JPS602917Y2 - 時計等の基板装置 - Google Patents

時計等の基板装置

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Publication number
JPS602917Y2
JPS602917Y2 JP16879376U JP16879376U JPS602917Y2 JP S602917 Y2 JPS602917 Y2 JP S602917Y2 JP 16879376 U JP16879376 U JP 16879376U JP 16879376 U JP16879376 U JP 16879376U JP S602917 Y2 JPS602917 Y2 JP S602917Y2
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JP
Japan
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substrate
board
bent
runner
synthetic resin
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Expired
Application number
JP16879376U
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JPS5386062U (ja
Inventor
征夫 池永
Original Assignee
ポリプラスチツクス株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は時計、計器、通信機、録音機、光学機器、玩具
等の基板装置に関し、金属製の基板に複数の合成樹脂製
機能部を精度よく一体に結合構成したものである。
従来、上記の如き分野においては、基板上に多数の軸受
、支柱等の機能部を有する基板装置として、金属製基板
に設けられた孔に金属製機能部がかしめ等によって取付
けられているもの、あるいは基板装置全体が合成樹脂に
より一体に成形されたものが用いられている。
しかしながら、前者は組立て工程の複雑さ、或は組立て
誤差に基く精度不良、又後者においては剛性不足、歪、
収縮に基く精度不良等の問題があった。
近年において基板部が金属製、機能部が合成樹。
脂製の基板装置が多用されつつあるが、か)る基板装置
は基板が金属製であるため、剛性不足、成形収縮率のバ
ラツキに基く不都合が無く、又アウトサート成形と呼ば
れる成形性により一回の成形操作で一体に作製され得る
ため組立て費が安く、又組立て不良に基く機能低下が少
ない等の利点がある。
アウトサート成形とは機能部を猛威するキャビティーを
設けた金型内に、機能部の結合のための孔を設けた金属
製基板を装置し、合成樹脂を流入固化せしめることによ
り、上記基板装置を一操作により一体に成形する成形性
であり、従来のインサート成形とは逆に金属基板に合成
樹脂が埋め込まれた成形品を得る成形性であるため1ア
ウトサート、と呼ばれている。
か)るアウトサート成形性により得られる基板装置に於
ては、ランナーとして用いるため、或いは機能部間の固
定のために複数個の機能部が帯状の合成樹脂により連結
されたものが用いられることが多く、或いは又基台等の
目的に用いられる機能部として長大な合成樹脂塊が採用
されることもある。
しかし乍ら、このように長大な或いは帯状の合成樹脂体
が2ケ所以上の結合孔において基板に固定された構造を
有する基板装置は、精度が低く、高精度を要求される機
器の部品としては使用出来ない。
その理由を添附図面について説明すると、第1図は2ケ
所において金属製基板1に固定された合戒樹脂体2,2
′が帯状のランナー3で連結された基板装置の上面図で
あるが、この装置は合成樹脂の成形収縮により帯状部3
に引張力が生じ、第2図(側面図)の如く基板1が点線
1′の如く変形し、そのため製品精度が低下するという
欠点がある。
この事情は長大な機能部が基板の2ケ所以上の結合孔に
おいて固定されている場合においても同様である。
か)る欠点を解決するため曲線状ランナー(特公昭51
−87568号参照)両面ランナー等が提案されている
が、これらは精度向上の目的に或程度有効であるが、尚
時計等の精密部品のためには不充分である。
本考案は更に高精度の基板装置を提供するものであって
、金属製の平らな基板と、基板に設けられた複数個の結
合孔により基板に結合固定されている合威樹脂製機能部
とからなる基板装置に於て、上記金属基板に基板面から
折り曲げられた溝又はリブからなる−又は二以上の直線
状又は曲線状の変形防止部分を設け、各変形防止部分は
上記結合孔の一対を結ぶ直線上又はその直線にほぼ平行
に設けられることを特徴とする基板装置である。
以下本考案を第3図以下の図面について説明する。
尚図面に示した実施例はランナ一様樹脂体を有する基板
装置であるが、長大な樹脂塊を基板上に固定するものに
おいても同様である。
第3図は本考案の基板装置に用いられる基板の一例の上
面図であるが、結合孔間に線状の基板面から折り曲げら
れた変形防止部分(以下折り曲げ部という)Aを有する
この部分の横断面図を第4図に示す。
即ち折り曲げ部Aは断面半円形の直線状の溝であって結
合孔間を結ぶ直線上にある。
この様な断面の折り曲げ部は例えば基板のしぼり加工に
よって容易に作成され得る。
第5図はこの折り曲げ部Aを含むようにランナー3を設
けた本考案の基板装置の上面図であり、第6図はランナ
一部3の断面図である。
即ちランナー3はその下面が折り曲げ部Aの溝内に充填
されてA上に位置している。
この様な基板装置は第7図に示す如き断面をもつ金型に
より容易に成形される。
即ち上金型5はランナー3を成形する凹部5′を有し、
又下金型6は基板1の折り曲げ部Aを収容する凹部6′
を有する。
樹脂はゲート或いは他のランナーによりこの部分(5′
及びA)に流入する。
この様な本考案の基板装置は基板に折り曲げ部を有する
ため、この部分の基板の曲り等の変形が非常に小さく、
非常に精度が優れている。
本考案の装置の特徴である折り曲げ部Aは上記第5図以
下に示した如く、結合部4,4′間を直線で結ぶように
設けられ、且つランナ一部3と一致することが好ましい
が、第8図に種々例示する如く、結合部4,4′間の一
部のみに設けられた形状〔第8図a、 b)、若干的っ
た形状〔第8図e〕、ランナー3外に設けられた形状〔
第8図Cv dt e)も有用である。
尚第8図eは曲線ランナーを用いた場合、又第8図dは
二本の折り曲げ部Aを設けた場合である。
折り曲げ部Aがランナー3外にある場合は、成形が際し
て折り曲げ部Aに相当する部分の下金型を第7図の如く
凹部にしておく必要がある。
本考案の実施に際しては第9図に示す如く、一つの合成
樹脂帯状部(ランナー)或は長大部(機能部)3に対応
して複数個の折り曲げ部A。
A′を設けること〔第7図a〕、逆に一つの折り曲げ部
Aが複数個の帯状部、長大部3,3′に対応すること〔
第9図b〕が共に可能である。
又複数個の帯状部、長大部3.3’、3″、3″に対応
する折り曲げ部A、 A’が互に連結すること〔第9図
C〕或は交叉すること〔第9図d〕も可能である。
折り曲げの形状も第6図の如き断面半円形の溝の形状以
外に第10図に例示する如く種々の形状が可能である。
即ち第6図と逆の凸形の半円形の溝〔第10図a〕、結
合孔間の基板を直線上に切断して一方を直角上方に折り
曲げたリブ〔第10図b〕、同じく傾斜して上方に折り
曲げたリブ〔第10図C〕、両方を上方に稍折り曲げた
二つのリブ〔第10図d〕等である。
又、これらがランナーとはS゛同位置を占める構造にお
いては第11図a −gに数例を示す如く種々の相対関
係を取り得る。
第11図に於て斜線部は凡て折り曲げ部A上に固定され
たランナーを示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の基板装置の上面図、第2図はその側面図
、第3図は本考案に用いる基板の一例の上面図、第4図
はその部分横断面図、第5図は本考案の一実施例の上面
図、第6図はその部分横断面図、第7図は好ましい成形
用金型の部分横断面図、第8図a ” eは種々の折り
曲げ部の実施型式を例示する上面図、第9図a〜dは折
り曲げ部とランナーの種々の関係を示す上面図、第10
図a〜dは種々の断面形状の折り曲げ部の部分横断面図
、第11図H−gは種々のランナーと折り曲げ部の相対
関係を例示する断面図である。 1・・・・・・基板、2,2′・・・・・・樹脂製機能
部、3・・・・・・連結帯状部、4,4′・・・・・・
結合孔、A・・・・・・折り曲げ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属製の平らな基板と、基板に設けられた複数個の結合
    孔により基板に結合固定されている合成樹脂製機能部と
    からなる基板装置に於て、上記金属基板に基板面から折
    り曲げられた溝又はリプからなる−又は二以上の直線状
    又は曲線状の変形防止部分を設け、各変形防止部分は上
    記結合孔の一対を結ぶ直線上又はその直線にほぼ平行に
    設けられることを特徴とする基板装置。
JP16879376U 1976-12-16 1976-12-16 時計等の基板装置 Expired JPS602917Y2 (ja)

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JP16879376U JPS602917Y2 (ja) 1976-12-16 1976-12-16 時計等の基板装置

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JP16879376U JPS602917Y2 (ja) 1976-12-16 1976-12-16 時計等の基板装置

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Publication Number Publication Date
JPS5386062U JPS5386062U (ja) 1978-07-15
JPS602917Y2 true JPS602917Y2 (ja) 1985-01-26

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ID=28776410

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JP16879376U Expired JPS602917Y2 (ja) 1976-12-16 1976-12-16 時計等の基板装置

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JP6961069B2 (ja) * 2018-02-26 2021-11-05 三井化学株式会社 異材接合体および電子部品収納用筐体

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JPS5386062U (ja) 1978-07-15

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