JPH057859U - パーゴラ - Google Patents
パーゴラInfo
- Publication number
- JPH057859U JPH057859U JP5639291U JP5639291U JPH057859U JP H057859 U JPH057859 U JP H057859U JP 5639291 U JP5639291 U JP 5639291U JP 5639291 U JP5639291 U JP 5639291U JP H057859 U JPH057859 U JP H057859U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof
- pergola
- vertical plate
- plate
- raindrops
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Building Awnings And Sunshades (AREA)
- Greenhouses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自然との接点を損なうことなく、降雨時に恰
も樹木の下で雨宿りするような感覚で利用できるパーゴ
ラを提供する。 【構成】 複数本の支柱にさし渡した梁に1又は複数の
屋根ユニット4を取付けて屋根部を形成する。屋根ユニ
ット4は、所定間隔をおいて相対する支持枠6間に複数
本の羽根板5をほぼ等間隔で平行にさし渡して形成す
る。羽根板5は縦板部51の下端に沿って両側に上向き
屈曲板片52を突出して樋部53とする。羽根板5の縦
板部51の面を風向きとほぼ直角とし、降雨時に風に流
された雨滴を縦板部51に当て、これを伝って流れた雨
滴を樋部53に集め、支持枠6側に排水する。
も樹木の下で雨宿りするような感覚で利用できるパーゴ
ラを提供する。 【構成】 複数本の支柱にさし渡した梁に1又は複数の
屋根ユニット4を取付けて屋根部を形成する。屋根ユニ
ット4は、所定間隔をおいて相対する支持枠6間に複数
本の羽根板5をほぼ等間隔で平行にさし渡して形成す
る。羽根板5は縦板部51の下端に沿って両側に上向き
屈曲板片52を突出して樋部53とする。羽根板5の縦
板部51の面を風向きとほぼ直角とし、降雨時に風に流
された雨滴を縦板部51に当て、これを伝って流れた雨
滴を樋部53に集め、支持枠6側に排水する。
Description
【0001】
本考案は公園、ゴルフ場、学校、住宅の庭まわり等に設置されるパーゴラに関 するものである。
【0002】
従来、パーゴラとして、一般に複数本の支柱上端部に梁が架設され、この梁間 に複数本の断面方形状の横架材がほぼ等間隔で平行に架設されたものが知られて いる。又、上記横架材を垂木としてその上にプラスチック製の波板等の雨覆いが 張設されたものもある。
【0003】
しかしながら、前者の場合は、横架材が断面方形状の単純な形状となされ、ほ ぼ等間隔をおいて並べられているので、突然の降雨時においては、横架材間から 落下する雨滴は勿論のこと、横架材に当たった雨滴もそれを伝って落下すること から、パーゴラ下の雨量はパーゴラの内外で変わらず、パーゴラ下では雨を避け ることができなかった。
【0004】 又、後者の場合は、雨覆いが張設されているので、突然の降雨時においては雨 を避けることができる反面、雨覆いによって目線が遮られてパーゴラの下部空間 が自然から隔離されてしまい、パーゴラ本来の目的である自然と共存しながら無 限の空間からパーゴラの下部空間を切取るという心理的効果を奏しえず、本来の 目的にそぐわないものであった。
【0005】 本考案はかかる現状に鑑み、自然との接点を損なうことなく、降雨時には恰も 樹木の下で雨宿りするような感覚で利用できるパーゴラを提供することを目的と している。
【0006】
上記課題を解決するため、本考案パーゴラは、複数本の支柱に架設された梁に 屋根部が取付けられたパーゴラにおいて、屋根部は1又は複数の屋根ユニットか ら構成され、屋根ユニットは、所定間隔をおいて相対する支持枠の少なくとも一 方に樋部を備え、支持枠間に、複数本の略帯板状の羽根板がほぼ等間隔で平行に 架設され、羽根板は縦板部の下端に沿って両側に上向き屈曲板片が突設されて樋 部が設けられ、この樋部は相隣る羽根板間の採光、通風空間を損なわない程度に 突出されたものである。
【0007】
本考案によれば、落下する雨滴、とくに風に流されて羽根板の面に対して角度 をなして落下する雨滴が羽根板の縦板部に当たり、縦板部を伝って流れ落ちて樋 部に集まり、この樋部を介して支持枠の樋部に流れて排水されるため、パーゴラ 下において恰も雨覆いがかけられた状態となる。
【0008】
以下、図面を参照しながら本考案について説明する。 図面において、1は支柱であって、所定間隔をおいて設けられた2本以上を一 組とし、この一組が所定間隔をおいて相対して設けられている。一般には2〜3 本一組の支柱1が相対して設けられている。図2の如く上記それぞれ一組の支柱 1の上端部間には梁2が架設され、相対する梁2に屋根部3が取付けられている 。
【0009】 屋根部3は1又は複数の屋根ユニット4から構成されている。この屋根ユニッ ト4は、所定間隔をおいて相対する支持枠6間に、複数本の羽根板5がほぼ等間 隔で平行に架設されて形成されている。
【0010】 羽根板5は金属等から作製された薄肉の略帯板状となされている。この羽根板 5は、図1(イ)の如く、縦板部51と、縦板部51の下端に沿って両側に上向 き屈曲板片52が突設されてなる樋部53とから形成されている。上記屈曲板片 52は相隣る羽根板5間の採光、通風空間を損なわない程度に小さく突出されて 樋部53が形成されている。羽根板5は、例えば縦板部51の縦幅が15〜20 cm程度となされ、相隣る羽根板5の縦板部51間の間隔が10〜15cm程度 となされている。
【0011】 支持枠6は金属等から作製され、一般に側面が開口された溝形状長尺体となさ れている。図1(イ)(ロ)の如く、支持枠6の側面開口部61内に羽根板5の 端部が挿入固定されている。又、相対する支持枠6は羽根板5の樋部53に水勾 配をつけるために水勾配分の高低差を有し、少なくとも低い側の支持枠6には樋 部62が設けられると共に、縦樋63が接続されている。
【0012】 本考案パーゴラは、上記羽根板5と支持枠6とからなる屋根ユニット4が、1 又は複数並べられて梁2に取付けられて屋根部3が形成される。このとき、屋根 ユニット4の羽根板5の縦板部51の面が、雨天時の風向きに対してほぼ直角あ るいは適宜角度をなして取付けられ、降雨時の雨滴が風により縦板部51の面に 当たるようになされる。一般に、屋根ユニット4は羽根板5がほぼ鉛直方向を向 くようにしてほぼ水平に取付けられるが、図3、図4の如く羽根板5が風雨を受 けて雨覆いの役目を果たしやすいように斜めを向くように傾斜して取付けられて もよい。
【0013】 なお、パーゴラ設置場所の雨天時の風向きは、例えば住宅まわりでは建物に平 行となる等一般に非常に高い確率で決まったものであり、この風向きに対して屋 根ユニット4を上記の如く取付けるものである。
【0014】
以上詳述した如く、本考案パーゴラは、ほぼ等間隔で平行に設けられた複数本 の羽根板が、縦板部の下端に沿って両側に上向き屈曲板片が突設されて樋部が設 けられているので、突然の降雨時において、風に流されて落下する雨滴が羽根板 の縦板部に当たり、これを伝って流れ樋部に集まって排水され、パーゴラ下の降 水量を減少させることができる。
【0015】 又、羽根板が略帯板状となされると共に、両側の樋部が相隣る羽根板間の採光 、通風空間を損なわない程度に突出されているので、従来の雨覆い付きのパーゴ ラの如く雨覆いによって目線が遮られてパーゴラ下部空間が自然から隔離される ようなことがない。
【0016】 従って、本考案パーゴラは種々の場所に設置して、例えば公園を散歩中、ゴル フ場でプレイ中、校庭でスポーツ練習中、自宅の庭で食事団欒中等において、突 然の雨に対して自然との調和を損なわないようにして格好の避難場所を提供でき る。
【図1】本考案パーゴラの要部を示し、(イ)は屋根ユ
ニットの一部切欠断面図、(ロ)はA−A線断面図であ
る。
ニットの一部切欠断面図、(ロ)はA−A線断面図であ
る。
【図2】本考案パーゴラの一実施例を示す斜視図であ
る。
る。
【図3】本考案パーゴラの他の実施例を示す断面図であ
る。
る。
【図4】図3のパーゴラのB−B線断面図である。
1 支柱 2 梁 3 屋根部 4 屋根ユニット 5 羽根板 51 縦板部 52 屈曲板片 53 樋部 6 支持枠 62 樋部
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 複数本の支柱1に架設された梁2に屋根
部3が取付けられたパーゴラにおいて、屋根部3は1又
は複数の屋根ユニット4から構成され、屋根ユニット4
は、所定間隔をおいて相対する支持枠6の少なくとも一
方に樋部62を備え、支持枠6間に、複数本の略帯板状
の羽根板5がほぼ等間隔で平行に架設され、羽根板5は
縦板部51の下端に沿って両側に上向き屈曲板片52が
突設されて樋部53が設けられ、この樋部53は相隣る
羽根板5間の採光、通風空間を損なわない程度に突出さ
れたパーゴラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991056392U JP2514045Y2 (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | パ―ゴラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991056392U JP2514045Y2 (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | パ―ゴラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH057859U true JPH057859U (ja) | 1993-02-02 |
JP2514045Y2 JP2514045Y2 (ja) | 1996-10-16 |
Family
ID=13025951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991056392U Expired - Lifetime JP2514045Y2 (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | パ―ゴラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2514045Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114165003A (zh) * | 2021-12-29 | 2022-03-11 | 重庆迈高电梯有限公司 | 一种万向调节的电梯钢结构雨棚及其调节方法 |
-
1991
- 1991-07-19 JP JP1991056392U patent/JP2514045Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114165003A (zh) * | 2021-12-29 | 2022-03-11 | 重庆迈高电梯有限公司 | 一种万向调节的电梯钢结构雨棚及其调节方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2514045Y2 (ja) | 1996-10-16 |
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