JPH07118314A - 再生樹脂の製造法及びその再生樹脂組成物 - Google Patents
再生樹脂の製造法及びその再生樹脂組成物Info
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- JPH07118314A JPH07118314A JP26623193A JP26623193A JPH07118314A JP H07118314 A JPH07118314 A JP H07118314A JP 26623193 A JP26623193 A JP 26623193A JP 26623193 A JP26623193 A JP 26623193A JP H07118314 A JPH07118314 A JP H07118314A
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- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F2/00—Processes of polymerisation
- C08F2/44—Polymerisation in the presence of compounding ingredients, e.g. plasticisers, dyestuffs, fillers
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- Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
- Polymerisation Methods In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 本発明は、回収された熱可塑性樹脂を2種以
上混合溶融状態とし、この熱可塑樹脂混合物の存在下、
ビニル単量体及びラジカル開始剤を添加し溶融混練重合
反応することを特徴とする再生樹脂の製造法。 【効果】 本発明によると再生樹脂を工業的に安価に製
造でき、従来困難であった異なる樹脂組成からなり相溶
性が悪いためリサイクルできずに埋立か、燃やすしかな
かった熱可塑性樹脂混合物が、機械的強度ならびに成形
性、層剥離がなく、相溶性、弾性、抗張力、熱変形性、
耐衝撃性にバランス良く優れるので、容器、包装材、建
材、工業部品等の成形物、シート、フィルム、多層積層
物等として有用な再生樹脂として提供することが出来
る。
上混合溶融状態とし、この熱可塑樹脂混合物の存在下、
ビニル単量体及びラジカル開始剤を添加し溶融混練重合
反応することを特徴とする再生樹脂の製造法。 【効果】 本発明によると再生樹脂を工業的に安価に製
造でき、従来困難であった異なる樹脂組成からなり相溶
性が悪いためリサイクルできずに埋立か、燃やすしかな
かった熱可塑性樹脂混合物が、機械的強度ならびに成形
性、層剥離がなく、相溶性、弾性、抗張力、熱変形性、
耐衝撃性にバランス良く優れるので、容器、包装材、建
材、工業部品等の成形物、シート、フィルム、多層積層
物等として有用な再生樹脂として提供することが出来
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回収された熱可塑性樹
脂の混合物、又は熱可塑性樹脂廃材混合物からの物性バ
ランスに優れた再生樹脂、リサイクル樹脂の製造法に関
する。
脂の混合物、又は熱可塑性樹脂廃材混合物からの物性バ
ランスに優れた再生樹脂、リサイクル樹脂の製造法に関
する。
【0002】
【従来の技術】熱可塑性樹脂は、軽くて錆びないで長持
ちし、しかもいろんな形に成形出来ることから、フィル
ム、繊維、成形品などとして多種の用途に広く用いられ
ている。しかし、熱可塑性樹脂の使用量が増えると共に
その端材や廃棄物の処理が社会問題となってきた。単一
樹脂の場合は再溶融加工により再生樹脂として再利用し
易いがポリプロピレンとポリスチレン、ポリエチレンと
塩化ビニル樹脂等一般に異なる組成の樹脂は相溶性が悪
いため単なる再溶融加工では物性が悪くて実用的な価値
のある再生樹脂が得られない。そのため これらの非相
溶性のポリマー混合物に対しては各ポリマー成分を有す
るブロック・グラフト共重合体、例えば水添した熱可塑
性SBR等が相溶化剤として従来より提案されており、
又近年では無水マレイン酸変性ポリオレフィン(特開平
5−31722号公報、特開平5−125232号公
報、特開昭64−110号公報)、N−ビニルピロリド
ンから誘導されるコポリマー(特開昭64−11109
号公報)、オキサゾリン基含有ポリマー(Polymer Engi
neering & Science,28、1427(1988))等
が反応性相溶化剤として提案されている。
ちし、しかもいろんな形に成形出来ることから、フィル
ム、繊維、成形品などとして多種の用途に広く用いられ
ている。しかし、熱可塑性樹脂の使用量が増えると共に
その端材や廃棄物の処理が社会問題となってきた。単一
樹脂の場合は再溶融加工により再生樹脂として再利用し
易いがポリプロピレンとポリスチレン、ポリエチレンと
塩化ビニル樹脂等一般に異なる組成の樹脂は相溶性が悪
いため単なる再溶融加工では物性が悪くて実用的な価値
のある再生樹脂が得られない。そのため これらの非相
溶性のポリマー混合物に対しては各ポリマー成分を有す
るブロック・グラフト共重合体、例えば水添した熱可塑
性SBR等が相溶化剤として従来より提案されており、
又近年では無水マレイン酸変性ポリオレフィン(特開平
5−31722号公報、特開平5−125232号公
報、特開昭64−110号公報)、N−ビニルピロリド
ンから誘導されるコポリマー(特開昭64−11109
号公報)、オキサゾリン基含有ポリマー(Polymer Engi
neering & Science,28、1427(1988))等
が反応性相溶化剤として提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、相溶化
剤は異なる成分ポリマーの併有によって、或いは高分子
反応によって異種ポリマー間の界面張力を低下する事に
よりミクロ分散化させる役割があるとされており、従来
の相溶化剤はポリマーであるために溶融混練工程だけで
は分散性や反応性に限界があった。又一般的なプラスチ
ックスの廃材組成はポリオレフィン70%、塩化ビニル
樹脂15%、ポリスチレン10%、その他5%(プラス
チックスエージ 39(7)、89(1993)となっ
ているように、熱可塑性樹脂の廃材混合物は多種類のポ
リマーを含む事が多いので、その再生には特定の組み合
わせのみに効果のある相溶化剤でなく、広範な組み合わ
せに有効な相溶化剤が要求される。更に熱可塑性樹脂の
廃材の再生であるからその相溶化剤は経済的にも合理的
な価格であることが必要なので従来の特殊な組成や複雑
な製法で造られる高価な相溶化剤は実用性が乏しい。
剤は異なる成分ポリマーの併有によって、或いは高分子
反応によって異種ポリマー間の界面張力を低下する事に
よりミクロ分散化させる役割があるとされており、従来
の相溶化剤はポリマーであるために溶融混練工程だけで
は分散性や反応性に限界があった。又一般的なプラスチ
ックスの廃材組成はポリオレフィン70%、塩化ビニル
樹脂15%、ポリスチレン10%、その他5%(プラス
チックスエージ 39(7)、89(1993)となっ
ているように、熱可塑性樹脂の廃材混合物は多種類のポ
リマーを含む事が多いので、その再生には特定の組み合
わせのみに効果のある相溶化剤でなく、広範な組み合わ
せに有効な相溶化剤が要求される。更に熱可塑性樹脂の
廃材の再生であるからその相溶化剤は経済的にも合理的
な価格であることが必要なので従来の特殊な組成や複雑
な製法で造られる高価な相溶化剤は実用性が乏しい。
【0004】本発明者らは、上述の従来法の欠点を解決
するために回収された非相溶性の熱可塑性樹脂混合物を
相溶化する経済的な方法を研究してきた結果、押出機中
等、溶融状態の該熱可塑性樹脂混合物の存在下でビニル
単量体を溶融混練重合反応することにより高率でグラフ
ト重合体が得られ、そのことにより相溶化された熱可塑
性樹脂混合物から成る再生樹脂が得られ、且つ工業的に
容易に製造できることを見いだし、本発明を完成するに
至った。
するために回収された非相溶性の熱可塑性樹脂混合物を
相溶化する経済的な方法を研究してきた結果、押出機中
等、溶融状態の該熱可塑性樹脂混合物の存在下でビニル
単量体を溶融混練重合反応することにより高率でグラフ
ト重合体が得られ、そのことにより相溶化された熱可塑
性樹脂混合物から成る再生樹脂が得られ、且つ工業的に
容易に製造できることを見いだし、本発明を完成するに
至った。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、回収さ
れた熱可塑性樹脂を2種以上混合溶融状態とし、この熱
可塑樹脂混合物の存在下、ビニル単量体を溶融混練重合
することを特徴とする再生樹脂、リサイクル樹脂の製造
法を提供するものである。
れた熱可塑性樹脂を2種以上混合溶融状態とし、この熱
可塑樹脂混合物の存在下、ビニル単量体を溶融混練重合
することを特徴とする再生樹脂、リサイクル樹脂の製造
法を提供するものである。
【0006】好ましくは、溶融状態の熱可塑性樹脂混合
物の存在下でビニル単量体及びラジカル開始剤を添加し
て溶融混練反応することを特徴とする、更に好ましくは
熱可塑性樹脂混合物がラジカルに対して非架橋性の熱可
塑性樹脂を少なくとも3分の1量含んでいる事、又ビニ
ル単量体が芳香族ビニル系単量体であること、更に好ま
しくは芳香族ビニル系単量体が、エポキシ基含有ビニル
単量体或いはカルボキシル基含有ビニル単量体等の極性
官能基含有ビニル単量体を併用した芳香族ビニル単量体
であることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物からの再生
樹脂を製造する方法を提供するものである。
物の存在下でビニル単量体及びラジカル開始剤を添加し
て溶融混練反応することを特徴とする、更に好ましくは
熱可塑性樹脂混合物がラジカルに対して非架橋性の熱可
塑性樹脂を少なくとも3分の1量含んでいる事、又ビニ
ル単量体が芳香族ビニル系単量体であること、更に好ま
しくは芳香族ビニル系単量体が、エポキシ基含有ビニル
単量体或いはカルボキシル基含有ビニル単量体等の極性
官能基含有ビニル単量体を併用した芳香族ビニル単量体
であることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物からの再生
樹脂を製造する方法を提供するものである。
【0007】本発明を詳しく説明する。
【0008】(構成)本発明で用いる回収された熱可塑
性樹脂混合物とは、好ましくはラジカル開始剤の存在に
より増粘したり、架橋してバラバラにならない熱可塑性
樹脂、即ちラジカル非架橋性熱可塑性樹脂を含む混合物
で、さらに好ましくはラジカル架橋性熱可塑性樹脂とラ
ジカル非架橋性熱可塑性樹脂とからなるものである。ラ
ジカル架橋性熱可塑性樹脂とは、例えば、ポリエチレン
系ポリオレフィン樹脂、ポリスチレン、アクリロニトリ
ル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS樹脂)、ア
クリロニトリル−スチレン共重合体、スチレン−メチル
メタクリレート共重合体等のスチレン系重合体、ポリブ
チレンテレフタレ−ト、ポリエチレンテレフタレ−
ト、、ポリエチレンナフタレ−ト等のポリエステル樹
脂、ポリカーボネート、ポリサルホン、ポリフェニレン
エ−テル等が挙げられる。
性樹脂混合物とは、好ましくはラジカル開始剤の存在に
より増粘したり、架橋してバラバラにならない熱可塑性
樹脂、即ちラジカル非架橋性熱可塑性樹脂を含む混合物
で、さらに好ましくはラジカル架橋性熱可塑性樹脂とラ
ジカル非架橋性熱可塑性樹脂とからなるものである。ラ
ジカル架橋性熱可塑性樹脂とは、例えば、ポリエチレン
系ポリオレフィン樹脂、ポリスチレン、アクリロニトリ
ル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS樹脂)、ア
クリロニトリル−スチレン共重合体、スチレン−メチル
メタクリレート共重合体等のスチレン系重合体、ポリブ
チレンテレフタレ−ト、ポリエチレンテレフタレ−
ト、、ポリエチレンナフタレ−ト等のポリエステル樹
脂、ポリカーボネート、ポリサルホン、ポリフェニレン
エ−テル等が挙げられる。
【0009】ラジカル非架橋性熱可塑性樹脂とは、ポリ
プロピレン系ポリオレフィン樹脂、塩化ビニル樹脂、塩
化ビニリデン樹脂、塩素化ポリエチレン等のハロゲン含
有ポリマー、6ナイロン、66ナイロンなどのポリアミ
ド、ポリエ−テルサルホン、ポリアリ−ルサルホン、ポ
リアミドイミド等であり、ポリエステル系、ポリアミド
系、ポリウレタン系、ポリオレフィン系、ポリスチレン
系等の熱可塑性エラストマ−等が挙げられる。好ましく
は、ポリプロピレン、塩化ビニル樹脂である。
プロピレン系ポリオレフィン樹脂、塩化ビニル樹脂、塩
化ビニリデン樹脂、塩素化ポリエチレン等のハロゲン含
有ポリマー、6ナイロン、66ナイロンなどのポリアミ
ド、ポリエ−テルサルホン、ポリアリ−ルサルホン、ポ
リアミドイミド等であり、ポリエステル系、ポリアミド
系、ポリウレタン系、ポリオレフィン系、ポリスチレン
系等の熱可塑性エラストマ−等が挙げられる。好ましく
は、ポリプロピレン、塩化ビニル樹脂である。
【0010】本発明の混合物は、上記のラジカル架橋性
及び非架橋性熱可塑性樹脂とから成る回収された端材、
成形品破砕物、廃材であっても良いし、別々に回収され
たものを混合しても良い。
及び非架橋性熱可塑性樹脂とから成る回収された端材、
成形品破砕物、廃材であっても良いし、別々に回収され
たものを混合しても良い。
【0011】ラジカル非架橋性樹脂の量は、ラジカル開
始剤とビニル単量体を添加して溶融混練する事から、好
ましくは混合物中に3分の1(重量)以上である。1/
3より少ないとラジカル架橋性熱可塑性樹脂が、混練機
等の中で塊状化する恐れがあるので事が好ましいくな
い。
始剤とビニル単量体を添加して溶融混練する事から、好
ましくは混合物中に3分の1(重量)以上である。1/
3より少ないとラジカル架橋性熱可塑性樹脂が、混練機
等の中で塊状化する恐れがあるので事が好ましいくな
い。
【0012】本発明で用いられる前記ビニル単量体と
は、例えば、アクリロニトリルの如き、各種のシアン化
ビニル類; 酢酸ビニルの如き、各種のビニルエステル
類;アクリル酸ないしはメタクリル酸の如き、各種の不
飽和モノカルボン酸及びそのアルキルエステル、または
グリシジルエステル類;イタコン酸やマレイン酸の如
き、各種の不飽和ジカルボン酸類; 該不飽和ジカルボ
ン酸類のモノエステル類; ビニルトリメトキシシラ
ン、ビニルトリエトキシシラン、3−メタクリロキシプ
ロピルトリメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピ
ルメチルジメトキシシラン、ビニルトリス(2−メトキ
シエトキシ)シラン等のシリル基含有ビニル単量体;
スチレン、メチルスチレン、ビニルスチレン、ビニルキ
シレン、エチルビニルベンゼン、イソプロピルスチレ
ン、クロロスチレン、ジクロロスチレン、ブロモスチレ
ン等の芳香族ビニル単量体等を挙げることができる。こ
れらは単独で用いてもよいし、2種類以上を混合して用
いることもできる。
は、例えば、アクリロニトリルの如き、各種のシアン化
ビニル類; 酢酸ビニルの如き、各種のビニルエステル
類;アクリル酸ないしはメタクリル酸の如き、各種の不
飽和モノカルボン酸及びそのアルキルエステル、または
グリシジルエステル類;イタコン酸やマレイン酸の如
き、各種の不飽和ジカルボン酸類; 該不飽和ジカルボ
ン酸類のモノエステル類; ビニルトリメトキシシラ
ン、ビニルトリエトキシシラン、3−メタクリロキシプ
ロピルトリメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピ
ルメチルジメトキシシラン、ビニルトリス(2−メトキ
シエトキシ)シラン等のシリル基含有ビニル単量体;
スチレン、メチルスチレン、ビニルスチレン、ビニルキ
シレン、エチルビニルベンゼン、イソプロピルスチレ
ン、クロロスチレン、ジクロロスチレン、ブロモスチレ
ン等の芳香族ビニル単量体等を挙げることができる。こ
れらは単独で用いてもよいし、2種類以上を混合して用
いることもできる。
【0013】該ビニル単量体としては芳香族ビニル単量
体は他のポリマーの表面を濡らす効果が特に大きく、又
溶融重合時において熱可塑性樹脂のラジカル分解を抑制
する点で優れており、スチレンを単独又は併用して用い
るのが特に好ましい。
体は他のポリマーの表面を濡らす効果が特に大きく、又
溶融重合時において熱可塑性樹脂のラジカル分解を抑制
する点で優れており、スチレンを単独又は併用して用い
るのが特に好ましい。
【0014】更に、芳香族ビニル単量体と併用される極
性官能基含有ビニル単量体としては、共重合可能なアル
キルエステル基含有ビニル単量体、エポキシ基含有ビニ
ル単量体、水酸基含有ビニル単量体、カルボン酸基含有
ビニル単量体、ビニルシラン単量体等が挙げられる。好
ましくは、カルボン酸基含有ビニル単量体あるいはエポ
キシ基含有ビニル単量体である。
性官能基含有ビニル単量体としては、共重合可能なアル
キルエステル基含有ビニル単量体、エポキシ基含有ビニ
ル単量体、水酸基含有ビニル単量体、カルボン酸基含有
ビニル単量体、ビニルシラン単量体等が挙げられる。好
ましくは、カルボン酸基含有ビニル単量体あるいはエポ
キシ基含有ビニル単量体である。
【0015】エポキシ基含有ビニル単量体としては、例
えば、グリシジルメタクリレート、グリシジルアクリレ
ート、アリルグリシジルエーテル、メタクリルグリシジ
ルエーテル等が挙げられ単独または混合して用いられ
る。特にグリシジルメタクリレートが好ましい。
えば、グリシジルメタクリレート、グリシジルアクリレ
ート、アリルグリシジルエーテル、メタクリルグリシジ
ルエーテル等が挙げられ単独または混合して用いられ
る。特にグリシジルメタクリレートが好ましい。
【0016】水酸基含有ビニル単量体としては、例え
ば、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロ
キシプロピルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルア
クリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、2
−ヒドロキシブチルメタクリレート等が挙げられ単独ま
たは混合して用いられる。
ば、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロ
キシプロピルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルア
クリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、2
−ヒドロキシブチルメタクリレート等が挙げられ単独ま
たは混合して用いられる。
【0017】カルボン酸基含有ビニル単量体とは、例え
ば、アクリル酸、メタクリル酸、無水マレイン酸、マレ
イン酸等が挙げられ単独または混合して用いられる。
ば、アクリル酸、メタクリル酸、無水マレイン酸、マレ
イン酸等が挙げられ単独または混合して用いられる。
【0018】該芳香族ビニル単量体及び極性官能基含有
ビニル単量体の添加量は、熱可塑性樹脂混合物の50重
量%以下、好ましくは5〜30重量%である。1重量%
より少ないと熱可塑性樹脂混合物の相溶化が不十分とな
り、50重量%を越えると再生樹脂の製造という目的か
ら乖離するだけでなく、溶融混練法という製法上好まし
くない。 また、極性官能基含有ビニル単量体の添加量
は、熱可塑性樹脂混合物の10重量%以下、好ましくは
0.1〜5重量%である。10重量%を越えると生成物
の低分子量化が起こるだけでなく再生樹脂の粘着性、機
械的物性等悪影響が起こる場合があり好ましくない。
ビニル単量体の添加量は、熱可塑性樹脂混合物の50重
量%以下、好ましくは5〜30重量%である。1重量%
より少ないと熱可塑性樹脂混合物の相溶化が不十分とな
り、50重量%を越えると再生樹脂の製造という目的か
ら乖離するだけでなく、溶融混練法という製法上好まし
くない。 また、極性官能基含有ビニル単量体の添加量
は、熱可塑性樹脂混合物の10重量%以下、好ましくは
0.1〜5重量%である。10重量%を越えると生成物
の低分子量化が起こるだけでなく再生樹脂の粘着性、機
械的物性等悪影響が起こる場合があり好ましくない。
【0019】また、芳香族ビニル単量体に対する極性官
能基含有ビニル単量体の使用比率は、変性熱可塑性樹脂
混合物の低分子量化による物性低下を防止するため、芳
香族ビニル単量体に対し等量以下、好ましくは0.1倍
量〜0.5倍量であることが好ましい。
能基含有ビニル単量体の使用比率は、変性熱可塑性樹脂
混合物の低分子量化による物性低下を防止するため、芳
香族ビニル単量体に対し等量以下、好ましくは0.1倍
量〜0.5倍量であることが好ましい。
【0020】変性熱可塑性樹脂混合物の製造に用いるラ
ジカル開始剤としては、本発明の特徴からビニル単量体
に溶解しやすく水素引き抜き反応性の大きいもので、
又、本反応が熱可塑性樹脂混合物の溶融温度で重合を行
うために1分間の半減期を得るための分解温度が130
〜250℃であることが望ましい。具体例を挙げれば、
t−ブチルパーオクテート、ビス(t−ブチルパーオキ
シ)トリメチルシクロヘキサン、シクロヘキサノンパー
オキサイド、ベンゾイルパーオキサイド、ジクミルパー
オキサイド、ビス(tーブチルパーオキシカルボニロキ
シ)ヘキサン、t−ブチルパーベンゾエート、ジメチル
ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、ジメチル ジ
(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン等の有機過酸化物が
挙げられる。該有機過酸化物の使用量は、該ビニル単量
体100重量部に対して通常0.1〜10重量部、好ま
しくは1〜5重量部とするのが良い。
ジカル開始剤としては、本発明の特徴からビニル単量体
に溶解しやすく水素引き抜き反応性の大きいもので、
又、本反応が熱可塑性樹脂混合物の溶融温度で重合を行
うために1分間の半減期を得るための分解温度が130
〜250℃であることが望ましい。具体例を挙げれば、
t−ブチルパーオクテート、ビス(t−ブチルパーオキ
シ)トリメチルシクロヘキサン、シクロヘキサノンパー
オキサイド、ベンゾイルパーオキサイド、ジクミルパー
オキサイド、ビス(tーブチルパーオキシカルボニロキ
シ)ヘキサン、t−ブチルパーベンゾエート、ジメチル
ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、ジメチル ジ
(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン等の有機過酸化物が
挙げられる。該有機過酸化物の使用量は、該ビニル単量
体100重量部に対して通常0.1〜10重量部、好ま
しくは1〜5重量部とするのが良い。
【0021】目的熱可塑性樹脂の製造に用いられる、そ
の他の添加剤類としては、例えばプロピレン系樹脂及び
塩化ビニル系樹脂等のラジカル非架橋性樹脂は、ポリエ
チレン等と比較して溶融時の分解性が大きい為、グラフ
ト重合する過程で、安定剤類の使用が必要である。
の他の添加剤類としては、例えばプロピレン系樹脂及び
塩化ビニル系樹脂等のラジカル非架橋性樹脂は、ポリエ
チレン等と比較して溶融時の分解性が大きい為、グラフ
ト重合する過程で、安定剤類の使用が必要である。
【0022】但し、安定剤の種類及び添加量は、ビニル
単量体の重合反応を妨げないように、又、熱可塑性樹脂
混合物が廃材である場合はそれに含まれている量を考慮
する必要がある。
単量体の重合反応を妨げないように、又、熱可塑性樹脂
混合物が廃材である場合はそれに含まれている量を考慮
する必要がある。
【0023】例えばプロピレン系重合体用の安定剤類と
して特に代表的なもののみを例示するにとどめれば、ペ
ンタエリスリチル−テトラキス((ジ−t−ブチル−ヒ
ドロキシフェニル)プロピオネート)、オクデシル(ジ
−t−ブチル−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、
チオビス(メチルt−ブチルフェノール)またはトリメ
チル−トリス(ジt−ブチルヒドロキシベンジル)ベン
ゼンの如き、各種のヒンダードフェノール系安定剤類;
テトラキス(ジt−ブチルフェニル)ビフェニレンフ
ォスファイトまたはトリス(ジt−ブチルフェニル)フ
ォスファイトの如き、各種の燐系安定剤類; ステアリ
ン酸亜鉛またはステアリン酸カルシウムの如き、各種の
金属石鹸類; 酸化マグネシウムまたはハイドロタルサ
イトの如き、各種の制酸吸着剤などである。
して特に代表的なもののみを例示するにとどめれば、ペ
ンタエリスリチル−テトラキス((ジ−t−ブチル−ヒ
ドロキシフェニル)プロピオネート)、オクデシル(ジ
−t−ブチル−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、
チオビス(メチルt−ブチルフェノール)またはトリメ
チル−トリス(ジt−ブチルヒドロキシベンジル)ベン
ゼンの如き、各種のヒンダードフェノール系安定剤類;
テトラキス(ジt−ブチルフェニル)ビフェニレンフ
ォスファイトまたはトリス(ジt−ブチルフェニル)フ
ォスファイトの如き、各種の燐系安定剤類; ステアリ
ン酸亜鉛またはステアリン酸カルシウムの如き、各種の
金属石鹸類; 酸化マグネシウムまたはハイドロタルサ
イトの如き、各種の制酸吸着剤などである。
【0024】これらの安定剤類の使用量としては、ポリ
プロピレン系樹脂の100重量部に対して、通常、0.
01〜1重量部なる範囲内、好ましくは、0.05〜
0.5重量部なる範囲内が適切である。
プロピレン系樹脂の100重量部に対して、通常、0.
01〜1重量部なる範囲内、好ましくは、0.05〜
0.5重量部なる範囲内が適切である。
【0025】塩化ビニル樹脂用の安定剤は、例えば、B
a、Zn,Ca,Mg、Pbの脂肪酸塩、Snのカルボ
キシレート、メルカプタイド、メルカプト酸エステルな
どがある。安定化助剤としてエポキシ化合物、有機リン
化合物等を併用しても良い。該安定剤の添加量は塩化ビ
ニル系樹脂100重量部に対して通常0.01から1重
量部、好ましくは0.05から0.5重量部である。
a、Zn,Ca,Mg、Pbの脂肪酸塩、Snのカルボ
キシレート、メルカプタイド、メルカプト酸エステルな
どがある。安定化助剤としてエポキシ化合物、有機リン
化合物等を併用しても良い。該安定剤の添加量は塩化ビ
ニル系樹脂100重量部に対して通常0.01から1重
量部、好ましくは0.05から0.5重量部である。
【0026】本発明の溶融混練反応は、熱可塑性樹脂混
合物及の溶融温度以上、具体的には165℃以上、好ま
しくは180〜300℃の温度で行う。溶融混練のため
の装置としては公知のものが使用できる。これには、例
えばバンバリーミキサー等の密閉容器、、コ・ニーダ
ー、押出機等の連続的な混練機が有る。押出機の方が造
粒等工業的な生産を考えた場合好ましい。更に、2軸押
出機の方が反応物の供給や重合時間の管理がやり易い。
合物及の溶融温度以上、具体的には165℃以上、好ま
しくは180〜300℃の温度で行う。溶融混練のため
の装置としては公知のものが使用できる。これには、例
えばバンバリーミキサー等の密閉容器、、コ・ニーダ
ー、押出機等の連続的な混練機が有る。押出機の方が造
粒等工業的な生産を考えた場合好ましい。更に、2軸押
出機の方が反応物の供給や重合時間の管理がやり易い。
【0027】溶融混練にあたっては、配合及び混練の順
序は規制される事はなく、熱可塑性樹脂混合物及び有機
過酸化物を同時に配合して溶融混練しても良いし、リサ
イクルの場合のように熱可塑性樹脂混合物が予め混合さ
れた物でも良い。好ましい製造法は、粉末またはペレッ
ト状の熱可塑性樹脂混合物を押出機に供給し、加圧しな
がら好ましくは130から250℃に加熱して結晶性の
熱可塑性樹脂混合物を溶融させ、ビニル単量体と溶融混
練重合反応させた後、ダイから排出される。
序は規制される事はなく、熱可塑性樹脂混合物及び有機
過酸化物を同時に配合して溶融混練しても良いし、リサ
イクルの場合のように熱可塑性樹脂混合物が予め混合さ
れた物でも良い。好ましい製造法は、粉末またはペレッ
ト状の熱可塑性樹脂混合物を押出機に供給し、加圧しな
がら好ましくは130から250℃に加熱して結晶性の
熱可塑性樹脂混合物を溶融させ、ビニル単量体と溶融混
練重合反応させた後、ダイから排出される。
【0028】ビニル単量体は、あらかじめ熱可塑性樹脂
混合物と混合して押出機に供給しても良いし、液体用フ
ィーダーを用いて溶融状態の熱可塑性樹脂混合物に供給
しても良い。好ましくは予め熱可塑性樹脂混合物に含浸
しておく。ラジカル開始剤はあらかじめ芳香族ビニル単
量体に溶解して添加しても良いし、液体用フィーダーを
用いて熱可塑性樹脂混合物とビニル単量体との混合物に
添加しても良い。安定剤は、熱可塑性樹脂混合物に予め
混合して於く必要がある。押出機等の混練機中で溶融状
態の熱可塑性樹脂混合物とビニル単量体はラジカル開始
剤の存在下、充分に接触し混合されることにより熱可塑
性樹脂混合物とビニル重合体のグラフト重合体が得られ
る。
混合物と混合して押出機に供給しても良いし、液体用フ
ィーダーを用いて溶融状態の熱可塑性樹脂混合物に供給
しても良い。好ましくは予め熱可塑性樹脂混合物に含浸
しておく。ラジカル開始剤はあらかじめ芳香族ビニル単
量体に溶解して添加しても良いし、液体用フィーダーを
用いて熱可塑性樹脂混合物とビニル単量体との混合物に
添加しても良い。安定剤は、熱可塑性樹脂混合物に予め
混合して於く必要がある。押出機等の混練機中で溶融状
態の熱可塑性樹脂混合物とビニル単量体はラジカル開始
剤の存在下、充分に接触し混合されることにより熱可塑
性樹脂混合物とビニル重合体のグラフト重合体が得られ
る。
【0029】得られた生成物は熱可塑性樹脂混合物とビ
ニル重合体とから成っているが均質であり、そのままペ
レタイザーにかけて取り出しても良いし、引き続いて他
の熱可塑性樹脂との混合物または単独の樹脂と溶融混練
のうえ成形品として或いはペレットとして取り出しても
よい。
ニル重合体とから成っているが均質であり、そのままペ
レタイザーにかけて取り出しても良いし、引き続いて他
の熱可塑性樹脂との混合物または単独の樹脂と溶融混練
のうえ成形品として或いはペレットとして取り出しても
よい。
【0030】本発明の組成物には、これらの必須成分の
他に付加的成分を発明の効果を損なわない範囲で添加す
ることができる。付加的成分としては、例えば 他の熱
可塑樹脂(PE、PVC,PA,EVA,等)、エラス
トマー(EPR,SBS,SEBS,等)、無機フィラ
ー、顔料、各種安定剤(酸化防止剤、光安定剤、帯電防
止剤、ブロッキング防止剤、滑剤)等である。
他に付加的成分を発明の効果を損なわない範囲で添加す
ることができる。付加的成分としては、例えば 他の熱
可塑樹脂(PE、PVC,PA,EVA,等)、エラス
トマー(EPR,SBS,SEBS,等)、無機フィラ
ー、顔料、各種安定剤(酸化防止剤、光安定剤、帯電防
止剤、ブロッキング防止剤、滑剤)等である。
【0031】本発明方法により得られた樹脂組成物は、
射出成形、中空成形、押出成形、カレンダー成形、プレ
ス成形等の成形方法により、容器、包装材、建材、工業
部品(電子電気部品、自動車部品)等の成形物、シー
ト、フィルム、多層積層物等とすることができる。
射出成形、中空成形、押出成形、カレンダー成形、プレ
ス成形等の成形方法により、容器、包装材、建材、工業
部品(電子電気部品、自動車部品)等の成形物、シー
ト、フィルム、多層積層物等とすることができる。
【0032】
【実施例】次に、本発明を、実施例、比較例により詳細
に説明するが本発明はこれら実施例に限定されるもので
はない。以下において部および%は特に断わりのないか
ぎりすべて重量基準であるものとする。
に説明するが本発明はこれら実施例に限定されるもので
はない。以下において部および%は特に断わりのないか
ぎりすべて重量基準であるものとする。
【0033】実施例 1 ドイツ国ブラベンダー社製の、ローラーミキサー・タイ
プのブラベンダープラストグラフを、ミキサー部温度が
190℃となるように設定せしめた。
プのブラベンダープラストグラフを、ミキサー部温度が
190℃となるように設定せしめた。
【0034】熱可塑性樹脂混合物の廃材組成に相当する
ものとしてポリプロピレン「ハイポールB200P」
(三井石油化学工業社製)930重量部に「イルガノッ
クス1010」(チバガイギー社製安定剤)0.48重
量部、「ホスファイト168」(チバガイギー社製安定
剤)0.95重量部およびステアリン酸カルシウム0.
48重量部を加えてヘンシェルミキサーによって混合し
た。このポリプロピレン配合物を以下、『PP』と称す
る。
ものとしてポリプロピレン「ハイポールB200P」
(三井石油化学工業社製)930重量部に「イルガノッ
クス1010」(チバガイギー社製安定剤)0.48重
量部、「ホスファイト168」(チバガイギー社製安定
剤)0.95重量部およびステアリン酸カルシウム0.
48重量部を加えてヘンシェルミキサーによって混合し
た。このポリプロピレン配合物を以下、『PP』と称す
る。
【0035】ポリ塩化ビニル(ゼオン103EP 日本
ゼオン社製)880部にグレックTO−256(大日本
インキ化学社製)22部、ワックスOP(ヘキスト社
製)4部、PEワックス(PE405 三井石油化学社
製)2重量部を加えてヘンシェルミキサーによって混合
した。この塩化ビニル樹脂配合物を以下、『PVC』と
称する。
ゼオン社製)880部にグレックTO−256(大日本
インキ化学社製)22部、ワックスOP(ヘキスト社
製)4部、PEワックス(PE405 三井石油化学社
製)2重量部を加えてヘンシェルミキサーによって混合
した。この塩化ビニル樹脂配合物を以下、『PVC』と
称する。
【0036】ポリスチレンー「ディックスチレンCR5
100」(大日本インキ化学工業社製)を以下『PS』
と称する。『PVC』15部、『PP』70部、『P
S』5部、及び「パーヘキシン 25B(日本油脂
(株)製)」を3%配合せしめた、スチレン10部の配
合比率で混合した。
100」(大日本インキ化学工業社製)を以下『PS』
と称する。『PVC』15部、『PP』70部、『P
S』5部、及び「パーヘキシン 25B(日本油脂
(株)製)」を3%配合せしめた、スチレン10部の配
合比率で混合した。
【0037】次いで、かくして得られた配合物45g
を、該ブラベンダープラストグラフに供給し、毎分40
回転なる速度で、5分間、混練溶融重合せしめた。得ら
れた溶融混練物を油圧プレスを用いて190℃でかつ1
50kg/cm2の条件下で成形し、厚さ1mmの試片
を得た。該試片の粘弾性を「レオメトリックス RSA
11」(レオメトリックス社製)を用いて、6.28ラ
ジアン/秒なる条件下で室温より200℃まで測定し、
剛性率として30℃における動的弾性率を求めると同時
に、熱変形性として動的弾性率が4.0×103kg/
cm2以下になる温度を求めた。
を、該ブラベンダープラストグラフに供給し、毎分40
回転なる速度で、5分間、混練溶融重合せしめた。得ら
れた溶融混練物を油圧プレスを用いて190℃でかつ1
50kg/cm2の条件下で成形し、厚さ1mmの試片
を得た。該試片の粘弾性を「レオメトリックス RSA
11」(レオメトリックス社製)を用いて、6.28ラ
ジアン/秒なる条件下で室温より200℃まで測定し、
剛性率として30℃における動的弾性率を求めると同時
に、熱変形性として動的弾性率が4.0×103kg/
cm2以下になる温度を求めた。
【0038】耐衝撃性を評価するために落錘衝撃試験機
を用いて、23℃における衝撃を評価した。耐衝撃性
は、先端が0.5インチで質量300gの重錘を試片に
落下させて試片が割れる最低高さを、落錘衝撃強度とし
て求めた。
を用いて、23℃における衝撃を評価した。耐衝撃性
は、先端が0.5インチで質量300gの重錘を試片に
落下させて試片が割れる最低高さを、落錘衝撃強度とし
て求めた。
【0039】この生成物は、赤外線分光分析を用いて、
700cm-1(ポリスチレンに帰属)と、610cm-1
(ポリ塩化ビニルに帰属)との比を用いて、検量線か
ら、スチレン含有率が14.1%なるものであることが
確認された。
700cm-1(ポリスチレンに帰属)と、610cm-1
(ポリ塩化ビニルに帰属)との比を用いて、検量線か
ら、スチレン含有率が14.1%なるものであることが
確認された。
【0040】また、この生成物中のスチレン部分のグラ
フトの有無を判断をするために、ポリプロピレン及び塩
化ビニル樹脂は溶解しないが、ポリスチレンは溶解する
というトルエンを用いて、ソックスレー抽出器で、上記
生成物の粉末を、4時間、還流せしめて、生成物中のス
チレン部分のグラフト率を測定した処、56%であるこ
とが確認された。
フトの有無を判断をするために、ポリプロピレン及び塩
化ビニル樹脂は溶解しないが、ポリスチレンは溶解する
というトルエンを用いて、ソックスレー抽出器で、上記
生成物の粉末を、4時間、還流せしめて、生成物中のス
チレン部分のグラフト率を測定した処、56%であるこ
とが確認された。
【0041】さらにまた、相溶性を判断するため該薄片
の表面を、テトラヒドロフランで拭いて、層状剥離の有
無を、肉眼で(すなわち、目視により)評価判定した。
の表面を、テトラヒドロフランで拭いて、層状剥離の有
無を、肉眼で(すなわち、目視により)評価判定した。
【0042】これらの諸物性の測定の結果は、まとめ
て、表1に示した。表1の比較例1と比べて相溶性、剛
性及び熱変形性の点でバランス良く優れている。
て、表1に示した。表1の比較例1と比べて相溶性、剛
性及び熱変形性の点でバランス良く優れている。
【0043】比較例 1 実施例1において「パーヘキシン 25B」の3%を配
合したスチレンの10部を配合するのをやめた以外は、
実施例1と全く同じ配合比率の樹脂混合物を用いて、対
照用のプレス成形物を得た。
合したスチレンの10部を配合するのをやめた以外は、
実施例1と全く同じ配合比率の樹脂混合物を用いて、対
照用のプレス成形物を得た。
【0044】また、該薄片の層剥離の有無、ならびに粘
弾性の測定をも行ったが、それらの結果は、まとめて、
表1に示した。
弾性の測定をも行ったが、それらの結果は、まとめて、
表1に示した。
【0045】実施例 2 実施例1において『PVC』15部を55部、『PP』
70部を20部、『PS』5部を10部及び「パーヘキ
シン 25B(日本油脂(株)製)」を3%配合せしめ
た、スチレン15部の代わりにスチレン7.5部とメチ
ルメタクリレート(MMA)の7.5部とした以外は、
実施例1と同様にして、該ブラベンダープラストグラ
フに供給し、毎分40回転なる速度で、5分間、溶融混
合せしめた。
70部を20部、『PS』5部を10部及び「パーヘキ
シン 25B(日本油脂(株)製)」を3%配合せしめ
た、スチレン15部の代わりにスチレン7.5部とメチ
ルメタクリレート(MMA)の7.5部とした以外は、
実施例1と同様にして、該ブラベンダープラストグラ
フに供給し、毎分40回転なる速度で、5分間、溶融混
合せしめた。
【0046】該薄片の層剥離の有無、ならびに粘弾性お
よび流動性の測定を行い、それらの結果は、まとめて、
表1に示した。表1の比較例2と比べて相溶性、剛性及
び熱変形性の点でバランス良く優れている。
よび流動性の測定を行い、それらの結果は、まとめて、
表1に示した。表1の比較例2と比べて相溶性、剛性及
び熱変形性の点でバランス良く優れている。
【0047】比較例 2 実施例2において「パーヘキシン 25B(日本油脂
(株)製)」を3%配合せしめた、スチレン7.5部と
メチルメタクリレート(MMA)の7.5部を配合する
のをやめた以外は、実施例2と全く同じ配合比率の樹脂
混合物を用いて、対照用のプレス成形物を得た。
(株)製)」を3%配合せしめた、スチレン7.5部と
メチルメタクリレート(MMA)の7.5部を配合する
のをやめた以外は、実施例2と全く同じ配合比率の樹脂
混合物を用いて、対照用のプレス成形物を得た。
【0048】該薄片の層剥離の有無、ならびに粘弾性お
よび流動性の測定を行い、それらの結果は、まとめて、
表1に示した。また、該薄片の層剥離の有無、ならびに
粘弾性および成形性の測定をも行ったが、それらの結果
は、まとめて、表1に示した。
よび流動性の測定を行い、それらの結果は、まとめて、
表1に示した。また、該薄片の層剥離の有無、ならびに
粘弾性および成形性の測定をも行ったが、それらの結果
は、まとめて、表1に示した。
【0049】
【表1】
【0050】実施例 3 実施例1において『PVC』15部の代わりにポリエチ
レン(「ショウレックス4350 昭和電工社製」 以
下『PE』と称する)30部、『PP』70部を55部
とし、『PS』5部を省いてその代わりに「パーヘキシ
ン 25B(日本油脂(株)製)」を3%配合せしめ
た、スチレン15部の配合比率で混合した以外は実施例
1と同様にして、該ブラベンダープラストグラフに供給
し、毎分40回転なる速度で、5分間、溶融混合せしめ
た。
レン(「ショウレックス4350 昭和電工社製」 以
下『PE』と称する)30部、『PP』70部を55部
とし、『PS』5部を省いてその代わりに「パーヘキシ
ン 25B(日本油脂(株)製)」を3%配合せしめ
た、スチレン15部の配合比率で混合した以外は実施例
1と同様にして、該ブラベンダープラストグラフに供給
し、毎分40回転なる速度で、5分間、溶融混合せしめ
た。
【0051】該薄片の層剥離の有無、ならびに粘弾性お
よび流動性の測定を行い、それらの結果は、まとめて、
第2表に示す。相溶性、剛性及び熱変形性の点でバラン
ス良く優れている。
よび流動性の測定を行い、それらの結果は、まとめて、
第2表に示す。相溶性、剛性及び熱変形性の点でバラン
ス良く優れている。
【0052】実施例 4 実施例1において『PVC』15部の代わりにαオレフ
ィン共重合エラストマー(「タフマーP0180 三井
石油化学社製」以下『αオレフィン』と称する)30
部、『PP』70部を50部とし、『PS』5部の代わ
りに熱可塑性ウレタン樹脂(「パンデックス T119
0 大日本インキ化学社製」以下『TPU』と称する)
15部及び「パーヘキシン 25B(日本油脂(株)
製)」を3%配合せしめた、スチレン5部の配合比率で
混合した以外は実施例1と同様にして、該ブラベンダー
プラストグラフに供給し、毎分40回転なる速度で、5
分間、溶融混合せしめた。
ィン共重合エラストマー(「タフマーP0180 三井
石油化学社製」以下『αオレフィン』と称する)30
部、『PP』70部を50部とし、『PS』5部の代わ
りに熱可塑性ウレタン樹脂(「パンデックス T119
0 大日本インキ化学社製」以下『TPU』と称する)
15部及び「パーヘキシン 25B(日本油脂(株)
製)」を3%配合せしめた、スチレン5部の配合比率で
混合した以外は実施例1と同様にして、該ブラベンダー
プラストグラフに供給し、毎分40回転なる速度で、5
分間、溶融混合せしめた。
【0053】該薄片の層剥離の有無、ならびに粘弾性お
よび流動性の測定を行い、それらの結果は、まとめて、
第2表に示す。相溶性、剛性及び熱変形性の点でバラン
ス良く優れている。
よび流動性の測定を行い、それらの結果は、まとめて、
第2表に示す。相溶性、剛性及び熱変形性の点でバラン
ス良く優れている。
【0054】比較例 3 実施例3において『PE』15部を85部として、『P
P』を省いて「パーヘキシン 25B(日本油脂(株)
製)」を3%配合せしめた、スチレン15部の配合比率
で混合した以外は実施例3と同様にして、該ブラベンダ
ープラストグラフに供給し、毎分40回転なる速度で、
5分間、溶融混合せしめた。
P』を省いて「パーヘキシン 25B(日本油脂(株)
製)」を3%配合せしめた、スチレン15部の配合比率
で混合した以外は実施例3と同様にして、該ブラベンダ
ープラストグラフに供給し、毎分40回転なる速度で、
5分間、溶融混合せしめた。
【0055】混練トルクは混合開始後徐々に上昇した
後、急激に低下した。ミキサーを開けてみると樹脂混合
物がバラバラになっており、物性を測定できなかった。
ポリエチレンが架橋した物と考えられる。
後、急激に低下した。ミキサーを開けてみると樹脂混合
物がバラバラになっており、物性を測定できなかった。
ポリエチレンが架橋した物と考えられる。
【0056】
【表2】
【0057】実施例 5 ドイツ国ブラベンダー社製の、30mm二軸押出機をバ
レル温度200℃(但しフィーダー部180℃)、ダイ
ス温度210℃に設定した。
レル温度200℃(但しフィーダー部180℃)、ダイ
ス温度210℃に設定した。
【0058】実施例1において『PVC』15部の代わ
りにナイロン(「鐘紡ナイロン6MC112 鐘紡社
製」以下『PA』と称する)470部、『PP』70部
を350部、『PS』5部の代わりにポリエステル樹脂
(「MA2101 ユニチカ社製」以下『PET』と称
する)110部及び「パーヘキシン 25B(日本油脂
(株)製)」を3%配合せしめた、スチレン15部の代
わりにスチレン50部とグリシジルメタクリレート(G
MA)の20部を混合した物をヘンシェルミキサーで混
合した。得られた混合物を押出機に供給し15rpmに
て溶融混練してグラフト反応を行い、ペレタイザーを通
して970部の生成物ペレットを得た。得られたペレッ
トを東芝機械製IS−50AM射出成形機にて樹脂温度
230℃の条件で試片を作成し、各種の物性を測定評価
した。物性の評価は以下に準拠した。
りにナイロン(「鐘紡ナイロン6MC112 鐘紡社
製」以下『PA』と称する)470部、『PP』70部
を350部、『PS』5部の代わりにポリエステル樹脂
(「MA2101 ユニチカ社製」以下『PET』と称
する)110部及び「パーヘキシン 25B(日本油脂
(株)製)」を3%配合せしめた、スチレン15部の代
わりにスチレン50部とグリシジルメタクリレート(G
MA)の20部を混合した物をヘンシェルミキサーで混
合した。得られた混合物を押出機に供給し15rpmに
て溶融混練してグラフト反応を行い、ペレタイザーを通
して970部の生成物ペレットを得た。得られたペレッ
トを東芝機械製IS−50AM射出成形機にて樹脂温度
230℃の条件で試片を作成し、各種の物性を測定評価
した。物性の評価は以下に準拠した。
【0059】層状剥離:成形表面をトルエンで拭いて層
状剥離の有無を肉眼で判断した。 抗 張 力:測定JIS K7203 23℃ 伸 度:測定JIS K7203 23℃ 衝撃強度:測定ASTM D256 23℃
状剥離の有無を肉眼で判断した。 抗 張 力:測定JIS K7203 23℃ 伸 度:測定JIS K7203 23℃ 衝撃強度:測定ASTM D256 23℃
【0060】結果を表3に示した。表3から明らかなよ
うに抗張力、伸度及び衝撃強度の点、比較例4より優れ
ており、物性バランスが良い事が判る。
うに抗張力、伸度及び衝撃強度の点、比較例4より優れ
ており、物性バランスが良い事が判る。
【0061】比較例4 実施例5において「パーヘキシン 25B(日本油脂
(株)製)」を3%配合せしめたスチレン50部とグリ
シジルメタクリレート(GMA)の20部を混合した物
を配合するのをやめた以外は、実施例5と全く同じ配合
比の樹脂混合物を用いて、対照用の射出試片を得た。以
後も実施例3と同様にして、物性評価を行った。物性測
定の結果は表3に示した。
(株)製)」を3%配合せしめたスチレン50部とグリ
シジルメタクリレート(GMA)の20部を混合した物
を配合するのをやめた以外は、実施例5と全く同じ配合
比の樹脂混合物を用いて、対照用の射出試片を得た。以
後も実施例3と同様にして、物性評価を行った。物性測
定の結果は表3に示した。
【0062】
【表3】
【0063】
【発明の効果】本発明は、押出機中等で溶融状態の熱可
塑性樹脂混合物の存在下でビニル単量体及びラジカル開
始剤を添加して溶融混練反応することにより、相溶化さ
れた熱可塑性樹脂混合物からなる再生樹脂を工業的に安
価に製造することができる。かかる再生樹脂組成物は、
層剥離がなく、相溶性、弾性、抗張力、熱変形性、耐衝
撃性に優れたものである。
塑性樹脂混合物の存在下でビニル単量体及びラジカル開
始剤を添加して溶融混練反応することにより、相溶化さ
れた熱可塑性樹脂混合物からなる再生樹脂を工業的に安
価に製造することができる。かかる再生樹脂組成物は、
層剥離がなく、相溶性、弾性、抗張力、熱変形性、耐衝
撃性に優れたものである。
【0064】かかる斬新な方法により、従来困難であっ
た異なる樹脂組成からなり相溶性が悪いためリサイクル
できずに埋立か、燃やすしかなかった熱可塑性樹脂混合
物を機械的強度ならびに成形性にバランス良く優れるも
のであって、実用的な価値のある再生樹脂として提供す
ることが出来る。
た異なる樹脂組成からなり相溶性が悪いためリサイクル
できずに埋立か、燃やすしかなかった熱可塑性樹脂混合
物を機械的強度ならびに成形性にバランス良く優れるも
のであって、実用的な価値のある再生樹脂として提供す
ることが出来る。
Claims (6)
- 【請求項1】 回収された熱可塑性樹脂を2種以上混合
溶融状態とし、この熱可塑樹脂混合物の存在下、ビニル
単量体を溶融混練重合することを特徴とする再生樹脂の
製造法。 - 【請求項2】 ラジカル開始剤を添加し、ビニル単量体
を溶融混練重合することを特徴とする請求項1の再生樹
脂の製造法。 - 【請求項3】 該熱可塑樹脂混合物の3分の1量以上が
ラジカル非架橋性樹脂であることを特徴とする請求項1
〜2の再生樹脂の製造法。 - 【請求項4】 該ビニル単量体が、芳香族ビニル系単量
体であることを特徴とする請求項1〜3の再生樹脂の製
造法。 - 【請求項5】 該芳香族ビニル系単量体が、エポキシ基
含有ビニル単量体或いはカルボキシル基含有ビニル単量
体等の極性官能基含有ビニル単量体を併用した芳香族ビ
ニル単量体であることを特徴とする請求項1〜4の再生
樹脂の製造法。 - 【請求項6】 請求項1〜5の製造法により得られるこ
とを特徴とする熱可塑性再生樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26623193A JPH07118314A (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | 再生樹脂の製造法及びその再生樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26623193A JPH07118314A (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | 再生樹脂の製造法及びその再生樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07118314A true JPH07118314A (ja) | 1995-05-09 |
Family
ID=17428097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26623193A Pending JPH07118314A (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | 再生樹脂の製造法及びその再生樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07118314A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002292628A (ja) * | 2001-03-28 | 2002-10-09 | Sony Corp | 使用済み樹脂の再利用方法 |
JP2006070237A (ja) * | 2004-08-03 | 2006-03-16 | Meiji Rubber & Chem Co Ltd | 廃プラスチックのリサイクル時に発生する塩酸の抑制方法 |
WO2006085400A1 (ja) * | 2005-02-14 | 2006-08-17 | Kabushiki Kaisha Meiji Gomu Kasei | 廃プラスチックのリサイクル時に発生する塩酸の抑制方法 |
JP2007091776A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-12 | Sekisui Chem Co Ltd | 再生熱可塑性樹脂組成物 |
-
1993
- 1993-10-25 JP JP26623193A patent/JPH07118314A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002292628A (ja) * | 2001-03-28 | 2002-10-09 | Sony Corp | 使用済み樹脂の再利用方法 |
JP2006070237A (ja) * | 2004-08-03 | 2006-03-16 | Meiji Rubber & Chem Co Ltd | 廃プラスチックのリサイクル時に発生する塩酸の抑制方法 |
WO2006085400A1 (ja) * | 2005-02-14 | 2006-08-17 | Kabushiki Kaisha Meiji Gomu Kasei | 廃プラスチックのリサイクル時に発生する塩酸の抑制方法 |
JP2007091776A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-12 | Sekisui Chem Co Ltd | 再生熱可塑性樹脂組成物 |
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