JPS5827643Y2 - 農業用温室 - Google Patents
農業用温室Info
- Publication number
- JPS5827643Y2 JPS5827643Y2 JP1979074281U JP7428179U JPS5827643Y2 JP S5827643 Y2 JPS5827643 Y2 JP S5827643Y2 JP 1979074281 U JP1979074281 U JP 1979074281U JP 7428179 U JP7428179 U JP 7428179U JP S5827643 Y2 JPS5827643 Y2 JP S5827643Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- purlin
- gassho
- roof
- greenhouse
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
- Greenhouses (AREA)
- Building Environments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、ガラス、ビニールフィルム、ＦＲＰ材等で
被われた農業用温室に於いて、外部との温度差により屋
根裏に結露する水滴を集水して温室外に排出されるよう
になした除滴屋根構造を有する農業用温室に関するもの
で、その目的とするところは結露水を効率良く短時間に
集水して排出するに在る。
被われた農業用温室に於いて、外部との温度差により屋
根裏に結露する水滴を集水して温室外に排出されるよう
になした除滴屋根構造を有する農業用温室に関するもの
で、その目的とするところは結露水を効率良く短時間に
集水して排出するに在る。
一般に、ガラス、ビニールフィルム、ＦＲＰ材等で被わ
れた農業用温室に於いては、夜間時に外部との温度差に
よる屋根裏等の結露は避けることができないものである
。
れた農業用温室に於いては、夜間時に外部との温度差に
よる屋根裏等の結露は避けることができないものである
。
その結果、果実又は花、葉等にフザリューム菌による様
々な病気を発生させる原因となって、室内で栽培されて
いる植物に非常に悪い影響を及ぼしている。
々な病気を発生させる原因となって、室内で栽培されて
いる植物に非常に悪い影響を及ぼしている。
そこで、屋根裏に結露する水滴を集水して温室外に排出
させる必要がある。
させる必要がある。
この屋根裏の結露水を排除するものとして、特公昭４９
−８０５０号公報に示されている屋根構造物が知られて
いる。
−８０５０号公報に示されている屋根構造物が知られて
いる。
この屋根構造物は屋根に結露する水滴を必然的に稜柱の
溝かまたはむな木（母屋材）の溝に集水してたる木（合
掌材）の溝を経て外部ドレン系統にて流して外部に排除
する様になしたものである。
溝かまたはむな木（母屋材）の溝に集水してたる木（合
掌材）の溝を経て外部ドレン系統にて流して外部に排除
する様になしたものである。
ところで、この屋根構造物ではむな木をたる木に水平に
取付けている為に、たる水量のスパンが少し長くなると
、むな木に撓みが生じて、この撓みによってスムーズに
集水が行えず完全な排水が困難となり、この結果、たる
木の溝を構成させるリブハツト鋼材に排水が溜り込んで
経年変化によってここから腐食が生じて耐久性を損なわ
せるという欠点があった。
取付けている為に、たる水量のスパンが少し長くなると
、むな木に撓みが生じて、この撓みによってスムーズに
集水が行えず完全な排水が困難となり、この結果、たる
木の溝を構成させるリブハツト鋼材に排水が溜り込んで
経年変化によってここから腐食が生じて耐久性を損なわ
せるという欠点があった。
また、この屋根構造物では、たる木の溝両端から結露水
を落下させているので、たる木の両端のむな木に溝を設
ける必要があり、建物全体の材料′費、工費が高く付い
て非常に不経済で、しかも工事が更に複雑なものとなる
。
を落下させているので、たる木の両端のむな木に溝を設
ける必要があり、建物全体の材料′費、工費が高く付い
て非常に不経済で、しかも工事が更に複雑なものとなる
。
この考案は従来の上記欠点に鑑み、これを改良除去する
もので、屋根裏に結露する水滴の集水に改良を加えてよ
り正確にすることにより、結露水を効率良く短時間に集
水して排出させるようにした農業用温室を提供せしめん
とするものである。
もので、屋根裏に結露する水滴の集水に改良を加えてよ
り正確にすることにより、結露水を効率良く短時間に集
水して排出させるようにした農業用温室を提供せしめん
とするものである。
以下この考案の構成を図面に示す実施例について説明す
ると次の通りである。
ると次の通りである。
この考案の温室Ａは、Ｈ型鋼よりなる柱材１と、同じく
Ｈ型鋼よりなる合掌材２と、リブハツト型鋼よりなる母
屋材３を組立てて、これにＦＲＰ材よりなる波板状の屋
根材４と、同じ＜ＦＲＰ材よりなる波板状の側壁材５を
取付被覆して第１図に示すように構成したものである。
Ｈ型鋼よりなる合掌材２と、リブハツト型鋼よりなる母
屋材３を組立てて、これにＦＲＰ材よりなる波板状の屋
根材４と、同じ＜ＦＲＰ材よりなる波板状の側壁材５を
取付被覆して第１図に示すように構成したものである。
上記母屋材３は両側に結露水の流れる溝ａを上向きに形
成し、線溝ａに集水される結露水が積極的に流れるよう
に合掌材２，２間に傾斜させて取り付けられている。
成し、線溝ａに集水される結露水が積極的に流れるよう
に合掌材２，２間に傾斜させて取り付けられている。
即ら、母屋材３を合掌材２上面に固着させているハツト
型鋼よりなる取付金具６を母屋材３の両端でその高さを
異ならせておき、この取付金具６゜６間に母屋材３を取
付は固着させる。
型鋼よりなる取付金具６を母屋材３の両端でその高さを
異ならせておき、この取付金具６゜６間に母屋材３を取
付は固着させる。
更に、低い側の取付金具６を固着させている合掌材２の
上面には、その勾配に沿ってコ字状の型材よりなる縦樋
７を結露水の流れる溝すを上向きにして一体に取付固着
されてあり、該縦樋７の溝すの上方に母屋材３の溝ａの
斜降開口端が対向されている。
上面には、その勾配に沿ってコ字状の型材よりなる縦樋
７を結露水の流れる溝すを上向きにして一体に取付固着
されてあり、該縦樋７の溝すの上方に母屋材３の溝ａの
斜降開口端が対向されている。
尚、図中８は縦樋１の最下端部に接続された排水ホス、
９はホース支え金具、１０は屋根止め金具である。
９はホース支え金具、１０は屋根止め金具である。
以上のようにこの考案の温室Ａにあっては、夜間時等に
外部との温度差により屋根材４の内面に結露すると、第
４図に示すように屋根材４の内面に結露した水滴は屋根
材４の勾配によりその内面に沿って流下し、母屋材３と
の接合部に於いて母屋材３の溝ａに流れ込んで線溝ａに
集められる。
外部との温度差により屋根材４の内面に結露すると、第
４図に示すように屋根材４の内面に結露した水滴は屋根
材４の勾配によりその内面に沿って流下し、母屋材３と
の接合部に於いて母屋材３の溝ａに流れ込んで線溝ａに
集められる。
そして、溝ａに集められた結露水は母屋材３の傾斜によ
り積極的にその斜降方向に溝ａに沿って流下し、母屋材
３の溝ａの斜降開口端から落下して下部に設けられた縦
樋７の溝すに全部流れ込む。
り積極的にその斜降方向に溝ａに沿って流下し、母屋材
３の溝ａの斜降開口端から落下して下部に設けられた縦
樋７の溝すに全部流れ込む。
そして、縦樋７の溝すに流れ込んだ結露水は合掌材２の
勾配により溝すを流下し、縦樋７の最下端部に接続され
た排水ホース８を経て温室Ａの外部に排出される。
勾配により溝すを流下し、縦樋７の最下端部に接続され
た排水ホース８を経て温室Ａの外部に排出される。
以上のようにこの考案の温室Ａによると、母屋材３の溝
ａに集められた結露水を、母屋材３の傾斜により積極的
にその斜降方向に流下させることができるので、確実に
しかも効率良く短時間に母屋材３から集水することがで
きる。
ａに集められた結露水を、母屋材３の傾斜により積極的
にその斜降方向に流下させることができるので、確実に
しかも効率良く短時間に母屋材３から集水することがで
きる。
また、この考案の温室Ａによると、母屋材３の斜降方向
に結露水を斜降させるから、母屋材３の斜降端側の合掌
材２にのみ縦樋７を設けるだけでよく、材料費の大巾な
節減と屋根工事の簡略合理化により全体を軽量簡素でし
かも経済的に構成し得る。
に結露水を斜降させるから、母屋材３の斜降端側の合掌
材２にのみ縦樋７を設けるだけでよく、材料費の大巾な
節減と屋根工事の簡略合理化により全体を軽量簡素でし
かも経済的に構成し得る。
尚、上記説明は屋根材４及び側壁材５をＦＲＰ材の場合
について説明したが、ガラス、ビニールフィルムの場合
についても同じである。
について説明したが、ガラス、ビニールフィルムの場合
についても同じである。
以上説明したようにこの考案は屋根裏に結露する水滴を
母屋材の溝に集水して外部に排除する様になした除滴屋
根構造を有する農業用温室に於いて、上向き排水溝を形
成した縦樋を少くとも一本以上の間隔を置いた合掌材上
に固定し、各母屋材を前記縦樋に向って合掌材に傾斜し
て取付け、屋根平面に対し、母屋材のすべてが左右方向
に波型形状をなすように構成したから、縦樋は多数の合
掌材のすべてに設ける必要なく数本置きに設置すればよ
く一本の縦樋で可成り広い面積の水滴を受持って排水す
ることが出来、屋根裏に結露する水滴を効率良く短時間
に集水して外部に排除することが可能で、各部材の耐久
性を増すと共に温室全体の材料の節減、重量軽減等にも
大幅に貢献し得て、この種の農業用温室として優れた特
性を発揮し得るものである。
母屋材の溝に集水して外部に排除する様になした除滴屋
根構造を有する農業用温室に於いて、上向き排水溝を形
成した縦樋を少くとも一本以上の間隔を置いた合掌材上
に固定し、各母屋材を前記縦樋に向って合掌材に傾斜し
て取付け、屋根平面に対し、母屋材のすべてが左右方向
に波型形状をなすように構成したから、縦樋は多数の合
掌材のすべてに設ける必要なく数本置きに設置すればよ
く一本の縦樋で可成り広い面積の水滴を受持って排水す
ることが出来、屋根裏に結露する水滴を効率良く短時間
に集水して外部に排除することが可能で、各部材の耐久
性を増すと共に温室全体の材料の節減、重量軽減等にも
大幅に貢献し得て、この種の農業用温室として優れた特
性を発揮し得るものである。
第１図はこの考案に係る農業用温室の斜面図、第２図乃
至第６図は第１図の■〜Ｖ部分の詳細を示す図面である
。 １・・・・・・柱材、２・・・・・・合掌材、３・・・
・・・母屋材、４・・・・・・屋根材、５・・・・・・
側壁材、６・・・・・・取付金具、７・・・・・・縦樋
、８・・・・・・排水ホース、９・・・・・・ホース支
え金具、Ａ・−・・・・温室、ａ、ｂ・・・・・・溝。
至第６図は第１図の■〜Ｖ部分の詳細を示す図面である
。 １・・・・・・柱材、２・・・・・・合掌材、３・・・
・・・母屋材、４・・・・・・屋根材、５・・・・・・
側壁材、６・・・・・・取付金具、７・・・・・・縦樋
、８・・・・・・排水ホース、９・・・・・・ホース支
え金具、Ａ・−・・・・温室、ａ、ｂ・・・・・・溝。
Claims (1)
- 屋根裏に結露する水滴を母屋材の溝に集水して外部に排
除する様になした除滴屋根構造を有する農業用温室に於
いて、上向き排水溝を形成した縦樋を少くとも一本以上
の間隔を置いた合掌材上に固定し、各母屋材を前記縦樋
に向って合掌材に傾斜して取付け、屋根平面に対し母屋
材のすべてが左右方向に波型形状をなすように構成した
ことを特徴とする農業用温室。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979074281U JPS5827643Y2 (ja) | 1979-05-31 | 1979-05-31 | 農業用温室 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979074281U JPS5827643Y2 (ja) | 1979-05-31 | 1979-05-31 | 農業用温室 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55174259U JPS55174259U (ja) | 1980-12-13 |
| JPS5827643Y2 true JPS5827643Y2 (ja) | 1983-06-15 |
Family
ID=29307867
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979074281U Expired JPS5827643Y2 (ja) | 1979-05-31 | 1979-05-31 | 農業用温室 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5827643Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60180529A (ja) * | 1984-02-28 | 1985-09-14 | 三菱農機株式会社 | 温室における板ガラスの突き合せ葺き構造 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS498050A (ja) * | 1972-03-27 | 1974-01-24 |
-
1979
- 1979-05-31 JP JP1979074281U patent/JPS5827643Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS498050A (ja) * | 1972-03-27 | 1974-01-24 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55174259U (ja) | 1980-12-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5326318A (en) | Roof ridge ventilator | |
| US5941028A (en) | Roof edge ventilation strip | |
| US4551956A (en) | Guttering system | |
| JPS5827643Y2 (ja) | 農業用温室 | |
| JPS5827644Y2 (ja) | 農業用温室 | |
| JP6692555B1 (ja) | 軒付き丸パイプハウス | |
| JP6736197B1 (ja) | 軒付き丸パイプハウス | |
| JPH062535Y2 (ja) | 連棟型ビニールハウスの谷樋における結露水の排水構造 | |
| JPS6114481Y2 (ja) | ||
| JPS6311221Y2 (ja) | ||
| JP3238975U (ja) | 農業用温室の横架材及びそれを架設する農業用温室 | |
| JPS6316416Y2 (ja) | ||
| JPS6125541Y2 (ja) | ||
| JP2514045Y2 (ja) | パ―ゴラ | |
| JPS6316415Y2 (ja) | ||
| JPS589733Y2 (ja) | 集熱屋根 | |
| JPH1136530A (ja) | 軒樋構造 | |
| JPS6120187Y2 (ja) | ||
| JPS6262221B2 (ja) | ||
| JP2024017856A (ja) | 通気見切り部材 | |
| JPS5846367Y2 (ja) | 集熱屋根 | |
| JP3709247B2 (ja) | 温室の屋根などの取付構造および取付方法 | |
| JPH0240180Y2 (ja) | ||
| JPS5815546Y2 (ja) | 屋根用羽根板 | |
| JP2534096B2 (ja) | 屋根棟側部材 |