JPH07119504B2 - 内樋式屋根ユニット - Google Patents

内樋式屋根ユニット

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JPH07119504B2
JPH07119504B2 JP2185745A JP18574590A JPH07119504B2 JP H07119504 B2 JPH07119504 B2 JP H07119504B2 JP 2185745 A JP2185745 A JP 2185745A JP 18574590 A JP18574590 A JP 18574590A JP H07119504 B2 JPH07119504 B2 JP H07119504B2
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JP
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roof
gutter
unit
roof unit
inner gutter
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清 平井
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Misawa Homes Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、内樋式屋根ユニットに係り、ユニット住宅の
屋根等に利用できる。
〔背景技術〕
従来より、住宅の屋根には雨水を集めて排水するために
雨樋が設けられている。一般の住宅に設けられる雨樋
は、屋根の軒側端縁に沿って取付けられる外樋と呼ばれ
るものである。
一方、外観等を考慮して、屋根の端部に雨樋を内装した
内樋と呼ばれる構造も採用されている。
ところで、ユニット住宅は、予め工場で製作された居室
ユニットや屋根ユニット等を建築現場で組み立てて建て
られるものである。このようなユニット住宅において
は、雨樋が屋根略全体を廻るように配置する必要がある
等から、専ら各ユニットの組立て後に設置される外樋が
採用されていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、前述した外樋においては、屋根の軒側端縁が
高い位置にあるので、取付作業が面倒である。特に、ユ
ニット住宅では基本的に不要であるはずの足場が必要に
なり、屋根に対して作業時に歩行するための保護が必要
になる等、現場作業が煩雑なものなるという問題があっ
た。
本発明の目的は、建築現場での作業を容易にすることが
できる内樋式屋根ユニットを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、ユニット住宅の屋根部分に複数配列されるの
軒側端縁に沿って内樋を設けるとともに、隣接する屋根
ユニットの内樋の端部を互いに連結できるようにしたも
のである。
〔作 用〕
このような本発明では、予め内樋が組込まれた屋根ユニ
ットを建築現場で組立て、各々の内樋どうしを連結する
ことで雨樋が形成される。従って、雨樋の取付けの大部
分を予め工場で行え、現場での取付作業等が不要にな
る。特に、屋根ユニットの内樋の連結作業は部分的な作
業となるので、脚立等を用いて簡単に行え、ユニット住
宅を廻るような大規模な足場や屋根の保護等の準備作業
が不要になり、これらにより前記目的が達成される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図には本発明の第1実施例が示されて
いる。本実施例のユニット住宅1は、基礎2の上に載置
された複数の居室ユニット3により居室部4が形成され
るものである。そして、居室部4の上面側の屋根部5に
は、複数の屋根ユニット10が配置され、これらの屋根ユ
ニット10には、その軒先端縁に沿って雨樋20が設けられ
ている。
屋根ユニット10は、屋根部5の桁方向両側に順次配列さ
れる端部屋根ユニット11、中間部屋根ユニット12および
端部屋根ユニット13で構成される。各ユニット11〜13は
各々上面が傾斜して断面略くさび形に形成されたもので
ある。
雨樋20は、屋根ユニット11〜13の軒先端縁に予め設けら
れた内樋21〜23から構成される。これらの内樋21〜23
は、例えば塩化ビニールで表面が被覆された鋼板等から
なるものである。このうち内樋21,22と内樋23とは互い
に逆方向に向かって下る水勾配を有し、内樋22と内樋23
とは各々の端板で仕切られている。また、内樋21と内樋
22とは同一傾斜の水勾配を有し、互いに隣接する端部が
同じ高さにされて連結可能になっている。
第2図には、内樋21,22の連結部分が示されている。図
において、屋根ユニット11の内樋21は、屋根ユニット12
の内樋22より若干寸法の大きい開口を有するものになっ
ている。一方、屋根ユニット12の内樋22の端部の裏側に
は、熱溶着性の防水シート24が貼り付けられている。
防水シート24は、屋根ユニット12側から屋根ユニット11
側に突出した突出部24Aを備えている。この突出部24A
は、先に取付けておいた屋根ユニット11の隣に屋根ユニ
ット12を取付けることにより、内樋22の端部表面に設け
られた溶着部25にあてがわれるようになっている。内樋
21,22は、溶着部25と突出部24Aとを焼きごて等で熱溶着
することで互いに連結される。
ここで、内樋21,22の底部分の角は、できるだけ大きな
曲率を有して丸められており、防水シート24があてられ
る内樋21の溶着部25全体に対し、焼きごて等を容易かつ
確実に押しつけることが可能になっている。
第1図に戻って、雨樋20の各水勾配の最低位置となる端
部には、排水管14が接続され、この排水管14は、ユニッ
ト住宅1の各コーナー部分に配置された縦樋15に接続さ
れている。これにより、雨樋20で受け止めた雨水等は両
端部に集められ、順次排水されるようになっている。
このような本実施例では、次のような手順で組立作業が
行われる。
まず、居室ユニット3および屋根ユニット10を予め製作
しておく。この際、各屋根ユニット11〜13に内樋21〜23
を設置しておく。
次いで、これらの居室ユニット3および屋根ユニット10
を予め打設しておいた基礎2の上に組み立ててユニット
住宅1を建てる。
続いて、屋根ユニット11,12の連結部分に脚立や梯子を
配置し、これらの脚立や梯子を利用して内樋21,22の連
結し、ユニット住宅1の屋根部5の作業を完了させる。
前述のような本実施例によれば、次のような効果があ
る。
すなわち、雨樋20を予め各屋根ユニット11〜13に設置さ
れる内樋21〜23とすることで、別途雨樋の取付作業を不
要にでき、かつ、内樋21,22の連結作業を部分的な作業
とすることで、足場の組立および屋根の保護等の準備作
業を不要にでき、これらにより建築現場での作業を容易
にできる。
また、内樋21〜23は工場等で予め設置しておくことがで
き、内樋21〜23の周辺の防水処理も工場で行えるように
なり、屋根ユニット11〜13の防水処理を確実なものにで
きる。
さらに、内樋21,22の底部分の角をできるだけ大きな曲
率を有して丸めたので、内樋21,22の底部分の角に向か
って焼きごて等を防水シート24に押しつけても防水シー
ト24が切れることがなく、防水シート24の破損が未然に
防止され、防水シート24を容易かつ確実に溶着できる。
従って、雨樋20としての確実な排水性能を確保できる。
第3図ないし第5図には、本発明の第2実施例が示され
ている。本実施例では、前記実施例における内樋の連結
方法を溶着式から嵌合式にしたものである。
すなわち、第3図に示されるように、屋根ユニット11に
は内樋21Aが、屋根ユニット12には内樋22Aが各軒先端縁
に沿って設置されている。
屋根ユニット12の内樋22Aはその端部を屋根ユニット11
側に突出させている。この端部の上部には、屋根ユニッ
ト12の傾斜方向に開いた一対のフランジ26が設けられて
いる。
屋根ユニット11の内樋21Aは内樋22Aより若干寸法の大き
い開口を有している。この内樋21Aの屋根ユニット12側
の端部には、所謂コンプリフォーム等からなるパッキン
27が内樋22Aの長手方向に沿って複数配列されている。
これらの内樋21A,22Aの連結は、先に取付けられた屋根
ユニット11の隣に屋根ユニット12を取付けるとともに、
内樋21Aの端部に内樋22Aの端部を嵌め込むことで行われ
るようになっている。
ここで、第4図に示すように、内樋22Aの両側壁は、底
部に向かって互いに接近するようにテーパー状に形成さ
れ、内樋21Aに内樋22Aが容易に嵌め込めるようになって
いる。
また、第5図に示すように、パッキン27は、内樋21A,22
Aに挟まれて圧縮保持されることで、内樋21A,22Aの両方
に密着して水の侵入を防止するようにされている。さら
に、パッキン27が介装された内樋22Aと内樋21Aとの隙間
の入口は、内樋22Aの端面に沿って塗布されたコーキン
グ剤28で塞がれている。これらのパッキン27およびコー
キング剤28によって内樋21A,22Aの連結部分における防
水処理がなされている。
このような本実施例においても前記第1実施例と同様な
作用、効果を得ることができる他、内樋21A,22Aが被覆
のない金属製である等、熱溶着ができない場合にも内樋
21A,22Aの連結が行えるという効果を付加できる。
なお、本発明は前述の各実施例に限定されるものではな
く、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は
本発明に含まれるものである。
例えば、前記各実施例では、内樋の連結を防水シート24
等の溶着やパッキン27を介した嵌合で行っていたが、こ
れに限らず、内樋の端部を互いに接着剤や有機溶剤で接
着して連結を行ってもよく、要するに、連結部分の確実
な防水処理がなされる連結方法であればよい。
また、内樋の材質は、前記実施例で示した塩化ビニール
を被覆した鋼板に限らず、例えばプラスチックや他の金
属でもよく、その材質は限定されない。さらに、内樋の
形状は、底部の角が丸められたもの、あるいは、その両
側壁がテーパー状に形成されたものに限らず、例えば、
複数の平面を連続させて断面形状を略U字形にしたもの
や断面V字形のもの等でもよく、連結方式に応じて内樋
の具体的形状を適宜選択すればよい。
本発明は、前記実施例で示された傾斜屋根に限らず、例
えば、一つのほぼ水平な平面で構成される所謂陸屋根等
にも適用できる他、多様な形状の屋根に適用できる。
〔発明の効果〕
前述のように、本発明の内樋式屋根ユニットによれば、
建築現場での作業を容易にすることができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の第1実施例を示し、第1
図は同実施例に係るユニット住宅の全体を示す分解状態
の斜視図、第2図は同実施例の要部を示す分解状態の斜
視図、第3図〜第5図は本発明の第2実施例を示し、第
3図は同実施例の要部を示す分解状態の斜視図、第4図
は同実施例の内樋の断面図、第5図は同実施例の要部の
断面図である。 1……ユニット住宅、11〜13……屋根ユニット、21〜2
3,21A,22A……内樋。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ユニット住宅の屋根部分に複数配列される
    屋根ユニットであって、これら各屋根ユニットの軒側端
    縁に沿って内樋が設けられるとともに、隣接する屋根ユ
    ニットの内樋の端部が互いに連結されることを特徴とす
    る内樋式屋根ユニット。
JP2185745A 1990-07-13 1990-07-13 内樋式屋根ユニット Expired - Fee Related JPH07119504B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111364702A (zh) * 2020-03-17 2020-07-03 安徽世慧科技有限公司 一种组合拼接式屋面雨水沟

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2505091B2 (ja) * 1992-08-26 1996-06-05 ミサワホーム株式会社 雨樋付き屋根構造
JP2505092B2 (ja) * 1992-08-26 1996-06-05 ミサワホーム株式会社 屋根の施工方法

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