JP2514045Y2 - パ―ゴラ - Google Patents

パ―ゴラ

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Publication number
JP2514045Y2
JP2514045Y2 JP1991056392U JP5639291U JP2514045Y2 JP 2514045 Y2 JP2514045 Y2 JP 2514045Y2 JP 1991056392 U JP1991056392 U JP 1991056392U JP 5639291 U JP5639291 U JP 5639291U JP 2514045 Y2 JP2514045 Y2 JP 2514045Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pergola
roof
plate
vertical plate
gutter
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1991056392U
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English (en)
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JPH057859U (ja
Inventor
捷平 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Jushi Corp
Original Assignee
Sekisui Jushi Corp
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Publication date
Application filed by Sekisui Jushi Corp filed Critical Sekisui Jushi Corp
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Publication of JPH057859U publication Critical patent/JPH057859U/ja
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Publication of JP2514045Y2 publication Critical patent/JP2514045Y2/ja
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  • Greenhouses (AREA)
  • Building Awnings And Sunshades (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は公園、ゴルフ場、学校、
住宅の庭まわり等に設置されるパーゴラに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、パーゴラとして、一般に複数本の
支柱上端部に梁が架設され、この梁間に複数本の断面方
形状の横架材がほぼ等間隔で平行に架設されたものが知
られている。又、上記横架材を垂木としてその上にプラ
スチック製の波板等の雨覆いが張設されたものもある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
場合は、横架材が断面方形状の単純な形状となされ、ほ
ぼ等間隔をおいて並べられているので、突然の降雨時に
おいては、横架材間から落下する雨滴は勿論のこと、横
架材に当たった雨滴もそれを伝って落下することから、
パーゴラ下の雨量はパーゴラの内外で変わらず、パーゴ
ラ下では雨を避けることができなかった。
【0004】又、後者の場合は、雨覆いが張設されてい
るので、突然の降雨時においては雨を避けることができ
る反面、雨覆いによって目線が遮られてパーゴラの下部
空間が自然から隔離されてしまい、パーゴラ本来の目的
である自然と共存しながら無限の空間からパーゴラの下
部空間を切取るという心理的効果を奏しえず、本来の目
的にそぐわないものであった。
【0005】本考案はかかる現状に鑑み、自然との接点
を損なうことなく、降雨時には恰も樹木の下で雨宿りす
るような感覚で利用できるパーゴラを提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本考案パーゴラは、複数本の支柱に架設された梁に
屋根部が取付けられたパーゴラにおいて、屋根部は1又
は複数の屋根ユニットから構成され、屋根ユニットは、
所定間隔をおいて相対する支持枠の少なくとも一方に樋
部を備え、支持枠間に、複数本の略帯板状の羽根板がほ
ぼ等間隔で平行に架設され、羽根板は縦板部の下端に沿
って両側に上向き屈曲板片が突設されて樋部が設けら
れ、この樋部は相隣る羽根板間の採光、通風空間を損な
わない程度に突出されたものである。
【0007】
【作用】本考案によれば、落下する雨滴、とくに風に流
されて羽根板の面に対して角度をなして落下する雨滴が
羽根板の縦板部に当たり、縦板部を伝って流れ落ちて樋
部に集まり、この樋部を介して支持枠の樋部に流れて排
水されるため、パーゴラ下において恰も雨覆いがかけら
れた状態となる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照しながら本考案について説
明する。図面において、1は支柱であって、所定間隔を
おいて設けられた2本以上を一組とし、この一組が所定
間隔をおいて相対して設けられている。一般には2〜3
本一組の支柱1が相対して設けられている。図2の如く
上記それぞれ一組の支柱1の上端部間には梁2が架設さ
れ、相対する梁2に屋根部3が取付けられている。
【0009】屋根部3は1又は複数の屋根ユニット4か
ら構成されている。この屋根ユニット4は、所定間隔を
おいて相対する支持枠6間に、複数本の羽根板5がほぼ
等間隔で平行に架設されて形成されている。
【0010】羽根板5は金属等から作製された薄肉の略
帯板状となされている。この羽根板5は、図1(イ)の
如く、縦板部51と、縦板部51の下端に沿って両側に
上向き屈曲板片52が突設されてなる樋部53とから形
成されている。上記屈曲板片52は相隣る羽根板5間の
採光、通風空間を損なわない程度に小さく突出されて樋
部53が形成されている。羽根板5は、例えば縦板部5
1の縦幅が15〜20cm程度となされ、相隣る羽根板
5の縦板部51間の間隔が10〜15cm程度となされ
ている。
【0011】支持枠6は金属等から作製され、一般に側
面が開口された溝形状長尺体となされている。図1
(イ)(ロ)の如く、支持枠6の側面開口部61内に羽
根板5の端部が挿入固定されている。又、相対する支持
枠6は羽根板5の樋部53に水勾配をつけるために水勾
配分の高低差を有し、少なくとも低い側の支持枠6には
樋部62が設けられると共に、縦樋63が接続されてい
る。
【0012】本考案パーゴラは、上記羽根板5と支持枠
6とからなる屋根ユニット4が、1又は複数並べられて
梁2に取付けられて屋根部3が形成される。このとき、
屋根ユニット4の羽根板5の縦板部51の面が、雨天時
の風向きに対してほぼ直角あるいは適宜角度をなして取
付けられ、降雨時の雨滴が風により縦板部51の面に当
たるようになされる。一般に、屋根ユニット4は羽根板
5がほぼ鉛直方向を向くようにしてほぼ水平に取付けら
れるが、図3、図4の如く羽根板5が風雨を受けて雨覆
いの役目を果たしやすいように斜めを向くように傾斜し
て取付けられてもよい。
【0013】なお、パーゴラ設置場所の雨天時の風向き
は、例えば住宅まわりでは建物に平行となる等一般に非
常に高い確率で決まったものであり、この風向きに対し
て屋根ユニット4を上記の如く取付けるものである。
【0014】
【考案の効果】以上詳述した如く、本考案パーゴラは、
ほぼ等間隔で平行に設けられた複数本の羽根板が、縦板
部の下端に沿って両側に上向き屈曲板片が突設されて樋
部が設けられているので、突然の降雨時において、風に
流されて落下する雨滴が羽根板の縦板部に当たり、これ
を伝って流れ樋部に集まって排水され、パーゴラ下の降
水量を減少させることができる。
【0015】又、羽根板が略帯板状となされると共に、
両側の樋部が相隣る羽根板間の採光、通風空間を損なわ
ない程度に突出されているので、従来の雨覆い付きのパ
ーゴラの如く雨覆いによって目線が遮られてパーゴラ下
部空間が自然から隔離されるようなことがない。
【0016】従って、本考案パーゴラは種々の場所に設
置して、例えば公園を散歩中、ゴルフ場でプレイ中、校
庭でスポーツ練習中、自宅の庭で食事団欒中等におい
て、突然の雨に対して自然との調和を損なわないように
して格好の避難場所を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案パーゴラの要部を示し、(イ)は屋根ユ
ニットの一部切欠断面図、(ロ)はA−A線断面図であ
る。
【図2】本考案パーゴラの一実施例を示す斜視図であ
る。
【図3】本考案パーゴラの他の実施例を示す断面図であ
る。
【図4】図3のパーゴラのB−B線断面図である。
【符号の説明】
1 支柱 2 梁 3 屋根部 4 屋根ユニット 5 羽根板 51 縦板部 52 屈曲板片 53 樋部 6 支持枠 62 樋部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の支柱1に架設された梁2に屋根
    部3が取付けられたパーゴラにおいて、屋根部3は1又
    は複数の屋根ユニット4から構成され、屋根ユニット4
    は、所定間隔をおいて相対する支持枠6の少なくとも一
    方に樋部62を備え、支持枠6間に、複数本の略帯板状
    の羽根板5がほぼ等間隔で平行に架設され、羽根板5は
    縦板部51の下端に沿って両側に上向き屈曲板片52が
    突設されて樋部53が設けられ、この樋部53は相隣る
    羽根板5間の採光、通風空間を損なわない程度に突出さ
    れたパーゴラ。
JP1991056392U 1991-07-19 1991-07-19 パ―ゴラ Expired - Lifetime JP2514045Y2 (ja)

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JP1991056392U JP2514045Y2 (ja) 1991-07-19 1991-07-19 パ―ゴラ

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JPH057859U JPH057859U (ja) 1993-02-02
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