JPS63211762A - 絶縁ゲ−ト型半導体装置とその製法 - Google Patents
絶縁ゲ−ト型半導体装置とその製法Info
- Publication number
- JPS63211762A JPS63211762A JP4441087A JP4441087A JPS63211762A JP S63211762 A JPS63211762 A JP S63211762A JP 4441087 A JP4441087 A JP 4441087A JP 4441087 A JP4441087 A JP 4441087A JP S63211762 A JPS63211762 A JP S63211762A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- semiconductor layer
- conductivity type
- impurity concentration
- region
- low impurity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims abstract description 85
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 6
- 239000012535 impurity Substances 0.000 claims abstract description 61
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 claims abstract description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 6
- 238000005530 etching Methods 0.000 claims description 5
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 2
- 229910052681 coesite Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 229910052906 cristobalite Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 239000000377 silicon dioxide Substances 0.000 abstract 1
- 235000012239 silicon dioxide Nutrition 0.000 abstract 1
- 229910052682 stishovite Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 229910052905 tridymite Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 238000000206 photolithography Methods 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 229910021420 polycrystalline silicon Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 3
- 238000005229 chemical vapour deposition Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005468 ion implantation Methods 0.000 description 2
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 description 2
- 238000001020 plasma etching Methods 0.000 description 2
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 230000000593 degrading effect Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 1
- 210000004709 eyebrow Anatomy 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 230000000873 masking effect Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000001590 oxidative effect Effects 0.000 description 1
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
- 238000007740 vapor deposition Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はいわゆるMIS(導体−絶縁層一半導体)型ゲ
ート部構造による絶縁ゲート型半導体装置とその製法に
関わる。
ート部構造による絶縁ゲート型半導体装置とその製法に
関わる。
本発明は低不純物濃度の半導体層上にチャンネル部上で
離間する第1導電型の半導体層が含有する不純物により
自己整合的にソース領域とドレイン領域とが上述の低不
純物濃度の半導体層に形成され、この離間部内にゲート
電極がゲート絶縁膜を介して形成され、このゲート電極
直下の低不純物濃度の半導体層にこの半導体層よりも高
不純物濃度の第2導電型の領域が設けられた構成とする
。
離間する第1導電型の半導体層が含有する不純物により
自己整合的にソース領域とドレイン領域とが上述の低不
純物濃度の半導体層に形成され、この離間部内にゲート
電極がゲート絶縁膜を介して形成され、このゲート電極
直下の低不純物濃度の半導体層にこの半導体層よりも高
不純物濃度の第2導電型の領域が設けられた構成とする
。
また、本発明はこの構成による絶縁ゲート型半導体装置
を、低不純物濃度の半導体層上にチャンネル部で離間す
る第1導電型の半導体層を形成する工程と、この半導体
層を覆って絶縁層を形成する工程と、この絶縁層を異方
性エツチングして上述の第1導電型半導体層の離間部側
壁面にサイドウオールを形成する工程と、このサイドウ
オールと第1導電型の半導体層をマスクにして不純物の
イオン注入を行って第2導電型の半導体領域を選択的に
形成する工程と、上述の離間部にゲート絶縁膜を介して
ゲート電極を形成する工程とを有し、第1導電型の半導
体層下にこれよりの不純物の拡散によるソース及びドレ
イン各領域を形成する方法をとって、そのゲート部にド
レイン側の電界を緩和する反転領域すなわちデプレッシ
ョン領域を形成し、さらにサブスレッショールド(Su
bthre−shold) iit流の減少化を図る。
を、低不純物濃度の半導体層上にチャンネル部で離間す
る第1導電型の半導体層を形成する工程と、この半導体
層を覆って絶縁層を形成する工程と、この絶縁層を異方
性エツチングして上述の第1導電型半導体層の離間部側
壁面にサイドウオールを形成する工程と、このサイドウ
オールと第1導電型の半導体層をマスクにして不純物の
イオン注入を行って第2導電型の半導体領域を選択的に
形成する工程と、上述の離間部にゲート絶縁膜を介して
ゲート電極を形成する工程とを有し、第1導電型の半導
体層下にこれよりの不純物の拡散によるソース及びドレ
イン各領域を形成する方法をとって、そのゲート部にド
レイン側の電界を緩和する反転領域すなわちデプレッシ
ョン領域を形成し、さらにサブスレッショールド(Su
bthre−shold) iit流の減少化を図る。
従来の絶縁ゲート型半導体装置、例えばLDD (ライ
トリ−・ドープト・ドレイン)旧S型トランジスタは、
第3図にその路線的拡大断面図を示すように例えばp型
の半導体基板(1)に深さX、をもってn型の高不純物
濃度のソース領域(2s)とドレイン領域(2d)が選
択的拡散等によって形成され、その相対向する内側縁に
低不純物濃度のソース領域(12s)及びドレイン領域
(12d)が形成される。これら低不純¥yJtm度の
ソース及びドレイン各領域(12s)及び(12d)は
、それぞれチャンネル形成部にゲート絶縁l1l(31
を介して、不純物がドープされた低比抵抗多結晶シリコ
ン層によるゲート電極(4)を被着し、このゲート電極
(4)のソース及びドレイン側の各側壁面に例えばSi
ngよりなるサイドウオール(5s)及び(5d)を形
成し、これらゲート電極(4)及びサイドウオール(5
s)及び(5d)をマスクとしてその上方よりn型の不
純物をイオン注入することによってサイドウオール(5
s)及び(5d)の各ソース及びドレイン領域(2s)
及び(2d)に向って厚みの減少する部分に応じた深さ
の不純物イオン注入を行って低不純物濃度のソース及び
ドレイン各領域(12d)及び(12d)の形成を行う
ようにしている。
トリ−・ドープト・ドレイン)旧S型トランジスタは、
第3図にその路線的拡大断面図を示すように例えばp型
の半導体基板(1)に深さX、をもってn型の高不純物
濃度のソース領域(2s)とドレイン領域(2d)が選
択的拡散等によって形成され、その相対向する内側縁に
低不純物濃度のソース領域(12s)及びドレイン領域
(12d)が形成される。これら低不純¥yJtm度の
ソース及びドレイン各領域(12s)及び(12d)は
、それぞれチャンネル形成部にゲート絶縁l1l(31
を介して、不純物がドープされた低比抵抗多結晶シリコ
ン層によるゲート電極(4)を被着し、このゲート電極
(4)のソース及びドレイン側の各側壁面に例えばSi
ngよりなるサイドウオール(5s)及び(5d)を形
成し、これらゲート電極(4)及びサイドウオール(5
s)及び(5d)をマスクとしてその上方よりn型の不
純物をイオン注入することによってサイドウオール(5
s)及び(5d)の各ソース及びドレイン領域(2s)
及び(2d)に向って厚みの減少する部分に応じた深さ
の不純物イオン注入を行って低不純物濃度のソース及び
ドレイン各領域(12d)及び(12d)の形成を行う
ようにしている。
(6s)及び(6d)はソース及びドレイン各領域(2
s)及び(2d)にそれぞれオーミックに被着したソー
ス及びドレイン各電極を示す。
s)及び(2d)にそれぞれオーミックに被着したソー
ス及びドレイン各電極を示す。
このような構成によるLDD型旧sトランジスタにおい
ては、そのソース及びドレイン各領41(2s)及び(
2d)の深さX、は例えば0.2μm程度の比較的深い
厚さを有し、低不純物濃度ソース及びドレイン各領域(
12s)及び(12d)の深さx3.は例えば0.15
μm程度となる。したがって高不純物濃度のソース及び
ドレイン各領域(2s)及び(2d)は、低不純物濃度
の領域 (12s)及び(12d)に比し、がなり深い
のでソース及びドレイン各領域(2s)及び(2d)の
底部の互いの対向部においてのバンチスルー電流の発生
が問題となり、これがためにチャンネル部下には例えば
深いイオン注入によって例えばp型の高濃度の埋め込み
9M域(7)の形成が行われる。
ては、そのソース及びドレイン各領41(2s)及び(
2d)の深さX、は例えば0.2μm程度の比較的深い
厚さを有し、低不純物濃度ソース及びドレイン各領域(
12s)及び(12d)の深さx3.は例えば0.15
μm程度となる。したがって高不純物濃度のソース及び
ドレイン各領域(2s)及び(2d)は、低不純物濃度
の領域 (12s)及び(12d)に比し、がなり深い
のでソース及びドレイン各領域(2s)及び(2d)の
底部の互いの対向部においてのバンチスルー電流の発生
が問題となり、これがためにチャンネル部下には例えば
深いイオン注入によって例えばp型の高濃度の埋め込み
9M域(7)の形成が行われる。
上述したようなLDD型MISトランジスタにおいては
、上述した領域(7)の存在によってソース及びドレイ
ン間にサブスレッショールド電流の発生を招来し、例え
ば第4図に示すドレイン電流1d−ゲート電圧v6特性
の本来の曲線(実線図示)におけるスレッショールド電
圧Vいより低い電圧v Lhsで電流1dが流れるいわ
ゆるサブスレッショールド電流が発生することになる。
、上述した領域(7)の存在によってソース及びドレイ
ン間にサブスレッショールド電流の発生を招来し、例え
ば第4図に示すドレイン電流1d−ゲート電圧v6特性
の本来の曲線(実線図示)におけるスレッショールド電
圧Vいより低い電圧v Lhsで電流1dが流れるいわ
ゆるサブスレッショールド電流が発生することになる。
このサブスレッショールド電流は、例えば5−RAM
(スタティック・ランダム・アクセス・メモリ)におけ
るように、このソース及びドレイン間に挿入される抵抗
が大となる場合において出力低下を招来するという問題
点が生じる。
(スタティック・ランダム・アクセス・メモリ)におけ
るように、このソース及びドレイン間に挿入される抵抗
が大となる場合において出力低下を招来するという問題
点が生じる。
さらにまたソース及びドレイン各領域(2S)及び(2
d)の深さX、及び低不純物濃度のソース及びドレイン
各領域(125)及び(12d)の深さXJIが比較的
浅いことからソース及びドレイン各直列抵抗が大となり
、相互コンダクタンスG、を劣化させるという問題点が
ある。
d)の深さX、及び低不純物濃度のソース及びドレイン
各領域(125)及び(12d)の深さXJIが比較的
浅いことからソース及びドレイン各直列抵抗が大となり
、相互コンダクタンスG、を劣化させるという問題点が
ある。
さらにまた実際上多結晶シリコンによるゲート電極(4
)には配線パターン等がソース及びドレイン各電極(6
s)及び(6d)と共に例えばAl配線層によって構成
されるものであるが、ゲート電極(4)に対する配線と
電極(6s)及び(6d)のソース及びドレイン各領域
(2s)及び(2d)への被着面に大きな段差が存在す
るためにこれら電極及び配線の形成に当ってのフォトリ
ソグラフィー精度等にも問題が生してくる。
)には配線パターン等がソース及びドレイン各電極(6
s)及び(6d)と共に例えばAl配線層によって構成
されるものであるが、ゲート電極(4)に対する配線と
電極(6s)及び(6d)のソース及びドレイン各領域
(2s)及び(2d)への被着面に大きな段差が存在す
るためにこれら電極及び配線の形成に当ってのフォトリ
ソグラフィー精度等にも問題が生してくる。
本発明は上述したパンチスルー電流を阻止するための高
濃度埋め込み領域を設けることなく、あるいは比較的低
不純物濃度もしくは小領域で可能にして、これによるサ
ブスレッショールド電流の発生を回避し、さらにソース
及びドレイン各領域の直列抵抗の低下を図り、またソー
ス及びドレイン各領域に対する電極の被着面とゲート電
極への配線の被着面とがほぼ同一平面とするようにして
信頼性の向上を図る。
濃度埋め込み領域を設けることなく、あるいは比較的低
不純物濃度もしくは小領域で可能にして、これによるサ
ブスレッショールド電流の発生を回避し、さらにソース
及びドレイン各領域の直列抵抗の低下を図り、またソー
ス及びドレイン各領域に対する電極の被着面とゲート電
極への配線の被着面とがほぼ同一平面とするようにして
信頼性の向上を図る。
本発明においては第1図に示すように半導体基板(21
)の一平面に臨んで低不純物濃度の半導体層(22)を
設け、これの上のチャンネル形成部上で眉間する第1導
電型の半導体層(23s)及び(23d)を配置し、こ
れら半導体層(23s)及び(23d)が含有する不純
物により、これらIi!(23s)及び(23d)下に
自己整合的にソース領域(24s)とドレイン領域(2
4d)を低不純物の半導体N(22)を挟んで離間する
ように形成し、両生導体II(23s)及び(23d)
の離間部内にゲート電極(24)をゲート絶縁膜(25
)を介して被着形成する。また、ゲート電極直下の低不
純物濃度の半導体層(22)にこの半導体層(22)よ
りも高不純物濃度とされることによって形成された第2
導電型領域(26)を設ける。
)の一平面に臨んで低不純物濃度の半導体層(22)を
設け、これの上のチャンネル形成部上で眉間する第1導
電型の半導体層(23s)及び(23d)を配置し、こ
れら半導体層(23s)及び(23d)が含有する不純
物により、これらIi!(23s)及び(23d)下に
自己整合的にソース領域(24s)とドレイン領域(2
4d)を低不純物の半導体N(22)を挟んで離間する
ように形成し、両生導体II(23s)及び(23d)
の離間部内にゲート電極(24)をゲート絶縁膜(25
)を介して被着形成する。また、ゲート電極直下の低不
純物濃度の半導体層(22)にこの半導体層(22)よ
りも高不純物濃度とされることによって形成された第2
導電型領域(26)を設ける。
また、本発明においてはこのような構成による絶縁ゲー
ト型半導体装置を製造するに、第2図Aに示すように、
低不純物濃度半導体M (22)上にチャンネル部で離
間する第1導電型の半導体層(23s>及び(23d)
を形成する工程と、第2図Bに示すようにこれら第1導
電型の半導体層(23s)及び(23d)を覆って絶縁
層(27)を形成する工程と、この絶縁層(27)を異
方性エツチングして第2図Cに示すように第1導電型半
導体層(23)の離間部側壁面にこの絶8MN(27)
によるサイドウオール(26s)及び(26d)を形成
する工程と、これらサイドウオール(28s)及び(2
8d)と第1導電型の半導体層(23s)及び(23d
)をマスクにして、低不純物濃度半導体層(22)の中
央部に第2図りに示すようにこの半導体層(22)の第
1導電型の不純物を打ち消し、第2導電型に変する第2
導電型の不純物のイオン注入を行って第2導電型の半導
体領域(26)を形成する工程と、この離間部に第2図
Fに示すようにゲート絶縁膜(25)を介してゲート電
極(24)を形成する工程とを有し、第1導電型の半導
体層(23s)及び(23d)下にこれら半導体層(2
3s)及び(23d)からの不純物の拡散によるいわゆ
るオートドーピングによるソース及びドレイン各領域(
29s)及び(29d)を形成する。そして、これら領
域(29s)及び(29d)間の互いに対向する端縁に
は低不純物濃度半導体W (22)の両側の領域(25
)が形成されていない部分による低不純物濃度領域(3
0s)及び(30d)が形成される。
ト型半導体装置を製造するに、第2図Aに示すように、
低不純物濃度半導体M (22)上にチャンネル部で離
間する第1導電型の半導体層(23s>及び(23d)
を形成する工程と、第2図Bに示すようにこれら第1導
電型の半導体層(23s)及び(23d)を覆って絶縁
層(27)を形成する工程と、この絶縁層(27)を異
方性エツチングして第2図Cに示すように第1導電型半
導体層(23)の離間部側壁面にこの絶8MN(27)
によるサイドウオール(26s)及び(26d)を形成
する工程と、これらサイドウオール(28s)及び(2
8d)と第1導電型の半導体層(23s)及び(23d
)をマスクにして、低不純物濃度半導体層(22)の中
央部に第2図りに示すようにこの半導体層(22)の第
1導電型の不純物を打ち消し、第2導電型に変する第2
導電型の不純物のイオン注入を行って第2導電型の半導
体領域(26)を形成する工程と、この離間部に第2図
Fに示すようにゲート絶縁膜(25)を介してゲート電
極(24)を形成する工程とを有し、第1導電型の半導
体層(23s)及び(23d)下にこれら半導体層(2
3s)及び(23d)からの不純物の拡散によるいわゆ
るオートドーピングによるソース及びドレイン各領域(
29s)及び(29d)を形成する。そして、これら領
域(29s)及び(29d)間の互いに対向する端縁に
は低不純物濃度半導体W (22)の両側の領域(25
)が形成されていない部分による低不純物濃度領域(3
0s)及び(30d)が形成される。
(31s)及び(31d)は各ソース及びドレイン領域
(29s)及び(29d)上の第1導電型の半導体層(
23s)及び(23d)上にオーミックに形成した例え
ば金属電極よりなるソース及びドレイン各電極を示す。
(29s)及び(29d)上の第1導電型の半導体層(
23s)及び(23d)上にオーミックに形成した例え
ば金属電極よりなるソース及びドレイン各電極を示す。
上述した本発明によれば、ゲート絶縁膜(25)を介し
て形成されたゲート電極(24)の被着部、すなわちゲ
ート部の領域(26)のチャンネル形成部の両側には、
それぞれ低不純物濃度半導体層(22)によっで形成さ
れた低不純物濃度領域(30s)及び(30d)が存在
し、これの上にSiO□等の絶縁層すなわちサイドウオ
ール(283)及び(28d)が形成されていることに
よって、領域(30s)及び(30d)の表面には反転
層すなわちデプレッション領域が形成される。
て形成されたゲート電極(24)の被着部、すなわちゲ
ート部の領域(26)のチャンネル形成部の両側には、
それぞれ低不純物濃度半導体層(22)によっで形成さ
れた低不純物濃度領域(30s)及び(30d)が存在
し、これの上にSiO□等の絶縁層すなわちサイドウオ
ール(283)及び(28d)が形成されていることに
よって、領域(30s)及び(30d)の表面には反転
層すなわちデプレッション領域が形成される。
そして、各領域(29s)及び(29d)の深さは、こ
れらがそれぞれ第1導電型半導体1(23s)及び(2
3d)からの不純物の拡散すなわちオートドーピングに
よって形成するようにしたので、その深さを充分薄く、
例えば0.1μ−程度に制御することができ、これら領
域(29s)及び(29d)は、これらの対向端縁側の
低不純物濃度の領域(30s)及び(30d)の深さと
同等ないしはこれより浅くすることができる。
れらがそれぞれ第1導電型半導体1(23s)及び(2
3d)からの不純物の拡散すなわちオートドーピングに
よって形成するようにしたので、その深さを充分薄く、
例えば0.1μ−程度に制御することができ、これら領
域(29s)及び(29d)は、これらの対向端縁側の
低不純物濃度の領域(30s)及び(30d)の深さと
同等ないしはこれより浅くすることができる。
したがってパンチスルー電流の発生を効果的に回避する
ことができ、これがため第3図で説明したようなパンチ
スルー電流を阻止するための高濃度埋込み領域を設ける
必要がないか、あるいはほとんど設ける必要がないこと
から半導体内部を通ずるサブスレッシコールド電流の発
生を効果的に回避できる。
ことができ、これがため第3図で説明したようなパンチ
スルー電流を阻止するための高濃度埋込み領域を設ける
必要がないか、あるいはほとんど設ける必要がないこと
から半導体内部を通ずるサブスレッシコールド電流の発
生を効果的に回避できる。
fた、ゲート電極(24)と第1導電型の半導体層(2
3s)及び(23d)の表面をほぼ同一平面とすること
ができるので、各ソース及びドレイン各電極・(31s
)及び(31d)の被着面とゲート電極(24)への配
線被着面とをほぼ同一の平坦面とすることができ、これ
ら電極ないしは配線の形成のための蒸着に際しての段切
れさらにはフォトリソグラフィにおける段差に基づく精
度の低下等を回避でき、信頼性の向上を図ることができ
る。
3s)及び(23d)の表面をほぼ同一平面とすること
ができるので、各ソース及びドレイン各電極・(31s
)及び(31d)の被着面とゲート電極(24)への配
線被着面とをほぼ同一の平坦面とすることができ、これ
ら電極ないしは配線の形成のための蒸着に際しての段切
れさらにはフォトリソグラフィにおける段差に基づく精
度の低下等を回避でき、信頼性の向上を図ることができ
る。
第2図を参照して本発明の一例を詳細に説明する。
まず、第2図へに示すように例えばp型の低不純物濃度
すなわち高比抵抗のシリコン半導体基板(21)を設け
、その−主面(21a)上に全面的にn型の不純物例え
ばAsを高濃度にドープした半導体層(23s)及び(
23d)を形成する半導体層を厚さ0.5μm以上の例
えば1μmをもって周知の技術の化学的気相成長法CV
Dによって形成し、その一部を環状若しくはストライプ
状にフォトリソグラフィによって選択的にエツチング除
去してこれを挟んでその両側に半導体層(23s)及び
(23d)を形成する。そして、この除去部を通じて例
えばn型のAs不純物をイオン注入して低不純物濃度の
n型またはπ型の半導体層(22)を形成する。
すなわち高比抵抗のシリコン半導体基板(21)を設け
、その−主面(21a)上に全面的にn型の不純物例え
ばAsを高濃度にドープした半導体層(23s)及び(
23d)を形成する半導体層を厚さ0.5μm以上の例
えば1μmをもって周知の技術の化学的気相成長法CV
Dによって形成し、その一部を環状若しくはストライプ
状にフォトリソグラフィによって選択的にエツチング除
去してこれを挟んでその両側に半導体層(23s)及び
(23d)を形成する。そして、この除去部を通じて例
えばn型のAs不純物をイオン注入して低不純物濃度の
n型またはπ型の半導体層(22)を形成する。
次に、第2図Bに示すように半導体71(23s)及び
(23d)間の離間部の側壁面(43s)及び(43d
)を含んで全面的に5iO1等を例えばCV[lによっ
て所要の厚さに被着する。
(23d)間の離間部の側壁面(43s)及び(43d
)を含んで全面的に5iO1等を例えばCV[lによっ
て所要の厚さに被着する。
第2図Cに示すように異方性エツチング例えば反応性イ
オンエツチングRIHによってS i Ot 8% 縁
層(27)をその表面からエツチングしていき、半導体
層(23s)及び(23d)の側壁面(43g)及び(
43d)への被着部を所要の幅をもって残してサイドウ
オール(28g)及び(28d)を形成し、他部を除去
することによって窓(44)を穿設して低不純物濃度半
導体層(22)の中央の一部を外部に臨ましめる。
オンエツチングRIHによってS i Ot 8% 縁
層(27)をその表面からエツチングしていき、半導体
層(23s)及び(23d)の側壁面(43g)及び(
43d)への被着部を所要の幅をもって残してサイドウ
オール(28g)及び(28d)を形成し、他部を除去
することによって窓(44)を穿設して低不純物濃度半
導体層(22)の中央の一部を外部に臨ましめる。
そして第2図りに示すように、このサイドウオール(2
8s)及び(28d)の内側の低不純物濃度半導体N
(22)の表面露出部を例えば熱酸化して340gゲー
ト絶縁膜(25)を被着形成し、その前または後にp型
の不純物をイオン注入によって低不純物濃度半導体11
(22)に−比しては高い不純物濃度をもって導入し
て低濃度第2導電型この例ではp型の半導体領域(26
)を選択的に形成する。
8s)及び(28d)の内側の低不純物濃度半導体N
(22)の表面露出部を例えば熱酸化して340gゲー
ト絶縁膜(25)を被着形成し、その前または後にp型
の不純物をイオン注入によって低不純物濃度半導体11
(22)に−比しては高い不純物濃度をもって導入し
て低濃度第2導電型この例ではp型の半導体領域(26
)を選択的に形成する。
次に第2図Eに示すように全面的に低比抵抗すなわち不
純物が高濃度にドープされた多結晶シリコン層(45)
をCVD法等によって形成する。
純物が高濃度にドープされた多結晶シリコン層(45)
をCVD法等によって形成する。
次に第2図Fに示すようにRIEエツチング等によって
半導体層(23s)及び(23d)上の図示の例ではこ
れの上にゲート絶縁膜(25)の形成と同時に形成され
た絶縁膜(46)上を含んでほぼ一平面を形成する位置
までエツチングする。
半導体層(23s)及び(23d)上の図示の例ではこ
れの上にゲート絶縁膜(25)の形成と同時に形成され
た絶縁膜(46)上を含んでほぼ一平面を形成する位置
までエツチングする。
その後、第1図に示すように、各半導体N(23s)及
び(23d)上に絶縁wi(45)に対して電極窓あけ
を行ってソース及びドレイン各電極(31s)及び(3
1d)と、図示しないがゲート電極(24)に対する配
線の形成を行う。
び(23d)上に絶縁wi(45)に対して電極窓あけ
を行ってソース及びドレイン各電極(31s)及び(3
1d)と、図示しないがゲート電極(24)に対する配
線の形成を行う。
尚、各部の導電型は、図示とは逆の導電型に選定するこ
ともできる。
ともできる。
上述したように本発明によれば、ソース及びドレイン各
領域(29s)及び(29d)を半導体層(23s)及
び(23d)からの不純物のオートドープによって形成
するようにしたので、これを充分薄い0.1μm程度に
することができ、上述したパンチスルー電流の発生を回
避でき、これによってこのパンチスルー電流を阻止する
ための深いイオン注入等による埋込み領域の形成を回避
するか、あるいは殆んど施さないようにすることができ
るのでサブスレソショールト電流の発生を回避できる。
領域(29s)及び(29d)を半導体層(23s)及
び(23d)からの不純物のオートドープによって形成
するようにしたので、これを充分薄い0.1μm程度に
することができ、上述したパンチスルー電流の発生を回
避でき、これによってこのパンチスルー電流を阻止する
ための深いイオン注入等による埋込み領域の形成を回避
するか、あるいは殆んど施さないようにすることができ
るのでサブスレソショールト電流の発生を回避できる。
また、ソース領域及びドレイン領域(29s)及び(2
9d)はこれらを浅く形成するものであるが、これの上
に形成する半導体層(23g)及び(23d)としては
これを例えば上述したような0.5μm以上の厚い例え
ば1.0μmに選定することができるので、ソース及び
ドレインの直列抵抗を充分小とすることができ、またG
、の向上を図ることができる。
9d)はこれらを浅く形成するものであるが、これの上
に形成する半導体層(23g)及び(23d)としては
これを例えば上述したような0.5μm以上の厚い例え
ば1.0μmに選定することができるので、ソース及び
ドレインの直列抵抗を充分小とすることができ、またG
、の向上を図ることができる。
また、ソース及びドレイン各電極(31s)及び(31
d)の被着面とゲート電極への配線被着面とがほぼ同一
平面とすることができるのでこの段差が生ずる場合にお
ける段切れあるいはフォトリソグラフィの精度の低下等
を回避でき信頼性の高い?lIS型半導体装置を得るこ
とができる。
d)の被着面とゲート電極への配線被着面とがほぼ同一
平面とすることができるのでこの段差が生ずる場合にお
ける段切れあるいはフォトリソグラフィの精度の低下等
を回避でき信頼性の高い?lIS型半導体装置を得るこ
とができる。
第1図は本発明による絶縁ゲート型半導体装置の略路線
的拡大断面図、第2図A−Fはその製法の一例の各工程
の路線的断面図、第3図は従来装置の断面図、第4図は
ドレイン電流−ゲート電圧特性曲線図である。 (21)は半導体基板、(23s)及び(23d)は第
1導電型の半導体層、(29s)及び(29d)はソー
ス及びドレイン各領域、(22)は低不純物濃度半導体
層、(24)はゲート電極、(25)はゲート絶縁膜、
(26)は第2導電型の半導体領域である。
的拡大断面図、第2図A−Fはその製法の一例の各工程
の路線的断面図、第3図は従来装置の断面図、第4図は
ドレイン電流−ゲート電圧特性曲線図である。 (21)は半導体基板、(23s)及び(23d)は第
1導電型の半導体層、(29s)及び(29d)はソー
ス及びドレイン各領域、(22)は低不純物濃度半導体
層、(24)はゲート電極、(25)はゲート絶縁膜、
(26)は第2導電型の半導体領域である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、低不純物濃度の半導体層上に、チャンネル部上で離
間する第1導電型の不純物を含有する半導体層が形成さ
れ、 該第1導電型の半導体層が含有する不純物により自己整
合的にソース領域とドレイン領域とが上記低不純物濃度
の半導体層に離間して形成され、 上記第1導電型の半導体層の離間部内にゲート電極がゲ
ート絶縁膜を介して形成され、該ゲート電極直下の上記
低不純物濃度の半導体層に該半導体層よりも高不純物濃
度の第2導電型の領域が設けられてなることを特徴とす
る絶縁ゲート型半導体装置。 2、低不純物濃度の半導体層上にチャンネル部で離間す
る第1導電型の半導体層を形成する工程と、 該第1導電型の半導体層を覆って絶縁層を形成する工程
と、 該絶縁層を異方性エッチングし、上記第1導電型半導体
層の離間部側壁面にサイドウォールを形成する工程と、 該サイドウォールと上記第1導電型の半導体層をマスク
にして第2導電型の不純物をイオン注入して上記離間部
に対応する第2導電型の半導体領域を形成する工程と、 上記離間部にゲート絶縁膜を介してゲート電極を形成す
る工程とを有し、 上記第1導電型の半導体層下に該半導体層からの不純物
の拡散によるソース及びドレイン各領域を形成すること
を特徴とする絶縁ゲート型半導体装置の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4441087A JPS63211762A (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | 絶縁ゲ−ト型半導体装置とその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4441087A JPS63211762A (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | 絶縁ゲ−ト型半導体装置とその製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63211762A true JPS63211762A (ja) | 1988-09-02 |
Family
ID=12690740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4441087A Pending JPS63211762A (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | 絶縁ゲ−ト型半導体装置とその製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63211762A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0291972A (ja) * | 1988-09-29 | 1990-03-30 | Toshiba Corp | 半導体装置の製造方法 |
JPH02218165A (ja) * | 1989-02-17 | 1990-08-30 | Fujitsu Ltd | 電界効果型半導体装置の製造方法 |
US6051473A (en) * | 1996-11-22 | 2000-04-18 | Advanced Micro Devices, Inc. | Fabrication of raised source-drain transistor devices |
US6204128B1 (en) | 1998-10-26 | 2001-03-20 | Matsushita Electronics Corporation | Method for fabricating semiconductor device |
US6566216B1 (en) | 1998-12-18 | 2003-05-20 | Nec Corporation | Method of manufacturing a trench transistor |
-
1987
- 1987-02-27 JP JP4441087A patent/JPS63211762A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0291972A (ja) * | 1988-09-29 | 1990-03-30 | Toshiba Corp | 半導体装置の製造方法 |
JPH02218165A (ja) * | 1989-02-17 | 1990-08-30 | Fujitsu Ltd | 電界効果型半導体装置の製造方法 |
US6051473A (en) * | 1996-11-22 | 2000-04-18 | Advanced Micro Devices, Inc. | Fabrication of raised source-drain transistor devices |
US6204128B1 (en) | 1998-10-26 | 2001-03-20 | Matsushita Electronics Corporation | Method for fabricating semiconductor device |
US6566216B1 (en) | 1998-12-18 | 2003-05-20 | Nec Corporation | Method of manufacturing a trench transistor |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5808340A (en) | Short channel self aligned VMOS field effect transistor | |
KR100366965B1 (ko) | 소스-드레인 확산에 대해 자기 정렬된, 게이트를 통한 절연체 상 실리콘 상보형 모스 바디 콘택트 | |
KR870006676A (ko) | 공유 기판위에 쌍극성 트랜지스터와 상보 mos트랜지스터를 제조하기 위한 공정 | |
JPH0355984B2 (ja) | ||
JPH03145759A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH08139325A (ja) | 半導体装置 | |
US6150693A (en) | Short channel non-self aligned VMOS field effect transistor | |
US20050260818A1 (en) | Semiconductor device and method for fabricating the same | |
JP3692039B2 (ja) | 電界効果制御型トランジスタの製造方法 | |
JP2002033490A (ja) | Soi−mos電界効果トランジスタ製造方法 | |
KR870006675A (ko) | 공유실리콘 기판에 쌍극성 트랜지스터 및 상보 mos-트랜지스터를 동시 제조하기 위한 공정 | |
JPH038343A (ja) | バイポーラトランジスタとその製造方法 | |
US6362025B1 (en) | Method of manufacturing a vertical-channel MOSFET | |
US5895243A (en) | Semiconductor processing method of providing electrical isolation between adjacent semiconductor diffusion regions of different field effect transistors and integrated circuitry having adjacent electrically isolated field effect transistors | |
JPS63211762A (ja) | 絶縁ゲ−ト型半導体装置とその製法 | |
JPH11330473A (ja) | 半導体集積回路装置およびその製造方法 | |
JPH0491481A (ja) | Mis電界効果トランジスタ | |
JPS62285468A (ja) | Ldd電界効果トランジスタの製造方法 | |
JP2003046086A (ja) | 半導体装置及び半導体装置の製造方法 | |
JPH0485968A (ja) | Mos型半導体装置およびその製造方法 | |
KR100287872B1 (ko) | 반도체 소자의 제조방법 | |
JP3656867B2 (ja) | 微細mosトランジスタの製造方法 | |
JPS59138377A (ja) | Misトランジスタ及びその製造方法 | |
KR19980021821A (ko) | 트랜지스터 및 그 제조방법 | |
JP2001257346A (ja) | 半導体集積回路装置 |