JPH0664681A - ケースの製造方法 - Google Patents

ケースの製造方法

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JPH0664681A
JPH0664681A JP3292190A JP29219091A JPH0664681A JP H0664681 A JPH0664681 A JP H0664681A JP 3292190 A JP3292190 A JP 3292190A JP 29219091 A JP29219091 A JP 29219091A JP H0664681 A JPH0664681 A JP H0664681A
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JP
Japan
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frame body
sheet
bottom frame
lid
core plate
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Pending
Application number
JP3292190A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichiro Kawate
正一郎 川手
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NITSUSEE KK
Nissei Ltd
Original Assignee
NITSUSEE KK
Nissei Ltd
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Publication date
Application filed by NITSUSEE KK, Nissei Ltd filed Critical NITSUSEE KK
Priority to JP3292190A priority Critical patent/JPH0664681A/ja
Publication of JPH0664681A publication Critical patent/JPH0664681A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 底枠体2とこれに嵌合可能な蓋枠体3を備え
るケースを、効率良く、簡単に、且つ低コストで製造す
る方法を提供する。 【構成】 一枚の硬質合成樹脂板を圧絞して相互に嵌合
可能な底枠体2と蓋枠体3とを所要幅の連結部1を介し
て且つ該連結部1との境界にそれぞれ折曲用の筋目4、
4′を形成して同時に一体的に成形し、これらの底枠体
2、連結部1及び蓋枠体3の外面に上記の筋目4、4′
と対応する箇所に同様の折曲用の筋目6、6′を形成し
た一枚の硬質芯板7を当接し、更にその硬質芯板7の外
面を一枚の軟質合成樹脂製外面シート5で覆って該外面
シート5の全周縁を上記の底枠体2、連結部1及び蓋枠
体3の外周縁に同時に溶着することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主としてカセットテー
プ、ビデオテープなどをパックするケースの製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、中間部を介して相互に嵌合自在な
底筐体及び蓋筐体より成るカセットテープ、ビデオテー
プなどのケースを硬質合成樹脂コンパウンドに射出成形
を施して構成したものは実開昭58−193371号公
報などによって、また二枚の硬質合成樹脂板を別個に圧
絞して相互に嵌合可能とした底枠体及び蓋枠体を構成す
ると共にこれらとは別に硬質芯板の内外面に軟質合成樹
脂シートを止着して相互に折曲自在な底版、中間版及び
蓋版より成る表面体を構成し、この表面体の各底版及び
蓋版の内面に前記の底枠体及び蓋枠体の各下縁を溶着し
て形成したカセットテープ、ビデオテープなどのケ−ス
も特開昭53−130473号公報などによって既に公
知となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、前記公知
のもののうち、前者は比較的高価な雌雄の金型を必要と
するなど製造コストが高くつき、例えば小量の製品のみ
を製造するなどの場合には極めて不経済であるなどの問
題があり、また後者においては表面体を構成するに際し
硬質芯板の内面に格別に軟質合成樹脂シートを止着する
必要があったり底枠体及び蓋枠体の成形やその底版及び
蓋版への溶着もこれらを夫々別個に行う必要があって工
程数が嵩み、更にこれら底枠体と蓋枠体の底版及び蓋版
への止着に際しては表裏体の2つ折り時に両枠体の嵌合
が正確に行われるようその位置決めに精緻にして且つ面
倒な作業を必要とするなどの問題点があった。本発明の
目的は、かかる問題点を解決したケースの製造方法を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明におけるケースの製造方法は、一枚の硬質合
成樹脂板を圧絞して相互に嵌合可能な底枠体2と蓋枠体
3とを所要幅の連結部1を介して且つ該連結部1との境
界にそれぞれ折曲用の筋目4、4′を形成して同時に一
体的に成形し、これら底枠体2、連結部1及び蓋枠体3
の外面に上記の筋目4、4′と対応する箇所に同様の折
曲用の筋目6、6′を形成した一枚の硬質芯板7を当接
し、更にその硬質芯板7の外面を一枚の軟質合成樹脂製
外面シート5で覆って該外面シート5の全周縁を上記の
底枠体2、連結部1及び蓋枠体3の外周縁に同時に溶着
することを特徴とするものである。
【0005】
【作用】一枚の硬質合成樹脂板から圧絞によって底枠体
2や蓋枠体3を成形するので、例えば雄型のみを以て作
業可能な真空成形方式によってこれを製造することがで
きる。また底枠体2と蓋枠体3を同時に一体的に成形
し、且つこれらと外面シート5との溶着も同時に行うの
で作業が効率的である。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づき実施例について説明す
る。この実施例はビデオテープパック用のケースの製造
方法を示したものである。まず図1に示すように、雄型
のみを用いた真空成形方式によって一枚の硬質合成樹脂
板を圧絞して相互に嵌合可能な底枠体2と蓋枠体3とを
所要幅の連結部1を介して且つ該連結部1との境界にそ
れぞれ折曲用の筋目4、4′を形成して同時に一体的に
成形する。次に同じく図1に示すように、底枠体2、連
結部1及び蓋枠体3の全てを並列状に合せたものと略同
一の形状及び大きさを有する硬質芯板7を厚紙等を裁断
することにより形成すると共に、該硬質芯板7より全体
が僅かに大きい外面シート5を熱可塑性軟質合成樹脂シ
ートを裁断して形成する。尚、硬質芯板7には上記の連
結部1の筋目4、4′と対応する箇所に同様に折曲用の
筋目6、6を形成する。そして、硬質芯板7を上記の底
枠体2、連結部1及び蓋枠体3の外面に当接させ、更に
その硬質芯板7の外面を外面シート5で被覆し、その外
面シート5の全周縁と上記の底枠体2、連結部1及び蓋
枠体3の外周縁とを同時に溶着する。これにより製造工
程が終了し、図2及び図3に示すようなケースが完成す
る。
【0007】
【発明の効果】本発明は叙上の通りであり、一枚の硬質
合成樹脂板を圧絞して相互に嵌合可能な底枠体2と蓋枠
体3とを所要幅の連結部1を介して且つ該連結部1との
境界にそれぞれ折曲用の筋目4、4′を形成して同時に
一体的に成形し、これら底枠体2、連結部1及び蓋枠体
3の外面に上記の筋目4、4′と対応する箇所に同様の
折曲用の筋目6、6′を形成した一枚の硬質芯板7を当
接し、更にその硬質芯板7の外面を一枚の軟質合成樹脂
製外面シート5で覆って該外面シート5の全周縁を上記
の底枠体2、連結部1及び蓋枠体3の外周縁に同時に溶
着することを特徴とするので、まず底枠体2、連結部1
及び蓋枠体3を例えば雄型のみを以て作業可能な真空成
形方式によって製造することができて、前記公知例の射
出成形方式によるものに比べて低コストで生産できる有
利があり、また、底枠体2、連結部1及び蓋枠体3を同
時に一体的に成形して且つ外面シート5をこれらに同時
に溶着することにより製造工程を効率化できる長所があ
り、更に、表面体を硬質芯板7とその外面を覆う外面シ
ート5のみによって構成することにより前記公知例のよ
うに硬質芯板の内面側にも軟質合成樹脂シートを配する
ものに比べて材料コストをより節減でき且つ作業を簡単
化できる利点があり、以上により前記公知例の問題点を
すべて解決する効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】底枠体、連結部及び蓋枠体に対し硬質芯板及び
外面シートを取付ける前の状態を示す斜視図である。
【図2】完成状態の斜視図である。
【図3】図2のA−A線における一部断面図である。
【符号の説明】
1 連結部 2 底枠体 3 蓋枠体 4、4′筋目 5 外面シート 6、6′筋目 7 硬質芯板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一枚の硬質合成樹脂板を圧絞して相互に
    嵌合可能な底枠体2と蓋枠体3とを所要幅の連結部1を
    介して且つ該連結部1との境界にそれぞれ折曲用の筋目
    4、4′を形成して同時に一体的に成形し、これら底枠
    体2、連結部1及び蓋枠体3の外面に上記の筋目4、
    4′と対応する箇所に同様の折曲用の筋目6、6′を形
    成した一枚の硬質芯板7を当接し、更にその硬質芯板7
    の外面を一枚の軟質合成樹脂製外面シート5で覆って該
    外面シート5の全周縁を上記の底枠体2、連結部1及び
    蓋枠体3の外周縁に同時に溶着することを特徴とするケ
    ースの製造方法。
JP3292190A 1991-10-11 1991-10-11 ケースの製造方法 Pending JPH0664681A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020072950A (ko) * 2001-03-14 2002-09-19 송두환 물품 보관용 케이스와 그 제조방법
US6540074B1 (en) 1997-01-02 2003-04-01 Nexpak Corporation Video cassette container
CN107585388A (zh) * 2017-08-22 2018-01-16 深圳市华星光电技术有限公司 液晶面板的包装箱

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4813403B1 (ja) * 1969-05-15 1973-04-27
JPS5942075B2 (ja) * 1981-05-28 1984-10-12 旭化成株式会社 ブラシル酸ジメチルの製造方法

Patent Citations (2)

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