JPH0230573Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0230573Y2 JPH0230573Y2 JP1983094632U JP9463283U JPH0230573Y2 JP H0230573 Y2 JPH0230573 Y2 JP H0230573Y2 JP 1983094632 U JP1983094632 U JP 1983094632U JP 9463283 U JP9463283 U JP 9463283U JP H0230573 Y2 JPH0230573 Y2 JP H0230573Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gutter
- groove
- rain
- rain gutter
- girder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 26
- NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N acrylic acid group Chemical group C(C=C)(=O)O NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
- Residential Or Office Buildings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はカーポート、テラス屋根等における樋
装置に関する。
装置に関する。
(従来技術)
最近、この種の樋装置としては、実開昭57−
168606号公報に示されているように、桁材の中空
部の上面に樋溝を開口形成するとともに、垂木と
屋根材端部とを支持させる例が知られている。
168606号公報に示されているように、桁材の中空
部の上面に樋溝を開口形成するとともに、垂木と
屋根材端部とを支持させる例が知られている。
しかしながら、樋溝は桁材の中空部の上部に形
成されているので、この樋溝に雨樋を連結するた
めには、桁材の中空部に樋溝と雨樋とを接続する
パイプを通すための加工をしなければならず、桁
材の中空部は外部から見えにくいので、施工が面
倒であつた。
成されているので、この樋溝に雨樋を連結するた
めには、桁材の中空部に樋溝と雨樋とを接続する
パイプを通すための加工をしなければならず、桁
材の中空部は外部から見えにくいので、施工が面
倒であつた。
また、桁材の上面には樋溝と屋根材端部と垂木
とを配設しなければならないことになる。この場
合、樋溝はその雨受け機能上あまり幅を挟くする
ことができないが、垂木も同様にその支持強度上
あまりその断面径を小さくすることはできない。
したがつて、従来の樋装置においては、樋溝と垂
木との寸法の取り合いが難しく、両者最低限で満
足する程度のところで妥協せざるをえなかつた。
とを配設しなければならないことになる。この場
合、樋溝はその雨受け機能上あまり幅を挟くする
ことができないが、垂木も同様にその支持強度上
あまりその断面径を小さくすることはできない。
したがつて、従来の樋装置においては、樋溝と垂
木との寸法の取り合いが難しく、両者最低限で満
足する程度のところで妥協せざるをえなかつた。
(考案の目的)
本考案は上記欠点を解消し、カーポート等にお
ける桁材上面を屋根の支持のために充分に利用す
ることができると同時に、雨樋の取付け施工も楽
な樋装置を提供することを目的とする。
ける桁材上面を屋根の支持のために充分に利用す
ることができると同時に、雨樋の取付け施工も楽
な樋装置を提供することを目的とする。
(目的を達成するための手段)
上記目的を達成するため、本考案に係るカーポ
ート等の樋装置は、列設された複数の支柱の上端
面に断面中空の桁材を支持させ、該桁材の上面の
見込み幅方向の内側及び外側にそれぞれ垂木及び
屋根材を支持させるとともに、上記桁材の外側面
の上部には、断面L字状のL字状片を上記支柱の
外側面より外側方に張出し状に設けることにより
樋溝を形成し、該樋溝の溝底を構成する上記L字
状片の底壁の見込み幅を雨樋の上端を連結可能な
幅に形成し、該底壁に上記雨樋の上端を連結し、
且つ該雨樋を上記支柱の外側面に取付けたことを
特徴とする。
ート等の樋装置は、列設された複数の支柱の上端
面に断面中空の桁材を支持させ、該桁材の上面の
見込み幅方向の内側及び外側にそれぞれ垂木及び
屋根材を支持させるとともに、上記桁材の外側面
の上部には、断面L字状のL字状片を上記支柱の
外側面より外側方に張出し状に設けることにより
樋溝を形成し、該樋溝の溝底を構成する上記L字
状片の底壁の見込み幅を雨樋の上端を連結可能な
幅に形成し、該底壁に上記雨樋の上端を連結し、
且つ該雨樋を上記支柱の外側面に取付けたことを
特徴とする。
(実施例)
以下、図面によつて本考案の実施例について説
明する。
明する。
図において、符号Aはカーポートを示す。この
カーポートAは地上に二列に立設した複数の支柱
1,1…上に屋根2を配設したもので、各列の支
柱1,1…上端面に支持された桁材3,3の上部
内側及び外側にそれぞれアーチ方の垂木4,4…
及び屋根材2aを支持させたものである。
カーポートAは地上に二列に立設した複数の支柱
1,1…上に屋根2を配設したもので、各列の支
柱1,1…上端面に支持された桁材3,3の上部
内側及び外側にそれぞれアーチ方の垂木4,4…
及び屋根材2aを支持させたものである。
桁材3,3はブラケツト等により支持1,1…
の上端面に支持固着されている。この桁材3,3
は、断面方形の中空部3a,3aを有するととも
に、各中空部3aの上面の見込み幅方向の内側に
は垂木4を固定するブラケツト16の固定用溝1
0が形成され、外側には屋根材用嵌合溝12が形
成されている。また、上記中空部3aの下面には
方杖19のブラケツト固定用溝11が形成されて
いる。
の上端面に支持固着されている。この桁材3,3
は、断面方形の中空部3a,3aを有するととも
に、各中空部3aの上面の見込み幅方向の内側に
は垂木4を固定するブラケツト16の固定用溝1
0が形成され、外側には屋根材用嵌合溝12が形
成されている。また、上記中空部3aの下面には
方杖19のブラケツト固定用溝11が形成されて
いる。
左右両側の桁材3,3の中空部3a,3aの上
端部には間隔をおいて複数のアーチ形の垂木4,
4…が架け渡され、該垂木4,4…の両端部及び
上端部はそれぞれブラケツト16,16を介して
桁材3,3の上面及び棟木5に支持固定されてい
る。屋根2は桁材3,3の上面及び棟木5に形成
された屋根材用嵌合溝12,12に、アーチ形に
弯曲したアクリル板等から成る屋根材2aの上下
端部を嵌着するとともに、該屋根材2aの表裏両
面を垂木4,4…と垂木カバー4a,4a…との
間に挟持固定することにより構成されている。
端部には間隔をおいて複数のアーチ形の垂木4,
4…が架け渡され、該垂木4,4…の両端部及び
上端部はそれぞれブラケツト16,16を介して
桁材3,3の上面及び棟木5に支持固定されてい
る。屋根2は桁材3,3の上面及び棟木5に形成
された屋根材用嵌合溝12,12に、アーチ形に
弯曲したアクリル板等から成る屋根材2aの上下
端部を嵌着するとともに、該屋根材2aの表裏両
面を垂木4,4…と垂木カバー4a,4a…との
間に挟持固定することにより構成されている。
18,18はビード材である。
上記支柱1の外側面と隣接する前後側面と桁材
3,3との間には方杖19が設けられている。
3,3との間には方杖19が設けられている。
次に、上記カーポートAの桁材3,3の両外側
面の上部には樋溝S,Sが形成されている。各樋
溝Sは、断面L字状のL字状片7を支柱1の外側
面よりも外側方に張出し状に設けることにより形
成されている。また、該樋溝Sの溝底を構成する
上記L字状片7の底壁7aの見込み幅は、雨樋8
の上端を連結可能な幅に形成されている。そし
て、樋溝S,Sの底壁7a,7aには樋孔7b,
7bが形成され、該樋孔7b,7bには雨樋8,
8の上端が直接に連結されている。
面の上部には樋溝S,Sが形成されている。各樋
溝Sは、断面L字状のL字状片7を支柱1の外側
面よりも外側方に張出し状に設けることにより形
成されている。また、該樋溝Sの溝底を構成する
上記L字状片7の底壁7aの見込み幅は、雨樋8
の上端を連結可能な幅に形成されている。そし
て、樋溝S,Sの底壁7a,7aには樋孔7b,
7bが形成され、該樋孔7b,7bには雨樋8,
8の上端が直接に連結されている。
なお、樋溝Sは屋根材2aの下端部に臨んで開
口し、その両端開口部はキヤツプ13によつて閉
塞されている。
口し、その両端開口部はキヤツプ13によつて閉
塞されている。
次に、雨樋8,8は支柱1,1の側面にブラケ
ツト15を介して取付けられている。雨樋8は管
部8a,8bを弾性を有する蛇腹状の案内部材1
4を介して連結したもので、雨樋8の上端開口部
はブラケツト15により樋溝Sの下端部に固定さ
れ、樋溝Sに設けられた樋孔7bを介して樋溝S
に連通し、下端は地面に向つて開口している。上
記案内部材14は、雨樋8の支柱1における固定
位置と樋溝Sにおける固定位置とが直線状になつ
ていない場合に設ければよい。
ツト15を介して取付けられている。雨樋8は管
部8a,8bを弾性を有する蛇腹状の案内部材1
4を介して連結したもので、雨樋8の上端開口部
はブラケツト15により樋溝Sの下端部に固定さ
れ、樋溝Sに設けられた樋孔7bを介して樋溝S
に連通し、下端は地面に向つて開口している。上
記案内部材14は、雨樋8の支柱1における固定
位置と樋溝Sにおける固定位置とが直線状になつ
ていない場合に設ければよい。
上記雨樋構成により、屋根面に沿つて流れ落ち
た雨水は、屋根材2aの外側に配置された樋溝
S,Sに導かれ、さらに樋孔7b,7bから雨樋
8,8に案内されて地上に排出される。
た雨水は、屋根材2aの外側に配置された樋溝
S,Sに導かれ、さらに樋孔7b,7bから雨樋
8,8に案内されて地上に排出される。
(考案の効果)
以上詳しく説明したように、本考案に係る樋装
置によれば、雨樋を連結できる幅のL字状片を桁
材の外側面に、支柱の外側面より外側方に張り出
し状に設けたので、雨樋の上端をL字状片の底壁
に直接に連結することができ、したがつて従来の
ように桁材中空部に樋溝と雨樋を接続するパイプ
を通すための特別な加工を必要とせず、施工が楽
である。
置によれば、雨樋を連結できる幅のL字状片を桁
材の外側面に、支柱の外側面より外側方に張り出
し状に設けたので、雨樋の上端をL字状片の底壁
に直接に連結することができ、したがつて従来の
ように桁材中空部に樋溝と雨樋を接続するパイプ
を通すための特別な加工を必要とせず、施工が楽
である。
また、上記L字状片を桁材の外側面の上部に形
成したから、雨樋を直接樋溝に連結することがで
きるほか、樋溝を必要以上に深くならないように
することができる。
成したから、雨樋を直接樋溝に連結することがで
きるほか、樋溝を必要以上に深くならないように
することができる。
さらに、桁材の上面はその見込み幅方向におい
て屋根材と垂木とを支持するためにのみ利用する
ことができるので、充分に大きな断面を有し、強
度の高い垂木を安定に支持することができ、ま
た、樋溝も雨水を受けるための充分な溝幅を得る
ことができる。
て屋根材と垂木とを支持するためにのみ利用する
ことができるので、充分に大きな断面を有し、強
度の高い垂木を安定に支持することができ、ま
た、樋溝も雨水を受けるための充分な溝幅を得る
ことができる。
加えて、L字状片は支柱の外側面より外側方に
張出し状に設けられているので、雨樋は支柱の外
側面に取付けることができる。このため、支柱の
上記外側面に隣接する側面を、桁材との間に設け
られた方杖の取付け部として利用することができ
る。
張出し状に設けられているので、雨樋は支柱の外
側面に取付けることができる。このため、支柱の
上記外側面に隣接する側面を、桁材との間に設け
られた方杖の取付け部として利用することができ
る。
なお、本考案に係る樋装置は、カーポートのほ
かテラス屋根等に適用することができるものであ
る。
かテラス屋根等に適用することができるものであ
る。
第1図は本考案に係る樋装置とともに示すカー
ポートの側面図、第2図はその正面図であり、第
3図は第1図の−線上の拡大断面図である。 符号A……カーポート、S……樋溝、1……支
柱、2……屋根、2a……屋根材、3……桁材、
4……垂木、7……L字状片、7a……底壁、8
……雨樋。
ポートの側面図、第2図はその正面図であり、第
3図は第1図の−線上の拡大断面図である。 符号A……カーポート、S……樋溝、1……支
柱、2……屋根、2a……屋根材、3……桁材、
4……垂木、7……L字状片、7a……底壁、8
……雨樋。
Claims (1)
- 列設された複数の支柱の上端面に断面中空の桁
材を支持させ、該桁材の上面の見込み幅方向の内
側及び外側にそれぞれ垂木及び屋根材を支持させ
るとともに、上記桁材の外側面の上部には、断面
L字状のL字状片を上記支柱の外側面より外側方
に張出し状に設けることにより樋溝を形成し、該
樋溝の溝底を構成する上記L字状片の底壁の見込
み幅を雨樋の上端を連結可能な幅に形成し、該底
壁に上記雨樋の上端を連結し、且つ該雨樋を上記
支柱の外側面に取付けたことを特徴とするカーポ
ート等の樋装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9463283U JPS601820U (ja) | 1983-06-20 | 1983-06-20 | カ−ポ−ト等の樋装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9463283U JPS601820U (ja) | 1983-06-20 | 1983-06-20 | カ−ポ−ト等の樋装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS601820U JPS601820U (ja) | 1985-01-09 |
JPH0230573Y2 true JPH0230573Y2 (ja) | 1990-08-17 |
Family
ID=30226423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9463283U Granted JPS601820U (ja) | 1983-06-20 | 1983-06-20 | カ−ポ−ト等の樋装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS601820U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH082286Y2 (ja) * | 1989-07-31 | 1996-01-24 | 東洋エクステリア株式会社 | 水平屋根の雨仕舞装置 |
JP4749509B1 (ja) * | 2010-03-25 | 2011-08-17 | シャープ株式会社 | 構造物用架台、その架台の施工方法、及びその架台を用いた太陽光発電システム |
JP5924905B2 (ja) * | 2011-11-07 | 2016-05-25 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 回転式ホーム上屋の構築方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6132069Y2 (ja) * | 1979-12-12 | 1986-09-18 | ||
JPS57168606U (ja) * | 1981-04-20 | 1982-10-23 |
-
1983
- 1983-06-20 JP JP9463283U patent/JPS601820U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS601820U (ja) | 1985-01-09 |
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