JPH07120800B2 - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH07120800B2
JPH07120800B2 JP2013525A JP1352590A JPH07120800B2 JP H07120800 B2 JPH07120800 B2 JP H07120800B2 JP 2013525 A JP2013525 A JP 2013525A JP 1352590 A JP1352590 A JP 1352590A JP H07120800 B2 JPH07120800 B2 JP H07120800B2
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columnar region
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、半導体装置およびその製造方法に係わり、
特に基板上に凸部、あるいは凹部を形成し、これらの側
壁にゲート電極を形成して平面方向の集積度の向上を図
ったMOSトランジスタを具備する半導体装置に関する。
(従来の技術) 従来のMOSトランジスタの構造を第7図および第8図に
示す。
第7図は、従来のMOSトランジスタの断面図であり、第
8図は、上記断面をD−D′線に有するMOSトランジス
タの平面図である。
第7図(図中のMOSトランジスタは、例えばnチャネル
型である)に示すように、p型基板101表面には素子分
離領域102が形成され、これによって分離された素子領
域内には、n型ソース/ドレイン領域1031、1032が形成
されている。ソース/ドレイン領域1031と、1032との相
互間に存在するチャネル領域上には、ゲート絶縁膜104
が形成され、さらにその上部には、ゲート電極105が形
成されている。
次に、上記MOSトランジスタを第8図の平面図でみる
と、ゲート電極105の両側には、ソース/ドレイン領域1
031、1032が形成されている。このとき、ゲート電極105
の幅Lをチャネル長、チャネル長方向に直交する方向の
ソース/ドレイン領域103の幅Wをチャネル幅という。
上記構造のMOSトランジスタの電流駆動能力IdはVd>VG
−VTの条件下で、 Id=(W/2L)×μCOX(VG−VT …(1) と表わされる。ここで、Lはチャネル長、Wはチャネル
幅、μは易動度、COXはゲート絶縁膜容量を表わし、
Vd、VG、VTはそれぞれドレイン電圧、ゲート電圧、ゲー
トしきい値電圧を表わしている。
現在、大きい電流駆動能力Idを必要とする高出力MOSト
ランジスタを得るには、(1)式からも分かるように、
ゲート幅Wを大きくすることで電流駆動能力Id高める方
法が多く取られている。しかしながら、このような電流
駆動能力Idを高める方法では、ゲート幅Wを大きくした
分だけ素子平面面積が増加し、素子微細化の妨げとなっ
ている。
参考文献(1)T.Mizuno et al.,Symp.VLSI Tech,Dig.,
P23(1988) (発明が解決しようとする課題) この発明は上記のような点に鑑みて為されたもので、FE
Tの素子平面面積当たりのチャネル幅を増加させて電流
駆動能力を高め、しかも高集積化を図ることができる高
出力FETを具備する半導体装置およびその製造方法を提
供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明の半導体装置は、半導体基板と、前記半導体基
板の平面内に屈曲して設けられ、前記半導体基板と同一
導電型で側面を有する柱状領域と、前記柱状領域の側面
に設けられた第1の絶縁膜と、前記柱状領域の側面に前
記第1の絶縁膜を介在して設けられたゲート電極と、前
記ゲート電極を覆う第2の絶縁膜と、前記柱状領域の側
面に位置する前記半導体基板内に設けられ、前記半導体
基板と逆導電型の第1の不純物領域と、前記柱状領域の
先端に設けられ、前記半導体基板と逆導電型の第2の不
純物領域と、前記半導体基板上に前記第2の絶縁膜に接
して設けられ、前記第1の不純物領域と接続された第1
の配線層と、前記柱状領域の先端に設けられるととも
に、表面が前記第2の絶縁膜の先端部と一致され、前記
第2の不純物領域に接続された第2の配線層とを具備
し、前記柱状領域の側面は相対向する箇所を有し、前記
相対向する箇所の間隔dと、前記ゲート電極の厚さTと
の関係が、d>2Tに設定されている。
また、この半導体装置の製造方法は、半導体基板の平面
内に屈曲して、前記半導体基板と同一導電型で側面を有
する柱状領域を形成する工程と、前記半導体基板および
柱状領域の全面に第1の絶縁膜を形成する工程と、前記
第1の絶縁膜上に第1の導電膜を堆積する工程と、前記
第1の導電膜をエッチングし、前記側面に沿って所定量
残置させゲート電極を形成する工程と、前記ゲート電極
をマスクとして前記半導体基板内に半導体基板と逆導電
型の第1の不純物を導入する工程と、全面に第2の絶縁
膜を堆積する工程と、前記第2の絶縁膜をエッチング
し、前記ゲート電極を覆って所定量残置させる工程と、
前記第2の絶縁膜をマスクとして、前記第2の絶縁膜を
エッチングすることによって露出した前記半導体基板の
表面および前記柱状領域の先端を所定量エッチングし、
第1、第2の溝部を形成する工程と、前記第2の絶縁膜
をマスクとして、前記半導体基板と逆導電型の第2の不
純物を第1、第2の溝部内に導入し、第1、第2の不純
物領域を形成する工程と、全面に第2の導体膜を形成す
る工程と、前記第2の導体膜を少なくとも前記第2の絶
縁膜が露出するまでエッチングして前記第1、第2の溝
部内に残置させ、前記第1、第2の不純物領域にそれぞ
れ接続された第1、第2の配線層を形成する工程とを具
備している。
(作用) 上記のような半導体装置にあっては、半導体基板に屈曲
した箇所を有する柱状領域が在り、この柱状領域の側面
に沿ってチャネル領域が形成され、屈曲した箇所を有す
るゲート電極を持つFETが形成される。よって平面方向
の素子平面面積当りのチャネル幅が増加するとともに、
柱状領域を屈曲させるから、平面方向の面積の有効利用
ができ、上記増加分はいっそう大きくなる、 前記屈曲した箇所を有する柱状領域の具体的な例は、ス
パイラル状、ジグザグ状等である。
また、柱状領域がスパイラル状、ジグザグ状等である
と、柱状領域が屈曲することで相対向する箇所を生じる
ようになる。そこで、相対向する箇所の間隔をdとし、
柱状領域の側面に形成されるゲート電極の厚さをTとし
た場合、 d>2T の関係、すなわちゲート電極の厚さTを2倍にしても上
記間隔dが大きくなるようにすれば、ゲート電極形成に
よって柱状領域相互間が埋め尽くされることはない。
また、その製造方法にあっては、半導体基板に屈曲した
箇所を有した柱状領域を、選択的気相成長法あるいは溝
を彫ることで形成、次いでゲート絶縁膜となる第1の絶
縁膜、ゲート電極、ゲート電極を他の導電層から絶縁す
る第2の絶縁膜を順次形成する。次いで、この第2の絶
縁膜をエッチングしていくと、柱状領域の天井面および
柱状領域相互間の底面の半導体が露出する。次いで、残
っている第2の絶縁膜をマスクに、前記半導体をエッチ
ングすると、前記天井面および底面に、それぞれ第1、
第2の溝部が自己整合的に形成される。次いで、配線と
なる導体層を形成し、これをエッチングしていくと、前
記第1、第2の溝部内に前記導体層が残置され、ソース
/ドレイン拡散層に対して自己整合的に配線が形成され
る。
(実施例) 以下、図面を参照して、この発明の実施例に係わる半導
体装置を、その製造方法とともに説明する。
第1図(a)ないし第1図(i)は、この発明の第1の
実施例装置が具備するMOSトランジスタを製造工程順に
示した断面図、第2図(a)ないし第2図(e)は、製
造工程順に示した平面図である。これらの平面図におい
て、第1図の断面図は、A−A′線に沿っている。
まず、第1図(a)、第2図(a)に示すように、例え
ばp型シリコン基板に、例えばLOCOS法により、フィー
ルド絶縁膜2を形成する。次いで、例えばホトレジスト
を用いた写真蝕刻法を用いて、基板1内に第1の溝3を
選択的に彫る。このとき、溝3を、例えばスパイラル状
に彫ることで、スパイラル状の柱状領域4が形成され
る。
このとき、第2図(a)の平面図に示すように、例えば
柱状領域4は溝部3により、島状に分離されて形成され
る。この場合、柱状領域4以外で、溝部3で分離された
箇所を4′として図示する。
なお、スパイラル状の柱状領域4を、図中4′から分離
して形成しないで、互いに接続して形成されてももちろ
ん構わない。
次いで、第1図(b)、第2図(b)に示すように、前
記柱状領域4の表面等に、例えば熱酸化法により、ゲー
ト絶縁膜5を形成する。次いで、例えばCVD法により、
全面にポリシリコン層を、溝部3の幅の、例えば半分以
下の厚みに堆積形成する。次いで、RIE法により、この
ポリシリコン層を柱状領域4の側面に側壁状に残す。こ
れを図中6に示す。この側壁状に残す際、柱状領域4の
上部に、若干の露出部を設けておく。
また、このとき、ポリシリコン層に、例えばホトレジス
ト等のマスクをかけておき、例えば図中に示すようなゲ
ートコンタクト部となる領域6b、およびそこまでの配線
領域6aを形成する。次いで、ポリシリコン層6をマスク
に、n型の不純物、例えばヒ素等を柱状領域4および基
板1に対してイオン注入し、n+型不純物層71〜73を形成
する。
次いで、第1図(c)に示すように、例えばCVD法によ
り、全面にCVD酸化膜8堆積形成する。
次いで、第1図(d)に示すように、CVD酸化膜8をエ
ッチングし、柱状領域4の側面に側壁状に残すととも
に、ポリシリコン層6をCVD酸化膜8にて覆う。この状
態を図中8′として示す。また、CVD酸化膜8′を除去
する際、柱状領域4の天井面(図中72の部分付近)、お
よび柱状領域相互間の底面(図中71の部分付近)のシリ
コンが露出されるようにする。
次いで、第1図(e)、第2図(c)に示すように、前
記CVD酸化膜8エッチング工程によって露出したシリコ
ンをエッチングし、第2の溝部91、および第3の溝部92
を形成する。
次いで、第1図(f)に示すように、第2、第3の溝部
91、92に対してヒ素をイオン注入し、n+型ソース/ドレ
イン拡散層101、102を形成する。このとき、ソース/ド
レイン拡散層101にあっては、前述のn+型不純物層71
一体化されるようにする。
次いで、第1図(g)に示すように、配線層となる、例
えばアルミニウム層11を、スパッタ法により全面に蒸着
形成する。
次いで、第1図(h)、第2図(d)に示すように、ア
ルミニウム膜11をエッチングし、前記第2、第3の溝部
91、92内に、それぞれ埋め込み、自己整合的に配線を形
成する。この状態を図中111、112として示す。
また、第2図(d)中、11a〜11cとして示す領域はコン
タクト部となる。
次いで、第1図(i)、第2図(e)に示すように、層
間絶縁膜12を全面に堆積形成し、次いで、前記コンタク
ト部6b、および11a〜11cに通じるコンタクト孔13を、例
えば写真蝕刻法を用いて開孔する。
以上のような工程をもって、第1の実施例装置が具備す
るMOSトランジスタが形成される。
このようなMOSトランジスタであると、柱状領域がスパ
イラル状に屈曲し、かつこの柱状領域4の側面に沿って
チャネル領域が形成され、かつ上記側面上にゲート電極
が形成されているので、素子平面面積当りのチャネル幅
が増加する。
よって、駆動能力の高いMOSトランジスタとなる。
また、その製造方法は、ソース/ドレイン拡散層101、1
02に対する配線が、シリコンをエッチングすることによ
り得られた第2、第3の溝部91、92に、配線層となる導
体層を埋め込むだけで形成でき、素子微細化に有利であ
る。
また、ゲート電極6の厚さをTとし、柱状領域4の相互
間の幅dとした場合、これらの関係を、 d>2T とする。こうすることで、第1図(b)、第2図(b)
に示すように、屈曲することで生じた柱状領域4の相対
向する箇所がゲート電極6によって埋め尽くされること
はなくなり、柱状領域相互間の底面にも拡散層71、ある
いは第1図(f)に示すソース/ドレイン拡散層101
形成できるようになる。
さらに、ゲート空乏層の幅がxjであり、柱状領域4の幅
がbである時、 b≦2xj なる関係を満足させることで、上記した参考文献(1)
にあるように、ゲートバイアスによって、より高い駆動
能力が期待でき、小さい素子平面面積で、大きな電流駆
動能力を持つ高出力MOSトランジスタが得られるように
なる。
次に、第3図および第4図を参照して、この発明の第2
の実施例に係わる半導体装置について説明する。
第3図(a)ないし第3図(i)は、この発明の第2の
実施例装置が具備するMOSトランジスタを製造工程順に
示した断面図、第4図(a)ないし第4図(e)は、製
造工程順に示した平面図である。これらの平面図におい
て、第3図の断面は、B−B′線に沿っている。
なお、第3図および第4図において、第1図および第2
図と同一の部分については同一の参照符号を付す。
まず、第3図(a)、第4図(a)に示すように、第1
の実施例同様、p型シリコン基板1にフィールド絶縁膜
2を形成した後、選択的気相成長法(Selective Epitax
ial Growth;SEG)により、スパイラル状の柱状領域14を
基板1から突出した形で形成する。導電型は、例えば基
板1と同じp型である。
次に、第3図(b)、第4図(b)に示す工程は、例え
ば上述した第1図(b)および第2図(b)の工程と同
じで良い。
この場合、第4図(b)の平面図に示すように、ポリシ
リコン層に、例えばホトレジスト等のマスクをかけてお
き、例えば図中に示すようなゲートコンタクト部となる
領域6b、およびそこまでの配線領域6aを形成する。
第3図(c)および(d)に示す工程は、例えば第1図
(c)および(d)で説明した工程と同じで良い。
ただし、基板1から突出した形の柱状領域14を形成する
場合には、ポリシリコン層からなる配線領域6a、並びに
6bの上に、例えばホトレジスト等のマスクをかけてお
き、これらがCVD酸化膜8′で覆われるようにする。
第3図(e)、第4図(c)に示す工程は、例えば第1
図(e)、第2図(c)で説明した工程と同じで良い。
ここで、第4図(c)の平面図に、前記工程で配線領域
6a、並びに6bの上を覆ったCVD酸化膜8′を、それぞれ
図中8′a、8′bとして示す。
第3図(f)および(g)に示す工程は、例えば第1図
(f)および(g)で説明した工程と同じで良い。
第3図(h)、第4図(d)に示す工程は、例えば第1
図(h)、第2図(d)で説明した工程と同じで良い。
ここで、第4図(d)中、11a、11bとして示す領域はコ
タクト部となる。
第3図(i)、第4図(e)に示す工程は、例えば第1
図(i)、第2図(e)で説明した工程と同じで良い。
ここで、コンタクト孔13は、コンタクト部6a、11a、お
よび11bに対して開孔される。
以上の工程をもって、第2の実施例装置が具備するMOS
トランジスタが形成される。
このように、基板1上に、突出する領域を選択的に形成
し、これによって柱状領域14を得ても第1の実施例と同
様の効果を得られる。
また、第2の実施例中の溝部3を得る方法は、第1の実
施例と異なり、柱状領域14が相対向することで得られる
が、第1の実施例での溝部3とその役割は実質的に変わ
らないものである。したがって、この第2の実施例でも
同一の参照符号を付している。
以上、屈曲した箇所を有する柱状領域のパターンとし
て、スパイラル状のものについて説明した。
次に、他の屈曲した箇所を有する柱状領域のパターンと
して種々あるなか、代表するものとしてジグザグ状を一
例に挙げ、第3、第4の実施例として説明する。
第5図(a)および第5図(b)は、第3の実施例の、
それぞれ一製造工程中における平面図である。第5図に
おいて、第2図と同一の部分については同一の参照符号
を付す。
まず、第5図(a)に示すように、第1の実施例と同様
な工程によって柱状領域4を、スパイラル状ではなくジ
グザグ状に形成する。
この第3の実施例では、ジグザグ状に形成された柱状領
域4が、溝部3で島状に分離されているが、別に図中
4′に示す領域と、互いに接続して形成されても構わな
い。
次いで、第5図(b)に示すように、第1の実施例と同
様な方法で、ゲート絶縁膜5、ゲート電極6、並びに基
板1と反対導電型の不純物層71〜73を形成する。そし
て、例えば図中に示すようなゲートコンタクト部となる
領域6b、およびそこまでの配線領域6aも、例えば写真蝕
刻法法に代表されるような限定方法で形成しておく。
この後の製造工程は、特に図示しないが、例えば第1の
実施例と同様な工程で良い。
このように、柱状領域4の形状をジグザグ状にして屈曲
した箇所を得ても、第1、第2の実施例と同様な効果が
あることはもちろんである。
次に、第6図を参照して、第4の実施例に係わる半導体
装置について説明する。
第6図(a)および第6図(b)は、第4の実施例の、
それぞれ一製造工程中における平面図である。第6図に
おいて、第4図と同一の部分については同一の参照符号
を付す。
まず、第6図(a)に示すように、第2の実施例と同様
に、SEG法を用いて柱状領域14を、スパイラル状ではな
くジグザグ状に形状する。
次いで、第6図(b)に示すように、第2の実施例と同
様な方法で、ゲート絶縁膜5、ゲート電極6、並びに基
板1と反対導電型の不純物層71、72を形成する。そし
て、例えば図中に示すようなゲートコンタクト部となる
領域6b、およびそこまでの配線領域6aも、例えば写真蝕
刻法に代表されるような限定方法で形成しておく。
この後の製造工程は、特に図示しないが、例えば第2の
実施例と同様な工程で良い。
このように、柱状領域14の形状をジグザグ状にして屈曲
した箇所を得ても、第1〜第3の実施例と同様な効果が
あることはもちろんである。
以上、第1ないし第4の実施例に係わる半導体装置が具
備するFETをMOS型の場合について説明し、高出力MOSト
ランジスタが得られること、並びにその製造方法につい
て述べた。
この発明は、何もMOS型のFETならずとも、FETであれ
ば、その効果を充分に発揮できることは言うまでもな
い。例えばGaAs基板に形成されるFETに代表される、MES
型のFETであってもよい。
この場合には、もちろんゲート絶縁膜を形成する必要は
なく、また、GaAs自体半絶縁性であるので、フィールド
絶縁膜に代表される素子分離領域も、必ずしも形成する
必要はない。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、FETの素子平
面面積当たりのチャネル幅が増加することにより高電流
駆動能力を達成でき、しかも高集積化を図ることができ
る高出力FETを具備する半導体装置およびその製造方法
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例に係わる半導体装置が
具備するFETを製造工程順に示した断面図、第2図は第
1図の断面をA−A′線で示す位置に含むFETの平面
図、第3図はこの発明の第2の実施例に係わる半導体装
置が具備するFETを製造工程順に示した断面図、第4図
は第2図の断面図をB−B′線で示す位置に含むFETの
平面図、第5図はこの発明の第3の実施例に係わる半導
体装置が具備するFETを一部の工程のみ製造工程順に示
した平面図、第6図はこの発明の第4の実施例に係わる
半導体装置が具備するFETを一部の工程のみ製造工程順
に示した平面図、第7図は従来のMOSトランジスタの断
面図、第8図は第7図に示すMOSトランジスタの平面図
である。 1……p型シリコン基板、3……第1の溝部、4……柱
状領域、5……ゲート絶縁膜、6……ゲート電極(ポリ
シリコン層)、71、72……n+型不純物層、8……CVD酸
化膜、8′……ゲート電極上を覆うCVD酸化膜、91……
第2の溝部、93……第3の溝部、101、102……ソース/
ドレイン拡散層、11……アルミニウム膜、111〜113……
配線、12……層間絶縁膜、13……コンタクト孔、14……
SEG法にて形成した柱状領域。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板と、 前記半導体基板の平面内に屈曲して設けられ、前記半導
    体基板と同一導電型で側面を有する柱状領域と、 前記柱状領域の側面に設けられた第1の絶縁膜と、 前記柱状領域の側面に前記第1の絶縁膜を介在して設け
    られたゲート電極と、 前記ゲート電極を覆う第2の絶縁膜と、 前記柱状領域の側面に位置する前記半導体基板内に設け
    られ、前記半導体基板と逆導電型の第1の不純物領域
    と、 前記柱状領域の先端に設けられ、前記半導体基板と逆導
    電型の第2の不純物領域と、 前記半導体基板上に前記第2の絶縁膜に接して設けら
    れ、前記第1の不純物領域と接続された第1の配線層
    と、 前記柱状領域の先端に設けられるとともに、表面が前記
    第2の絶縁膜の先端部と一致され、前記第2の不純物領
    域に接続された第2の配線層とを具備し、 前記柱状領域の側面は相対向する箇所を有し、前記相対
    向する箇所の間隔dと、前記ゲート電極の厚さTとの関
    係が、 d>2T に設定されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】前記柱状領域は、最小幅寸法をb、ゲート
    空乏層の幅をxjとした場合、 b≦2xj の関係を満足する寸法に設定されていることを特徴とす
    る請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】半導体基板の平面内に屈曲して、前記半導
    体基板と同一導電型で側面を有する柱状領域を形成する
    工程と、 前記半導体基板および柱状領域の全面に第1の絶縁膜を
    形成する工程と、 前記第1の絶縁膜上に第1の導電膜を堆積する工程と、 前記第1の導電膜をエッチングし、前記側面に沿って所
    定量残置させゲート電極を形成する工程と、 前記ゲート電極をマスクとして前記半導体基板内に半導
    体基板と逆導電型の第1の不純物を導入する工程と、 全面に第2の絶縁膜を堆積する工程と、 前記第2の絶縁膜をエッチングし、前記ゲート電極を覆
    って所定量残置させる工程と、 前記第2の絶縁膜をマスクとして、前記第2の絶縁膜を
    エッチングすることによって露出した前記半導体基板の
    表面および前記柱状領域の先端を所定量エッチングし、
    第1、第2の溝部を形成する工程と、 前記第2の絶縁膜をマスクとして、前記半導体基板と逆
    導電型の第2の不純物を第1、第2の溝部内に導入し、
    第1、第2の不純物領域を形成する工程と、 全面に第2の導体膜を形成する工程と、 前記第2の導体膜を少なくとも前記第2の絶縁膜が露出
    するまでエッチングして前記第1、第2の溝部内に残置
    させ、前記第1、第2の不純物領域にそれぞれ接続され
    た第1、第2の配線層を形成する工程と を具備することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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