JPH07119877B2 - カメラのオ−トズ−ム装置 - Google Patents

カメラのオ−トズ−ム装置

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JPH07119877B2
JPH07119877B2 JP61184025A JP18402586A JPH07119877B2 JP H07119877 B2 JPH07119877 B2 JP H07119877B2 JP 61184025 A JP61184025 A JP 61184025A JP 18402586 A JP18402586 A JP 18402586A JP H07119877 B2 JPH07119877 B2 JP H07119877B2
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zoom
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lens barrel
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JP61184025A
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政昭 小島
真作 稲田
直樹 釜谷
憲一 浜田
秀明 井尾
勉 三上
龍男 井上
一郎 高木
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Sony Corp
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  • Lens Barrels (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、被写体までの距離が可変しても画枠に対する
被写体の大きさを一定とするカメラのオートズーム装置
に関する。
[発明の概要] 本発明は、焦点を自動的に合わすフオーカス回路と、被
写体が移動してカメラと被写体との距離が可変しても画
枠に対する被写体の大きさを一定するズーム回路とを設
けることにより、 動く被写体について画枠に対する大きさを一定にした撮
影を容易に行うことができる。
[従来の技術] ビデオカメラ等においては、撮影者が容易に所望の映像
を映すことができるように種々の撮影機能が備えられて
いる。一般に、オートフオーカス機能とズーム機能を有
し(特開昭59-37510号公報等)、ビユーフアインダの画
枠に被写体をとらえズーム機能にて画枠内における被写
体の大きさを決定するとオートフオーカス機能にて自動
的に焦点が合わされ撮影を行うことができる。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、ビデオカメラが一般家庭に普及し一般家
庭での使用形態を考慮すると“動く人間”を被写体とす
ることが多い。この撮影においては、動く人間(被写
体)を画枠に対して常に一定の大きさに映したい場合が
あり、その場合には撮影者が画枠内の被写体の大きさを
一定にするようズーム用レバーを操作する必要があり、
この操作を適性に行うには相当の熟練を要する。
特に、ビデオカメラが一般家庭に普及し婦人・子供らの
使用が多くなつた今日においては、上述の場合における
撮影操作の簡略化が望まれる。
そこで、本発明は被写体までの距離が可変しても画枠に
対する被写体の大きさを一定とした撮影をできるカメラ
のオートズーム装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するための本発明の構成は、被写体まで
の距離を測る測距手段と、 被写体までの各距離に対して焦点が合うべく予め設定さ
れたフオーカスデータを有し、前記測距手段が測る距離
に対応する前記フオーカスデータに基づきフオーカシン
グレンズの位置を移動させるフオーカス回路と、 被写体までの各距離に対して画枠内の被写体の大きさを
一定とするべく予め設定されたズームデータを有し、前
記測距手段が測る距離に対応する前記ズームデータに基
づきズームレンズの位置を移動させるズーム回路と、 を備えたカメラのオートズーム装置である。
[作用] 従つて、撮影者が画枠内における被写体の大きさを定め
て初期設定をし撮影を開始すると、撮影開始後に被写体
が移動し被写体までの距離が可変しても測距手段が被写
体までの距離を測りフオーカス機構が焦点を合わせると
共にズーム機構が画枠内における被写体の大きさを一定
にするよう作動する。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
第1図から第3図において本発明をビデオカメラに適用
した一実施例が示されている。
第1図において、カメラ本体の固定鏡筒1にはズーム用
鏡筒2が挿入されている。このズーム用鏡筒2は固定鏡
筒1に対し回転自在に支持され、且つ、ズーム用鏡筒2
には係合突起が、固定鏡筒1にはこの係合突起が挿入さ
れるガイド長孔が設けられている。このズーム用鏡筒2
を回転するとこのズーム用鏡筒2内に支持されたズーム
レンズ(図示せず)が軸方向に変位するよう構成されて
いる。
フオーカス用鏡筒3は、前記固定鏡筒1の先端に取り付
けられ、フオーカス用鏡筒3と固定鏡筒1とはヘリコイ
ド結合されフオーカス用鏡筒3を回転するとフオーカス
用鏡筒3内のフオーカシングレンズ(図示せず)が軸方
向に変位するよう構成されている。
前記ズーム用鏡筒2と前記フオーカス用鏡筒3との外周
にはギヤ部4と印刷抵抗部5がそれぞれ設けられてい
る。
前記ギヤ部4にはそれぞれ駆動ギヤ6が噛み合いこの駆
動ギヤ6は減速ギヤ7を介してモータ8に接続されてい
る。この各モータ8はそれぞれズーム回路9及びフオー
カス回路10にて制御される。
前記印刷抵抗部5は逆U字形をなし、この印刷抵抗部5
には前記固定鏡筒1に支持された接触子11が接触してい
る。この各接触子11はズーム回路9及びフオーカス回路
10に接続され前記ズーム用鏡筒2及びフオーカス用鏡筒
3の回転位置に対応する電圧値をズーム回路9及びフオ
ーカス回路10に入力し、ズーム用鏡筒2及びフオーカス
用鏡筒3の回転をフイードバツク制御するためのもので
ある。
測距手段12は、近赤外線を被写体13に発射しその反射光
をシリコンフオトダイオード上に結像させ被写体13まで
の距離による入射角の相違から被写体13までの距離を測
る赤外線方式が用いられ、この測距手段12のデータはフ
オーカス回路10及びフオーカス回路10を介してズーム回
路9に出力される。
このフオーカス回路10は、前記測距手段12の出力するデ
ータに応じて焦点を合わすべくモータ8に駆動信号を出
力しフオーカス用鏡筒3を所定角度(θf)だけ回転す
る。
この焦点距離は被写体13までの距離(s)により一義的
に定まり被写体13までの各距離(s)に基づいて焦点が
合うべく予め設定されたフオーカスデータにてモータ8
に所定の駆動信号を出力するものである。
前記ズーム回路9は、前記測距手段12が測る距離に基づ
いて第2図に示すようにビユーフアインダの画枠14内に
おける被写体13の大きさを一定にするべくズーム用鏡筒
2を所定角度(θz)だけ回転してズームレンズの位置
を変位する。
即ち、画枠14内における被写体13の大きさ(β)は、β
=f/(f−s)の式で決定される。この式を焦点距離
(f)の式に書き代えると、f={β/(β−1)}・
sとなる。従つて、画枠14内における被写体13の大きさ
(β)を一定とするための焦点距離(f)が被写体13ま
での距離(s)より一義的に定まる。この焦点距離
(f)とするべく予め設定されたズームデータにてモー
タ8に所定の駆動信号を出力するものである。
この実施例では、画枠14内における被写体13の大きさ
(β)は任意に設定することはできず、第2図に示すよ
うなほぼ人間の上半身を映すことが可能なバストシヨツ
ト(β1)とほぼ人間の全身を映すことが可能なフルシ
ヨツト(β2)とをズームスイツチSWにて選択できるよ
う構成されている。
このズームスイツチSWは、オートズームオフ端子t0
バストシヨツト端子t1とフルシヨツト端子t2とを有
し、これらの端子t0〜t2を選択的に接続できる。オー
トズームオフ端子t0が選択された場合には前記ズーム
回路9は作動せずフオーカス回路10のみが作動する。バ
ストシヨツト端子t1又はフルシヨツト端子t2が選択さ
れた場合にはズーム回路9及びフオーカス回路10共に作
動する。そして、バストシヨツト(β1)又はフルシヨ
ツト(β2)におけるフオーカス用鏡筒3及びズーム用
鏡筒2の回転角(θf)、(θz)は、上述したように被
写体13までの距離(s)から一義的に定まり第3図に示
すような関係になる。従つて、この実施例ではフオーカ
ス回路10及びズーム回路9は第3図に示す特性線図に添
うようフオーカス用鏡筒3及びズーム用鏡筒2を回転す
べく構成されている。
以下、上記構成の作用について説明する。
被写体13が人間であり上半身のみを映したい場合にはズ
ームスイツチSWでバストシヨツト端子t1を選択しビユ
ーフアインダの画枠14に被写体13をとらえて撮影スイツ
チ(図示せず)をオンにする。すると、第3図に示すよ
うに、例えば被写体13がカメラより5メートル離れてい
るとフオーカス用鏡筒3が絶対位置より約20°の位置ま
で回転しズーム用鏡筒2が絶対位置より約37°の位置ま
で回転する。そして、例えば被写体13がカメラにしだい
に近づいて来ると、第2図の特性線図に添うようにフオ
ーカス用鏡筒3及びズーム用鏡筒2がそれぞれ回転す
る。最終的に被写体13がカメラより2.5メートルの距離
に近づくとフオーカス用鏡筒3は絶対位置より約40°の
回転位置に、また、ズーム用鏡筒2は絶対位置より約78
°の回転位置まで回転し、被写体13が移動しても画枠に
対する被写体13の大きさが常に一定となる撮影ができ
る。
尚、この実施例においては画枠14における被写体13の大
きさをバストシヨツト(β1)とフルシヨツト(β2)と
の二種類しか設定できないが、被写体13までの距離
(s)と、画枠14内における全ての被写体13の大きさ
(β)に対するフオーカス用鏡筒3及びズーム用鏡筒2
の回転角(θf),(θz)との対応データをメモリに記
憶しこのデータによりフオーカス用鏡筒3とズーム用鏡
筒2との回転を制御するように構成すれば任意の大きさ
についてオートズームが可能となる。
また、この実施例ではビデオカメラに適用した例を示し
たがスチルカメラに適用することもできる。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、測距手段と自動的に
フオーカシングレンズの焦点を合わせるフオーカス回路
と画枠内における被写体の大きさを一定とするようズー
ムレンズの位置を移動させるズーム回路とからカメラの
オートズーム装置を構成したので、動く被写体について
画枠に対する大きさを一定にする撮影を容易に行うこと
ができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、フオーカス回路が被写体までの
各距離に対して焦点が合うべく予め設定されたフオーカ
スデータを有し、又、ズーム回路が被写体までの各距離
に対して画枠内の被写体の大きさを一定とするべく予め
設定されたズームデータを有するので、測距手段の出力
に対して応答性が速く、被写体の動きに対して迅速に追
従できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の実施例を示し、第1図はオ
ートズーム装置の作動を示すブロツク図、第2図は画枠
内の被写体を示す図、第3図はバストシヨツト(β1
とフルシヨツト(β2)との特性線図である。 9……ズーム回路、10……フオーカス回路、12……測距
手段、13……被写体、14……画枠。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浜田 憲一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 井尾 秀明 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 三上 勉 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 井上 龍男 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 高木 一郎 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−38917(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体までの距離を測る測距手段と、 被写体までの各距離に対して焦点が合うべく予め設定さ
    れたフオーカスデータを有し、前記測距手段が測る距離
    に対応する前記フオーカスデータに基づきフオーカシン
    グレンズの位置を移動させるフオーカス回路と、 被写体までの各距離に対して画枠内の被写体の大きさを
    一定とするべく予め設定されたズームデータを有し、前
    記測距手段が測る距離に対応する前記ズームデータに基
    づきズームレンズの位置を移動させるズーム回路と、 を備えたことを特徴とするカメラのオートズーム装置。
JP61184025A 1986-08-05 1986-08-05 カメラのオ−トズ−ム装置 Expired - Lifetime JPH07119877B2 (ja)

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JPS6340111A JPS6340111A (ja) 1988-02-20
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