JP3709247B2 - 温室の屋根などの取付構造および取付方法 - Google Patents
温室の屋根などの取付構造および取付方法 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は温室の屋根などの取付構造および取付方法に関する。さらに詳しくは、温室の屋根や壁の構造材に、ガラスなどの透光板を取り付ける構造および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の温室の屋根のガラス板は、瓦と同じように、下側のガラス板の上端の上に上側のガラス板の下端を重ねるようにしている。しかし風が強い場合にガラス板が煽られるので、ガラス一枚の大きさを大きくすることができない。そこで本出願人は、上下のガラス板同士を重ねずに、母屋材と垂木とでガラス板の周囲を囲んで固定する屋根構造によりガラス板を大型化することを提案している(特開平7−99843号公報など参照)。
【0003】
その構造では、たとえば図7に示すように、H形鋼などからなる柱101や傾斜梁102で基本的な骨組みを組み立て、それらの複数本の傾斜梁102の上に水平方向に母屋材(継ぎ材)103を渡し掛ける。さらに母屋材103を押さえるように垂木104を傾斜梁102に固定する。ガラス板105は母屋材103や垂木104の上に乗せて垂木キャップで押さえたり、母屋材103に形成した溝に嵌合させることにより、母屋材103と垂木104で構成される矩形状の枠に取り付ける。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記本出願人が提案した構造は、ガラス板105の周囲を囲むように固定するので、ガラス板105の保持強度が高く、そのため1枚のガラス板を大きくすることができる。それによって施工工事の期間を従来のものに比してかなり短縮することができる。しかしその場合でも、母屋材103や垂木104を1本ずつ傾斜梁102などの上に順次固定していくので、現場での作業時間がかなりかかり、雨が降った場合の工事の遅れが問題になる。
【0005】
本発明は、前記の構造の利点を損なうことなく、あらかじめ工場などで製作しておく部分をできるだけ多くし、それにより施工現場での組み立て作業に要する時間を短縮することができる、大型のガラス板を用いる温室の屋根などの取付構造および取付方法を提供することを技術課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の温室の屋根などの取付構造の基本構成は、
(a)互いに平行に配置される長尺材からなる一対の垂木と、その一対の垂木同士を所定の間隔をあけて連結する複数本の母屋材とから、枠状ないし梯子状に形成される枠体と、
(b)上記の枠体における垂木と母屋材からなるそれぞれの区画に取り付けられる透光板と、
(c)隣接する垂木同士を締結する手段と、
(d)隣接する枠体の垂木同士の隙間を覆うように、2本の垂木に跨って締結され、同時にそれぞれの枠体の透光板を枠体の上面に挟み付ける垂木キャップ
とからなることを特徴としている。
【0007】
上記の取り付け構造においては、前記一対の垂木を互いに開口部同士が向き合うように配置される溝形鋼とし、前記母屋材を開口部が上側を向くように配置される溝形鋼とし、さらに母屋材および垂木の内部空間同士が樋を形成するように互いに連続させるのが好ましい。また垂木および母屋材を軽量リップ付き溝型鋼とする場合は、垂木のリップ部を、母屋材との接続部で内部空間同士が連続するように切り欠くのが好ましい。
【0008】
さらに前記枠体は、屋根の左右の勾配部分を一体にした、屋根型の枠体とするのが一層好ましい。なお枠体の垂木は、傾斜梁を兼ねるものとするのが好ましい。しかしあらかじめ柱材の上に設けたH型鋼などの梁材の上に重ねて取り付けるものであってもよく、その場合はたとえば軽量溝型鋼などで構成することができる。
【0009】
本発明の温室の屋根などの取り付け方法は、
(a)あらかじめ、互いに平行に配置される長尺材からなる一対の垂木と、その一対の垂木同士を所定の間隔をあけて連結する複数本の母屋材とから、所望個数の枠状ないし梯子状の枠体を形成し、さらにそれぞれの枠体における垂木と母屋材からなるそれぞれの区画に透光板を取り付けておき、
(b)地面に複数本の柱材を立設し、
(c)それらの柱材の上に、前記透光板を取り付けた枠体を乗せて柱材に締結し、
(d)つぎの枠体を柱材の上に載せて締結すると共に、隣接する枠体と締結し、
(e)さらに垂木キャップを、隣接する枠体の垂木同士および透光板同士の隙間を覆うように配置し、枠体の上面に透光板を挟み付けた状態で締結する、
ことを特徴としている。
【0010】
このような取り付け方法においても、前記枠体は、屋根の左右の勾配部分を一体にした、屋根型の枠体とするのが一層好ましい。また枠体の垂木は、傾斜梁を兼ねるものとするのが好ましいが、梁材の上に重ねて取り付けるものであってもよい。その場合はたとえば柱材の上にH形鋼などからなる梁材を柱材の上に設けておき、その上に軽量溝型鋼などで構成した枠体を取り付ける。
【0011】
【作用】
本発明の構造は、従来の垂木の縦半分に相当する一対の垂木と、それらを連結する母屋材とからあらかじめ枠状に形成した枠体を用いる。そのため柱(あるいは梁)を組み立てた後は、あらかじめ工場などで形成した枠体をクレーンなどで順次柱材の上に配列し、枠体を柱に対して締結し、枠体同士を締結するだけで格子状の骨組みが得られる。なおガラス板はあらかじめ取り付けておくことができるが、場合により後で取り付けるようにしてもよい。このように本発明の構造は、従来の構造に比して施工現場での工事に要する時間を大幅に短縮することができる。
【0012】
上記の溝形鋼から構成した枠体を用いる構造は、軽量になるので、施工工事が容易で、しかも施工後の全体の強度が高い。さらに母屋材と垂木でいわば樋を形成することができるので、温室内の水蒸気が凝結して透光板に付着しても、母屋材および垂木の内部空間を伝わって下方に流れる。それにより、作物などに水滴がかからない。また垂木および母屋材を軽量リップ付き溝型鋼とする場合は、垂木のリップ部を母屋材との接続部で、内部空間同士が連続するように切り欠くことにより、同様の樋の作用を得ることができる。
【0013】
また枠体として屋根の左右の勾配部分を一体にした屋根型の枠体を用いる場合は、一層施工工事時間を短縮化することができ、しかもクレーンで吊るときに安定しやすい。本発明の温室の屋根などの取付方法によれば、施工工事の期間を大幅に短縮することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
つぎに図面を参照しながら本発明の構造および方法の好ましい実施の形態を説明する。図1は本発明の構造の一実施形態を示す組み立て途中の概略斜視図、図2は図1の構造の要部拡大斜視図、図3は図1の構造における枠体を示す拡大横断面図、図4は図3のIV-IV 線断面図、図5は本発明の構造の他の実施形態を示す組み立て途中の要部拡大斜視図、図6は図5の構造の組み立て後の状態を示す断面図である。
【0015】
図1は本発明の構造を温室の屋根に適用した実施形態を示している。図1に示す温室Aは、地面に立てられた複数本の柱材1および筋交い2からなる壁構造3と、その壁構造3の上端に被せられる屋根構造4とから構成されている。柱材1同士は筋交い2で互いに連結するほか、柱材1の上端同士を想像線で示す水平の梁5などで連結してもよい。
【0016】
前記屋根構造4は、柱材1のスパンSを1区画とする枠体6を順に柱材1の上端に固定したものであり、図1ではもっとも手前の枠体6を取り付ける前の状態で示している。枠体6はそれぞれ両側に勾配を有するように中央で折れ曲がる前後一対の垂木7と、それらの垂木7同士を連結する複数本の母屋材8とからなる。したがって片方の勾配部で見れば、垂木7と母屋材8とが格子状ないし梯子状に構成されている。
【0017】
なおこの実施形態では垂木7は傾斜梁を兼ねた大型のものを採用している。垂木7の上端の合掌部は溶接またはボルトなどで結合されており、左右の下端は、たとえば柱材1に設けたガセット(図示していない)などで柱材1に連結され、全体としてラーメン構造になるようにしている。そして垂木7および母屋材8により区画されるそれぞれの格子には、1枚ずつガラス板9が取り付けられる。上下のガラス板9、9の間および左右のガラス板9、9の間には、それぞれガラス取り付け部材10および 垂木キャップ11が介在される。図1の符号12は合掌部を覆う棟覆いである。
【0018】
図2は枠体6の垂木7と母屋材8の連結部および垂木キャップ11を拡大して示している。なお垂木7は隣接する枠体の垂木7aと、ボルト13とナット14とで締結した状態で示している。この実施形態では、垂木7は内側に開口部を向けた溝形鋼によって構成しており、母屋材8は開口部を上側に向けたリップ付きの軽量溝形鋼から構成している。それによりガラス板9の裏面に凝結して付着した水分が母屋材8の内部を伝わり落ちるので、作物に水分がかからない。すなわち母屋材8は樋の役割を果たす。ただし垂木7や母屋材8は、図1の溝形鋼のほか、角パイプ、アングル材、アルミの異形押し出し品など、種々のものを採用することができる。
【0019】
本実施形態では、垂木7の内側には、アングル材から形成した支持部材15を溶接により固着しており、それにより母屋材8の端部を支持し、ボルト16およびナット(図4の符号17)で固定している。母屋材8の端部の上面側は、垂木7の上板との干渉を避けるように切り欠き18を形成しており、それにより母屋材8の上面と垂木7の上面とを同じ高さに合わせている。
【0020】
図3に詳細に示すように、左右の垂木7の上面にはゴムシート19を敷いており、その上にガラス板9の端縁を乗せている。ガラス板9の上にはパッキン20を乗せ、その上から垂木キャップ11で押さえている。ゴムシート19およびパッキン20は、ガラス板9を保護すると共に、雨水などをシールするためのものである。前記垂木キャップ11は互いに隣接する枠体の垂木7、7aを跨ぐように取り付け、両方のガラス板9を押さえている。それにより垂木7、7aの隙間に雨水などが入り込まないようにしている。
【0021】
垂木キャップ11は天板21と、その下面から突出する2本の脚部22とを備え、各脚部22にはボルト23またはナット24を通して係合する係合溝ないしTスロット25が形成されている。なお図3の垂木の下板の上には、ガラス板9の内面に凝結し、母屋材8などを伝って流れてくる水を下方に流し通すための樋26が設けられている。左右に隣接する枠体6、6aのガラス板9同士は、垂木キャップ11の2本の脚部22の外側の面で左右方向の動きをある程度遊びがあるように拘束している。
【0022】
図4は上下のガラス板9の間に介在するガラス取り付け部材10を詳細に示している。ガラス取り付け部材10は、母屋材8の上面に取り付けられるベース部31と、そのベース部31の端部から立ち上がる立ち上がり部32と、その立ち上がり部32の上端からベース部31とは反対の側に延びるガラス押さえ部33とから構成されている。さらにこの実施形態では、ベース部31の先端近辺に、母屋材8と係合する樋部34が一体に設けられている。樋部34はベース部31の自由端からいくらか離れた位置から下向きに延び、さらに先端側に延び、その先端からいくらか立ち上がる略コ字状の形態を備えている。
【0023】
前記の垂木キャップ11およびガラス取り付け部材10は、それぞれ外表面に出るので、耐候性および耐久性を備えた材料から形成するのが好ましく、たとえばアルミニウムの押し出し成型品により一体に成形したものが好ましい。なお養豚などの畜舎に用いる場合は、ステンレス板などの耐腐食性が高い材料から形成するのが好ましい。その場合はたとえばステンレス板を折り曲げて溶接するなどにより製造することができる。ただし本発明における垂木キャップ11やガラス取り付け部材10はそれらに限定されるものではない。
【0024】
図4に示すように、ガラス取り付け部材10はネジ35によって母屋材8に締結する。ネジ35は先端に錐を備え、下穴をあけながらネジを切っていくことができるいわゆるテックスビスないしタッピングスクリューなどが好ましい。ネジ35の頭部はゴムブロック36などで覆っており、そのゴムブロック36で上側のガラス板9の下端を受けとめている。さらにガラス板9と立ち上がり部32の間の空所は、シリコーン樹脂系のシーラント37を充填してゴムブロック36を埋設し、水漏れを防ぐと共に、ガラス板9を保護するのが好ましい。なお上側のガラス板9の下面とベース部31との間には、スポンジ状の発泡樹脂シート38を介在させるのが好ましい。またガラス押さえ部33の先端部と下側のガラス板9との間にもシリコーン樹脂系のシーラント39が充填されている。
【0025】
上記の枠体にガラス板9を取り付けるのは、通常は枠体6を柱材1の上端に乗せる前である。すなわち枠体6に対し、下端の母屋材8にガラス取り付け部材10を取り付け、その上に最も下側のガラス板9を乗せる。ついでそのガラス板9の上端をつぎのガラス取り付け部材10で一段上の母屋材8に止める。このようにして各格子の部分に下側からガラス板9を順次乗せ、つぎつぎとガラス取り付け部材10で止めていく。そして最上端のガラス板9の上端をガラス取り付け部材10で母屋材8に取り付ける。
【0026】
この状態ではガラス板9の側縁は押さえられていないが、シーラント37などで固定することにより、安定させることができ、それにより一時的に枠体6を搬送したりクレーンで持ち上げても問題はない。そしてこの状態で図1のように屋根の上側から枠体の4隅を柱材1の上に取り付け、固定する。ついで隣接する垂木7同士の上面に垂木キャップ11を被せ、ガラス板9の側縁を垂木7の上面に止めながら枠体6同士を連結すればよい。
【0027】
枠体6を組み立てたり、それにガラス板9を取り付けたりするのは、通常は工場で行う。しかし施工現場の地上で組み立て、その後、クレーンでつり上げるようにしても、施工工事がかなり簡単になる。なお通常は、ガラス板9は枠体6を屋根に組み込む前に枠体6に取り付けるが、場合により、枠体6を柱材1の上に載せてからガラス板9を取り付けるようにしてもよい。
【0028】
前記実施形態では垂木7として傾斜梁を兼ねる大型のものを用いているが、図5および図6に示す屋根構造Bのように、屋根の基本骨格となる傾斜梁40は従来と同じものを採用し、その上に母屋材8と同じ軽量溝形鋼からなる垂木7を重ねてボルト41およびナット42で締結するようにしてもよい。このものは枠体6の全体が軽量になる。母屋材8はたとえばL字状の接続プレート43などで垂木7の側面に連結すればよく、他の部分は図2の構造と実質的に同じである。
【0029】
垂木7としてリップ付きの軽量溝形鋼を採用する場合は、母屋材8の接続部において垂木7のリップ部に切り欠き部44を形成し、母屋材8内部空間と垂木7の内部空間とを連続させるのが好ましい。それにより母屋材8の内部を伝わって流れる水がスムーズに垂木内に流れ込み、樋の作用が奏される。
【0030】
図1の実施形態では、左右の屋根勾配の部分をあらかじめ連結したものを採用しているが、たとえば片側の勾配部分の枠体をユニット化してあらかじめ生産しておき、クレーンで吊り上げる前に左右の勾配部分をボルトないしガセットなどで連結してもよい。また左右の勾配部分をそれぞれ別個にクレーンで吊って屋根に組み込むようにしてもよい。図5〜6に示す実施形態の場合は、あらかじめ傾斜梁40が組まれているので、上記のいずれの工法を用いるばあいでも容易に施工できる。
【0031】
以上、本発明の構造を屋根構造に適用した場合を示したが、図1の壁構造3などについても同じように採用することができる。その場合もあらかじめ工場などで枠体を生産しておき、施工現場ではパネル状の枠体を柱材1に組み付けるだけでよいので、作業効率が著しく向上する。また温室のほか、前述のように畜舎、その他の建造物にも適用することができる。本発明における透光板は通常はガラスであるが、透明ないし半透明の合成樹脂板なども採用することができ、同じ作用効果を奏する。
【0032】
【発明の効果】
本発明の温室の屋根などの取り付け構造は、あらかじめ垂木および母屋材を枠体に組み立てているので、クレーンなどで全体を吊り上げるだけで大型のガラス板を用いる温室の屋根などを容易に組み立てることができる。それにより施工現場での組み立て作業に要する時間を短縮することができる。本発明の温室の屋根などの取り付け方法は、枠体にあらかじめガラス板を取り付けておくので、一層現場での施工工事が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の構造の一実施形態を示す組み立て途中の概略斜視図である。
【図2】 図1の構造の要部拡大斜視図である。
【図3】 図1の構造における枠体を示す拡大横断面図である。
【図4】 図3のIV-IV 線断面図である。
【図5】 本発明の構造の他の実施形態を示す組み立て途中の要部拡大斜視図である。
【図6】 図5の構造の組み立て後の状態を示す断面図である。
【図7】 従来の構造の一例を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
A 温室
1 柱材
3 壁構造
4 屋根構造
6 枠体
7 垂木
8 母屋材
9 ガラス板
10 ガラス取り付け部材
11 垂木キャップ
B 屋根構造
40 傾斜梁
Claims (4)
- 温室の屋根や壁にガラスなどの透光板を取り付ける構造であって、
(a)互いに平行に配置される長尺材からなる一対の垂木と、その一対の垂木同士を所定の間隔をあけて連結する複数本の母屋材とから、枠状ないし梯子状に形成される枠体と、
(b)上記の枠体における垂木と母屋材からなるそれぞれの区画に取り付けられる透光板と、
(c)隣接する垂木同士を締結する手段と、
(d)隣接する枠体の垂木同士の隙間を覆うように、2本の垂木に跨って締結され、同時にそれぞれの枠体の透光板を枠体の上面に挟み付ける垂木キャップ
とからなる温室の屋根などの取付構造。 - 前記枠体が、屋根の左右の勾配部分を一体にしたものである請求項1記載の温室の屋根などの取り付け構造。
- 温室の屋根にガラスなどの透光板を取り付ける方法であって、
(a)あらかじめ、互いに平行に配置される長尺材からなる一対の垂木と、その一対の垂木同士を所定の間隔をあけて連結する複数本の母屋材とから、所望個数の枠状ないし梯子状の枠体を形成し、さらにそれぞれの枠体における垂木と母屋材からなるそれぞれの区画に透光板を取り付けておき、
(b)地面に複数本の柱材を立設し、
(c)それらの柱材の上に、前記透光板を取り付けた枠体を乗せて柱材に締結し、
(d)つぎの枠体を柱材の上に載せて締結すると共に、隣接する枠体と締結し、
(e)さらに垂木キャップを、隣接する枠体の垂木同士および透光板同士の隙間を覆うように配置し、枠体の上面に透光板を挟み付けた状態で締結する、
温室の屋根などの取付方法。 - 前記枠体が、屋根の左右の勾配部分を一体にしたものである請求項3記載の温室の屋根などの取付方法。
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JP23152396A JP3709247B2 (ja) | 1996-08-12 | 1996-08-12 | 温室の屋根などの取付構造および取付方法 |
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1996
- 1996-08-12 JP JP23152396A patent/JP3709247B2/ja not_active Expired - Fee Related
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