JPH07119335B2 - 高イオン水吸水性樹脂組成物並びにそれを用いたテープ及びヤーン並びにそれらを用いたケーブル - Google Patents

高イオン水吸水性樹脂組成物並びにそれを用いたテープ及びヤーン並びにそれらを用いたケーブル

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JPH07119335B2
JPH07119335B2 JP63065614A JP6561488A JPH07119335B2 JP H07119335 B2 JPH07119335 B2 JP H07119335B2 JP 63065614 A JP63065614 A JP 63065614A JP 6561488 A JP6561488 A JP 6561488A JP H07119335 B2 JPH07119335 B2 JP H07119335B2
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    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4401Optical cables
    • G02B6/4429Means specially adapted for strengthening or protecting the cables
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は光通信に用いられる光ファイバーケーブル内に
海水等のイオン濃度が高い水溶液(以下高イオン水とい
う)が侵入した際、ケーブルの長手方向へ水溶液が走水
するのを防止するための高イオン水吸水性樹脂組成物並
びにそれらを用いたテープ及びヤーンに関するものであ
る。
〈従来の技術〉 従来、光ファイバーケーブルの防水対策としてはガス保
守方式や、ジェリー充填ケーブルが採用されている。し
かしながら、ガス保守方式は信頼性が高いものの、ガス
の流動性を確保するための空きスペースがケーブル内に
必要となるためにケーブル径が大きく、ガス保守を行な
うためのガス供給設備やガス圧管理設備が必要となって
コスト高になり、又、メインテナンスが難かしく、さら
に電磁誘導地域には設置できないといった難点がある。
一方、ジェリー充填ケーブルはガス保守方式に較べ、メ
インテナンスフリーといった長所があるが、ケーブル接
続作業時に必ず、ジェリーを除去する必要があり、しか
も、ジェリーが非常にべたつくため、ケーブル製造・接
続作業時の効率が低下するといった難点がある。
そこで、最近、ジェリー充填ケーブルのケーブル接続時
の作業効率を著しく改良するために多心・小径・軽量に
対応した新規な防水材料を充填した防水形光ファイバー
ケーブルが開発された。その断面構造の一例を第4図に
示す。第4図に示すケーブルは、ジェリーやガスの代り
に吸水性材料が使われているもので、接続作業時べたつ
くことがなく、著しく作業性が改良されており、メイン
テナンスフリーであり、且つ、ノンメタリック構造なの
で電磁障害を受けないといった特長を有している。
構造的には、中心部にFRP抗張体1を有するとともに周
面に長手方向に亘って複数の溝2aが形成されているポリ
エチレン製溝付ロッド2の周面上に吸水性押え巻きテー
プ3が巻付けられ、その上にポリエチレン製外被4が順
次設けられたものであり、溝付ロッド2の溝2a内には光
ファイバーテープ心線5及び吸水性テープ6が共に収納
されている。又、光ファイバーテープ心線が収納されて
いない空溝には吸水性ヤーン7が収納されている。
上述したような構造を有するケーブルにおいて、外被4
が劣化、あるいは何らかの事故により破損し、破損個所
から水がケーブル内に浸入して来ると、ケーブルの特定
部分に配置されている吸水性押え巻きテープ3、吸水性
テープ6及び吸水性ヤーン7が水を吸水することによっ
て膨潤し、その浸入個所付近のみにて止水してケーブル
内の特に長手方向に走水することが防止され、ケーブル
の水による事故が未然に防止される。
このようなケーブルに用いられる吸水性材料(吸水性押
え巻きテープ、吸水性テープ、吸水性ヤーン)として種
々の形態の吸水性材料が提案されている。例えば、吸水
性押え巻きテープとしては、(1)二枚のポリエステル
長繊維不織布シート間に吸水性樹脂粉末を介在せしめて
一体化したテープ(実開昭59-47914号公報)、(2)ポ
リエステル長繊維不織布シートの片面又は両面に、粉末
あるいは粒状の吸水性樹脂と樹脂バインダーとを混合し
た塗料を塗装したテープ(実開昭61-129228号公報)、
(3)パルプ繊維等の母体内に吸水性樹脂を含有させた
吸水層をメッシュ体で補強したテープ(特開昭61-16351
1号公報)、(4)吸水性繊維と熱接着性繊維とからな
る不織ウェブを熱ロールで圧着した吸水性繊維不織布シ
ート(実開昭60-131012号公報)等が提案・実用化され
ている。
又、吸水性テープとしては、例えば、20〜50μ厚のポリ
エステルテープの両面に吸水性樹脂と樹脂バインダーか
らなる塗料を塗装しテープ状に裁断したテープが実用化
されている。
さらに、吸水性ヤーンとしては(1)吸水性アクリル系
短繊維よりなる紡績糸(例えば、旭化成工業社製KKFヤ
ーン)、(2)プラスチック紐等に吸水性樹脂粉末と樹
脂バインダーを塗装したヤーン(特開昭60-150506号公
報)、(3)スリット加工又はスプリット加工したプラ
スチックヤーンの周囲に吸水性樹脂粉末と樹脂バインダ
ーを付着させたヤーン(特開昭62-259305号公報)等が
提案・実用化されている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、上記の各吸水性材料は、いずれも蒸留
水、水道水、イオン濃度の低い水溶液(水1中に最
大、塩化ナトリウム0.75g及び、塩化カルシウム0.50gを
含む水溶液…以下、この水溶液を低イオン水と呼ぶ。)
が浸入した場合、浸入水を吸水し膨潤して止水効果を発
揮するが、海水等のイオン濃度の高い水溶液(例えば水
1中に塩化ナトリウム25g及び、塩化カルシウム11gを
含む水溶液;高イオン水)が浸入した場合、全く止水効
果を発揮しないという致命的欠陥をもっている。
光ファイバーケーブルは地下に敷設されることが多く、
この場合、マンホール内には各種水溶液が流れ込むが、
これらの水には種々の種類と量のイオンが含まれてい
る。特に海岸付近に光ファイバーケーブルが敷設される
場合、海水と同程度のイオン濃度の水溶液と接触する場
合がある。従って、この様な高イオン水を吸水して膨潤
し止水効果を発揮する吸水性材料が切望されていた。
本発明の目的は、従来の吸水性材料の上述した問題点を
解決し、かつ、長期間に亘って使用しても光ファイバー
に悪影響を及ぼす水素ガスやハロゲンガスを発生せず、
光ファイバーケーブル製造時、吸水性樹脂が脱落せず、
充分な強度を有し蒸留水、水道水、低イオン水は勿論、
海水等の高イオン水がケーブル内に浸入した際にも瞬時
に吸水・膨潤して、水の浸入個所付近にてのみ止水させ
ケーブル内の長手方向に走水するのを防止する各種基材
に塗装可能な高イオン水吸水性樹脂組成物並びに、該組
成物を各種基材に付着せしめた高イオン水吸水性押え巻
きテープ、高イオン水吸水性テープ及び高イオン水吸水
性ヤーン並びにこれらを実装したケーブルを提供するこ
とにある。
〈課題を解決するための手段〉 前記目的を達成する本発明の高イオン水吸水性樹脂組成
物は、イソブチレン・無水マレイン酸共重合体架橋物、
もしくはスルホアルキルアクリレート系単量体及びスル
ホアルキルメタアクリレート系単量体の少なくとも一方
(以下、スルホアルキル(メタ)アクリレート系単量体
という)とアクリル酸系単量体及びメタアクリル酸系単
量体の少なくとも一方(以下、(メタ)アクリル酸系単
量体)と必要に応じてその他の重合性単量体とからなる
単量体混合物を架橋剤の存在下で重合して得た共重合体
架橋物、又はこれらの共重合体架橋物の混合物からなる
吸水性樹脂粉末100重量部と、合成樹脂又は合成ゴムか
らなるバインダー10〜100重量部と、無機系充填剤5〜2
00重量部と、アニオン系又はノニオン系界面活性剤0.1
〜5重量部と、有機溶剤とから構成されることを特徴と
する。
また、本発明の高イオン水吸水性押え巻きテープは、上
記高イオン水吸水性樹脂組成物が合成繊維からなる織物
又は不織布シートの片面又は両面に、乾燥付着量10〜20
0g/m2で塗装・乾燥又は含浸・乾燥されるとともにテー
プ状に裁断されてなることを特徴とし、高イオン水吸水
性テープは、上記高イオン水吸水性樹脂組成物が、合成
樹脂フィルムの両面に乾燥付着量10〜200g/m2で塗装・
乾燥されるとともにテープ状に裁断されてなることを特
徴とし、さらに、高イオン水吸水性ヤーンは、上記高イ
オン水吸水性樹脂組成物が、合成樹脂フィルム又は合成
繊維の長繊維からなるヤーン状物に、乾燥付着量0.1〜1
0g/mで塗装・乾燥又は含浸・乾燥されてなることを特徴
とする。
さらに、本発明のケーブルは、上記吸水性樹脂組成物、
もしくは上記高イオン水吸水性押え巻テープ、もしくは
上記高イオン水吸水性テープ、もしくは上記高イオン水
吸水性ヤーンのうち少なくとも1つを実装したことを特
徴とする。
本発明において、吸水樹脂として、イソブチレン・無水
マレイン酸共重合体架橋物、もしくはスルホアルキル
(メタ)アクリレート系単量体と(メタ)アクリル酸系
単量体と必要に応じてその他の重合性単量体とからなる
単量体混合物を架橋剤の存在下で重合して得た共重合架
橋物(以下、スルホアルキルアクリレート・アクリル酸
共重合架橋物という)、又はこれら共重合架橋物の混合
物からなる吸水性樹脂粉末を用いるのは、これらの吸水
性樹脂が海水等の高イオン水を自重の20〜30倍吸水しま
た泥水中に設置しても微生物によって分解されないので
光ファイバに有害な水素ガスを発生せず、さらに長期間
に亘って加熱しても高イオン水の吸水能力が低下しない
からである。
ここで、イソブチレン・無水マレイン酸共重合体架橋物
としては市販されているものを用いればよく、例えばク
ラレ社製のKIゲル#201K・F-1,#201K・F-2を挙げるこ
とができる。また、上記スルホアルキルアクリレート・
アクリル酸共重合架橋物は、特開昭61-36309号公報記載
のものであり、例えば日本触媒化学工業社製のアクアリ
ック#CS‐7S,#CS‐7Rなどであるが、特に有効なものと
してさらにこれらに表面処理を施して高イオン水の初期
吸収速度を改良した#CS‐8S,#CS‐8Rがある。
また、本発明で合成樹脂又は合成ゴムからなるバインダ
ーは上記吸水性樹脂粉末の脱落を防止して該吸水性樹脂
粉末を各種基材へ密着させる作用をするものである。こ
こで、合成樹脂又は合成ゴムとしては、特に、アクリル
系樹脂、ポリウレタン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、
エチレン共重合体樹脂、ポリアマイド樹脂、ポリイソブ
チレンゴム、ブチルゴム、エチレン・プロピレンゴム、
アクリルゴム等、ハロゲン原子を含まないものが好まし
い。ハロゲン原子を含むバインダーを用いると、長期使
用中に塩酸等の光ファイバに悪影響を与える有害物質を
放出するからである。
また、バインダーの配合量を10〜100重量部に限定した
のは、100重量部を越えると吸水性樹脂に対してバイン
ダーが多過ぎるので止水効果が発揮されず、10重量部未
満ではバインダーによる脱落防止効果が発揮されずに組
成物が硬化すると同時に吸水性樹脂粉末が脱落してしま
い、共に好ましくないからである。
本発明の樹脂組成物は、吸水性樹脂粉末及びバインダー
に、さらに無機充填剤並びにアニオン又はノニオン系界
面活性剤を添加することにより、従来の樹脂の低イオン
水に対する止水効果と同等の高イオン水止水効果を発揮
するものである。
従来技術にかかる吸水性樹脂組成物は吸水性樹脂とバイ
ンダーとからなり、低イオン水に対して樹脂重量の100
倍以上の吸水能力を発揮する。ところで、本発明に用い
る上記吸水性樹脂(アクアリックCS-7S,CS-7R,CS-8S,CS
-8R;KIゲル201・F-1,201・F-2等)は高イオン水を比較
的よく吸収するがそれでも自重の20〜30倍程度である。
よって、かかる高イオン吸収性の樹脂とバインダーとを
組合せても従来の低イオン水に対する止水効果には及ば
ない。本発明では、この高イオン吸水性の樹脂及びバイ
ンダーに無機充填剤並びにアニオン系又はノニオン系界
面活性剤を添加することにより、高イオン水に対する止
水効果を著しく向上させている。
このような効果が発揮される理由は定かではないが、無
機充填剤はバインダー中に分散して微小孔を形成すると
ともに吸水性樹脂粉末中に分散して吸水性樹脂粉末同士
を分離させるように作用し、界面活性剤は、上記微小孔
や無機充填剤表面を被覆して高イオン水に対する濡れ性
を改良するように作用すると思われる。これら両者の作
用の相剰効果により、本発明の吸水性樹脂組成物の高イ
オン水に対する吸収能力が十分に高められるものと推定
される。
本発明で用いる無機充填剤としては、炭酸カルシウム、
水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、亜鉛華、ク
レー、タルク、シリカ、含水ケイ酸カルシウム、含水ケ
イ酸アルミニウム等が好ましい。
無機充填剤の添加量を5〜200重量部に限定した理由
は、5重量部未満の場合には、高イオン水止水効果を発
揮することができず、又、200重量部を越えた場合には
組成物が硬化して脆くなり、吸水性樹脂も脱落するから
である。
本発明で用いるアニオン系界面活性剤としては脂肪酸石
ケン、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、α
−オレフィンスルホネート、アルコールサルフェート、
ポリオキシエチレンアルキルエーテルサルフェート、ポ
リオキシエチレンアルキルフェニルエーテルサルフェー
ト、アルキルメチルタウライド、ジアルキルスルホサク
シネート等が、また、ノニオン系界面活性剤としては、
エーテル型、アルキルフェノール型、エステル型、ソル
ビタンエステル型、ソルビタンエステルエーテル型、ア
ルキルアミン型、オキシエチレン・オキシプロピレンブ
ロックポリマー等が好ましく、特に有機溶剤に溶解し、
湿潤効果を有するものが有効である。
これら、界面活性剤の添加量を0.1〜5.0重量部に限定し
た理由は、0.1重量部未満では高イオン水止水効果を付
与できず、又5.0重量部を越えても高イオン水止水効果
を増加させないからである。
本発明の高イオン水吸水性樹脂組成物は、さらに有機溶
剤を含有する。有機溶剤としては上述のバインダーたる
合成樹脂や合成ゴムを溶解し得るものはすべて使用でき
るが、特に、トルエン、キシレン、ベンゼン、メチルエ
チルケトン、アセトン、ヘキサン、メチルイソブチルケ
トン、酢酸エチル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、
シクロヘキサン等の汎用有機溶剤が好適である。
次に、以上述べた本発明の高イオン水吸水性樹脂組成物
を用いた高イオン水吸水性押え巻きテープ、高イオン水
吸水性テープ及び高イオン水吸水性ヤーンについて説明
する。
第1図に本発明の高イオン水吸水性押え巻きテープの断
面構造の一例を示す。同図に示すように、この押え巻き
テープは本発明の高イオン水吸水性樹脂組成物10が基材
11の両面に塗装・乾燥又は含浸・乾燥により付着された
ものである。この高イオン水吸水性押え巻きテープはケ
ーブルの溝付ロッドの周囲に螺旋状に巻き付けられるの
で、ケーブル製造工程における巻き付け時の張力に耐え
る強度を有し、微生物に分解されない合成物であり、可
撓性を有するものが望ましい。よって、基材11としては
このような条件を満足しうるものであればよいが材質的
には、合成繊維よりなる織物や不織布シートが使用でき
るが、特に価格、強度の面からは、スパンボンド法で製
造される長繊維不織布が有利である。また、高イオン水
吸水性押え巻きテープは、基材11に高イオン水吸水性樹
脂組成物10を付着した後、裁断し、巻きとることにより
製品化されるが、予めテープ状にした基材11に樹脂組成
物10を付着させることにより製造してもよい。また、樹
脂組成物10は基材11の片面のみに設けてもよい。
第2図には本発明の高イオン水吸水性テープの断面構造
の一例を示す。同図に示すように、この高イオン水吸水
性テープは合成樹脂フィルム12の両面に、高イオン水吸
水性樹脂組成物10が塗装・乾燥により付着されたもので
ある。この高イオン水吸水性テープは、ケーブルの溝付
ロッドの溝内に光ファイバーテープ心線と共にロッドの
長手方向に亘って挿入されるので基材としては挿入時の
張力に耐え、光ファイバーに側圧を与えない様できるだ
け厚さが薄いのが望ましく、合成樹脂フィルム12が好適
である。合成樹脂フィルム12としては厚さ20〜100μの
ポリエステルフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリ
アミドフィルム、ポリカーボネイトフィルム、ポリブテ
ン−1フィルム等が好適である。これらの基材は、その
両面に本発明の高イオン水吸水性樹脂組成物を塗装・乾
燥により付着した後、溝付ロッドの溝の幅より狭めにテ
ープ状に加工され、巻取られた状態で製品化されるが、
予めテープ状にした合成樹脂フィルム12に樹脂を塗装・
乾燥により付着させてもよい。
第3図には本発明の高イオン水吸水性ヤーンの断面構造
の一例を示す。同図に示すように、ヤーン状物13の全面
に高イオン水吸水性樹脂組成物10を含浸・乾燥させたも
のである。この吸水性ヤーンはケーブルの溝付ロッドの
空溝内にロッドの長手方向に亘って挿入されるので、基
材としてのヤーン状物13は溝の寸法より小さく、挿入時
の張力に耐えることが必要であり、ポリオレフィン、ポ
リエステル、ポリアミド等の合成繊維の長繊維又は、ポ
リオレフィン、ポリエステル、ポリアミド等の合成樹脂
フィルムよりなるプラスチックヤーンが好適である。こ
れらヤーン状物13の太さは繊維業界での呼称単位で1,00
0〜50,000デニールが特に有効である。これらのヤーン
状物13は、本発明の高イオン水吸水性樹脂組成物10は全
面に亘って含浸、乾燥された後ボビンに1本毎に巻取ら
れる。また、このように加工を施すことにより得られた
高イオン水吸水性ヤーンは場合により撚加工を施しても
よい。撚加工を施すとヤーンの径が一定になり、溝付ロ
ッドの溝内に挿入し易く溝上に凸部を形成しないからで
ある。
以上述べた本発明の高イオン水吸水性材料において、各
材料に対する高イオン水吸水性樹脂組成物の付着量を、
吸水性押え巻きテープで10〜200g/m2、吸水性テープで1
0〜200g/m2、吸水性ヤーンで0.1〜10g/m2と限定したの
は、最低値未満の付着量では充分な高イオン水止水効果
が得られず、最高値を越える付着量では各材料が硬化す
ると共に、価格上不利だからである。
本発明の各種高イオン水吸水性材料は、微生物によって
分解されないので光ファイバーに悪影響を及ぼす水素ガ
スを発生せず、また、ハロゲン化合物を含んでいないの
で、数十年間といった長期間信頼性を有し、さらに光フ
ァイバーケーブルに容易に加工し得る優れた加工性を有
する。したがって、これらをケーブルに用いた場合、蒸
留水、水道水、低イオン水は勿論、高イオン水をも瞬時
に吸水して膨潤することによりケーブルの長手方向へ水
が走るのを防止するという優れた止水能力が発揮され
る。
これらの材料の光ファイバーケーブルへの実装方法は、
第4図に示した従来の防水型光ファイバケーブルにおけ
るものと同様でよく、具体的には従来の吸水性押え巻テ
ープ3に代えて本発明による高イオン水吸水性押え巻テ
ープを、従来の吸水性テープ6に代えて本発明による高
イオン水吸水性テープを、従来の吸水性ヤーン7に代え
て本発明による高イオン水吸水性ヤーンを実装すればよ
い。またこれら高イオン水吸水性押え巻テープ、高イオ
ン水吸水性テープ、高イオン水吸水性ヤーンを常にすべ
て実装する必要はなく、ケーブル構造や要求される止水
性の程度によってはこの内の一部を実装するだけでもよ
い。
なお、本発明で実装とは、各材料をケーブル内の所定の
場所に装てんし、ケーブル内の一定の空間を占めるよう
に配置することである。すなわち、第4図に示したよう
に、吸水性押さえ巻テープ3であれば巻付けることに
り、吸水性テープ6や吸水性ヤーン7であれば空隙部分
に縦添えして挿入することにより、ケーブル内に収納す
ることである。
また、吸水性樹脂組成物の場合は、現実にはこれを用い
て吸水性押さえ巻きテープ3、吸水性テープ6、吸水性
ヤーン7等を製作した上で、これらの吸水性押さえ巻き
テープ3、吸水性テープ6、吸水性ヤーン7等をケーブ
ルに実装することとなる。
本発明の高イオン水吸水性押え巻きテープはテーブル心
線スロット型光ファイバーケーブル構造のみならず、あ
らゆる構造の通信ケーブル又は電力ケーブルの押え巻き
テープとして使用できる。更に、本発明の高イオン水吸
水性ヤーンは、通信ケーブルは勿論、電力ケーブルの介
在として使用できる。
以上の様に、本発明の吸水材料は応用範囲が非常に広く
実用上極めて有用である。
〈実施例〉 次に、実施例によって本発明を説明する。
(実施例1) ブチルゴム100重量部を、50℃に加温したテスト用2本
ロール間で素練し、このブチルゴムに重質炭酸カルシウ
ム100重量部及びシリカ20重量部を徐々に添加しながら
混練しゴムシートを得た。このゴムシートを小片にカッ
トし容器内に入れ、トルエン200重量部を加えて一夜放
置し、ゴムシートを膨潤させ、撹拌機で撹拌してゴム溶
解液を得た。このゴム溶解液に吸水性樹脂アクアリック
CS-8S、640重量部、アニオン系界面活性剤ジオクチル・
スルホ・コハク酸ナトリウム6.4重量部及びトルエン350
重量部を添加して充分に撹拌・混合し高イオン水吸水性
樹脂組成物を得た。
(比較例1a) 実施例1と同様な方法で、ブチルゴム100重量部、アク
アリックCS-8S 200重量部及びトルエン300重量部よりな
る吸水性樹脂組成物を得た。
(比較例1b) 実施例1と同様な方法で、ブチルゴム100重量部、重炭
酸カルシウム200重量部、シリカ20重量部、アクアリッ
クCS-8S 640重量部及びトルエン550重量部よりなる吸水
性樹脂組成物を得た。
(比較例1c) 実施例1と同様な方法で、ブチルゴム100重量部、アク
アリックCS-8S 200重量部、ジオクチル・スルホ・コハ
ク酸ナトリウム2重量部よりなる吸水性樹脂組成物を得
た。
(実施例2) ポリエステル長繊維不織布シート(旭化成工業社製E-10
40:目付量40g/m2)の両面に実施例1の高イオン水吸水
性樹脂組成物を付着量100g/m2(吸水性樹脂の乾燥付着
量はいずれも66g/m2である。)で塗装・乾燥し、各々幅
25mmに裁断して高イオン水吸水性押え巻きテープを得
た。テープの厚さは0.2mm、重量は140g/m2だった。
(比較例2a〜2c) 実施例2と同様にして、比較例1a〜1cの吸水性樹脂組成
物を用いた吸収性押え巻きテープを得た。
(試験例1) こうして得られた実施例2並びに比較例2a〜2cの吸水性
押え巻きテープを用いて、次に示す方法により模擬的走
水試験を行った。即ち、直径10mm、長さ2.0mのガラス棒
を用意し、このガラス棒に1.95mの長さだけ吸水性押え
巻きテープを1/2ラップで螺旋状に巻き付けた。テープ
を巻き付けたガラス棒を内径12mm、長さ2mのガラス管内
に差し込み、ガラス棒が、ガラス管の中心部に保持され
る様に固定した。ガラス管内壁とテープ外側間の間隙は
約0.6mmであった。(実際のケーブル構造体での外被と
テープ間の間隙は0.6mmより更に小さい。)次に、複合
したガラス管をテーブル上に水平に配置し、ガラス管の
片端部より、チューブ管を通して高さ1.2mの距離から容
器に採取されている高イオン水をガラス管内に流出さ
せ、走水距離を測定した。尚、高イオン水は蒸溜水1
中に 塩化ナトリウム 24.534g 塩化マグネシウム(6水塩) 11.112g 無水硫酸ナトリウム 4.094g 塩化カルシウム(2水塩) 1.535g 塩化カリウム 0.695g 炭酸水素ナトリウム 0.201g 臭化カリウム 0.101g 塩化ストロンチウム(6水塩) 0.043g ホウ酸 0.027g 弗化ナトリウム 0.003g を溶解させ、0.1N−水酸化ナトリウム水溶液でpHを8.2
に調整したものである。
又、同様な模擬的走水試験において、高イオン水の代り
に低イオン水を使用して走水距離を測定した。
これらの結果を第4表に示す。
(実施例3) クラレ社製、KIゲル201K・F-2,90重量部及び重質炭酸カ
ルシウム9重量部にトルエン45重量部及びジオクチル・
スルホ・コハク酸ナトリウム0.9重量部を加え、充分に
撹拌した後、東洋紡製バイロン20-SS(不飽和ポリエス
テル樹脂溶液、固型分30%)100重量部を加え、充分撹
拌して、高イオン水吸水性樹脂組成物を得た。
(実施例4) 実施例3の樹脂組成物を厚さ50ミクロンのポリエステル
フィルムの両面に乾燥付着量65g/m2になるよう塗装・乾
燥させ、幅1.3mmのテープ状にスリット加工し、厚さ0.1
2mmの高イオン水吸水性テープを得た。
(試験例2) 実施例3で得られた高イオン水吸水性テープを試験例1
と同様な走水試験に供した。但し、この場合ガラス棒
や、ガラス管の代りに矩型チューブ(断面が直径約4.0m
mφのチューブの中央部にタテ0.6mm×ヨコ1.6mmの長方
形の空孔が貫通しているPVC製矩型中空チューブ。)を
使用した。
矩型チューブの孔の中に、前記厚さ0.12mm、幅1.3mmの
高イオン水吸水性テープを直線状に挿入し、試験例1同
様、矩型チューブの片端より1.2mの高さから高イオン水
を流し走水距離を測定したところ700mmであった。な
お、実際のケーブルの場合、溝付ロットの溝の寸法は1.
2mm×1.6mmを想定しており、この溝の中に厚さ0.4mmの
テープ心線が2枚入れられるので、本試験の矩型チュー
ブの寸法0.6mm×1.6mmの間隙は実際よりかなり大きい。
(実施例5) エッソスタンダード製ビスタネックスL-140(ポリ・イ
ソ・ブチレンゴム)100重量部と重質炭酸カルシウム80
重量部を実施例1同様に混練した後、トルエン1000重量
部に溶解させた。このゴム溶液にトルエン1000重量部、
クラレ社製KIゲル201K・F-2,800重量部及び、ジオクチ
ル・スルホ・コハク酸ナトリウム2重量部を加えて充分
撹拌し、高イオン水吸水性樹脂組成物を得た。
(実施例6) 実施例5の組成物を岡本化成社製フジリットF-N2200
(ポリプロピレン製ヤーン、太さ2200デニール)に乾燥
付着量0.5g/mになるよう含浸・乾燥させた後、撚加工機
にて60回/mの撚を施し、高イオン水吸水性ヤーンを得
た。
(試験例3) 実施例6で得られた高イオン水吸水性ヤーンを試験例2
と同様な走水試験に供した。即ち、中央部にタテ1.2mm
×ヨコ1.6mmの長方形の空孔が貫通している、直径約4.0
mmφのPVC製矩型中空チューブの孔の中に、高イオン水
吸水性ヤーンを挿入し、試験例2と同様に1.2mの高さか
ら高イオン水を流し走水距離を測定したところ650mmで
あった。
〈発明の効果〉 本発明の高イオン水吸水性樹脂組成物は、高イオン水に
対しても高い吸水能力を発揮し、各種基材に付着させる
ことによって高イオン水吸水性押え巻きテープ、高イオ
ン水吸水性テープ、高イオン水吸水性ヤーンに加工でき
る。また加工された高イオン水吸水性材料は、吸水性樹
脂粉末が脱落せじ、容易にケーブルに実装出来る優れた
製造性を有し、又、それらの材料を実装した光ファイバ
ーケーブルでは、ケーブル接続時の作業性が良好であ
り、ケーブルに水道水、低イオン水は勿論、高イオン水
が浸入しても、これらの吸水性材料が瞬時にこれらの水
を吸水して膨潤し、確実に1m以内で止水される。又、本
発明の高イオン水吸水性材料は微生物で分解されず、ケ
ーブルに有害な水素ガスやハロゲンガスを発生しないの
で優れた長期信頼性を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の高イオン水吸水性押え巻きテープの断
面構造を模型的に例示した図、第2図は本発明の高イオ
ン水吸水性テープの一例を示す断面図、第3図は本発明
の高イオン水吸水性ヤーンの断面構造の一例を示す説明
図、第4図は光ファイバーケーブルの一例を示す断面図
である。 図面中、 10は高イオン水吸水性樹脂組成物、11は基材(織物又は
不織布)、12は合成樹脂フィルム、13はヤーン状物であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D06M 15/263 G02B 6/44 381 (72)発明者 古川 淳一 福岡県粕屋郡新宮町大字原上1820番地 福 岡クロス工業株式会社新宮工場内 (72)発明者 林田 学 福岡県粕屋郡新宮町大字原上1820番地 福 岡クロス工業株式会社新宮工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イソブチレン・無水マレイン酸共重合体架
    橋物、もしくはスルホアルキルアクリレート系単量体及
    びスルホアルキルメタアクリレート系単量体の少なくと
    も一方とアクリル酸系単量体及びメタアクリル酸系単量
    体の少なくとも一方と必要に応じてその他の重合性単量
    体とからなる単量体混合物を架橋剤の存在下で重合して
    得た共重合体架橋物、又はこれらの共重合体架橋物の混
    合物からなる吸水性樹脂粉末100重量部と、 合成樹脂又は合成ゴムからなるバインダー10〜100重量
    部と、 無機系充填剤5〜200重量部と、 アニオン系又はノニオン系界面活性剤0.1〜5重量部
    と、 有機溶剤と から構成されることを特徴とする高イオン水吸水性樹脂
    組成物。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲1記載の組成物が、合成繊
    維からなる織物又は不織布シートの片面又は両面に、乾
    燥付着量10〜200g/m2で塗装・乾燥又は含浸・乾燥され
    るとともにテープ状に裁断されてなることを特徴とする
    高イオン水吸水性押え巻テープ。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲1記載の組成物が、合成樹
    脂フィルムの両面に乾燥付着量10〜200g/m2で塗装・乾
    燥されるとともにテープ状に裁断されてなることを特徴
    とする高イオン水吸水性テープ。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲1記載の組成物が、合成樹
    脂フィルム又は合成繊維の長繊維からなるヤーン状物
    に、乾燥付着量0.1〜10g/m2で塗装・乾燥又は含浸・乾
    燥されてなることを特徴とする高イオン水吸水性ヤー
    ン。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲1記載の吸水性樹脂組成
    物、もしくは特許請求の範囲2記載の高イオン水吸水性
    押え巻テープ、もしくは特許請求の範囲3記載の高イオ
    ン水吸水性テープ、もしくは特許請求の範囲4記載の高
    イオン水吸水性ヤーンのうち、少なくとも1つを実装し
    たことを特徴とするケーブル。
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