係合溝(103)を他
方のケース半体(101)の係合溝(103)及び係合突起
(102)にそれぞれ嵌合させ、予め塗布されている接合
剤により係合突起(102)を係合溝(103)に接着させ
る。この際、係合溝(103)に塗布されている接着剤が
係合突起(102)により該溝(103)内より多少押し出さ
れて係合突起(102)全体に行き渡るが、大部分は係合
溝(103)内に保持されているので、接着剤が接合部か
ら外側にはみ出して外周面を汚すようなことはない。こ
のようにして、カード本体を間に挾んで二枚のケース半
体(101)を貼り合わせことにより記憶媒体内蔵カード
を製造することができる。
蔵カードを組み立てるには、上記のように形成されたケ
ース半体(101)を二枚用いて、まずそれらのケース半
体(101)の一側面に形成した係合溝(103)に接着剤を
適当量だけ塗布してから、それらケース半体(101)間
にIC、半導体装置等の記憶媒体を内蔵したカード本体
(図示せず)を挾んで、一方のケース半体(101)の側
面に形成された係合突起(102)及び係合溝(103)を他
方のケース半体(101)の係合溝(103)及び係合突起
(102)にそれぞれ嵌合させ、予め塗布されている接合
剤により係合突起(102)を係合溝(103)に接着させ
る。この際、係合溝(103)に塗布されている接着剤が
係合突起(102)により該溝(103)内より多少押し出さ
れて係合突起(102)全体に行き渡るが、大部分は係合
溝(103)内に保持されているので、接着剤が接合部か
ら外側にはみ出して外周面を汚すようなことはない。こ
のようにして、カード本体を間に挾んで二枚のケース半
体(101)を貼り合わせことにより記憶媒体内蔵カード
を製造することができる。
また、接着剤を塗布するに当たって、適当な量の接着剤
を係合溝(103)あるいは係合突起(102)のいずれか一
方(通常は係合溝103)に塗布すればよく、従来のよう
に接合面全体に均一に塗布する必要は無いので、接着剤
の塗布作業は極めて簡単であるとともに短時間で済ます
ことができる。
を係合溝(103)あるいは係合突起(102)のいずれか一
方(通常は係合溝103)に塗布すればよく、従来のよう
に接合面全体に均一に塗布する必要は無いので、接着剤
の塗布作業は極めて簡単であるとともに短時間で済ます
ことができる。
更に、場合によっては、係合溝(103)の溝幅を係合突
起(102)の横幅に近付けることによって、接着剤を使
用せずに係合突起(102)を係合溝(103)に緊密に混合
させることも可能である。
起(102)の横幅に近付けることによって、接着剤を使
用せずに係合突起(102)を係合溝(103)に緊密に混合
させることも可能である。
第4図には本発明の他の実施例が平面図で示されてい
る。この実施例では、ケース半体(201)の一側面に、
その外周縁部に沿って複数条の係合突起(202)と係合
溝(203)とが交互に連続して配置されており、これら
の互いに対応する係合突起(202)と係合溝(203)とは
基準線(R)に対して対称的に配置されている。従っ
て、この場合にも、二枚の同一形状のケース半体(20
1)を用いて、一方のケース半体(201)の係合突起(20
2)及び係合溝(203)を他方のケース半体(201)の対
応する係合溝(203)及び係合突起(202)にそれぞれ嵌
合させることにより両者を一体的に固着することができ
る。
る。この実施例では、ケース半体(201)の一側面に、
その外周縁部に沿って複数条の係合突起(202)と係合
溝(203)とが交互に連続して配置されており、これら
の互いに対応する係合突起(202)と係合溝(203)とは
基準線(R)に対して対称的に配置されている。従っ
て、この場合にも、二枚の同一形状のケース半体(20
1)を用いて、一方のケース半体(201)の係合突起(20
2)及び係合溝(203)を他方のケース半体(201)の対
応する係合溝(203)及び係合突起(202)にそれぞれ嵌
合させることにより両者を一体的に固着することができ
る。
尚、上記実施例では、凸部としての係合突起(102、20
2)を連続して延びる突条により形成し、また凹部とし
ての係合溝(103、203)も、係合突起(102、202)に対
応して、連続して延びる溝により形成したが、これら係
合突起(102、202)及び係合溝(103、203)はそれらに
限られるものではなく、他の形状、例えば、不連続的に
散在して配置された円形、三角形、四角形、多角形等の
形状や、連続した波形等の任意の形状の突起及び窪みで
もよい。また、凹部を少なくとも一つの溝と少なくとも
一つの窪みとから構成し、凸部をそれらの溝及び窪みに
それぞれ嵌合し得る少なくとも一つの突条と少なくとも
一つの突起とから構成してもよい。
2)を連続して延びる突条により形成し、また凹部とし
ての係合溝(103、203)も、係合突起(102、202)に対
応して、連続して延びる溝により形成したが、これら係
合突起(102、202)及び係合溝(103、203)はそれらに
限られるものではなく、他の形状、例えば、不連続的に
散在して配置された円形、三角形、四角形、多角形等の
形状や、連続した波形等の任意の形状の突起及び窪みで
もよい。また、凹部を少なくとも一つの溝と少なくとも
一つの窪みとから構成し、凸部をそれらの溝及び窪みに
それぞれ嵌合し得る少なくとも一つの突条と少なくとも
一つの突起とから構成してもよい。
以上のように、この発明によれば、プラスチックパッケ
ージを構成するケース半体の一側面に、互いに嵌合し得
る凹部及び凸部を設け、これらの凹部及び凸部をケース
半体上の基準線に対して対称的に配置したので、同一形
状のケース半体を二枚使用することによりプラチックパ
ッケージを製造することができ、従って、ケース半体製
造用の金型が一種類で足りるためその製作費が安価にな
り、延てはプラスチックパッケージ自体の製造費を大幅
に減少させることができるばかりでなく、ケース半体自
身や凹凸部の寸法精度を高めて略均一にして不良品の発
生を可及的に減少させることができる。また、二つのケ
ース半体を貼り合わせる際に、凹部及び凸部の嵌合によ
り両ケース半体同士を極めて容易に且つ正確に位置決め
することができる上、このようにして位置決めされた両
ケース半体の相対位置がずれることもないので、作業能
率を著しく改善できる。更に、ケース半体の接合部に接
着剤を塗布する際に、接着剤を接合部の接合面全体に塗
布する必要が無く、例えば凹部に塗布するだけで良いの
で接着剤の塗布作業が極めて容易になる効果がある。
ージを構成するケース半体の一側面に、互いに嵌合し得
る凹部及び凸部を設け、これらの凹部及び凸部をケース
半体上の基準線に対して対称的に配置したので、同一形
状のケース半体を二枚使用することによりプラチックパ
ッケージを製造することができ、従って、ケース半体製
造用の金型が一種類で足りるためその製作費が安価にな
り、延てはプラスチックパッケージ自体の製造費を大幅
に減少させることができるばかりでなく、ケース半体自
身や凹凸部の寸法精度を高めて略均一にして不良品の発
生を可及的に減少させることができる。また、二つのケ
ース半体を貼り合わせる際に、凹部及び凸部の嵌合によ
り両ケース半体同士を極めて容易に且つ正確に位置決め
することができる上、このようにして位置決めされた両
ケース半体の相対位置がずれることもないので、作業能
率を著しく改善できる。更に、ケース半体の接合部に接
着剤を塗布する際に、接着剤を接合部の接合面全体に塗
布する必要が無く、例えば凹部に塗布するだけで良いの
で接着剤の塗布作業が極めて容易になる効果がある。
第1図はこの発明の第一実施例による記憶媒体内蔵カー
ド用プラスチックパッケージを構成するケース半体の平
面図、第2A図は第1図のA−A線断面図、第2B図は第1
図のB−B線断面図、第3図は第1図のケース半体の斜
視図、第4図はこの発明の第二実施例によるケース半体
の平面図、第5図は従来のプラスチックパッケージの断
面図である。 (101)、(201)はケース半体、(102)、(202)は凸
部としての係合突起、(103)、(203)は凹部としての
係合溝、(R)は基準線である。
ド用プラスチックパッケージを構成するケース半体の平
面図、第2A図は第1図のA−A線断面図、第2B図は第1
図のB−B線断面図、第3図は第1図のケース半体の斜
視図、第4図はこの発明の第二実施例によるケース半体
の平面図、第5図は従来のプラスチックパッケージの断
面図である。 (101)、(201)はケース半体、(102)、(202)は凸
部としての係合突起、(103)、(203)は凹部としての
係合溝、(R)は基準線である。
Claims (5)
- 【請求項1】半導体装置等の記憶媒体を内蔵したカード
本体を被覆、保護する記憶媒体内蔵カード用プラスチッ
クパッケージであつて、該プラスチックパッケージは、
一側面に、互いに嵌合し得る凹部及び凸部を備えた同一
形状の二つのプラスチック製のケース半体からなり、そ
れらの凹部及び凸部がケース半体上の基準線に対して対
称的に配置されている、記憶媒体内蔵カード用プラスチ
ックパッケージ。 - 【請求項2】前記凹部及び凸部は前記ケース半体の外周
縁部に沿って交互に形成されている、特許請求の範囲第
1項記載の記憶媒体内蔵カード用プラスチックパッケー
ジ。 - 【請求項3】前記凹部は少なくとも一つの溝からなり、
前記凸部はその溝に嵌合し得る少なくとも一つの突条か
らなる、特許請求の範囲第1項または第2項記載の記憶
媒体内蔵カード用プラスチックパッケージ。 - 【請求項4】前記凹部は複数の窪みからなり、前記凸部
はそれらの窪みに嵌合し得る複数の突起からなる、特許
請求の範囲第1項または第2項記載の記憶媒体内蔵カー
ド用プラスチックパッケージ。 - 【請求項5】前記凹部は少なくとも一つの溝と少なくと
も一つの窪みとからなり、前記凸部はそれらの溝及び窪
みにそれぞれ嵌合し得る少なくとも一つの突条と少なく
とも一つの突起とからなる、特許請求の範囲第1項また
は第2項記載の記憶媒体内蔵カード用プラスチックパッ
ケージ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62222058A JPH07121631B2 (ja) | 1987-09-07 | 1987-09-07 | 記憶媒体内蔵カード用プラスチックパッケージ |
US07/151,983 US4918299A (en) | 1987-09-07 | 1988-02-03 | Plastic package for card having a built-in storage medium |
FR888801710A FR2620257B1 (fr) | 1987-09-07 | 1988-02-12 | Module en plastique pour une carte ayant un support incorpore d'information |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62222058A JPH07121631B2 (ja) | 1987-09-07 | 1987-09-07 | 記憶媒体内蔵カード用プラスチックパッケージ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6464891A JPS6464891A (en) | 1989-03-10 |
JPH07121631B2 true JPH07121631B2 (ja) | 1995-12-25 |
Family
ID=16776442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62222058A Expired - Lifetime JPH07121631B2 (ja) | 1987-09-07 | 1987-09-07 | 記憶媒体内蔵カード用プラスチックパッケージ |
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